JP5000006B1 - ルーズフランジ式継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】
止水性能が高く、作業性、防錆性に優れたルーズフランジ式継手を従来品と同等のコストで提供する。
【解決手段】
ルーズフランジ(108)を、当該ルーズフランジ(108)の他端側面(108c)からルーズフランジ(108)の内周面(108h)に向かって縮径するようにテーパ状に形成されたテーパ面(108d)と当該テーパ面(108d)に連続して形成されたクランク部(108k)とを有するように構成し、クランク部(108k)に、管(102)の外周面(102a)に密着すると共にクランク部(108k)によって一端側への移動が規制される環状且つシール部材(112)よりも高硬度の支持部材(114)を備えることにより、組付時、当該支持部材(114)によってシール部材(112)の一端側への移動を規制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、管継手の技術分野に関し、特にポンプやバルブ等の据付け又は分解に便利なルーズフランジ式継手に関する。
従来、水道管等において、ポンプやバルブ、流量計等の据付又は分解の利便性を向上させるために、ルーズフランジ式継手が多く利用されている。ルーズフランジ式継手として例えば特許文献1(の特に図3)に開示がある。ここに開示されているルーズフランジ式継手と略同一構造のルーズフランジ式継手を図5に示す。
図5に示すルーズフランジ式継手1は、管2の一端に固定された固定フランジ4と、管2の他端から所定分だけ奥まった位置に固定された締付用フランジ6と、当該締付用フランジ6よりも他端側に配置され管2の軸方向に移動可能な環状のルーズフランジ8と、ルーズフランジ8よりも更に他端側に配置され管2の軸方向に移動可能な環状のディスタンスリング(カラー)10と、ルーズフランジ8、ディスタンスリング10及び管2の外周面2aの全てに弾性的に接触する環状のシール部材12と、を備えている。なお、符合16はガスケットであり、符合30はポンプやバルブ、流量計等が備わる相手方管である。また、ルーズフランジ8とディスタンスリング10の締め付け、及び、ルーズフランジ式継手1と相手方管30との締結はボルト20及びナット22により行なわれる。
ルーズフランジ式継手1には、その性質上不可避的に、相手方管30との間に調整代G1が存在する。また、管2に対してルーズフランジ8は軸方向に移動できる必要があるため不可避的に管2の外周面2aとルーズフランジ8の内周面8hの間には隙間G2が必要となる(図5拡大図部参照)。その結果、当該調整代G1及び隙間G2を介して管内部の水が外部に漏れ出る可能性がある。そこで、ルーズフランジ8、ディスタンスリング10及び管2の外周面2aの全てに弾性的に接触する環状のシール部材12を設けると共に、ルーズフランジ8とディスタンスリング10を締め付けることによりシール部材(丸ゴム輪)12を押し潰して管2の外周面2aに密着させて、ルーズフランジ8と管2との間に生じる隙間G2から水が漏れ出ることを防止している。
特開平9−14544号公報
しかしながら、管内の水圧が一定以上高圧となる場合には、図6に示している様に、シール部材12が管内圧力により押し出されてルーズフランジ8と管2との間に形成される隙間G2から「はみ出す」現象が生じ、この現象によりシール性能が低下して水漏れが発生する事があった。特にシール部材12はシール性能を発揮させるためにある程度硬度の低いゴム等の材料で構成されるが、そうであるが故に、管2とルーズフランジ8に偏心が生じれば(少なくとも隙間G2分だけ偏心する余地があり、管の自重によって偏心が生じる場合もある。)当該偏心により部分的に隙間G2が拡大してこの部分が「はみ出し」現象を誘発する。同様に、相手方管30との間に曲りが生じた場合などは上記現象に加えて、ルーズフランジ8とディスタンスリング10との間に隙間が生じ、当該隙間にシール部材12が「はみ出す」という現象も生じ得る。このようなシール部材12の「はみ出し」によってシール性能が低下し漏れが発生するのである。
この「はみ出し」を防止するには、例えば、管2の外周面2aとルーズフランジ8の内周面8hとの隙間G2が最小寸法となるように寸法管理を徹底して行ない対応することが可能である。しかしながら当該隙間G2を小さく設計すればする程、管2に対するルーズフランジ8の取付・取外しが困難となり作業性が悪くなるという問題が顕在化する。更に加えて隙間G2を小さく設計すればする程、ルーズフランジ8の挿し口(管2におけるルーズフランジ8を取り付ける側の端部周辺)の外周面2aやルーズフランジ8の内周面8hに厚膜塗装を行なうことができないので(接触して剥がれてしまう)、その他の部分に比べて錆に弱く、長期的に発錆を防ぐことが困難であった。
本発明は、上記問題点を解決することをその課題としている。
