JP5004388B2 - ルートのコンパクト表現のための方法及びシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション・システムに関し、特に本発明は、ナビゲーション・システムに対するルートを完全に表現するために必要なデータの量を低減するルートを表現するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ナビゲーション・システムは、所望の目的地までのルートを計算することのような、有用な特徴(features)を供給しそしてルートを辿るためのガイダンスを供給する。ナビゲーション・システムが所望の目的地までのルートを計算する場合には、ナビゲーション・システムのルート計算プログラミングは、開始位置と目的地位置との間で一つ以上の解決ルートを決定しようとする。解決ルートは、車両が開始位置から目的地位置まで移動することができるような一連の接続道路区間にわたり形成される。ルート計算プログラミングによって計算された解決ルートは、一方通行路規制及び交差点における方向転換規制のような、既知の交通規制を確認する。ナビゲーション・システムのルート計算プログラミングが解決ルートを計算する場合、それは、開始位置と目的位置の周辺及び間の道路区間及び交差点を表すデータを得るために地図データベースをアクセスする。地図データベースのデータは、道路及び交差点の位置、道路区間に沿った予定走行時間、道路に沿ったスピード制限、方向転換制限、等に関する情報を含む。これらの種類の地図データを用いて、ナビゲーション・システムのルート計算プログラミングは、特定の目的地までの最適(例えば、最速又は最短)ルートを見出すことができる。一実施例において、ルート計算プログラミングの出力は、複数の道路区間を識別している順序リストの形式である。複数の道路区間は、ナビゲーション・システムのルート計算プログラミングによって計算された開始点と目的地との間の連続ナビゲーション可能ルートを形成する。道路区間の順序リストは、計算されたルートを辿るためのドライビング・インストラクションをナビゲーション・システム・ユーザに供給するためにルート・ガイダンス・プログラミングによって用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
計算されたルートを表すための上述した方法は、様々な形式のルート及び様々な形式のナビゲーション・システムにうまく作用する。ルートを表すための上述した方法に関連した考察は、長いルートのような、比較的多数の道路区間を含むルートが、表すための対応する大量のメモリを必要とするということである。多くのナビゲーション・システムは、アンプル・メモリ資源を有するが、あるナビゲーション・システム・プラットフォームは、比較的少量のメモリを有する。比較的少量のメモリを有するナビゲーション・システム・プラットフォームでは、多数の道路区間を有する長いルートは、ナビゲーション・システムのメモリ資源の比較的大きな部分を占有してそれにより潜在的に性能に影響を及ぼす。
【0004】
ルートを表すことに関連した別の考察は、ルートが中心位置で計算されそして計算されたルートを表すデータは、ルートを辿るインストラクションをドライバに供給する車載ナビゲーション・ガイダンス・システムに無線で送信されるようなナビゲーション・システムに関する。ルートを表すデータが無線で送信されるようなシステムにより、多数の道路区間を有する長いルートは、比較的多量のデータが無線で送信されるということを必要としそれにより無線データ送信システムが十分に大きな容量を有するということを必要とする。
【0005】
従って、ルートを表すために必要なデータ量を低減するような方法でルートを表すことの必要性が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
これら及び他の目的を解決するために、本発明は、地図領域における道路網に沿ったルートを表す方法を備えている。データベースは、地図領域における道路の交差点を表すデータを含む。道路の各交差点に対するデータ表現に関連付けられたものは、交差点を通る一つ以上のノミナル・パス(ノミナル・経路)を示すデータである。交差点を通るノミナル・パスは、それにより表された交差点に入ることができる各道路区間に対して、表された交差点から出られるたった一つの道路区間を識別する。地図領域における道路網に沿ったルートは、ルートがノミナル・パスから交差点にそれる(はずれる)各交差点を示すことによって表される。
【0007】
別の形態によれば、本発明は、表された交差点に関連付けられたノミナル・パス・データを含んでいる地図データベースを備えている。
【0008】
別の形態によれば、本発明は、ルートを表すためにノミナル・パス・データを用いるナビゲーション・システムを備えている。
【0009】
別の形態によれば、本発明は、表された交差点に関連付けられたノミナル・パス・データを含むデータベースを形成する方法を備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の方法は、ルートを表現するための方法であって、地図領域に配置された交差点を通るノミナル・パスを規定するデータベースを使用する段階と、ルートが前記交差点を通るノミナル・パスからそれる各交差点を識別することによって地図領域におけるルートを表現する段階とを具備してもよい。
【0011】
本発明の方法では、前記ノミナル・パスは、それにより各交差点をアクセスすることができる各道路区間に対して、そこから関連付けられた交差点を出ることができるたった一つの道路区間を識別してもよい。
【0012】
本発明の方法では、前記表現する段階は、前記ルートの終点に関連付けられた位置を識別する段階を具備してもよい。
【0013】
本発明の方法では、前記表現する段階は、前記ルートの始点に関連付けられた位置を識別する段階を具備してもよい。
【0014】
本発明の方法では、前記表現する段階は、前記ルートが前記交差点を通るノミナル・パスからそれる各交差点における新しい出口を識別する段階を具備してもよい。
【0015】
本発明のデータベースは、地域に配置された地図特徴を表現するデータベースであって、前記地域に配置された道路の交差点のデータ表現と、交差点の各データ表現に対して、該交差点を通るノミナル・パスを表現するデータとを備え、ノミナル・パスを表現する前記データは、前記交差点への各入口道路区間をたった一つの出口道路区間に関連付けるように構成してもよい。
【0016】
本発明のデータベースでは、交差点の各データ表現に対して、該交差点の地図座標を示すデータを更に備えてもよい。
【0017】
本発明のデータベースでは、入口道路区間に関連付けられた前記出口道路区間は、該入口道路区間からモータリストがおそらく移動するであろう道路区間であってもよい。
【0018】
本発明の操作方法は、ナビゲーション・システムの操作方法であって、目的地までのルートを計算する段階と、前記ルートが交差点を通るノミナル・パスからずれる該ルートに沿った各交差点を識別することによって該ルートを表現する段階であり、該交差点を通るノミナル・パスが理的データベースで規定される該段階と、及びナビゲーション関連機能を供給するために前記表現する段階によって形成された前記ルートの表現を当該表現を使用するアプリケーションに供給する段階とを具備してもよい。
【0019】
本発明の方法では、前記ナビゲーション関連機能は、前記ルートをたどるためのガイダンスであってもよい。
【0020】
本発明の方法では、前記ナビゲーション関連機能は、強調された前記ルートを有する地図ディスプレイであってもよい。
【0021】
本発明の方法では、前記ナビゲーション・システムは、メモリにおける前記ルートの前記表現の一部だけを保守すると同時に前記前記ナビゲーション関連機能を供給するために前記表現を使用してもよい。
【0022】
本発明の方法では、サーバから車両に前記表現を送る段階を更に具備してもよい。
【0023】
本発明の方法では、前記計算する段階及び前記供給する段階は、車両において実行されてもよい。
【0024】
本発明の方法では、前記表現する段階は、ルートが交差点を通るノミナル・パスからそれる各交差点における出口パスを識別する段階を更に具備してもよい。
【0025】
