JP5004091B2 - 天井パネルの取付け構造 - Google Patents

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本発明は外観及び強度を兼ね備えた天井パネルの取付け構造に関するものである。
天井材として一般に天井パネルが使用されるが、所定の高さに吊設されている天井梁材には上記天井パネルの縁が載って支持される。図7は従来の天井パネルの取付け構造を示す具体例であり、同図の(イ)は天井梁材、(ロ)は天井パネルを表し、天井梁材(イ)は概略逆T形断面を成し、下端の受け部(ハ)には天井パネル(ロ)の側端が載って支持され、上方からはパネル押え(ニ)にて浮上しないように押えられている。
天井梁材(イ)の上端には吊設部(ホ)が設けられ、該吊設部(ホ)に吊具(図示なし)が嵌って吊ボルト(図示なし)にて吊り下げられる。又、受け部(ハ)の受け面には気密パッキン(ヘ)が貼着されている。このように、天井パネル(ロ)、(ロ)・・は天井梁材(イ)の受け部(ハ)に載って配列・支持される為に、支持強度は高くなるが、上記受け部(ハ)は天井表面に露出してしまい、その結果、外観が損なわれる。
一方、天井裏には排気ダクトを配管したり、電気配線工事を行うなど、天井パネル(ロ)、(ロ)・・を取付けた後で天井裏に上っての各種作業が必要となる。この場合に作業者が天井パネル(ロ)、(ロ)・・の上を歩いても、支えることが出来る強度が必要である。天井パネルの側端が受け部(ハ)に載ることで、支持強度は確保されるが、天井パネル(ロ)、(ロ)・・間には受け部(ハ)が表面に介在して延び、これが天井の外観を損なっている。その為に、該受け部(ハ)を持たないで天井パネル(ロ)、(ロ)・・が配列・支持される構造の方が好ましい。
実公平2−40168号に係る「クリーンルーム等における天井パネル取付装置」は、相互に開口部を外側に向けて配置された左右一対の梁構成溝形材にハンガーを掛け止めし、該ハンガーの下端に形成した下部係合部がパネル側端に設けている溝形補強材に係合している。すなわち、ハンガー下端の下部係合部に形成している上側水平壁に、天井パネルの接続端部に設けている溝形補強材の凹部上壁が載置している。
従って、天井パネル側端を支持している下部係合部が外に露出することはなく、天井の外観は良好となる。しかし、溝形補強材の上壁に係合しているが強度は低く、又天井パネルの取付け作業が面倒である。すなわち、両天井パネルの側端をハンガー下部係合部に係合した状態で、該ハンガーを梁構成溝形材に掛け止めしなくてはならず、1枚ずつ取付けることは出来ない。
実公平2−40168号に係る「クリーンルーム等における天井パネル取付装置」
このように、従来の天井パネルの取付け構造には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら問題点であり、天井の外観を損なうことなく、人が天井パネルの上を歩くことが出来るように強度が高く、しかも天井パネルの取付け作業が便利な天井パネルの取付け構造を提供する。
本発明に係る天井パネルの取付け構造は、吊り金具を介して天井パネルが水平桟(天井梁材)に取付けられる。そこで、吊り金具は上板、縦板、底板、及び係合部を有し、上板は縦板の上端にて内側へ屈曲し、底板は縦板の下端にて内側と外側へ水平に延び、そして係合部は底板の内縁から下方に概略L形をして形成される。
この吊り金具は吊ボルトに吊設しているブドウ棚の水平桟に取付けられる。すなわち、水平桟の上面に上板が係止すると共に縦板は側面にネジ止めされ、底板の下方に形成した係合部は天井パネルの側端補強部材に係合する。該補強部材はアルミなどの押出し材で構成され、天井パネルの中立面を中心として上下に概略四角形断面の補強部を形成している。
この補強部に係合部が係合することで天井パネルの側端は支持され、そして、底板は天井パネル面にネジ止めされる。2枚の吊り金具は水平桟の両側面に対を成して取付けられ、互いに突き合わされた両天井パネルは2枚の吊り金具によって支持・固定され、両天井パネルの目地空間はシールされる。
本発明では天井パネルが吊り金具によって支持されるが、該吊り金具の係合部が補強部材に形成している補強部に係合する。従って、係合部はパネル面に露出することはなく、天井外観は良好である。そして、天井パネルの側端には補強部材が設けられ、しかも補強部材はC形断面ではなくリブを有した補強部を形成し、この補強部に所定長さの係合部が係合する。よって、天井パネルの支持強度は高く、天井裏を作業者が載っても破損することはない。
そして、天井パネルを取付ける場合、所定長さに切断した吊り金具を天井パネルの側端に取着し、この吊り金具を水平桟に係止すると共に縦板を側面にネジ止めする。すなわち、天井パネル1枚ごと吊り金具を介して水平桟に取付けることが出来、天井パネルの取付け作業は簡単である。
図1は天井パネルを取付けた平面図で、天井を上方から見た場合である。同図の1は天井パネル、2は水平桟、3は吊ボルト、4は吊り金具を示している。水平桟2,2・・は吊ボルト3,3・・に吊設されて互いに平行に配置され、水平桟2,2・・には吊り金具4,4・・が取着されており、この吊り金具4,4・・を介して天井パネル1,1・・が取付けられている。
図2は図1のB−B断面拡大図を表し、同図に示すように、水平桟2は吊ボルト3の下端に取着されている。そして、この水平桟2には吊り金具4が係止してネジ止めされている。吊り金具4は所定長さの板状体であって押出し材を所定長さに切断したもので、水平桟2の所々に係止して天井パネル1の側端を保持している。
図3は吊ボルト3によって水平桟2が吊設される吊設構造を示し、水平桟2の上片5には穴が貫通し、この穴に吊ボルト3が挿通すると共に上下ナット6a,6bによってネジ締め・固定されている。この場合、上片5の上にはコ形をした補助金具7を配置した状態でネジ止めしている。天井パネル1,1・・はこのように吊ボルト3にて吊設・固定された水平桟2に上記吊り金具4を介して取付けられる。
図4は本発明に係る天井パネルの取付け構造の実施例を示す断面図である。このように、水平桟2に取着した吊り金具4にて天井パネル1は水平に保持され、しかも保持強度は高く、吊り金具4は天井表面8に露出しない構造としている。ところで、吊り金具4は図5に示しているが、縦板9、上板10、底板11、そして係合部12で構成される押出し材が用いられている。
上板10は縦板9の上端から左側(内側)へ延び、底板11は縦板9の下端にて左右側(内外側)へ延びている。又、底板11の内端には概略L形をした係合部12が下方に設けられる。そこで、上記縦板9は水平桟2の側面に当接すると共に上板10は水平桟2の上面に係止し、縦板9は水平桟2の側面にネジ止めされる。
そして、上記係合部12は天井パネル1の側端に係合して支持することが出来る。天井パネル1の側端には補強部材13が設けられ、この補強部材13は従来のようなコ形断面ではなく、概略四角形の補強部14,14が中立面を対称に形成している。従って、補強部材13の強度は高くなる。中立部には空間15を有し、この空間15に係合部12の受け部16が設けられ、該受け部16に補強部14が載っている。
受け部16の先端には上方へ傾斜した係止片17を設け、この係止片17は補強部14のコーナーに係止している。天井パネル1の補強部材13に設けた補強部14が係合部12の水平な受け部16に載ることで、該天井パネル1は吊り金具4を介して水平桟2に取付けられる。そして、吊り金具4の底板11は天井パネル1の表面にネジ止めしている。
ところで、天井パネル1を取付ける場合、天井パネル1の側端に上記吊り金具4を取付ける。すなわち、係合部12を補強部材13の補強部14に係合し、底板11を表面にネジ止めする。吊り金具4は、補強部14に係合した状態では該補強部材13に沿ってスライドすることが出来、適当な位置でネジ止めして固定される。この場合、係合部12の先端に係止片17を設けることで、吊り金具4が外れることはない。
吊り金具4を取付けた天井パネル1は水平桟2に係止され、そして縦板9は水平桟2にネジ止めされる。図4に示すごとく、1本の水平桟2には隣り合う左右の天井パネル1,1が取付けられ、両天井パネル1,1の間には係合部12,12の縦部18,18が嵌る目地空間19が形成されるが、この目地空間19はシールされて塞がれる。勿論、間仕切り装置の目地材を嵌めることも可能である。
図6は天井パネル1,1・・を取付けた平面図で、図1の別形態を表し、吊り金具4は隣り合う天井パネル1a,1b間の目地空間に跨って配置している。図1の場合には1枚の天井パネル1を吊設するに際して4個の吊り金具4,4・・が必要であるが、図6に示す天井では半数の吊り金具4,4にて構成することが出来る。そして、隣り合う天井パネル1a,1bに跨って吊り金具4を配置することで、施工性が向上すると共に天井パネル間の目地が揃って天井外観が良くなる。
天井パネルを取付けた天井上方からの平面図。 図1のB−B断面拡大図。 水平桟の吊設構造。 図1のA−A断面拡大図で、本発明に係る天井パネルの取付け構造。 吊り金具の具体例。 天井パネルを取付けた天井上方からの平面図。 従来の天井パネルの取付け構造。
符号の説明
1 天井パネル
2 水平桟
3 吊ボルト
4 吊り金具
5 上片
6 ナット
7 補助金具
8 天井表面
9 縦板
10 上板
11 底板
12 係合部
13 補強部材
14 補強部
15 空間
16 受け部
17 係止片
18 縦部
19 目地空間

