JP7217201B2 - 継手の接続方法及びその継手 - Google Patents

継手の接続方法及びその継手 Download PDF

Info

Publication number
JP7217201B2
JP7217201B2 JP2019098077A JP2019098077A JP7217201B2 JP 7217201 B2 JP7217201 B2 JP 7217201B2 JP 2019098077 A JP2019098077 A JP 2019098077A JP 2019098077 A JP2019098077 A JP 2019098077A JP 7217201 B2 JP7217201 B2 JP 7217201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
inner peripheral
flat
pipe
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019098077A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020193638A (ja
Inventor
将寛 磯部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Koki Co Ltd
Original Assignee
Cosmo Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cosmo Koki Co Ltd filed Critical Cosmo Koki Co Ltd
Priority to JP2019098077A priority Critical patent/JP7217201B2/ja
Publication of JP2020193638A publication Critical patent/JP2020193638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7217201B2 publication Critical patent/JP7217201B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joints With Sleeves (AREA)

Description

本発明は、主に偏平した流体管の端部に密封状態で外嵌される継手の接続方法及びその継手に関する。
流体管は、その多くが略真円形状の断面形状に設計されているが、例えば流体管を水平方向に配設した場合、既設管・新設管に関わらずその自重によって上方側が内径方向に撓み、両側方側が拡がることにより偏平してしまうことがある。特に、地中に埋設されている流体管にあっては、土圧により大きな偏平が生じることがある。この偏平した流体管を他の流体管と接続させる際は、偏平した流体管(以下、偏平管と称する場合がある)の最大外径に合わせた汎用品の円環状継手を用いることとなる。すると、図12に示されているように、継手と偏平した流体管との間に周方向に不均一な間隙が生じてしまい、ゴム輪等のパッキンを介在させても流体管の偏平度が著しく高いと密封不良が発生する虞があった。
このような、偏平管を連結させる継手として、偏平管の外周面形状に対応した偏平内周面が形成されている継手を備えた既設管の接続構造がある(例えば、特許文献1参照)。この接続構造は、地中に埋設されている既設偏平管の一部を切断し、切断された両端部に先述した偏平内周面が形成されている継手をそれぞれ装着させ、両継手を略真円に形成された接合手段に接続させることで、管周方向での面圧分布を均一化し密封不良を防止しながら流体管同士を連結できるようになっている。
特開2013-122275号公報(第4頁、第1~4図)
しかしながら、特許文献1の継手にあっては、管路に沿って順次接続された流体管の偏平度合いは流体管ごとに異なるものであり、これらの流体管の個別の偏平形状に合わせて継手の内周面をプレス加工・切削加工等の偏平加工を施し成形する必要があるため、製造が煩雑であり、また、その偏平状態を保ちながら保管したり、輸送したりするのは困難であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、汎用品である内周面が略真円形状の継手を利用しながら、簡便に流体管と継手を接続させることのできる継手の接続方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の継手の接続方法は、
偏平した流体管の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部を備えた筒部と、前記受口部の内周面と前記流体管の外周面との間に装着される弾性を備えた密封部材と、前記管端部に外嵌され前記密封部材を押圧する押輪と、から構成される継手を流体管に接続する方法であって、
前記流体管の管端部における外周面の最大外径及び最小外径を含む偏平形状を計測する計測工程と、
前記計測工程で得られた前記管端部の前記偏平形状のデータに基づいて、前記管端部の前記最小外径を含む小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片を設けることで偏平内周面を加工形成する第1の加工工程と、
前記押輪を前記密封部材に向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形した前記密封部材が前記偏平内周面に沿って密封する密封工程と、を有することを特徴としている。
