JP5004207B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは、所定の契機で開閉する開閉体を有する入球役物を備えた遊技機に関する。
遊技機には、いわゆる第1種特別電動役物を用いたパチンコ機(以下、第1種パチンコ遊技機という)や、いわゆる第2種特別電動役物を用いたパチンコ機(以下、第2種パチンコ遊技機という)と称されるものがあり、従来から広く親しまれている。
第1種パチンコ遊技機は、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技盤下部のアウト口に流入するように構成される(特許文献1参照)。そして、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技盤の中央部分に設けられた液晶等の画像表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
また、第2種パチンコ遊技機は、遊技盤の遊技領域に配置された、始動口と、該始動口への入賞を契機として開閉する開閉体(いわゆる羽根)を介して内部に入球可能な入賞役物と、を備えて構成される(特許文献2参照)。この遊技機では、始動口への入球に応じて開閉体が開閉動作し、開閉体に拾われて入賞役物内に取り込まれた遊技球が、役物外部に排出される排出口と、Vゾーンと称される入賞口とに振り分けられて機械的な抽選が行われる。そして、Vゾーンに入賞すると、開閉体が比較的長い時間開閉動作を繰り返し、入賞役物への遊技球の入賞を容易にして遊技者に特別遊技を行わせる。
特開平07−284559号公報 特開2004−89218号公報
ところで、特許文献1に記載されるような第1種パチンコ遊技機では、大当たり抽選による大当たりの当選や外れは、ソフト的な乱数抽選によって決定されているため、大当たりに至るプロセスは遊技者にとって実感がなく、不鮮明なものと考えられがちである。従って、例えば特許文献2に記載されるような第2種パチンコ遊技機にて行われる上記機械的抽選時のプロセスをより一層際立たせ、大当たりに至るプロセスを遊技者により効果的に実感させると共に、第1種パチンコ遊技機における大当たり抽選時の乱数の偏りを遊技管理者(ホール管理者)や遊技者にあまり感じさせないようなパチンコ機の現出が望まれる。
そこで本発明は、Vゾーンへの入球を契機として特別遊技が取得できる所謂第2種パチンコ遊技機の機能を基本としながら、大当たり当選時、直ちには大当たりを発生させず、所定の条件をクリアした時点で発生させるように構成し、もって上記課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図7参照)、第1入球部(14、15)と、大当たり発生の契機となる入球が行われる1つの大当たり入球口(30)及び該大当たり入球口に近接する複数の通常入球口(28)を有する第2入球部(28、30)、並びに前記第1入球部(14、15)への入球を契機として該第2入球部(28、30)を開閉する開閉体(22)を有する入球役物(36)と、前記大当たり入球口(30)への入球時に大当たり前段と判定する大当たり前段判定手段(77)と、該大当たり前段判定後に開放される大入賞部(79)と、を備えてなる遊技機(1)であって、
前記大当たり前段判定手段(77)が大当たり前段と判定した際、所定時間(例えば28秒)内にて所定回数(例えば18回)だけ前記開閉体(22)を開閉動作させると共に、該開閉体の開閉角度を段階的に変化させる開閉制御手段(80)と、
該開閉制御手段(80)による前記開閉体の開閉動作中、前記複数の通常入球口(28)に近接する前記1つの大当たり入球口(30)に所定数(例えば10個)の遊技球が入球したか否かを判定する入球判定手段(85)と、
該入球判定手段(85)が前記所定数(例えば10個)の遊技球の入球有りと判定した際、前記大入賞部(79)を開放して大当たりを発生させる大当たり発生手段(78)と、
前記大当たり前段判定手段(77)によって前記大当たり前段の判定がなされるまでは前記第2入球部(28、30)への入球に対する賞球の放出を行い、前記大当たり前段の判定後における大当たり発生までの条件となる前記所定数の遊技球の進入に対しては前記賞球の放出を行わないように制御する放出制御手段(61)と、を備え、
前記開閉制御手段(80)が、前記開閉体(22)の前記開閉角度を2段階に狭くするように制御し、かつ前記入球判定手段(85)が、前記2段階における第1及び第2段階のそれぞれで前記1つの大当たり入球口(30)への入球数を判定し、
前記開閉制御手段(80)は、前記第1段階での前記開閉体(22)の開閉動作で第1の個数(例えば6個)の遊技球が入球したことを前記入球判定手段(85)が判定した時点で、前記開閉角度を前記第1段階より狭くして前記第2段階に移行させ、
