JP5000249B2 - 排熱回収ボイラ - Google Patents

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Description

本発明は、内部に伝熱器が配置された煙道内にガスタービンからの排ガスを導入して前記伝熱器で排ガスの熱を吸収して蒸気を発生した後、排ガスを下流側の煙道へ排出する排熱回収ボイラに関し、特に動的地震力の低減に好適な支持構造体を有する排熱回収ボイラ(以下、HRSGということがある。)に関する。
図6に一部内部構造を示すHRSGの斜視図を示すが、HRSGは、伝熱管群からなる伝熱器(以下伝熱器と称する)5でガスタ−ビンで仕事をした後の排ガスの持つエネルギーを回収して蒸気を発生させ、外部の蒸気タービンに供給して発電する複合発電プラント(コンバインドサイクル発電プラント)に使用される。この発電方式は、発電効率が高く、さらに負荷応答性が良好であり、電力需要の時間変動への対応が容易であるという特徴を有する。
また、図7には図6のHRSGの内部構造などの側断面略図(図7(a))と図7(a)のa−a線断面矢視図(図7(b))を示すが、前記ガスタービンからの排ガスは、HRSGの煙道入口では排ガス温度が600〜700℃程度に達する。排ガスの流通経路である煙道のケーシング1は、鋼板2からなる左右側壁面と上下壁面と、該鋼材2を補強する型鋼などの補強部材から構成された筐体構造であり、排ガスはケーシング1内で前記伝熱器5と熱交換したのち、200℃以下程度となりケーシング1の出口に連接して設けられた下流側の図示しない煙突から又は煙道を介して煙突から大気中に放散される。
前記ケ−シング1の口径は、例えば25m(高さ)×10〜15m(幅)あり、ケーシング1の内部に吊り梁9により吊下げられている伝熱器5は大きいHRSGでは約2000トンにもなる大重量物であり、さらに図6に示すようなケ−シング1内には脱硝用触媒20が配置されている。また、ケ−シング1の上面には合計で500トン以上になる汽水分離ドラム6および配管機器類がケ−シング1の補強部材である梁3、11、柱10(図8参照)などにより支持されて設けられている。
このように、ケ−シング1は大型構造物であり、さらに重量物であるさまざまな機器をサポ−トすることが要求されることから、大型かつ大重量の構造物としての強度を確保する必要があり、特に、地震時や暴風時に作用する水平力に対し、十分な強度がなければならない。そのため、ケ−シング1の壁面の補強部材である柱10や梁3、11、14などの型鋼は大きな荷重を支持するために柱10の高さが1〜1.5mにも達する大きなサイズになることもある。
なお、本明細書の補強材である梁3は長手方向が水平方向に向いたケーシング上壁面を補強する構造部材であり、梁11は長手方向が水平方向に向いたケーシング下壁面を補強する構造部材であり、梁14はケーシング下壁面のガス流れ方向に長手方向が向いた補強部材であり、柱10は長手方向が鉛直方向を向いた構造部材である。
次に、HRSGは、ケーシング1の内部における高温の排ガスからの熱吸収効率の向上と安全面から外部への遮熱を厳密に行うために保温材を施工する必要があり、ケーシング1の内側に保温材13を施工する内部保温構造か、ケーシング1の外側に保温材を施工する外部保温構造のどちらかの構造が採用されている。
ケ−シング1の外部に保温材を施工する外部保温構造にした場合、ケーシング1の内面が高温のガスに晒されるためにケーシング1の補強部材である梁3、11、14または柱10の内部で温度差が生じ、過大な熱応力を発生させるという問題がある。これに対してケーシング1の内部に保温材13を施工する内部保温構造を採用した場合には、前記梁3、11、14または柱10が高温に加熱されることがなくなるので梁3、11、14または柱10の内部で温度差は生じない。したがって、ケ−シング1の構造部材の温度上昇による強度低下を防止し、ケ−シング1の重量を出来る限り小さくすると共に、HRSGケ−シング1全体としての熱伸びが少ないことから、HRSGのケ−シング1の保温構造は付属配管等の支持構造を簡素化できる内部保温構造が一般に採用されている。
