JP5001974B2 - 機器のスタンド構造及びこのスタンド構造を適用した表示スタンド - Google Patents

機器のスタンド構造及びこのスタンド構造を適用した表示スタンド Download PDF

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Description

本発明は、機器本体に装着される支柱に台座を取り付ける機器のスタンド構造及びこのスタンド構造を適用した表示スタンドに関する。
液晶表示パネルや有機EL表示パネル等からなる画像表示機器、CD再生機やスピーカー等のオーディオ機器、照明器具や送風機等のリビング機器は、機能性と装飾性を備えたデザインの機器であり、主に机上や床上に立設配置(接地)して使用される。これらの機器は、機器本体に装着されて当該機器本体を支持する支柱と、支柱を固定する台座からなる。この台座の下部には回転テーブルや回転リング等の回転部材が備わり、机上や床上に接地された機器本体の向きを回転自在とする。以下、本明細書では、機器本体に装着された支柱に台座を取り付ける構造を機器のスタンド構造と称する。
従来、支柱に台座を取り付けるには、例えば金具を台座と支柱の組付け箇所に取り付けてネジ止めするネジ止め構造がある(特許文献1や参考図19)。また、例えば台座に長方形や十字形等の異形孔を形成し、支柱にこの異形孔に対応した異形突起を形成して(互いに樹脂形成するものが多い)、異形突起を異形孔に押し込み、上記支柱を回動させることで、台座の異形孔周辺部と上記支柱の異形突起を嵌合させる嵌め合い構造がある(特許文献2)。
しかしながら、上述のネジ止め構造は、ネジ金具を台座と支柱の組付け箇所に取り付けるための工具(ドライバやレンチ等)が必要である。また、一度締め付けたネジ金具を取り外すときには、締め付け強度によっては、ネジ穴やネジ金具の一部が欠けたりする問題を有する。他方、上述の嵌め合い構造では、正確な位置で適正な範囲の捻り力で嵌合させなければならず、ある程度の習熟が必要である。また、一度嵌合した支柱を取り外すと異形孔や異形突起の一部が欠けたりして劣化し易い。
また、本願出願人が既に登録した特許文献3では、図20と図21に示すように、ビデオモニタは、スタンドヘッド11に付設するリング状のアダプタ21と、ビデオモニタの外側ケース31を介してアダプタ21と組み合わせるリング状のばね部材22と、外側ケース31の前面側からアダプタ21の前面内周側のリング状の支持リブに固定してばね部材22を押え込む押えリング23と、外側ケース31の前面側に付設して外側ケース31の開口部を閉じる蓋体33とを備えてなり、アダプタ21は、支持リブを介して外側ケース31を垂直方向に回転可能に支持してスタンドヘッド11と外側ケース31とを連通させる(図20)。そして、アダプタ21は、係合フック21g、21g…を補助部材12の係合孔12a、12a…に進入させ(図21)、スリット12a1、12a1…側に回転させることにより(矢印K3方向)、補助部材12を介し、一挙動によりスタンドヘッド11に装着することができる。このときの各係合フック21gは、周方向のガイド部21g2がスリット12a1に進入し、斜面21g5、段部21g4を介してフック部21g1が補助部材12を挟み込むことにより、アダプタ21を外れ止めする。また、アダプタ21は、このようにして補助部材12に装着すると、係合凹部21hが補助部材12の上部に移動し、補助部材12側のロック片12bが係合凹部21hに後方から弾発的に係合し、ロック片12bを介して回転不能にロックすることができる。図21(a)の一点鎖線は、アダプタ21を装着する際に、アダプタ21の回転前における係合凹部21hの位置を示しており、このときのロック片12bは、左右のスリット12b1、12b1を介し、アダプタ21によって後方に押されて退避する。一方、アダプタ21を取り外すときは、図示しないドライバ等の工具をスリット11cに差し込み、ロック片12bを後方に退避させて係合凹部21hから外し(矢印K4方向)、アダプタ21を逆方向に回転させて係合フック21g、21g…を係合孔12a、12a…から抜き取る。
なお、特許文献3は、上述の機器本体に装着される支柱に台座を取り付ける構造とは構成部材とその配置、用途等が異なるものであり、ビデオモニタの垂直回転支持機構について本願出願人が出願し実用化した発明である。
しかしながら、特許文献3記載のビデオモニタの垂直回転支持機構では、アダプタ21を取り外す際には、ドライバ等の工具をスリット11cに差し込み、施錠状態片12bを後方に退避させて係合凹部21hから外さなければならず、ドライバ等の工具と工具のスリット11cへの差込み等の取り扱いに関する知識が必要である。また、一般的な顧客(ユーザ)が、簡便かつ安全にアダプタ21を取り外すこと(ビデオモニタを取り外すこと)までは想定していない。なお、ばね部材22は、押えリング23とともにアダプタ21に固定されもので、画面の外側ケース31との関係でロックされるものである。
