JP5005923B2 - 導電性パターンの形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基材上に金属銀からなる導電性パターンを形成するための処理装置に関する。更に詳細には、透明基材上に導電性パターン(例えば格子状のパターン)が形成された、電磁波シールドフィルムやタッチパネル等に用いることができる透明導電性フィルムの処理装置に関するものである。
近年、情報化社会が急速に発達するに伴って、情報関連機器に関する技術が急速に進歩し普及してきた。この中で、ディスプレイ装置は、テレビジョン用、パーソナルコンピューター用、駅や空港などの案内表示用、その他各種情報提供用に用いられている。特に、近年プラズマディスプレイが注目されている。
このような情報化社会の中にあって、これらのディスプレイ装置から放射される電磁波の影響が心配されている。例えば、周辺の電子機器への影響や人体への影響が考えられている。特に、人体の健康に及ぼす影響は無視することができないものになっており、人体に照射される電磁界の強度の低減が求められ、このような要求に対して様々の透明導電性フィルム(電磁波シールドフィルム)が開発されている。例えば、特開平9−53030号、同平11−126024号、特開2000−294980号、同2000−357414号、同2000−329934号、同2001−38843号、同2001−47549号、同2001−51610号、同2001−57110号、同2001−60416号公報等に開示されている。
これらの透明導電性フィルムの製造方法としては、銀、銅、ニッケル、インジウム等の導電性金属をスパッタリング法、イオンプレーティング法、イオンビームアシスト法、真空蒸着法、湿式塗工法によって透明樹脂フィルム上に金属薄膜を形成させる方法が一般的に用いられている。近年、透明導電性フィルムの需要が拡大する中にあって、低コストで生産性が高い製造方法が求められている。
上述の事情に鑑み、現像処理によって物理現像核層に金属銀を析出させて導電性パターンを形成する方法(銀錯塩拡散転写法)が、特公昭42−23745号公報(特許文献1)、特開2003−77350号公報(特許文献2)に開示されている。更に、金属銀からなる導電性パターンを触媒として金属メッキすることが国際公開第2004/007810号パンフレット(特許文献3)に開示されている。これらの方法では、導電性パターンを形成するために用いられる元の材料(前駆体という)をロールの形態で準備し、これを露光、現像処理した後ロール状に巻き取るいわゆるロール・ツー・ロール(roll−to−roll)で連続処理できるので生産性が向上する。
上記銀錯塩拡散転写法では、前記前駆体を現像する前に像様に露光処理を行っている。露光方法としては、露光以降の処理と接続して1ラインで処理することが、装置のコンパクト化、処理時間の短縮の観点から好ましく、ロール状の前駆体(以降前駆体ロールと称す)の搬送を停止させることなく露光処理が行える連続露光方式が有用に利用できる。その様な連続露光装置としては、例えば各種レーザー光を利用した平面走査型の露光装置や、実開平05−045695号公報に記載される露光ユニットが原稿をスリット状に走査して露光する複写カメラの露光装置を利用することができ、その他には内周面または外周面にマスクパターンが描画された透明円筒体を前駆体ロールの搬送速度に同期させ、該透明円筒体の内部から露光を行う装置が、特開平2−293754号、特開2000−35677号、特開2000−75497号公報(特許文献4〜6)等に開示されている。
本発明が対象とする銀塩拡散転写法を利用した前駆体を、現像処理して導電性パターンを形成する場合、該導電性パターンを安定に基材(プラスチックフィルム等)に現像定着させるために、現像処理中は、ロール等の固形物を導電性パターンが形成される側の膜面に接触させてはならず、また現像処理部以降の水洗、乾燥部においても、ロール等の固形物を導電性パターンが形成される側の膜面に強く接触させないことが好ましく、更には非接触がより好ましい。
しかしながら、現像から乾燥までの工程で、前記前駆体を強く保持しながら搬送させる手段が用いられていないと、該前駆体の基材の製造方法(押出、延伸)に由来する両端部の長さの違いや、該両端部の張力差の影響により、該前駆体が現像処理工程以降で蛇行し易くなり、ロール状に巻き取る際にロールの幅方向への巻きズレが生じる。また、該前駆体の蛇行は、該前駆体の搬送経路が長くなるにつれて大きくなる。したがって、上記銀錯塩拡散転写法を用いた現像処理と、前述した連続露光を連続して行なう場合、前記前駆体のロール幅方向の蛇行が大きくなる。
