JP5001558B2 - 2,4′−mdiの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は2,4′−MDIの製造方法に関するものであり、より詳細には、極めて僅かな2,2′−ジイソシアナト−ジフェニルメタンを含有する2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン並びに極めて僅かな2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタンを含有する4,4′−及び2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの混合物を回収するための、少なくとも2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン(2,2′−MDI)、2,4′−ジイソシアナトジフェニル−メタン(2,4′−MDI)及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン(4,4′−MDI)からなる混合物の蒸留方法に関する。
ジイソシアナトジフェニルメタン異性体類は、本明細書においてポリアミノポリフェニル−ポリメタン類とも呼ばれるアニリン/ホルムアルデヒド縮合物のホスゲン化の間に製造されるジフェニルメタン系列のポリイソシアナート混合物の成分である。
アニリン及びホルムアルデヒドの縮合及びポリアミノポリフェニルポリメタン類のホスゲン化は、先行技術に十分詳しく開示されている。ポリアミノポリフェニルポリメタン類のホスゲン化後に、ホスゲンは完全に除去される。ついでジイソシアナトジフェニルメタンの高級同族体(ポリイソシアナトポリフェニルポリメタン類とも呼ばれる)は分離される。2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン、2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン及び4,4′−ジイソシアナト−ジフェニルメタン(簡素化のために本明細書においてMDI−異性体混合物又はMDI粗製混合物とも呼ばれる)を主に含んでなる、異性(isomeric)ジイソシアナトジフェニルメタン類の残留している混合物から、純粋なジイソシアナトジフェニルメタン異性体類又は2つもしくは3つの異性体類の混合物はついで、要求される製品仕様に応じて、単離されることができる。蒸留又は結晶化手法又は蒸留及び結晶化の組合せを基礎とする、多様な単離方法は先行技術に開示されている。
例えば、WO 02/070581には、MDI粗製混合物からの単離により2,4′−ジイソシアナト−ジフェニルメタンを製造する方法が記載されている。
さらに、DE 2 631 168 Aには、アニリン/ホルムアルデヒド縮合物類のホスゲン化により得られるポリイソシアナート混合物からの単離による蒸留方法を用いるジイソシアナトジフェニル−メタン異性体類の製造方法が開示されている。有用な材料4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン及び2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンはこのようにして得られる。2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタンの単離は記載されていない。
多くの用途のためには、有用な材料又は有用な材料の混合物中の2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタンの存在は望ましくない。しかしながら、粗製ジイソシアナトジフェニルメタン混合物の単蒸留の間に、2,2′−MDIの単離は可能であるか、又は技術的に困難でかつ経済的に費用がかかって可能であるに過ぎない。
WO 02/070581 DE 2 631 168 A US 2 471 134
本発明の対象は、2,2′−MDIを含有しないか又は多くとも0.2質量%のオーダーの2,2′−MDIの極めて少ない濃度を少なくとも有するに過ぎない2,4′−MDIの製造を可能にする少なくとも2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン、2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンを含む異性ジイソシアナトジフェニルメタン類の混合物(以下に"出発混合物"と呼ぶ)を蒸留するための経済的でかつ技術的に単純な方法を提供することである。