特開2004−258055号公報 特開2009−31481号公報 特許第3341066号公報
ところで、近年の電気機器等の販売の傾向として、顧客(ユーザ)が、メーカー或いは量販店にスタンド構造の機器を注文すると、台座が取り外された状態で収納されたスタンド構造の機器の梱包箱が顧客の自宅等に配送され、顧客自身が開梱して、台座と機器本体に装着される支柱とを組み立てることが多くなっている。機器が分離された状態で梱包箱内に収納されるのは、梱包箱の容量を小さくすることによって積載効率を上げ、輸送コストや保管コストの削減や梱包箱に使用される梱包部材の削減を図るというメーカー側の目的のためであるが、顧客(ユーザ)の立場からは、機器本体に装着される支柱に台座を簡便かつ安全に取り付けて固定することができるスタンド構造が要望されている。
また、一般家庭やオフィス等で時々行われる引越しやレイアウト変更の際、上述のスタンド構造の機器も移設対象となり得るが、スタンド構造の機器を移設する際には、台座を取り外して、台座と機器本体に装着される支柱とを分離した状態で箱体に収納する等して運搬し、移設先にて再度、機器本体に装着される支柱を台座に組付ける必要がある。一旦箱体に収納するのは、特に液晶表示装置や有機EL表示装置等の画像表示機器の場合、機器本体の前面表示パネル等が精巧に作製されており、移設の際に衝撃等の外力が表示パネル等に加わることを回避するためであり、また、これらの画像表示機器は、機器本体の重量が台座の重量よりも大きく、重心の位置が高くなっているので、組み立て後の状態で搬送することは、安全性を欠くためである。このため、取り付けはもちろんのこと、機器本体に装着される支柱から台座を簡便かつ安全に取り外すことができるスタンド構造が要望されている。
さらに、機器本体に装着される支柱と台座とを単に嵌合させた状態では、使用中に嵌合状態が外れて機器本体が倒れたりする危険性もあることから、安全性の確保のために上記支柱と台座とが施錠状態(ロック)となり、機器の使用中は施錠状態(ロック)の解除を不可とし、かつ、その施錠状態(ロック)を顧客(ユーザ)が目で確認することができるようなスタンド構造も要望されている。
そこで本発明の目的は、ドライバ等の工具を使用しなくても簡便かつ安全に支柱に台座を取り付けて固定し、かつ、支柱から台座を簡便かつ安全に取り外すことができる機器のスタンド構造及びこのスタンド構造を適用した表示スタンドを提供することにある。
本発明の機器のスタンド構造は、機器本体を支持する支柱と、机上や床上等の接地面にその裏面が接地する所定の厚さの台座とが別体で構成され、支柱の裏面台座の合わせ面とを当接させてこれら支柱と台座の少なくとも一方を回動させるようにして係止爪を係止孔に係止させる機器のスタンド構造において、
前記支柱又は台座のいずれか一方側には、前記係止孔と、係止され前記係止爪の動きを封じるロック部材とが配され、かつ、前記支柱又は台座のいずれか他方側には、前記係止爪と、前記ロック部材の突起部を挿通させる窓部とが配されており
前記係止爪を前記係止孔に係止させるに際して、前記ロック部材の突起部押圧されることで前記支柱の裏面と前記台座の合わせ面とが当接する当接状態となり、この当接状態で前記支柱と前記台座の少なくとも一方をこれらの回転の中心を中心軸として回動させることで、前記係止爪が前記係止孔に係止されるとともに、前記ロック部材の突起部が前記窓部に挿通して施錠されることを特徴とする。
本発明によれば、前記支柱と台座とを組み立てる場合、例えば、前記ロック部材の突起部が前記支柱の裏面に当接して下方に動き、次に前記支柱又は台座を回動させると、前記係止爪が係止孔に係止するとともに、前記ロック部材の突起部が前記窓部と対面し上方に動いて(窓部に入り込み)施錠される。つまり、前記支柱の裏面と前記台座の合わせ面を当接させて回動させるだけの簡単な操作で、前記係止爪が係止孔に係止するとともに、前記ロック部材の突起部が前記窓部に挿通して施錠される。
本発明は、前記中心軸の同心円上に前記係止爪と係止孔が配されており、この同心円と対応する同心円上か、又は、この同心円と同一の同心円上に前記ロック部材の突起部と窓部が配されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記支柱又は台座を回動させるときの回転の中心を中心軸とし、この中心軸の同心円上に前記係止爪と係止孔が配されているので、回転方向でスムーズに係止することができる。また前記中心軸の同心円上に前記ロック部材の突起部と窓部が配されているので、回転方向でスムーズに施錠することができる。好ましくは、前記係止爪又は係止孔と前記ロック部材の突起部とが近接配置されることで、前記係止爪の動きを封じる効果的な施錠が僅かな回動動作(回動範囲)で実現することができる。さらに好ましくは、前記係止爪と係止孔が配されている同心円と、前記ロック部材の突起部と窓部が配されている同心円とが同一であることで、同じ回転方向で係止とロックが行なえるとともに、係止された係止爪を外そうとして前記支柱や台座を逆向きに回動させようとしても、同一の同心円上に配された前記ロック部材の突起部と窓部が前記支柱や台座を逆向きに回動させることを阻止するため、前記係止爪の動きを封じる施錠状態がより強固なものとなる。
