JP5000272B2 - カードホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、カードホルダーに関するものである。
特開2002−221890号公報 特開平8−16084号公報 特開平11−334445号公報 特開2005−35179号公報
従来から、英単語や歴史年表、化学式、数学公式などの暗記に、所謂単語帳を使用している人が多いことは周知の事実である。従来の単語帳には、短冊状の複数のカードが束ねられており、その各カードの表面側を質問欄、裏面側を解答欄として使用している(例えば、特許文献1、2参照)。さらに、カードホルダー本体を出没自在に自動車の内装パネルに収容し、プリペイカード等のカードの出し入れを容易化し、使い勝手の向上を図っている(特許文献3参照)。
また、このような従来の暗記手段として、近年のパーソナルコンピュータの普及に伴い、このコンピュータを利用した暗記用ソフト等も各種見受けられる。なお、この暗記用ソフトは、大容量のものには適しているが、携帯性に劣るといった問題点があることから、依然として単語帳等を利用する受験生も多く見受けられる。
特許文献4には、同一面に質問欄と解答欄とが位置しており、しかもカードホルダーにより少なくとも解答欄が利用者側から見えないような状態でカードが複数枚収納されている暗記用カードユニットが記載されている。この暗記用カードユニットでは、問題と解答とが同一面に表記されているものでありながら常時は解答を見ることができないといった機能性を担保することができる。
しかし、暗記し終わったカードと未だ暗記し切れていないカードとを別途に収納することができず、同一の収納場所に収納せざるを得ない。
しかしながら、従来一般的な単語帳は、1枚の表裏を使用している。このため、問題と解答を照らし合わせるための捲り作業時に、同時に2枚のカードを捲たり、質問とは異なる解答を見て間違って覚えてしまう等の、不具合が生じていた。また、前後に位置するカードの裏面と表面とが対向していることから、繰り返しの使用により、両者の鉛筆部分が擦れ合って見難くなってしまう問題点も、生じている。
本発明は、上記問題点を解決するため、問題と解答とが同一面に表記され、且つ、常時は解答を見ることができない等の機能性を担保し、さらに、暗記用として操作性・利便生を高めたカードホルダーを提供することを目的とする。
本発明は、暗記し終わったカードと暗記し終えていないカードとを峻別して収納することができるカードホルダーを提供することを目的とする。
その目的を達成するため、請求項1に記載のカードホルダーは、薄板状の学習用カードの外周辺と前面及び後面とを保持し、且つ上側および一の側面側が開放された開放型のカードホルダーであって、カードの底辺を保持するための底辺保持部と、カードの少なくとも左右何れか一の側辺を保持する側辺保持部と、カードの前面を保持する前面保持部および後面を保持する後面保持部とを有し、学習カードの外周側辺が当接する、底辺保持部及び/叉は側辺保持部の内の少なくとも一の内側の壁面が収納される学習カードの、前面及び後面方向に対して所定の傾斜角度を有する形態で、構成され、前記前面保持部が、対向するカードの前面部に対して外側へ所定の傾斜を有して形成され、該カードホルダーへ収納された最前部のカードと前記前面保持部との間に空間部を構成し、該空間部を用いて該ホルダーへの新たなカードの収納を、容易化したことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載のカードホルダーにおいて、上記所定の傾斜角度を、断面が略三角形の三角形状体を用いて構成した事を特徴とする。
参考発明では、前記カードホルダーは、上記カードを収納するカード収納部と筒形状のケースとの二つの構成部を有して構成され、上記筒形状のケースの内側側面に誘導レールを設け、該誘導レールに沿ってスライド状にケースの内部へ、カード収納部を収容可能とした事を特徴としている。
参考発明では、前記ケースは、上記のカード収納部とケースの二つを相互に機械的に連結し且つ着脱可能とする連結部を少なくとも何れか一の端部に設け、上記連結の状態でカード収納部の下側側面とケースの一の側面とを相互に当接させ、当接させた相互を片手で安定的に保持可能とした事を特徴としている。
参考発明では、前記カードホルダーは、カード収納部の底辺近傍であって、外面側の前後方向に所定の溝が構成され、ケースの開放側端部と一方の端部とが連結された柔軟構造のベルトを有し、このベルトの他方の端部が溝と機械的に前後方向へ可動に連結され、カード収納部が、ケースから引き抜き可能且つ連結維持の関係が保持されて構成された事を特徴としている。
