JP2017133589A - 補修用継手 - Google Patents

補修用継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2017133589A
JP2017133589A JP2016013539A JP2016013539A JP2017133589A JP 2017133589 A JP2017133589 A JP 2017133589A JP 2016013539 A JP2016013539 A JP 2016013539A JP 2016013539 A JP2016013539 A JP 2016013539A JP 2017133589 A JP2017133589 A JP 2017133589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
repair
seal
joint
end plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016013539A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6713287B2 (ja
Inventor
池 田 信太郎
Shintaro Ikeda
田 信太郎 池
田 進 一 淺
Shinichi Asada
田 進 一 淺
川 幸 典 森
Yukinori Morikawa
川 幸 典 森
鬼 明 人 三
Akito Miki
鬼 明 人 三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victaulic Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victaulic Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victaulic Company of Japan Ltd filed Critical Victaulic Company of Japan Ltd
Priority to JP2016013539A priority Critical patent/JP6713287B2/ja
Publication of JP2017133589A publication Critical patent/JP2017133589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6713287B2 publication Critical patent/JP6713287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

【課題】第1配管1と第2配管2のうち、第2配管2の外径が変わっても容易に調整可能な補修用継手10を提供する。
【解決手段】補修用継手10は複数の分割ハウジング11を有し、各分割ハウジング11は分割スリーブ11Aと、分割スリーブ11Aの一端に設けられた端板21aと、分割スリーブ11Aの他端に設けられた取付板22とを備えている。端板21aには第1配管1との間で第1シール空間25aを形成する第1連結板41aが設けられている。取付板22には対向端板21bが取付けられ、対向端板21bには第2配管2との間で第2シール空間25bを形成する第2連結板41bが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体を流通する第1配管と第2配管との間の漏洩部位に設置される補修用継手に係り、とりわけいずれかの配管の外径が変わっても容易に設置することができる補修用継手に関する。
水道管や工業用配管などの埋設後、経年変化、地盤の変動により、パッキングや管体あるいは継手部の老化、腐食、衝撃等に原因した亀裂や損耗、溶接部の劣化は管を流通する液体の漏洩の原因となる。漏洩発生時における補修方法として従来の典型的な方法は、故障部分を場合によっては切出し、交換することであり、交換によって破損ないし損耗した部体を更新し、従前通りの管路に復元する。一般的に水や工業用液材などが流通している管路においては、このような補修が発生するとその流通を遮断しなければならず、当該管路系を利用する下流域全般の生活ないし営業に支障を来す不都合がある。又、目的の部体を交換するためには当該部体に接続された隣接部体に対してもそれなりの手当てを施すことが必要であるからその総工数は大であり、特に埋設管などにおいては著しく大きな工数を必要とする。
そこで、液体を流通する配管からの漏洩の対応方法を改善するものとして、漏洩部位を含む補修対象継手全体を覆い被せる補修用継手が提案されている。
このような補修用継手として、第1配管と第2配管とを外周から覆うとともに、複数の分割ハウジングを含むものが知られている。
このような補修用継手は円周方向に複数、例えば2つに分割された上述の分割ハウジングを含む。
通常、漏洩部位は第1配管と第2配管との間に形成され、補修用継手はこの第1配管と第2配管を跨ぐよう、第1配管と第2配管の外周に設置される。そして補修用継手は第1配管と第2配管の外径に応じて作製され、例えば第2配管の外径が変わるとその都度作製しなければならない。
特開平5−118491 特開2012−37041