この特徴によれば、第1の加工工程において、汎用品である内周面略真円の受口部に対して、片を設け偏平内周面を形成させることで、偏平した流体管と継手とを簡便に密封接続させることができる。
前記第1の加工工程において、前記受口部の内周面に前記片を固着することで、前記偏平内周面を加工形成した後、該偏平内周面に切削加工もしくは研磨加工により円滑面を形成する工程を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、片が装着された受口部の内周面の表面を滑らかにすることで偏平した流体管の周方向の面圧分布を均一化させるための微調整を行うことができる。
前記第1の加工工程において、前記管端部の前記最大外径を含む大径部に対向する箇所を残して、前記片を設けることを特徴としている。
この特徴によれば、汎用品である円環状に形成されている受口部の内周面の一部をそのまま利用できるため、加工が簡便である。
前記押輪の内周面における前記流体管の前記小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片を固着することで、前記押輪に偏平内周面を加工形成する第2の加工工程を有することを特徴としている。
この特徴によれば、押輪の内周面に片が取り付けられることで押輪の径方向の厚みが増し、広い当接面で密封部材を軸方向へ押圧できる。
前記した継手の接続方法に用いられる継手であって、
前記継手は、偏平した流体管の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部を備えた筒部と、前記受口部の内周面と前記流体管の外周面との間に装着される弾性を備えた密封部材と、前記管端部に外嵌され前記密封部材を押圧する押輪と、から構成され、
前記受口部の内周面には、前記管端部の最小外径を含む小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片が固着されることで偏平内周面が形成されており、
前記押輪を前記密封部材に向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形した前記密封部材が前記受口部の前記偏平内周面と前記流体管の外周面とに亘って密封していることを特徴としている。
この特徴によれば、汎用品である内周面略真円の受口部に対して、その内周面に片を取り付け偏平内周面を形成させることで、偏平した流体管と継手とを密封接続させることができる。
前記片は、周方向の両端部にかけて肉薄となるように形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、偏平した流体管の小径部には片の中央部が対向するように配設させ、偏平した流体管の大径部側には片の端部が対向するように配設させることで、受口部内周面と偏平管外周面との面圧分布を均一化できる。
前記受口部の内周面に固着される前記片の一方面は、両端部にかけて略均一の曲率に形成されており、前記偏平した流体管に対向する前記片の他方面は、両端部に向けてテーパ面が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、片の一方面は水平に形成されているので、受口部の内周面の曲率に合わせて曲げ加工し易く、また、他方面は両端部に向けてテーパ面が形成されているので、片の端部において密封部材と偏平した流体管の外周面との間隙を小さくすることができる。
前記片は、鋼材から成形されていることを特徴としている。
この特徴によれば、変形加工や溶接加工が容易であり、耐久性に優れる。
前記押輪は、内径の異なる複数の分割体を周方向に組み合わせることで形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、押輪がさまざまな偏平した流体管の外周面形状に対応可能となる。
実施例1における継手を示し、(a)は偏平した流体管の管体に取り付けられた継手の側断面図であり、(b)はA-A断面図である。 偏平した流体管の管体に取り付けられた継手の部分拡大側断面図である。 (a)は直線部に溶着される鋼片の展開図を示し、(b)はテーパ部に溶着される鋼片の展開図である。 (a)は、鋼片が溶着された受口部を偏平管に外嵌させた正面図であり、(b)はB-B断面図を示し、(c)はC-C断面図を示し、(d)はD-D断面図を示す。 (a)は、押輪に鋼片を溶着させた正面図を示し、(b)はE-E断面図を示し、(c)はF-F断面図を示し、(d)は押輪に溶着される鋼片の展開図を示す。 図1におけるG-G断面図と、鋼片の端部近傍における密封の態様を示す。 片の変形例1を示し、上方側と下方側の受口部の内周面に、厚みの異なる鋼片が溶接された態様を示す。 片の変形例2を示し、実施例1においてテーパ面に溶接されていた鋼片を省略させた態様を示す。 密封部材の変形例1を示し、ゴム輪に代わりK形ゴムを用いた態様を示す。 密封部材の変形例2を示し、(a)はK形ゴムの外周側に鋼片が形成されている態様を示し、(b)はK形ゴムの内周面に鋼片が形成されている態様を示す。 押輪の変形例を示し、(a)は分割体を周方向に複数組み合わせて形成された分割押輪を偏平管に外嵌させた正面図を示し、(b)はH-H断面図を示し、(c)はI-I断面図を示す。 従来構造による継手の側断面図を示し、流体の漏れが発生している態様を示す。
本発明に係る継手の接続方法及びその継手を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。以下、図1(a)の画面左側を管軸方向視左側、画面右側を管軸方向視右側として説明する。