前記入球判定手段(85)は、前記第2段階では前記第1の個数(例えば6個)と合計して前記所定数(例えば10個)となる第2の個数(例えば4個)の遊技球の入球の有無を判定してなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
なお、本発明における上記「入球」は、賞球を行わない遊技球の単なる進入(又は通過)、及び所定数の賞球を行う遊技球の進入の双方を含む概念であり、また上記「入賞」は、所定数の賞球を行う遊技球の進入を意味する概念であり、「大当り前段」とは、大当りに至る途中段階プロセスを意味する概念である。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、開閉制御手段が、大当たり前段判定手段が大当たり前段と判定した際、所定時間内にて所定回数だけ開閉体を開閉動作させるように制御し、入球判定手段が、開閉制御手段による開閉体の開閉動作中、1つの大当たり入球口に所定数の遊技球が入球したか否かを判定し、大当たり発生手段が、入球判定手段が所定数の遊技球の入球有りと判定した際、大入賞部を開放して大当たりを発生させるので、大当たりに当選した場合、所謂第2種パチンコ遊技機のセンター役物に相当する入球役物への所定数の入球を満たした時点で大当たりが実際に発生(即ち、所定数の入球を遊技者等に視認・実感させた後に発生)することになる。これにより、機械的抽選時のプロセスをより一層際立たせ、大当たりに至るプロセスを遊技者により効果的に理解・実感させると共に、第1種パチンコ遊技機における大当たり抽選時の乱数の偏りをホール管理者や遊技者にあまり感じさせない遊技機を実現することができる。しかも、開閉体の開閉角度を段階的に変化させるので、遊技者は、大当たり発生までのアプローチとして所定数の入球を得ようとする中で、最初のうちは比較的容易に入球できていた状態が、或る時点から入球し難い状態になったことに若干の驚きと新奇な遊技性とを感じつつ、遊技を進めることができる。さらに、大当たり判定後に入球させなければならない入球口は、複数ある通常入球口ではなく、これらに近接する1つの大当たり入球口なので、通常入球口に比して入球し難い大当たり入球口に所定数の入球を達成して大当たりを取得した際の遊技者の喜びを、一層大きなものにすることができる。また、開閉制御手段が、第1段階での開閉体の開閉動作で第1の個数の遊技球が入球したことを入球判定手段が判定した時点で、開閉体の開閉角度を第1段階より狭くして第2段階に移行させ、入球判定手段が、第2の個数の遊技球の入球の有無を判定するので、開閉角度が互に異なる各段階での入球プロセスで、予め設定された入球数をクリアしなければ大当たりを発生させることができず、従って遊技者は、折角得た大当たりの権利が消滅するかもしれないというスリルを味わいながら遊技を進めることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。なお、本実施の形態では、本発明に係る遊技機を所謂第2種特別電動役物を用いたパチンコ機(第2種パチンコ遊技機)として述べる。なお、図1は本実施の形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図、図2は本パチンコ機1の遊技盤11を拡大して示す正面図、図3はパチンコ機1の開閉体の開閉動作を示す図であり、図4ないし図6は本パチンコ機1の作用を説明するためのフローチャート、図7は本パチンコ機1の制御系を示す制御ブロック図である。
本パチンコ機1は、図1に示すように、発射ハンドル9の操作による発射装置72(図6参照)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技盤11の遊技領域11aに打ち出しつつ遊技を行うもので、打ち出された遊技球が、特定入球口13、始動入賞口(第1入球口)14、15、一般入賞口16、16、センター役物36内の通常入賞口(通常入球口)28、28及び大当たり入賞口(大当たり入球口)30、並びにアウト口18に進入する構成を備えている。なお、これら通常入賞口28、28及び大当たり入賞口30により第2入球口が構成されている。この大当り入賞口30は、大当り前段入球口としても機能する。
また、始動入賞口14と始動入賞口15との間には大入賞口(大入賞部)79が配置されている。該大入賞口79は、大当たり入賞口30への入球時に大当たり前段判定手段77(図6参照)によって大当たり前段と判定された後、開放される。この開放は、大当たり発生手段78により、後述する特定領域センサ76からの継続信号の有無に応じて、最大で15ラウンドを提供して閉止するように制御される。
