JP5004458B2 - 遊技機に並設される貸出処理機の解錠制御システム及び解錠制御方法 - Google Patents

遊技機に並設される貸出処理機の解錠制御システム及び解錠制御方法 Download PDF

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本発明は、遠隔操作装置による解錠操作の指示があった場合に、遠隔操作装置により記憶される解錠要求認証情報を管理装置に予め記憶されている解錠許可認証情報と照合した結果に基づいて貸出処理機の解錠制御を行う解錠制御システム及び解錠制御方法に関し、特に、貸出処理機に貯留される紙幣を、セキュリティを確保しつつ効率よく回収することができる解錠制御システム及び解錠制御方法に関する。
従来、遊技店に設置されるパチンコ機やパチスロ機などの遊技機に並設され、貨幣の投入に応じてパチンコ玉やメダルなどの遊技媒体の貸し出し処理を行う貸出処理機(以下、「台間機」と言う)が知られている。台間機の貨幣貯留部には、投入された貨幣が貯留されるが、貯留される貨幣の盗難を防止するために、施錠されていることが一般的である。
台間機の貨幣貯留部に蓄積される貨幣が許容量を超えた場合や遊技店の閉店時には、蓄積された貨幣を回収する作業が必要となる。この作業では、台間機毎に解錠作業を行わなければならない。ところが、遊技店に設置される台間機は多数(数百台)にのぼり、かかる台間機の貨幣貯留部の解錠は、作業の効率性を阻害するものであった。
このため、例えば特許文献1には、遊技店の従業員にリモコン装置を介して暗証番号を入力させ、この暗証番号が正しいと認証される場合にのみ解錠する台間機が開示されている。かかる台間機では、リモコン装置を介した暗証番号の入力のみで自動的に解錠が行われるため、作業効率を向上させることができた。
特開2005−65733号公報
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来技術では、従業員により入力される暗証番号のみでセキュリティを確保しているため、リモコン装置と共に暗証番号が不正な第三者に盗用されると、この第三者により台間機の貨幣貯留部の解錠が行われ、貯留された貨幣が窃取されるおそれがあるという問題があった。
具体的には、上記特許文献1によれば、確かに暗証番号を入力させることによって、リモコン装置が窃取された場合であっても、暗証番号が漏洩さえしなければこのリモコン装置を不正に使用されることを防止することが出来た。しかし、暗証番号までもがリモコン装置と共に盗用された場合には、リモコン装置を使用する使用者が正当な使用者であるかどうかを検証することは不可能であり、第三者が正当な使用者になりすましてリモコン装置を使用することが出来る。
このことから、台間機の解錠を指示するリモコン装置が窃取されると共に、その解錠のセキュリティを確保するための暗証番号が第三者へ漏洩してしまった場合に、この第三者によるリモコン装置の不正使用をいかにして抑制するかがきわめて重要な課題となっている。
本発明は、上記問題点(課題)を解決するためになされたものであって、リモコン装置が窃取されると共に、その暗証番号が第三者へ漏洩してしまった場合であっても、この第三者による不正なリモコン装置使用を抑制し、もって遊技店の不測の不利益の発生を未然に防止することができる、遊技機に並設される貸出処理機の解錠制御システム及び解錠制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、遊技機に並設されるとともに貨幣の受け入れによって該遊技機に対して遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機と、前記貸出処理機を管理する管理装置と、前記貸出処理機に設けられた施錠機構の解錠を遠隔操作する遠隔操作装置とを有する解錠制御システムであって、前記遠隔操作装置は、自装置を一意に識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、新たな識別情報を含む識別情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて前記識別情報記憶手段に記憶した識別情報を更新する識別情報更新手段とを備え、前記貸出処理機は、前記施錠機構の施錠又は解錠を許可する遠隔操作装置の識別情報を許可情報として記憶する許可情報記憶手段と、新たな識別情報を含む許可情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて前記許可情報記憶手段に記憶した許可情報を更新する許可情報更新手段と、前記遠隔操作装置から識別情報を受信した際に、該識別情報が前記許可情報記憶手段に記憶された許可情報のいずれかと一致する場合に、前記施錠機構を解錠するよう制御する制御手段とを備え、前記管理装置は、前記遠隔操作装置の識別情報の変更要求を受け付けた場合に、新たな識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段により生成された新たな識別情報を含む識別情報変更要求並びに該新たな識別情報を含む許可情報変更要求を行う変更要求手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置の変更要求手段は、遊技店内に配設された所定の機器に対して前記識別情報生成手段により生成された新たな識別情報を含む識別情報変更要求を行うとともに、前記貸出処理機に対して該新たな識別情報を含む許可情報変更要求を行い、前記遠隔操作装置の識別情報更新手段は、前記所定の機器から新たな識別情報を含む識別情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて前記識別情報記憶手段に記憶した識別情報を更新し、前記貸出処理機の許可情報更新手段は、前記管理装置から新たな識別情報を含む許可情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて前記許可情報記憶手段に記憶した許可情報を更新することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、前記変更要求手段により複数の識別情報の識別情報変更要求を行う場合に、各識別情報の変更状況を記憶する変更状況記憶手段と、前記遠隔操作装置から識別情報の更新完了通知を受け付けた際に、前記変更状況記憶手段に記憶した該当する識別情報の変更状況を処理済みに設定する設定手段とをさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、遊技機に並設されるとともに貨幣の受け入れによって該遊技機に対して遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機と、前記貸出処理機を管理する管理装置と、前記貸出処理機に設けられた施錠機構の解錠を遠隔操作する遠隔操作装置とを有する解錠制御方法であって、前記管理装置が、前記遠隔操作装置を一意に識別する識別情報の変更要求を受け付けた場合に、新たな識別情報を生成する識別情報生成工程と、前記識別情報生成工程により生成された新たな識別情報を含む識別情報変更要求並びに該新たな識別情報を含む許可情報変更要求を行う変更要求工程と、前記貸出処理機が、新たな識別情報を含む許可情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて許可情報記憶部に記憶した許可情報を更新する許可情報更新工程と、前記遠隔操作装置が、新たな識別情報を含む識別情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて識別情報記憶部に記憶した識別情報を更新する識別情報更新工程と、前記貸出処理機が、前記遠隔操作装置から識別情報を受信した際に、該識別情報が前記許可情報記憶手段に記憶された許可情報のいずれかと一致する場合に、前記施錠機構を解錠するよう制御する制御工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、管理装置が、遠隔操作装置を一意に識別する識別情報の変更要求を受け付けた場合に新たな識別情報を生成し、生成した新たな識別情報を含む識別情報変更要求並びに該新たな識別情報を含む許可情報変更要求を行い、貸出処理機が、新たな識別情報を含む許可情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて許可情報記憶手段に記憶した許可情報を更新し、遠隔操作装置が、新たな識別情報を含む識別情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて識別情報記憶手段に記憶した識別情報を更新し、貸出処理機が、遠隔操作装置から識別情報を受信した際に、該識別情報が許可情報記憶手段に記憶された許可情報のいずれかと一致する場合に、施錠機構を解錠制御するよう構成したので、遠隔操作装置の識別情報を動的に付与することができ、以って遠隔操作装置が盗用された場合であってもセキュリティの確保を図ることができるという効果を奏する。