本発明のナビゲーション・システムは、地図地域に位置決めされた道路の交差点を通って規定されたノミナル・パスからルートがそれる各位置を識別することによって該ルートの表現を形成する第1のナビゲーション・アプリケーションと、及びナビゲーション関連機能をナビゲーション・システムのユーザに供給するために前記第1のナビゲーション・アプリケーションによって形成された前記ルートの前記表現を使用する第2のナビゲーション・アプリケーションとを備えて構成してもよい。
【0026】
本発明のナビゲーション・システムでは、前記第1のナビゲーション・アプリケーションは、目的地までの前記ルートを計算するように構成してもよい。
【0027】
本発明のナビゲーション・システムでは、前記ナビゲーション関連機能は、ルート・ガイダンスを備えてもよい。
【0028】
本発明のナビゲーション・システムでは、前記ナビゲーション関連機能は、地図ディスプレイを備えてもよい。
【0029】
本発明のナビゲーション・システムでは、前記ナビゲーション関連機能は、強調された前記ルートを有する地図ディスプレイであってもよい。
【0030】
本発明のナビゲーション・システムでは、前記第1のナビゲーション・アプリケーション及び前記第2のナビゲーション・アプリケーションは、両方とも車両に配置されてもよい。
【0031】
本発明のナビゲーション・システムでは、前記第1のナビゲーション・アプリケーションは、遠隔的に配置されたサーバに配置されかつ前記第2のナビゲーション・アプリケーションは、車両に配置されてもよい。
【0032】
本発明のナビゲーション・システムでは、前記ルートの前記表現が前記第1のナビゲーション・アプリケーションから前記第2のナビゲーション・アプリケーションに送信される無線通信システムを更に備えてもよい。
【0033】
本発明のナビゲーション・システムでは、前記第1のナビゲーション・アプリケーションは、また、前記ルートがそれを通る前記ノミナル・パスからそれる各交差点における新しいパスを識別するように構成してもよい。
【0034】
本発明の方法は、地図データベースを形成するための方法であって、地図領域に配置された道路の交差点のデータ表現を記憶する段階と、交差点の各データ表現に対して、前記交差点を通るノミナル・パスを示すデータをそれに関連付ける段階とを具備し、交差点のノミナル・パスは、それを介して交差点に入ることができる各道路区間に対して、前記交差点から出ることができるたった一つの道路区間を識別してもよい。
【0035】
本発明の方法では、ノミナル・パス上で前記交差点から出ることができる前記道路区間は、モータリストがたぶん交差点に入ることができる関連道路区間を介して当該関連道路区間から移動するであろう道路区間であってもよい。
【0036】
本発明の方法では、交差点の各データ表現に対して、前記交差点の前記地図座標を示すデータをそれに関連付ける段階を更に具備してもよい。
【0037】
【実施例】
I.地図データベースの形成
A.概観
図1は、地図領域104の地図100を示す。道路網112は、地図領域104に配置される。道路網112は、どりわけ、地図領域100に配置された道路及び交差点を含む。また、図1は、道路網112の一部の拡大図を含んでいる地図領域104の一部110の拡大図108を示す。
【0038】
部分110に示すように、地図領域104の各道路は、一つ以上の道路区間114から構成されている。各道路区間114は、二つのノード116がそれに関連付けられ、一つのノードは、道路区間の一端における点を表しかつ他のノードは、道路区間の他端の点を表す。道路区間のいずれかの端のノードは、道路が別の道路と出会う場所、例えば、交差点、又は袋小路に対応しうる。
【0039】
ナビゲーション・システムで用いられる一つの形式の地図データベースにおいて、地図領域に配置された各道路区間に対して少なくとも一つのデータベース・エントリ(“エンティティ”又は“記録”とも称される)が存在する。図2は、複数の道路区間データ記録222を有する地図データベース140を示す。図3は、道路区間データ記録222の一つのコンポーネントのあるものを示す。図3に示すように、道路区間データ記録222は、データベースの記録を識別するID222(1)を有する。地図道路区間データ記録222は、それに関連付けられた(“属性”、“フィールド”、等のような)様々なデータ222(2)を有する。これらのデータ222(2)は、道路区間記録によって表される道路の一部での走行のスピード、道路区間記録によって表される道路部分で許される走行の方向、道路区間記録によって表される道路部分のストリート・アドレス範囲、道路の名前、等を示しうる。道路区間に関連付けられた様々な属性は、単一の道路区間記録に含まれうるか又は互いに相互参照される一つの形式の記録よりも多くに含まれうる。
【0040】
図2を参照すると、地図データベース140は、また、地図領域の各ノードに対するエントリ(即ち、エンティティ又は記録)223も含む。図3は、ノード・データ記録223のコンポーネントのあるものを示す。ノード・データ記録223は、データベースの記録を識別するID223(1)を有する。ノード・データ記録223は、(“属性”、“フィールド”のような)それに関連付けられた情報を有する。ノード・データ記録223は、その地図ポジション(例えば、その緯度及び経度座標)を識別するデータ223(2)を含む。また、コード・データ記録223は、どの道路区間が表されたノードで出会うかを示すデータ223(3)も含む。ノードで出会う各道路区間は、アーム番号223(3)(1)が割り当てられる。アーム番号223(3)(1)は、任意に割り当てられうる。アーム番号を割り当てる一つの方法は、最も低い方位角(アジマス)を有する接続道路区間から(即ち、北のような、任意に定義された方向から)始めて順番に番号を各接続道路区間に割り当てることである。一実施例では、ノードに接続された各道路区間は、トラフィックが道路区間を走行することが法的に許されているかどうかに係わりなくアーム番号が割り当てられる。
【0041】
また、ノード・データ記録223は、表されたノードを通るノミナル・パスを示しているデータ223(4)も含む。(ノミナル・パスを示しているデータ223(4)は、以下に詳述する。)また、ノード・データ記録223は、他のデータ223(5)も含む。
【0042】
図3の道路区間データ記録222を再び参照すると、道路区間データ記録222は、エンドポイント・データ222(3)を含む。エンドポイント・データ222(3)は、表された道路区間のエンドポイント・に関する情報を含む。エンドポイント・データ222(3)は、表された道路区間のエンドポイント・の位置を示すデータを含む。エンドポイント・データ222(3)は、様々な異なる方法でエンドポイント・の場所を示しうる。一実施例によれば、エンドポイント・データ222(3)は、表された道路区間のエンドポイント・に対応するノードを表すノード・データ記録223への基準(リファレンス)222(3)(1)(L)及び222(3)(1)(R)を含む。また、エンドポイント・データ222(3)は、後継データ222(3)(2)(R)及び222(3)(2)(L)も含む。後継データ222(3)(2)(R)及び222(3)(2)(L)は、もしあれば、表される道路区間の各エンドポイント・に接続する他の道路区間(即ち、後継道路区間)を示す。後継データ222(3)(2)(R)及び222(3)(2)(L)は、各エンドポイント・を介して表された道路区間から法的にアクセス可能であるこれらの後継道路区間及び各エンドポイント・において表された道路区間に接続するが、しかし法的にアクセス可能ではない他の道路区間を示しうる。
【0043】
B.ノミナル・パス
上記したように、各ノード記録223は、表されたノードを通るノミナル・パスを示すデータ223(4)を含む。ノミナル・パス・データ223(4)は、ノミナル・パスのリストから構成されている。ノミナル・パスのリストは、関連ノードへの各リーガル・入口道路区間に対するパスを含む。リーガル・入口道路区間は、ノードまでそれに沿って走行することが法的に許される道路区間である。そこで、4つの道路区間がノードに接続しかつ道路区間のそれぞれに沿ってノードまで走行することが法的に許されるならば、ノミナル・パス・データは、4つのリーガル・入口道路区間のそれぞれに対して一つずつ、4つのノミナル・パスを示すリストで構成される。代替的に、二つの一方通行路がノードで交差するならば、ノミナル・パス・データ223(4)は、それに沿ってノードまで走行することが法的に許される2つのリーガル・入口道路区間のそれぞれに対して一つずつ、二つのノミナル・パスを有するリストで構成される。