前述のように該前駆体をロール・ツー・ロールで露光、現像処理を連続して行う場合には、上記蛇行は全体の生産効率を著しく低下させる。すなわち現像処理工程以降で発生する蛇行は、該前駆体の処理長さが長くなるに伴い、より大きくなり、やがては現像処理工程の前工程である露光工程まで、その影響がおよぶ。これにより、連続露光部で連続露光される画像パターンのロール幅方向の位置が定まらず、出来上がった導電性パターンをシート状に切り出す工程が複雑になる。また、最悪の場合、像様に露光されず、出来上がった導電性パターンに寸法の歪みが発生して製品不良となる。
特公昭42−23745号公報 特開2003−77350号公報 国際公開第2004/007810号パンフレット 特開平2−293754号公報 特開2000−35677号公報 特開2000−75497号公報
したがって、本発明の目的は、前駆体が連続露光部においてロール幅方向で蛇行することなく安定に搬送され、全体の生産性の高い導電性パターンの形成装置を提供することである。詳しくは、少なくとも連続露光部はロール幅方向の蛇行がなく、現像処理部もロール幅方向の蛇行が少ない導電性パターンの形成装置を提供することである。
本発明の上記目的は、以下の発明によって基本的に達成された。
1)基材上に少なくとも物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層とをこの順に有する前駆体を搬送させながら、露光処理、現像処理、およびハロゲン化銀乳剤層の除去処理を施して、基材上に金属銀からなる導電性パターンを形成する装置であって、ロール状の該前駆体の巻き出し部と、該前駆体を搬送しながら露光する連続露光部と、ニップローラ対またはサクションローラのいずれかの該前駆体を牽引する手段と、現像処理部と、該前駆体のハロゲン化銀乳剤層を除去するための水洗処理部と、乾燥部と、乾燥された前駆体をロール状に巻き取るための巻き取り部と、を有することを特徴とする導電性パターンの形成装置。2)上記1)記載の連続露光部が、透明円筒体と、該透明円筒体の内周面または外周面に配設されたマスクパターンと、該透明円筒体の内部に配置された露光源と、該露光源から発せられる光を規制する遮光部材と、該透明円筒体の外周に前記前駆体を密着させる密着機構とで構成されている導電性パターンの形成装置。
本発明により、連続露光部においてロール幅方向の蛇行がなく、現像処理部もロール幅方向の蛇行が少なく、全体の生産性の高い導電性パターンの形成装置を提供することができる。
本発明の装置が対象とする導電性パターンを形成するために用いられる前駆体は、基材上に少なくとも物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層とをこの順に有する。その様な前駆体としては、前記特許文献1〜3に開示されている前駆体等を挙げることができる。
本発明の装置は、ロール・ツー・ロール(roll−to−roll)で処理されるようにロール状の該前駆体の巻き出し部と、該前駆体を搬送しながら露光する連続露光部と、ニップローラ対またはサクションローラのいずれかの該前駆体を牽引する手段と、現像処理部と、該前駆体のハロゲン化銀乳剤層を除去するための水洗処理部と、乾燥部と、乾燥された前駆体をロール状に巻き取るための巻き取り部とを有する。ここで、ロール・ツー・ロールで処理するとは、ロール状に巻かれた前駆体F(以降、前駆体ロールという)を連続的に巻き出し、加工処理した後、再度ロール状に巻き取る方式である。
本発明の装置において、前駆体ロールは、連続露光部で像様に露光され、現像処理部で現像処理され、水洗処理部で不要なハロゲン化銀乳剤層が除去され、乾燥部で乾燥され、巻取り部で巻き取られる。その結果、基材上に導電性パターンが形成される。基材としてプラスチック樹脂フィルムのような透明基材を用いると透明導電性フィルムが得られる。透明導電性フィルムの場合は、金属銀からなる導電性パターン(例えば格子状パターン)を触媒として更に金属メッキを施すことによって更に導電性の高い透明導電性フィルムが得られる。必要に応じて乾燥部後に保護フィルム等を貼り合わせる工程を行なう貼り合わせ部が設けられる。