http://www.victaulic.co.jp/products/repair_rs.html、「補修継手、リペアスリーブ RS型 製品カタログ 」「日本ヴィクトリック株式会社、ホームページ,平成27年7月15日
本願発明は、このような点を考慮してなされたものであり、第1配管と第2配管のうち、例えば第2配管の外径が変わっても、容易に調整して使用することができる補修用継手を提供することを目的とする。
本発明は、第1配管と第2配管とを外周から覆うとともに、複数の分割ハウジングを含む補修用継手において、各分割ハウジングは前記第1配管と前記第2配管を外周から覆う分割スリーブと、前記分割スリーブの一端に設けられた端板と、前記分割スリーブの他端に設けられた取付板とを備え、前記端板に前記第1配管との間に第1シールリングを収容する第1シール空間を形成する第1連結板が設けられ、前記取付板に前記端板と対をなす対向端板が取外自在に設けられ、この対向端板に前記第2配管との間に第2シールリングを収容する第2シール空間を形成する第2連結板が設けられていることを特徴とする補修用継手である。
本発明は、前記第1配管の軸線と前記第2配管の軸線は互いに非平行となっていることを特徴とする補修用継手である。
本発明は、前記第1配管の軸線と前記第2配管の軸線は互いに平行となっていることを特徴とする補修用継手である。
本発明によれば、第1配管と第2配管のうち、例えば第2配管の外径が変わっても容易に調整して使用することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る補修用継手を示す正面模式図。 図2は本発明の第1の実施の形態に係る補修用継手を示す側面模式図。 図3は図2の部分拡大図。 図4は本発明の第1の実施の形態に係る補修用継手のシールリング断面の軸圧が負荷されない場合を示す模式図。 図5は本発明の第1の実施の形態に係る補修用継手のシールリング断面の軸圧が負荷される場合を示す模式図。 図6は本発明の第1の実施の形態に係る補修用継手のシールリング断面の軸圧が図4と図5の中間程度負荷される場合を示す模式図。 図7は本発明の変形例に係る補修用継手の側面模式図。 図8は本発明の第2の実施の形態に係る補修用継手を示す側面模式図。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の実施形態による補修用継手について図1および図2により説明する。
本実施の形態による補修用継手10は図2に示すように、中心を通る軸線をもつ円筒状の漏洩管(第1配管)1と、中心を通る軸線をもつ円筒状の漏洩管(第2配管)2とを外周から覆うものであり、複数、例えば2つの分割ハウジング11,11を含んでいる。
このうち上方の分割ハウジング11は補修用継手10の上半部を構成し、下方の分割ハウジング11は補修用継手10の下半部を各々構成する。
さらに図3に示すように、各分割ハウジング11は第1配管1と第2配管2を外周から覆う半円筒状の分割スリーブ11Aと、分割スリーブ11Aの第1配管1側の一端に設けられた端板21aと、分割スリーブ11,11の第2配管2側の他端に設けられた取付板22とを備えている。
そして端板21aには第1配管1との間に第1シールリング30aを収納する第1シール空間25aを形成する第1連結板41aが取付けられている。また取付板22には、端板21aと対をなす対向端板21bがボルト42およびナット43により取付板22に対して取外自在に設けられている。さらに対向端板21bには、第2配管2との間に第2シールリング30bを収容する第2シール空間25bを形成する第2連結板41bが取付けられている。
ところで、図2の右方へ伸びる補修対象の第1配管1と、図2の左方へ伸びる補修対象の第2配管2とは互いの接合面3でボルト等の継手機構によって(図示しない)連結されている。また補修対象の第1配管1と第2配管2は何らかの事情で継手部分に曲がりを生じ、曲がり角を呈する(図2のθ°を参照)。すなわち、第1配管1の軸線と第2配管2の軸線は非平行となっている。
第1配管1と第2配管2の補修用継手10に対する相対曲がり角に対する所定の許容値が2.5°と設定されれば、交叉角2.5°の補修管では2.5°±2.5°、すなわち、0°〜5°の補修対象の第1配管1と第2配管2の曲がり角の範囲のものに対応可能である。
この部位での液体の漏洩が第1配管1と第2配管2の継手部で発見されたとする。図2の上部には、本発明の補修用継手10の縦断面模式図を示す。図2の下部には補修用継手10を外観から見た側面模式図を示す。
上述のように本発明の補修用継手10は、補修対象3の補修対象の第1配管1と第2配管2の外周を密封して覆うよう設置され、各分割ハウジング11は上部及び下部に分割されているものがボルト13、ナット14で連結される(図1参照)。図2に示されているように、補修用継手10の上部および下部の分割ハウジング11は第1配管1との間に、第1シール空間25aを形成する第1連結板41aと第2配管2との間に第2シール空間25bを形成する第2連結板41bとを有し、これら第1シール空間25aと第2シール空間25bは円環状に形成されている。また第1シール空間25a内に収容される第1シールリング30aおよび第2シール空間25b内に収容される第2シールリング30bは、弾性ゴムからなる。また第1シールリング30aおよび第2シールリング30bは、いずれもくさび形状をもつシールリング31,32を含む。
次に第1シール空間25a内に収容される第1シールリング30aおよび第2シール空間25b内に収容される第2シールリング30bについて説明する。
