JP5005842B1 - 通信装置格納ボックス及び通信ユニット - Google Patents

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【課題】自動販売機の上面に設置する通信装置を外部から保護し、なおかつ見た目も良くすること。
【解決手段】通信装置格納ボックス11は樹脂製ボックス12から構成される。樹脂製ボックス12の本体部13には、公衆無線LANシステムのアクセスポイントを構成する無線LANルータ41及びそのアンテナ42、45を含む通信装置40を外部に露出しないように格納する格納スペース135が形成されている。本体部13及び蓋部14には、格納スペース135の周囲を取り囲むように格納スペース135を断熱する断熱部201、202が設けられている。本体部13の側面132、133には通気口181、182が形成されている。一方の通気口182にはファン19が設けられている。本体部13と蓋部14の接合部143、136には格納スペース135を防水するシール部材61が設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動販売機の上面に設置されて、周囲の無線携帯端末と無線通信を行う通信装置を格納するための通信装置格納ボックス及びその通信装置格納ボックスに通信装置を格納した通信ユニットに関する。
従来、公衆無線LANシステムにおけるアクセスポイントを自動販売機の上面に搭載する技術の提案がある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−165679号公報
ところで、公衆無線LANシステムのアクセスポイントを構成する通信装置を自動販売機の上面に設置する場合、その通信装置は、特定人に使用される通常の通信装置に比べて厳しい環境下に置かれることになる。特に、屋外の自動販売機に通信装置を設置する場合には、夏場には気温が異常上昇し、反対に冬場には気温が異常低下するので、気温の異常から通信装置を保護する必要がある。また、屋外の場合には、雨、風などからも通信装置を保護する必要がある。この点、特許文献1では、アクセスポイント(通信装置)の保護に関する提案はなされていない。また、特許文献1の通信装置では、通信装置のアンテナが自動販売機の上面に突出しているので、見た目も良くない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、公衆無線LANシステムのアクセスポイントを構成する通信装置を自動販売機の上面に設置するときに、通信装置を効果的に保護でき、なおかつ見た目も良くできる発明を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明に係る通信装置格納ボックスは、自動販売機の上面に設置されるボックスであって、周囲の無線携帯端末と無線LAN通信を行うとともにその無線携帯端末をインターネットに接続させる無線LANルータ及びそのアンテナを外部に露出しないように格納するための格納スペースを内部に有した樹脂製ボックスから構成されたことを特徴とする。
本発明の通信装置格納ボックス(樹脂製ボックス)によれば、公衆無線LANシステムのアクセスポイントを構成する無線LANルータ及びそのアンテナを外部に露出しないように格納する格納スペースを有しているので、その格納スペースに無線LANルータ及びアンテナを格納することで、無線LANルータ及びアンテナを外部から保護できる。また、無線LANルータのアンテナも格納できるので見た目も良くできる。このとき、通信装置格納ボックスは樹脂製であり電波を通すので、アンテナを格納スペースに格納したとしても無線LANルータは無線通信を行うことができる。
本発明の通信ユニットは、本発明の通信装置格納ボックスと、その通信装置格納ボックスの前記格納スペースに格納され、周囲の無線携帯端末と無線LAN通信を行うとともにその無線携帯端末をインターネットに接続させる無線LANルータ及びそのアンテナと、を備えたことを特徴とする。これによって、無線LANルータ及びそのアンテナを保護でき、かつ通信ユニットの見た目も良くできる。
公衆無線LANシステム100の概念図である。 自動販売機8、取付ブラケット70及び通信ユニット10の分解斜視図である。 通信装置格納ボックス11の側面図である。 図3と反対側からの通信装置格納ボックス11の側面図である。 通信装置格納ボックス11を開けた状態の平面図である。 通信装置格納ボックス11を開けた状態の斜視図である。