上記課題を解決するべく、本願発明は、管(102)の一端に固定された固定フランジ(104)と、前記管(102)の他端から所定分だけ奥まった位置に固定された締付用フランジ(106)と、当該締付用フランジ(106)よりも前記他端側に配置され前記管(102)の軸方向に移動可能な環状のルーズフランジ(108)と、当該ルーズフランジ(108)よりも更に前記他端側に配置され前記管(102)の軸方向に移動可能な環状のディスタンスリング(110)と、前記ルーズフランジ(108)、前記ディスタンスリング(110)及び前記管(102)の外周面(102a)の全てに弾性的に接触する環状のシール部材(112)と、を備えたルーズフランジ式継手(100)であって、前記ルーズフランジ(108)は、当該ルーズフランジ(108)の前記他端側面(108c)から前記ルーズフランジ(108)の内周面(108h)に向かって縮径するようにテーパ状に形成されたテーパ部(108d)と当該テーパ部(108d)に連続して形成されたクランク部(108k)とを有し、当該クランク部(108k)に、前記管(102)の外周面(102a)に密着すると共に前記クランク部(108k)によって管外側への移動が規制される環状且つ前記シール部材(112)よりも高硬度のゴム製の支持部材(114)を備えることにより、組付時、当該支持部材(114)によって前記シール部材(112)に対して管内からの圧力が加わった際の当該シール部材(112)の管外側への移動を規制すると共に組付時の圧力によって半径方向の厚みを増すことにより前記管(102)に対して前記ルーズフランジ(108)を半径方向に位置決めすることを特徴とする。
このような構成を採用したことによって、管(102)の外周面(102a)とルーズフランジ(108)の内周面(108h)との隙間を支持部材(114)が塞ぐため、シール部材(112)に掛かる管内圧力が高くなっても「はみ出し」が生じる事を防止することができる。更に「はみ出し」が防止できることにより、シール部材(112)に内圧が掛かれば掛かる程テーパ面(108d)や管(102)の外周面(102a)に対しての密着力が高くなるという所謂「セルフシール効果」が発揮されるので、管内圧力に応じて十分な止水効果を発揮させることができる。また、前記ルーズフランジ(108)と前記ディスタンスリング(110)を締結手段(120、122)によって密着させることによって前記支持部材(114)の半径方向の厚み(H)が増し、これにより前記管(102)に対して前記ルーズフランジ(108)が半径方向に位置決めされるといった構成を採用してもよい。支持部材(114)は、元々シール部材(112)よりも硬度の高い材料で構成されているので、支持部材(114)がディスタンスリング(110)から軸方向に押圧されて半径方向の厚みが増せば管(102)に対するルーズフランジ(108)の半径方向位置を強固に(硬度の低いシール部材が単独で位置決めするよりも強固に)位置決めすることが可能となる。即ち、支持部材(114)を設けたことによって、管(102)に対するルーズフランジ(108)の偏心も生じ難くなるので、シール部材(112)の「はみ出し」の原因を元から絶つことができるという特有の効果を発揮している。更に、これによって半ば自動的に「心出し」が行なわれるので、施工が容易となるというメリットもある。
また、前記支持部材(114)の前記一端側面を金属板(114b)で補強して構成することも可能である。このような構成を採用することによって、支持部材(114)自体の変形をもより確実に防止して、より高圧の状況においても漏れを防止することが可能となる。
本発明を適用することで、従来のルーズフランジ式継手に比べて止水性能を飛躍的に高めることができる。また、管に対するルーズフランジの設計寸法に余裕を持たせることができるのでルーズフランジの取付・取外し作業が容易となる。更にルーズフランジ式継手におけるルーズフランジの挿し口外周面やルーズフランジ内周面に厚膜塗装を行なうことが可能となるので、長期に渡って防錆効果を発揮させることができる。また、本発明を適用するにあたって複雑な機構や構造を要しないので、従来品と同等のコストで提供することができる。
本発明に係るルーズフランジ式継手の一部断面全体構造図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 シール部材周辺の拡大図である。 シール部材及び支持部材の状態を示した図であって、(a)がルーズフランジとディスタンスリング締付前の状態図、(b)が締付後の状態図である。 従来のルーズフランジ式継手の構造図である。 従来のルーズフランジ式継手におけるシール部材周辺拡大図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例であるルーズフランジ式継手について説明を加える。なお、図面理解容易の為、各部の大きさや寸法を誇張して表現している部分があり、実際の製品と必ずしも一致しない部分があることを付記しておく。また各図面は符号の向きに見るものとし、当該向きを基本に上下左右、手前、奥と表現する。
〈ルーズフランジ式継手の構成〉
本願発明に係るルーズフランジ式継手100は、図1に示しているように、管102の一端(図1において右側端)に固定された固定フランジ104と、管102の他端102bから所定分だけ奥まった位置に固定された締付用フランジ106と、当該締付用フランジ106よりも他端102b側に配置され管102の軸方向に移動可能な環状のルーズフランジ108と、当該ルーズフランジ108よりも更に他端102b側に配置され管102の軸方向に移動可能な環状のディスタンスリング(カラー)110とを備える。