第1シールリング30aおよび第2シールリング30bは、第1シール空間25aおよび第2シール空間25b内に収容され、シール押さえリング金具24a,24bを第1シール空間25aおよび第2シール空間25b内に嵌め込み、シール押さえリング金具24a,24bの円周方向に複数穿孔されたボルト孔を介してボルト23a,23bをナットで締結する。このとき、シール押さえリング金具24a,24bにより、前記シールリング31,32は軸方向に圧縮され、対向されているくさび部がずり上がり、図のシールリング溝上面、シールリング溝底面、軸方向のシール溝面側面で密封シールが形成される(図4乃至図6参照)。ここで図4乃至図6は第1シールリング30aの構造を示すが、第2シールリング30bも第1シールリング30aと略同一の構造をもつ。
この場合、シールリング31,32のくさび角αは37.5°に形成され、従来、用いられていた30°に比して約30%の余裕が生じる。
補修用継手10は、分割ハウジング11が連結されれば、円形空洞を形成するが左右の円軸芯は互いに交叉されて成形されている。本実施態様では、交叉角θは2.5°として分割ハウジング11が成形されている。交叉角が0°であれば、補修用継手の端板は左右の軸に対して双方共に90°で加工されているが、本実施の形態において、上半部の分割ハウジング11のうち、分割スリーブ11Aと端板21aとの間の角Aは88.75°として成形され、下半部の分割ハウジング11のうち分割スリーブ11Aと端板21aとの間の角Aは91.25°として成形され、補修用継手10が組まれれば、左右合計で2.5°の交叉角を生成する。
このように本実施態様では補修用継手10は交叉角は2.5°を有し、シールリング31,32の弾性が許す範囲で補修対象管1と2の曲がり角θ°へ適合し、シールリング31,32の対向するくさび部、シール受入部20に対向する補修対象の第1配管1および第2配管2の外表面、第1シール空間25aおよび第2シール空間25bの内孔部でシール面を形成し、補修対象の第1配管1と第2配管2との間から漏れ出る輸送液体を補修用継手10内で密封する。補修用継手10の上端には空気出入口47、下端にはドレン排水口48が設けられているが、これらは施工時に閉栓され、補修後には補修用継手10内部は密封状態となる。
図4は、第1シールリング30aを構成するシールリング31,32に軸圧が負荷されない場合の組立時のシール部断面図を示す。対向配置されるくさび形のシールリング31,32の一方のシールリング31の上面には溝(リップ)34が形成され、他方のシールリング34の斜面および底面には溝(リップ)35,33が各々設けられ、第1シールリング30aの高さはHとなっている。軸方向に締結力がかかるとシールリング31,32は軸方向に圧縮されて脹らみ、第1シール空間25aの上下のシール面を密封する。くさび形の斜面同士は対向する斜面上で軸方向に締結力がかかると軸方向に圧縮されてずり上がり、第1シールリング30aの高さはH”となり、さらにシール圧が増す。このくさび角αは37.5°に形成されており、30°に形成される場合に比して、ずり上がり効果が増すため、シールの密封効果はさらに増す(図5参照)。なお、軸方向への締結力を中間程度とした場合は、シールリング31,32の斜面上でのずり上がり量は、中間程度となる(図6参照)。このとき第1シールリング30aの高さはH’となる。
補修対象の第1配管1と第2配管2の曲がり角θ°が、例えば4°の場合に補修用継手10の交叉角は2.5°のものを用いて補修する実施形態を示すが、補修対象の第1配管1と第2配管2の曲がり角θ°が5°以下の場合には、補修用継手10の交叉角は2.5°のものを用いて補修することができ、補修対象の第1配管1と第2配管2の曲がり角θ°が大きくθ=7.5°の場合であれば、補修用継手10は交叉角も大きく5°〜10°の範囲内のものを選択すればよい。補修用継手10の上下の分割ハウジング11が連結されれば、円形空洞を形成する、左右の円軸芯の交叉角が予め設定された交叉角をもって成形され、輸送液体漏洩の場合には、適切な交叉角の補修用継手10を適宜選択すればよい。
漏洩継手の両側の管路の曲がり角に対する許容値を5°とすれば、補修対象の第1配管1と第2配管2の曲がり角θ°が、例えば4°の場合でも補修用継手10の交叉角は5°のものを用いて補修することも可能で、交叉角5°のものは、補修対象の第1配管1と第2配管2の曲がり角θ°が0°〜10°のものまで対応可能ということとなる。このように補修用継手10の上下の分割ハウジング11が連結されれば、円形空洞を形成する。そして左右の円軸芯の交叉角が予め設定された交叉角をもって成形され、輸送液体漏洩の場合には、適切な交叉角の補修用継手10を適宜選択すればよい。
図7は、本発明にかかる補修用継手の補修方法S100の各段階を示すフローチャートである。補修用継手の補修方法は、予め漏洩継手の両側の管路の曲がり角のうち所定の許容値内に収まる曲がり角範囲を決定する曲がり角を設定する第一の段階S101と、
分割ハウジング11であって、組立時に前記分割ハウジング11の内部に形成される管路は当該管路の一方の開口端中心から継手部中心に向う管路中心線と他方の開口端中心から継手部中心に向う管路中心線とがなす交叉角が当該交叉角に対して前記曲がり角範囲内の交叉角に形成されるべき管路となる空隙部を形成し、かつ第1シール空間25aと第2シール空間25bを有する分割ハウジング11を予め用意する準備段階S102と、