この対象及び当業者に理解できる他の対象は、隔壁塔(separating wall column)中で出発混合物を蒸留することにより達成される。
本発明は、蒸留が少なくとも1つの段階において実施され、かつ隔壁塔が少なくとも1つの蒸留段階において使用されることによる、少なくとも2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン、2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンを含む異性ジイソシアナトジフェニルメタン類の混合物を蒸留することにより、極めて僅かな2,2′−MDIを含有する2,4′−MDIを製造する方法を提供する。本方法は、2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン多くとも0.2質量%、2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン85〜99質量%、好ましくは95〜98質量%、最も好ましくは97.5〜98質量%及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン多くとも15質量%を含有する少なくとも1つの混合物を製造する。
他に記載されていない限り、ここで及び以下での任意の百分率データは、質量百分率のことであり、その場合に百分率データは常に異性体の組成に関するものである。
本発明による方法において出発混合物として使用される異性ジイソシアナトジフェニルメタン類の混合物は、アニリン及びホルムアルデヒドの縮合によりポリイソシアナトポリフェニルポリメタン類を得ることにより製造されるポリアミノポリフェニル−ポリメタン類のホスゲン化の間に製造される。溶剤としてモノクロロベンゼン(MCB)中で好ましくは実施されるホスゲン化後に、溶剤及びホスゲンは、まず第一に蒸留により大部分除去される。
ついで、DE 2 631 168 Aに開示されたような、任意の公知ポリマー分離手法による蒸留を用いて、(1)一方ではポリイソシアナト−ポリフェニルポリメタン類及びジイソシアナトジフェニルメタン類の混合物が、及び(2)他方では3つの異性体2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン、2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの出発混合物が得られる。この処理段階に続いて、出発混合物はまた、次のもの:溶剤、例えばクロロベンゼン、及び他の低沸点化合物類、例えばフェニルイソシアナートを、ポリイソシアナトポリフェニルメタン類2質量%未満、多くとも5質量%並びに熱作用の結果として生じる高分子量化合物類多くとも5質量%の割合と共に含有しうる。
本発明による方法は、少なくとも1つの蒸留段階において隔壁塔を用いる一段階又は多段階の方法において出発混合物からMDI異性体類を蒸留により分離することに基づいている。本発明による方法を用いて、MDI粗製混合物は、純粋な2,4′−ジイソシアナト−ジフェニルメタン及び2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンの混合物へ分離されることができる。隔壁塔は、異なるフィード組成及び製品仕様に向けて設計されることができる。他方では、多くの使用目的のためには、4,4′−MDIの濃度があまり重要でないので、2,4′−MDIの分離は4,4′−MDIの完全な分離を意味する必要はない。本発明による方法の利点は、隔壁塔を用いない公知の蒸留方法と比較してより低いエンジニアリング費用のためにより低い製造費用と結びついている隔壁塔の使用にある。
異性ジイソシアナトジフェニルメタン類の混合物から2,4′−MDIを得るための少なくとも1つの隔壁塔の使用は、先行技術による蒸留方法と比較して、1つ又は2つの蒸留工程を省くことを可能にする。故に、一方では装置の費用はかなりずっと低くなる、それというのも、蒸留塔に加えて、付加的な熱交換器、配管等を省くこともできるからであり、かつ他方ではエネルギー費用は極めて大きく減少される、それというのも、あまり多くの熱が供給される必要がないからである。さらに、より少ない数の蒸留工程を用いて、イソシアナート基の反応により引き起こされる残留物の割合は、より低い熱投入のためにより低くなる。