本発明のカードホルダーは、学習カードの外周側辺が当接する、底辺保持部及び/叉は側辺保持部の内の少なくとも一の内側の壁面が、収納される学習カードの前面及び後面方向に対して、所定の傾斜角度を有する形態で構成されている。本構成のカードホルダーへカードを、カードホルダーの壁面に沿って収納すると、カードの端面に傾斜が生じる。この傾斜のためにカード毎の分離・分別が容易化し、カードのホルダーからの個別カードの取り出しが容易化する。
特に、暗記し終わったカードと暗記し終えていないカードとを峻別して別途のケース内に収納することができるので、次回には、暗記し終えていないカードのみを用いて暗記作業を行うことができる。
請求項2記載の発明では、請求項1に記載のカードホルダーの傾斜を、断面が略三角形の三角形状体を用いて構成し、上記カードの端面への傾斜の発生を確実化している。
請求項記載の発明では、カードホルダーの前面保持部が、対向するカードの前面部に対して外側へ所定の傾斜を有して形成され、このカードホルダーへ収納された最前部のカードと前面保持部との間に空間部を構成し、該空間部を用いて該ホルダーへの新たなカードの収納を、容易化している。
参考発明では、前記カードホルダーは、カードを収納するカード収納部と筒形状のケースとの二つの構成部を有して構成され、この筒形状のケースの内側側面に誘導レールを設け、誘導レールに沿ってスライド状にケースの内部へ、カード収納部を収容可能としている。
参考発明では、前記カードホルダーにおいて、カード収納部とケースの二つを相互に機械的に連結し且つ着脱可能とする連結部を少なくとも何れか一の端部に設け、この連結の状態でカード収納部の下側側面とケースの一の側面とを相互に当接させ、当接させた相互を片手で安定的に保持可能としている。
参考発明では、前記カードホルダーにおいて、カード収納部の底辺近傍であって、外面側の前後方向に所定の溝が構成され、ケースの開放側端部と一方の端部とが連結された柔軟構造のベルトを有し、該ベルトの他方の端部が溝と機械的に前後方向へ可動に連結され、カード収納部が、ケースから引き抜き可能且つ連結維持の関係が保持可能としている。
次に、本発明のカードホルダーの構成内容および使用例を、図1〜図10の図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明のカードホルダーの実施例1を示している。これらの図において、図1は、カード収納部1の構成例を示す斜視図である。また図2は、図1に示したカード収納部1を、該カード収納部にカードを収容した状態で全体を収納する、カードケース2の構成例を説明するための側面図である。
図1において、カード収納部1には、該図面中に使用時に適応するカードの状態は不図示であるが、該カードの縦方向の側面部を保持する側面保持部11と、カードの底面部を保持する底面保持部12と、カードの前面部を保持する前面保持部13と、カードの後面部を保持する後面保持部14とを有して構成される。
なお、前面保持部13と後面保持部14のそれぞれの下方端部は、各々が内側に曲げられ、屈曲端部131、141が構成されている。
図2は、図1に示したカード収納部1を収容するカードケース2の側面図であり、外形が略長四辺形の筒状体を開口側から見た図である。本カードケース2は、筒状体の筒部20と、該筒部20の内部に設けられたレール部21とを有して構成される。
図1に示したカード収納部1と図2に示したカードケース2との関係は、カード収納部1が図2に示したカードケース2の開放口側から内部空間部へ収まる、カードホルダーの本体(カード収納部1)と該本体を収容するケース(カードケース2)との関係にある。これら本体(1)とケース(2)とは、本体の屈曲端部131、141が、カードケース2のレール部21へ勘合されて収まる関係で、構成されている。なお、本体(1)とケース(2)とは、カード収納部1へ不図示のカードが搭載された状態で、収容可能に構成される。
カード収納部1の構成部において、カードの一方の側面部を保持する側面保持部11は、該カード収容部1へ搭載・収容されるカードの、縦方向の側面が当接される一の壁面部である。また、カードの底面部を保持する底面保持部12は、該カード収容部1へ搭載・収容されるカードの、下方向の側面が当接される壁面部である。
これらの側面保持部11と底面保持部12は、断面が略三角形の三角形状体(クサビ形状体)を用いて構成されている。これらの実施例1の側面保持部11と底面保持部12は、既述のように前後を前面保持部13と後面保持部14とにより侠持されている。また、前面保持部13と後面保持部14とは、逆L字状に切り欠き部が設けられている。前面保持部13は、搭載されるカードの前面側を規制し、後面保持部14は、搭載されるカードの後面側の位置を規制する関係にある。なお、前面保持部13は、後面保持部14と比較して、逆L字状の切り欠き部がより大きく構成される。本構成の理由は、収納されるカード面の可視面積をより大きく確保するためである。
