JP2005171917A - 自動車用フレキシブルチューブ - Google Patents

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Tadashi Nagai
規 永井
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博史 児玉
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Abstract

【課題】 フレキシブルチューブに対して圧縮方向の過大入力が生じたい際にベローズの圧縮方向の変位を規制して保護することにより耐久性向上を図れる自動車用フレキシブルチューブの提供。
【解決手段】 ベローズ1と、アウタブレード2と、プロテクタ3,3が備えられ、前記ベローズ1の両端部内側に内管4(5)がそれぞれ固定されると共に、両内管4,5にインナブレード6の両端部が支持される自動車用フレキシブルチューブにおいて、内管4をインナブレードの一方側端部6aに固定し、内管5の端部に軸方向に折り返された折り返し部5aを形成すると共に、折り返し部5aの内部にインナブレードの他方側端部6bを軸方向に摺動自在に固定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のエンジン側に連結される上流側排気管の撓みや変位が下流側排気管に伝達されるのを抑える自動車用フレキシブルチューブに関する。
従来、自動車用フレキシブルチューブは複数の蛇腹を備える円筒状のベローズと、該ベローズを囲繞するように設けられる円筒状のアウタブレードと、該アウタブレードの両端部において前記アウタブレード、ベローズ、排気管を固定する円筒状のプロテクタから構成されている。
また、前記ベローズの両端部内側に内管をそれぞれ設けて、両内管同士で筒状のインナブレードを支持したものが公知となっている(例えば、特許文献1、2参照)。
実開昭63−173588号公報 特開平10−184351号公報
しかしながら、特許文献1記載の自動車用フレキシブルチューブにあっては、インナブレードの両端部がそれぞれ内管に固定されているため、自動車用フレキシブルチューブの柔軟性を損なう虞があるし、インナブレードとベローズが衝突して干渉する虞があった。
一方、特許文献2記載の自動車用フレキシブルチューブにあっては、インナブレードの一方側端部のみが内管に固定されているため、自動車用フレキシブルチューブの柔軟性を損なう虞はないが、自動車用フレキシブルチューブに対する圧縮方向の過大入力がベローズに作用し、該ベローズの破損に繋がる虞があった。
なお、自動車用フレキシブルチューブに対する伸張方向の過大入力は通常アウタブレードが吸収してベローズを保護するようになっている。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、フレキシブルチューブに対する圧縮方向の過大入力が生じた際にベローズの圧縮方向の変位を規制することによってベローズの破損を防止でき、耐久性を大幅に向上できる自動車用フレキシブルチューブを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明では、複数の蛇腹を備える筒状のベローズと、該ベローズを囲繞するように設けられる筒状のアウタブレードと、該アウタブレードの両端部に設けられる筒状のプロテクタが備えられ、前記ベローズの両端部内側に内管がそれぞれ固定されると共に、該両内管に筒状のインナブレードの両端部が支持される自動車用フレキシブルチューブにおいて、前記両内管のうち一方側の内管をインナブレードの一方側端部に固定し、他方側の内管の端部に軸方向に折り返された折り返し部を形成すると共に、該折り返し部の内部にインナブレードの他方側端部を軸方向に摺動自在に固定したことを特徴とする。
請求項1記載の発明にあっては、両内管のうち一方側の内管をインナブレードの一方側端部に固定し、他方側の内管の端部に軸方向に折り返された折り返し部を形成すると共に、該折り返し部の内部にインナブレードの他方側端部を軸方向に摺動自在に固定したため、フレキシブルチューブに対する圧縮方向の過大入力が生じた際に、インナブレードの他方側端部が折り返し部に規制されることでベローズの圧縮方向への変位を規制でき、これによりベローズの破損を防止して自動車用フレキシブルチューブの耐久性を向上できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例の自動車用フレキシブルチューブの側断面図、図2は本実施例の内管5の側断面図、図3はその他の内管5の固定方法を説明する図、図4はその他の内管5の固定方法を説明する図、図5は本実施例の自動車用フレキシブルチューブの作用を説明する図である。
図1に示すように、本実施例の自動車用フレキシブルチューブは、ベローズ1と、アウタブレード2と、プロテクタ3,3と、内管4,5と、インナブレード6を主要な構成としている。
前記ベローズ1は上流側排気管の振動を吸収するためのものであって、金属製で筒状に形成され、複数の蛇腹1aを備えている。
前記アウタブレード2は前記ベローズ1を保護すると共に、フレキシブルチューブに対する伸張方向の過大入力を規制するためのものであって、金属製の線材をブレード編みして筒状に形成され、ベローズ1を囲繞するように設けられている。
前記プロテクタ3,3は前記アウタブレード2の両端部を固定支持するためのものであって、金属製で筒状に形成されている。
そして、前記ベローズ1、アウタブレード2、プロテクタ3,3、はスポット溶接X1,X2で共に固定されている。