以下、本発明の通信装置格納ボックス及び通信ユニットの実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の通信装置格納ボックス及び通信ユニットが適用された公衆無線LANシステム100の概念図である。公衆無線LANシステム100の概要を説明すると、無線LANアクセスポイントとしての通信ユニット10が取付ブラケット70を介して飲料水等の直方体状の自動販売機8の上面82に取り付けられている。通信ユニット10は、インターネット2に接続されている。通信ユニット10周囲の無線携帯端末1(携帯電話やノートパソコン等)は、通信ユニット10と無線LAN接続(WiFi接続)することで、インターネット2への接続が可能となっている。なお、公衆無線LANシステム100は、無線LAN通信機能を有する無線携帯端末1であれば無料でインターネット接続を可能とするフリースポットのシステムとされている。また、通信ユニット10は、インターネット2を介して、通信ユニット10を管理するサーバー3に接続されている。
本発明の通信装置格納ボックス及び通信ユニット10の詳細を説明する前に、先ず通信ユニット10が自動販売機8にどのように取り付けられているかを説明する。ここで、図2は、自動販売機8、取付ブラケット70及び通信ユニット10の分解斜視図を示している。なお、図2では、自動販売機8の背面81側からの斜視図を示している。取付ブラケット70は、コの字状の平面部71と、その平面部71のコの字の一辺を構成する部分の外側縁部712から直角に下方に折れ曲がったL字状の側面部72とから構成される。平面部71は、自動販売機8の上面82に配置される部分とされる。平面部71のコの字における4隅にはネジ穴711が形成されている。なお、ネジ穴711の内壁にはネジ溝が形成されている。側面部72は、自動販売機8の背面81に配置される部分とされる。側面部72の端部(図2では左側端部)には、自動販売機8の上下方向に対応する方向に細長い長穴721が形成されている。その長穴721は、背面81の上部(図2では左上部)に形成されたボルト穴812の位置に配置される。なお、ボルト穴812は、自動販売機8の転倒防止用のワイヤー等を固定するために予め形成されたボルト穴である。
図2に示すように、ボルト31を長穴721を介してボルト穴812で固定することで、取付ブラケット70が自動販売機8に固定されている。また、通信ユニット10の下部の4隅には脚部16が設けられている。そして、それら脚部16が平面部71に形成されたネジ穴711の位置に配置されるように、通信ユニット10が上面82に配置されている。そして、各脚部16に形成された貫通穴163(図3参照)にネジ32を通して、そのネジ32をネジ穴711で固定することで、通信ユニット10が取付ブラケット70に固定されている。つまり、通信ユニット10は、取付ブラケット70を介して自動販売機8の上面82に取り付けられている。
次に、本発明の通信装置格納ボックス及び通信ユニットの詳細を説明する。通信ユニット10は、周囲の無線携帯端末1と無線LAN通信を行う無線LANルータ41(図5参照)等から構成された通信装置40(図5参照)と、その通信装置40を格納する通信装置格納ボックス11(図3参照)とを備えている。ここで、図3は、通信装置格納ボックス11(通信ユニット10)の側面図を示している。また、図4は、図3の図示方向と反対側からの通信装置格納ボックス11(通信ユニット10)の側面図を示している。通信装置格納ボックス11は、直方体状の樹脂製ボックス12から構成されている。その樹脂製ボックス12は、電波を通すためにABS樹脂等の樹脂で形成されている。樹脂製ボックス12は、底部131を有し上端に開口(後述する格納スペース135の開口)が形成された直方体状の本体部13と、その本体部13の開口を閉塞する平面視略四角形状の蓋部14とを備えている。
図3に示すように、樹脂製ボックス12の一つの側面132の側において、本体部13と蓋部14とはヒンジ15でヒンジ軸回りに回転可能に結合されている。図4に示すように、図3の側面132と対向する本体部13の側面133の上端134には、蓋部14を閉位置状態から開かないようにする蓋固定部17が設けられている。本実施形態では、蓋固定部17は、上端134の左右両側にそれぞれ一つずつ設けられている。蓋固定部17は環状引掛部171を有している。その環状引掛部171は、蓋固定部17の水平軸172(図4参照)回りに回転可能となっている。本体部13の上端134と突き合わされる蓋部14の下端141には、環状引掛部171を引っ掛けるための突起部142が形成されている。詳細には、突起部142は、下端141における蓋固定部17に対応する位置に形成されている。環状引掛部171が突起部142に引っ掛けられることで、蓋部14が開かないようになっている。反対に、環状引掛部171が突起部142から外された場合には、蓋固定部17による蓋部14の固定が解除される。この場合には、ヒンジ15(図3参照)回りに蓋部14を開位置状態まで移動させることができる。なお、図4では、環状引掛部171が突起部142から外された状態を示している。