以下、本発明の好ましい装置の一例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の導電性パターンの形成装置の一実施態様の概略側断面図であり、図2は、前駆体Fと透明円筒体1の動作を示す概略側断面図であり、図3(a)は密着ローラ4が透明円筒体1の方に押し付けられていない時の連続露光部10の概略正面図であり、図3(b)は密着ローラ4が透明円筒体1の方に押し付けられていない時の連続露光部10の概略側面図であり、図3(c)は密着ローラ4が透明円筒体1の方に押し付けられている時の連続露光部10の概略正面図である。
図1の巻き出し部において、ロール状の前駆体12は、巻き出し軸11に装着され、矢印の方向に連続的に巻き出されて搬送される。ロール状の前駆体12は、内巻き(乳剤層側面を内側にして巻き取られている)になっている。巻き出し軸11には、張力制御手段13(例えば、パウダーブレーキ)が接続されており、連続露光部10において、前駆体Fに加えられる張力が制御されている。張力制御手段13は、連続露光部10における前駆体Fの蛇行を抑制するために、前駆体Fに高い張力を加えており、4kgf/mから15kgf/mの範囲が適当である。ロール状の前駆体12には、最上巻きと最下巻きには、パターンの形成装置の搬送経路の全長に相当する長さのリードフィルムが設けられており、前駆体Fの製品部分は常に搬送速度および張力が制御された状態で搬送されるようになっている。
ロール状の前駆体12から送り出された前駆体Fは、粘着性ローラ15に接触されることよって、その表裏両面に付着した塵が粘着除去され後、連続露光部に送られる。そして、粘着性ローラ15に付着した塵は図示しないクリーニング手段(例えば一周毎に表面を剥離可能な粘着性ローラ)で定期的に除去され、前駆体Fに塵が再付着するのを防いでいる。前駆体Fに付着した塵を除去出来れば他の方法でも良く、例えば吸引ノズルにより塵を吸引除去してもよい。
図1、図2、および図3(a)〜(c)に示すように、本発明のパターンの形成装置の連続露光部10は、少なくとも透明円筒体1、露光源2、遮光部材3、密着ローラ4、軸受け5、バックアップローラ6、支持部材7、押し付けネジ8、搬送ローラ9a、および9b、クリーニングローラ16からなっている。そして、透明円筒体1の内周面または外周面に配設されたマスクパターン(図2では透明円筒体の外周面)に画像パターンMが形成されている。画像パターンMの形成方法としては、例えば、画像パターンMが描画された透過原稿シートを透明円筒体1の外周に巻き付ける方法、透明円筒体1の内周面または外周面に画像パターンを直接描画する方法等がある。
図2に示すように、透明円筒体1の内部には露光源2、および遮光部材3が配置されている。露光源2は、透明円筒体1の軸方向に配置された線状の光源で透明円筒体1の内側から透明円筒体1の半径方向に光を照射する。露光源2としては、例えば前駆体の幅方向に線状に配置された高圧水銀灯、無電極電源、白色発光ダイオード等、および蛍光灯が用いられる。遮光部材3は、露光源2からの照射光を、透明円筒体1の側面の一部分のみに限定させるために、露光源2を覆っている。遮光部材3の内側は、露光源2の光を効率よく利用するために反射板になっている。従って遮光部材3としては、外面をつや消し黒色塗装した、光沢のある鉄板、アルミ板等が用いられるが、上記遮光性、反射性を有していれば他の部材を用いてもよい。
透明円筒体1は、搬送ローラ9a、および9bの上に回転自在に配置されている。前駆体Fは、搬送ローラ9aの下側を通って、外周面に画像パターンMが形成されている透明円筒体1の更に外周に巻き付けられ、搬送ローラ9bの下側を通って現像槽20へ搬送される。そして、前駆体Fにかけられる張力により透明円筒体が、搬送ローラ9a、および9bに押し付けられ、前駆体Fの動きに合わせて透明円筒体が回転し、光が照射されている透明円筒体1の側面(図2においては範囲指定され露光部分と記載のある部分)で、前駆体Fに、画像パターンMの像様に連続的に露光される。これにより、通常の間欠送り型の露光装置を用いた場合のように、パターンの露光時に前駆体Fを静止させる必要が無くなり、次の現像処理部へ連続的に前駆体Fを搬送できる。透明円筒体1としては、所望の波長の光が透過できればよく、例えばアクリル樹脂、ガラス等が用いられる。搬送ローラ9a、および9bは、前駆体Fが滑らず、また前駆体Fを傷つけない程度の面質であればよく、例えばニトリルゴム(NBR)製のローラ等が用いられる。