前記インナブレード6は上流側配管から流れてくる排気ガスをスムーズに下流側排気管に導くことによりベローズ1への熱害や気流音を防止するためのものであって、前記アウタブレード2と同様に金属製の線材を所謂ブレード編みにして筒状に形成されている。
そして、前記ベローズ1、アウタブレード2、プロテクタ3,3は後述する上流側及び下流側排気管に固定されている。
前記内管4は金属製で筒状に形成されると共に、上流側端部には縮径された縮径部4aが形成され、下流側端部はベローズ1に溶接X3で固定されている。なお、内管4は前記溶接X2で固定されていても構わない。
そして、前記縮径部4aには筒状のインナブレードの一方側端部6aが固定されている。
具体的には、前記縮径部4aにはインナブレードの一方側端部6aを外嵌するように金属製のリングプレート7が設けられており、これによりインナブレード6が両者に挟持された状態でスポット溶接X5により固定されている。
図2に示すように、前記内管5は金属製で筒状に形成され、上流側端部は軸方向に内側へ折り返された折り返し部5aが形成されると共に、該折り返し部5aの底部5bが溶接X4(図1参照)でベローズ1に固定されている。
なお、その他の内管5の固定方法としては、図3に示すように、折り返し部5aの周上数箇所にスポット溶接の電極用の穴5cまたは切り欠きを設けて、図4に示すように内管5の内側からベローズ1にスポット溶接X1にて固定しても良い。
この場合、プロテクタ3、アウタブレード2、ベローズ1を溶接X6で固定するようにしても良い。
そして、前記折り返し部5aの内部にインナブレードの他方側端部6bが軸方向摺動自在に固定されている。
即ち、インナブレードの一方側端部6aは内管4を介してベローズ1に固定され、インナブレードの他方側端部6bは内管5の折り返し部5aの内部に軸方向摺動自在に固定された状態となっており、その中間部分はベローズ1との間に所定の間隔を保って設けられている。
なお、前記インナブレードの他方側端部6bと内管5の端部との距離Wはフレキシブルチューブが軸方向に伸張されてアウタブレード2によって規制される変位量分だけの長さが最低限確保されており、これによりインナブレードの他方側端部6bが内管5から脱落するのを防止できるようになっている。
このように構成された自動車用フレキシブルチューブでは、内管5側に上流側排気管が接続され、内管4側に下流側配管が接続された状態で排気系に介装されるが、上流側排気管から流れてくる排気ガスはインナブレード6の内部を通過して下流側排気管に導かれるため、排気ガスによってベローズ1が熱害を受けたり、気流音が発生する虞がない。
そして、路面状況などによりフレキシブルチューブに対して径方向及び軸方向の振動が入力された場合、その振動はベローズ1が変位することにより吸収される。
この際、インナブレードの他方側端部6bは内管5の折り返し部5a内で軸方向に摺動して前記ベローズ1の変位を許容するため、インナブレード6とベローズ1とが接触して干渉音が発生する虞がない。
フレキシブルチューブに対する伸張方向の過大入力時には、前記インナブレードの他方側端部6bが折り返し部5a内で軸方向に摺動して脱落する前にアウタブレード2がベローズ1の伸張方向の変位を規制し、これによりベローズ1が破損するのを防止できる。
一方、フレキシブルチューブに対する圧縮方向の過大入力時には、図5に示すように、前記インナブレードの他方側端部6bが折り返し部5a内で軸方向に摺動してその底部5bに当接してベローズ1の圧縮方向の変位を規制し、これによりベローズ1が破損するのを保護できる。
なお、補足ではあるがフレキシブルチューブの内管4側に上流側排気管が接続され、内管5側に下流側配管が接続された状態で排気系に介装された場合も同様の効果を得ることができる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、インナブレード6をインタロックチューブに置き換えても良い。
また、折り返し部5aを軸方向に縮径したテーパ状に形成してインナブレードの他方側端部6bの摺動抵抗を減らすようにしても良い。
本発明の実施例の自動車用フレキシブルチューブの側断面図である。 本実施例の内管5の側断面図である。 その他の内管5の固定方法を説明する図である。 その他の内管5の固定方法を説明する図である。 本実施例の自動車用フレキシブルチューブの作用を説明する図である。
符号の説明
X1、X2、X3、X5 スポット溶接
X4、X6 溶接
1 ベローズ
1a 蛇腹
2 アウタブレード
3 プロテクタ
4、5 内管
4a 縮径部
5a 折り返し部
5b 底部
5c 穴
6 インナブレード
6a インナブレードの一方側端部
6b インナブレードの他方側端部
7 リングプレート

Claims (1)

  1. 複数の蛇腹を備える筒状のベローズと、該ベローズを囲繞するように設けられる筒状のアウタブレードと、該アウタブレードの両端部に設けられる筒状のプロテクタが備えられ、
    前記ベローズの両端部内側に内管がそれぞれ固定されると共に、該両内管に筒状のインナブレードの両端部が支持される自動車用フレキシブルチューブにおいて、
    前記両内管のうち一方側の内管をインナブレードの一方側端部に固定し、
    他方側の内管の端部に軸方向に折り返された折り返し部を形成すると共に、該折り返し部の内部にインナブレードの他方側端部を軸方向に摺動自在に固定したことを特徴とする自動車用フレキシブルチューブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024498A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Hino Motors Ltd 排気系の可撓継手構造
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