上記始動入賞口14、15への入賞は、通常の賞球のみならず、開閉体22、22を開閉動作させてセンター役物36の特定入球口13を開放(即ち、通常入賞口28及び大当たり入賞口30を開閉)させる条件ともなる。また、通常入賞口28、28は、一般入賞口16、16と同様、遊技球の入賞をもって所定数の賞球を行うための入賞口であり、大当たり入賞口30は、大当たり発生の契機となる入賞が行われ、パチンコ機1を特定の遊技状態に移行させるための入賞口であるが、後述する大当り種別選定手段83(図7参照)により「特別大当たり」が選定された場合には、その機能が逆になる。すなわち、特別大当たりが選定された際には、次回の大当たりを引き易い状態(所謂第1種パチンコ遊技機でいう確立変動状態に近い遊技者にとって有利な状態(以下、確変状態という))となるように、大当たり入賞口30を通常入賞口28、28として機能させ、かつ該入賞口28、28を大当たり入賞口30として機能させるように切換え制御手段82(図7参照)が制御する。
なお、本実施の形態において、「入球」とは、賞球を行わない遊技球の単なる進入(又は通過)を意味し、「入賞」とは、所定数の賞球を行う遊技球の進入を意味する概念であるが、本発明における「入賞」は同様であるが、「入球」は、賞球を行わない遊技球の単なる進入(又は通過)、及び所定数の賞球を行う遊技球の進入の双方を含む概念とする。
図1に示すように、本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体2と、この筐体2に開閉可能に装着された前扉3とを有しており、前扉3の前面には、透明ガラス6を有するガラス枠5が開閉可能に取り付けられている。透明ガラス6の奥側には、遊技盤11が配設されている。前扉3における遊技盤11の左右及び上部には演出用照明装置23が配設されており、前扉3における上部左右には、夫々スピーカ(図示せず)を有する放音装置8が配設されている。また、ガラス枠5における右側部には、前扉3を筐体2側に施錠又は解放するための施錠装置4が配設されている。
そして、前扉3における下部中央には皿ユニット6が設けられており、皿ユニット6における右上部には、球貸ボタン7a及びプリペイドカード返却ボタン7bが設けられている。これらボタン7a、7bの奥側には、皿ユニット6上に遊技球を放出する球放出口91が設けられている。皿ユニット6の中央部には、該皿ユニット6上の遊技球を発射装置72(図6参照)付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン21aと、皿ユニット6上の遊技球を上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン21bとが配置されている。
また、前扉3における皿ユニット6の右側下方には、発射装置72を操作して遊技球を遊技領域11aに向けて打ち出すための発射ハンドル9が配設されており、皿ユニット6の左側下方には灰皿25が配設されている。遊技領域11aの最下部には、アウト口18が形成されている。また、図示は省略するが、遊技領域11aにて入賞することなく落下してアウト口18に進入した遊技球をパチンコ機背面側に導くアウト球通路が設けられている。なお、図1中の符号12は、発射ハンドル9の操作で発射された遊技球を遊技領域11aに導くガイドレールを示している。
本実施の形態では、上述した特定入球口13、始動入賞口14、15、一般入賞口16、16、センター役物36内の通常入賞口28、28及び大当たり入賞口30は全て、遊技球が入った場合に、予め定められた遊技球を賞球するように制御されるが、通常入賞口28、28及び大当たり入賞口30については、以下のように制御される。
すなわち、大当たり前段判定手段77(図7参照)が大当たり前段と判定した場合、開閉体駆動ソレノイド39(図7参照)によって開閉体22、22が所定時間(本実施形態では28秒)内で所定回数(本実施形態では18回)だけ開閉している動作中、後述の大当たり入球口30に所定数(本実施形態では10個)の遊技球が入球したか否かが入球判定手段85により判定される。
また、遊技領域11aには、センター役物36の左右上方及び左右下方にそれぞれ風車35が配設されている。また、遊技領域11aにおけるセンター役物36の周囲には、発射されてからセンター役物36に関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、始動入賞口14、15等に対し、入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。なお、本実施の形態では、風車35がセンター役物36の左右上方及び左右下方に配設されるものとして述べるが、これは1つの例であり、配設させる位置や数については遊技領域11a内において特に限定されるものではない。また、障害釘及び各種入賞口にあっても、配設させる位置や数について遊技領域11a内において特に限定されるものではない。