【0044】
各ノミナル・パスは、たった一つだけの出口道路区間を示す。ノミナル・パスに対するデータ出口道路区間は、走行が関連ノードを介して関連入口道路区間から起こるであろうと思われる道路区間である。
【0045】
ノミナル・パス・データ223(4)は、区間IDs(図3の222(1))を用いることによって各入口区間及び出口区間を識別しうる。代替的に、ノミナル・パス・データ223(4)は、アーム番号データ223(3)(1)を用いることによって各入口区間及び出口区間を識別しうる。ノミナル・パス・データ223(4)は、他の手段によって各入口区間及び出口区間を識別しうる。
【0046】
地図データベースに対するデータを集める場合、各入口道路区間に対して最もそれらしい出口道路区間を決定するデータが集められる。代替的に、最もそれらしい出口道路区間は、道路地形から推定されうる。
【0047】
多数の異なる形式のノードに対するノミナル・パス・データは、以下の例で説明される。
【0048】
例1
図4Aは、交差点300を示す。A,B,C,及びDで表示された道路区間は、全て交差点300で出会う。A,B,C,及びDで表示された道路区間で両方向の走行が許される。図4Bは、交差点300を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)を示す。ノミナル・パス・データ223(4)は、それに沿って表されるノードまで走行することが許される道路区間のそれぞれに対して一つずつ、4つのパスを含む。交差点300の場合には、交差点に入ってくる人がそれを通って真っ直ぐ走行するであろう。従って、ノミナル・パスは、AからB、BからA、CからD及びDからCである。これらのノミナル・パスを示すデータは、この交差点300を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)に含まれる。図4Bにおいて、アーム番号データは、各ノミナル・パスの入口及び出口区間を識別するために用いられる。
【0049】
例2
図5Aは、交差点302を示す。E,F,及びGで表される道路区間は、全て交差点302で出会う。E,F,及びGで表示された道路区間で両方向の走行が許されかつ方向転換制限が存在しない。図5Bは、交差点302を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)を示す。ノミナル・パス・データ223(4)は、それに沿って表されるノードまで走行することが許される道路区間のそれぞれに対して一つずつ、3つのパスを含む。交差点302の場合には、Fで表される道路区間に沿って交差点に入ってくる人がそれを通ってGで表される道路区間まで真っ直ぐ走行しかつGで表される道路区間に沿って交差点に入ってくる人がFで表される道路区間までそれを取って真っ直ぐ走行するであろう。Eで表される道路区間に沿って交差点に入ってくる人は、Gで表される道路区間に右折するであろう。(この決定は、実際のデータのコレクションに基づき又は道路地形によりうる、例えば、モータリストは、左折よりも右折するであろう。)従って、ノミナル・パスは、FからG、GからF、及びEからGである。これらのノミナル・パスを示すデータは、この交差点302を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)に含まれる。図5Bにおいて、アーム番号データは、各ノミナル・パスの入口及び出口区間を識別するために用いられる。
【0050】
例3
図6Aは、交差点304を示す。交差点304は、制御アクセス道路からの出口ランプで形成されている。制御アクセス道路を形成する道路区間は、H及びJで表されかつ出口ランプを形成する道路区間は、Iで表される。道路区間に沿った走行は、矢印によって示される方向に制限される。車両は、HからJまで制御アクセス道路に沿って進むか又はHからIまで制御アクセス道路を出ることができる。図6Bは、交差点304を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)を示す。ノミナル・パス・データ223(4)は、たった一つの経路を含む。交差点304の場合には、Hで表される制御アクセス道路区間に沿って走行している人がJで表される道路区間まで真っ直ぐ走行するであろう。従って、ノミナル・パスは、HからJである。このノミナル・パスを示すデータは、この交差点304を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)に含まれる。図6Bにおいて、アーム番号データは、ノミナル・パスの入口及び出口区間を識別するために用いられる。
【0051】
例4
図7Aは、交差点306を示す。K,L,M,及びNで表される道路区間は、全て交差点306で出会う。K,L,M,及びNで表示された道路区間で全ての方向の走行が許される。しかしながら、道路区間K及びLは、M及びNで表示された道路区間よりも高い機能のクラスの道路の部分である。例えば、道路区間K及びLは、主要ビジネス道路の部分でありうるしかつ道路区間M及びNは、マイナー道路でありうる。図7Bは、交差点306を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)を示す。ノミナル・パス・データ223(4)は、それに沿って表されるノードまで走行することが許される道路区間のそれぞれに対して一つずつ、4つのパスを含む。交差点306の場合には、Kで表されるより高い機能のクラスの道路区間に沿って交差点に入ってくる人がより高い機能のクラスの道路に沿って走行することを継続し従ってLで表されるより高い機能のクラスの道路区間に進む。同様に、Lで表されるより高い機能のクラスの道路区間に沿って交差点に入ってくる人がより高い機能のクラスの道路に沿って走行することを継続し従ってKで表されるより高い機能のクラスの道路区間に進むであろう。Mで表されるより低い機能のクラスの道路区間に沿って交差点に入ってくる人がより高い機能のクラスの道路に沿って進みであろうし従ってLで表される道路区間に走行する。Nで表されるより低い機能のクラスの道路区間に沿って交差点に入ってくる人がより高い機能のクラスの道路に進むであろう。しかしながら、Lで表される道路区間へのターンは、Kで表される道路区間に真っ直ぐ進むことよりも容易である。従って、Nで表された道路区間に沿って交差点に入ってくる人は、Lで表されたより高い機能のクラスの道路にターンするであろう。そこで、ノミナル・パスは、KからL、LからK、NからL、及びMからLである。これらのノミナル・パスを示すデータは、この交差点306を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)に含まれる。図7Bにおいて、アーム番号データは、各ノミナル・パスの入口及び出口区間を識別するために用いられる。
【0052】
例5
図8Aは、交差点310を示す。P,Q,R,及びSで表される道路区間は、全て交差点310で出会う。P,Q,R,及びSで表示された道路区間で一つの方向だけの走行が許される、即ち、これらの道路区間は、交差している一方通行路の部分である。矢印、312及び314の方向にのみ走行が許される。図8Bは、交差点310を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)を示す。ノミナル・パス・データ223(4)は、それに沿って表されるノードまで走行することが許される道路区間のそれぞれに対して一つずつ、2つのパスを含む。交差点310の場合には、交差点に入ってくる人がそれを通って真っ直ぐ走行するであろう。従って、ノミナル・パスは、SからR、及びQからPである。これらのノミナル・パスを示すデータは、この交差点310を表すノード・データ記録に対するノミナル・パス・データ223(4)に含まれる。図8Bにおいて、アーム番号データは、各ノミナル・パスの入口及び出口区間を識別するために用いられる。
【0053】
様々な他の形式の交差点が存在する。ノミナル・パスは、各形式の交差点に対して定義することができる。ある例では、もっともそれらしいパスを決定することができない、例えば、一つの出口区間は、別のものと類似する。そのような場合には、もっともそれらしい出口道路区間の一つが入口区間のノミナル・パスに対して選択される。一つの出口区間が別のものと類似する場合には、選択は、道路地形、例えば、左折に対して右折が好ましい、等に基づきなされうる。