隔壁塔中での多成分混合物の蒸留は、例えばUS 2 471 134から公知である。隔壁塔中で、隔壁は塔の中央区間において垂直に延在している。このことは、塔が、4つの帯域:隔壁の領域内での前分留帯域及び主分留帯域並びに底部帯域(回収帯域;stripping zone)及び精留帯域(頂部帯域)に細分されることを意味する。多成分流は前分留帯域に供給される。以下において、フィード点よりも上方の前分留帯域の部分は帯域Aとも呼び、かつフィード点よりも下方の部分は帯域Bと呼ぶ。留出液は精留帯域(帯域C)から取り出され、缶出液は回収帯域(帯域F)から取り出される。中間生成物は主分留帯域から取り出され、その場合に取出点より上方の主分留帯域の部分は帯域Dとも呼び、かつ取出点より下方の部分は帯域Eと呼ぶ。
通常、モノマー/ポリマー分離の間に、2,2′−MDI 0〜5質量%、2,4′−MDI 5〜15質量%及び4,4′−MDI 80〜95質量%からなる2ベンゼン環混合物が得られる。このタイプの混合物(出発混合物とも呼ばれる)は、本発明の蒸留方法において使用されることができる。しかしながら、本発明の方法の一実施態様において、モノマー/ポリマー分離からのMDI異性体混合物(出発混合物)が異性体蒸留段階(蒸留による前分離)に供給されることによる付加的な蒸留工程が実施される。蒸留方法の上流で隔壁塔中で実施されるこの付加的な蒸留工程は、2,2′−MDI 0〜15質量%、2,4′−MDI 12〜60質量%及び4,4′−MDI 25〜88質量%を含む混合物をもたらす。この混合物は隔壁塔へのフィード流として使用されることができる。隔壁塔へのフィード流として利用できるこの混合物は、好ましくは2,2′−MDI多くとも3%、2,4′−MDI 30〜60質量%(例えば49.9%)及び4,4′−MDI 40〜70%(例えば46.9%)並びに揮発性化合物類の痕跡量を含んでなる。
本発明による方法によれば、出発物質又はMDI異性体混合物は、蒸留による前分離後に隔壁の領域内で側部から隔壁塔に供給される。隔壁は、塔の中央領域内に配置され、かつ塔の断面を分割する。隔壁の長さは、プロセス条件及び使用される物質交換要素の性質に依存する。
個々の塔区間において必要とされる分離段の数は、プロセス条件、特にフィード流の組成及び所望の生成物に依存する。故に、例えば、頂部及び底部仕様が大規模ユニット向けに設計される場合には、頂部及び底部における物質交換帯域を省くことができ、かつ隔壁の領域において最小限にすることができる。
特に好ましい実施態様において、約6〜8mの隔壁長さは、例えば500m/mの比表面積を有する織物充填物を用いる場合にもたらされる。塔の頂部及び底部における物質交換帯域は、それぞれ1.20〜2.50m、例えば1.80mの長さであり、かつそれぞれ6〜12、例えば8の分離段を有する。前分留帯域は、フィード点よりも上方で10〜14の分離段及びフィード点よりも下方で13〜17の分離段を有する。主分留帯域は、側流のための取出点よりも上方で14〜18の分離段及び取出点よりも下方で12〜16の分離段を有する。
出発混合物又はMDI異性体混合物の全てが、蒸留による前分離後に隔壁塔の前分留帯域にフィード流として供給される。隔壁塔からの底部流は蒸発器に供給され、かつ部分的に蒸発される。蒸発器からの蒸気流は隔壁塔に再循環され、かつまず第一に底部帯域内の充填物を貫流し、かつ圧力条件に従って前分留帯域及び主分留帯域に分配される。これらの帯域からの蒸気流は、隔壁帯域を去る際に合一され、かつ最終的に頂部帯域を貫流する。隔壁塔の頂部で蒸気は凝縮され、かつ88〜99.6%、好ましくは98〜99%、例えば98.5%は頂部帯域に戻る。頂部帯域よりも下方で、逆行する液体20〜60%、好ましくは30〜50%、例えば40%は、前分留帯域へ導き、かつ40〜80%、好ましくは50〜70%、例えば60%は、主分留帯域へ導く。側流は最初に完全に取り出され、ついで60〜97%、好ましくは75〜85%、例えば80%は主分留帯域に再循環される。前分留帯域及び主分留帯域における蒸気の流れは、充填物圧力損失に従って調節される。隔壁の入口領域及び出口領域での全体の圧力は双方の帯域とも同じである。プロセスエンジニアリングの理由のために、より多くの蒸気を隔壁の領域内の1つの帯域に入れようとする場合には、前分留帯域及び主分留帯域の断面積は異なって選択されることもできる。前記プロセスは、エネルギー必要量に関して2つの帯域の部分断面積の適切な選択により最適化されることができる。
充填物は物質交換要素として特に適している。しかしながら、蒸留技術において十分公知である他の物質交換要素、例えば充填材料又はプレートが使用されることもできる。
隔壁塔は、圧力及び温度に関して常用の蒸留手法のための塔において使用されるのと類似したプロセス条件下で操作される。そのような塔のための絶対操作圧力は0.5〜30mbarに調節され、その際に頂部圧力は好ましくは3〜16mbarである。混合物の組成に応じて、頂部温度は165〜205℃である。底部での圧力は205〜225℃の温度で好ましくは9〜25mbarである。