実施例1に係る継手の接続方法及びその継手につき、図1から図11を参照して説明する。先ず、継手について説明する。
図1(a)は、本発明の継手1によって、既設の偏平した流体管としての偏平管2(以下、偏平管2と示す)と、この偏平管2に軸方向に対向する位置に配置され、偏平管2よりも小径の外径且つ略同径の内径を有する新設管3とを、密封状に接続させた態様を示している。尚、本実施例では、図示しない管路の端部を構成する偏平管2を軸方向に延長させるために偏平管2を一時的に断流状態にし、新設管3を偏平管2の端部に接続させる継手1の接続方法として説明する。この端部は、管路末端に相当する管端部や、管部の一部を切断して設ける管端部を含むものとする。
図1(a)に示されるように継手1は、真円度の高い新設管3の端部と偏平管2の端部とに架け渡されるように外嵌される筒部4と、偏平管2に外嵌され筒部4に対して軸方向から接続される円環状の押輪5と、後述する筒部4の軸方向の一端に備える円環状の受口部6と偏平管2の外周面との間に装着される弾性を有する密封部材としてのゴム輪10a,10bと、新設管3に外嵌され筒部4に対して軸方向から接続される固定部8と、筒部4の他端に備える受口部81と新設管3の外周面との間に装着されるゴム輪80と、から主に構成されている。
図1(b)に示されるように偏平管2は、地中に埋設されている流体管であり、上方側からの土圧により、当該流体管の上方側及び下方側が径方向内方側に撓み、左右両側部が径方向外方側に膨出された偏平形状をなしている。また、偏平管2の外周面2Aにおける、最小外径部L1を含み周方向に延びる部分を小径部M1(図示上下部分)とし、最大外径部L2を含み周方向に延びる部分を大径部M2(図示左右部分)とする。
筒部4は、図示右側の一端部に形成された受口部6と、固定部8と受口部6とを軸方向に亘って連結させる筒体9と、図示左側の他端部に形成された受口部81と、から構成されており、筒体9の内部空間を偏平管2及び新設管3の内部に連通する流路として利用できるようになっている。また、図2に示されるように、受口部6は、筒体9の右方側端部と溶接により固定される基体部61と、基体部61の外周面から周方向全周に亘って突出するフランジ部60と、から主に構成されている。なお、筒部4は、鋼製とするが、その他ダクタイル鋳鉄やステンレス等の金属製、プラスチックなどの樹脂製でもよい。
図2に示されるように基体部61の内周面は、軸方向に断面視で直線状に延びる直線部61aと、この直線部61aから軸方向の先端に向けて延びるとともに外径方向に向けて拡開する傾斜面が形成されているテーパ部61bが形成されており、直線部61aと、テーパ部61bとのそれぞれの内径側であって、基体部61の内径方向に膨出した膨出部61cよりも基体部61の開口側には、偏平管2の外周面に全周に亘って装着されたゴム輪10a,10bが圧入可能な開放域Zが形成されている。また、受口部6は汎用品としての鋼材製の円環状の継輪を利用するため、基体部61の内周面における直線部61aは、周方向に亘り軸方向視で略真円形状に形成されている。
基体部61の内周面における直線部61aの内周面と、テーパ部61bの内周面には、後述する鋼片7,17が、上方側と下方側に位置する偏平管2の小径部M1に対応する箇所に、それぞれ溶接されるようになっている。
次に、図2に示されるように押輪5は、円環状に形成され筒部4と対向する左方側端部に内周側に向けて鋭角に傾斜された押圧面としてのテーパ面52aが形成されている押圧部52と、押圧部52の外周面から周方向全周に亘って突出するフランジ部50と、から主に構成されている。押輪5のフランジ部50と、受口部6のフランジ部60には、貫通孔53,貫通孔63がそれぞれ形成されており、貫通孔53と貫通孔63とに渡ってT頭ボルト11を挿通させ、ナット11a締結させることで、押輪5が軸方向左方の受口部6側へ移動されるようになっている。このとき、押輪5のテーパ面52aが、ゴム輪10a,10bを押圧することで弾性変形させることにより、ゴム輪10a,10bが、偏平管2の外周面2Aと、基体部61の内周面及びその一部に溶接された鋼片7,17の内周面とに、全周に亘って密封するようになっている。
また、押圧部52の内周面52bには、後述する鋼片27が、上方側と下方側に位置する偏平管2の小径部M1に対応する箇所に、それぞれ溶接されるようになっている。
図3を用いて鋼片7,17について詳しく説明する。図3(a)は、鋼片7の展開図を示している。本実施例では、鋼片7は、帯状に形成された鋼材製の片であり、その溶接前の自然状態において左右に亘って略水平に形成された取付面7aと、取付面7aの裏面に肉厚に形成された略中央部から両端部にかけて徐々に肉薄となり、ゴム輪10aに当接される当接面7bとが形成されており、取付面7aは、基体部61の内周面における直線部61aに周方向に沿って溶接される。
図3(b)は、鋼片17の展開図を示している。鋼片17も鋼片7と同様に、帯状の鋼材製の片であり、その溶接前の自然状態において左右に亘って略水平に形成された取付面17aと、取付面17aの裏面に肉厚に形成された略中央部から両端部にかけて徐々に肉薄となり、ゴム輪10bに当接される当接面17bとが形成されており、取付面17aは、基体部61の内周面におけるテーパ部61bに溶接される。
鋼片7及び17の径方向の厚みは、偏平形状データに基づいて適切な厚みになるよう形成されている。また、鋼片7及び17の径方向の厚みは、偏平管2の最小外径部L1と、基体部61の直線部61aの内径との差、及び、偏平管2の最小外径部L1と、テーパ部61bの内径との差を計算し、それぞれ適切な厚みになるように形成されてもよい。