次に、センター役物36について、図2を参照して詳細に説明する。センター役物36の上部には、本パチンコ機1の名称やロゴ等を模った装飾部材74が配設されており、その下方には、センター役物36に備えた略々台形形状の開口部27から露出するように図柄表示装置31が配設されている。該図柄表示装置31の左右には、開閉体22、22が、不図示の軸を中心として特定入球口13を開閉するように配設されている。
また、特定入球口13の直下方であってセンター役物(入球役物)36の左右外側部には、センター役物36を装飾する外枠部材37が形成され、更にその内側には、特定入球口13の下方からセンター役物36の中央部を囲うような波形の壁部材38により装飾されている。この壁部材38の下方端部、即ちセンター役物36の底部には、センター役物36に導入された遊技球を入賞させる通常入賞口(第2入球部)28、28と、該入賞口28、28の中間に位置する1つの大当たり入賞口(第2入球部、大当たり入球口)30とが、それぞれの開口部を水平方向に揃えて同じ高さとした横並びの状態で配設されている。
ここで、開閉体22、22について詳述すると、図3に該開閉体の装飾部を省略して弁体のみを拡大して示すように、開閉体22、22は、特定入賞口13を閉塞して遊技球がセンター役物36内に入球することを阻止する全閉位置22aと、後述する開閉制御手段80からの信号に基づき、遊技球がセンター役物36内に入球することを許容する全開位置22bと、さらに、遊技球がセンター役物36内に入球することは可能であるが入球の経路を狭めた半開位置22cと、の開閉位置を取り得る。これら開閉体22、22の開閉位置関係は、全閉位置22aを基準として全開位置22bまでの移動角度をα、半開位置22cまでの移動角度をβとすると、角度βは角度αの1/2倍の関係にある。すなわち、開閉体22、22の半開位置22cでは、全開位置22bに対して半分の角度で開いており、遊技球の入球頻度を抑えている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図7に沿って説明する。すなわち、本制御系は、大きく分けて、遊技制御装置60と、放出制御装置61を初めとするその他の周辺装置等とによって構成されている。
遊技制御装置60は、遊技盤11の裏面に装着された役物制御ユニット(図示せず)により実現されるもので、パチンコ遊技(弾球遊技)等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用マイクロコンピュータ62と、水晶の発振周波数を分周して所定のクロックを得るクロック生成回路(CLK)63と、各種信号の入出力を行う入出力インターフェース64と、を有している。
遊技用マイクロコンピュータ62は、CPU62a、ROM62b、RAM62cを内蔵しており、いわゆるアミューズチップ用のLSIとして用いられるものである。遊技用マイクロコンピュータ62はROM62bに、開閉制御手段80、大当たり前段判定手段77、入球判定手段85、大当たり発生手段78、大当たり種別選定手段83、及び切換え制御手段82を有している。
開閉制御手段80は、始動入賞口14への入賞を検出した第1入賞口センサ65からの検出信号を受信した際に、開閉体駆動ソレノイド39を作動制御して、開閉体22、22を1回だけ開閉動作(本実施形態では0.5秒間)させ、始動入賞口15への入賞を検出した第2入賞口センサ66からの検出信号を受信した際に、開閉体駆動ソレノイド39を作動制御して、開閉体22、22を2回だけ開閉動作(本実施形態では1.0秒間)させる。さらに、開閉制御手段80は、大当たり前段判定手段77が大当たり前段と判定した際(大当たり入球口30に入球した際)、所定時間(例えば28秒)内にて所定回数(例えば18回)だけ開閉体22、22を開閉動作させると共に、開閉体22、22の開閉角度を段階的に狭くなるように制御する。
開閉角度を段階的に狭くする制御の例としては、開閉体22、22を全閉位置22aから全開位置22bに移行する全開制御と、開閉体22、22を全閉位置22aから全開角度の1/2の角度位置となる半開位置22cで停止する半開制御との2段階に分けて制御することができる。開閉体22、22の開閉動作中には、入球判定手段85が、1つの大当たり入球口30への入球数を判定しており、入球判定手段85が第1の個数(例えば6個)の遊技球が入球したと判定した時点で開閉制御手段80に信号を送出し、開閉体22の開閉角度を切換えて半開制御動作に移行させて第2の個数(例えば4個)の入球が行われる。
