JP5000272B2 - カードホルダー - Google Patents
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Description
しかし、暗記し終わったカードと未だ暗記し切れていないカードとを別途に収納することができず、同一の収納場所に収納せざるを得ない。
本発明は、暗記し終わったカードと暗記し終えていないカードとを峻別して収納することができるカードホルダーを提供することを目的とする。
特に、暗記し終わったカードと暗記し終えていないカードとを峻別して別途のケース内に収納することができるので、次回には、暗記し終えていないカードのみを用いて暗記作業を行うことができる。
なお、前面保持部13と後面保持部14のそれぞれの下方端部は、各々が内側に曲げられ、屈曲端部131、141が構成されている。
特に、プラスチック製等の、より薄いカードの仕分けが容易化する。故に、より多くの枚数の、カードの収容化に伴って生じ易い、取り扱い上の困難化を軽減化可能となる。また、カード面の端部が見えるため、カード種別の識別の容易化が容易となる。
図3、図4、図5は、上記図1の変化例を示した図である。これらの内の図3は、図1に対応した変化例を示した斜視図である。本変化例の要点は、図1における前面保持部13の形態を変化させた点にある。また図4は、図3中の3a部分を上面側から見た図である。図5は、図3中の3b部分を側面側から見た図である。
本構成とすることにより、収納カードのカードケースからの取り出し、およびカードケースへの新たなカードの装填の実行が、容易化する。
図6から図10は、適応例を示し、図6及び図7が適応例1、図8及び図9が適応例2、図10が適応例3を夫々示している。これらの適応例は、カード収容部41、51、61から取り出したカードを収容するカードケース42、52、62を、新たに設けた実施例である。また、図10は、カード収容部61と全体を収容するカードケース62とを、相互にベルトで連結した実施例を示している。これら適応例の内容を、以下に詳述する。
図6及び図7は、本発明のカードホルダーの適応例1を示し、図6がカード収容部41とカードケース42を、図7が使用時の操作手順例を、それぞれ表している。これらの図において、本適応例例1の特徴点として、カード収納部41の底面部の端部に、引っ掛け部411が設けられている。また、カードケース42の左右内壁面の下方に、レール421、422が設けられている。
図7の(イ)〜(二)は、上記内側ケース41と外側ケース42の操作手順例を説明するための図であり、二つの構成部(41、42)の操作時の関連性を時系列に表している。これらの図において、以下に操作手順例を示す。
(ロ)カード収容部41の一方の端部と、カードケース42の一方の端部とが重複関係となるまでスライドさせる。
(ハ)上記ロの位置関係において、引っ掛け部411を支点として、カードケース42を回転させる。
(ニ)カードケース42を180度回転させ、カードケース42の一方の側面を、カード収容部41の底面部へ当接させる。
上記手順によって得られる状態(ニ)を、保持する。本保持状態(ニ)において、カード収容部41から取り出したカードを、カードケース42内へ、簡便且つ容易に収納可能と成る。
図8及び図9は、本発明のカードホルダーの適応例2を示し、図8がカード収容部51とカードケース52を、図9が使用時の操作手順例を、それぞれ表している。これらの図8及び図9において、カード収納部51の左右内壁面の下方に、レール511、512が設けられている。また、カードケース52の底面部の端部に、引っ掛け部521が設けられている。
図9の(イ)〜(二)は、上記外側ケース52と内側ケース51の操作手順例を説明するための図であり、二つの構成部の関連性を時系列に表している。これらの図において、以下に操作手順例を示す。
カードケース52は、最大引出し位置では、このカードケース52をカード収納部51に対して、チャンネル構造体(521)を軸として、回転が可能とされる。本回転の結果、カードケース52を回転させ、カードケース52の低部とカード収納部51の低部とを相互に当接させ、適応例1と同様に保持することが可能となる。
図10は、本発明のカードホルダーの適応例3を示している。図10において、カード収納部61の外壁面左右の側面下方部に、溝611が設けられている。本溝611は、外壁面の前後移動方向に構成される。なお、溝611は、側面L字状のカード収納部61の下辺先端側(図10の右側端部)には、ストッパー612が設けられている。本ストッパー612により、カード収納部61とカードケース62とが、相互に連結状態が確保される。本内容を以下に詳述する。
カードケース62の開口側の、底面部の端部に、ベルト状の連結部622が取付けられている。また、上記ベルト状の連結部622の先端には、連結具(621)が設けられている。本連結具は、例えば、先端部がボール形状体621であり、上に記載の溝611へ前後移動可能状態で連結される。なお、上記のボール形状体621は、上に記載の溝611の左側において前後移動可能状態であり、右側部分ではストッパー612によって移動が制限される。
(イ)カード収容部61に対して、カードケース62を(隔離方向へ)スライドさせる。
(ロ)カード収容部61の一方の端部と、カードケース62の一方の端部とが隔離状態となるまでスライドさせる。
(ハ)上記ロの位置関係において、カードケース62を回転させる。