図8は、HRSGケーシング1の側面外観図(図8(a))、図8(a)のa−a線断面矢視図(図8(b))、図8(b)の円A内のブレースの詳細構造図(図8(c))と円B内のブレースの詳細構造図(図8(d))を示す。
ケーシング全体は、左右側壁面と上下壁面とを有する筐体であるケーシング1の下壁面から延長して下部に設けられた型鋼からなる柱脚12により地盤上に自立支持されている。ケ−シング1は、板厚6〜9mmの鋼板2とその補強部材として配置される型鋼であるスチフナ4およびケーシング1を含めたケーシング全体の荷重サポ−ト用としてケ−シング1の左右側壁面および上下壁面に対して鉢巻き状に配置され、主に梁3、11、14と柱10により構成されており、前記梁11及び14の下部は前記柱脚12と一体的に接続している。
ケ−シング1の内部に設置されている伝熱器5や脱硝用触媒装置20の荷重(自重)は3でサポ−トされ、柱脚12により地盤上に支持されるが、地震時及び暴風時に発生する水平力も各々の3で負担する。ケーシング1の内部には、図8(b)に示すように、ガス流れ方向から見て二等辺三角形状の山形の内部ブレ−ス7を設置し、水平力を負担する構造部材が設置されている。図8(c)に示すように上壁面中央部のケーシング1に取り付けられたブラケット17にはブレ−ス用板18が接続され、該ブレ−ス用板18とブラケット17を介して内部ブレ−ス7がケーシング1に支持されている。内部ブレース7の上端部が固着したブレ−ス用板18は、該ブレ−ス用板18に設けたルーズ穴18aに挿通したピン16を介してブラケット17に連結している。また、図8(d)に示すよう下壁面と側壁面のケーシング1と内部ブレ−ス7の下端部はブラケット17を介して接続している。内部ブレース7の下端部もブラケット17にピン16を介して接続している。
また、図9(a)に図8(a)のa−a線断面矢視図を示し、図9(b)に図9(a)の円B内の内部ブレース7とケーシング1との接合部の詳細構造図を示す。なお、図9の円A内には図8(c)と同じ構造のケーシング1と内部ブレース7との接続部が設けられている。
上壁面のケーシング1の中央部と側壁面のケーシング1の中央部はそれぞれブラケット17を介して内部ブレース7と接続し、さらに下壁面のケーシング1の中央部と内部ブレース7もブラケット17を介して接続され、全体として、ケーシング1内にはガス流れ方向から見て菱形形状の内部ブレ−ス7が配置される場合もある。
上述のように排ガスが水平方向に流れるものは横型HRSGと称するが、横型HRSGについては、構造物の高さが比較的低いことにより、これまで横型HRSGにかかる地震力は電気事業法による静的震度法の規定が適用されてきた。
この構造物に対して動的解析手法を適用した場合の地震応答加速度を図10に示す。建築基準法の応答加速度に対して、一般の地震波による地震応答加速度が固有周期T=0.4秒から1秒程度までで、かなり大きくなっている。横型HRSGに対して従来は静的震度法による弾性設計であったが、今後は、動的解析手法を適用しての制震構造を適用することが必要になってくるものと想定されている。
特許第3181371号公報 特開2004−092988号公報
横型HRSGは、筐体であるケーシング1内に重量物である伝熱器5を吊下げて設置し、かつ上部には汽水分離ドラム6など重量物を搭載し、柱脚12により基礎まで荷重を伝達する構造物であるが、全ての構造部材を弾性設計しているため、前記ケーシング1を支持、補強する梁3や柱10などの型鋼と内部ブレ−ス7などにより、地震時の水平力を負担する際に、大きな弾塑性変形が繰り返し作用する動的地震応答荷重を低減させる支持構造の検討が不十分であった。