II.ナビゲーション・システム・プラットフォーム
A.概観
図9を参照すると、ナビゲーション・システム410の実施例を図示している。図9に示すナビゲーション・システム410の実施例は、ルートを表すためにノミナル・パス・データを用いる。
【0054】
図9に示す実施例では、ナビゲーション・システム410は、自動車、トラック、又はバスのような、車両に配置されている。ナビゲーション・システム410は、ハードウェアとソフトウェア・コンポーネントの組合せである。ナビゲーション・システム410のハードウェア・コンポーネントは、プロセッサ412、メモリ420、等を含みうる。図9の実施例では、ナビゲーション・システム410は、また、それが搭載される車両411の位置を決定する測位システム424も含む。測位システム424は、車両411のスピード、方位、方向、角加速度、等を感知するセンサ425又は他のコンポーネントを含みうる。また、測位システム424は、GPSシステムも含みうる。
【0055】
また、ナビゲーション・システム410は、ユーザ・インタフェース431も含む。ユーザ・インタフェース431は、ナビゲーション・システムのエンド・ユーザからインストラクション及び/又は入力を受け取るための適当な手段427を含む。インストラクション受取り手段427は、タッチ画面、キーボード、キーパッド、又は他の形式の入力パネル427(P)、マイクロフォン427(M)、並びに、エンド・ユーザがそれを通してナビゲーション情報及びサービスを要求しうる音声認識ソフトウェア、等のような、エンド・ユーザ入力を受け入れるための他の手段を含みうる。また、ユーザ・インタフェース431は、情報をエンド・ユーザに戻して供給するための適当な手段429も含む。情報供給手段429は、ナビゲーション・システム410からの情報及びサービスをそれを通してエンド・ユーザに供給することができる(音声合成ハードウェア及びソフトウェアを含んでいる)スピーカ129(S)及びディスプレイ429(D)を含みうる。
【0056】
上述したナビゲーション・システムのコンポーネントの全ては、慣用(又は慣用外)でありうるし、かつこれらのコンポーネントの製造及び使用は、当業者に知られている。
【0057】
B.地図データベース
エンド・ユーザにナビゲーションの特徴(features)を供給するために、ナビゲーション・システム410は、地図データ440を用いる。地図データ440は、一つ以上の地図領域又は適用エリアに関する情報を含む。例として、図9のナビゲーション・システム410によって用いられる地図データ440は、図1に示した地図領域104を表す図2及び図3に関して説明した地図データ140のあるもの又は全てに対応しうる。
【0058】
図9を参照して、ナビゲーション・システム410によって用いられる地図データ440は、車両411に記憶されうるか又は代替的に、地図データ440は、遠隔的に記憶されかつナビゲーション・システムb410の部分でありうる無線通信システムを通して車両411のナビゲーション・システム410に利用可能にしうる。別の代替では、地図データ440の一部は、車両411に記憶されうるしかつ地図データ440の一部は、遠隔位置に記憶されかつ遠隔位置から無線通信システムで車両411のナビゲーション・システム410に利用可能にしうる。
【0059】
図9に示す実施例では、地図データ440のあるもの又は全ては、車両411に配置される媒体432に記憶される。従って、ナビゲーション・システム410は、媒体432を搭載するか又はアクセスすることができるドライブ414(又は他の適当な周辺機器)を含む。一実施例では、記憶媒体432は、CD−ROMディスクである。別の代替実施例では、記憶媒体432は、ドライブ414がPCMCIAスロットで置換される場合のPCMCIAカードでありうる。固定又はハードディスク、DVDディスク又は他の現在利用可能な記憶媒体、並びに将来開発されうる記憶媒体を含む、様々な他の記憶媒体を用いうる。
【0060】
地図データ440は、網羅される地図領域における道路の場所を特定するデータを含む。また、地図データ440は、道路に沿った走行の方向の制限(例えば、一方通行路)、道路に沿ったストリート・アドレス、ストリート名、道路に沿ったスピード制限、交差点における方向転換制限、等のような、道路に関するデータを含む。また、地図データ440は、ホテル、レストラン、ミュージアム、スタジアム、オフィス、自動車ディーラ、自動車修理工場、等のような、地図アリアの興味がある点に関する情報を含みうる。また、地図データ440は、シティー、タウン、又は他のコミュニティーのような、場所に関する情報も含みうる。地図データ440は、地図エリアに関する他の種類のデータを含みうる。
【0061】
地図データ440は、一つ以上のコンピュータ読取り可能データ・ファイル又はデータベースに編成される。地図データベースを形成しかつ編成するための方法は、その開示が参考としてここに採り入れられる米国特許公報第5,953,722号、第5,968,109号、及び第5,974、419号に開示されている。一実施例では、地図データは、イリノイ州、ローズモントのナビゲーション・テクノロジーズ・コーポレーションによって供給される。しかしながら、ここに開示された発明の概念は、データの特定のソースに限定されないということが理解される。
【0062】
様々なナビゲーション関連機能を実行するために地図データのアクセッシングを向上できる一つの方法は、ナビゲーション・システムによって実行される個別のナビゲーション関連機能による使用のために地図データの個別のコレクション又はサブセットを供給することである。これらの個別のサブセットのそれぞれは、特定の一つ以上のナビゲーション関連機能による使用のために特別に用意される。データの各サブセットは、特定のナビゲーション関連機能によって使用されることが必要なデータだけを含むが、特定の機能に対して必要でないデータを含まない。例えば、ルート計算を実行する場合、道路区間に沿ったスピード、一つの道路区間から別の道路区間への方向転換制限、等のような情報を必要とする。しかしながら、ルート計算は、ルートを計算するために道路の名前を必ずしも必要としない。同様に、地図ディスプレイ機能を供給する場合、スピード制限又は方向転換制限のような、道路区間に関連付けられた情報のあるものは、必要とされない。その代わり、地図ディスプレイは、道路の形状及び位置を示す地図データの一部、及び潜在的に道路の名前を用いる。更には、ルート・ガイダンス機能が実行される場合、スピード及び方向転換制限のような、情報のあるものは、必要とされない。その代わり、ルート・ガイダンスを実行する場合、道路の名前、道路に沿ったアドレス範囲、道路に沿ったサイン、等のような情報が用いられる。様々なナビゲーション関連機能によって用いられる情報の形式に対して重複がありうるが、ナビゲーション機能のそれぞれは、より少量のデータを取り扱うことの結果として得られる効率から利益を得てそれによりナビゲーション・システムの性能全体を改良する。
【0063】
図10は、地図データベース441に含まれるデータの図である。地図データベース441は、データの個別のサブセットで構成されている。個別のサブセットは、ルーティング・データ536、地図製作データ538(地図ディスプレイのための)、マニューバ・データ(ルート・ガイダンスのための)、 興味のある点のデータ542(ホテル、レストラン、ミュージアム、スタジアム、空港、等のような、特定の興味のある点を識別するための)、ジャンクション・データ544(名前が付けられた交差点を識別するための)、ナビゲーション特徴名前データ546(道路の実際の名前及び他の地形的特徴を識別する)、ポスタル・コード・データ548、及びプレース・データ550(地方自治体、州、郡、等のような、行政のプレースを識別する)を含む。また、地図データベース441は、他の形式のデータ552に対するデータ・サブセットも含む。
【0064】
また、ナビゲーション機能のそれぞれに対する地図データの個別のサブセットを供給することは、これらのナビゲーション機能のそれぞれの使用が期待された方法において機能の他のものに関するということも考慮に入れる。例えば、エンド・ユーザは、現在の場所を見ることをまず欲し、そして目的地を入力し、次いで目的地に向って進む方法のインストラクションを受取り、ルートの初めの部分を示している地図をオブザーブし、更なるインストラクションを受取り、ルートの次の部分を表示した地図を有する、等であろう。この形式の期待された使用により、データをサブセットに分割することは、各個別の機能を用いる場合にデータの効率的使用を供給する。