隔壁塔中での異性ジイソシアナトジフェニルメタン類の混合物の蒸留により、フィード流中で導入された4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン少なくとも80%を含有する流れは、底部から排出される。この底部流は、隔壁塔に又はポリマー/モノマー分離工程に再循環されることができる。フィード流に応じて、2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン(最大80質量%)、2,4′−ジイソシアナトジフェニル−メタン(18〜80質量%)及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン(最大2質量%)からなる混合物が、留出液として得られ、かつ2,4′−ジイソシアナトジフェニル−メタン及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンからなる99:1〜85:15の質量比の混合物が側流として得られる。本発明によれば、側流中の2,2′−MDIの濃度が極めて小さい、すなわち多くとも0.2質量%、好ましくは多くとも0.1質量%であることが重要である。
本発明の方法の特に好ましい実施態様において、側流中で2,4′−MDI 95〜98質量%及び4,4′−MDI多くとも15質量%、特に4,4′−MDI 1〜5質量%の混合物が取り出される。側流中の2,4′−MDIの濃度は、前分留帯域と主分留帯域との間の液体の適している分布により95〜99質量%の限度の間で変えることができる。頂部中の還流比は、特に7.5〜250の範囲内に調節されるが、しかしより好ましくは30〜90の範囲内であり、その際に頂部流はフィード流に対して2〜12質量%の量になる。底部流はフィード流の20〜85質量%、好ましくは40〜60質量%の量になる。
選択的に、本発明の方法は、第一の側流取出点よりも下方の別の側流取出点を用いて実施されることもできる。第二の側流取出点はその際に主分留帯域内でもある。2,4′−MDI 18〜82質量%を含有する4,4′−MDI及び2,4′−MDIの混合物がここで取り出されることができる。最も好ましくは、2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン多くとも0.2質量%を有する2,4′−MDI 50〜60質量%の商業的に有用な混合物が取り出される。
本発明の方法において、主生成物、すなわち大体において純粋な2,4′−MDIは、主分留帯域において側流として隔壁塔から取り出される。側流の量は、好ましくはフィード流少なくとも3質量%である。より好ましくは、側流の割合は、フィード流の38〜50質量%、例えば44質量%である。主生成物は、好ましくは2,4′−MDI 85〜99質量%及び4,4′−MDI多くとも15質量%、好ましくは1〜15質量%からなり、その際に2,2′−MDIの割合は多くとも0.2質量%である。最も好ましくは、側流中の生成物は、2,4′−MDI 95〜98質量%及び4,4′−MDI 2.5〜5質量%の混合物であり、その場合に2,2′−MDIの割合は多くとも0.2質量%である。缶出液は好ましくは2,4′−MDI 2〜35質量%及び4,4′−MDI 65〜98質量%、より好ましくは2,4′−MDI 8〜12質量%及び4,4′−MDI 88〜92質量%からなる。この場合に、缶出液は上流の蒸留工程(蒸留による前分離)に再循環されることができる。留出液は、好ましくは2,2′−MDI 20〜67質量%及び2,4′−MDI 33〜80質量%からなり、その場合に4,4′−MDIの割合は多くとも2質量%である。
図1において説明される本発明の第一の実施態様において、MDI異性体混合物の蒸留は、隔壁塔を用いて一段階において実施される。ここで、ポリマー/モノマー分離手法からのMDI粗製混合物(出発混合物)は、隔壁の中央領域内で隔壁塔に供給される。特に、塩素含有の揮発性成分、溶剤及び大部分の2,2′−MDIは帯域Aを経て帯域Cに移送される。さらに、2,4′−異性体の割合はこの帯域内へ輸送され、かつ、調節される還流比に応じて、頂部を経て取り出されるか又は帯域D中へ押し込まれる。帯域Dにおいて、この留分は、下端で隔壁を通過し、かつ帯域B及びEを経て2,4′−MDI及び4,4′−MDIへの前分離を経験する流れに出会う。
主分留帯域において、すなわち領域D、E内の取出点に応じて、2,2′−、2,4′−及び4,4′−MDIからなる異なる異性体混合物類、又はさもなくば純粋な異性体類は取り出される。この場合に、純粋な異性体類は、商業的に有用であり、かつさらなる分離を必要としない異性体類であると理解される。