本発明の課題は、繰り返し作用する大きな弾塑性変形を安定して許容し、地震応答荷重を低減可能な支持構造を有する排熱回収ボイラを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、内部に伝熱器を配置し、水平方向に流れるガスを入口部から導入して前記伝熱器でガスの熱を吸収して蒸気を発生させて出口部から排出させ、ガスが流れる側が保温材で覆われた横型筐体構造を有する排熱回収ボイラにおいて、筐体構造の排ガス入口部と出口部の間の排ガス流れに沿う両側壁面と上下壁面を構成するケーシングと、該ケーシングを補強するためのケーシング補強部材と、前記ケーシング内の排ガス流れに対して直交する方向の横断面内に設けられ、前記ケーシングとの間に接続部を有する内部ブレースと、前記ケーシングの下部に設けられ、地盤上に自立支持された柱脚と、該柱脚と前記ケーシング下壁面の補強部材との間に設けられた外部ブレースと、前記ケーシングと内部ブレースの接合部又は前記ケーシング補強部材と外部ブレースの接合部に設けた弾塑性変形により排ガス流れに対して直交方向とガス流れに沿った方向に作用する地震エネルギーをそれぞれ吸収する複数の制振装置とを備え、前記内部ブレースの一つは、排熱回収ボイラの熱伸びの起点を含む前記横断面(構面Y)に設けられ、弾塑性変形により排ガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する複数の制振装置は、排ガス流れと並行する方向に平面が向いた前記ケーシングと内部ブレースとの接続部に設けられ、弾塑性変形により排ガス流れに沿った方向に作用する地震エネルギーを吸収する複数の制振装置は、前記内部ブレースが設けられた前記熱伸びの起点を含む横断面(構面Y)から垂下した面を支持するケーシング下壁面の補強部材(実施例では図4の梁14)と外部ブレースの接合部に設けられる排熱回収ボイラである。
請求項記載の発明は、弾塑性変形により排ガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する制振装置が、ガス流れの最終部のケーシングの下壁面の補強部材(実施例では図4の梁11)の中央部と外部ブレースの接合部に設けられる請求項1記載の排熱回収ボイラである。
請求項記載の発明は、内部ブレースが排ガス流れに対して直交方向の横断面内で菱形又は山形に配置され、外部ブレーズが山形又はV字形に配置される請求項1記載の排熱回収ボイラである。
請求項記載の発明は、ケーシングと内部ブレースとの接続部に設けた弾塑性変形によりガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する制振装置が、保温材の内部に設置される請求項1記載の排熱回収ボイラである。
請求項1〜記載の発明によれば、排熱回収ボイラのケーシングと内部ブレースとの接合部に弾塑性変形によりガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する制振装置(実施例では制振装置30)を設けることにより、ガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを効果的に吸収することが可能となる。また、ケーシングは柱脚により地上より自立支持されているため、ケーシングの柱脚とケーシングの補強部材との間に、ガス流れ方向に作用する地震エネルギーを弾塑性変形により吸収する制振装置(実施例では図4の制振装置31a)を設けることにより、ガス流れ方向に作用する地震エネルギーを効果的に吸収することが可能となる。
なお、請求項記載の発明による制振装置は、本発明の実施例ではガス流れの最終部(HRSGの排ガスダクト出口部)のケーシング下壁面の補強部材(実施例では図4の梁11)の中央部と外部ブレースの接合部に配置される制振装置(実施例では図4の制振装置31b)であり、前記制振装置はガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する制振装置として機能する。