図5を用いて押輪5の内周面52bに溶接される鋼片27について詳しく説明する。図5(d)は、鋼片27の展開図を示している。鋼片27は、帯状に形成された鋼材製の片であり、その溶接前の自然状態において左右に亘って略水平に形成された取付面27aと、取付面27aの裏面に肉厚に形成された略中央部から両端部にかけて徐々に肉薄となる当接面27bと、が形成されている。
鋼片27の径方向の厚みは、偏平形状データに基づいて適切な厚みになるよう形成されている。また、鋼片27の径方向の厚みは、偏平管2の端部における最小外径L1と、押輪5における内周面52bの内径との差を計算し、適切な厚みになるように形成されてもよい。ここで、鋼片7,17,27の径方向の厚みは同じであることが好ましいが、偏平形状のデータによって異なるようにしてもよい。
図1(a)のG-G断面図である図6は、受口部6における基体部61の直線部61aに溶接された鋼片7と、ゴム輪10aと、偏平管2の外周面2Aとの密封態様を示している。下方拡大図に示されるように、鋼片7は当接面7bが形成されていることから、特に鋼片7の両端部において徐々に肉薄となっているため、ゴム輪10と鋼片7との間に間隙が生じ難くなっており、内部流体の漏洩を防ぐようになっている。
このように、継手1は、偏平管2の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部6を備えた筒部4と、受口部6の内周面と偏平管2の外周面2Aとの間に装着される弾性を備えた密封部材としてのゴム輪10aと、管端部に外嵌されゴム輪10aを押圧する押輪5と、から構成され、受口部6の内周面である直線部61aには、偏平管2の管端部の最小外径L1を含む小径部M1に対向する箇所に、周方向に延びる鋼片7が固着されることで偏平内周面が形成されており、押輪5をゴム輪10aに向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形したゴム輪10aが受口部6の直線部61aと偏平管2の外周面2Aとに亘って密封させることから、汎用品である内周面略真円の受口部6に対して、その内周面に鋼片7を取り付け偏平内周面を形成させることで、偏平管2と継手1とを密封接続させることができる。
このように、鋼片7は、周方向の両端部にかけて肉薄となるように形成されていることから、偏平管2の小径部M1には鋼片7の中央部が対向するように配設させ、偏平管2の大径部M2側には鋼片7の端部が対向するように配設させることで、受口部6の内周面と偏平管2の外周面2Aとの面圧分布を均一化できる。
このように、受口部6の内周面に固着される鋼片7の一方面である取付面7aは、両端部にかけて略均一の曲率に形成されており、偏平した流体管に対向する他方面である当接面7bは、両端部に向けてテーパ面が形成されていることから、鋼片7の一方面である取付面7aを受口部6の内周面の曲率に合わせて曲げ加工し易く、また、他方面である当接面7bは、両端部に向けてテーパ面が形成されているので、片の端部においてゴム輪10aと偏平管2の外周面2Aとの間隙を小さくすることができる。
このように、鋼片7は、鋼材から成形されていることから、変形加工し易く、耐久性に優れる。
次に、上述した継手1を偏平管2に接続する接続方法につき、図1~5を参照して説明する。
まず、計測工程として、継手1を接続させる偏平管2の管端部における外周面の最大外径L2及び最小外径L1を含む偏平形状を図示しない外径計測装置を用いて計測する。(図1(b)参照。)
次に、第1の加工工程として、計測工程で得られた偏平管2の管端部の偏平形状のデータに基づいて、受口部6の内周面における前記管端部の前記最小外径L1を含む小径部M1に対向する箇所に、周方向に延びる鋼片7,17を溶接させることで、受口部6に偏平内周面を加工形成させる。
図4(a)を用いて上述した鋼片7,17を、受口部6の基体部61の内周面に溶接させる第1の加工工程の態様について詳しく説明する。鋼片7,17は、基体部61の内周面の上方側と下方側に同形状の鋼片がそれぞれ溶接されるが、略同じ工程の為、上方側のみ説明する。まず、鋼片7の取付面7aが外周側となるように、鋼片7を基体部61の内周面である直線部61aの周方向の曲率に合わせて鋼片7を円弧状に曲げ加工する。次に、取付面7aの略中央部を基体部61の直線部61aにおける、偏平管2の小径部M1と対向する位置に溶接させる。
同様に鋼片17についても、取付面17aが外周側となるように鋼片17を円弧状に曲げ加工する。次に、取付面17aの略中央部を基体部61のテーパ部61bにおける偏平管2の小径部M1と対向する位置に溶接させる。
鋼片7,17を基体部61の内周面に溶接させると、図4(a)に示される態様になる。図4(b)に示されるB-B断面図においては、偏平管2の外周面2Aの大径部M2であるため、外周面2Aとゴム輪10aと10bとにより密封可能であることから、直線部61aの周面をそのまま残すようにする。
また、図4(c)に示されるようにC-C断面図においては、偏平管2の外周面2Aの小径部M1に対向する箇所であるため、鋼片7,17の肉厚に形成された略中央部が溶接されている。
また、図4(d)に示されるようにD-D断面図においては、鋼片7,17の端部近傍であるため、鋼片7,17の肉薄に形成された略端部が溶接されている。