そして前記係止爪及び前記係止孔が所定間隔で複数配されることで、前記係止爪及び前記係止孔の配置数に応じた確実な係止となる。
本発明としては、前記中心軸を中心とする軸部が前記支柱又は台座のいずれか一方側に形成されるとともに、前記軸部を貫通させる軸孔が前記支柱又は台座のいずれか他方側に形成されることが好ましい。
例えば液晶表示パネルや有機EL表示パネル等の薄型表示パネルに本発明の機器のスタンド構造を適用した表示スタンドを、初めて手にする顧客(ユーザ)であったとしても、前記軸部を軸孔に貫通させて回動させる一連の自然な動作で、前記係止爪を係止孔に係止させることができる。
本発明は、前記台座の合わせ面側には、前記係止孔と、前記ロック部材とが配され、かつ、前記支柱の裏面側には、前記係止爪と、前記窓部とが配されており
前記ロック部材は、前記台座の合わせ面から突出する第1の突起部と、第1の突起部の反対側に形成され台座の裏面側に突出する第2の突起部とを有し、
前記支柱の裏面が前記ロック部材の第1の突起部を押圧すると、前記第2の突起部が前記第1の突起部と連動し前記台座の裏面から突出することが好ましい。
例えば液晶表示パネル等からなる画像表示機器は、机上や床上等の接地面に立設配置(接地)して使用される。本発明によれば、前記支柱の裏面がロック部材の第1の突起部を押圧しても、第2の突起部が第1の突起部と連動し前記台座の裏面が接する接地面に当接することで、ロック部材が開錠することがない。特に重量のある画像表示機器等の場合、机上等の接地面に接地させた台座の上に上記機器を組み立てようとすると、誤って上記機器を転倒・落下させて、上記機器を破損させたり、上記機器の荷重が台座にかかって台座を破損させたりする等のおそれがあるため、これを防止するための機能である。
本発明は、前記ロック部材は、前記第1の突起部と連動し前記台座の合わせ面から突出する第3の突起部を有し、前記第3の突起部を押圧すると、前記第1の突起部が前記窓部から外れて開錠されることが好ましい。また、本発明は、前記ロック部材は、前記第1の突起部と連動し前記台座の合わせ面から突出する第3の突起部を有し、前記第3の突起部を押圧すると、前記第2の突起部が前記台座の裏面から突出することが好ましい。
本発明によれば、前記第3の突起部を押すだけの簡単な操作で開錠することができ、前記第3の突起部の動きを視認できるようになり、前記ロック部材をバネで構成すれば、前記第1の突起部が前記窓部から外れるときの動作音によっても施錠状態を確認することができる。そして、前記第3の突起部を押圧すると、前記第2の突起部が前記第3の突起部と連動し前記台座の裏面から突出することで機器が立設している状態では、前記ロック部材が開錠することがない。
さらに、前記支柱の下方側に下方支持部材が設けられ、この下方支持部材に前記第3の突起部を覆うハッチを設けることで、誤って前記ロック部材を開錠することがなくなる。
本発明としては、前記台座の上側に前記支柱の下方側を差し込む窪み部が形成されるとともに、この窪み部の底面が前記台座の合わせ面とされ、前記支柱の下側に金属プレートが固定されるとともに、この金属プレートの裏面が前記支柱の裏面とされることが好ましい。
本発明によれば、前記台座の上側に前記支柱の下方側を差し込む窪み部が形成されることで、前記支柱を前記台座に取り付けることが容易であり、外観上も好ましい。また、前記支柱の下側に金属プレートが固定されることで、係止と施錠に充分な強度を確保できる。前記金属プレートを第1の金属プレートとし、この第1の金属プレートに前記係止爪と前記窓部が形成され、前記台座に第2の金属プレートが固定され、この第2の金属プレートに前記係止孔が形成されていることで、これら第1と第2の金属プレートをプレス加工すれば、充分な強度のある係止爪と窓部および係止孔をそれぞれの金属プレートに容易に一体的に形成することができる。
本発明は、前記ロック部材が金属製の板バネであり、この板バネに前記第1の突起部が山折りで形成され、前記第2の突起部が第1の突起部に連続して谷折りで形成され、これら突起部が上下動可能に前記第2の金属プレートに片持ち固定されていることを特徴とする。本発明は、前記第3の突起部が前記第2の突起部に連続して山折りで形成され、これら突起部が上下動可能に前記第2の金属プレートに片持ち固定されていることが好ましい。
本発明によれば、金属製の板材を折り曲げ加工した単純な構造でありながら、本発明に不可欠な機械的に上下動する突起部(第1の突起部、第2の突起部、第3の突起部)をプレス加工等により容易に形成することができ、前記支柱と台座の組み付けと取り外しを繰り返しても高い信頼性が得られる。
本発明の機器のスタンド構造を適用した表示スタンドの組み立て方法としては、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等からなる画像表示機器では、これらの画像表示機器をクッションの上に寝かせた状態にする等して、台座を手で持ち、台座を支柱に対して回動させることが好ましい。