透明円筒体1の周りには、図に示すように、搬送ローラ9a、9bの他に、密着ローラ4、および粘着性ローラ16が配置されている。図3(a)、および(b)に示すように密着ローラ4は中央部が凸のクラウンローラになっており、その両端が軸受け5で軸支されている。透明円筒体1を挟んで対向する位置にバックアップローラ6があり、支持部材7に軸支されている。支持部材7には軸受け5を納めるスロットが切ってあり、軸受け5は、そのスロット内を透明円筒体1の半径方向に直動できる。また、支持部材7には、軸受け5を透明円筒体1の半径方向に押し付けるための押し付けネジ8が取り付けられている。軸受け5を、透明円筒体1の半径方向に押し付けることにより、密着ローラ4が透明円筒体1に押し付けられる機構になっている。従って、押し付けネジ8のねじ込み量を加減することにより、密着ローラ4が透明円筒体1に押し付けられる量が加減される。
密着ローラ4は、少なくとも密着ローラ4の直径が最大となる位置(概ねローラ面長の中央部であり、透明円筒体1の中央部)が透明円筒体1に接触する位置まで押し付ける必要があり、その状態を図3(a)に示す。そして、密着ローラ4の押し付け量を増やすことにより、密着ローラ4と透明円筒体1の接触量が透明円筒体1の両幅方向に増え、その状態を図3(c)に示す。上記押し付け機構は、透明円筒体1の周りに複数設けられており、任意の押し付け量で押し付けられているが、前駆体Fの搬送方向の上流側から順次、押し付け量を増やすことにより、透明円筒体1と前駆体Fの間に残存する空気を透明円筒体1の中央部から両幅方向に逃がすことができ、透明円筒体1と前駆体Fの密着性を向上できるので好ましい。上記押し付け機構は、密着ローラ4を透明円筒体1に、透明円筒体1の半径方向に任意の押し付け量で押し付けられればよく、例えば、密着ローラ4の両端をエアシリンダ等で押し付けてもよい。
透明円筒体1の外周における前駆体Fが巻かれていない部分には、粘着性ローラ16が接触配置されており、透明円筒体1、および画像パターンMに付着した塵を除去している。そして、上述の粘着性ローラ15に用いられている物と同様のクリーニング機構が付いている。
図1に示すように、ロール状の前駆体12、粘着性ローラ15、および露光部10は、無塵箱(クリーンボックス)17に覆われているのが好ましい。無塵箱17には、図示しない送風機とHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタが取り付けられており、清浄な空気が送り込まれて無塵箱17内部は陽圧に保たれ、前駆体Fが無塵箱17から排出される部分にはエアーカーテン(図示せず)が設けれて外部から塵が混入するのを防いでいる。
露光処理された前駆体Fは、本発明の特徴であるニップローラ対またはサクションローラのいずれかの該前駆体を牽引する手段を通って現像処理部へ搬送される。なお、図1において、ニップローラ対またはサクションローラのいずれかの該前駆体を牽引する手段は、無塵箱17の外部に配置されているが、必要に応じて無塵箱17の内部に収納してもよい。図1においては、ニップローラ対18が使用されており、ニップローラ対18によって前駆体Fが挟時されることにより、前駆体Fがニップローラ対18のロール幅方向にずれて蛇行するのを防止している。連続露光部10と現像処理部の間にニップローラ対18を取り付けることにより、現像処理以降で発生する前駆体Fのロール幅方向の蛇行が、連続露光部に伝わらず、連続露光される画像パターンのロール幅方向の位置が一定になる。図1において、ニップローラ対18は1対であるが、複数用いてもよい。ニップローラ対18に加えられる圧力は、0.1MPaから1MPaの範囲が適当であり、好ましくは0.2MPaから0.6MPaの範囲である。ニップローラ対18を用いることにより、少なくとも連続露光部でのロール幅方向の蛇行が防止され、現像処理部以降も蛇行が少ないパターンの形成装置が提供される。このことにより全体の生産性が高い導電性パターンの形成装置を提供することができる。また、前駆体Fを牽引する手段として、サクションローラを用いると、ロール状の前駆体12が柔らかく巻かれていても、サクションローラにてブレーキ張力を掛けることが可能であり、さらに滑り易い前駆体Fでも安定した張力バランスを得ることができる。