また、図4(a)に示されるように、第1の加工工程においては、受口部6の内周面における偏平管2の管端部の最大外径部L2を含む大径部M2に対向する箇所を残して、鋼片7を溶接させている。偏平管2の大径部M2は、受口部の内周面である直線部61aと大径部M2との間に介在されるゴム輪10aとの圧接により流体を密封可能であることから、受口部6の内周面における大径部M2に対向する箇所は、直線部61aの周面をそのまま残すようにする。詳しくは本実施例では、受口部6の内周面において鋼片7,17を溶接させた小径部M1に対向する上下の箇所は周方向にそれぞれ略105度を占め、受口部6の内周面を残した大径部M2に対向する左右の箇所は周方向にそれぞれ略75度を占めている。なお、小径部M1に対向する片の固着箇所、及び、大径部M2に対向する受口部6の内周面を残す箇所は、必ずしも上記した角度に限らず、偏平管2の偏平度合いによって可変に設定してよい。
更に、第1の加工工程において、鋼片7を受口部6の内周面に溶接させた後、切削加工もしくは研磨加工により円滑面を形成する工程を含んでもよく、特に、ゴム輪10aと当接する鋼片7の当接面7bを研磨することにより表面のバリや凹凸を除去したり、当接面7bの両端部や溶接部を滑らかにすることで、鋼片7の当接面7bと受口部6の内周面である直線部61aとの段差を少なくする微調整を行う。加えて、大径部M2と対向する直線部61aの周面を研磨してもよい。また、鋼片7,17,27の両端を肉薄とせず、均一の厚さの片を溶接した後、この切削加工もしくは研磨加工により、鋼片7,17,27の両端を肉薄としてもよい。
次に、第2の加工工程として、押輪5の内周面52bにおける偏平管2の小径部M1に対向する箇所に、周方向に延びる鋼片27を溶接させることで、押輪5にも偏平内周面を加工形成させる。
図5(a)を用いて上述した鋼片27を、押輪5の内周面52bに溶接させる第2の加工工程の態様について詳しく説明する。鋼片27は、基体部61の内周面の上方側と下方側にそれぞれ溶接されるが、略同工程の為、上方側のみ説明する。まず、鋼片27の取付面27aが外周側となるように、鋼片27を押輪5の内周面52bの曲率に合わせて円弧状に曲げ加工する。次に、取付面27aの略中央部を押輪5の内周面52bにおける偏平管2の小径部M1と対向する位置に溶接させる。
図2に戻り、押輪5における押圧部52の内周面52bに鋼片27が溶接されると、基体部52の径方向の厚さが鋼片27の厚みにより肉厚となる。このことから、テーパ面52aと鋼片27の側面部27cによって、軸方向に配設されているゴム輪10bを安定して押圧できるようになり、次の密封工程においてより確実に偏平管2の外周面2Aを周方向に亘って密封することができるようになっている。
最後に、密封工程として、偏平管2に外嵌させた受口部6と押輪5に亘って配設されているT頭ボルト11にナット11aを締結させ、ゴム輪10aに向けて押圧部52のテーパ面52aを軸方向から圧接させることにより、弾性変形したゴム輪10aが受口部6の内周面である直線部61aと偏平管2の外周面2Aとに亘って密封させることで継手1と偏平管2の接続が完了する。(図1(a)及び図2参照)
このように、偏平管2の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部6を備えた筒部4と、受口部6の内周面と偏平管2との間に装着される弾性を備えた密封部材としてのゴム輪10aと、偏平管2に外嵌されゴム輪10aを押圧する押輪5と、から構成される継手1を偏平管2に接続する方法であって、偏平管2の管端部における外周面の最大外径部L2及び最小外径部L1を含む偏平形状を計測する計測工程と、計測工程で得られた偏平管2の偏平形状のデータに基づいて、偏平管2の管端部の最小外径部L1を含む小径部M1に対向する箇所に、周方向に延びる鋼片7を設けることで、偏平内周面を加工形成する第1の加工工程と、押輪5をゴム輪10aに向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形したゴム輪10aが偏平内周面に沿って密封する密封工程と、を有することから、第1の加工工程において、汎用品である内周面略真円の受口部6に鋼片7を設け偏平内周面を形成させることで、偏平管2と継手1とを簡便に密封接続させることができる。
また、第1の加工工程において、受口部6の内周面に鋼片7を固着することで、偏平内周面を加工形成した後、該偏平内周面に切削加工もしくは研磨加工により円滑面を形成する工程を含むことから、鋼片7が装着された受口部6の内周面の表面を滑らかにすることで偏平管2の周方向の面圧分布を均一化させるための微調整を行うことができる。
また、第1の加工工程において、偏平管2の管端部の最大外径部L2を含む大径部M2に対向する箇所を残して、鋼片7を設けることから汎用品である円環状に形成されている受口部6の内周面の一部をそのまま利用できるため、加工が簡便である。
また、押輪5の内周面52bにおける、偏平管2の小径部M1に対向する箇所に、周方向に延びる鋼片27を溶接することで、押輪5に偏平内周面を加工形成する第2の加工工程を有することから、押輪5の内周面に鋼片27が取り付けられることで、押輪5の径方向の厚みが増し、広い当接面でゴム輪10aを軸方向へ押圧できる。
次に、本実施例で説明した片、密封部材、及び押輪の変形例を図7~図11を参照して説明する。尚、前記実施例1と同一構成で重複する構成の説明を省略する。