【0065】
サブセットへの地図データの分割は、異なるナビゲーション機能のそれぞれによるデータの効率的使用を供給するが、これらの異なるデータ・サブセットを用いる異なるナビゲーション関連機能が一緒に作動するということを供給することが必要になる。これらのデータ・サブセットを一緒に作動させるために、地図データベースは、相互参照、検索木、又は他のデータ見出し技術を供給するインデックス554を含む。インデックスは、データのいずれかのサブセットの内又はいずれかのサブセットの外に配置することができる。
【0066】
C.ナビゲーション・プログラミング
図9を再び参照すると、ハードウェア・コンポーネント及び地図データベースに加えて、ナビゲーション・システム410は、ナビゲーション・プログラミング428を含むか又は使用する。ナビゲーション・プログラミング428は、ナビゲーション・システム410によって実行される機能及び/又は特徴を供給するソフトウェアを含む。ナビゲーション・プログラミング428は、様々なナビゲーション関連特徴及び/又は機能を供給するために、ユーザ・インタフェース431を介してエンド・ユーザからの入力に関して、かつ潜在的に測位システム424からの出力に関して、地図データ440を用いる。
【0067】
ナビゲーション・プログラミング428は、ナビゲーション・システム410の不揮発性記憶媒体429に記憶されうる。代替的に、ナビゲーション・プログラミング428及び地図データ440は、一つの記憶装置又は媒体に一緒に記憶されうる。代替的に、ナビゲーション・プログラミング428は、遠隔位置に配置されうるしかつ通信システムでナビゲーション・システム410に供給されうるか又はそれによってアクセスされうる。
【0068】
代替実施例では、C++、Java(登録商標)、Visual Basic、等のような他のプログラミング言語が用いられうるが、一実施例では、ナビゲーション・プログラミング428は、Cプログラミング言語で書かれる。
【0069】
ナビゲーション・プログラミング428は、個別のコンポーネント・アプリケーション(プログラム、サブプログラム、ルーチン、又はツールとも称される)で形成されうる。ナビゲーション・プログラミング428のコンポーネント・アプリケーションは、定義されたプログラミング・インタフェースを通して一緒に作動する。図11は、図9のナビゲーション・システム410に含まれたナビゲーション・プログラミング428の一実施例に対するコンポーネント・アプリケーションのあるものを説明するためのブロック図を示す。図11に示すコンポーネント・プログラムに加えて、ナビゲーション・プログラミング428は、他のコンポーネント・サブ−ルーチン又はプログラムを含みうる。
【0070】
図11では、ナビゲーション・プログラミング428は、ナビゲーション・アプリケーション・マネージャ640を含むべく示されている。ナビゲーション・アプリケーション・マネージャ640は、ナビゲーション・システム410の機能の管理全体を供給するプログラム又はルーチンである。また、ナビゲーション・アプリケーション・マネージャ640は、測位システム424及びユーザ・インタフェース431のような、ナビゲーション・システム・ハードウェアに対するサポート及びそれへのインタフェースも含みうる。ナビゲーション・プログラミング428は、ナビゲーション・アプリケーション・マネージャ640とインタフェースしかつユーザ・インタフェース・ハードウェア431で動作するユーザ・インタフェース機能642を含む。これらのユーザ・インタフェース機能642は、ユーザ・インタフェース・ハードウェア431の画面ディスプレイ429(D)上でエンド・ユーザにメニューを提示し、ユーザ・インタフェース・ハードウェア431の入力装置427を介してエンド・ユーザからの入力を受け入れ、ユーザ・インタフェース・ハードウェア431の画面ディスプレイ429(D)上でエンド・ユーザに結果を表示すること、等を供給しうる。
【0071】
ナビゲーション・プログラミング428は、ナビゲーション・アプリケーション・マネージャ640とインタフェースしかつナビゲーション・システムによって実行される特定のナビゲーション関連特徴又は機能を供給するサブプログラム又はルーチンを含む。これらのサブプログラムは、ルーチン計算アプリケーション650、ルーチン・ガイダンス・アプリケーション652、地図ディスプレイ・アプリケーション653、及び車両測位アプリケーション656を含む。ナビゲーション・プログラミング428は、これらに加えて他のナビゲーション・アプリケーションを含みうる。
【0072】
ルーチン計算のための方法は、1998年3月25日に出願された米国特許出願第09/047,698号に開示され、ルーチン・ガイダンスを供給する方法は、1997年7月15日に出願された米国特許出願第08/893,201号及び1998年11月19日に出願された米国特許出願第09/196,279号に開示され、車両測位を供給する方法は、1999年3月25日に出願された米国特許出願第09/276,377号に開示され、かつ地図ディスプレイを供給する方法は、1998年3月24日に出願された米国特許出願第09/047,141号及び1998年6月5日に出願された米国特許出願第09/092,625号に開示されている。これら6つの特許出願の開示は、ここに参考文献として採り入れられる。これらの特許出願に開示された方法は、これらの機能を供給することができる方法のあるものだけを示しかつここで主張された内容は、特定の方法に限定されない。現在知られているか又は将来開発されるあらゆる適当な方法を採用しうる。
III.ルートを表すためのノミナル・パス・データの使用
実施例によれば、ナビゲーション・システムは、各ノードを通るノミナル・パスを示すデータを含む地図データを用いる。多数の方法でナビゲーション・システムによってこれらのノミナル・パス・データを用いることができる。ナビゲーション・システムによってこれらのノミナル・パス・データを用いることができる一つの方法は、ルートを表すことである。
【0073】
A.ルート計算アプリケーションの出力を表すこと
図11を参照して、ルート計算アプリケーション650が所望の目的地までの解決ルートを決定する場合、それは、出力654を供給する。出力654は、ルートを辿るために車両のドライバにドライビング・インストラクションを供給するためにルート・ガイダンス・アプリケーション652によって用いられる。また、出力654は、ナビゲーション・システムの他のアプリケーションによっても用いられうる。
【0074】
一実施例によれば、解決ルートを表す出力654を形成する場合、ルート計算アプリケーション650は、ノミナル・パス・データ(図3の223(4)を用いる。ルート計算アプリケーション650が解決ルートを表す出力を形成するためにノミナル・パス・データ223(4))を用いる場合、出力は、解決ルートの圧縮表現(コンパクト・リプレゼンテーション)である。ルート計算アプリケーションの出力654に含まれるデータの一例を図12に示す。
【0075】
図12を参照すると、出力654は、ルート計算アプリケーション650によって計算された解決ルートを表すデータを含む。出力654は、解決ルートの出発点及び目的地を識別するデータを含む。出発点及び目的地は、様々な異なる方法で識別することができる。
【0076】
一実施例によれば、出発点は、出発点が配置される道路区間を示すことによって識別することができかつ目的地は、目的地が配置される道路区間を示すことによって識別することができる。出発点及び目的地が、それらが配置される道路区間によって識別される場合には、これらの道路区間を示すデータは、ルート計算アプリケーションの出力654に含まれる。この目的で道路区間IDs(即ち、図3の222(1))を用いうる。
【0077】
別の実施例によれば、ノード(即ち、交差点)によって出発点及び目的地を識別することができる。出発点は、解決ルートに沿って進むためにモータリストが出発点の位置から走行すべき方向に向って出発点が配置される道路区間のエンドポイント(即ち、ノード)を示すことによって識別することができる。目的地は、目的地に到達するためにモータリストがそれを通って走行する目的地が配置される道路区間のエンドポイントによって識別することができる。この実施例によれば、解決ルート654の出発点及び目的地を表すためにノードIDs(即ち、図3の223(1))を用いることができる。