画像表示機器に衝撃等の外力が加わることを回避するとともに、画像表示機器の荷重が台座にかかり、合成樹脂製の台座の一部を破損させるような問題を生じさせないためである。
本発明によれば、ドライバ等の工具を使用しなくても、機器本体を支持する前記支柱に前記台座を簡便に係止させるとともに施錠状態とすることができる。そして、前記ロック部材の第2の突起部を前記台座の下方側に突出させることで、前記台座を机上や床上に接地している状態で、誤って開錠状態となることが防止できる。
他方、前記支柱を前記台座から取り外す際には、第3の突起部を押圧すれば第1の突起部が窓部から外れるので開錠も容易である。そして、前記ロック部材の第2の突起部を前記台座の下方側に突出させることで、前記台座を接地面から離した状態にしなければ、前記ロック部材を開錠し、機器本体を支持する支柱から前記台座を取り外すことができないので、作業者は必ず機器本体を寝かせた状態にする等した後に取り外し作業を行うことになるため、機器本体を転倒・落下させて機器本体や台座を損傷させるおそれもなく、安全な機器の取り外しが可能になる。
本発明のスタンド構造を適用した表示スタンドによれば、設置場所を変更するようなことが度々行なわれても、上記所定の取り付けと取り外し以外はできないので、前記台座や表示画面を損傷させる事態や、特に大型の表示スタンドの荷重によって作業者に身体の危険が及ぶような事態も防止することできる。
本発明を適用した機器のスタンド構造を例示する斜視図である。 本発明を適用した第1の実施形態の機器のスタンド構造における支柱と台座との取り付け構造を斜め前方から見た分解斜視図である。 上記実施形態の支柱と台座との取り付け構造を斜め後方から見た分解斜視図である。 上記実施形態の支柱を示す図であり、(a)は支柱の側面図であり、(b)は支柱の底面図である。 上記実施形態の台座を示す図であり、(a)は台座の平面図であり、(b)は台座の底面図である。 上記実施形態のロック部材を示す図であり、(a)はロック部材の平面図であり、(b)はロック部材の側面図であり、(c)はロック部材の底面図である。 上記実施形態の支柱に台座を取り付けた状態の底面図である。 上記実施形態の支柱に台座を取り付けて回動させた状態の底面図である。 上記実施形態のロック部材の開錠状態を示す要部断面図である。 上記実施形態のロック部材の施錠状態を示す要部断面図である。 本発明を適用した第2の実施形態の機器のスタンド構造における支柱と台座との取り付け構造を前方から見た分解斜視図である。 上記実施形態の支柱を示す図であり、(a)は支柱の側面図であり、(b)は支柱の底面図である。 上記実施形態の台座を示す図であり、(a)は台座の平面図であり、(b)は台座の底面図である。 上記実施形態の支柱を台座に取り付けた状態を上方側から見た斜視図である。 上記実施形態のロック部材を示す図であり、(a)はロック部材の平面図であり、(b)はロック部材の側面図であり、(c)はロック部材の底面図である。 本発明を適用した第3の実施形態の機器のスタンド構造における支柱の底面図である。 上記実施形態の台座の平面図である。 上記実施形態の支柱を台座に取り付けた状態を下方側から見た斜視図である。 従来の機器のスタンド構造における支柱と台座との取り付け構造を例示する側面図である。 従来のビデオモニタの垂直回転支持機構を例示する分解斜視図である。 上記ビデオモニタの垂直回転支持機構の要部動作説明図であり、(a)は底面図であり、(b)は係合フックとアダプタの関係を示す要部断面図であり、(c)は施錠状態片とスタンドヘッドの関係を示す要部側面図である。
(第1の実施の形態)
本発明を適用した機器のスタンド構造1を例示する斜視図を図1に示す。本発明の第1の実施の形態は、液晶表示装置である機器本体Dに支柱2が装着され(符号2hは、そのためのネジ穴)、この支柱2と、机上や床上等の接地面にその裏面が接地される台座4とが別体で構成され、これら支柱2を台座4に組付ける機器のスタンド構造1aである。なお、これら支柱2と台座4とは、梱包箱に収納された状態で販売されるものとして説明する。
前記支柱2は、金属製の骨組みと合成樹脂製の枠からなり、支柱2の上方側が液晶表示装置である機器本体Dと着脱自在に装着され、支柱2の下方側には下方支持部材2fが一体的に取り付けられている。下方支持部材2fは、円盤状を呈し、その下面に第1の金属プレート3がネジ等の固定手段で固定されている(図3を参照)。第1の金属プレート3は、図4(b)に示すように、一方の対向辺が円弧状を呈し他方の対向辺が直線状の金属板であり、直線の対向辺を四角く切り欠くようにして4つの窓部3mが形成され、それぞれの窓部3mの一辺側から略L字状の係止爪3nが立設している。一枚の略矩形状の第1の金属プレート3に、窓部3m及び係止爪3nが、中心軸Q−Qを中心とした回動方向(ccwの矢印方向)に90度間隔で設けられ、4つの係止爪3nの係止方向は、ccwの矢印方向に概ね揃っている。言い換えると、4つの係止爪3nは、中心軸Q−Qを中心とした軸対称の配置となっている。そして、所定箇所の1つの窓部3m1に、ロック部材5の第1の突起部5a1が挿入され施錠(ロック)される。
