JP5004358B2 - 跳ね上げ式メガネ - Google Patents

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本発明はフロント部がブリッジを中心として回転することで跳ね上げることが出来、しかもコンパクトに収納することが可能な跳ね上げ式メガネに関するものである。
近年、前掛け式メガネや跳ね上げ式メガネが多用されているが、前掛け式メガネとはフロント部の正面に別の前掛けフレームを着脱可能に取付けるように構成している。これに対して、跳ね上げ式メガネとは、跳ね上げフレームを着脱することなく、必要に応じて該跳ね上げフレームを上方へ跳ね上げることが出来る構造としている。
前掛け式メガネと跳ね上げ式メガネとは、その利便性に関して一長一短があり、各自が好みに応じて選択することが出来る。本発明では跳ね上げ式メガネを対象としているが、跳ね上げフレームを跳ね上げる為の機構は色々存在している。しかし、基本構造は同じであり、フロント部に設けた軸を介して上方へ回転出来ると共に、所定の角度に保持されるように落下しない構造と成っている。
特開2004−334067号に係る「着脱可能な跳ね上げ眼鏡枠」は、マグネットの磁力により簡単に操作出来る、着脱可能な前掛け式跳ね上げ多機能型眼鏡枠である。すなわち、前掛けフレームを着脱、跳ね上げ両機能をブリッジに集約するためにフレームを正面から見て逆V字形、更に跳ね上げ角度においても90度〜130度のV字形にする事が大事で両ブリッジを重ね合わせた状態で相対的な位置にマグネットを装嵌して、マグネットの磁力を利用してフロントフレームブリッジと前掛けフレームブリッジを保持、安定させている。
実用新案登録第3121730号に係る「跳ね上げ式眼鏡枠」は、可動フレーム部が前面に跳ね上がるための機構部を、背面あるいは同軸上に設置し、全体のデザインを損なわないように組み入れるとともに、弾性力の発生部を眼鏡本体部と可動フレーム部の双方に複数分散させ、倍力作用を得て、従来の弾性力発生の小型化の限界を超えて小型化させたメガネである。
そこで、可動フレームに取り付けられたリムは、跳ね上げ軸1、跳ね上げ軸を中心に回転が可能で、眼鏡本枠部から前面にリムが回り出ることができ、さらに弾性体の実施例の一つの形態であるスプリング、スプリングの作用で噛み合わせ部に厚接作用が生じ、どのような角度でも随時固定できるようにしている。
このように、従来の跳ね上げ式メガネはその跳ね上げ機構は色々知られているが、その構造は複雑である。従って、製作費が嵩むことでコストの高いメガネとなってしまう。
特開2004−334067号に係る「着脱可能な跳ね上げ眼鏡枠」 実用新案登録第3121730号に係る「跳ね上げ式眼鏡枠」
このように従来の跳ね上げ式メガネには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、跳ね上げ機構を簡単に構成すると共に、フロント部の跳ね上げ動作だけでなく、コンパクトに折畳んで収納することが出来るように構成した跳ね上げ式メガネである。
本発明に係る跳ね上げ式メガネは、そのフロント部が軸を中心として回転して自由に跳ね上げられ、しかも跳ね上げ角度(跳ね上げ高さ)は自由に調整可能としている。そこで、跳ね上げ機構には磁石を用い、互いに突き合わされて接触する両磁石が相対回転を行うようにしている。すなわち、ブリッジ側に設けた一方の固定磁石に対して、フロント部側に設けている回転磁石は、如何なる回転位置においても停止し、フロント部の跳ね上げ角度を調整する。
さらに、本発明ではこのフロント部を跳ね上げ方向とは逆方向に回転して折畳むことが出来る機構を備えている。そこで、フロント部を支えた軸はブリッジの軸穴に嵌って取付けられ、軸が回転することでフロント部は折畳まれ、逆方向に回転することで跳ね上げることが出来る。