Claims (4)

  1. 吊ボルトにて吊設されている水平桟に吊り金具を介して天井パネルを取付ける構造において、吊り金具は縦板、上板、底板、及び係合部を有す押出し材を所定長さに切断したもので、上板は縦板の上端から内側へ屈曲して延び、底板は縦板の下端に設けられて内外側へ延び、そして上記係合部は概略L形断面をして底板の内端に形成され、天井パネルの側端には補強部材を設けると共に、該補強部材には中立面を対称に概略四角形の補強部を間に空間を介在して形成し、吊り金具の係合部を天井パネル補強部に係合して底板を表面にネジ止めし、そして、上板を水平桟の上面に係止すると共に縦板を水平桟の側面に当接してネジ止めしたことを特徴とする天井パネルの取付け構造。
  2. 上記概略L形断面の係合部は縦部と受け部を有し、受け部先端には上方へ傾斜して延びる係止片を形成し、該係止片は補強部の隅に係止した請求項1記載の天井パネルの取付け構造。
  3. 両天井パネル間の天井裏側の目地空間には係合部の縦部が嵌り、天井面側の目地空間にはシール材を嵌めた請求項1、又は請求項2記載の天井パネルの取付け構造。
  4. 上記吊り金具を隣り合う天井パネルの目地空間に跨って配置した請求項1、請求項2、又は請求項3記載の天井パネルの取付け構造。
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