第1の金属プレート3の中心には、台座4の軸部4jを挿通させる軸孔3hが形成される。これらの軸孔3hと軸部4jとの関係により、機器本体に装着される支柱2の使用の際にも、支柱2又は台座4の軸ブレが生じないようにできるとともに、台座4や支柱2の下方側は、円盤状でなくとも、中心がブレることがなく回動させることができる。このような第1の金属プレート3の加工方法としては、第1の金属プレート3の外形と窓部3mと軸孔3hが打抜き加工され、係止爪3nが折り曲げ加工されることで、第1の金属プレート3と窓部3mと軸孔3hと係止爪3nとが一体的に形成される。そして詳細は後述するが、ロック部材5の第1の突起部5a1は、支柱2の裏面に配された第1の金属プレート3の当接エリア3sに当接して押下げられ、支柱2や台座4の回転動作により、図4(b)の符号ccwの矢印方向に回動して、窓部3m1に挿通するようになっている。窓部3m1の側壁の厚みは第1の金属プレート3の厚みであり、この側壁の厚みによってロック部材5の第1の突起部5a1が窓部3m1の側壁内から外れないように第1の突起部5a1の動きを規制する。なお、台座4の軸部4jや上記軸孔3hを形成せずに、台座4の円形状の窪み部4kに円形状の下方支持部材2fを互いの側面を接するように回転させる構成でも良い。かかる場合でも、台座4と支柱2の中心が回転中心軸であることに変わりはない。
円盤状を呈する下方支持部材2fには、ハッチ2gが取り付けられている(図3)。このハッチ2gは、下方支持部材2fの円盤状の一部を構成し、円盤状を呈する下方支持部材2fの外径を小さくする役割と、後述するロック部材5の第3の突起部5a2を押圧することができる窓の役割を果たすもので、ヒンジを介して上方に折り上げるようにして開口する。つまり、ハッチ2gを支柱2の側に折り上げることで下方支持部材2fの外径が小さくなり、それによって支柱付き機器を梱包する際の厚みを小さくすることができる(図19に示す符号T1のサイズを小さくする働きがある)。施錠(ロック)を解除するときは、ハッチ2gを上方に跳ね上げるようにして開口すると、第3の突起部5a2が第2の露出用窓4a2から露出しているが(図5(a))、ハッチ2gが閉じることで、誤操作により開錠されることを防止する役割も有する。本実施形態のハッチ2gは、液晶表示装置Dの表示画面が向く側を正面側とすると、その背面側に設けられているが、正面側やその他の位置にも設けることも可能で、この場合は、更に下方支持部材2fの外径を小さくできる。
台座4は、所定厚みの円盤形状であり、合成樹脂製の枠体と、台座4の裏面側に固定された第2の金属プレート6と、台座4の裏面側に配されたリング状の回転部材4rから構成される。このリング状の回転部材4rは、机上や床上に接地された機器本体Dの向きを回転自在とする。台座4の上面の中央部には、下方支持部材2fを差し込むための円形の窪み部4kが形成されている(図5(a))。また台座4の裏面(下面)の中央部には、係止爪3nやロック部材5が動作可能とする円形の窪み部4sが形成されている(図5(b))。なお、下方支持部材2fの上面と台座4の上面は、同じ高さに設定されている。
窪み部4kの窪み面は、前記支柱の裏面となる第1の金属プレート3の裏面3kaを当接させる合わせ面4kaとなる。そしてこの合わせ面4kaの真下に第2の金属プレート6が重ねられた構成になっており、合わせ面4kaと第2の金属プレート6を重ねた状態で、これらを貫通する4つの係止孔4mと6mが合わさって形成されている。係止孔4mと6mには、前記L字状の係止爪3nが挿入され、支柱2や台座4の回転動作により、図5(b)の符号cwの矢印方向に回動して、係止孔4mと6mとで組み合わされた一端側の側壁と接触し係止するようになっている。係止孔4mと6mとが合わさった側壁の厚みは、台座4の合わせ面4kaから第2の金属プレート6の裏面6kbまでの厚みであり、この側壁の厚みによって係止爪3nが係止孔4mと6mとで組み合わされた側壁内から外れないように係止爪3nの動きを規制する。
第2の金属プレート6の裏面6kbの側には、係止孔6mの近傍にそれぞれ小突起6jが形成されており、支柱2や台座4の回転動作により、これらの小突起6jがそれぞれ略L字状の係止爪3nに挟まる形となって係止爪3nと台座4との係止が確実なものとなり、台座4の厚み方向の寸法差等にともなう支柱2と台座4とのガタツキを解消する。また、第2の金属プレート6の裏面6kbの側には、台座4の回転方向cwがLOCKの文字と矢印で刻印されている。
台座4の合わせ面4kaには、ロック部材5の第1の突起部(突起部)5a1を通して突出させる第1の露出用窓4a1と、ロック部材5の第3の突起部(突起部)5a2を通して突出させる第2の露出用窓4a2とが形成されている(図5(a))。そして液晶表示装置Dの表示画面が向く側を正面側とすると、その背面側に位置する2つの係止孔4mと4mの間にロック部材5の第1の突起部5a1と第3の突起部5a2とが位置するように、前記第1と第2の露出用窓部4a1,4a2とが形成されている。