前駆体Fが搬送されて現像槽20に入る前に、前駆体Fは反転ローラ21で搬送方向が反転される。この反転ローラ21と後述の反転ローラ22によって、現像槽中で乳剤層側面は非接触の状態で搬送される。現像槽20は、図1に示すように縦長で薄型の槽が好ましく、槽内の下部に設けられている反転ローラ22で前駆体Fの裏面を支持しながら搬送方向を反転させることによって、小さい設置スペースで現像時間(現像液に浸漬している時間)を稼ぐことができる。
現像槽20の容量は、前駆体Fの幅寸法によっても異なるが、通常30〜50リットル程度が適当である。現像槽20には現像液23がほぼ満杯に貯留されており、現像処理によって消費された現像液は、図示しない補充装置で補充されるようになっている。現像槽20は、図示しない恒温装置で所望の温度範囲に温度調節されるようになっている。本発明において、現像開始時点とは、現像槽20の現像液23に前駆体Fが浸入した時点である。従って、反転ローラ21が現像開始前に接触する最後の固体物(ローラ)であり、後述するローラ対42までは、前駆体Fの乳剤層側面は非接触で搬送される。
現像槽20から搬出された前駆体Fは、空中現像部24で引き続き現像され、水洗処理部30に搬送される。水洗処理部30において、前駆体Fは、まず、シャワーノズル31から噴出された温水により、物理現像核層の上の層(ハロゲン化銀乳剤層および必要に応じて設けられる中間層や保護層等)が水洗除去されて、物理現像核に析出した金属銀が露出する。次に、シャワーノズル41から噴出された温純水により、シャワーノズル31から噴出される温水で除去しきれなかった不要成分を完全に除去する。シャワーノズル31とシャワーノズル41の間には、エアナイフ32が取り付けられており、シャワーノズル31から噴出される温水が下流側に流れ込まないようにしている。前駆体Fの裏面側にもシャワーノズル31、シャワーノズル41が設けられており、裏塗り層を水洗除去するようになっている。
シャワーノズル31から噴出される温水は、第一水洗槽33に貯留されており、循環ポンプ35によって、シャワーノズル31に供給される。第一水洗槽33の容量は、30〜50リットル程度が適当である。温水の配管経路にはフィルタ34が設置されており、温水中に浮遊している銀スラッジ等の浮遊物を除去している。第一水洗槽33には図示しないヒーターが取り付けられており、35〜40℃程度に温調されている。
シャワーノズル41から噴出される温純水は、図示しない温純水タンクより供給され、前駆体Fの水洗に使用された後、第二水洗槽43に貯溜される。第二水洗槽43の容量は、30〜50リットル程度が適当である。第二水洗槽43には、循環ポンプ45、フィルタ44、および図示しないヒーターが取り付けられており、ヒーターで加温できる程度の温水が貯溜されると、温水を第二水洗槽43内で循環しながら加温する。そして、フィルタ44で浮遊物を除去している。
第二水洗槽43にはオーバーフロー口が設けられており、一定量温水が貯留されるとオーバーフローし、第一水洗槽33に補充される。そして、第一水洗槽33にもオーバーフロー口が設けられており、オーバーフローした温水は、廃液タンクへ回収される。第二水洗槽43に貯留された温水を第一水洗槽33の補充液にすることにより、補充液の省液化を行っている。
不要成分が水洗除去された前駆体Fは、ローラ対42を経て、乾燥部50で乾燥され、巻き取り軸61でロール状に巻き取られる。ローラ対42は、前駆体Fに付着した余分の水分を乾燥部50に持ち込まないために取り付けられている。ローラ対42は、スポンジ状の柔らかいローラであり、狭持力は弱い。ローラ対42に加えられる圧力は、0.05MPaから0.5MPaの範囲が適当であり、好ましくは0.05MPaから0.2MPaの範囲である。
乾燥部50には、温風乾燥機51が設置されており、温風によって前駆体Fを乾燥させる。乾燥温度としては、30℃以上であればよいが、生産性の観点から、40〜80℃が適当であり、好ましくは50〜65℃が適当である。巻き取り軸61には、該軸を駆動回転できる張力制御手段63(例えば、トルクモータ)が取り付けられている。張力制御手段63は、現像部20以降の前駆体Fの蛇行を抑制するために、前駆体Fに高い張力を加えており、4kgf/mから15kgf/mの範囲が適当である。符号62は、導電性パターンが形成された基材がロール状に巻き取られたものである。