大当たり前段判定手段77は、大当たり入賞口30に遊技球が入球した際、入賞口センサ67から送られる検出信号に応じて大当たり前段と判定する。
入球判定手段85は、大当たり前段判定手段77による大当たり前段判定後に開閉体駆動ソレノイド39による開閉体22、22の開閉動作中、入賞口センサ67からの検出信号に基づき、大当たり入賞口30に10個の遊技球が入球したか否かを判定する。つまり、入球判定手段85は、第2段階では上記第1の個数(例えば6個)と合計して上記所定数(例えば10個)となる第2の個数(例えば4個)の遊技球の入球の有無を判定する。ここで、大当たり入賞口30への遊技球の進入を「入球」と称するのは、10個の遊技球の進入に対応した賞球が無いからである。すなわち、大当たり前段判定手段77によって大当たり前段判定がなされるまでは皿ユニット6への賞球が行われるが、大当たり前段判定後における大当たり発生までの条件となる10個の遊技球進入に対しては賞球を行わないように、後述の放出制御装置61(図7参照)によって制御される。
大当たり発生手段78は、大当たり前段判定手段77による上記大当たり前段判定後、入球判定手段85が入賞口センサ67からの検出信号に基づいて10個の遊技球の入球有りと判定した際に、大入賞口79を開放して大当たりを発生させる。
大当たり種別選定手段83は、入賞口センサ67及び入賞口センサ81により入球有りと判定された後、大当たり発生手段78により大入賞口79が開放されるまでの間に、発生させる大当たりの種別を選定する。この選定は、ROM62bに格納された乱数値に基づく抽選で決定され、選定される大当たり種別には、通常大当たり及び特別大当たりの2種類がある。すなわち、通常大当たりが選定(抽選)された際には、多数の出玉を遊技者に取得させた後に大当たり前の通常状態に復帰させる。一方、特別大当たりが選定(抽選)された際には、切換え制御手段82の制御で通常入賞口28,28と大当たり入賞口30の機能を逆にすることで、上述した確変状態にする。この確変状態では、大入賞口79が最大で所定ラウンド数(本実施形態では15回)だけ開放されて多数の出玉が遊技者に提供された後も、遊技者にとって有利な状態で遊技を進行できるようになる。特別大当たりが抽選された際には、遊技制御装置60による演出用照明装置23や図柄表示装置31等の各種発光・表示演出がなされる。
切換え制御手段82は、大当たり種別選定手段83により特別大当たりが選定された場合に、大当たり入球口30が通常入球口28,28として機能し且つ該通常入球口28,28が大当たり入賞口30として機能するように制御して、上記確変状態を現出させる。そして、確変状態が選定されない場合(つまり、通常大当たりの場合)には、通常入賞口28,28及び大当たり入賞口30の各機能が本来の状態とされる。
遊技制御装置60の入出力インターフェース64には、第1入賞口センサ65、第2入賞口センサ66、入賞口センサA1、A2、特定領域センサ76、並びに、センター役物36における入賞口センサ67及び入賞口センサ81からの検出信号が入力される。ここで、第1入賞口センサ65は始動入賞口14への入賞を検出するセンサ、第2入賞口センサ66は始動入賞口15への入賞を検出するセンサであり、入賞口センサA1、A2は、一般入賞口16、16への入賞をそれぞれ検出するセンサである。
特定領域センサ76は、大入賞口79内に設けられた特定領域(継続ゾーン)への遊技球の進入を検出するセンサであり、大当たり発生時に開放し得る所定ラウンド数(本実施形態では15回)を継続させるための継続信号を出力する。大当たり発生手段78は、大当たりを発生させて大入賞口79を開放させた後、1ラウンド(つまり、1回の開放)毎に上記継続信号の有無を判定し、該信号が所定ラウンド数に亘って検出できれば遊技者に対して全ラウンドの賞球を提供するが、所定ラウンド数の途中で途切れたと判定したときは、大入賞口開閉ソレノイド75への駆動信号を停止して大入賞口79を閉止する。
入賞口センサ67は、開閉体22、22によってセンター役物36内に取り込まれた遊技球のうち、大当たり入賞口30に入賞した遊技球を検出してV入賞検知信号を出力するセンサである。入賞口センサ81は、通常入賞口28、28への入賞をそれぞれ検出するセンサである。なお、通常入賞口28がN個ある場合には、入賞口センサもこれに対応してN個配設される。
一方、入出力インターフェース64からは、放音装置8を放音駆動して効果音などの出力制御を行う音声出力制御装置68、演出用照明装置23や図柄表示装置31等の制御を行う演出制御装置69、センター役物36の開閉体22、22を駆動する開閉体駆動ソレノイド39、大入賞口79を開閉駆動する大入賞口開閉ソレノイド75、発射装置72を制御する発射制御装置71に、それぞれ信号が出力される。