第2の金属プレート6には、長方形状の穴が形成され、この長方形状の穴にロック部材5が入り込んで上下動作可能となるように片持ち固定で取り付けられている。ロック部材5は、係止爪3nと係止孔4m,6mとの係止状態を施錠(ロック)するものであり、金属製の板バネである。図6に示す金属製の板バネ5は、第1の突起部5a1が山折りで形成され、第2の突起部(下突起)5cが第1の突起部5a1に連続して谷折りで形成され、第3の突起部5a2が第2の突起部5cに連続して山折りで形成され、これら突起部が上下動可能となるように、第3の突起部5a2と反対側の端の当接エリア5sが第2の金属プレート6に、溶接や接着等の接合手段で固定される。なお第3の突起部5a2は、指で押圧し易くするため、板バネ5の当接エリア5sの面と略平行位置になるまで上下動するように取り付けられている。金属製の板バネ5の材料としては、鋼、ステンレス、リン青銅、ベリリウム銅、アルミニウム、真鍮等が挙げられる。本実施形態によれば、金属製の板材を折り曲げ加工した単純な構造でありながら、本発明に不可欠な機械的に連動する突起部5a1,5a2と下突起5cを形成することが容易であり、金属製の単純な構造であるから繰り返し動作での信頼性も高いものとなる。
第2の突起部(下突起)5cは、第3の突起部5a2を押圧すると、台座4の裏面から突出するようになっている。すなわち、所定の厚さの台座4の厚さと同じかそれ以上に下方側(裏面側)に突出することで、机上等の接地面Eに台座4を接地して上記機器本体Dが立設している状態でのロックやその開錠が行なわれないようにする。かかる状態での組み立てや取り外しは、機器本体を転倒・落下させて機器本体や台座を破損させるおそれがあり、好ましくないからである。
本実施形態では、支柱2の裏面3kaが台座4の合わせ面4kaに当接する当接状態でこれら支柱2または台座4を回動させる回転の中心を中心軸Q−Qとして回動させる(図2,3)。そして、中心軸Q−Qを中心とする軸部4jが台座4の側に形成されるとともに、軸部4jを貫通させる軸孔3hが支柱2の側に形成される。本実施形態によれば、液晶表示スタンドを初めて手にする顧客(ユーザ)であったとしても、軸部4jを軸孔3hに貫通させて回動させる一連の自然な動作で、前記係止爪3nを係止孔4m,6mに係止させることができる。
本実施形態の支柱2は、中心軸Q−Qの同心円1u上に4つの係止爪3nと1つの窓部3m1と当接エリア3sが配されている(図4(b))。台座4は、中心軸Q−Qの同心円1u上に4つの係止孔4m,6mとロック部材5の第1の突起部5a1が配されている(図5(a))。つまり、4つの係止爪3nと4つの係止孔4m,6m、1つの窓部3m1とロック部材5の第1の突起部5a1とは、すべて同一の大きさの同心円1u上に配されている。よって、係止された係止爪3nを外そうとして支柱2や台座4を逆向きに回動させようとしても、同一の同心円1u上に配されたロック部材5の第1の突起部5a1と窓部3m1とが支柱2や台座4を逆向きに回動させることを阻止する。また、窓部3m1を打抜いて係止爪3nを形成したのであるから、両者は近接しており、係止爪3nとロック部材5の第1の突起部5a1とが近接配置されることとなる。したがって、係止爪3nの動きを封じる施錠状態が非常に強固なものとなる。しかも、第1の突起部5a1が当接する第1の金属プレート3の当接エリア3sと、第1の突起部5a1が挿通する窓部3m1とが近接配置されていることで(図4(b))、僅かな回動動作(回動範囲)でロックすることとなる。なお、第2の突起部(下突起)5cを台座4の裏面側から引っ張るようにして、台座4の裏面側からでも第1の突起部5a1を窓部3m1から外すことも可能である。
次に、本実施形態の機器のスタンド構造を適用した表示スタンドの取り扱い方法を説明する。表示スタンドの組立手順の一例としては、梱包箱に収納された支柱2(機器に予め装着された支柱)と台座4とを取り出して、台座4の窪み部4kを支柱2の下方側に差し込むと、軸部4jが軸孔3hに回動自在に挿通された状態となり、同時に、支柱2の下方支持部材2fが台座4の窪み部4kに回動自在に取り付けられた状態となり(図7)、台座4を矢印cw方向に回動させたときに支柱2と台座4の軸ブレが生じない。そして図7の状態から台座4を矢印cw方向に回動させると図8の状態となり、回転方向でスムーズに係止するとともに施錠される。なお、施錠の際にロック部材5の第1の突起部5a1が持ち上がって窓部3m1に挿通されるときに、「カチャッ」という音がして施錠されることがわかり、ロック部材5の第3の突起部5a2が第1の突起部5a1と連動して持ち上がるので施錠状態を視認することができる。