次に本発明における前駆体Fについて詳しく説明する。前駆体Fは、基材上に少なくとも物理現像核層およびハロゲン化銀乳剤層をこの順で有する。さらには、非感光性層を基材から最も遠い最外層(保護層)および/又は物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層の間(中間層)に有していても良い。非感光性層は、親水性ポリマーを主たるバインダーとする層である。ここでいう親水性ポリマーとは、後述するアルカリ処理液で容易に膨潤し、下層のハロゲン化銀乳剤層までアルカリ処理液を容易に浸透させるものであれば任意のものが選択できる。
具体的には、ゼラチン、アルブミン、カゼイン、ポリビニルアルコール等を用いることができる。特に好ましい親水性バインダーは、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質である。本発明の効果を十分に得るためには、この非感光性層のバインダー量としては、ハロゲン化銀乳剤層の総バインダー量に対して20質量%〜100質量%の範囲が好ましく、特に30質量%〜80質量%が好ましい。
この非感光性層には、必要に応じて写真業界では公知の界面活性剤、ポリマーラテックス、マット剤、滑り剤、などを含有してもよい。また後述するように、セーフライト耐性向上のために染料を含有させることは好ましい。さらに、処理後のハロゲン化銀乳剤層の剥離を妨げない限りにおいて、架橋剤により硬膜させることも可能である。
前駆体における物理現像核層の物理現像核としては、重金属あるいはその硫化物からなる微粒子(粒子サイズは1〜数十nm程度)が用いられる。例えば、金、銀等のコロイド、パラジウム、亜鉛等の水溶性塩と硫化物を混合した金属流化物等が挙げられる。これらの物理現像核の微粒子層は、真空蒸着法、カソードスパッタリング法、コーティング法によってプラスチック樹脂フィルム上に設けることができる。生産効率の面からコーティング法が好ましく用いられる。物理現像核層における物理現像核の含有量は、固形分で1平方メートル当たり0.1〜10mg程度が適当である。
物理現像核層には、親水性バインダーを含有してもよい。親水性バインダー量は物理現像核に対して10〜500質量%程度が好ましい。親水性バインダーとしては、ゼラチン、アラビアゴム、セルロース、アルブミン、カゼイン、アルギン酸ナトリウム、各種デンプン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、アクリルアミドとビニルイミダゾールの共重合体等を用いることができる。好ましい親水性バインダーは、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のタンパク質である。
基材としてプラスチック樹脂フィルムを用いる場合は、基材と物理現像核層との間にタンパク質からなるベース層(タンパク質含有ベース層;以降、単にベース層と云う)を有することは好ましい。基材とベース層の間には、更に塩化ビニリデンやポリウレタン等の易接着層を有することは好ましい。ベース層に用いられるタンパク質としては、ゼラチン、アルブミン、カゼインあるいはこれらの混合物が好ましく用いられる。ベース層におけるタンパク質の含有量は1平方メートル当たり10〜300mgが好ましい。
物理現像核層には、例えばクロム明ばんのような無機化合物、ホルマリン、グリオキザール、マレアルデヒド、グルタルアルデヒドのようなアルデヒド類、尿素やエチレン尿素等のN−メチロール化合物、ムコクロル酸、2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジオキサンの様なアルデヒド類、2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン塩や、2,4−ジヒドロキシ−6−クロロートリアジン塩のような活性ハロゲンを有する化合物、ジビニルスルホン、ジビニルケトンやN,N,N−トリアクロイルヘキサヒドロトリアジン、活性な三員環であるエチレンイミノ基やエポキシ基を分子中に二個以上有する化合物類、高分子硬膜剤としてのジアルデヒド澱粉等の種々タンパク質の架橋剤(硬膜剤)の一種もしくは二種以上を含有することは好ましい。これらの架橋剤の中でも、好ましくは、グリオキザール、グルタルアルデヒド、3−メチルグルタルアルデヒド、サクシンアルデヒド、アジポアルデヒド等のジアルデヒド類であり、より好ましい架橋剤は、グルタルアルデヒドである。架橋剤は、ベース層および物理現像核層に含まれる合計のタンパク質に対して0.1〜30質量%を物理現像核層に含有させるのが好ましく、特に1〜20質量%が好ましい。