補修対象の継手の変位測定値を用い、当該継手の両側の管路の曲がり角が前記所定の曲がり角以下であることの検定を含む組立段階前段S103と、
シールリングであって内封液圧によって液封シール圧を増加させる自己増圧機能を備える溝をシール当接面に有する弾性体シールリング31,32を有する第1シールリング30aと第2シールリング30bを第1シール空間25aおよび第2シール空間25b内に配設する組立段階後段S104と、
を含む。
なお、補修用継手10の各分割ハウジング11を用意した後、例えば第1配管1と第2配管2のうち、第2配管2の外径が予想した値より大きい場合、あるいは小さい場合、この第2配管2の外径に合わせて対向端板21bの位置を調整する段階も含む。図3に示すように分割ハウジング11の対向端板21bは分割スリーブ11Aの他端に設けられた取付板22に取外自在に設けられている。このため、例えば第2配管2の外径が予想した値より大きい場合、対向端板21bを取付板22から取外す。
次に大きな外径をもつ第2配管2に適合した新たな対向端板21bを取付板22に取付ける。このことにより、大きな外径をもつ第2配管2に合わせて補修用継手10全体を作製する必要はなく、補修現場において大きな外径をもつ第2配管2に合わせて新たな対向端板21bを取付板22に設置するだけで、第2配管2に適合して補修用継手10の形状を調整することができる。
なお、上記実施の形態において、補修用継手10の第2配管2側の対向端板21bを取付板22に取付自在に設けた例を示したが、これに限らず、分割スリーブに別の取付板を設けこの取付板に第1配管1側の端板21を対向端板21bと同様、取外自在に設けてもよい。
補修用継手の両側の管路の曲がり角のうち所定の許容値内に収まる曲がり角範囲を決定する曲がり角を設定する第一の段階S101では、第1配管1および第2配管2の左右の接続関係、例えばスリーブ構造によるもの、漏洩継手の両側の管路の管径、外周の材質、面精度、液圧及び漏出量等によって変動し得る、曲がり角のうち所定の許容値を、例えば、許容値を2.5°と定める。
分割ハウジング11を予め用意する準備段階S102では、補修該当エリアから定まる漏洩管の統計的基礎数値から、所定の規定割合がその範囲に収まる分割ハウジング11を予め想定数量用意する。例えば、曲がり角θ°が0°〜5°までのものが漏洩管の92%が収まると想定するのであれば、2.5°の交叉角の補修用継手10をある程度の数量を準備する。曲がり角θ°が0°〜10°までのものが漏洩管の98%を占めてこれらをカバーするのであれば、2.5°の交叉角及び7.5°の補修用継手10を二種類準備する段階である。なお、上述のように、第2配管2の外径が変化した場合は、補修用継手10を変換する必要はなく、新たな対向端板21bのみを交換して対応する。
組立段階前段S103では、補修用継手10の両側の管路の曲がり角が前記所定の曲がり角以下であることの検定を行い、例えば、補修用継手10の両側の管路の曲がり角が4°であれば、2.5°の交叉角の補修用継手を選択し、当該補修用継手10の両側の管路の曲がり角が4°であれば、この4°が選択された2.5°の交叉角の補修用継手10の曲がり角に対する許容値±2.5°内に収まる0°〜5°の曲がり角範囲にあることを検定する。
組立段階後段S104では、分割ハウジング11の第1シール空間25aおよび第2シール空間25b内にくさび形のシールリング31,32のくさび形状部を対向させて収納し、シール押さえリング金具24a,24bを第1シール空間25aおよび第2シール空間25b内に嵌め込み、シール押さえリング金具24a,24bの円周方向に複数穿孔されたボルト孔を介して軸方向ボルト23a,23bをナットで締結する。この場合、リング金具24a,24bで前記シールリング31,32は圧縮され、対向させているくさび部がずり上がり、図5に示すシールリング31の溝34の上面、シールリング32の溝33の底面、シールリング32の軸方向のシール溝35の側面で密封シールが形成される。
なお、シールリング31,32の断面は、内封圧力によって、軸方向半径内外方向へ拡がり易く補修対象の漏洩管の曲がり変位がある場合にも適用できるものであれば、断面形状に制約はなく、V形でも、均一に拡がるC形でもよい。
<第2の実施の形態>
次に本発明の第2の実施の形態について図8により説明する。
図8に示す第2の実施の形態は、補修用継手10が設置される円筒状の第1配管1と円筒状の第2配管2は継手部分に曲がりがなく、配管1の軸線と配管2の軸線は平行となっている。
図8に示す第2の実施の形態において、他の構成は図1乃至図7に示す第1の実施の形態と略同一である。
図8において、図1乃至図7に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8に示すように、第1配管1と第2配管2とは継手部分に曲がりがないため、両者の間の曲がり角θは0°となっている。また補修用継手10の交差角も0°となっているため、上部の分割ハウジング11の分割スリーブ11Aと端板21aとの間の角Aは90°となっており、下部の分割ハウジング11の分割スリーブ11Aと端板21aとの間の角Aも90°となっている。
図8に示す第2の実施の形態においても、図1乃至図7に示す第1の実施の形態の場合と同様、例えば第2配管2の外径が予想した値より大きい場合、対向端板21bを取付板22から取外す。