【0078】
別の実施例では、出発点及び目的地は、ローカス・データ表現を用いて示される。この実施例によれば、ローカスは、道路区間(例えば、区間IDにより)、道路区間に沿った場所(即ち、左又は右ノードから50メートル、左又は右ノードから道路区間のn/256番目、等)、及びサイド(側)(例えば、区間の左又は右側)を示す。ローカス・データ表現は、米国特許出願第09/047,698号に更に記述されている。場所を示すためにローカス・データ表現を用いることに関連付けられた効果は、より正確に場所を特定することができるということである。図12において、解決ルートの表現654は、出発点670を示すローカス・データ及び目的地672を示すローカス・データを含む。
【0079】
ルートの出発点がローカス・データを用いて表される場合には、データは、解決ルートに沿って進むために出発点からどの方向に行くべきかを示すべく解決ルートの表現に含まれる。この目的で初期出口識別子673を用いることができる。出発点の位置からどの方向に進むべきかを示すために様々な方法が存在する。どの方向に進むべきかを示す一つの方法は、出発点が配置される道路区間のエンドポイントの一つ、特に解決ルートに沿って進むために出発点のローカスから車両がそれに向って走行すべきエンドポイントを示すことである。
【0080】
図12では、解決ルートの表現654は、初期出口識別子473を含む。この実施例では、初期出口識別子473は、解決ルートを辿るために出発点からそれに向って進むべき最初のノードを示す。
【0081】
出力654は、一つ以上の偏向位置674を含みうる。偏向位置674は、解決ルートが交差点に対して定義されたノミナル・パスから偏向する位置(即ち、交差点)を示す。各偏向位置674は、偏向点676及び関連出口識別子678を示す。偏向位置674の偏向点676は、解決ルートがノードを通ってノミナル・パスから出発するノード(即ち、交差点)を識別する。偏向位置674の出口識別子678は、解決ルートに沿って継続するために関連偏向点675で示されたノードから進むべき道路区間を識別する。解決ルートに沿って継続するために偏向点ノードから進むべき道路区間を示すために出口識別子678によって用いることができる様々な方法が存在する。一つの方法は、出口区間のアーム番号(即ち、図3の223(3)(1))を示すことである。他の代替は、出口区間の道路区間ID、出口区間の他端におけるノードのノードID、又は出口道路区間のコンパス方位(例えば、アジマス(方位角))を用いることを含む。
【0082】
図13A、13B、及び13Cに一例を示す。図13Aにおいて、解決ルートは、交差点680における区間Xから区間Yへの左折を行うことを要求する。図13Bに示すように、Xから交差点680を通るノミナル・パス・データ223(4)は、区間Wまでそれを通って真っ直ぐ進むことを要求する(即ち、アーム番号3からアーム番号1へ)。図13Cに示すように、ルート計算アプリケーションの出力654は、偏向位置674を示すデータを含む。偏向位置674を示すデータは、偏向点676、即ち、解決ルートがそこでノミナル・パスから偏向するノード(“680”)を示すデータ、及び出口識別子678、即ち、解決ルートを辿るためにノード680からの出口区間のアーム番号(“4”)を示すデータを含む。
【0083】
コンパクトな方法で解決ルートを表すべくノミナル・パス・データを用いる出力654を形成するために、ルート計算アプリケーション650は、適当なアルゴリズムを用いて解決ルートを計算しそして解決ルートを表すためにノミナル・パス・データを使用しうる。ノミナル・パス表現は、解決ルートに含まれる全ての区間が識別されたの後に区間表現のリストに対して置き換えられうるか、又は代替的に、ノミナル・パス表現は、一つ以上の区間が解決ルートに追加されるときに区間表現のリストに対して置き換えられうる。一例として、ルート計算アプリケーションが一度に解決ルート一区間を構築する場合及び追加される区間がノミナル・パスに沿っている場合には、解決ルートの表現に対して何も追加がなされない。しかしながら、追加される区間がノミナル・パスに沿っていない場合には、偏向位置を示すデータが解決ルートの表現に追加される。
【0084】
ルート・ガイダンス・アプリケーション652がルート計算アプリケーション650の出力654を受取る場合には、それは、ナビゲーション・システム・ユーザにドライビング・インストラクションを供給するために出力654の情報を用いる。適当なドライビング・インストラクションを供給するために、ルート・ガイダンス・アプリケーション652は、展開(解釈)が適当であるかどうかを決定するために解決ルートの各区間及び交差点を分析し、展開が適当である場合には、供給すべき展開の形式を分析する。この機能を実行するために、ルート・ガイダンス・アプリケーションは、解決ルートがノミナル・パスから偏向する場所だけを含む出力654から、解決ルートの全ての区間及び交差点を含んでいる、解決ルート全体を再生成するためにルート計算アプリケーション650の出力654のデータを用いる。
【0085】
ルート計算アプリケーションからの出力654に含まれるデータから解決ルート全体の全ての区間及び交差点を決定するために、ルート・ガイダンス・アプリケーションは、ノミナル・パス・データを用いる。上記したように、一実施例では、ルーティング・ガイダンス・アプリケーション652は、地図データベース440のマニューバ・データ・サブセット540を用いる。この実施例によれば、マニューバ・データ・サブセット540は、一組のノミナル・パス・データを含む。(この実施例によれば、図11に示すように、ルーティング・データ・サブセット556及びマニューバ・データ・サブセット540の両方は、ノミナル・パス・データ223(4)のセットを含む。代替において、ルーティング・データ・サブセット556及びマニューバ・データ・サブセット560は、ノミナル・パス・データ223(4)の単一のセットを共有する)。ルート・ガイダンス・アプリケーション652は、解決ルートがノミナル・パスから偏向する場所だけを識別するルート計算アプリケーションの出力654からの解決ルート全体を再生成することを要求されるが、ルート・ガイダンス・アプリケーションは、一度に全てのルート全体を再生成する必要がない。その代わり、ルート・ガイダンス・アプリケーションは、ルート計算アプリケーション出力654から一度に解決ルート全体の一部だけを再生成することができる。一度に解決ルートの一部だけを再生成することによって、ルート・ガイダンス・アプリケーションは、この機能を実行するために必要なメモリの量を低減することができる。
【0086】
B.地図ディスプレイに対するルートを表すこと
上記の記述において、ナビゲーション・システムのルート計算アプリケーションは、計算されたルートを辿るためのドライビング・インストラクションを供給するためにルート・ガイダンス・アプリケーションによって用いられたノミナル・パス・データを用いて解決ルートのコンパクト表現を形成していた。ルート計算アプリケーションによって形成されたルートのコンパクト表現は、ルート・ガイダンス・アプリケーション以外のアプリケーションによって用いられうる。例として、地図ディスプレイ・アプリケーションは、ナビゲーション・システムのディスプレイ画面に表示された地図に計算されたルートを強調表現するためにルート計算アプリケーションの出力を用いうる。ルート計算アプリケーションがコンパクトな方法で計算されたルートを表すためにノミナル・パス・データを用いる場合には、地図ディスプレイ・アプリケーションは、表示されている地図に解決ルートを描くためにルート計算アプリケーションによって供給されたコンパクト表現から、解決ルート全体の全ての区間及び交差点を含んでいる、解決ルートを再生成しうる。
【0087】
地図ディスプレイ・アプリケーションは、この機能を実行するためにノミナル・パス・データを用いる。図10に関して上述したように、地図ディスプレイ・アプリケーション653は、地図データベース440の地図製作データ・サブセット538を用いる。図11に示すナビゲーション・システムの実施例によれば、地図製作データ・サブセット538は、一組のノミナル・パス・データを含む。(代替的に、地図製作データ・サブセット538及びルーティング・データ・サブセット556は、ノミナル・パス・データ223(4)の単一のセットを共有しうる)。ルート・ガイダンス・アプリケーション652のように、地図ディスプレイ・アプリケーションは、ルート全体を一度に全て再生成する必要がない。その代わり、地図ディスプレイ・アプリケーションは、ルート計算アプリケーション出力654から一度に解決ルート全体の一部だけを再生成することができそれによりこの機能を実行するために必要なメモリの量を制限する。