請求項1記載の発明によれば、無理なく大きな弾塑性変形が可能な制振装置をHRSG支持構造に適用できることから、地震応答荷重の低減が可能となる。地震応答荷重の低減効果は、HRSGの規模、地盤条件、予想される地震動の強さ等に左右され、一様に特定することはできないが、代表的な条件で応答解析を実施した結果では約20%以上の低減効果が得られた(図5参照)。すなわち、本発明によれば、従来技術に比べ、地震応答荷重低減効果が高く、安全性の高い横型HRSG支持構造を提供することが可能となる。
また、既設の横型HRSGにおいても、同様の制振装置の追加が可能であり、本発明を適用することで、既設横型HRSGの耐震性能を向上することができる。
また、前記内部ブレースの一つはケーシング内の排ガス流れに対して直交する方向にある横断面であって、排熱回収ボイラの熱伸びの起点を含む面(図4の構面Y)に設けられているので、この部分に設ける制振装置(実施例では制振装置30)は上下方向の伸びを考慮するだけでよく、制振装置の小型化、性能向上が可能となる。また前記熱伸びの起点は脱硝装置の直前または直後に設定するが、後述するように温度域も安定しており好適な位置である。また弾塑性変形により排ガス流れに沿った方向に作用する地震エネルギーを吸収する複数の制振装置(実施例では図4の制振装置31a)は、前記内部ブレースが設けられた伸びの起点を含む横断面(図4の構面Y)から垂下した面を支持する外部ブレース(22)と排ガス流れと並行する方向に平面が向いた前記ケーシングの補強部材(実施例では梁14)との接合部に設けることにより制振装置の小型化、性能向上が可能となる。
請求項記載の発明によれば、弾塑性変形により排ガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する制振装置(実施例では図4の制振装置31b)をHRSGのガス流れ最終部に設けたので、それより下流側の煙道又は煙突との接続面の変形を少なくしている。
請求項記載の発明によれば、内部ブレースは排ガス流れに対して直交方向の横断面内で菱形又は山形に配置することで、排ガス流れと並行する方向に平面が向いた前記ケーシングと内部ブレースとの接続部に設ける制振装置の小型化が可能となり、また外部ブレースは山形又はV字形に配置することで、外部ブレースをY型の制振装置の一部として利用できる利点がある。
請求項記載の発明によれば、ケーシングと内部ブレースとの接続部には、少なくとも弾塑性変形によりガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する制振装置を、保温材の内部に設置することで、制振装置が高温により損傷することを防止することができる。
本発明の実施例を図面と共に説明する。
本実施例の排熱回収ボイラ(HRSG)は図6〜図9に示す構成を備えている。また、図4は本実施例のHRSGのケーシングの図示を省略した補強部材からなる構造部材とブレースを示す鳥瞰図である。図示していないガスタービンからの排ガスは図4の左側からケーシング1(図7参照)内に導入され、ケーシング1内に配置された伝熱器5(図6参照)で熱吸収された後、図4の右側から図示していない煙突に送られて排出される。
従来からHRSGにおいては、ケーシング1の全体は左右側壁面と上下壁面とを有する筐体を構成するケーシング1の下部に設けられた柱脚12により地盤上に自立している。前記ケーシング1内部には重量物である伝熱管が配置されており、さらにケーシング1の上部には汽水分離ドラム6など重量物が搭載されている。このような排熱回収ボイラのケーシング構造では、前記ケーシング1は左右側壁面と上下壁面を構成する鋼板2(図6、図8参照)から成っており、該ケーシング1と梁3、11、柱10などの補強部材などにより前記重量物の重量を支持している。さらに、ケーシング1のガス流れに対して直交方向の任意の横断面内にあって、左右側壁面と上下壁面のケーシング1に接続した内部ブレース7を設けることにより、ガス流れに対して直交する方向への筐体構造の変形を防止している。
前記内部ブレース7は、ケーシング1内のガス流れ方向に直交する方向の任意の横断面(構面)に設けられており、図4に示す例では全体で内部ブレース7を備えた構面Yを3面設けている。排ガス温度はケーシング1の入口で600℃以上であるが、出口では150℃以下になっている。ケーシング1の入口から導入された排ガスが伝熱器5で熱吸収されて350℃〜300℃の排ガスとなった領域には脱硝装置20が設けられており、脱硝装置20内の触媒の活性温度域において排ガスの脱硝を行う。