図2において説明される本発明の第二の実施態様において、ポリマー/モノマー分離手法からの粗製蒸留流(出発混合物)は最初に、第一の塔上で揮発性成分、2,2′−MDI、2,4′−MDI及び4,4′−MDIからなる頂部流及び2,4′−MDIの残余及び大部分の4,4′−MDIからなる底部流へ分離される。
隔壁塔を用いないこの第一の蒸留段階からの底部流は、下流の塔上で、任意の公知方法で、純粋な4,4′−MDIからなる頂部流及び底部流へ分離されることができ、その場合に後者は、例えばポリマー/モノマー分離手法に再循環されることができる。
第一の蒸留段階からの頂部流は、隔壁塔を用いて、極めて僅かな2,2′−MDIを含有する2,4′−MDI及び極めて僅かな2,2′−MDIを含有する2,4′−/4,4′−MDI混合物を回収するために使用される。このためには、この頂部流は隔壁塔の前分留帯域A、Bに供給される。フィード流と共に導入された2,2′−MDIの大部分を含有する低沸成分の流れは、隔壁塔の頂部で取り出されるのに対して、低い濃度の4,4′−MDI(最大5%)を有する、極めて僅かな2,2′−MDI(2,2′−MDI最大0.2%)を含有する2,4′−MDIは、主分留帯域D、Eから取り出されることができる。4,4′−MDI約90%及び2,4′−MDI約10%を含有する流れは隔壁塔の底部で発生され、かつこれは4,4′−MDIの精製及び回収のために結晶化手法又は蒸留手法による他の分離に供給されることができる。
図3において説明される本発明の第三の実施態様において、MDI異性体混合物はまた、第二段階において隔壁塔を用いて二段階で蒸留される。図2において説明される二段階の方法に記載されたのと類似した方法において、ポリマー/モノマー手法(出発混合物)からの粗製蒸留流は最初に、揮発性成分、2,2′−MDI、2,4′−MDI及び4,4′−MDIからなる頂部流及び2,4′−MDIの残余及び大部分の4,4′−MDIからなる底部流へ分離される。
第一の蒸留段階からの底部流は再び、下流の塔中で任意の公知方法で、純粋な4,4′−MDIからなる頂部流及び底部流へ分離されることができ、その場合に後者は、例えば、ポリマー/モノマー蒸留手法に再循環されることができる。
第一の蒸留段階からの頂部流は、隔壁塔中で極めて僅かな2,2′−MDIを含有する2,4′−MDI及び極めて僅かな2,2′−MDIを含有する2,4′−/4,4′−MDI混合物の回収のために図2に従って前記の二段階蒸留と同じようにして使用される。このためには、第一の蒸留段階からの頂部流は、隔壁塔中で前分留帯域A、Bに供給される。フィード流と共に供給される大部分の2,2′−MDIを含有する低沸成分の流れが隔壁塔の頂部で取り出されるのに対して、低い濃度の4,4′−MDI(最大15%)を有する極めて僅かな2,2′−MDI(2,2′−MDI最大0.2%)を含有する2,4′−MDIからなる第一の側流は主分留帯域D、Eから取り出される。図2において説明される二段階の蒸留とは異なり、本発明の第三の実施態様(図3)において、より好ましくは2,4′−MDI 50〜60%からなる、付加的な2,2′−MDIの不足した側流はまた、主分留帯域D、E中で極めて僅かな2,2′−MDIを含有する2,4′−MDIのための取出点よりも下方で取り出される。
4,4′−MDI約90%及び2,4′−MDI約10%を含有する流れは、塔の底部で発生し、かつ、例えば、4,4′−MDIの精製及び回収のための結晶化手法又は蒸留手法による他の分離に供給されることができる。
例1
隔壁塔を用いる一段階の蒸留は、図1において説明される本発明の実施態様に従って実施した。比表面積500m/mを有する織物充填物を隔壁塔中での物質交換要素として使用した。液体40質量%を前分留帯域に及び60質量%を主分留帯域に導入した。精留帯域及び回収帯域は、それぞれ8の分離段を有し、前分留帯域は頂部で12の分離段及び底部で14の分離段を有し、主分留帯域は頂部で16の分離段を有し、かつ底部で14の分離段を有し、その場合に頂部及び底部での分離段は、ここで及び以下で、前分留帯域におけるフィード流の供給点よりも上方及び下方の又は主分留帯域中の側流取出点よりも上方及び下方の分離段を意味する。頂部圧力は6mbarであった。留出物取出点での還流比は56:1であり、側流取出点での還流比は3.7:1であった。