ところで、軸穴が形成されるブリッジはフロントのワタリ中央に位置し、ワタリの両側にはヨロイが取付けられ、又はワタリにヨロイが連続して形成される。そしてブリッジに設けた軸穴に嵌る軸にはコイルバネが巻き付けられていて、折畳まれるフロント部から手を放すならば元の状態に復帰するようにバネ力が付勢される。すなわち、折畳まれてケースに収納されるが、ケースから取出すと同時に、独りでにフロント部は回転して元の状態となる。
本発明に係る跳ね上げ式メガネは、そのフロント部を必要に応じて跳ね上げることが出来る。この場合、フロント部を支える軸側には磁石が設けられており、該磁石はブリッジ側に固定した磁石に対して接触して回転することが出来る。そこで、ブリッジ側の固定磁石と回転するフロント部側の磁石は接触して互いに引き合い、如何なる回転位置にても停止できる。従って、フロント部の跳ね上げ角度は無段階で自由に調整可能と成る。
一方、フロント部は跳ね上げ方向とは逆方向に回転して折畳まれる。すなわち、フロント部が折畳まれてコンパクト化し、小さなケースに収納することが出来る。この折畳まれたメガネはフロント部とツルが重なり合わない為に、特に厚さの薄いケースに収納出来る。そしてフロント部を取付けている軸にはコイルバネが巻かれていて、ケースから取出すことで、バネ力が作用してフロント部は独りでに元の状態に復帰することが出来る。同時に、付勢されるバネ力によってフロント部がガタ付くことはなく安定する。
図1は本発明に係る折畳み式メガネを示している実施例である。同図の1はリム、2はワタリ、3はヨロイ部、4はツルを示しており、ワタリ2の中央にはブリッジ6取着したものであり、ヨロイ3,3はワタリ2の両側に連続して形成している。勿論、ヨロイ3,3を別部品として製作し、これをワタリ3,3の側端にロウ付けすることもある。そしてヨロイ先端にはツル4が継手7を介して折畳み出来るように取付けられている。
両リム1,1は軸によって連結されてフロント部を構成し、この軸は上記ブリッジに設けた軸穴に嵌っている。そして、フロント部は正面側へ跳ね上げることが出来、又背面側へ折畳むことが出来るように構成している。ここで、リム1はレンズ8の全周を拘束しているリング状となっているが、上側半分を拘束したハーフリムを使用し、下側には水糸等の高張力糸を用いる場合もある。
図2はフロント部5が取付けされているブリッジ部の構造を示している。ブリッジ6は軸9が嵌る為の軸穴10を有した筒であり、筒の両側にはAブロック11,11とBブロック12,12が取付けられている。そして、ブリッジ6の軸穴10に挿通している軸9はAブロック11,11、Bブロック12,12をも連結している。そして、A・B両ブロック11,12間には互いに接触するA磁石13及びB磁石14が介在している。A磁石13はAブロック11に固定され、B磁石14はBブロック12に固定されていて、A・B磁石13,14は互いに接触して回転することが出来る。
ところで、上記ブリッジ6の軸穴10にはコイルバネ15が取付けられ、該コイルバネ15のバネ力によってフロント部5は常に降りた状態に保持される。ここで、コイルバネ15の一方端はブリッジ側に止着され、他端は軸側に止着されており、軸9が回転することで該コイルバネ15は捩じられてバネ力が発生する。すなわち、フロント部5が折畳まれる場合、Aブロック11、及びBブロック12と共に軸9が回転し、コイルバネ15は捩じられる。従って、フロント部5を手放すならば、捩じられることで発生するバネ力の作用で、該フロント部5は元の位置に戻される。
ところが、フロント部5を上方へ跳ね上げる場合、フロント部5はBブロック12,12と共に回転して上方へ押上げられる。この場合、Aブロック11,11は回転しないようにストッパーがブリッジ6又はワタリ2に当接し、又コイルバネ15が捩じられないように軸9も回転しないようにしている。すなわち、軸9に軸支されたBブロック12,12だけが回転してフロント部5が跳ね上げられる。ここで、Aブロック11と軸9は固定され、Bブロック12は軸9に固定されていない。