このように、蓋部14は本体部13に対して開閉可能となっているので、樹脂製ボックス12内に通信装置を簡単に格納し又は修理等のために簡単に取り出すことができる。また、蓋固定部17及び突起部142によって、蓋部14を閉位置に固定できるので、樹脂製ボックス12内に格納された通信装置の外部への露出を防止できる。なお、蓋部14を閉位置状態に固定する方法として、本体部13と蓋部14とをネジで固定する方法を採用しても良い。また、本体部13と蓋部14との境界に沿って粘着テープを貼ることで、蓋部14を閉位置状態に固定しても良い。
図3、図4に示すように、本体部13の底部131の4隅にはそれぞれ、上記取付ブラケット70(図2参照)に固定するための脚部16が設けられている。各脚部16は互いに同じ形状となっている。各脚部16は、図3のA部に示すように、底部131に固定される固定部161と、接地面に接する接地面部162と、それら固定部161、接地面部162間を接続する接続部164とから構成される。接地面部162には、所定の大きさのネジ(例えばM6のネジ)を通すための貫通穴163が形成されている。また、脚部16(接地面部162)は固定部161の固定軸B(底部131に垂直の軸)回りに回転可能となっている。つまり、接地面部162の向きを調整可能となっている。よって、取付ブラケット70に形成されたネジ穴711(図2参照)の位置に接地面部162の貫通穴163を容易に合わせることができる。なお、脚部16が本発明における「ネジ固定部」に相当する。
次に、通信装置格納ボックス11(樹脂製ボックス12)の内部の構造及びその内部に格納された通信装置の構成を説明する。図5は、通信装置格納ボックス11を開けた状態(本体部13に対して蓋部14を開けた状態)の平面図を示している。また、図6は、通信装置格納ボックス11に格納された通信装置40(図5参照)を取り除いたときにおける、通信装置格納ボックス11を開けた状態の斜視図を示している。なお、図6では、蓋部14の一部の図示を省略している。図5、図6に示すように、本体部13の内部には格納スペース135が形成されている。その格納スペース135は、平面視長方形状で一定の深さH(図6参照)を有した、直方体状のスペースとされている。格納スペース135には通信装置40が格納されている。なお、通信装置40は、符号41〜53で示した構成から構成されている。格納スペース135の高さHは、通信装置40を格納できる高さとなっている。また、通信装置40の各構成41〜53(符号44、45を除く)は、それぞれ、格納スペース135の底面に固定(例えばネジ固定)されている。
通信装置格納ボックス11の内部構造を説明する前に、通信装置40の構成を説明する。格納スペース135には無線LANルータ41が格納されている。無線LANルータ41は、第1アンテナ42を含み、その第1アンテナ42を用いて、無線LAN通信機能を有した周囲の無線携帯端末1(図1参照)と無線LANの通信規格(IEEE802.11等)に則って無線通信を行う(無線LAN機能)。なお、第1アンテナ42は、複数のアンテナ(図5では2つのアンテナ421、422)から構成され、それら複数のアンテナのうち通信品質が良いアンテナで通信が行われるダイバーシティアンテナとされている。第1アンテナ42は、無線LANルータ41から上方に延びた棒状アンテナとされる。無線LANルータ41による無線LANの通信範囲は、例えば無線LANルータ41を中心に半径50m程度となっている。
また、無線LANルータ41には、USBコネクタ43が接続されている。そのUSBコネクタ43には、無線LANで接続された無線携帯端末1をインターネット2(図1参照)に接続するための第2アンテナ45が接続されている。つまり、無線LANルータ41には、USBコネクタ43を介して第2アンテナ45が接続されている。なお、本実施形態では、第2アンテナ45は、USBメモリ型のアンテナとされ、水平方向に寝かされている(図5参照)。無線LANルータ41は、その第2アンテナ45を用いて無線で携帯電話回線(例えば3G回線網)に接続し、その携帯電話回線を介してインターネット2と接続されている。そして、無線LANルータ41は、無線接続された無線携帯端末1からの通信データをインターネット2に送信したり、インターネット2からの通信データを無線携帯端末1に送信したりする(ルーティング機能)。なお、無線LANルータ41とインターネット2とを有線で接続しても良い。なお、第1アンテナ42及び第2アンテナ45が本発明における「アンテナ」に相当する。