また、ルーズフランジ108の内周面側が所定形状に凹んで形成されており(この点詳細は後述する。)、この凹み部分に、ルーズフランジ108とディスタンスリング110と管102の外周面102aの全てに弾性的に接触する環状のシール部材112と、当該シール部材112を支える支持部材114が備わっている。
締付用フランジ106、ルーズフランジ108及びディスタンスリング110のそれぞれには貫通孔106a、108a、110aが形成されており(この点図2を参照)、また同様に、相手方管30のフランジ32にも貫通孔32aが設けられており、これら貫通孔32a、106a、108a、110aに挿通されるボルト120及びナット122(締結手段)によって、ガスケット116を介して相手方管30と接続される。
管102は、例えば内径(呼び径)が1000mmとされ、肉厚が20mmとされている。材質はダグタイル鋳鉄(FCD420−10)であり、固定フランジ104及び締付用フランジ106は管102と共に一体的に鋳物成形されている。また表面は防食性向上のため厚膜塗装が施されている。
ディスタンスリング110は断面矩形且つ環状(リング状)に形成されている。材質は同じくダグタイル鋳鉄(FCD420−10)であり、ボルト120を挿通させるための貫通孔110aが所定の間隔で(例えば24個)形成されている。なおディスタンスリング110は管102を挿通させて且つ管102に対して軸方向にスライドできる必要があるので、ディスタンスリング110の内径は管102の外径よりも大きく余裕を持って設計されている。
ルーズフランジ108も多くの部分でディスタンスリング110と共通しており、断面略矩形且つ環状(リング状)に形成されている。材質は同じくダグタイル鋳鉄(FCD420−10)であり、ボルト120を挿通させるための貫通孔108aが所定の間隔で(例えば24個)形成されている。なおルーズフランジ108も管102を挿通させて且つ管102に対して軸方向にスライドできる必要があるので、ルーズフランジ108の内径は、ディスタンスリング110と同様に、管102の外径よりも大きく余裕を持って設計されている。
更にルーズフランジ108は、シール部材112や支持部材114を保持するためのテーパ面108dやクランク部108kが形成されている(図3を参照)。テーパ面108dは、ルーズフランジ108の他端102b側面(ディスタンスリング110と接する面)108cから所定の角度θ(ここでは45°)でルーズフランジ108の内周面108h側に向かって縮径するように形成されている。このテーパ面108dに連続して拡径・縮径すること無く同一の内径を保つように(即ち管102の外周面102aと平行となるように)形成された水平面108fと、当該水平面108fの一端から垂直に内周方向に立ち上がる垂直面108gが形成されている。更にこの垂直面108gは内周面108hへと連続する。この水平面108f、垂直面108g及び内周面108hによってクランク部108kが構成される。
テーパ面108dには、断面丸型の環状のシール部材(丸ゴム輪)112が当接するように配置されている。このシール部材112は、例えば、スチレン・ブタジエンゴム(styrene-butadiene rubber:SBR)やニトリルゴム(nitrile
rubber:NBR)で構成されている。
また、クランク部108kに、断面矩形の環状の支持部材114が嵌まり込むように備わっている。支持部材114は管102の外周面102aに密着すると共にクランク部108kによって一端側(固定フランジ104側)への移動が規制される。また、支持部材114もシール部材112と同じく、例えば、スチレン・ブタジエンゴム(styrene-butadiene rubber:SBR)やニトリルゴム(nitrile
rubber:NBR)で構成されている。一方支持部材114のゴムの硬度はシール部材112のそれよりも高いもの(例えばHA90:JISK 6353)を採用している。
また、支持部材114は硬質ゴムで構成されたゴム部114aとステンレス(SUS304)製の補強プレート(金属板)114bとから構成されている。この補強プレート114bはクランク部の108kの垂直面108g側に設けられている。
支持部材114の自由状態の幅W1は、ルーズフランジ108の水平面108fの長さW2よりも大きく構成されている(図4を参照)。一方、支持部材114の自由状態の厚みH1は、管102の外周面102aと水平面108fまでの高さH2よりも小さく構成されている。
〈ルーズフランジ式継手の作用・機能〉
ルーズフランジ式継手100と相手方管30を組み付けてボルト120、ナット122で締結してゆくと、図4(a)に示しているように徐々にシール部材112が押し潰されはじめる。更に強固に締結すると図4(b)に示した状態となる。即ち、シール部材112が、ディスタンスリング110の一端側面110bとテーパ面108dと管102の外周面102aと支持部材114の全てに密着して、これらに囲まれた空間の形状に従って変形する。同時に、支持部材114は、シール部材112から押圧されるので、軸方向の幅が縮まる(W1→W2)と共に半径方向の厚みが増す(H1→H2)ように変形する。