物理現像核層やベース層の塗布には、例えばディップコーティング、スライドコーティング、カーテンコーティング、バーコーティング、エアーナイフコーティング、ロールコーティング、グラビアコーティング、スプレーコーティングなどの塗布方式で塗布することができる。
前駆体のハロゲン化銀乳剤層に用いられるハロゲン化銀乳剤粒子の形成には、順混合、逆混合、同時混合等の、当業界では周知の方法が用いられる。なかでも同時混合法の1種で、粒子形成される液相中のpAgを一定に保ついわゆるコントロールドダブルジェット法を用いることが、粒径のそろったハロゲン化銀乳剤粒子が得られる点において好ましい。本発明においては、好ましいハロゲン化銀乳剤粒子の平均粒径は0.25μm以下、特に好ましくは0.05〜0.2μmである。本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤のハロゲン化物組成には好ましい範囲が存在し、塩化物を80モル%以上含有するのが好ましく、特に90モル%以上が塩化物であることが特に好ましい。
ハロゲン化銀乳剤は、必要に応じて粒子の形成あるいは物理熟成の過程において、亜硫酸塩、鉛塩、タリウム塩、ロジウム塩もしくはその錯塩、イリジウム塩もしくはその錯塩を共存させても良い。また、種々の化学増感剤によって増感することができ、イオウ増感法、セレン増感法、貴金属増感法など当業界で一般的な方法を、単独、あるいは組み合わせて用いることができる。
また前駆体のハロゲン化銀乳剤層に含有するハロゲン化銀量とゼラチン量の比率は、ハロゲン化銀(銀換算)とゼラチンとの質量比(銀/ゼラチン)が1.2以上、より好ましくは1.5以上である。
前駆体の各層には、さらに種々の目的のために、公知の写真用添加剤を用いることができる。これらは、Research Disclosure Item 17643(1978年12月)および18716(1979年11月)308119(1989年12月)に記載、あるいは引用された文献に記載されている。
前駆体に用いられる基材としては、例えばポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ジアセテート樹脂、トリアセテート樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリイミド樹脂、セロハン、セルロイド等のプラスチック樹脂フィルムが挙げられる。
次に、現像処理に用いられる現像液について詳しく説明する。現像液は可溶性銀錯塩形成剤および還元剤を含有するアルカリ液である。可溶性銀錯塩形成剤は、ハロゲン化銀を溶解し可溶性の銀錯塩を形成させる化合物であり、還元剤はこの可溶性銀錯塩を還元して物理現像核上に金属銀を析出させるための化合物である。
可溶性銀錯塩形成剤としては、チオ硫酸ナトリウムやチオ硫酸アンモニウムのようなチオ硫酸塩、チオシアン酸ナトリウムやチオシアン酸アンモニウムのようなチオシアン酸塩、亜硫酸ナトリウムや亜硫酸水素カリウムのような亜硫酸塩、オキサドリドン類、2−メルカプト安息香酸およびその誘導体、ウラシルのような環状イミド類、アルカノールアミン、ジアミン、特開平9−171257号公報に記載のメソイオン性化合物、USP5,200,294に記載のようなチオエーテル類、5,5−ジアルキルヒダントイン類、アルキルスルホン類、他に、T.H.ジェームス編のザ・セオリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス4版の474〜475項(1977年)に記載されている化合物が挙げられる。
これらのハロゲン化銀溶剤の中でも特に、アルカノールアミンが好ましい。アルカノールアミンを含有する現像液で処理することによって密度の高い金属銀が得られ、導電性が向上する。