また、USBコネクタ43には、無線LANルータ41の外部メモリとして機能するストレージ(USBメモリ)44が接続されている。そのストレージ44には、無線携帯端末1に閲覧又はダウンロードさせるデータ(画像データ等)が格納されている。無線LANルータ41は、インターネット2からのデータに代えて、ストレージ44に格納されたデータを無線携帯端末1に送信する場合もある。詳細には、無線LANルータ41は、無線携帯端末1からのアクセスがあったときには、ストレージ44に格納された初期画面を無線携帯端末1に送信して、その初期画面を無線携帯端末1に表示(閲覧)させる。そして、無線LANルータ41は、初期画面内に設けられたインターネット接続ボタンが無線携帯端末1のユーザに操作されたことに基づいて、無線携帯端末1をインターネット2に接続している。別の言い方をすると、無線LANルータ41は、インターネット接続ボタンが操作されるまでは、ストレージ44内のデータを無線携帯端末1に送信している。ストレージ44のデータとして、上記初期画面の他に、音楽データや自動販売機8周辺の施設情報等が格納されている。このように、ストレージ44のデータを無線携帯端末1に送信することで、インターネット2のデータを送信する場合に比べて高速通信が可能となる。
また、無線LANルータ41は、第2アンテナ45を介してサーバー3(図1参照)と無線通信可能となっている。そして、それらルータ41、サーバー3間の通信によって、ストレージ44内のデータの書き換え等が可能となっている。また、無線LANルータ41は、無線携帯端末1からのアクセスがあった場合には、その無線携帯端末1のアクセスデータ(アクセス日時、無線携帯端末1のMACアドレス等)をサーバー3に送信している。そして、サーバー3は、そのアクセスデータを蓄積している。
格納スペース135には、無線LANルータ41を管理する管理装置46が格納されている。その管理装置46は、通信線53で無線LANルータ41と接続されており、その通信線53を介して無線LANルータ41が正常に動作しているか否かを監視する(死活監視)。また、管理装置46には、無線LANルータ41の電源アダプタ51が接続されている。その電源アダプタ51のコード(無線LANルータ41の電源コード)52は無線LANルータ41に接続されている。つまり、無線LANルータ41は、管理装置46を介して電源供給を受けている。逆から言うと、管理装置46は無線LANルータ41の電源供給を制御している。具体的には、管理装置46は、死活監視の結果、無線LANルータ41がフリーズしていると判断した場合には、無線LANルータ41への電源供給を一旦停止し、その後電源供給を再開して、無線LANルータ41を再起動させている(再起動制御)。なお、上記死活監視や再起動制御は管理装置46自らの判断で行われているが、サーバー3(図1参照)による管理装置46の遠隔制御で行われることも可能となっている。なお、管理装置46が本発明における「電源制御部」に相当する。
本体部13の側面には引込口55が形成されており、その引込口55から外部電源線54が格納スペース135内に引き込まれている。外部電源線54は、ブレーカー47を介してコンセント48に接続されている。そのコンセント48には管理装置46の電源コード49が接続されている。このように、管理装置46は外部から電源供給を受けている。なお、引込口55からは後述するファン19の電源コード50も格納スペース135内に引き込まれている。
次に、通信装置格納ボックス11の内部構造を説明する。通信装置格納ボックス11には、外部と格納スペース135とを断熱する断熱構造が採用されている。詳細には、本体部13の内側側面(格納スペース135)を取り囲むように発泡スチロール等の断熱部201が設けられている(図5、図6参照)。なお、断熱部201は、後述する通気口181、182が形成された部分には設けられていない。また、蓋部14の裏面(蓋部14を閉めたときに格納スペース135に接する側の面)には、外周縁部143を除く全面に亘って発泡スチロール等の断熱部202が設けられている(図5参照)。これら断熱部201、202によって、通信ユニット10を屋外の自動販売機8に設置した場合に、太陽光による格納スペース135内の気温上昇を抑制できる。また、冬場などにおける冷気による格納スペース135内の気温低下を抑制できる。
本体部13には、格納スペース135と外部とを繋ぐ通気口181、182が形成されている。詳細には、本体部13の側面のうち、ヒンジ15が設けられた側の側面132(図3参照)と、蓋固定部17が設けられた側の側面133(図4参照)とにそれぞれ通気口181、182が形成されている。各通気口181、182には、格納スペース135に異物が侵入するのを防止するフィルタが設けられている。なお、図5、図6では、フィルタを含む形で通気口181、182を図示している。また、通気口181、182のうち一方には(本実施形態では通気口182)、格納スペース135内に強制的に風を送り込むファン19が設けられている。なお、通気口181にはファンは設けられていない。これによって、ファン19が設けられた通気口182から効率的に格納スペース135に風を送り込むことができ、ファンが設けられていない通気口181から格納スペース135内の空気を効率的に外に送り出すことができる。つまり、効率的に格納スペース135を換気できる。よって、格納スペース135内に熱(通信装置40自身の発熱や、外部からの熱)がこもってしまうのを防止できる。