図9は、図7のA−A線断面図であり、ロック部材5の開錠状態を示している。開錠状態では、ロック部材5の第1の突起部5a1が第1の金属プレート3の裏面に当接し、ロック部材5の第2の突起部5cが台座4の最下面4uよりも下方となる。図10は、図8のB−B線断面図であり、ロック部材5の施錠状態を示している。施錠状態では、ロック部材5の第1の突起部5a1が第1の金属プレート3の窓部に挿通し、ロック部材5の第2の突起部5cが台座4の最下面4uよりも僅かに上方となる。したがって、前記表示スタンドを机上や床上に立設配置(接地)して使用する使用状態では、ロックを解除しようとしても、ロック部材5の第2の突起部5cが台座4の裏面が接する接地面Eに当接することで、上記表示スタンドが立設している状態では、ロック部材5が開錠することがない。
そして、上記表示スタンドを移設する等の機会に、前記支柱2から台座4を取り外す際には、台座4を接地面Eから離し、ロック部材5の第3の突起部5a2を押しボタンのように押圧することで、簡便かつ安全にロック部材5を開錠し、図8の状態から台座4を矢印cwの反対方向に回動させると図7の状態となり、スムーズに係止爪3nの係止が解けて、支柱2から台座4を取り外すことができる。ここで、台座4を接地面Eに接地させた状態で、ハッチ2gを上方に跳ね上げ、第3の突起部5a2を押圧しても、ロック部材の第2の突起部5cがその裏面に突出するために(接地面Eを押圧するために)、ロックは解除されず、支柱2から台座4を取り外すことはできない。なお、梱包箱に支柱2を収納するときには、ハッチ2gを上方に跳ね上げ、支柱2の厚さを小さくして収納させることとなる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態の機器のスタンド構造1bは、支柱2の側に3つの係止爪3nが中心軸Q−Qを中心とした回動方向(ccwの矢印方向)に120度間隔で設けられ、台座4の側に3つの係止孔4mが形成される構成である(図11を参照)。本実施形態の支柱2は、金属製の骨組みと合成樹脂製の枠からなり、支柱2の上方側が液晶表示装置である機器本体Dと着脱自在に装着され、支柱2の下方側には第1の金属プレート3がネジ等の固定手段で固定されている。台座4は所定厚みの四角形状であり、合成樹脂製の枠体の中央部が円形状にくり抜かれ、台座4の裏面側に第2の金属プレート6が嵌め込まれて固定されており、第2の金属プレート6の上面6kaが台座4の窪み部4kの合わせ面となっている。
本実施形態のロック部材5は金属製の板バネであり、第2の金属プレート6と一体的に形成されている。より詳しい加工方法としては、第2の金属プレート6の外形と係止孔6mと板バネ5の外周となる三辺が打抜き加工されることで、板バネ5が片持ち固定となり、板バネ5の上下動可能な先端付近を側面視で丸い山状に山折りして第1の突起部5a1とするとともに、この板バネ5の先端を側面視で丸い谷状に山折りした第2の突起部5cとする(図15)。第2の金属プレート6と一体的に板バネ5を形成することで、台座4の厚みを薄くすることができるとともに、部品点数や製造工数を削減している。
本実施形態では、中心軸Q−Qの同心円3u上に3つの係止爪3n及び係止孔6mが配されており、同心円3uよりも一回り小さい同心円2u上にロック部材5の第1の突起部5a1及び窓部3m1が配されている(図12(b)、図13(a))。そして、窓部3m1の外側に係止爪3nが近接配置されており、係止爪3nとロック部材5の第1の突起部5a1とが近接配置されることとなる。上記同心円3uと同心円2uとが同一円ではないため、中心軸Q−Qを中心とした回動方向(ccwの矢印方向)の同じ角度で係止とロックが働くようにすることも可能である。本実施形態では、係止爪3nの内側にロック部材5を配する構成であるから、台座4の小型化が容易である。本実施形態では、ロックを解除するために指で押す突起部を第1の突起部5a1が兼用している(図14)。図14等に示す例では、支柱2側に直接、第1の金属プレート3を固定しているが、上述の第1の実施形態と同様の下方支持部材2fやハッチ2gを取り付けることは、適宜設計可能である。なお、本実施形態の係止及び施錠の方法は、上述の第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態の機器のスタンド構造1cは、台座4の側に3つの係止爪3nが所定間隔で配され、支柱2の側に3つの係止孔4mが形成される構成であり、上述の第2の実施形態と係止爪3nと窓部3m1、係止孔4mと板バネ5の位置関係が反対の配置となっている(図16、17)。本実施形態によれば、ロックを解除するために指で押す第1の突起部5a1が台座4の裏面側となるため、表示スタンドを机上に載置して使用している状態では、ロックを解除するために指で押す第1の突起部5a1を隠すことができる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、係止爪は1つ以上あれば係止可能であり、ロック部材を2つ以上配することによって、サイズの大きな台座での施錠をより強固なものとする。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1,1a,1b,1c 機器のスタンド構造、