本実施例1の特徴点として、側面保持部11と底面保持部12に、断面が略三角形(クサビ形)の三角形状体を用いている事項がある。より厳密には、上記の三角形は、一方のより長尺辺が一の短尺辺に対して90度であり、他方のより長尺辺が上記一の短尺辺に対して90度以下の傾斜角度で構成される。本構成の内容は、図1中の底面保持部12の側面形状で知れる。また、側面保持部11も同一形状体である。
本カードホルダーの第1の特徴点は、上記の様に、側面保持部11と底面保持部12の断面が、略三角形のクサビ型をした三角形状体(楔形状体)を用いて構成されている点にある。本構成によれば、ホルダー内へ収納された複数のカード間の、側面保持部11と底面保持部12とに沿った各々の位置関係において、前後のカード間に段差が形成される。本段差は、側面保持部11によって、カードの対向する側面の前後のカード間に形成される。また、底面保持部12によってカードの対向する上面の前後のカード間に、同様に段差が形成される。
上記構成内容に基づく本実施形態のカードホルダーによれば、既述の様に、収納された前後のカード間に段差が形成される。このため、カード間の仕分けが容易化する。このカード間の仕分けの容易化は、ケースからの個別カードの引き抜きや、カード間への新たなカードの挿入の、実行の容易化へ通じる。
特に、プラスチック製等の、より薄いカードの仕分けが容易化する。故に、より多くの枚数の、カードの収容化に伴って生じ易い、取り扱い上の困難化を軽減化可能となる。また、カード面の端部が見えるため、カード種別の識別の容易化が容易となる。
(実施例1に対応する変化例)
図3、図4、図5は、上記図1の変化例を示した図である。これらの内の図3は、図1に対応した変化例を示した斜視図である。本変化例の要点は、図1における前面保持部13の形態を変化させた点にある。また図4は、図3中の3a部分を上面側から見た図である。図5は、図3中の3b部分を側面側から見た図である。
上記図4及び図5から知れる様に、本変化例では、図1中の前面保持部13を、図中の右側(暗記用のカードケースの前面側)へ、傾斜を持たせた構造としている。本構造の内容は、図3中の部分3a及び部分3bに示されている。また、これらの構成内容の詳細は、部分3aに対応する図4および部分3bに対応する図5に示されている(参照;図4の31a、図5の31b)。
本構成とすることにより、収納カードのカードケースからの取り出し、およびカードケースへの新たなカードの装填の実行が、容易化する。
[適応例]
図6から図10は、適応例を示し、図6及び図7が適応例1、図8及び図9が適応例2、図10が適応例3を夫々示している。これらの適応例は、カード収容部41、51、61から取り出したカードを収容するカードケース42、52、62を、新たに設けた実施例である。また、図10は、カード収容部61と全体を収容するカードケース62とを、相互にベルトで連結した実施例を示している。これら適応例の内容を、以下に詳述する。
(適応例1)
図6及び図7は、本発明のカードホルダーの適応例1を示し、図6がカード収容部41とカードケース42を、図7が使用時の操作手順例を、それぞれ表している。これらの図において、本適応例例1の特徴点として、カード収納部41の底面部の端部に、引っ掛け部411が設けられている。また、カードケース42の左右内壁面の下方に、レール421、422が設けられている。
一方の引っ掛け部411は、チャンネル構造体をカード収容部41の端部下方へ突出した形態で設けて、構成されている。この引っ掛け部411は、外側ケース42の端部へチャンネル構造体(411)が引っ掛けられ、この引っ掛け部411を支点として外側ケース42を回転可能としている。
図7の(イ)〜(二)は、上記内側ケース41と外側ケース42の操作手順例を説明するための図であり、二つの構成部(41、42)の操作時の関連性を時系列に表している。これらの図において、以下に操作手順例を示す。
(イ)カード収容部41に対して、カードケース42をスライドさせる。
(ロ)カード収容部41の一方の端部と、カードケース42の一方の端部とが重複関係となるまでスライドさせる。
(ハ)上記ロの位置関係において、引っ掛け部411を支点として、カードケース42を回転させる。
(ニ)カードケース42を180度回転させ、カードケース42の一方の側面を、カード収容部41の底面部へ当接させる。