また、ケーシング1内の前記構面のうち2箇所の構面Yはそれぞれ脱硝装置20の直前および直後のガス流れ内にあり、それらの構面Yの一つにケーシング1の熱伸びの設計上の起点Xが設定されており、残りの1つの構面Yはケーシング1の最後流部の側壁面に設けられ、いずれの構面Yも温度域が350℃以下の部分とすることで内部ブレース7の材質として炭素鋼を使用可能としている。
本実施例では、前記ケーシング1と内部ブレース7との接合部に弾塑性変形により地震エネルギーを吸収して弾塑性変形する制振装置30、31(図1)を設けることにより、地震エネルギーを効果的に吸収することができる。
地震エネルギーの作用方向としてはガス流れに対して直交方向に作用するものとガス流れ方向に作用するものとがあるが、本実施例では挟み込み式制振装置30とY形制振装置31を地震エネルギーを吸収する装置として、それぞれ適切な箇所に設置している。
制振装置30の設置箇所はケーシング1の内部ブレース7と上壁面ケーシング1の接合部、内部ブレース7と下壁面ケーシング1の接合部および内部ブレース7と両側壁ケーシング1の接合部である。また、制振装置31の設置箇所はケーシング1の下部に設けた柱脚12と下壁面ケーシング1のガス流れ方向に長手方向が向いた補強部材である梁14とを接続する下壁面ケーシング1の外側に設けた外部ブレース22と梁14の接合部である。
図1に本実施例で使用する制振装置30,31の概要を示す。図1(a)の側面図と図1(b)の図1(a)の矢印A方向から見た図に示す制振装置は挟み込み式制振装置30であり、ケーシング1の内部の内部ブレース7とケーシング1の接合部に設置する。図1(c)に示す側面簡略図と図1(d)に示す図1(c)の装置に地震力P(t)が作用した場合に構造材料がΔ(mm)だけ変形した場合を示す制振装置はY形制振装置31(アーム21と一対の外部ブレース22、22からなる)であり、エネルギー吸収性能が大きく、安定した履歴挙動を示すものであり、一般のビル鉄骨と同様に使用するものである。なお、図1(e)には制振装置31の図面左右方向に地震力が作用した場合の構造材の履歴挙動を示す。
制振装置30は上板30aと下板30bと、該上板30aと下板30bの間に複数枚の鋼板30cと、リンク材30dとからなる弾塑性エレメントと上板30aに設けられた制振対象物の部材との接続部とからなる。
リンク材30dは両端の鋼板30cの内側に配置され、上板30aと下板30bを連結し、上板30aと下板30bの平行移動が大きくなり過ぎないように振動を抑制する部材である。複数枚の鋼板30cは並列に間隔を空けて配置される。また、上板30aに設けられた制振対象物の部材とは本実施例の場合は、内部ブレース7の下端部に固定接続したブラケット7aと該ブラケット7aに固定接続され、上板30aに上下動自在に挿入されるフレーム7bからなる。
制振装置30は地震時に前記複数の鋼板30cの平面に直交する方向の振動方向(図2の場合は、図面左右方向)に外力(本実施例の場合は内部ブレース7の先端部が移動した際の力)が作用すると前記弾塑性エレメント(30a〜30d)が弾塑性変形することにより制振作用を奏する。
なお、前記内部ブレース7は高温のガスに晒されているため、運転中は熱伸びが生じるため、制振装置30の上板30aには図示しないが内部ブレース7の上下方向の伸び代に対する逃げ代を設けている。
挟み込み式制振装置30は、1組の内部ブレース7とケーシング1の接合部に対して設置可能である。内部ブレース7は排ガスに曝されるために高温となるが、内部ブレース7はV字型に配置されているためにケーシング1に対して直交する方向に熱伸びすることになる。これに応じて挟み込み式制振装置30は内部ブレース7の頂部を挟み込むことで地震力を伝達することから、内部ブレース7は制振装置30との間で、この熱伸び差を吸収することができる。