(ニ)カードケース62を180度回転させ、カードケース62の一方の側面を、カード収容部61の底面部へ当接させる。
上記手順によって得られる状態(図7または図9のニと同様の状態)を、保持する。本保持状態において、カードをカードケース62内へ収納可能と成る。
上記構成に成る本適応例3のカードホルダーの、使用上における機能的な特徴点を、以下に説明する。
図10において、上に既述の内側ケース62は、カードを収納するためのケースである。また、外側ケース62は、内側ケース61を収容するためのケースである。外側ケース62が、内側ケース61に対して、180度回転可能な機能が構成される。また、本実施例では、内側ケース61と外側ケース62間の連結が、常時確保される。
該図面中に、使用時に適応するカードは不図示であるが、図1に相当する該カードの縦方向の側面部を保持する側面保持部と、カードの底面部を保持する底面保持部と、カードの前面部を保持する前面保持部と、カードの後面部を保持する後面保持部とを有して構成されている。
本段差は、側面保持部11によってカードの対抗する側面の前後のカード間に形成される。また、底面保持部12によってカードの対抗する上面の前後のカード間に、同様に段差が形成される。
特に、プラスチック製等の、より薄いカードの仕分けが容易化する。よって、より多くの枚数のカード収容化に伴って生じる、取り扱い上の困難化を、軽減化可能となる。
図3、図4、図5は、上記図1の変化例を示した図である。これらの内の図3は、図1に対応した変化例を示した斜視図である。本変化例の要点は、図1における前面保持部13の形態を変化させた点にある。また図4は、図3中の3a部分を上面側から見た図である。図5は、図3中の3b部分を側面側から見た図である。
上記図4及び図5から知れる様に、本変化例では、図1中の前面保持部13を、図中の右側(暗記用のカードケースの前面側)へ、傾斜を持たせた構造としている。本構造の内容は、図3中の部分3a及び部分3bに示されている。また、これらの構成内容の詳細は、図4および図5に示されている(参照;図4の31a、図5の31b)。
本構造内容とすることにより、カードケースからのカードの取り出し、およびカードケースへの新たなカードの装填の、実行が容易化する。
本実施例のカード収納部61の底辺近傍には、左右両外面側の前後方向に所定の溝611が構成されている。この溝611は、例えば、側面がL字状のカード収容部の、両側面部の底辺部に構成される。なお、上記の溝611の構成において、上記L字状のカード収容部の、本L字状の右端部には、ストッパー613が設けられる。
連結ベルト622の他端には案内部材621が固定的に設けされている。案内部材621は例えば、図10(e)に示すように、本体621aと案内部621bとからなる。案内部621bの長さは溝611の幅とほぼ一致させておく。
案内部621aを溝611に収納させて、カード収納部61とカードケースとを係合さ
せる。案内部621bは溝611に沿って案内されながら図面において左右にスライドす
る。
図面において、案内部621bが溝611の左端にあるときがカード収納部61の全体がカードケース61の内部に収納された状態となる。カードケース62を右側にスライドさせると、案内部621bは溝611により案内されて溝611内を摺動する。案内部621bがストッパー613に達するまでカードケース62はスライドし、ストッパー613に当たったときに可動限界となる。なお、可動限界をどの点におくかはストッパー613をどの位置に設けるかによって決まる。カードケース62の左端とカード収納部61の右端とが一致するようにストッパー613の位置と案内部材621の長さを調整しておけばよい。
カードケース62が右端まで来た状態において、右回りのモーメントを与えると、連結ベルト622は可撓性を有することから折れ曲がり、カードケース62は、案内部材621の本体621aの端を支点として回転する。
この状態で使用を開始すればよい。
2、42、52、62 カードケース
11 側面保持部
12 底面保持部
13 前面保持部
14 後面保持部
20 筒部
21、421、422、511、512 レール部
31a、31b 前面保持部(変化例に対応)
131、141 屈曲端部
411、521 引っ掛け部
611 溝
612 ストッパー
613 可動限界点
621 案内部材
622 連結ベルト
630 切欠
631 下面
632 突起
Claims (2)
- 薄板状の学習用カードの外周辺と前面及び後面とを保持し、且つ上側および一の側面側が開放された開放型のカードホルダーであって、
前記カードの底辺を保持するための底辺保持部と、
前記カードの少なくとも左右何れか一の側辺を保持する側辺保持部と、
前記カードの前面を保持する前面保持部および後面を保持する後面保持部とを有し、
前記学習カードの外周側辺が当接する、前記底辺保持部及び/叉は前記側辺保持部の内の少なくとも一の内側の壁面が、収納される前記学習カードの前面及び後面方向に対して、
所定の傾斜角度を有する形態で構成され、
前記前面保持部が、対向するカードの前面部に対して外側へ所定の傾斜を有して形成され、該カードホルダーへ収納された最前部のカードと前記前面保持部との間に空間部を構成し、該空間部を用いて該ホルダーへの新たなカードの収納を、容易化した事を特徴とするカードホルダー。 - 前記所定の傾斜角度を、断面が略三角形の三角形状体を用いて構成した事を特徴とする請求項1記載のカードホルダー。
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