【0088】
C.無線送信に対するルートを表すこと
ルートのコンパクト表現を形成するための方法は、車両に搭載された(取り付けられた)ナビゲーション・システムに関して説明された。ルートのコンパクト表現を形成するための方法は、特定の形式のナビゲーション・システム・アーキテクチャに限定されない。ルートのコンパクト表現を形成するための方法は、様々な形式のシステム及びアーキテクチャに用いることができる。
【0089】
一つの形式のナビゲーション・システム・アーキテクチャにおいて、ルートは、中央位置で計算されそして、計算されたルートを表しているデータは、ルートを辿るためのインストラクションをドライバに供給する車両搭載ナビゲーション・ガイダンス・システムに無線で送信される。コンパクトな方法でルートを表すための開示された方法は、この形式のナビゲーション・システムで用いることができる。ルートを表しているデータが無線で送信されるシステムでは、多数の道路区間を有する長いルートは、開示された方法を用いてコンパクトな方法で表すことができる。ルートを表すための開示された方法は、それが無線で送信されなければならないデータの量を低減するので、この形式のナビゲーション・システムで用いられた場合に利点を供給する。図14は、無線でルートのコンパクト表現を送信するためにノミナル・パス・データを用いる無線送信システムを示す。
【0090】
図14では、車両700は、ナビゲーション・システム710を含む。ナビゲーション・システム710は、システム710がローカル的に供給されたルート計算機能を有することを必要としないことを除き先に説明したナビゲーション・システムに類似する。ナビゲーション・システム710は、測位システム712、車両測位アプリケーション714、ルート・ガイダンス・アプリケーション716、及び地図ディスプレイ・アプリケーション718を含む。これらのコンポーネントは、先の実施例に関して説明した同様な名前が付けられたコンポーネントに類似する機能を実行する。ナビゲーション・システム710は、マニューバリング・データ722及び地図ディスプレイ・データ724を含む地図データベース720を含む。マニューバリング・データ722及び地図ディスプレイ・データ724は、上述したように、表された地図領域に配置された交差点を通るノミナル・パスを定義する、ノミナル・パス・データ223(4)を含みうる。
【0091】
ナビゲーション・システム710は、通信システム740を含む。通信システム740は、ナビゲーション・システム710と遠隔的に配置されたナビゲーション・サーバ750の間のデータの交換を供給する。遠隔的に配置されたナビゲーション・サーバ750は、ナビゲーション・サーバ750に車両700のナビゲーション・システム710とデータを交換させる通信システム752を含む。ナビゲーション・サーバ750は、ルート計算アプリケーション758を含む。ルート計算アプリケーション758は、ナビゲーション・サーバ750に関連付けられた地図データベース762に含まれたルーティング・データ760を用いる。
【0092】
車両ナビゲーション・システム710のユーザが目的地までのルート・ガイダンスを取得したい場合には、ナビゲーション・システム710は、出発点位置及び所望の目的地を識別するナビゲーション・サーバ750に要求を送るために通信システム740を用いる。ナビゲーション・サーバ750は、(サーバの通寸システム752を介して)要求を受取りかつルート計算アプリケーション758を用いてルートを計算する。ルート計算アプリケーション758は、ナビゲーション・サーバ750に関連付けられた地図データベース762に配置されたルーティング・データ760を用いる。サーバ750は、車両ナビゲーション・システム710に計算されたルートを表すデータ770を送る。計算されたルートを表すデータ770は、ナビゲーション・サーバ750によって用いられた地図データベース762に関連付けられたノミナル・パス・データ223(4)を用いてフォーマットされたコンパクト表現である。車両ナビゲーション・システム710は、計算されたルートのコンパクト表現770を受取る。車両ナビゲーション・システム710は、計算されたルートを辿るためにナビゲーション・システム710のユーザにガイダンスを供給すべくナビゲーション・サーバ750から受取ったデータを用いる。上述したように、ルート・ガイダンスを供給する場合には、車両ナビゲーション・システム710は、そこに含まれた全ての道路区間及び交差点を含む、解決ルート全体を再生成しうる。解決ルート全体を再生成するために、車両ナビゲーション・システム710は、車両ナビゲーション・システム710にローカルに含まれる地図データベース720に含まれるノミナル・パス・データ223(4)を用いる。
【0093】
D.ルート計算のためにノミナル・パス・データを用いること
上述した実施例では、ルート計算アプリケーションは、目的地までの解決ルートを計算しそして他のアプリケーションがあるナビゲーション関連機能をエンド・ユーザに供給する(例えば、ドライビング・ディレクションを供給する、地図を表示する、等)ことができるために別のアプリケーション(例えば、ルート・ガイダンス・アプリケーション又は地図ディスプレイ・アプリケーション)に計算されたルートのデータ表現を供給する。上述した実施例では、ルート計算アプリケーションは、特定の基準に対して計算されたルートを最適化する機能を有しうる。例えば、ルート計算アプリケーションは、最速ルート、最短ルート、道路通行料を最小化するルート、等を計算することができる。別の実施例によれば、ルート計算アプリケーションは、ルートを計算する場合にノミナル・パス・データを用いることができる。この実施例によれば、ルート計算アプリケーションは、解決ルートを計算する場合にノミナル・ルートからの離脱を最小化するためにノミナル・パス・データを用いることができる。このような方法で計算されたルートは、ドライバが走行するであろう実際のパスをそれが辿る傾向がありうるのでさらによいであろう。このような方法で計算されたルートは、それがドライバの好ましいドライビング・パターンをより正確に反映しうるので、走行時間を最小化するルートよりもよいであろう。
【0094】
【発明の効果】
IV.効果
ルートを表すためのノミナル・パス・データの使用は、ルートを表すための従来の方法に対して効果を供給する。ルートを表すためのノミナル・パス・データの使用は、無線でデータを送信するシステムに対して効果を有する。
【0095】
上述した詳細の説明は、限定することではなく説明のためでありかつ全ての同等物を含む特許請求の範囲が本発明の範疇を規定することを意図するということが理解されるということを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】地図領域の一部の拡大図を含む地図領域の地図を示す図である。
【図2】図1の道路網を表す地図データベースのコンポーネントを示す図である。
【図3】図2の地図データベースに含まれる道路区間データ記録及びノード・データ記録のコンポーネントを示すブロック図である。
【図4A】一形式の交差点の図である。
【図4B】図4Aに示す交差点を表すノード・データ記録に含まれるノミナル・パス・データを示す図である。
【図5A】別の形式の交差点の図である。
【図5B】図5Aに示す交差点を表すノード・データ記録に含まれるノミナル・パス・データを示す図である。
【図6A】別の形式の交差点の図である。
【図6B】図6Aに示す交差点を表すノード・データ記録に含まれるノミナル・パス・データを示す図である。
【図7A】別の形式の交差点の図である。
【図7B】図7Aに示す交差点を表すノード・データ記録に含まれるノミナル・パス・データを示す図である。
【図8A】一つの形式の交差点の図である。
【図8B】図8Aに示す交差点を表すノード・データ記録に含まれるノミナル・パス・データを示す図である。
【図9】車両に設けられたナビゲーション・システムを示すブロック図である。
【図10】図9に示す地図データベースにデータが編成される方法を示す図である。
