JP5002031B2 - フレキシブルチューブ - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの排気路に設けられるフレキシブルチューブに関する。
図4は先に同一出願人が出願したフレキシブルチューブを示す半断面図である。図4に示すように、フレキシブルチューブ30は、エンジンEの排気路において、エンジンEと触媒コンバータCとの間に配設されるものである。このフレキシブルチューブ30は、エンジンEに連なる排気路に接続する流入口のパイプ端部34aと、触媒コンバータCに接続する排出口のパイプ端部34bと、金属製のアウターブレード31aと、このアウターブレード31aに保護されたアウターベローズ31bとから構成された外管31と、複数の球面ジョイント部F,Gを有する内管34とから構成されている。
前記外管31の両端部は、端部外周に装着されるプロテクタ32と共に、パイプ端部34a,34bに溶接されている。なお、球面ジョイント部F,Gに記載されたRは、曲率半径を意味しており、その中心点は、軸線上にある。
このように構成されたフレキシブルチューブ30は、触媒コンバータCの下流の末端に設けられる消音機(マフラー)とは異なり、触媒コンバータCの上流側に設けられ、エンジン始動初期は、排気ガスの温度保持を可能とし、触媒コンバータCに流入する排気ガスの温度の立ち上がりを早めるように作用する。また、高温の排ガスがアウターベローズ31bに達しにくくするために、内管34を設けて二重構造とし、アウターベローズ31bの耐久性やばね特性等に悪影響をもたらさないように内管34に柔軟性を持たせるとともに、排気騒音を遮断するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−268913号公報(段落番号0008〜0011、図1)
しかしながら、従来のフレキシブルチューブ30の内管34には、車の振動が直接、球面ジョイント部F,Gに伝達されるため、耐久性に問題があった。また、組み付け時の作業性に問題があった。
そこで、本発明は、従来のフレキシブルチューブの問題点を解決するために創案されたものであり、車の振動が直接、球面ジョイント部に伝達しても全く影響することがなく、しかも、軽量化と両立した耐久性の向上と、組み付け時の作業性を向上させたフレキシブルチューブを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンの排気ガスの排気路に配設され、外管31のアウターベローズ31bと、複数の球面ジョイント部F、Gを設けた屈曲自在の内管4と、から構成され、内管4の複数の球面ジョイント部の内、エンジン側の球面ジョイント部Fと、エンジン側の外管と内管との接続部となるパイプ端部4aとの間に、球面ジョイント部の曲率半径よりも小径で拡径方向へ膨出したビード4dを設けたフレキシブルチューブにおいて、
前記内管4(5)に一体構成した複数の球面ジョイント部F,Gと、少なくとも一つのストレート状のスライド部Sを構成し、スライド部Sがエンジン側の球面ジョイント部と触媒コンバータ側の球面ジョイント部との間に位置することを特徴とする。
なお、スライド部Sとはパイプが重なりあって摺動する部分をいう。
請求項に係る発明は、請求項に記載のフレキシブルチューブ11(12)であって、
前記内管5(6)のストレート状のスライド部Sを構成する内側のパイプ5f(6f)と外側のパイプ5h(6h)のうち、外側のパイプ5h(6h)の先端部を球面ジョイント部に重ね、同時に成形することにより、拡径した拡径部5p(6p)を形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、屈曲自在の内管の前記球面ジョイント部と、外管と内管との接続部となるパイプ端部との間に、可撓性のベローズ、または、球面ジョイント部の曲率半径よりも小径で拡径方向へ膨出したビードを設けたことにより、球面ジョイント部への緩衝材となり、球面ジョイント部がガードされるため、球面ジョイント部の保護ができる。また、取り扱いがし易く、溶接時の変形や歪、組み付け時の変形による性能のバラツキがないので、組み付け作業の向上が図れる。
また、請求項に係る発明によれば、ストレート状のスライド部を構成したことにより、長さが変えられるため、軸方向の長さ調整が容易にできる。また、2つの球面ジョイント部の間の距離が長いほどパイプBの傾き角度は小さくできるので、球面ジョイント部の回転動作が小さくできる。さらに、中央にスライド部を設けたことにより、バランスがよいため、配管のレイアウト作業が容易である。また、三次元方向の変位と振動にも容易に対応可能かつ耐久性もよくできる。