1u 同心円、
2 支柱、
3 支柱側の金属プレート(第1の金属プレート)、
3n 係止爪、
3m1 窓部、
3u 同心円、
4m,6m 係止孔、
4 台座、
4u 台座の最下面、
5 ロック部材(板バネ)、
5a1 第1の突起部(突起部、上突起)、
5a2 第3の突起部(上突起)、
5c 第2の突起部(下突起)、
6 台座側の金属プレート(第2の金属プレート)、
D 機器(機器本体)

Claims (14)

  1. 機器本体を支持する支柱と、机上や床上等の接地面にその裏面が接地する所定の厚さの台座とが別体で構成され、支柱の裏面台座の合わせ面とを当接させてこれら支柱と台座の少なくとも一方を回動させるようにして係止爪を係止孔に係止させる機器のスタンド構造において、
    前記支柱又は台座のいずれか一方側には、前記係止孔と、係止され前記係止爪の動きを封じるロック部材とが配され、かつ、前記支柱又は台座のいずれか他方側には、前記係止爪と、前記ロック部材の突起部を挿通させる窓部とが配されており
    前記係止爪を前記係止孔に係止させるに際して、前記ロック部材の突起部押圧されることで前記支柱の裏面と前記台座の合わせ面とが当接する当接状態となり、この当接状態で前記支柱と前記台座の少なくとも一方をこれらの回転の中心を中心軸として回動させることで、前記係止爪が前記係止孔に係止されるとともに、前記ロック部材の突起部が前記窓部に挿通して施錠されることを特徴とする機器のスタンド構造。
  2. 前記中心軸の同心円上に前記係止爪と係止孔が配されており、この同心円と対応する同心円上か、又は、この同心円と同一の同心円上に前記ロック部材の突起部と窓部が配されていることを特徴とする請求項1記載の機器のスタンド構造。
  3. 前記係止爪又は係止孔と前記ロック部材の突起部とが近接配置されることを特徴とする請求項2記載の機器のスタンド構造。
  4. 前記係止爪及び前記係止孔が所定間隔で複数配されることを特徴とする請求項2または3記載の機器のスタンド構造。
  5. 前記中心軸を中心とする軸部が前記支柱又は台座のいずれか一方側に形成されるとともに、前記軸部を貫通させる軸孔が前記支柱又は台座のいずれか他方側に形成されることを特徴とする請求項2ないし4のうちいずれか1項記載の機器のスタンド構造。
  6. 前記台座の合わせ面側には、前記係止孔と、前記ロック部材とが配され、かつ、前記支柱の裏面側には、前記係止爪と、前記窓部とが配されており
    前記ロック部材は、前記台座の合わせ面から突出する第1の突起部と、第1の突起部の反対側に形成され台座の裏面側に突出する第2の突起部とを有し、
    前記支柱の裏面が前記ロック部材の第1の突起部を押圧すると、前記第2の突起部が前記第1の突起部と連動し前記台座の裏面から突出することを特徴とする請求項1記載の機器のスタンド構造。
  7. 前記ロック部材は、前記第1の突起部と連動し前記台座の合わせ面から突出する第3の突起部を有し、前記第3の突起部を押圧すると、前記第1の突起部が前記窓部から外れて開錠されることを特徴とする請求項6記載の機器のスタンド構造。
  8. 前記ロック部材は、前記第1の突起部と連動し前記台座の合わせ面から突出する第3の突起部を有し、前記第3の突起部を押圧すると、前記第2の突起部が前記台座の裏面から突出することを特徴とする請求項6または7記載の機器のスタンド構造。
  9. 前記支柱の下方側に下方支持部材が設けられ、この下方支持部材に前記第3の突起部を覆うハッチが設けられていることを特徴とする請求項7または8記載の機器のスタンド構造。
  10. 前記台座の上側に前記支柱の下方側を差し込む窪み部が形成されるとともに、この窪み部の底面が前記台座の合わせ面とされ、
    前記支柱の下側に金属プレートが固定されるとともに、この金属プレートの裏面が前記支柱の裏面とされることを特徴とする請求項1記載の機器のスタンド構造。
  11. 前記金属プレートを第1の金属プレートとし、この第1の金属プレートに前記係止爪と前記窓部が形成され、
    前記台座に第2の金属プレートが固定され、この第2の金属プレートに前記係止孔が形成されていることを特徴とする請求項10項記載の機器のスタンド構造。
  12. 前記ロック部材が金属製の板バネであり、この板バネ第1の突起部が山折りで形成され、当該第1の突起部に連続して第2の突起部が谷折りで形成され、これら突起部が上下動可能に前記第2の金属プレートに片持ち固定されていることを特徴とする請求項11記載の機器のスタンド構造。
  13. 前記第2の突起部に連続し第3の突起部が山折りで形成され、これら突起部が上下動可能に前記第2の金属プレートに片持ち固定されていることを特徴とする請求項12記載の機器のスタンド構造。
  14. 請求項1ないし13のうちいずれか一項記載の機器のスタンド構造を液晶表示パネルや有機EL表示パネル等の薄型表示パネルに適用した表示スタンド。
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