2,2′−MDI 3.0質量%、2,4′−MDI 50.0質量%及び4,4′−MDI 47.0質量%からなる異性体混合物12.5kg/hを隔壁塔に前分留帯域内に、頂部から13番目の段で供給した。3つの生成物流を隔壁塔から取り出した:2,2′−MDI 56.4質量%、2,4′−MDI 43.5質量%及び4,4′−MDI 0.1質量%からなる頂部流0.6kg/h;2,2′−MDI 0.1質量%、2,4′−MDI 97.5質量%及び4,4′−MDI 2.4質量%からなる側流5.5kg/h;及び4,4′−MDI 90質量%及び2,4′−MDI 10質量%の異性体純度を有する底部流6.4kg/h。側流を、主分留帯域中の16番目の分離段の後に取り出した。
例2
隔壁塔を用いる一段階の蒸留を、図1において説明される本発明の実施態様のそれに類似する方法で実施した。500m/mの比表面積を有する織物充填物を隔壁塔における物質交換要素として使用した。液体50質量%を前分留帯域に及び50質量%を主分留帯域に導入した。精留帯域及び回収帯域はそれぞれ8の分離段を有し、前分留帯域は頂部で12の分離段を有し、かつ底部で14の分離段を有し、主分留帯域は頂部で16の分離段を有し、中央部で12の分離段及び底部で2の分離段を有していた。頂部圧力は6mbarであった。留出物取出点での還流比は72:1であり、上部の側流取出点での還流比は8.2:1であり、下部の側流取出点での還流比は3.9:1であった。上部の側流を主分留帯域において16番目の段の後に取り出した。下部の側流を主分留帯域において28番目の段の後に取り出した。頂部圧力は6mbarであった。留出物取出点での還流比は75:1であり、上部の側流取出点での還流比は9.3:1であり、下部の側流取出点での還流比は4.0:1であった。
2,2′−MDI 3.0質量%、2,4′−MDI 50.0質量%及び4,4′−MDI 47.0質量%からなる異性体混合物11kg/hを、前分留帯域内で隔壁の領域内で頂部から13番目の段で隔壁塔に供給した。4つの生成物流を隔壁塔から取り出した:2,2′−MDI 53.3質量%、2,4′−MDI 46.6質量%及び4,4′−MDI多くとも0.1質量%からなる頂部流0.6kg/h;2,2′−MDI 0.1質量%、2,4′−MDI 97.5質量%及び4,4′−MDI 2.4質量%からなる上部の側流2.6kg/h;2,2′−MDI 0.07質量%、2,4′−MDI 55質量%及び4,4′−MDI 44.93質量%からなる下部の側流4.5kg/h;及び、4,4′−MDI 92.8質量%及び2,4′−MDI 7.2質量%の異性体純度を有する底部流3.3kg/h。
本発明は、説明のために前述のところで詳細に記載されているけれども、そのような詳細が専ら説明のためであり、かつ変更が、特許請求の範囲により限定されうるようなことを除き、この発明の精神及びその範囲から逸脱することなく行うことができることは当業者の当然とするところである。
本発明の範囲内の一段階の蒸留方法の略示図。 本発明の範囲内の二段階の蒸留方法の略示図。 本発明の範囲内の別の二段階の蒸留方法の略示図。
A,B 前分留帯域、 C 精留帯域、 D,E 主分留帯域、 F 回収帯域

Claims (2)

  1. 極めて僅かな2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタンを含有する2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンを製造する方法において、2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン、2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン及び4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタンを含んでなるジイソシアナトジフェニルメタン類の異性出発混合物を隔壁塔中で蒸留する前記方法であって、
    隔壁塔中の側流中で、2,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン95〜9質量%、4,4′−ジイソシアナトジフェニルメタン15質量%まで及び2,2′−ジイソシアナトジフェニルメタン0.2質量%までを含んでなる合物が取り出され
    頂部中の環流比が30〜90の範囲に調節され、その際、頂部流はフィード流に対して2〜12質量%の量であり、
    かつ、底部流はフィード流の40〜60質量%の量であることを特徴とする方法。
  2. 蒸留を二段階で実施し、隔壁塔を第二段階において使用し、かつ隔壁塔中で蒸留される出発混合物が第一段階の頂部流からの留出物である、請求項1記載の方法。
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