その結果、管102の外周面102aとルーズフランジ108の内周面108hとの隙間G2を支持部材114が塞ぐため、シール部材112に掛かる管内圧力が高くなっても「はみ出し」が生じる事はない。またこのように隙間G2からの「はみ出し」が防止できることにより、シール部材112に内圧が掛かれば掛かる程テーパ面108dや管102の外周面102aに対しての密着力が高くなるという所謂「セルフシール効果」が発揮されるので(図3を参照)、管内圧力に応じて十分な止水効果を発揮させることができる。
また、ルーズフランジ108とディスタンスリング110をボルト120、ナット122によって密着させることによって支持部材114の半径方向の厚みが増し(H1→H2)、これにより管102に対してルーズフランジ108が半径方向に強固に位置決めされる。支持部材114は、元々シール部材112よりも硬度の高い材料で構成されているので、支持部材114がディスタンスリング110から軸方向に押圧されて半径方向の厚みが増せば管102に対するルーズフランジ108の半径方向位置を強固に(硬度の低いシール部材が単独で位置決めするよりも強固に)位置決めすることが可能となる。即ち、支持部材114を設けたことによって、管102に対するルーズフランジ108の偏心も生じ難くなるので、シール部材112の「はみ出し」の原因を元から絶つことができるという特有の効果を発揮している。更に、これによって半ば自動的に「心出し」が行なわれるので、施工が容易となるというメリットもある。なお、支持部材114を介在させることによってシール部材112の「はみ出し」や偏心を防止できることから、管2の外周面2aとルーズフランジ8の内周面8hとの隙間G2が最小寸法となるように寸法管理を徹底して行う必要がなく余裕を持った設計ができる。その結果、ルーズフランジ108の取付・取外し作業も容易となる。加えて、ルーズフランジ108の挿し口の外周面102aやルーズフランジ108の内周面108hにも厚膜塗装を行なうことができるので、長期間に渡って発錆を防止することができる。
なお、支持部材114の一端側面を補強プレート114bで補強しているので、支持部材114自体の変形をもより確実に防止して、より高圧の状況においても漏れを防止することが可能となっている。
なお上記は水道管を例に説明しているが、本発明に係るルーズフランジ式継手は水道管に限定されるものではない。下水管やその他の液体更には気体(ガス)を流す管構造の継手として広く適用することが可能である。
また、管の大きさや材質など上記説明した内容のものに限定されないことを付記しておく。
100・・・ルーズフランジ式継手
102・・・管
102a・・・管外周面
104・・・固定フランジ
104a、106a、108a、110a・・・ボルト孔
106・・・締付用フランジ
108・・・ルーズフランジ
108d・・・テーパ面
108f・・・水平面
108g・・・垂直面
108h・・・ルーズフランジ内周面
108k・・・クランク部
110・・・ディスタンスリング(カラー)
112・・・シール部材
114・・・支持部材(バックアップリング)
120・・・ボルト
122・・・ナット

Claims (2)

  1. 管(102)の一端に固定された固定フランジ(104)と、前記管(102)の他端から所定分だけ奥まった位置に固定された締付用フランジ(106)と、当該締付用フランジ(106)よりも前記他端側に配置され前記管(102)の軸方向に移動可能な環状のルーズフランジ(108)と、当該ルーズフランジ(108)よりも更に前記他端側に配置され前記管(102)の軸方向に移動可能な環状のディスタンスリング(110)と、前記ルーズフランジ(108)、前記ディスタンスリング(110)及び前記管(102)の外周面(102a)の全てに弾性的に接触する環状のシール部材(112)と、を備えたルーズフランジ式継手(100)であって、
    前記ルーズフランジ(108)は、当該ルーズフランジ(108)の前記他端側面(108c)から前記ルーズフランジ(108)の内周面(108h)に向かって縮径するようにテーパ状に形成されたテーパ部(108d)と当該テーパ部(108d)に連続して形成されたクランク部(108k)とを有し、
    当該クランク部(108k)に、前記管(102)の外周面(102a)に密着すると共に前記クランク部(108k)によって管外側への移動が規制される環状且つ前記シール部材(112)よりも高硬度のゴム製の支持部材(114)を備えることにより、組付時、当該支持部材(114)によって前記シール部材(112)に対して管内からの圧力が加わった際の当該シール部材(112)の管外側への移動を規制すると共に組付時の圧力によって半径方向の厚みを増すことにより前記管(102)に対して前記ルーズフランジ(108)を半径方向に位置決めする
    ことを特徴とするルーズフランジ式継手。
  2. 請求項1において、
    前記支持部材(114)の前記一端側面が金属板(114b)で補強されている
    ことを特徴とするルーズフランジ式継手。
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