すなわち、図1(a)及び図1(b)に示すように、内部ブレース7のフレーム7bは挟み込み式制振装置30の中を上下移動自在であるので内部ブレース7と制振装置30との間の熱伸びによるずれを吸収できる。こうして挟み込み式制振装置30は内部ブレース7の熱伸びを拘束することなく加振方向の水平力を伝達することができる。
また、ケーシング1の内部には排ガスが流れ、伝熱器5との間で熱交換することが必要であるため、ガス流路を妨げない事が必要である。そのため、挟み込み式制振装置30の適用箇所はケーシング1内の上下と両側方に設けられる保温材保護用のバッフル(図示せず)のスペースに設置することが望ましく、その中でもメンテナンスを考慮した場合、容易に保守のできる伝熱管5が配置されていないケーシング1の内部が最も理想的な配置箇所となる。
内部ブレース7の一つはケーシング内の排ガス流れに対して直交する方向にある横断面であって、HRSGの熱伸びの起点を含む面(図4の構面Y)に設けられているので、この部分に設ける制振装置30は上下方向の伸びを考慮するだけでよく、制振装置30の小型化、性能向上が可能となる。また前記熱伸びの起点は脱硝装置20の直前または直後に設定するが、後述するように温度域も安定しており好適な位置である。
次にY形制振装置31であるが、これは梁14と柱脚12とを接続する一対の外部ブレース22と梁14とが交差する接合部に設置する。図4に示す例ではY形制振装置31aはアーム21(図1参照)と一対の外部ブレース22で梁14に山形に取り付けられている。
図2はHRSGのガス流れに対して直交する方向の横断面(構面Y)に対しての制振装置30の設置例を示し、梁11の中央部に位置するケーシング1と内部ブレース7との接合部に制振装置30を設けた例を示している。
内部ブレース7のケーシング1との接合部に制振装置30が配置されるが、制振装置30の上板30aに内部ブレース7の下端部(フレーム7b)が上下動自在に取り付けられ、制振装置30の下板30bにケーシング1が固定接続している。なお、図2に示す内部ブレース7は菱形形状であるが、対向する側壁面ケーシング1の中央部同士と菱形ブレース7との接続部を掛け渡す水平ブレース8を設けた例を示し、さらに、ケーシング1の下部に設けられ、地盤上に自立支持された型鋼からなる柱脚12と梁14との間にV字状の外部ブレース22が設けられている。
内部ブレース7は菱形になっており、内部ブレース7は排ガスに曝されるため高温となり熱伸びが生じる。これに対して、挟み込み式制振装置30はケーシング1に接続し、内部保温材13により包み込まれており、制振装置30自体の温度上昇が抑制される。なお保温材13としては、温度条件などにより異なるが、ロックウール、セラミックファイバーなどが用いられる。
前記制振装置30は図2に示すようにケーシング1の下壁面に一箇所設けてもよく、さらに左右側壁面及び/又は上壁面に設けることにより制振性能がより高くなる。
前記内部ブレース7は、ケーシング1のガス流れ方向から見て、図8に示すように山形形状または図2、図9に示すように菱形形状であるが、本実施例では図8に示す山形形状または図2、図9に示す菱形形状のブレース7とケーシング1の接続部に制振装置30を設けることにより、ガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを効果的に吸収することができる。
また、前記ケーシング1は、その下部に設けられた下部柱脚12により地盤上に自立支持されており、該下部柱脚部12に接続されたブレース22と補強部材14との接合部に制振装置31のアーム21を設けることにより、さらに効果的に地震エネルギーを吸収することができる。
図3はHRSGのガス流れ方向のケーシング1の側壁面より下部に設けたY形制振装置31の設置例を示す。このY形制振装置31をケーシング1の側壁面に沿う方向の地震エネルギーを吸収するように配置することで、ガス流れに沿った方向に対して制振効果がある。