上記手順によって得られる状態(ニ)を、保持する。本保持状態(ニ)において、カード収容部41から取り出したカードを、カードケース42内へ、簡便且つ容易に収納可能と成る。
(適応例2)
図8及び図9は、本発明のカードホルダーの適応例2を示し、図8がカード収容部51とカードケース52を、図9が使用時の操作手順例を、それぞれ表している。これらの図8及び図9において、カード収納部51の左右内壁面の下方に、レール511、512が設けられている。また、カードケース52の底面部の端部に、引っ掛け部521が設けられている。
一方の引っ掛け部521は、チャンネル構造体をカードケース52の端部下方へ突出した形態で設けて、構成されている。この引っ掛け部521は、カードケース51の端部へこのチャンネル構造体(521)が引っ掛けられ、この引っ掛け部521を支点として外側ケース52を回転可能としている。
図9の(イ)〜(二)は、上記外側ケース52と内側ケース51の操作手順例を説明するための図であり、二つの構成部の関連性を時系列に表している。これらの図において、以下に操作手順例を示す。
上記のカード収納部51とカードケース52の連結状態において、カードケース52はカード収納部51に対して、レール511、512上を、可動範囲内において前後移動が可能とされる。
カードケース52は、最大引出し位置では、このカードケース52をカード収納部51に対して、チャンネル構造体(521)を軸として、回転が可能とされる。本回転の結果、カードケース52を回転させ、カードケース52の低部とカード収納部51の低部とを相互に当接させ、適応例1と同様に保持することが可能となる。
(適応例3)
図10は、本発明のカードホルダーの適応例3を示している。図10において、カード収納部61の外壁面左右の側面下方部に、溝611が設けられている。本溝611は、外壁面の前後移動方向に構成される。なお、溝611は、側面L字状のカード収納部61の下辺先端側(図10の右側端部)には、ストッパー612が設けられている。本ストッパー612により、カード収納部61とカードケース62とが、相互に連結状態が確保される。本内容を以下に詳述する。
カードケース62の開口側の、底面部の端部に、ベルト状の連結部622が取付けられている。また、上記ベルト状の連結部622の先端には、連結具(621)が設けられている。本連結具は、例えば、先端部がボール形状体621であり、上に記載の溝611へ前後移動可能状態で連結される。なお、上記のボール形状体621は、上に記載の溝611の左側において前後移動可能状態であり、右側部分ではストッパー612によって移動が制限される。
<操作手順例>
(イ)カード収容部61に対して、カードケース62を(隔離方向へ)スライドさせる。
(ロ)カード収容部61の一方の端部と、カードケース62の一方の端部とが隔離状態となるまでスライドさせる。
(ハ)上記ロの位置関係において、カードケース62を回転させる。
(ニ)カードケース62を180度回転させ、カードケース62の一方の側面を、カード収容部61の底面部へ当接させる。
上記手順によって得られる状態(図7または図9のニと同様の状態)を、保持する。本保持状態において、カードをカードケース62内へ収納可能と成る。
<機能的特徴>
上記構成に成る本適応例3のカードホルダーの、使用上における機能的な特徴点を、以下に説明する。
図10において、上に既述の内側ケース62は、カードを収納するためのケースである。また、外側ケース62は、内側ケース61を収容するためのケースである。外側ケース62が、内側ケース61に対して、180度回転可能な機能が構成される。また、本実施例では、内側ケース61と外側ケース62間の連結が、常時確保される。
<特長点の比較>
該図面中に、使用時に適応するカードは不図示であるが、図1に相当する該カードの縦方向の側面部を保持する側面保持部と、カードの底面部を保持する底面保持部と、カードの前面部を保持する前面保持部と、カードの後面部を保持する後面保持部とを有して構成されている。
図2に示したカードケース2は、外形が略長四辺形の筒状体を開口側から見た、側面図である。本カードケース2は、筒状態の筒部20と該筒部20の内部に設けられたレール部21とを有して構成される。
図1に示したカード収納部1と図2に示したカードケース2との関係は、カード収納部1が、図2に示したカードケース2の内部空間部へ収まるカードホルダーの本体(1)と、該本体を収容するケース(2)との関係にある。これら本体(1)とケース(2)とは、本体の屈曲端部131、141が、カードケース2のレール部21へ勘合されて収まる関係で、構成されている。なお、本体(1)とケース(2)とは、カード収納部1へ不図示のカードが搭載された状態で収容可能に、構成されているものとする。