図7に示されるのは、片の変形例1である。実施例1においては、基体部61の内周面の上方側と下方側に同形状の鋼片7,17がそれぞれ溶接されていたが、当該変形例においては、基体部61の下方側の内周面である直線部61aとテーパ部61bに、上方側の直線部61aとテーパ部61bに溶接されている鋼片7,17よりも肉厚に形成された鋼片37,47を溶接させることとしてもよい。尚、上方側に溶接されている鋼片7,17よりも薄く形成された鋼片を下方側に溶接させることとしてもよく、偏平管2の外周面2Aの形状に合わせて、直線部61aとテーパ部61bに溶接される鋼片の厚みを適宜変更させてもよい。
次に、図8に示されるのは、片の変形例2である。実施例1において、直線部61aに溶接された鋼片7と、偏平管2の外周面2Aに外嵌されたゴム輪10aによって流体を確実に密封できる場合は、受口部6のテーパ部61bに溶接されていた鋼片17を省略することとしてもよい。
次に、図9に示されるのは、密封部材の変形例1である。実施例1におけるゴム輪10a,10bに代わって、軸方向に長寸に形成されたK形ゴム輪10cを偏平管2の外周面2Aに外嵌させ、直線部61aと、テーパ部61bとの下方側に形成された開放域Zに圧入させることとしてもよい。K形ゴム輪10cは、軸方向に長寸に形成されているので、複数のゴム輪を必要とせず、1つのK形ゴム輪10cのみで開放域Z内において、押輪5の軸方向への押圧により、外周面2Aと、鋼片7及び鋼片17とに亘って密封させることができる。
次に、図10に示されるのは、密封部材の変形例2である。実施例1においては、基体部61の内周面の上方側と下方側に同形状の鋼片7,17がそれぞれ溶接され、偏平管2の外周面2Aにゴム輪10a,10bが外嵌されていたが、当該変形例においては、図10(a)に示されるように、軸方向に長寸に形成されたK形ゴム輪に鋼片を取り付けた鋼片付ゴム輪12が適用されている。鋼片付ゴム輪12は、芯部12bから受口部6の直線部61aに向けて延びる断面視略T字状の鋼片12aが形成されており、直線部61aに当接するようになっている。
鋼片付ゴム輪12は、偏平管2の外周面2Aの全周に亘って外嵌されるが、鋼片12aは、偏平管2の偏平度が高い箇所のみに配設させており、図1(b)に示されるような上方側と下方側が内方側に凹む偏平管2の場合は、鋼片12aは上方側と下方側にのみ形成されていればよい。
また、図10(b)に示されるように、鋼片付ゴム輪の鉄片の配設箇所を変更し、偏平管2の外周面2Aに当接する鋼片付ゴム輪22としてもよい。鋼片付ゴム輪22は、芯部22bから外周面2Aに向けて延びる断面視略T字状の鋼片22aが形成されており、外周面2Aに当接するようになっている。また、ゴム輪と鋼片は、加硫や接着等で一体化してもよい。
図11に示されるのは、上述した押輪の変形例である。実施例1においては、円環状に一体に形成された押輪5を偏平管2に外嵌させ、内周面52bに鋼片27を溶接させていたが、内径の異なる分割体を周方向に複数組み合わせて一つの押輪として形成させた分割押輪15としてもよい。
詳しくは、図11(a)に示されるように、分割押輪15は、分割体15A,15Aと、分割体15B,15Bと、分割体15C,…を周方向に組み合わせて形成されており、分割体15Aと分割体15Bと分割体15Cとは、押圧部52の径方向の厚みが異なるようになっている。また、本変形例において分割体は3種類だが、2種類であってもよいし、4種類以上でもよい。
また、図11(b),(c)に示されるように、実施例1において偏平管2の外周面2Aの偏平度が高く、押輪5との間隙が大きく発生していた小径部M1に対向する箇所においては、径方向に肉厚に形成された押圧部52Aを備える分割体15Aが配設され、押輪5との間隙が小さい大径部M2に対向する箇所においては、押圧部52Aよりも径方向に肉薄に形成された押圧部52Bを備える分割体15Bが配設されるようになっている。また、本変形例においては、鋼片7,17,27は用いなくてもよい。
以上、説明したように、分割押輪15は、内径の異なる複数の分割体を周方向に組み合わせることで形成されることから、分割押輪15がさまざまな偏平した流体管の外周面形状に対応可能となる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、本実施例では、鋼片7,17,27、その他鋼片として説明したものは、自然状態において略水平に形成された取付面と、その裏面にテーパ形状の当接面が形成されていたが、これに限られず、例えば、自然状態で表裏共に略水平に形成されていてもよく、また、表裏共にテーパ面が形成されていてもよい。更に、自然状態で表裏共に略水平に形成され、両端部のみテーパ面が形成されていてもよい。
また本実施例では、鋼片7は、受口部6及び押輪5の内周面に溶接することで固着しているが、例えば、粘度の高い樹脂等の接着材を用いて接着することで固着してもよいし、片と受口部若しくは押輪とを溶着することで固着してもよい。
また、鋼片7,17,27、その他鋼片として説明したものは、鋼材から成形されているとしたが、例えば、鋼材以外の金属材や、樹脂材からなる片としてもよく、曲率を可変させることができる素材であればよい。
また、鋼片7,17,27その他鋼片として説明したものは、それぞれ受口部6または押輪5の内周面に単体で固着させていたが、径方向に複数枚重ねて固着させてもよく、片の端部に向けて枚数を漸次減らすように構成してもよい。また、周方向に片を複数用いる場合、それぞれの周方向の長さが異なっていてもよいし、曲率を備える片を形成し曲げ加工を省略してもよい。
また、本実施例では受口部6に偏平内周面を加工形成する第1の加工工程を行った後、押輪5に偏平内周面を加工形成する第2の加工工程を行うこととして説明したが、これに限られず、第2の加工工程を第1の加工工程よりも先に行ってもよいし、第1の加工工程と第2の加工工程とを同時並行に行ってもよい。更に第2の加工工程は省略し、第1の加工工程のみを行ってもよい。