図3に示すY形制振装置31は、各一端を柱脚12に接続した2本の外部ブレース22とその2本の外部ブレース22の他端を梁14に接続したアーム21からなり、全体として山形(三角形)をなす構成で配置される。さらに、図3のY形制振装置31の設置例の斜視図に相当する図4には補強部材14に、ガス流れ方向に作用する地震エネルギーを弾塑性変形により吸収する制振装置31aを設けた構成図を示す。また、図4に示すように、HRSGのガス出口部のケーシング1の下壁面の補強部材である梁11の中央部とケーシング1の下方の柱脚12とをそれぞれ両端部に接続した外部ブレース22と前記梁11の接続部には ガス流れ方向に直交する方向に作用する地震エネルギーを弾塑性変形により吸収するY形制振装置31bを配置している。
前述のように、排熱回収ボイラ内には伝熱器5が充填され、さらにケーシング1の上部には汽水分離ドラム6などが搭載され、さらにケーシング1の外部には蒸気タービンへの配管などが縦横に存在している。特にケーシング1の内部の伝熱器5は個々の伝熱管パネルがガス流れ方向に連続して並列配列されており、さらに、それぞれの伝熱管パネルは複数の連絡管で連絡されている。そのため、ガス流れ方向に弾塑性変形により地震エネルギーを吸収する構造の制振装置を用いると、機器の移動が生じるために、機器同士が接触して損傷などを生じる可能性があり、さらに機器の復旧のための調整箇所数の増加などが生じる可能性があり、ガス流れ方向に弾塑性変形する制振構造は好ましくない。
そこで、本実施例ではガス流れ方向に作用する地震エネルギーを吸収する機能についてはケーシング1の側壁面の補強部材を延長した下部柱脚12に設けた前記弾塑性変形により吸収する制振装置31a(図4)に取り付ける。
特に図4に示す制振装置31aは、内部ブレース7が設けられた熱伸びの起点を含む横断面(図4の構面Y)から垂下した面を支持する排ガス流れと並行する方向に平面が向いたケーシング1の補強部材である梁14と外部ブレース22の接合部に設けることにより制振装置31の小型化、性能向上が可能となる。
また、図4に示す前記3つの構面Yの内の最後流側のケーシング1の下壁面の中央部と内部ブレース7の接続部にはガス流れに対して直交方向に弾塑性変形による制振機能がある制振装置30を設けているが、制振装置30の下方には制振装置31bを設け、これらの制振装置30、31でHRSGのガス流れに対して直交方向に弾塑性変形による制振機能を持たせることができ、HRSG出口部より下流側の煙道又は煙突との接続面の変形を少なくしている。
これらの制振装置30、31の取付けにより、あらゆる地震エネルギーの作用方向に効果的な制振機能を持たせた排熱回収ボイラとすることができる。制振装置30、31は、その設置個所に合わせ使い分けたことに本実施例の特徴がある。
また、図5に動的解析による地震応答加速度の比較を示す。図5に示す動的解析はHRSGの図4に示す位置に制振装置30を合計12個(4×3)取り付け、制振装置31を合計3個取り付けた場合の結果である。
図5に示す結果は、一般の地震波(ELCENTRO TAFT 八戸)による地震応答解析を行ったものである。
図5に示すように、本実施例の構成では第一層(柱脚12と梁11のある部分で測定)と第二層(梁3のある部分で測定)共に一次設計地震動レベルにおいては、制振装置30、31を設置していない従来技術に比べて、地震応答加速度が約20%低減可能であることが分かった。また、この地震応答加速度の低減は地震動レベルが大きくなるほど低減効果も大きくなる。
横型HRSGは、HRSGそのもので自立する構造であるため一般の制振手法を適用するためには、構造的制約があり容易に適用できないが、本発明によれば、動的地震力を好適に低減することに対して効果がある。
