JP5003460B2 - 絶縁抵抗測定用端子器具 - Google Patents
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Description
測定対象の絶縁抵抗を測定する際、絶縁抵抗計と測定対象を電気的に接続するための器具として、絶縁抵抗測定用端子器具が絶縁抵抗計と測定対象との間に配設して使用される。
この問題を解決するために、絶縁抵抗計毎に測定レンジを拡張した構成にすると構造が複雑になると共に高価になるという問題がある。
電気ケーブルの絶縁被覆を第1、第2接続端子間の抵抗部材として使用して成り、前記抵抗部材の抵抗値は、測定対象の絶縁抵抗測定時に、絶縁抵抗計がオーバーレンジにならない値に設定される。
また、前記第1、第2測定端子は、前記絶縁抵抗計が前記測定対象の面抵抗を測定するように、各々、相互接続された複数の測定ピンを有する第1、第2測定ピン組を備えて成るように構成してもよい。
また、前記いずれかの測定端子に接続されると共に、相互接続された複数の測定ピンを有する第3測定ピン組を更に設けて成るように構成してもよい。
前記正測定端子と負測定端子に各々接続される第1、第2接続端子と、絶縁抵抗測定時に前記測定対象に当接させる第1、第2測定端子と、導電性の芯線及び前記芯線を被覆する絶縁被覆とを有し前記第1、第2接続端子を各々前記第1、第2測定端子に電気的に接続する複数の電気ケーブルとを有する絶縁抵抗測定用端子器具とを備えた絶縁抵抗測定システムにおいて、
前記絶縁抵抗測定用端子器具として、前記いずれか一に記載の絶縁抵抗測定用端子器具を用いて成ることを特徴とする絶縁抵抗測定システムが提供される。
絶縁抵抗測定用端子器具は絶縁抵抗計がオーバーレンジにならないようにし、この状態で絶縁抵抗計が測定対象の絶縁抵抗を測定する。
また、本発明の絶縁抵抗測定システムによれば、簡単且つ廉価な構成により、絶縁抵抗測定時にオーバーレンジになることを防止できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る絶縁抵抗測定端子器具を用いた絶縁抵抗測定システムの回路図である。
絶縁抵抗計101は、測定した絶縁抵抗値を表示する指示計104、測定対象103に測定用の直流電圧を供給する直流電源105、正電圧側の測定端子である正測定端子106、負電圧側の測定端子である負測定端子107及び接地端子108を備えている。
第1接続端子118と第1測定端子114は電気ケーブル116によって接続され又、第2接続端子119と第2測定端子115は電気ケーブル117によって接続されている。電気ケーブル116、117は、導電性の芯線及び前記芯線を被覆する絶縁被覆とを有している。本実施の形態では、電気ケーブル117はシールド被覆109を有するシールド線によって構成されている。
抵抗111、112及びスイッチ113はシールド部材110によってシールドされている。シールド部材110は電気ケーブル117のシールド被覆109に接続され、シールド被覆109は第3接続端子120に接続されている。
また、図4は、絶縁抵抗測定用端子器具102の部分拡大図である。電気ケーブル117は、導電性の芯線401、絶縁部材によって構成され芯線401を覆う絶縁被覆402、導電性部材によって構成され絶縁被覆402を覆うシールド被覆109、絶縁部材によって構成されシールド被覆109を覆う外被403を備えている。
第1接続端子118から、巻き付け部204及び絶縁被覆402を介して第2接続端子119に至る回路が抵抗111を構成している。スイッチ113から巻き付け部205及び絶縁被覆402を介して第2接続端子119に至る回路が抵抗112を構成している。
絶縁抵抗計101がオーバーレンジになったときには、スイッチ113の操作部203を操作することによってスイッチ113を閉状態にする。これにより、抵抗111に抵抗112が並列接続され、抵抗112に電流が分流されるため、オーバーレンジが解消されて正確な測定が行われることになる。
したがって、測定対象103の絶縁抵抗値Rhは次式によって求められる。
Rh=RΣ・Rm/(Rm−RΣ)
よって、スイッチ113が開状態か閉状態かに応じた合成抵抗値Rmと、指示計104の表示値から測定対象103の絶縁抵抗値Rhを求めることができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る絶縁抵抗測定システムによれば、簡単且つ廉価な構成により、絶縁抵抗測定時にオーバーレンジになることを防止でき、正確な測定が可能になる。