また、入出力インターフェース64からは、放出制御装置61に賞球制御情報の信号が出力される。なお、賞球制御情報の内容としては、賞球数情報や放出条件等の情報が出力される。放出制御装置61は、遊技制御装置60から入力される賞球制御情報に基づいて、放出ユニット(不図示)を駆動して遊技球を放出する制御を行うものである。すなわち、遊技制御装置60は、各入賞口に対応する第1入賞口センサ65、第2入賞口センサ66、入賞口センサA1、A2、入賞口センサ67、81により入賞が検出されると、各入賞口の入賞価値に対応して予め設定された賞球数情報を放出制御装置61へ送信する。放出制御装置61は、この賞球数情報を受信したとき該情報に応じた賞球制御を実行し、皿ユニット6への遊技球放出を行う。
次に、本パチンコ機1による作用について、図4ないし図6のフローチャートを参照して説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル9を握り、適宜の角度に回動操作すると、発射制御装置71がその回動角に対応して発射装置72を制御し、該発射装置72の作動で遊技球を所定の時間間隔で遊技領域11aに連続的に発射させる。すると、遊技領域11aに打ち出されて転動落下する遊技球は、入賞口14、15等に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域11a最下部のアウト口18から遊技盤11背面側に排出される。
そして、第1入賞口14に遊技球が入賞した場合(ステップS1)、センター役物36に備えた開閉体22、22が、開閉制御手段80の制御による開閉体駆動ソレノイド39の作動で1回の開閉動作(本実施形態では0.5秒間)を行う(ステップS2)。また、第2入賞口15に遊技球が入賞した場合には(ステップS1)、開閉体22、22が、開閉制御手段80の制御による開閉体駆動ソレノイド39の作動で2回の開閉動作(本実施形態では1.0秒間)を行う(ステップS2)。このようにして特定入球口13が開放状態になった際、開閉体22、22の開閉にタイミングが合うようにセンター役物近傍を通過した遊技球が該開閉体22、22に拾われると、該遊技球は特定入球口13からセンター役物36内に導入される。
導入された遊技球は、センター役物36内を落下し、通常入賞口28、28や大当たり入賞口(Vゾーン)30へと向かう。その間、遊技用マイクロコンピュータ62は、入賞口センサ67、81からの検出信号の有無を判定して、センター役物36内に入賞したか否かを判定し(ステップS3)、該入球有りと判定した場合、大当たり入賞口30への入賞か否かを判定する(ステップS4)。その結果、大当たり入賞口30への入賞であった場合、大当たり前段判定手段77が大当たり前段と判定し、そして開閉制御手段80が、所定時間(本実施形態では28秒)内にて所定回数(本実施形態では18回)だけ開閉体22、22を開閉動作させるように開閉体駆動ソレノイド39を制御する(ステップS5)。
この際、開閉制御手段80は、上記大当たり前段判定時、所定時間(例えば28秒)内にて所定回数(例えば18回)だけ開閉体22、22を開閉動作させつつ、1回の開閉動作の開閉角度が段階的に狭くなるように制御するために、まず、第1段階として開閉体22を全開Mに設定する。つまり、開閉体22は、全閉位置22aから全開位置22bまで回動する(ステップS6)。そして、入球判定手段85が合計でx個(例えば6個)以上の入球、即ち、実質的に合計x個の入球有りと判定すると(ステップS7)、開閉制御手段80は、第2段階として、全開位置より狭い開閉角度Mに設定する。つまり、開閉体22は全閉位置22aと全開位置22bとの中間位置22c(本実施例では全開角度の1/2の角度)で停止する(ステップS8)。その後、ステップ10において、y個以上の入球が有ったか否かを判定する。
上記ステップS7でx個の入球有りと判定されない際には、ステップS9で、開閉体22の全開Mにおける開閉回数(10回)がクリアされたか否かを判定し、クリアされれば、処理が終了されて大当たりの権利が消滅され、クリアされなければステップS7を繰り返す。また、上記ステップS10でy個の入球有りと判定されない際には、ステップS11で、開閉体22の半開Mにおける開閉回数(8回)がクリアされたか否かを判定し、クリアされれば、処理が終了されて大当たりの権利が消滅され、クリアされなければステップS10を繰り返す。
一方、上記ステップS10で、入球判定手段85がy個以上の入球、即ち、実質的にy個の入球有りと判定した際には、大当たり種別選定手段83が、発生させる大当たりの種別を抽選する(ステップS16)。この時点で、開閉制御手段80は開閉体駆動ソレノイド39の作動を停止して開閉体22,22を閉止する。
