JP7217201B2 - 継手の接続方法及びその継手 - Google Patents
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Description
偏平した流体管の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部を備えた筒部と、前記受口部の内周面と前記流体管の外周面との間に装着される弾性を備えた密封部材と、前記管端部に外嵌され前記密封部材を押圧する押輪と、から構成される継手を流体管に接続する方法であって、
前記流体管の管端部における外周面の最大外径及び最小外径を含む偏平形状を計測する計測工程と、
前記計測工程で得られた前記管端部の前記偏平形状のデータに基づいて、前記管端部の前記最小外径を含む小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片を設けることで偏平内周面を加工形成する第1の加工工程と、
前記押輪を前記密封部材に向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形した前記密封部材が前記偏平内周面に沿って密封する密封工程と、を有することを特徴としている。
この特徴によれば、第1の加工工程において、汎用品である内周面略真円の受口部に対して、片を設け偏平内周面を形成させることで、偏平した流体管と継手とを簡便に密封接続させることができる。
この特徴によれば、片が装着された受口部の内周面の表面を滑らかにすることで偏平した流体管の周方向の面圧分布を均一化させるための微調整を行うことができる。
この特徴によれば、汎用品である円環状に形成されている受口部の内周面の一部をそのまま利用できるため、加工が簡便である。
この特徴によれば、押輪の内周面に片が取り付けられることで押輪の径方向の厚みが増し、広い当接面で密封部材を軸方向へ押圧できる。
前記継手は、偏平した流体管の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部を備えた筒部と、前記受口部の内周面と前記流体管の外周面との間に装着される弾性を備えた密封部材と、前記管端部に外嵌され前記密封部材を押圧する押輪と、から構成され、
前記受口部の内周面には、前記管端部の最小外径を含む小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片が固着されることで偏平内周面が形成されており、
前記押輪を前記密封部材に向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形した前記密封部材が前記受口部の前記偏平内周面と前記流体管の外周面とに亘って密封していることを特徴としている。
この特徴によれば、汎用品である内周面略真円の受口部に対して、その内周面に片を取り付け偏平内周面を形成させることで、偏平した流体管と継手とを密封接続させることができる。
この特徴によれば、偏平した流体管の小径部には片の中央部が対向するように配設させ、偏平した流体管の大径部側には片の端部が対向するように配設させることで、受口部内周面と偏平管外周面との面圧分布を均一化できる。
この特徴によれば、片の一方面は水平に形成されているので、受口部の内周面の曲率に合わせて曲げ加工し易く、また、他方面は両端部に向けてテーパ面が形成されているので、片の端部において密封部材と偏平した流体管の外周面との間隙を小さくすることができる。
この特徴によれば、変形加工や溶接加工が容易であり、耐久性に優れる。
この特徴によれば、押輪がさまざまな偏平した流体管の外周面形状に対応可能となる。
2 偏平管(偏平した流体管)
2A 外周面
3 新設管
4 筒部
5 押輪
6 受口部
7 鋼片(片)
7a 取付面
7b 当接面
9 筒体
10a ゴム輪(密封部材)
10b ゴム輪(密封部材)
12 鋼片付ゴム輪
15 分割押輪
17 鋼片
17a 取付面
17b 当接面
22 鋼片付ゴム輪
27 鋼片
27a 取付面
27b 当接面
L1 最小外径部
L2 最大外径部
M1 小径部
M2 大径部
Z 開放域
Claims (9)
- 偏平した流体管の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部を備えた筒部と、前記受口部の内周面と前記流体管の外周面との間に装着される弾性を備えた密封部材と、前記管端部に外嵌され前記密封部材を押圧する押輪と、から構成される継手を流体管に接続する方法であって、
前記流体管の管端部における外周面の最大外径及び最小外径を含む偏平形状を計測する計測工程と、
前記計測工程で得られた前記管端部の前記偏平形状のデータに基づいて、前記管端部の前記最小外径を含む小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片を設けることで偏平内周面を加工形成する第1の加工工程と、
前記押輪を前記密封部材に向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形した前記密封部材が前記偏平内周面に沿って密封する密封工程と、を有することを特徴とする継手の接続方法。 - 前記第1の加工工程において、前記受口部の内周面に前記片を固着することで、前記偏平内周面を加工形成した後、該偏平内周面に切削加工もしくは研磨加工により円滑面を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の継手の接続方法。
- 前記第1の加工工程において、前記管端部の前記最大外径を含む大径部に対向する箇所を残して、前記片を設けることを特徴とする請求項1または2に記載の継手の接続方法。
- 前記押輪の内周面における前記流体管の前記小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片を固着することで、前記押輪に偏平内周面を加工形成する第2の加工工程を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の継手の接続方法。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の継手の接続方法に用いられる継手であって、
前記継手は、偏平した流体管の管端部よりも大径の内周面を備える円環状の受口部を備えた筒部と、前記受口部の内周面と前記流体管の外周面との間に装着される弾性を備えた密封部材と、前記管端部に外嵌され前記密封部材を押圧する押輪と、から構成され、
前記受口部の内周面には、前記管端部の最小外径を含む小径部に対向する箇所に、周方向に延びる片が固着されることで偏平内周面が形成されており、
前記押輪を前記密封部材に向けて軸方向から圧接させることにより、弾性変形した前記密封部材が前記受口部の前記偏平内周面と前記流体管の外周面とに亘って密封していることを特徴とする継手。 - 前記片は、周方向の両端部にかけて肉薄となるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の継手。
- 前記受口部の内周面に固着される前記片の一方面は、両端部にかけて略均一の曲率に形成されており、前記偏平した流体管に対向する前記片の他方面は、両端部に向けてテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の継手。
- 前記片は、鋼材から成形されていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の継手。
- 前記押輪は、内径の異なる複数の分割体を周方向に組み合わせることで形成されることを特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載の継手。
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JP2020193638A JP2020193638A (ja) | 2020-12-03 |
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2019
- 2019-05-24 JP JP2019098077A patent/JP7217201B2/ja active Active
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