また、識別情報を動的に変更するため、遠隔操作装置による操作を行う場合の暗証番号入力等が不要となり、店員による円滑な機器操作が可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る、遊技機に並設される貸出処理機の解錠制御システム及び解錠制御方法の好適な実施の形態を説明する。なお、以下に示す実施例では、本発明をパチンコ機の台間に配設される遊技球貸出機である台間機に適用した場合を説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチスロ機の台間に配設されるメダル貸出機に適用することもできる。また、遊技店に設置される精算機、島端金庫などにも適用可能である。以下に示す実施例では、貸出処理機を紙幣が挿入される装置とするが、これに限らず、プリペイドカードが挿入される装置、硬貨が投入される装置であってもよい。
図1は、実施例1に係る、遊技機に並設される貸出処理機の解錠制御システム及び解錠制御方法の概略を説明するための説明図である。本実施例1では、貸出処理機を台間機30とし、遠隔操作装置をリモコン40とする例を示す。本実施例1では、リモコン40をユニークに識別する識別情報としてリモコンIDを使用する例を示す。台間機30の解錠操作の際に、リモコン40からの遠隔操作が真性な操作者によるものであることを保証する方法として、リモコン40単位に予め管理装置10に登録されているユニークなリモコンIDをリモコン40自体にも記憶させ、リモコン40の操作時に、リモコン40に記憶されるリモコンIDと管理装置10で管理されるリモコンIDとが一致することにより確認する方法をとる。
なお、管理装置10には台間機30の解錠許可認証情報としてのリモコンIDが予め登録されているものとし、リモコン40の記憶部44には台間機30の解錠要求認証情報としてのリモコンIDが予め記憶されているものとする。
同図に示すように、実施例1に係る解錠制御システムでは、管理装置10で管理されるリモコンIDが変更され、この変更に応じて管理装置10と、精算機20と、リモコン40とを用いてリモコン40が記憶するリモコンIDの変更処理を行い、変更されたリモコンIDを用いて台間機30の解錠などの遠隔操作を行うようにした点に特徴がある。
ここで、管理装置10とは、遊技店に設置されたすべての台間機30を管理する装置であり、遊技店の事務所など一般の遊技客が入室不可能な部屋に設置されることが通常である。また、精算機20とは、遊技店のホールに複数台設置され、プリペイドカードなどの残度数に応じた現金を払い出す処理を行う装置である。そして、リモコン40とは、同図に示す台間機30の解錠指示などの遠隔操作を行う装置であり、遊技店の従業員はこのリモコン40を携帯することが一般的である。
従来においても、台間機30の解錠などの遠隔操作にリモコンを用いることが一般的であった。この場合、従業員がリモコン40を用いて台間機を遠隔操作するときには、暗証番号などのように操作者が真性であることを確認することができる情報を毎回入力させ、この暗証番号が正しい暗証番号であることの確認処理を経た上で紙幣回収作業などの作業を行うこととされていた。
しかし、紙幣回収作業の都度、暗証番号を入力することは煩雑であり、従業員の作業負荷を高めてしまっていた。また、リモコン40の盗難と同時に暗証番号が漏洩してしまうと、リモコン40と暗証番号を不正に入手した第三者によるなりすましを防止することができず、作業管理の信頼性を損ねかねなかった。
また、リモコン40にリモコンIDを固定的に付与する方式も考えられる。しかし、これでは、紙幣回収作業の都度、暗証番号を入力することの煩雑さを回避できるものの、リモコン40が窃取された場合に、リモコン40が第三者によって不正操作されることの抑制、回避は不可能であった。
そこで、本実施例1に係る解錠制御システムでは、管理装置10が各リモコン40用の設定情報を一括して管理し、設定情報に含まれるリモコンIDが変更された設定情報の一覧を精算機20に送信することとした。このようにすることで、従業員は、自己が携帯するリモコン40のリモコンIDの変更をこの精算機20で行うことができる。また、事務所に設置された管理装置10ではなく、ホールに設置された精算機20でリモコン40のリモコンIDの変更ができるので、従業員の利便性を高めることができるとともに、管理装置10のセキュリティ性が低下することを防止することができる。
具体的には、管理装置10においてリモコン40のリモコンIDの変更をおこなう場合には各従業員が管理装置10を操作することが必要となるが、管理装置10の操作を一般の従業員に許可すると誤操作や悪意の操作によって管理装置10のセキュリティ性が低下してしまう。したがって、本実施例1のように精算機20においてリモコン40のリモコンIDの変更をおこなうこととすれば、かかる問題点を回避することが可能となるとともに、リモコン40による操作対象装置(例えば台間機30など)が設置されたホールでデータ変更をおこなうことができるので従業員の利便性を向上させることが可能となる。
図1によると、(1)先ず管理装置10にてリモコンIDの変更が行われる。このリモコンIDの変更は、操作者による操作によって変更されるものであってもよいし、管理装置10により自動的に変更されるものであってもよい。管理装置10により自動的に変更されるものである場合、所定の時間毎に変更されるものであってもよい。(2)そしてリモコンIDが変更されたことの情報が精算機20へ送信される。(3)続いてリモコンIDが変更されたリモコン40の設定情報、例えばリモコン番号と従業員名とが組み合わされた情報(以下「組み合わせ情報」と言う)が、リモコンID変更情報一覧表示として精算機20の操作画面に表示される。従業員がリモコン40のリモコンIDの変更を行う場合に、リモコン40の赤外線発光部を精算機20の赤外線受光部へ向けてリモコン40の変更確認ボタン40aを押下する。すると、精算機20の操作表示部には管理装置10から送信された、リモコンIDが変更となったリモコン40の組み合わせ情報の一覧が表示される。(4)つづいて、従業員がこの一覧の中から自己の氏名が示されたボタンを選択すると、選択されたボタンに対応するリモコンIDがリモコン40において変更されて記憶される。
(5)その一方で、管理装置10から全ての台間機30へ、当該リモコンIDが変更されたリモコン40の設定情報が送信される。これを受信した台間機30は、変更されたリモコンIDを記憶する。即ち各台間機30には、紙幣回収作業以前に、管理装置10から上記の設定情報が送信されているのである。
(6)そして、従業員は、データ変更が行われたリモコン40を用いて紙幣回収などの作業を実行する。この場合、リモコン40に設定されたリモコンIDが台間機30に対して自動的に送信され、台間機30に記憶されるリモコンIDと照合されるので、従業員は従業員コードや暗証番号といった入力操作を行う必要がない。各台間機30は、リモコン40から受信した設定情報が管理装置10から送信された設定情報に含まれる場合に、当該リモコン40による遠隔操作を許可する。なお、データ登録可能なリモコン40を構成すると、リモコン40からデータを盗用されるおそれがあるが、本実施例1に係る解錠制御システムでは、管理装置10で随時リモコンIDを変更することができるので、このような情報漏洩に対処し、セキュリティ性を確保することが可能となる。