そして、ステップS17にて、ステップS16で選定された大当たり種別は確変状態を取得する特別大当たりであるか否かを判定し、特別大当たりである場合には、ステップS18にて、遊技制御装置60による演出用照明装置23や図柄表示装置31等の各種発光・表示演出がなされた後、切換え制御手段82が、大当たり入球口30を通常入球口28,28として機能させ、通常入球口28,28を大当たり入賞口30として機能させるように制御し、大当たり入賞口30(つまり、Vゾーン)への入賞が容易となるようにセンター役物36の状態を変動させた後(ステップS19)、大当たり発生手段78が大入賞口79を開放して大当たりを発生させる(ステップS12)。一方、ステップS17で特別大当たりではない(つまり、通常大当たり)と判定された際には、そのままの状態でステップS12に進んで、大入賞口79が開放されて大当たりが発生する。
そして、遊技領域11aに打ち出される遊技球のうち、開放した大入賞口79方向に流下するものが入賞することになる。その間、大当たり発生手段78は、z個(例えば10個)の入賞があったか否か(又はN秒(例えば15秒)経過したか否か)を判定し(ステップS13)、z個入賞があった時点(又はN秒経過した時点)で大入賞口79を一旦閉止する(ステップS14)。この際、大当たり発生手段78は、1ラウンド毎に特定領域センサ76からの継続信号の有無を判定し(ステップS27)、該継続信号が各ラウンドで継続している間は大入賞口79の開閉動作(ラウンド動作)を繰り返し、最大でN回(つまり15回)に至ったとき(ステップS28)、或いは、ステップS27にて特定領域センサ76の継続信号が得られなくなったとき、大当たり終了として大入賞口79を閉止させる。このように、複数回のラウンドでの入賞を経過することで、皿ユニット6には多量の遊技球が払い出される。そして遊技者は、大当たり終了時点から、上述の確変状態又は通常状態での遊技を続行することとなる。
なお、本実施の形態では、大当たり入賞口30に遊技球が合計で10個入球した時点で大入賞口79を開放して大当たりを発生させるように構成し、上記10個入球に対する賞球は行わなかったが、上記10個入球に対する賞球を行うように構成することも可能である。また、開閉体22の半開位置22cは、全閉位置22aから全開位置22bに至る1/2の角度位置に限られず、例えば1/4や3/4などの任意の角度位置に設定することも可能であり、さらには、半開位置22cを規定することなく無段階遷移により開閉動作することもできる。
さらに、本実施の形態では、入球判定手段85がx+y個(例えば10個)以上の入球があった場合大当りになるとしたが、別の実施の形態として、入球数に応じて当り状態を選択させるように構成することもできる。例えば、15個以上入球があった場合は大当り(15ラウンド)、13個以上入球があった場合は、中当り(8ラウンド)、10個以上入球があった場合は小当り(2ラウンド)にし、目に見える状態、すなわち入球数で当り順位をつける。こうすることによって当りをより多く遊技者に提供できる他、従来から有するパチンコ機において、大当りであるにも関わらずラウンド数を内部抽選(例えば2ラウンドまたは15ラウンド)で決められてしまう遊技機に対し遊技者が持つ不透明感や不公平感を払拭することができる。
本実施の形態では、上記確変状態に移行した際に、例えば10個の入球があった後に大入賞口79を開放して大当りを発生させるように構成したが、これ以外の構成も可能である。例えば、確変状態に移行した際にはセンター役物36への、判定に必要な入球数を減らすように制御し、15個入球があった後に大入賞口79を開放したり、5個入球があった後に大入賞口79を開放したりするようにも構成できる。
以上説明したように本実施の形態によると、開閉制御手段80が、大当たり前段判定手段77が大当たり前段と判定した際、所定時間内にて所定回数だけ開閉体22、22を開閉動作させ、入球判定手段85が、該開閉動作中、1つの大当たり入賞口30に所定数の遊技球が入球したか否かを判定し、大当たり発生手段78が、所定数の遊技球の入球有りと判定された際に大入賞口79を開放して大当たりを発生させる。このため、大当たりに当選した場合、所謂第2種パチンコ遊技機のセンター役物に相当するセンター役物36への所定数の入球を満たした時点で大当たりが実際に発生(即ち、所定数の入球を遊技者等に視認・実感させた後に発生)することになる。これにより、機械的抽選時のプロセスをより一層際立たせ、大当たりに至るプロセスを遊技者により効果的に理解・実感させると共に、第1種パチンコ遊技機における大当たり抽選時の乱数の偏りをホール管理者や遊技者にあまり感じさせないパチンコ機を実現することができる。