【図11】図9のナビゲーション・システムに含まれるナビゲーション・プログラミングのコンポーネントを示す図である。
【図12】図11のルート計算アプリケーションの出力のコンポーネントを示す図である。
【図13A】ルートの一部を示す図である。
【図13B】図13Aに示す交差点の一つを通るノミナル・パス・データを示す図である。
【図13C】図13Aに示すルートの一部が実施例により表される方法を示す図である。
【図14】ノミナル・パス・データを用いるナビゲーション・システムの代替実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
140 地図データベース
222 道路区間データ記録
223 ノード・データ記録
Claims (23)
- ルートを表現するための方法であって、
コンピュータプロセッサが、地図領域に配置された交差点を通るノミナル・パスを規定するデータベースを使用する段階であって、各ノミナル・パスは、それぞれの交差点への走行が法的に許容されるリーガル入口道路区間及び該リーガル入口道路区間から最も走行がなされる見込みのあるたった一つの出口道路区間に対応している該段階と、
前記コンピュータプロセッサが、ルートが前記交差点を通るノミナル・パスからそれる各交差点が識別できるように地図領域におけるルートを表現する段階と
を具備することを特徴とする方法。 - 前記表現する段階は、前記コンピュータプロセッサが、前記ルートの終点に関連付けられた位置を識別できるようにしていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記表現する段階は、前記コンピュータプロセッサが、前記ルートの始点に関連付けられた位置を識別できるようにしていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記表現する段階は、前記コンピュータプロセッサが、前記ルートが前記交差点を通るノミナル・パスからそれる各交差点における新しい出口を識別できるようにしていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- ナビゲーション・システムの動作方法であって、
コンピュータプロセッサが、目的地までのルートを計算する段階と、
前記コンピュータプロセッサが、前記ルートが交差点を通るノミナル・パスからそれる各交差点が識別できるように該ルートを表現する段階であり、該交差点を通るノミナル・パスが地図データベースで規定され、各ノミナル・パスは、それぞれの交差点への走行が法的に許容されるリーガル入口道路区間及び該リーガル入口道路区間から最も走行がなされる見込みのあるたった一つの出口道路区間に対応している該段階と、
前記コンピュータプロセッサが、ナビゲーション関連機能を供給するために前記表現する段階によって形成された前記ルートの表現を当該表現を使用するアプリケーションに供給する段階とを
具備することを特徴とする方法。 - 前記ナビゲーション関連機能は、前記ルートをたどるためのガイダンスを出力する機能であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記ナビゲーション関連機能は、地図ディスプレイに前記ルートを強調して表示する機能であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記ナビゲーション・システムは、メモリにおける前記ルートの前記表現に関する情報の一部だけを保守すると同時に前記表現を使用して前記ナビゲーション関連機能を動作させることを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記コンピュータプロセッサが、サーバから車両に前記表現に関する情報を送るようにサーバに要求する段階を更に具備することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記計算する段階及び前記供給する段階は、車両において実行されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記表現する段階は、前記コンピュータプロセッサが、ルートが交差点を通るノミナル・パスからそれる各交差点における出口道路区間が識別できるようにルートを表現する段階を更に具備することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 地図領域に位置決めされた道路の交差点を通るように規定されたノミナル・パスからルートがそれる各位置が識別できるように該ルートの表現を形成する第1のナビゲーション・アプリケーションであって、各ノミナル・パスは、それぞれの交差点への走行が法的に許容されるリーガル入口道路区間及び該リーガル入口道路区間から最も走行がなされる見込みのあるたった一つの出口道路区間に対応している第1のナビゲーション・アプリケーションと、
前記第1のナビゲーション・アプリケーションによって形成された前記ルートの前記表現を使用してナビゲーション・システムのユーザにナビゲーション関連機能を供給する第2のナビゲーション・アプリケーションと
を含むナビゲーション・アプリケーションを実行することによって実現されるナビゲーション・システム。 - 前記第1のナビゲーション・アプリケーションは、目的地までの前記ルートを計算することを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション・システム。
- 前記ナビゲーション関連機能は、ルート・ガイダンスを出力する機能を備えていることを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション・システム。
- 前記ナビゲーション関連機能は、地図ディスプレイに前記ルートを強調して表示する機能を備えていることを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション・システム。
- 前記ナビゲーション関連機能は、地図ディスプレイに前記ルートを強調して表示する機能であることを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション・システム。
- 前記第1のナビゲーション・アプリケーション及び前記第2のナビゲーション・アプリケーションは、両方とも車両に配置されることを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション・システム。
- 前記第1のナビゲーション・アプリケーションは、遠隔的に配置されたサーバに配置されかつ前記第2のナビゲーション・アプリケーションは、車両に配置されることを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション・システム。
- 前記ルートの前記表現が前記第1のナビゲーション・アプリケーションから前記第2のナビゲーション・アプリケーションに送信される無線通信システムを更に備えていることを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション・システム。
- 前記第1のナビゲーション・アプリケーションは、更に、前記ルートが前記ノミナル・パスからそれる各交差点における新しいパスが識別できるようにすることを特徴とする請求項12に記載のナビゲーション・システム。
- 地図データベースを形成するための方法であって、
コンピュータが地図領域に配置された道路の交差点を示すデータを記憶する段階と、
各交差点を示すデータに対して、前記コンピュータが前記交差点を通るノミナル・パスを示すデータを関連付ける段階とを具備し、
交差点のノミナル・パスは、交差点への走行が法的に許容される各道路区間に対して、前記交差点から最も走行がなされる見込みのあるたった一つの道路区間に対応することを特徴とする方法。 - ノミナル・パス上で前記交差点から出ることができる前記道路区間は、運転者が交差点に法的に入ることができる道路区間を介して当該道路区間から移動するであろう道路区間であることを特徴とする請求項21に記載の方法。
- 交差点を示す各データに対して、前記コンピュータが、前記交差点の前記地図座標を示すデータを関連付ける段階を更に具備することを特徴とする請求項21に記載の方法。
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