尚、図3に示した構成において、周知のスライド機構を用いて、第1測定端子114と第2測定端子115を相互に矢印方向に移動自在に構成するようにしてもよい。これにより、測定対象103の測定面積を所望の面積に可変することができる。
また、前記実施の形態では2つの抵抗111、112と1つの開閉スイッチ113を設けて抵抗値を設定するように構成したが、抵抗112とスイッチ113のみを設けたり、より多くの抵抗やスイッチを使用することにより、オーバーレンジに対して幅広い対応が可能になる。
図6及び図7において、筐体601には、第1測定端子602、第2測定端子603が保持されている。
その他の構成は、図1〜図5で説明した絶縁抵抗測定用端子器具102と同一構成である。
図8において、複数の測定ピン804を有する第1測定ピン組801、複数の測定ピン805を有する第2測定ピン組802、複数の測定ピン806を有する第3測定ピン組803を有している。
このとき、第1測定端子を構成する測定ピン組801及び測定ピン組802と、第2測定端子を構成する測定ピン組803とが3列になるように配設されているため、絶縁抵抗を測定する面が面807、808となり、前記第1、第2の実施の形態の場合に比べて、測定面積を2倍に拡大することが可能になるという効果を奏する。
尚、前記各実施の形態では、測定端子を複数の測定ピンによって構成する例を説明したが、1つの測定端子を1つの測定ピンによって構成するようにしてもよい。
102・・・絶縁抵抗測定用端子器具
103・・・測定対象
104・・・指示計
105・・・直流電源
106・・・正測定端子
107・・・負測定端子
108・・・接地端子
109・・・シールド被覆
110・・・シールド部材
111、112・・・抵抗
113・・・スイッチ
114、602・・・第1測定端子
115、603・・・第2測定端子
116、117・・・電気ケーブル
118・・・第1接続端子
119・・・第2接続端子
120・・・第3接続端子
201・・・筐体
203・・・操作部
204、205・・・巻き付け部
206、801・・・第1測定ピン組
207、802・・・第2測定ピン組
208、209、606、607、804、805、806・・・測定ピン
401・・・芯線
402・・・絶縁被覆
403・・・外被
501・・・領域
601・・・筐体
604、605・・・支持部材
609、610・・・穴
608・・・バネ
803・・・第3測定ピン組
807、808・・・面
Claims (4)
- 絶縁抵抗計の正測定端子、負測定端子に各々接続される第1、第2接続端子と、絶縁抵抗測定時に測定対象に当接させる第1、第2測定端子と、導電性の芯線及び前記芯線を被覆する絶縁被覆とを有し前記第1、第2接続端子を各々前記第1、第2測定端子に電気的に接続する複数の電気ケーブルとを備えた絶縁抵抗測定用端子器具において、
前記電気ケーブルの絶縁被覆を前記第1、第2接続端子間の抵抗部材として使用し、
前記第1、第2接続端子間に接続され、前記抵抗部材の抵抗値を、前記測定対象の絶縁抵抗測定時に、前記絶縁抵抗計がオーバーレンジにならない値に設定するスイッチを備えて成り、
前記スイッチを閉状態にすることで、前記電気ケーブルの被覆によって前記第1、第2接続端子間に形成される抵抗部材に、前記電気ケーブルの被覆によって形成される抵抗部材を並列接続することにより、前記第1、第2接続端子間に接続される抵抗部材の抵抗値は、前記測定対象の絶縁抵抗測定時に、前記絶縁抵抗計がオーバーレンジにならない値に設定されることを特徴とする絶縁抵抗測定用端子器具。 - 前記第1、第2測定端子は、前記絶縁抵抗計が前記測定対象の面抵抗を測定するように、各々、相互接続された複数の測定ピンを有する第1、第2測定ピン組を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の絶縁抵抗測定用端子器具。
- 前記各測定ピンを保持する筐体と、前記各測定ピンを前記筐体から突出する方向に付勢する付勢部材とを有し、
前記各測定ピンは前記付勢部材によって付勢され、それらの先端が前記筐体から突出するように前記筐体に保持されて成ることを特徴とする請求項2記載の絶縁抵抗測定用端子器具。 - 前記いずれかの測定端子に接続されると共に、相互接続された複数の測定ピンを有する第3測定ピン組を更に設けて成ることを特徴とする請求項2又は3記載の絶縁抵抗測定用端子器具。
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