さらに、通信装置格納ボックス11には、格納スペース135内に水が侵入するのを防ぐ防水構造が採用されている。詳細には、蓋部14の裏面の外周縁部143には全周に亘って溝が形成されている。以下、その溝を符号「143」で指示する。溝143には、ゴム製のシール部材61が嵌め込まれている。そして、蓋部14が閉じられたときに、シール部材61は、本体部13の開口縁部136と接触するようになっている。これによって、本体部13と蓋部14の隙間から格納スペース135内に水が侵入するのを防止できる。
以上説明したように、本実施形態の通信装置格納ボックス11(通信ユニット10)は、断熱構造201、202と、通気口181、182及びファン19による換気構造と、防水構造61とを備えているので、格納スペース135に格納される通信装置40を効果的に保護できる。
なお、本発明に係る通信装置格納ボックス及び通信ユニットは上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、屋内の自動販売機に通信ユニットを設置する場合には、屋外の自動販売機に設置する場合に比べて、格納スペース135内の気温が異常になることが少ないので、断熱部201、202やファン19を省略してもよい。また、屋内の自動販売機に通信ユニットを設置する場合には、雨によって格納スペース135内に水が侵入することがないので、シール部材61を省略しても良い。
1 無線携帯端末
11 通信装置格納ボックス
12 樹脂製ボックス
135 格納スペース
82 自動販売機の上面
41 無線LANルータ
42 第1アンテナ
45 第2アンテナ

Claims (10)

  1. 自動販売機の上面に設置されるボックスであって、
    周囲の無線携帯端末と無線LAN通信を行うとともにその無線携帯端末をインターネットに接続させる無線LANルータ及びそのアンテナを外部に露出しないように格納するための格納スペースを内部に有した樹脂製ボックスから構成されたことを特徴とする通信装置格納ボックス。
  2. 前記樹脂製ボックスの下部に設けられ、前記樹脂製ボックスの接地面にネジ固定するネジ固定部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信装置格納ボックス。
  3. 前記樹脂製ボックスに設けられ、外部と前記格納スペースとを断熱する断熱構造を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置格納ボックス。
  4. 前記樹脂製ボックスに通気口が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置格納ボックス。
  5. 前記通気口に設けられ、前記格納スペースを換気するファンを備えたことを特徴とする請求項4に記載の通信装置格納ボックス。
  6. 前記ファンが設けられた第1の通気口と、前記ファンが設けられていない第2の通気口とが前記樹脂製ボックスに形成されていることを特徴とする請求項5に記載の通信装置格納ボックス。
  7. 前記樹脂製ボックスは、前記格納スペースを有しその格納スペースで開口した本体部と、その開口を閉塞する蓋部とを含み、
    前記本体部と前記蓋部の接合部に設けられ、外部からの水に対して前記格納スペースを防水する防水構造を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の通信装置格納ボックス。
  8. 前記格納スペースは、前記無線LANルータ及びそのアンテナに加えて、前記無線LANルータの電源供給を制御する電源制御部も外部に露出しないように格納するためのスペースであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信装置格納ボックス。
  9. 前記無線LANルータには、前記無線携帯端末に閲覧又はダウンロードさせるためのデータが格納された、外部メモリとして機能するストレージが接続され、
    前記格納スペースは、前記無線LANルータ、そのアンテナ及び前記電源制御部に加えて、前記ストレージも外部に露出しないように格納するためのスペースであることを特徴とする請求項8に記載の通信装置格納ボックス。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信装置格納ボックスと、
    その通信装置格納ボックスの前記格納スペースに格納され、周囲の無線携帯端末と無線LAN通信を行うとともにその無線携帯端末をインターネットに接続させる無線LANルータ及びそのアンテナと、を備えたことを特徴とする通信ユニット。
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