請求項に係る発明によれば、スライド部の外側のパイプの先端部を拡径した拡径部を形成したことにより、スライド部の外側のパイプの端部には所定寸法に切断する時発生する切り口のいわゆる「かえり」によって、スライド部の内側のパイプの外周面に「引掻き傷」が発生するのを防止できるので、スムーズな摺動が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1(a)はフレキシブルチューブを示す半断面図であり、図1(b)は従来の内管を示す半断面図である。図1(a)に示すように、フレキシブルチューブ10は、エンジンの排気路のエンジンと触媒コンバータとの間に配設される(図4参照)。このフレキシブルチューブ10の外管31は、金属製のアウターブレード31aと、このアウターブレード31aによって外から保護されたアウターベローズ31bとから構成されている。また内管4は、複数のパイプで構成された球面ジョイント部F,Gを有し、パイプ端部4a,4bは外管31の両端に接続されている。本発明は、この内管4に関係するものであるため、以下、内管4について詳細に説明する。
図1(b)に示すように、従来の内管34は、パイプ端部34aから縮径した、パイプ34eと、パイプ34fと、パイプ34gと、パイプ34kとから構成されている。パイプ34eとパイプ34fの重合部には球面ジョイント部Fが形成され、また、パイプ34fとパイプ34gとの重合部にも球面ジョイント部Gが形成されている。さらに、球面ジョイント部Gの近傍には、パイプ34gとパイプ34kとの間にスライド部Sが配設されている。
しかし、溶接時の溶接の引けに伴う引っ張りによる変形や、組み付け時の変形が発生すると、球面ジョイント部F,Gの隙間がなくなり摺動しないという不具合が発生する。
そこで、図1(a)に示すように、屈曲自在の内管4の球面ジョイント部Fと、内管4の接続部となるパイプ端部4aとの間の縮径したパイプ4eには、球面ジョイント部Fの曲率半径よりも小径で拡径方向へ膨出したビード4dを設ける、または、可撓性のベローズ(図示せず)を設けることによって、パイプ端部4aが変形しても、ビード4dが変形して、かかる変形の伝達を遮断する効果を発揮するため、球面ジョイント部F,Gにおける歪みの影響を遮断することができる。また、球面ジョイント部Gの近傍には、パイプ4gとパイプ4hとの間にスライド部Sが配設されている。
図2は他の実施の形態を示すフレキシブルチューブの内管を示す半断面図である。図2に示すように、フレキシブルチューブ11の内管5は、球面ジョイント部Fと球面ジョイント部Gとの近傍の間の、パイプ5fとパイプ5hとの間にスライド部Sが配設されている。さらに、スライド部Sの一方のパイプ5hの端部を球面ジョイント部Gに重ね、同時に成形することにより、容易に拡径した拡管部5pに成形することができる。このように、スライド部Sにラッパ形状の拡管部5pを成形することにより、スライド部Sのパイプの端部には所定寸法に切断する時に発生する、いわゆる「かえり」によってスライド部Sのパイプ5fの外周面に「引掻き傷」が発生するのを防止してスムーズな摺動が可能になる。
図3はさらに他の実施の形態を示すフレキシブルチューブを示す半断面図である。図3に示すように、フレキシブルチューブ12の内管6には、スライド部Sが球面ジョイント部Gの、図において右側近傍にあり、パイプ6kとパイプ6hの端部には、拡径部6pが形成されている。図1(b)に示す従来のスライド部Sのパイプの端部34bには拡径部6pがなかったため、所定寸法に切断する時発生する「かえり」によってスライド部Sのパイプの外周面に「引掻き傷」が発生するので、スムーズな摺動ができなかったが、この拡径部6pにより解消できた。
本発明はその技術思想の範囲内で種々の改造、変更が可能である。例えば、球面ジョイント部は2個の配置で説明したが、複数個に増やしてもよい。
(a)はフレキシブルチューブを示す半断面図であり、(b)は従来の内管を示す半断面図である。 他の実施の形態を示すフレキシブルチューブを示す半断面図である。 他の実施の形態を示すフレキシブルチューブを示す半断面図である。 従来のフレキシブルチューブを示す半断面図である。
4,5,6 内管
4a、4b、6h パイプ端部
4k パイプ
4d ビード(ベローズ)
5e,5f,5g ストレート部
6e,6f,6g ストレート部
5p,6p 拡管部
10,11,12 フレキシブルチューブ
F,G 球面ジョイント部
S スライド部

Claims (2)

  1. エンジンの排気ガスの排気路に配設され、外管のアウターベローズと、複数の球面ジョイント部を設けた屈曲自在の内管と、から構成され、
    前記内管の複数の球面ジョイント部の内、エンジン側の球面ジョイント部と、エンジン側の前記外管と内管との接続部となるパイプ端部との間に、前記球面ジョイント部の曲率半径よりも小径で拡径方向へ膨出したビードを設けたフレキシブルチューブにおいて、
    前記内管に一体構成した複数の球面ジョイント部と、少なくとも一つのストレート状のスライド部を構成し、前記スライド部がエンジン側の球面ジョイント部と触媒コンバータ側の球面ジョイント部との間に位置することを特徴とするフレキシブルチューブ。
  2. 前記内管のストレート状のスライド部を構成する内側のパイプと外側のパイプのうち、外側のパイプの先端部を球面ジョイント部に重ね、同時に成形することにより、拡径した拡径部を形成したことを特徴とする請求項1記載のフレキシブルチューブ。
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