次に、図1に示した管理装置10、精算機20及び台間機30を含む解錠制御システムのネットワーク構成について説明する。図2は、図1に示した解錠制御システムのネットワーク構成例を示す図である。同図に示すように、本実施例に係る遊技媒体貸出システムは、管理装置10と、精算機20とを有しており、管理装置10は遊技店の事務所内に、精算機20は遊技フロアにそれぞれ設置される。
そして、遊技ホールには遊技島ごとに設けられた島コントローラ配下に、複数の台間機と遊技機とが設けられている。また、これらの各装置は、LAN(Local Area Network)などの回線を介して管理装置10と通信可能に構成されている。ここで、遊技島とは、遊技ホールの通路で囲まれたエリアのことを指し、島コントローラとは、遊技島に設置された台間機や遊技機といった装置を束ねる装置のことを指す。そして、各台間機30や遊技機はこの島コントローラを介して管理装置10とデータの送受信を行う。
遊技店の従業員はリモコン40を携帯しており、遊技ホールに設置された精算機20で自己が携帯するリモコン40のリモコンIDを変更し、リモコンID変更済のリモコン40を用いて台間機の遠隔操作を行うことになる。なお、同図には、一台の精算機20を示しているが、この精算機20の設置台数は任意の数とすることができる。
次に、図1に示した精算機20及びリモコン40の外観について、図3及び図4を用いて説明する。図3は精算機20の外観を示す正面図であり、図4はリモコン40の外観を示す上面図である。
図3に示すように、精算機20は、データ表示およびデータ入力受付を行うLCD(Liquid Crystal Display)/タッチパネル20aと、リモコン40との間で双方向の通信を行う赤外線送受光部20bとを備えている。なお、同図では、リモコン40との間の通信に赤外線を用いる場合について示しているが、これに限らず、電波を用いた通信を行うこととしてもよい。
この精算機20は、プリペイドカードなどの残度数に応じた現金を払い出す処理を行う装置であり、上記した処理部(20aおよび20b)とともに、プリペイドカードなどのカードを受け付けるためのカード受付部、カードの残度数に応じた貨幣を払い出すための紙幣払出部および硬貨払出部を備えている。
また、図4に示すように、リモコン40は、数字ボタンや各種機能ボタンを備えている。そして、同図に示す変更確認ボタン40aが押下されると、精算機20のLCD/タッチパネル20aに、リモコンID変更情報一覧が表示される。そして、変更ボタン40bが押下されると、精算機20から変更用リモコンIDを取得する処理が行われ、取得したリモコンIDが内部の記憶部に記憶される。なお、リモコン40を用いて台間機20へ遠隔操作指示を出力する場合は、台間機20の紙幣貯留部を解錠するためのロック解除ボタン40d、台間機20に貯留されるプリペイドカードの回収を行うためのカード回収ボタン40e、台間機20で発生したエラーを復旧させるためのエラー解除ボタン40fなどを操作することになる。また、リモコン40は、変更ボタン40bが押下され、リモコンIDの変更処理が正常完了したことを報知する報知LED40cが備えられている。
次に、図1に示した解錠制御システムの構成装置である管理装置10の構成について説明する。図5は、管理装置10の内部構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、管理装置10は、入力部11と、出力部12と、I/F部13と、制御部14と、記憶部15とを有する。さらに、制御部14は、リモコンID変更部14aと、設定情報送信部14bとを備えており、記憶部15は、設定情報15aを記憶している。
入力部11は、キーボードやマウス、CD−ROMなどの可搬記憶媒体の読み取り装置といった入力デバイスであり、リモコンID変更の入力に用いられる。また、出力部12は、ディスプレイ装置や、プリンタ装置といった出力デバイスであり、上記したリモコンIDを入力するための画面や、入力されたリモコンIDの一覧画面などを表示したり、管理装置10が管理するデータをプリントアウトしたりといった処理を行う。また、I/F部13は、LANボードなどの通信デバイスから構成され、精算機20や台間機30とのデータ送受信を行う。
制御部14は、入力部11を介してリモコンIDの変更を受け付けて記憶部15に記憶させ、精算機20に対してリモコンID変更情報の一覧を送信するとともに、精算機20において一覧の中から特定の項目が選択されたならば、その旨を設定情報15aに登録するとともに、精算機20に対して選択項目に該当するリモコンIDを送信する処理を行う処理部である。
リモコンID変更部14aは、出力部12に入力画面を表示し、入力部11を介して受け付けたリモコンIDを設定情報15aとして記憶部15に記憶させる処理を行う処理部である。また、このリモコンID変更部14aは、精算機20から、リモコンにて変更したいデータに関する情報をI/F部13を介して受け取ったならば、該当する設定情報15aに登録済みである旨のマーク(例えばオンされたフラグなど)をつける処理を行う処理部でもある。
設定情報送信部14bは、精算機20に対してリモコンID変更情報の一覧を送信するとともに、かかる一覧から選択されたデータに関する情報を精算機20から受けとったならば、精算機20に対して該当するリモコンIDを送信する処理を行う処理部である。
記憶部15は、磁気ディスク装置や不揮発性メモリなどから構成された記憶部であり、リモコン40に登録するための情報である設定情報15aを記憶する。ここで、この設定情報15aの一例について図6を用いて説明する。
図6は、設定情報15aの一例を示す図である。同図に示すように、この設定情報15aは、リモコン40を識別するための番号である「リモコン番号」と、リモコン40を使用する従業員の氏名をあらわす「使用者」と、リモコン40を用いて行うことができる作業の権限をあらわす「権限」と、リモコン40が正当であることを認証するために用いられる「リモコンID」とを含んだ情報である。そして、このリモコンIDは、リモコンID変更操作が受け付けられる度にリモコンID変更部14aによって変更され、変更されたリモコンIDがあらたに割り振られる。なお、このリモコンIDの変更は、乱数に基づいて自動生成されたリモコンIDを変更後のリモコンIDとするが、設定情報15aに重複登録されないように、「リモコンID」をキー項目として重複登録を防止することとする。変更のために乱数に基づいて生成したリモコンIDが、既登録のリモコンIDと重複する場合は、再度リモコンIDを乱数に基づいて生成する。これらの処理を「リモコンID」の項目の変更のために生成した新しいリモコンIDが登録可能となるまで繰返すこととなる。
図6に示した場合について説明すると、リモコン番号が「1」のリモコン40は「Aさん」が使用し、このAさんには紙幣の回収作業が許可されており、リモコン40を認証するためのリモコンIDは「1234」であることが示されている。また、リモコン番号が「3」のリモコン40は「Cさん」が使用し、このCさんには紙幣の回収作業が許可されておらず、リモコン40を認証するためのリモコンIDは「9012」であることが示されている。
次に、図1に示した解錠制御システムの構成装置である精算機20の構成について説明する。図7は、精算機20の内部構成を示す機能ブロック図である(ただし、同図は、精算機20が有する機能のうちリモコン40へのリモコンID変更処理に関連する要素のみを抜粋したものである)。同図に示すように、精算機20は、表示操作部21と、I/F部22と、リモコンI/F部23と、制御部24と、記憶部25とを備えている。また、制御部24は、リモコンID要求部24aと、リモコンID受信部24bと、リモコンID変更指示部24cとをさらに備えており、記憶部25はリモコンID変更情報25aを記憶している。
表示操作部21は、タッチパネル付きの液晶ディスプレイなどから構成され、操作画面を表示するとともに、入力操作を受け付ける処理を行う処理部である。なお、リモコンID変更に関する処理を開始する際には、所定の暗証番号を入力させることとし、入力された暗証番号の認証に成功したことを条件としてリモコンID変更情報の一覧を表示するようにしてもよい。また、この表示操作部21は、図3に示した精算機20の外観図におけるLCD/タッチパネル20aに相当する。