カード収納部1の構成部において、カードの一方の側面部を保持する側面保持部11は、該カード収容部1へ搭載・収容されるカードの、縦方向の側面が当接される一方の壁面部である。また、カードの底面部を保持する底面保持部12は、該カード収容部1へ搭載・収容されるカードの、下方向の側面が当接される壁面部である。
これらの側面保持部11と底面保持部12は、断面が略三角形のクサビ型をした楔形状体を用いて構成されている。これらの実施例1の側面保持部11と底面保持部12は、既述のように前後を前面保持部13と後面保持部14とにより侠持されている。また、前面保持部13と後面保持部14とは、逆L字状に切り欠き部が設けられている。前面保持部13は、搭載されるカードの前面側を規制し、後面保持部14は、搭載されるカードの後面側の位置を規制する関係にある。なお、前面保持部13は、後面保持部14と比較して、逆L字状の切り欠き部がより大きく構成される。本構成の理由は、収納されるカード面の可視面積をより大きく確保するためである。
本実施例1の特徴点として、側面保持部11と底面保持部12に、断面が略三角形の楔形状体を用いている事項がある。本実施例1では、側面保持部11の断面部が略三角形の形状体である。より厳密には、前記の三角形は、一方のより長尺辺が一の短尺辺に対して90度であり、他方のより長尺辺が上記一の短尺辺に対して90度以下の傾斜度で構成される。本構成の内容は、図1中の底面保持部12の側面形状で知れる。また、側面保持部11も同一形状体である。
本カードホルダーの第1の特徴点は、側面保持部11と底面保持部12とが、断面が略三角形のクサビ型をした楔形状体を用いて構成されている点にある。本構成によれば、ホルダー内へ収納された複数のカードが、側面保持部11と底面保持部12とに沿った各々のカードの位置関係において、前後のカード間に段差が形成される。
本段差は、側面保持部11によってカードの対抗する側面の前後のカード間に形成される。また、底面保持部12によってカードの対抗する上面の前後のカード間に、同様に段差が形成される。
上記構成内容に基づく本実施形態のカードホルダーによれば、既述の様に、収納された前後のカード間に段差が形成される。このため、カード間の仕分けが容易化する。このカード間の仕分けの容易化は、ケースからの個別カードの引き抜きや、カード間への新たなカードの挿入の、実行の容易化へ通じる。
特に、プラスチック製等の、より薄いカードの仕分けが容易化する。よって、より多くの枚数のカード収容化に伴って生じる、取り扱い上の困難化を、軽減化可能となる。
<変化例>
図3、図4、図5は、上記図1の変化例を示した図である。これらの内の図3は、図1に対応した変化例を示した斜視図である。本変化例の要点は、図1における前面保持部13の形態を変化させた点にある。また図4は、図3中の3a部分を上面側から見た図である。図5は、図3中の3b部分を側面側から見た図である。
上記図4及び図5から知れる様に、本変化例では、図1中の前面保持部13を、図中の右側(暗記用のカードケースの前面側)へ、傾斜を持たせた構造としている。本構造の内容は、図3中の部分3a及び部分3bに示されている。また、これらの構成内容の詳細は、図4および図5に示されている(参照;図4の31a、図5の31b)。
本構造内容とすることにより、カードケースからのカードの取り出し、およびカードケースへの新たなカードの装填の、実行が容易化する。
図6から図9は、上記カードホルダーを収納カードと共に収容するケースとの、組み合わせ形態例を示している。カードの収容および取り出しを容易化したカードケースと、該ケースの特徴をより効果的に利用可能とするケースとの、組み合わせ実施例を示している。さらに詳述すると、これらの図は、カードケースからのカードの取り出し及び収容を容易化した、上に既述のカードケース(内側ケース)の特徴をより効果的に用いるための、外側ケースとの組合適用例を二例示している。
図10(a)は、カード収容部61と全体を収容するカードケース62とを、ベルトで連結した実施例3を示している。なお、(b)はカードケースの側面図、(c)はB−B断面図、(d)はA−A断面図、(e)は案内部材の斜視図である
本実施例のカード収納部61の底辺近傍には、左右両外面側の前後方向に所定の溝611が構成されている。この溝611は、例えば、側面がL字状のカード収容部の、両側面部の底辺部に構成される。なお、上記の溝611の構成において、上記L字状のカード収容部の、本L字状の右端部には、ストッパー613が設けられる。