次に大きな外径をもつ第2配管2に適合した新たな対向端板21bを取付板22に取付ける。このことにより、大きな外径をもつ第2配管2に合わせて補修用継手10全体を作製する必要はなく、補修現場において、大きな外径をもつ第2配管2に合わせて新たな対向端板21bを取付板22に設置するだけで、第2配管2に適合して補修用継手10の形状を調整することができる。
1 第1配管
2 第2配管
3 接合面
10 補修用継手
11 分割ハウジング
13 ボルト
14 ナット
21a 端板
21b 対向端板
22 取付板
23a,23b ボルト
24a,24b シール押さえリング金具
25a 第1シール空間
25b 第2シール空間
30a 第1シールリング
30b 第2シールリング
31 シールリング
32 シールリング
33 溝
34 溝
35 溝
41a 第1連結板
41b 第2連結板
H 無負荷時の組立シールリング高さ
H” 負荷時の組立シールリング高さ
H’ 無負荷時と上記負荷時の中間状態の負荷時の組立シールリング高さ
θ 第1配管と第2配管との間の曲がり角
α シールリングくさび角

Claims (3)

  1. 第1配管と第2配管とを外周から覆うとともに、複数の分割ハウジングを含む補修用継手において、
    各分割ハウジングは前記第1配管と前記第2配管を外周から覆う分割スリーブと、
    前記分割スリーブの一端に設けられた端板と、
    前記分割スリーブの他端に設けられた取付板とを備え、
    前記端板に前記第1配管との間に第1シールリングを収容する第1シール空間を形成する第1連結板が設けられ、前記取付板に前記端板と対をなす対向端板が取外自在に設けられ、この対向端板に前記第2配管との間に第2シールリングを収容する第2シール空間を形成する第2連結板が設けられていることを特徴とする補修用継手。
  2. 前記第1配管の軸線と前記第2配管の軸線は互いに非平行となっていることを特徴とする請求項1記載の補修用継手。
  3. 前記第1配管の軸線と前記第2配管の軸線は互いに平行となっていることを特徴とする請求項1記載の補修用継手。
JP2016013539A 2016-01-27 2016-01-27 補修用継手 Active JP6713287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016013539A JP6713287B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 補修用継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016013539A JP6713287B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 補修用継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017133589A true JP2017133589A (ja) 2017-08-03
JP6713287B2 JP6713287B2 (ja) 2020-06-24

Family

ID=59503429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016013539A Active JP6713287B2 (ja) 2016-01-27 2016-01-27 補修用継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6713287B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020193638A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 コスモ工機株式会社 継手の接続方法及びその継手
CN114458860A (zh) * 2022-02-18 2022-05-10 成都川越消防工程有限公司 一种地下管线防渗漏结构及其安装方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS489413U (ja) * 1971-06-11 1973-02-02
JPS4810671Y1 (ja) * 1967-06-05 1973-03-22
JPH07139684A (ja) * 1993-10-27 1995-05-30 Seibu Polymer Corp 管路用漏水補修伸縮可撓継手
JPH11351491A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Nippon Victaulic Kk 管体補修方法およびその機構
JP2000179781A (ja) * 1998-12-14 2000-06-27 Nkk Corp 既設管の外側補修構造及び外側補修工法
JP2000283378A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Nkk Corp 埋設管の外面補修装置及び外面補修方法
JP2013133857A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Victaulic Co Of Japan Ltd 補修伸縮可撓継手