I/F部22は、LANボードなどの通信デバイスから構成され、管理装置10との間でデータ送受信を行う処理部である。また、リモコンI/F部23は、赤外線送受光装置などのデバイスから構成され、リモコン40との間でデータ送受信を行う処理部である。なお、このリモコンI/F部23は、図3に示した精算機20の外観図における赤外線送受光部20bに相当する。なお、本実施例1においては、リモコン40との間の通信に赤外線を用いる場合について示しているが、これに限らず、電波を用いた通信を行うこととしてもよい。
制御部24は、表示操作部21を介して選択された「組み合わせ情報」に対応するリモコンIDをリモコン40に対して設定する処理を行う処理部である。リモコンID要求部24aは、表示操作部21に表示された「組み合わせ情報」の一覧から選択されたデータに対応するリモコンIDを、管理装置10に対して要求する処理を行う処理部である。また、リモコンID受信部24bは、リモコンID要求部24aが要求したリモコンIDを管理装置10から受け取り、受け取ったリモコンIDをリモコンID変更指示部24cに渡す処理を行う処理部である。
リモコンID変更指示部24cは、リモコンID受信部24bから渡されたデータを、リモコンI/F部23を介してリモコン40に対して設定する処理を行う処理部である。例えばこのリモコンID変更指示部24cは、リモコン40の変更ボタン40bが押下されると、管理装置10から取得したリモコンIDをリモコン40に対して設定する。
記憶部25は、磁気ディスク装置や不揮発性メモリなどから構成された記憶部であり、管理装置10から取得した「組み合わせ情報」の一覧をリモコンID変更情報25aとして記憶する。そして、このリモコンID変更情報25aは表示操作部21に表示される。
次に、上記した表示操作部21に表示されるリモコン設定画面の画面例について図8及び図9を用いて説明する。図8は、精算機20の画面例を示す図であり、図9は、精算機の画面例を示す図である。リモコン40を携帯した従業員が、リモコン40の変更確認ボタン40aを操作することによってリモコンID変更確認を実行すると、表示操作部21には図8の8aに示す画面が表示される。この画面は、図6に示した「リモコン番号」および「使用者」を表示した選択ボタンを含んでいる。
例えばAさんが使用するリモコン番号が01のリモコンIDが変更されており、これに応じてAさんがリモコンIDの変更を行う場合には、図8の8aの画面に表示された選択ボタンの中から、「01Aさん」と表示された選択ボタンを選択する。そして、「01Aさん」と表示された選択ボタンが選択されると、表示操作部21には図8の8bに示した画面が表示される。この画面では、「01Aさん」という選択ボタンが選択された旨と、選択されたリモコン番号に対応するリモコンIDを管理装置10に対して問い合わせ中である旨とを表示する。
なお、本実施例1では、図8の8aの画面に表示された選択ボタンを選択した場合に、ただちに図8の8bに画面遷移する場合について説明するが、選択ボタンが選択された際に、各従業員に割り当てられた暗証番号の入力を求める画面を表示し、入力された暗証番号が正当であることを条件として図8の8bに示した画面を表示することとしてもよい。また、選択ボタンが選択された際に、従業員が携帯するリモコン40から変更前のリモコンIDを読み出し、読み出した変更前のリモコンIDが正当であることを条件として図8の8bに示した画面を表示することとしてもよい。
続いて、精算機20が上記したリモコンIDの取得処理を完了すると、表示操作部21には、図9の9aに示す画面が表示される。従業員が、この画面の指示にしたがってリモコン40の変更ボタン40bを押下すると、かかるリモコンIDがリモコン40に対して送信され、リモコンへのリモコンID変更を完了した旨が図9の9bに示す画面に表示される。
なお、図8及び図9においては、精算機20の表示操作部21に表示された選択ボタンが選択されたタイミングで、該当するリモコンIDを管理装置10から取得する場合について説明した。しかしながら、これに限らず、リモコンIDを含んだ情報を管理装置10から精算機20に予め送信しておくこととし、選択ボタンが選択された際に記憶部25からリモコンIDを読み出してリモコン40に登録するよう構成してもよい。
次に、図1に示した解錠制御システムの構成装置であるリモコン40の構成について説明する。図10は、リモコン40の内部構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、リモコン40は、I/F部41と、操作部42と、制御部43と、記憶部44とを備えている。また、制御部43は、リモコンID変更部43aと、送信部43bとをさらに備えており、記憶部44は、固有情報44aを記憶している。
I/F部41は、赤外線送受光装置などのデバイスから構成され、精算機20あるいは台間機30との間でデータ送受信を行う処理部である。なお、本実施例1においては、精算機20あるいは台間機30との間の通信に赤外線を用いる場合について示しているが、これに限らず、電波を用いた通信を行うこととしてもよい。また、操作部42は、数字ボタンや各機能ボタンを備えたデバイスである。
制御部43は、上記したリモコンIDを含んだ情報を精算機20から受け取って記憶部44に記憶させるとともに、台間機30を遠隔操作する際には、記憶部44に記憶させた情報を台間機30に対して送信する処理を行う処理部である。
リモコンID変更部43aは、上記したリモコンIDを、I/F部41を介して精算機20から受け取って、記憶部44に固有情報44aとして記憶させる処理を行う処理部である。また、送信部43bは、操作部42において所定の操作が行われた場合に、記憶部44から固有情報44aを読み出し、読み出した固有情報44aを台間機30に対して送信する処理を行う処理部である。なお、上記したように、リモコンIDの変更を条件としてリモコンIDの変更を行うよう精算機20を構成した場合には、この送信部43bが精算機20に対しても固有情報44aを送信するよう構成してもよい。
次に、図1に示した解錠制御システムの初期処理における処理手順について説明する。図11は、初期処理における処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、遊技店の管理者などが管理装置10のリモコンID変更部14aを介して設定情報15aのリモコンIDを変更すると(ステップS101)、設定情報送信部14bは、リモコンIDを変更された設定情報15aを記憶部15から読み出して精算機20に対して送信する(ステップS102)。そして、管理装置10から設定情報15aを受信した精算機10では、この設定情報15aをリモコンID変更情報25aとして記憶部25に記憶させ(ステップS103)、処理を終了する。
続いて、ステップS102と同様に、管理装置10では、設定情報送信部14bがリモコンIDを変更された設定情報15aを記憶部15から読み出して台間機30に対して送信する(ステップS104)。そして、管理装置10から設定情報15aを受信した台間機30では、この設定情報15aを記憶部に記憶させ(ステップS105)、処理を終了する。
次に、図1に示した解錠制御システムのリモコン変更処理における処理手順について図12を用いて説明する。図12は、リモコン変更処理における処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、精算機20の赤外線送受光部20bが、リモコン40の変更確認ボタン40aが押下操作されたことを検知すると(ステップS201肯定)、図8の8aに示した画面が表示操作部21に表示される(ステップS202)。なお、リモコンID変更開始を検知しなかった場合には(ステップS201否定)、ステップS201の処理を繰り返すことになる。
つづいて、図8の8aに表示された選択ボタンの選択が完了したことを検知すると(ステップS203肯定)、精算機20のリモコンID要求部24aは、選択されたボタンに対応するリモコンIDを管理装置10に対して問い合わせる処理を行う(ステップS204)。なお、選択ボタンの選択が完了していない場合には(ステップS203否定)、ステップS203の処理を繰り返すことになる。