アルカノールアミンとしては、例えば2−(2−アミノエチルアミノ)エタノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、エタノールアミン、4−アミノブタノール、N,N−ジメチルエタノールアミン、3−アミノプロパノール、N,N−エチル−2,2'−イミノジエタノール、2−メチルアミノエタノール、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。
現像液においては、これらの可溶性銀錯塩形成剤を単独で、または複数組み合わせて使用することができる。
現像液に用いられる還元剤は写真現像の分野で公知の現像主薬を用いることができる。例えば、ハイドロキノン、カテコール、ピロガロール、メチルハイドロキノン、クロルハイドロキノン等のポリヒドロキシベンゼン類、アスコルビン酸およびその誘導体、1−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−3ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン等の3−ピラゾリドン類、パラメチルアミノフェノール、パラアミノフェノール、パラヒドロキシフェニルグリシン、パラフェニレンジアミン等が挙げられる。本発明の処理液はこれらの還元剤を単独で、または複数組み合わせて使用することができる。
可溶性銀錯塩形成剤の含有量は、処理液1リットル当たり、0.001〜5モルが好ましく、より好ましくは0.005〜1モルの範囲である。還元剤の含有量は処理液1リットル当たり0.01〜1モルが好ましく、より好ましくは0.05〜1モルの範囲である。
現像液のpHは10以上が好ましく、更に11〜14が好ましい。所望のpHに調整するために、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ剤、燐酸、炭酸などの緩衝剤を単独、または組み合わせて含有させる。また、本発明の処理液には、亜硫酸ナトリウムや亜硫酸カリウム等の保恒剤を含むことが好ましい。
現像液には、臭化カリウム、臭化ナトリウムなどの臭化物を加えることができる。適量の臭化物の存在下で現像を行うと、現像により得られた金属銀の導電性が良化する。好ましい臭化物濃度は1×10-4モル/L以上1×10-2モル/L以下である。
現像液のカリウムイオン濃度は、処理液中の全アルカリ金属イオンの70モル%以上であることが好ましい。カリウムイオンはいかなる形態および方法で供給されても良い。例えば、水酸化物塩、亜硫酸塩、炭酸塩、カルボン酸塩等として予め現像液に添加しておく方法が挙げられる。
本発明の処理装置によって得られる導電性パターンは、電磁波シールドフィルムやタッチパネル等の用途に用いられる透明導電性フィルム等に利用可能である。
本発明の処理装置の一例を示す概略側断面図 本発明の処理装置の前駆体Fと透明円筒体1の動作を示す概略側断面図 本発明の処理装置の露光部の概略図
符号の説明
1 透明円筒体
2 露光源
3 遮光部材
4 密着ローラ
12 ロール状の前駆体
13 張力制御手段
18 ニップローラ対
19 駆動モータ
20 現像槽
30 水洗処理部
50 乾燥部
62 巻き取りロール
63 張力制御手段
F 前駆体
M 画像パターン

Claims (2)

  1. 基材上に少なくとも物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層とをこの順に有する前駆体を搬送させながら、露光処理、現像処理、およびハロゲン化銀乳剤層の除去処理を施して、基材上に金属銀からなる導電性パターンを形成する装置であって、ロール状の該前駆体の巻き出し部と、該前駆体を搬送しながら露光する連続露光部と、ニップローラ対またはサクションローラのいずれかの該前駆体を牽引する手段と、現像処理部と、該前駆体のハロゲン化銀乳剤層を除去するための水洗処理部と、乾燥部と、乾燥された前駆体をロール状に巻き取るための巻き取り部と、を有することを特徴とする導電性パターンの形成装置。
  2. 請求項1記載の連続露光部が、透明円筒体と、該透明円筒体の内周面または外周面に配設されたマスクパターンと、該透明円筒体の内部に配置された露光源と、該露光源から発せられる光を規制する遮光部材と、該透明円筒体の外周に前記前駆体を密着させる密着機構とで構成されている導電性パターンの形成装置。
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