一方、カードケース62の一端には連結ベルト622が設けられている。連結ベルト622は可撓性を有している。すなわち、連結ベルト622は柔軟性を有する材用から構成されている。連結ベルト622の一端は、カードケース62の下壁632の内側の面に固定的に取り付けられている。例えば、接着剤により取り付ければよい。なお、下壁631の連結ベルト622を取り付ける側には切欠630が形成されている。
連結ベルト622の他端には案内部材621が固定的に設けされている。案内部材621は例えば、図10(e)に示すように、本体621aと案内部621bとからなる。案内部621bの長さは溝611の幅とほぼ一致させておく。
案内部621aを溝611に収納させて、カード収納部61とカードケースとを係合さ
せる。案内部621bは溝611に沿って案内されながら図面において左右にスライドす
る。
図面において、案内部621bが溝611の左端にあるときがカード収納部61の全体がカードケース61の内部に収納された状態となる。カードケース62を右側にスライドさせると、案内部621bは溝611により案内されて溝611内を摺動する。案内部621bがストッパー613に達するまでカードケース62はスライドし、ストッパー613に当たったときに可動限界となる。なお、可動限界をどの点におくかはストッパー613をどの位置に設けるかによって決まる。カードケース62の左端とカード収納部61の右端とが一致するようにストッパー613の位置と案内部材621の長さを調整しておけばよい。
カードケース62が右端まで来た状態において、右回りのモーメントを与えると、連結ベルト622は可撓性を有することから折れ曲がり、カードケース62は、案内部材621の本体621aの端を支点として回転する。

180°回転させたところで、カードケース62の下壁631をカード収納部61側に押し付けると、カードケース62の下壁631の外面に設けられている突起632は溝611に嵌め込まれて、カードケース62とカード収納部61とは不動状態で結合される。
この状態で使用を開始すればよい。
なお、上記の実施例1乃至実施例3では、暗記用のカードケースへの適用において実施例を説明したが、本発明の適用分野は、これに限定され無い。例えば、一般的なカードの収容ケースへの適用においても、同様の効果が得られる。
本発明のカードホルダーの実施例1を示す外観斜視図である。 実施例1のカードホルダーを収容するケースの実施例を示す外観側面図である。 本発明のカードホルダーの実施例1に対応した変化例を示す外観斜視図である。 図3の構成部3aの部分図である。 図3の構成部3bの部分図である。 本発明のカードホルダーの実施例2を示す外観斜視図である。 図6に示したカードホルダーの取り扱い手順例を示す概念図である。 本発明のカードホルダーの実施例3を示す外観斜視図である。 図8に示したカードホルダーの取り扱い手順例を示す概念図である。 (a)はカード収納部がケースと連結された形態のカードホルダーの構成例を示す断面図、(b)はカードケースの側面図、(c)はB−B断面図、(d)はA−A断面図、(e)は案内部材の斜視図である。
符号の説明
1、3、41、51、61 カード収納部
2、42、52、62 カードケース
11 側面保持部
12 底面保持部
13 前面保持部
14 後面保持部
20 筒部
21、421、422、511、512 レール部
31a、31b 前面保持部(変化例に対応)
131、141 屈曲端部
411、521 引っ掛け部
611 溝
612 ストッパー
613 可動限界点
621 案内部材
622 連結ベルト
630 切欠
631 下面
632 突起

Claims (2)

  1. 薄板状の学習用カードの外周辺と前面及び後面とを保持し、且つ上側および一の側面側が開放された開放型のカードホルダーであって、
    前記カードの底辺を保持するための底辺保持部と、
    前記カードの少なくとも左右何れか一の側辺を保持する側辺保持部と、
    前記カードの前面を保持する前面保持部および後面を保持する後面保持部とを有し、
    前記学習カードの外周側辺が当接する、前記底辺保持部及び/叉は前記側辺保持部の内の少なくとも一の内側の壁面が、収納される前記学習カードの前面及び後面方向に対して、
    所定の傾斜角度を有する形態で構成され、
    前記前面保持部が、対向するカードの前面部に対して外側へ所定の傾斜を有して形成され、該カードホルダーへ収納された最前部のカードと前記前面保持部との間に空間部を構成し、該空間部を用いて該ホルダーへの新たなカードの収納を、容易化した事を特徴とするカードホルダー。
  2. 前記所定の傾斜角度を、断面が略三角形の三角形状体を用いて構成した事を特徴とする請求項1記載のカードホルダー。
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