精算機20からのリモコンIDの問い合わせを受けた管理装置10は、該当するリモコンIDを、設定情報15aを検索することによって記憶部15から読み出し、設定情報送信部14bが、読み出したリモコンIDを精算機20に対して送信する(ステップS205)。なお、精算機20は、管理装置10から送信されたリモコンIDを受信すると、リモコンID受信部24bが、受信したリモコンIDをリモコンID変更指示部24cへ渡す処理を行う。
そして、従業員が精算機20に表示された画面の指示(図9の9a)に従って、リモコン40の赤外線送受光部を精算機20の赤外線送受光部20bに向けた状態でリモコン40の変更ボタン40bを押下したならば(ステップS206肯定)、リモコン40はリモコンIDの要求を精算機20に対して行い(ステップS207)、精算機20は、管理装置から送信されたリモコンIDを、この要求に応答してリモコン40に送信し(ステップS208)、当該送信したリモコンIDに対応するリモコンID変更情報を記憶部から消去する(ステップS209)。そして、リモコン40のリモコンID変更部43aは、受信したリモコンIDを固有情報44aとして記憶部44に記憶させ(ステップS209)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例1では、精算機20の表示操作部21が、管理装置10から取得したリモコンID変更情報の一覧を表示し、精算機20のリモコンID要求部24aが、該一覧から選択された情報に対応するリモコンIDを管理装置10に対して要求し、精算機20のリモコンID受信部24bが管理装置10からリモコンIDを受信したならば、リモコン40において所定の操作が行われたことを条件としてリモコンIDをリモコン40に対して送信するよう構成した。また、リモコン40のリモコンID変更部43aが、精算機10から受信したデータを固有情報として記憶部44に記憶させ、台間機30の操作を行う際には、リモコン40の送信部43bが固有情報44aを記憶部44から読み出して台間機30に対して送信するよう構成した。したがって、セキュリティ性の低下をもたらすことなくリモコン操作を行った人を特定して認証することができるとともに、リモコン操作の煩雑さを改善することができる。
なお、上述した実施例1においては、リモコン40へのリモコンID変更機能を精算機20に持たせた場合について説明したが、かかるリモコンID変更機能を備えたデータ登録用専用装置をあらたに構成することとしてもよい。また、遊技店における遊技媒体貸出システムを構成する他の装置(例えばカード発行機など)にリモコンID変更機能を持たせることとしてもよい。
図13は、実施例2に係る、遊技機に並設される貸出処理機の解錠制御システム及び解錠制御方法の概略を説明するための説明図である。本実施例2では、実施例1同様に貸出処理機を、紙幣を挿入する台間機30とし、遠隔操作装置をリモコン40とする例を示す。本実施例2では、リモコン40をユニークに識別する識別情報として、リモコン40に着脱可能に挿入されるICカードに記憶される従業員属性の「ID」を使用する例を示す。台間機30の解錠操作の際に、リモコン40からの遠隔操作が真性な操作者によるものであることを保証する方法として、リモコン40の操作時に、従業員単位に予め管理装置10に登録されているユニークな「ID」と、リモコン40によりICカードから読み出される「ID」とが一致することにより確認する方法をとる。
なお、管理装置10には台間機30の解錠許可認証情報としての「ID」が予め登録されているものとし、ICカードには台間機30の解錠要求認証情報としての「ID」が予め記憶されているものとする。
同図に示すように、実施例2に係る解錠制御システムでは、「ID」が紐付けられたICカードをリモコン40に挿入し、リモコン40がこのIDを読み取って台間機30へ送信し、該IDが台間機30から管理装置10へ送信される。この「ID」を受信した管理装置10では、予め登録される「ID」と照合処理を行い、一致する場合に台間機30へ解錠許可を指示する。このようにして該「ID」を用いて台間機30の解錠などの遠隔操作を行うようにした点に特徴がある。
従来においても、台間機30の解錠などの遠隔操作にリモコンを用いることは一般的であったが、暗証番号などのように操作者が真性であることを確認することができる情報を遠隔操作の度に入力させ、この暗証番号が正しい暗証番号であることの確認処理を経た上で紙幣回収作業などの作業を行うこととされていた。これは、紙幣回収作業の効率性を阻害するのみならず、リモコンが暗証番号と共に窃取されてしまうと、第三者によるリモコンの不正使用を防止し切れなかった。
そこで本実施例2では、従業員IDカードなどのICカードが着脱可能なリモコン40に該ICカードを挿入し、このICカードから読み出された「ICカードNo」及び「ID」をリモコン40から台間機30を経由して管理装置10へ送信する。「ICカードNo」及び「ID」を受信した管理装置10では、「ICカードNo」に対応する「ID」が、予め管理装置10に登録されているものと一致するか否かを判断して、一致するとする場合にのみ台間機30に対して解錠を許可する指示を送信する。よって、リモコン40の操作者は、有効な「ICカードNo」及び「ID」を記憶しているICカードをリモコンと共に所持する必要がある。実施例2では、この両者の組み合わせがあって初めてリモコン40の操作が可能となるため、たとえリモコン40又はICカードのいずれか一方が窃取されたとしても、第三者によるリモコン40の不正使用を防止することができる。また、管理装置10では、「ICカードNo」に対して種々の操作権限の可否に関する情報を管理しているため、実施例2の解錠制御システムでは、台間機30のみならず、島端金庫や精算機等に対しても個別に操作権限を設定可能である。以って、1台のリモコンによって複数の貨幣管理装置の解錠制御を管理することができる。
図13によると、(1)先ずリモコン40にICカードが挿入される。このICカードには、「ICカードNo」及び「ID」が記憶されている。このICカードは、リモコン40に着脱可能なものである。そして、リモコン40は、リモコン40に挿入されたICカードから「ICカードNo」及び「ID」が読み取る。(2)そしてリモコン40から台間機30へ、「ICカードNo」及び「ID」が送信される。(3)続いて台間機30から管理装置10へ、「ICカードNo」及び「ID」が送信される(4)続いて管理装置10では、記憶部に記憶される登録情報を受信した「ICカードNo」を基に検索してIDを読み出す。この読み出されたIDと受信したIDとを照合して一致するか否かを判断して認証する。(5)前述の認証で2つのIDが一致すると判断された場合に、台間機30に対して認証OKの情報を送信する。(6)この認証OKの情報を受信した台間機30は、施錠機構を制御して解錠する。(7)こうして台間機30からの紙幣回収作業が可能となる。
このように解錠制御システムを構成すると、台間機30の解錠の許可は、ICカードに記憶されるIDによってのみ依存して判断されるので、自己が所持する従業員IDカードをどのリモコン40に挿入しても、自分の操作権限に応じた解錠許可がなされ、リモコン40を選ばず利用することができ、利便性が向上する。また、リモコン40の不正使用を防止するセキュリティ管理も、従業員IDカードの管理を厳密に行うことに集約されるので、該セキュリティ管理を、信頼度を高めつつ容易ならしめることができる。
次に、図13に示した解錠制御システムの構成装置である管理装置10の構成について説明する。図14は、図13に示した管理装置10の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この管理装置10は、入力部11と、出力部12と、I/F部13と、制御部14と、記憶部15とを有する。さらに制御部14は、認証部14aを含んでなる。また、記憶部15は、設定情報15aを記憶している。
入力部11、出力部12及びI/F部13は、実施例1で示したものと同一の構成をもち、同様の機能を有する。制御部14は、I/F部13を介して台間機30から「ICカードNo」及び「ID」を受信する。この「ICカードNo」に基づいて記憶部15の設定情報15aに問い合わせを実行し、対応するIDを取得する。そして、取得したIDと、先に受信したIDとを照合し一致するか否かを判断する。一致すると判断する場合は、I/F部13を介して台間機30へ認証OKの情報を送信し、一致しないと判断する場合は、認証NGの情報を送信する処理部である。