この場合、Bブロック12にはB磁石14が固定され、このB磁石14はAブロック11に固定されているA磁石13に接して互いに擦れ合うことになる。そして、回転するBブロック12は如何なる位置でも停止し、フロント部5の跳ね上げ角度を調整することが出来る。A磁石13及びB磁石14は小さくても磁気力が強く、互いに引き合う力にて大きな摩擦力を発生し、跳ね上がってフロント部5が降下しないように保持することが出来る。
Aブロック11からはメガネを掛ける際に鼻に当ってフロント部5を支える鼻当てパット16を取付けている脚17が延びている。フロント部5が跳ね上がっても鼻当てパット16は動かないように定位置に収まり、跳ね上がったフロント部5を下ろす場合には、該フロント部5を上から押えることでBブロック12が回転する。この場合、Aブロック11も回転しようとするが、鼻当てパット16は鼻に当っている為にストッパーとして機能することで回転することはない。
図2に示す実施例は、跳ね上げ機構と折畳み機構を兼ね備えた構造であるが、跳ね上げ機構だけを備えたメガネとする場合もある。この場合は、Aブロック11を除いた構造とすればよく、鼻当てパット16を取付ける脚17はブリッジ6に取着する。図3は跳ね上げ式メガネの跳ね上げ機構を示す具体例である。ブリッジ6の両側から脚17,17が延び、脚先端には鼻当てパット16,16が取付けられている。
そして、ブリッジ6の軸穴10には軸9が嵌り、軸9の両先端にはBブロック12,12が固定されている。Bブロック12にはB磁石が固定され、同じくブリッジ両端にもブリッジ磁石18,18が固定されている。従って、フロント部5を跳ね上げるならば、Bブロック12,12と共に軸9は回転し、該Bブロック12,12はブリッジ6に固定されているブリッジ磁石18,18にひかれてフロント部5の跳ね上げ角度が如何様な位置でも停止することが出来る。
ところで、本発明ではフロント部を跳ね上げたり、又折畳んだりすることが出来るように、ブリッジに設けた軸を介して該フロント部が支持されている。そして、前記図2、図3に示す実施例では、跳ね上げる為にブリッジを挟んだ両側に磁石を取付けているが、該磁石はブリッジの片側であっても機能することが出来る。
本発明に係る跳ね上げ式メガネの外観を示す実施例。 本発明の跳ね上げ機構及び折畳み機構を示す具体例。 本発明の跳ね上げ機構を示す具体例。
符号の説明
1 リム
2 ワタリ
3 ヨロイ部
4 ツル
5 マユ
6 ブリッジ
7 継手
8 レンズ
9 軸
10 軸穴
11 Aブロック
12 Bブロック
13 A磁石
14 B磁石
15 コイルバネ
16 鼻当てパット
17 脚
18 ブリッジ磁石

Claims (1)

  1. メガネのフロント部を跳ね上げることが出来ると共に跳ね上げとは逆方向に回転して折畳むことが出来る跳ね上げ式メガネにおいて、ブリッジに設けた軸穴にはコイルバネを巻き付けた軸を挿通し、コイルバネの一端はブリッジ側に止着すると共に他端は軸側に止着し、軸先端にはAブロックとBブロックを取付け、又Aブロック及びBブロックにはA磁石とB磁石を固定して互いに突き合わして接触し、フロント部を折畳む場合にはAブロック及びBブロックと共に軸を回転してコイルバネを捩じり、又フロント部を跳ね上げる場合には、ストッパーに当ってAブロックの回転を阻止し、Bブロックだけが軸を回転することなく回転し、Aブロック側のA磁石に対してBブロック側のB磁石は磁気力によって互いに引き寄せられて摩擦を発生し、フロント部を所定の角度に跳ね上げることを特徴とする跳ね上げ式メガネ。
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