しかも、1回の開閉動作の開閉角度が段階的に狭くなるように制御されるので、遊技者は、大当たり発生までのアプローチとして所定数の入球を得ようとする中で、最初のうちは比較的容易に入球できていた状態が、或る時点から入球し難い状態になったことに若干の驚きと新奇な遊技性とを感じつつ、遊技を進めることができる。さらに、大当たり判定後に入球させなければならない入球口は、複数ある通常入賞口28、28ではなく、これらに近接する1つの大当たり入賞口30なので、通常入球口28、28に比して入球し難い大当たり入賞口30に所定数(10個)の入球を達成して大当たりを取得した際の遊技者の喜びを、一層大きなものにすることができる。
また、開閉制御手段80が、第1段階での開閉体22、22の開閉動作で第1の個数の遊技球が入球したことを入球判定手段85が判定した時点で、開閉角度を第1段階より狭くして第2段階に移行させ、入球判定手段85が、第2の個数の遊技球の入球の有無を判定するので、開閉角度が異なる各段階での入球プロセスで、予め設定された入球数をクリアしなければ大当たりを発生させることができず、従って遊技者は、折角得た大当たりの権利が消滅するかもしれないというスリルを味わいながら遊技を進めることができる。
また、開閉体22,22の開閉動作の際、入球するか否かの割合は遊技領域11aに打たれた遊技釘(図示無し)を調整によって決定されるので、ホール管理者は遊技釘調整の度合いで大当り確率を個別に変更できる他、遊技者は前記遊技釘の調整具合を観察比較する事で複数ある遊技機の内、どの遊技機が大当たりしやすいかを予測できるので従来の第1種パチンコに比べホール管理者と遊技者の技術介入度が更に向上する。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。 本パチンコ機の遊技盤を拡大して示す正面図である。 開閉体の開閉動作を示す図である。 本パチンコ機の作用を説明するためのフローチャートである。 本パチンコ機の作用を説明するためのフローチャートである。 本パチンコ機の作用を説明するためのフローチャートである。 本パチンコ機の制御系を示す制御ブロック図である。
符号の説明
1 遊技機(パチンコ機)
14、15 第1入球部(始動入賞口)
22 開閉体
28 第2入球部、通常入球口(通常入賞口)
30 第2入球部、大当たり入球口(大当たり入賞口)
36 入球役物(センター役物)
77 大当たり前段判定手段
78 大当たり発生手段
79 大入賞部(大入賞口)
80 開閉制御手段
85 入球判定手段

Claims (1)

  1. 第1入球部と、大当たり発生の契機となる入球が行われる1つの大当たり入球口及び該大当たり入球口に近接する複数の通常入球口を有する第2入球部、並びに前記第1入球部への入球を契機として該第2入球部を開閉する開閉体を有する入球役物と、前記大当たり入球口への入球時に大当たり前段と判定する大当たり前段判定手段と、該大当たり前段判定後に開放される大入賞部と、を備えてなる遊技機であって、
    前記大当たり前段判定手段が大当たり前段と判定した際、所定時間内にて所定回数だけ前記開閉体を開閉動作させると共に、該開閉体の開閉角度を段階的に変化させる開閉制御手段と、
    該開閉制御手段による前記開閉体の開閉動作中、前記複数の通常入球口に近接する前記1つの大当たり入球口に所定数の遊技球が入球したか否かを判定する入球判定手段と、
    該入球判定手段が前記所定数の遊技球の入球有りと判定した際、前記大入賞部を開放して大当たりを発生させる大当たり発生手段と、
    前記大当たり前段判定手段によって前記大当たり前段の判定がなされるまでは前記第2入球部への入球に対する賞球の放出を行い、前記大当たり前段の判定後における大当たり発生までの条件となる前記所定数の遊技球の進入に対しては前記賞球の放出を行わないように制御する放出制御手段と、を備え、
    前記開閉制御手段が、前記開閉体の前記開閉角度を2段階に狭くするように制御し、かつ前記入球判定手段が、前記2段階における第1及び第2段階のそれぞれで前記1つの大当たり入球口への入球数を判定し、
    前記開閉制御手段は、前記第1段階での前記開閉体の開閉動作で第1の個数の遊技球が入球したことを前記入球判定手段が判定した時点で、前記開閉角度を前記第1段階より狭くして前記第2段階に移行させ、
    前記入球判定手段は、前記第2段階では前記第1の個数と合計して前記所定数となる第2の個数の遊技球の入球の有無を判定してなる、
    ことを特徴とする遊技機。
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