記憶部15は、磁気ディスク装置や不揮発性メモリなどから構成された記憶部であり、リモコン40の操作者のIDや操作権限を規定する情報である設定情報15aを記憶する。ここで、この設定情報15aの一例について後に図16を用いて説明する。
次に、図13に示した解錠制御システムの構成装置である台間機30の構成について説明する。図15は、台間機30の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、台間機30は、リモコンI/F部31と、紙幣スタック部32と、表示部33と、I/F部34と、記憶部35と、制御部36とを備えている。
そして、記憶部35は、金額情報35aを記憶している。制御部36は、解錠指示受取部36aと、認証結果判定部36bと、解錠処理部36cと、送信部36dと、受信部36eとをさらに備えている。なお、台間機30は、上記した遊技島に固定された枠体30bと着脱可能に構成されており、上記したI/F部34は枠体30bに台間機30がセットされた状態において枠体30b内のI/F部30cと接続され、このI/F部30cを介して島コントローラとのデータ通信を行う。
リモコンI/F部31は、リモコン40との間で赤外線や電波を送受信することによってデータ交換を行うデバイスであり、受信したデータを制御部36の解錠指示受取部36aに渡す処理を行う。
紙幣スタック部32は遊技客によって挿入された紙幣の金種を判定するとともに、取り込んだ紙幣を内部に蓄積する装置であり、さらに、判定した金種に基づいて記憶部35の金額情報35aを変更する処理を行う。また、この紙幣スタック部32には制御部36の解錠処理部36cによって解錠/施錠が行われる鍵が設けられている。なお、紙幣スタック部32に蓄積した紙幣の合計金額を算出する機能を持たせることとし、紙幣回収の検知などをトリガーとして算出した合計金額を金額情報35aとして登録することとしてもよい。
表示部33は、台間機30の処理状態を示す状態ランプなどによって構成された表示デバイスである。例えば通常の施錠状態ではランプを消灯させ、リモコン40からの解錠要求が受け付けられるとランプを点滅させるようにすると、解錠要求が受け付けられたことを容易に判別することができる。
I/F部34は、枠体30bのI/F部30cに接続されることによって、島コントローラや管理装置10とデータ送受信を行うデバイスである。このI/F部34は、制御部36から受け取ったデータを島コントローラなどの外部装置に送信するとともに、外部装置から受け取ったデータを制御部36に渡す処理を行う。
記憶部35は、磁気ディスク装置や不揮発性メモリなどから構成された記憶部であり、紙幣スタック部32から受け取った蓄積紙幣の総額をあらわす金額情報35aを記憶するものである。
金額情報35は、紙幣スタック部32によって登録される情報であり、紙幣スタック部32が検知した蓄積紙幣の総額をあらわす情報である。なお、本実施例2においては、紙幣が挿入されるたびに金額情報35aが変更される場合について説明したが、紙幣回収時に蓄積紙幣の総額を金額情報35aとして算出し、算出した金額情報35aを記憶部35に登録するように構成してもよい。また、紙幣スタック部32が内部から取り出された紙幣を検出する機能を有している場合には、取り出された紙幣の総額を金額情報35aとして登録することとしてもよい。
制御部36は、リモコン40から「ICカードNo」及び「ID」、及び解錠要求を受け付けるとともに、受け付けた「ICカードNo」及び「ID」が正当であることを条件として、島コントローラから解錠要求を受信した場合には、該解錠要求に基づき解錠動作を制御する処理を行う処理部である。なお、本実施例2では、リモコン40を介して「ICカードNo」及び「ID」、及び解錠要求を受け付ける場合について説明する。
解錠指示受取部36aは、リモコンI/F部31を介して「ICカードNo」及び「ID」、及び解錠要求を受け取り、受け取ったデータを送信部36dに渡す処理を行う処理部である。なお、この解錠指示受取部36aは、受け取ったデータのフォーマットが不正である場合、例えば「ICカードNo」又は「ID」の桁数が規定外の場合などには、送信部36dにデータを渡さないよう構成してもよい。また、この場合には、フォーマットが不正である旨を表示部33に表示することとしてもよい。
認証結果判定部36bは、受信部36eがI/F部34を介して管理装置10から受け取った認証結果を受信し、この認証結果を判断する処理を行う処理部である。例えば管理装置10から受信した認証結果が認証OKの場合には、解錠処理部36cに対して解錠を指示する。他方で、管理装置10から受信した認証結果が認証NGの場合には、解錠処理部36cに対して解錠を指示せず、表示部33に認証NGの情報を表示させる。
解錠処理部36cは、認証結果判定部36bの指示に基づき、紙幣スタック部32に設けられた鍵の解錠を制御する処理部である。例えばこの解錠処理部36cは、認証結果判定部36bから解錠指示を受け付けたならば、紙幣スタック部32の鍵を解錠する処理を行う。
送信部36dは、解錠指示受取部36aが受け渡してきた「ICカードNo」及び「ID」をI/F部34を介し、島コントローラを中継して管理装置10に対して送信する処理を行う処理部である。受信部36eは、I/F34を介して管理装置10から受信した認証結果を認証結果判定部36へ受け渡す処理を行う処理部である。
次に、図14に示した設定情報15aの例について説明する。図16は、図14に示した設定情報15aが格納されるテーブルを示す。この識別情報15aは、ICカードによってリモコン40を識別するための「ICカードNo」と、この「ICカードNo」に1対1に対応付けられる「ID」と、当該ICカードに基づいてリモコン40を使用する従業員の氏名をあらわす「従業員名称」と、当該ICカードに基づいてリモコン40を操作する権限を示す「操作権限」とを含んだ情報である。「ICカードNo」及び「ID」はユニークな情報である。さらに「操作権限」には、具体的な操作、例えば台間機30から紙幣を回収する権限である「現金管理」と、台間機30からプリペイドカードを回収する権限である「カード管理」と、台間機30で発生した処理エラーの復帰・解除を行う権限である「エラー解除」と、精算機20の現金格納部の扉の解錠権限である「精算機扉」と、島端金庫の扉の解錠権限である「金庫扉」とがある。
「ICカードNo」毎にそれぞれ規定される各「操作権限」には、「OK」又は「NG」の情報が対応付けられている。「OK」は当該操作の権限を有することを意味し、「NG」は当該操作の権限を有しないことを意味する。例えば「ICカードNo」が「00001」のレコードは、従業員名称「Aさん」、ID「P32Q58A」、現金管理「OK」、カード管理「OK」、エラー解除「OK」、精算機扉「OK」、金庫扉「OK」である。即ち「Aさん」は、ID「P32Q58A」によって認証され、全ての操作権限を有することが分かる。他方「ICカードNo」が「00003」のレコードには、従業員名称「Cさん」、ID「S58A66B」、現金管理「OK」、カード管理「OK」、エラー解除「OK」、精算機扉「NG」、金庫扉「NG」である。即ち「Cさん」は、ID「S58A66B」によって認証され、現金管理、カード管理、エラー解除の権限は有するが、精算機扉及び金庫扉の解錠の権限は有さないことが分かる。
次に、図13に示した解錠制御システムで用いられるICカード100について説明する。図17は、ICカード100の外観を示す図である。ICカード100は、カード型のプラスチック上にICチップ101を配設したカードである。また、ICチップ101はアンテナ端子102を有する。ICカード100は、リモコン40へ挿入されると、リモコン40が備える後述するICカードリーダ/ライタ45と通信する。この通信はアンテナ端子102を介して、ICチップ101に記憶される情報がリモコン40に読み出されるものである。