本発明に使用する制振装置の概要を示し、図1(a)は挟み込み式制振装置の側面図、図1(b)は図1(a)の矢印A方向から見た図、図1(c)はY形制振装置の側面簡略図、図1(d)は図1(c)の装置に地震力が作用した場合に構造材料が変形した場合の履歴挙動を示す図であり、図1(e)は図1(c)のY形制振装置の図面左右方向に地震力が作用した場合の構造材の履歴挙動を示す。 本発明のガス流れ直交断面での挟み込み式制振装置の説明図を示す。 本発明のガス流れ方向側面でのY形制振装置の説明図を示す。 本発明における制振装置のHRSGへの設置個所を説明する図を示す。 本発明による動的地震応答量低減状態の説明図を示す。 排熱回収ボイラ(HRSG)の全体構造の斜視説明図を示す。 図6のHRSGの内部構造などの側断面略図(図7(a))と図7(a)のa−a線断面矢視図(図7(b))を示す。 HRSGケ−シングの側面外観図(図8(a))、図8(a)のa−a線断面矢視図(図8(b))、図8(b)の円A内のブレースの詳細構造図(図8(c))と円B内のブレースの詳細構造図(図8(d))を示す。 HRSGケ−シングの図8(a)のa−a線断面矢視図(図9(a))と図9(a)の円B内のブレースとケーシングとの接合部の詳細構造図(図9(b))を示す。 HRSGの動的地震応答特性の概念説明図を示す。
符号の説明
1 ケーシング 2 鋼板
3、9、11、14 梁 4 スチフナ
5 伝熱器 6 汽水分離ドラム
7 内部ブレース 8 水平ブレース
9 吊り梁 10 柱
12 柱脚 13 内部保温材
16 ピン 17 ブラケット
18 ブレース用板 18a ルーズ穴
20 脱硝装置 21 アーム
22 外部ブレース 30、31 制振装置

Claims (4)

  1. 内部に伝熱器を配置し、水平方向に流れるガスを入口部から導入して前記伝熱器でガスの熱を吸収して蒸気を発生させて出口部から排出させ、ガスが流れる側が保温材で覆われた横型筐体構造を有する排熱回収ボイラにおいて、
    筐体構造の排ガス入口部と出口部の間の排ガス流れに沿う両側壁面と上下壁面を構成するケーシングと、
    該ケーシングを補強するためのケーシング補強部材と、
    前記ケーシング内の排ガス流れに対して直交する方向の横断面内に設けられ、前記ケーシングとの間に接続部を有する内部ブレースと、
    前記ケーシングの下部に設けられ、地盤上に自立支持された柱脚と、
    該柱脚と前記ケーシング下壁面の補強部材との間に設けられた外部ブレースと、
    前記ケーシングと内部ブレースの接合部又は前記ケーシング補強部材と外部ブレースの接合部に設けた弾塑性変形により排ガス流れに対して直交方向とガス流れに沿った方向に作用する地震エネルギーをそれぞれ吸収する複数の制振装置とを備え、
    前記内部ブレースの一つは、排熱回収ボイラの熱伸びの起点を含む前記横断面に設けられ、
    弾塑性変形により排ガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する複数の制振装置は、排ガス流れと並行する方向に平面が向いた前記ケーシングと内部ブレースとの接続部に設けられ、
    弾塑性変形により排ガス流れに沿った方向に作用する地震エネルギーを吸収する複数の制振装置は、前記内部ブレースが設けられた前記熱伸びの起点を含む横断面から垂下した面を支持するケーシング下壁面の補強部材と外部ブレースの接合部に設けられる
    ことを特徴とする排熱回収ボイラ。
  2. 弾塑性変形により排ガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する制振装置は、ガス流れの最終部のケーシングの下壁面の補強部材の中央部と外部ブレースの接合部に設けられることを特徴とする請求項1記載の排熱回収ボイラ。
  3. 内部ブレースは排ガス流れに対して直交方向の横断面内で菱形又は山形に配置され、外部ブレースは山形又はV字形に配置されることを特徴とする請求項1記載の排熱回収ボイラ。
  4. ケーシングと内部ブレースとの接続部に設けた弾塑性変形によりガス流れに対して直交方向に作用する地震エネルギーを吸収する制振装置は、保温材の内部に設置されることを特徴とする請求項1記載の排熱回収ボイラ。
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