JP2015040590A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 日本ヴィクトリック株式会社 可撓継手補修装置及び補修方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810671Y1 (ja) * 1967-06-05 1973-03-22
JPS489413U (ja) * 1971-06-11 1973-02-02
JPS548408Y2 (ja) * 1971-06-11 1979-04-18
JPH07139684A (ja) * 1993-10-27 1995-05-30 Seibu Polymer Corp 管路用漏水補修伸縮可撓継手
JPH11351491A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Nippon Victaulic Kk 管体補修方法およびその機構
JP2000179781A (ja) * 1998-12-14 2000-06-27 Nkk Corp 既設管の外側補修構造及び外側補修工法
JP2000283378A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Nkk Corp 埋設管の外面補修装置及び外面補修方法
JP2013133857A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Victaulic Co Of Japan Ltd 補修伸縮可撓継手
JP2015040590A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 日本ヴィクトリック株式会社 可撓継手補修装置及び補修方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020193638A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 コスモ工機株式会社 継手の接続方法及びその継手
JP7217201B2 (ja) 2019-05-24 2023-02-02 コスモ工機株式会社 継手の接続方法及びその継手
CN114458860A (zh) * 2022-02-18 2022-05-10 成都川越消防工程有限公司 一种地下管线防渗漏结构及其安装方法
CN114458860B (zh) * 2022-02-18 2024-01-26 成都川越消防工程有限公司 一种地下管线防渗漏结构及其安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6713287B2 (ja) 2020-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6623472B2 (ja) 補修用継手及び漏洩継手の補修方法
KR101916892B1 (ko) 패스트 그루브 조인트
EP2379926A1 (en) Improved pipe coupling seal
IL196511A (en) Gasket profile for balanced - counterbalanced elastomeric tubing for bell connectors for tubing
CA2918203C (en) Pipe coupling capsulation assembly
JP2017133589A (ja) 補修用継手
KR101318774B1 (ko) 신축가동관
CA2774655C (en) Methods and apparatuses for repairing a conduit
US10364929B2 (en) Pipe coupling encapsulation assembly
JP6964879B2 (ja) 漏洩補修構造及び漏洩補修具
RU2675635C1 (ru) Уплотнительный узел и способ его сборки
KR102319277B1 (ko) 밸브 접합관
EP3571434B1 (en) Method for pipe coupling encapsulation
KR20120007452U (ko) 관연결장치에 이용되는 금속링을 갖는 가스켓
KR20170065989A (ko) 신축관의 연결조립체
RU169897U1 (ru) Муфта для ремонта раструбных соединений
KR200480413Y1 (ko) 배관의 이음구조
JP6799659B2 (ja) 管継手の設置方法
KR102146593B1 (ko) 밀봉 요소 및 장치
KR102215052B1 (ko) 강화된 조임력을 부여할 수 있는 배관용 연결 이음장치
JP2014088904A (ja) 分岐管接続装置
JP5296653B2 (ja) パッキン及びパッキンの装着方法
EP2472159A1 (en) Flange seal
RU57419U1 (ru) Компактный фланец
RU2280806C1 (ru) Фланцевое трубное соединение

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6713287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250