次に、図13に示した解錠制御システムのリモコン40の構成について説明する。図18は、リモコン40の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、リモコン40は、I/F部41と、操作部42と、制御部43と、ICカードリーダ/ライタ45とを有する。さらに制御部43は、ID変更部43eと、送信部43bとを含む。また、ICカードリーダ/ライタ45は、ICカード100が挿入された状態では、固有情報45aを含んだ状態にある。この固有情報45aは、具体的には「ICカードNo」及び「ID」である。
I/F部41は、赤外線の発光部であり受光部である。リモコン40は、ICチップ101から読み出した固有情報45aをI/F部41を介して台間機30へ送信する。また、上記した「ID」の変更があった場合に、変更された「ID」をI/F部41を介して精算機20などから受信する。
操作部42は、操作者によるリモコン操作を受け付けるものであって、具体的にはリモコン40が有する種々の操作ボタン(リモコンキー)である。操作部42は、ICチップ101から読み取った「ICカードNo」及び「ID」を台間機30へ送信する指示を行うための「送信ボタン」、変更された「ID」を精算機20などから受信してICチップ101に記憶させる指示を行うための「ID変更ボタン」などを含む。
制御部43は、精算機20など又は台間機30とのI/F部41を介した通信の制御を行う処理部である。ID変更部43eは、変更された「ID」を精算機20などから受信してICチップ101に記憶させる処理を行う処理部である。具体的には、リモコン40に挿入されているICカード100の「ICカードNo」が、変更された「ID」に対応する「ICカードNo」に一致する場合に、精算機20などから受信した「ID」で以ってICチップ101に記憶される「ID」を変更する。送信部43bは、ICチップ101から読み出した「ICカードNo」及び「ID」を台間機30へ送信する処理を行う処理部である。
ICカードリーダ/ライタ45は、リモコン40に挿入されたICカード100が有するICチップ101から「ICカードNo」及び「ID」を読み出して送信部43bへ渡す処理を行う処理部である。また、ID変更部43eから渡された、変更された「ID」で以ってICチップ101に記憶される「ID」を変更する処理を行う処理部である。
次に、図13に示した解錠制御システムのリモコン40にICカードが挿入された時の処理手順について説明する。図19は、図13に示したリモコン40にICカードが挿入された時の処理手順を示すフローチャートである。先ず、リモコン40にICカード100が挿入されたかどうかを判定する(ステップS301)。ICカードが挿入されたと判定されると(ステップS301肯定)、ICカード100のICチップ101に記憶される固有情報を読み取って記憶部に記憶する(ステップS302)。なお、ステップS301においてICカード100が挿入されたと判定されないときには(ステップS301否定)、ステップS301を繰返すこととなる。
次に、図13に示した解錠制御システムにおける台間機30の解錠処理の処理手順について説明する。図20は、図13に示した解錠制御システムにおける台間機30の解錠処理の処理手順を示すフローチャートである。先ず、リモコン40のロック解除ボタンが押下されたかどうかを判定する(ステップS401)。ロック解除ボタンが押下されたと判定されるならば(ステップS401肯定)、ロック解除要求信号及び記憶部に記憶される固有情報を台間機30へ送信する(ステップS402)。ロック解除ボタンが押下されたと判定されないならば(ステップS401否定)、ステップS401を繰返すこととなる。
リモコン40からロック解除要求信号及び固有情報を受信すると、台間機30は固有情報を管理装置10へ送信する(ステップS403)。さらに、台間機30から固有情報を受信すると、管理装置10は認証処理を実行する(ステップS404)。具体的には、受信した「ICカードNo」に対応して設定情報15aに格納される「ID」と、受信した「ID」とを比較して一致するか否かを判定することによって認証処理を実行する。一致するとき認証結果を「認証OK」とし、一致しないとき認証結果を「認証NG」とする。続いて管理装置10は、これらの認証結果を台間機30へ送信する(ステップS405)。
台間機30は、管理装置10から認証結果を受信したならば、この認証結果が「認証OK」であるか否かを判定する(ステップS406)。「認証OK」であると判定されるならば(ステップS406肯定)、台間機30の解錠処理を実行する(ステップS407)。一方、「認証NG」であると判定されるならば(ステップS406否定)、台間機30の表示部にてエラー発生の旨の表示を行う(ステップS408)。これらの処理が終了すると、台間機30の解錠処理の処理手順は全て終了する。
以上本発明の実施例1及び2を説明したが、これらに限らず本発明は、上記実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
実施例1では、台間機30の解錠を許可するための認証処理を台間機30で行うとしたが、これに限らず、管理装置10や、遊技機システムのネットワークに接続される認証処理用の専用装置を別に用意して、この装置にて行うようにしてもよい。
実施例1では、台間機30の解錠を許可するための解錠許可認証情報の変更処理を管理装置で、該解錠許可認証情報のリモコン40に対する変更処理を精算機20で行うこととしたが、これに限らず、これらの処理は、遊技機システムのネットワークに接続される、リモコン40とは異なる何れの装置にて行うこととしてもよい。
実施例1では、1台のリモコン40によって全ての台間機30の解錠操作を行うこと可能とした。しかしこれに限らず、管理装置10においてリモコン40毎に、遊技機島単位で台間機30の解錠操作の権限の有無を設定情報15aに規定することとしてもよい。このようにすることによって、特定のリモコン40が特定の遊技機島に属する台間機30の解錠操作を行うように、リモコン40の解錠操作対象を分散させることができ、更なるセキュリティの確保を図ることができる。
実施例1では、リモコン40は報知LED40cを備えることとし、リモコン40側でのリモコンIDの変更が正常に終了したことを、報知LED40cをごく短い所定時間点灯させることにより報知することとした。しかしこれに限らず、例えばリモコン40側でのリモコンIDの変更が行われると常時点灯することによって有効なリモコンIDが記憶されていることを報知するものであってもよい。この場合、変更されたリモコンIDに有効期間を設け、リモコンIDは所定時間毎に例えば1日毎に変更されるものとし、この有効期間を過ぎると、リモコン40側で自動的に報知LED40cの消灯を行うよう制御することとする。このようにすると、何れのリモコン40が有効なリモコンIDを記憶しているか否かが明確となるので、誤って有効でないリモコンIDを記憶するリモコン40を使用しようとする不効率を防止することができる。また、報知LED40cとは別に、リモコン40に小型のLCDを設け、このLCDにリモコンIDを表示することとしてもよい。このようにすると、リモコンIDを目視で確認して、有効なリモコンIDを記憶するリモコン40を選択して使用することができる。このようにしても、誤って有効でないリモコンIDを記憶するリモコン40を使用しようとする不効率を防止することができる。
実施例1では、精算機20とリモコン40との間で赤外線通信を行い、リモコン40の記憶部44のリモコンIDを変更することによって解錠要求用の認証情報を変更することとしたが、これに限らずその他の通信方法による通信、例えば電波を使用する無線通信や有線通信を行うこととしてもよい。
実施例1では、先に管理装置10で台間機30の解錠のための解錠許可認証情報としてのリモコンIDが変更され、この変更に応じて精算機20にてリモコン40に記憶されるリモコンIDを変更することとした。しかしこれに限らず、先にリモコン40にて解錠要求認証情報としてのリモコンIDが変更され、これに応じて管理装置10に登録されているリモコンIDが変更されることとしてもよい。