1 継手
2 偏平管(偏平した流体管)
2A 外周面
3 新設管
4 筒部
5 押輪
6 受口部
7 鋼片(片)
7a 取付面
7b 当接面
9 筒体
10a ゴム輪(密封部材)
10b ゴム輪(密封部材)
12 鋼片付ゴム輪
15 分割押輪
17 鋼片
17a 取付面
17b 当接面
22 鋼片付ゴム輪
27 鋼片
27a 取付面
27b 当接面
L1 最小外径部
L2 最大外径部
M1 小径部
M2 大径部
Z 開放域

Claims (9)

  1. 偏平した流体管の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部を備えた筒部と、前記受口部の内周面と前記流体管の外周面との間に装着される弾性を備えた密封部材と、前記管端部に外嵌され前記密封部材を押圧する押輪と、から構成される継手を流体管に接続する方法であって、
    前記流体管の管端部における外周面の最大外径及び最小外径を含む偏平形状を計測する計測工程と、
    前記計測工程で得られた前記管端部の前記偏平形状のデータに基づいて、前記管端部の前記最小外径を含む小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片を設けることで偏平内周面を加工形成する第1の加工工程と、
    前記押輪を前記密封部材に向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形した前記密封部材が前記偏平内周面に沿って密封する密封工程と、を有することを特徴とする継手の接続方法。
  2. 前記第1の加工工程において、前記受口部の内周面に前記片を固着することで、前記偏平内周面を加工形成した後、該偏平内周面に切削加工もしくは研磨加工により円滑面を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の継手の接続方法。
  3. 前記第1の加工工程において、前記管端部の前記最大外径を含む大径部に対向する箇所を残して、前記片を設けることを特徴とする請求項1または2に記載の継手の接続方法。
  4. 前記押輪の内周面における前記流体管の前記小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片を固着することで、前記押輪に偏平内周面を加工形成する第2の加工工程を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の継手の接続方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の継手の接続方法に用いられる継手であって、
    前記継手は、偏平した流体管の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部を備えた筒部と、前記受口部の内周面と前記流体管の外周面との間に装着される弾性を備えた密封部材と、前記管端部に外嵌され前記密封部材を押圧する押輪と、から構成され、
    前記受口部の内周面には、前記管端部の最小外径を含む小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片が固着されることで偏平内周面が形成されており、
    前記押輪を前記密封部材に向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形した前記密封部材が前記受口部の前記偏平内周面と前記流体管の外周面とに亘って密封していることを特徴とする継手。
  6. 前記片は、周方向の両端部にかけて肉薄となるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の継手。
  7. 前記受口部の内周面に固着される前記片の一方面は、両端部にかけて略均一の曲率に形成されており、前記偏平した流体管に対向する前記片の他方面は、両端部に向けてテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の継手。
  8. 前記片は、鋼材から成形されていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の継手。
  9. 前記押輪は、内径の異なる複数の分割体を周方向に組み合わせることで形成されることを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載の継手。
JP2019098077A 2019-05-24 2019-05-24 継手の接続方法及びその継手 Active JP7217201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019098077A JP7217201B2 (ja) 2019-05-24 2019-05-24 継手の接続方法及びその継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019098077A JP7217201B2 (ja) 2019-05-24 2019-05-24 継手の接続方法及びその継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020193638A JP2020193638A (ja) 2020-12-03