実施例2におけるICカード100は、従業員IDカードであるとしたが、カード発行機や精算機20にて発行される、例えばプリペイドカードなどであってもよい。また、ICカードに限らず磁気カード、磁気ストライプを有するカードなどであってもよい。また、ICカードは接触型ICカードとしたが、ICチップとともにアンテナコイルが配設された非接触型ICカードであってもよい。また、これらの記録媒体は必ずしもリモコン40に着脱可能である媒体である必要は無く、例えば非接触型ICタグを用いてもよい。非接触型ICカードや非接触型ICタグは、リモコン40に近接させてリモコンIDなどの情報を読み取らせることとなる。
実施例2では、台間機30の解錠を許可するための認証処理を管理装置10で行うとしたが、これに限らず、台間機30や、遊技機システムのネットワークに接続される認証処理用の専用装置を別に用意して、この装置にて行うようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る解錠制御システム及び解錠制御方法は、セキュリティを確保しつつリモコンによる解錠操作の煩雑さを改善したい場合に有用であり、特に、遊技店における紙幣回収作業においてリモコンによる台間機などの紙幣を施錠して貯留する装置の解錠に適している。
実施例1に係る遊技媒体貸出システムの特徴を示す図である。 実施例1の遊技媒体貸出システムのネットワーク構成例を示す図である。 実施例1の精算機の外観を示す図である。 実施例1のリモコンの外観を示す上面図である。 実施例1の管理装置の内部構成を示すブロック図である。 実施例1の設定情報の一例を示す図である。 実施例1の精算機の内部構成を示すブロック図である。 実施例1の精算機の画面例を示す図である。 実施例1の精算機の画面例を示す図である。 実施例1のリモコンの内部構成を示すブロック図である。 実施例1の初期処理における処理手順を示すフローチャートである。 実施例1のリモコン変更処理における処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る遊技媒体貸出システムの特徴を示す図である。 実施例2の管理装置の内部構成を示すブロック図である。 実施例2の台間機の内部構成を示すブロック図である。 実施例2の設定情報の一例を示す図である。 実施例2のICカードの外観を示す上面図である。 実施例2のリモコンの内部構成を示すブロック図である。 実施例2のICカードが挿入時における処理手順を示すフローチャートである。 実施例2の解錠処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 管理装置
11 入力部
12 出力部
13 I/F部
14、24、36 制御部
14a リモコンID変更部
14b 設定情報送信部
14c 認証部
15、25、44 記憶部
15a 設定情報
20 精算機
20a LCD/タッチパネル
20b 赤外線送受光部
21 表示操作部
22、41 I/F部
23 リモコンI/F部
24a リモコンID要求部
24b リモコンID受信部
24c リモコンID変更指示部
25a リモコンID変更情報
30 台間機
31 リモコンI/F部
36a 解錠指示受取部
36b 認証結果判定部
36c 解錠処理部
36d、43b 送信部
36e 受信部
40 リモコン
40a 変更確認ボタン
40b 変更ボタン
40c 報知LED
40d ロック解除ボタン
40e カード回収ボタン
40f エラー解除ボタン
42 操作部
43 制御部
43a リモコンID変更部
43e ID変更部
44a 固有情報
45 ICカードリーダ/ライタ
45a 固有情報
100 ICカード
101 ICチップ
102 アンテナ端子

Claims (4)

  1. 遊技機に並設されるとともに貨幣の受け入れによって該遊技機に対して遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機と、前記貸出処理機を管理する管理装置と、前記貸出処理機に設けられた施錠機構の解錠を遠隔操作する遠隔操作装置とを有する解錠制御システムであって、
    前記遠隔操作装置は、
    自装置を一意に識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    新たな識別情報を含む識別情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて前記識別情報記憶手段に記憶した識別情報を更新する識別情報更新手段とを備え、
    前記貸出処理機は、
    前記施錠機構の施錠又は解錠を許可する遠隔操作装置の識別情報を許可情報として記憶する許可情報記憶手段と、
    新たな識別情報を含む許可情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて前記許可情報記憶手段に記憶した許可情報を更新する許可情報更新手段と、
    前記遠隔操作装置から識別情報を受信した際に、該識別情報が前記許可情報記憶手段に記憶された許可情報のいずれかと一致する場合に、前記施錠機構を解錠するよう制御する制御手段とを備え、
    前記管理装置は、
    前記遠隔操作装置の識別情報の変更要求を受け付けた場合に、新たな識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段により生成された新たな識別情報を含む識別情報変更要求並びに該新たな識別情報を含む許可情報変更要求を行う変更要求手段とを備えた
    ことを特徴とする解錠制御システム。
  2. 前記管理装置の変更要求手段は、
    遊技店内に配設された所定の機器に対して前記識別情報生成手段により生成された新たな識別情報を含む識別情報変更要求を行うとともに、前記貸出処理機に対して該新たな識別情報を含む許可情報変更要求を行い、
    前記遠隔操作装置の識別情報更新手段は、
    前記所定の機器から新たな識別情報を含む識別情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて前記識別情報記憶手段に記憶した識別情報を更新し、
    前記貸出処理機の許可情報更新手段は、
    前記管理装置から新たな識別情報を含む許可情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて前記許可情報記憶手段に記憶した許可情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の解錠制御システム。
  3. 前記管理装置は、
    前記変更要求手段により複数の識別情報の識別情報変更要求を行う場合に、各識別情報の変更状況を記憶する変更状況記憶手段と、
    前記遠隔操作装置から識別情報の更新完了通知を受け付けた際に、前記変更状況記憶手段に記憶した該当する識別情報の変更状況を処理済みに設定する設定手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の解錠制御システム。
  4. 遊技機に並設されるとともに貨幣の受け入れによって該遊技機に対して遊技媒体の貸出処理を行う貸出処理機と、前記貸出処理機を管理する管理装置と、前記貸出処理機に設けられた施錠機構の解錠を遠隔操作する遠隔操作装置とを有する解錠制御方法であって、
    前記管理装置が、前記遠隔操作装置を一意に識別する識別情報の変更要求を受け付けた場合に、新たな識別情報を生成する識別情報生成工程と、
    前記識別情報生成工程により生成された新たな識別情報を含む識別情報変更要求並びに該新たな識別情報を含む許可情報変更要求を行う変更要求工程と、
    前記貸出処理機が、新たな識別情報を含む許可情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて許可情報記憶部に記憶した許可情報を更新する許可情報更新工程と、
    前記遠隔操作装置が、新たな識別情報を含む識別情報変更要求を受け付けた際に、該新たな識別情報を用いて識別情報記憶部に記憶した識別情報を更新する識別情報更新工程と、
    前記貸出処理機が、前記遠隔操作装置から識別情報を受信した際に、該識別情報が前記許可情報記憶手段に記憶された許可情報のいずれかと一致する場合に、前記施錠機構を解錠するよう制御する制御工程と
    を含んだことを特徴とする解錠制御方法。
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