JP7217201B2 true JP7217201B2 (ja) 2023-02-02

Family

ID=73545737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019098077A Active JP7217201B2 (ja) 2019-05-24 2019-05-24 継手の接続方法及びその継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7217201B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000283352A (ja) 1999-03-30 2000-10-13 Kurimoto Ltd 耐震性ポリエチレン管用継手
US20080303223A1 (en) 2005-11-11 2008-12-11 Georg Fischer Waga N.V. Coupling Device for a Tube
JP5655169B2 (ja) 2014-02-26 2015-01-14 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエルPS4 Luxco S.a.r.l. 複数のセンスアンプ及びこれを備える半導体装置
JP2017133589A (ja) 2016-01-27 2017-08-03 日本ヴィクトリック株式会社 補修用継手

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5655169U (ja) * 1979-10-03 1981-05-14
JP5420727B2 (ja) * 2012-07-24 2014-02-19 中国電力株式会社 クリープ損傷を受ける金属製配管の補強補助具
JP6860913B2 (ja) * 2017-10-17 2021-04-21 株式会社水道技術開発機構 離脱防止管継手、及び、管継手の離脱防止方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000283352A (ja) 1999-03-30 2000-10-13 Kurimoto Ltd 耐震性ポリエチレン管用継手
US20080303223A1 (en) 2005-11-11 2008-12-11 Georg Fischer Waga N.V. Coupling Device for a Tube
JP5655169B2 (ja) 2014-02-26 2015-01-14 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエルPS4 Luxco S.a.r.l. 複数のセンスアンプ及びこれを備える半導体装置
JP2017133589A (ja) 2016-01-27 2017-08-03 日本ヴィクトリック株式会社 補修用継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020193638A (ja) 2020-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI681142B (zh) 管狀構造物及其製造方法
US20200200307A1 (en) Metal seal fitting with tight bend technology
CA3076165A1 (en) Fitting apparatus for connecting pipes
JP3210602U (ja) 小径配管用継手
JP7217201B2 (ja) 継手の接続方法及びその継手
JP7064235B2 (ja) フランジ式管継手
JP2013221525A (ja) 金属ガスケット
CN103477140B (zh) 具有法兰的装置
JP7050293B2 (ja) 管継手
US11009160B2 (en) Joint assembly for fluid carrying pipes
US10788153B2 (en) Joint assembly for fluid carrying pipes
KR20160128012A (ko) 내부 압력에 의한 기밀 증가형 가스켓 및 그를 위한 플랜지 배관
US9261210B2 (en) Pipe connector
JP2011226574A (ja) ハウジング形管継手
WO2017208615A1 (ja) 金属配管端末構造
JP6906230B2 (ja) パイプ付継手金具、およびパイプ・継手金具付ホース
JP6949370B2 (ja) 継手金具、および継手金具付ホース
JP7340847B2 (ja) 樹脂管用管継手
US20230147384A1 (en) Housing type pipe joint
JP4486826B2 (ja) 逆止弁の製造方法
JP6529055B1 (ja) 管接続構造
JP2008095764A (ja) 管継手
JP2000283357A (ja) 管継手構造
JP5480206B2 (ja) 管の接続構造
JPH11108267A (ja) 管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220308

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7217201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150