JPH07139684A - 管路用漏水補修伸縮可撓継手 - Google Patents
管路用漏水補修伸縮可撓継手Info
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- JPH07139684A JPH07139684A JP5291357A JP29135793A JPH07139684A JP H07139684 A JPH07139684 A JP H07139684A JP 5291357 A JP5291357 A JP 5291357A JP 29135793 A JP29135793 A JP 29135793A JP H07139684 A JPH07139684 A JP H07139684A
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- pipes
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Abstract
がない管路用漏水補修伸縮可撓継手を提供する。 【構成】 外管部材６，６′の環状拡径部５，５′の間
に伸縮可能に可撓部材７を跨設し、外管部材の環状端部
４，４′を固定ボルト１５，１６で管２，２′に固定す
る。
Description
水道管等の端部どうしを接続する公知のジョイントを覆
うようにして配置され、このジョイントからの漏水を補
修する管路用漏水補修伸縮可撓継手に関する。
めに専用に設けられた水道橋等においては、図４に示す
ように、隣り合う水道管等の管ａ、ａ′の端部どうしを
接続するために、これら水道管等の管端部の外側に嵌合
するジョイントｂが水道橋等の各橋桁上に設置されてい
る。このジョイントｂは、その内側で各管ａ、ａ′が摺
動しうるように構成されており、季節による温度変化及
び圧力変動等により各管ａ、ａ′はジョイントｂ内にお
いて伸縮摺動することができる。
各管ａ、ａ′がジョイントｂ内において均一に伸縮して
いる限りは特に問題は生じないが、なんらかの原因によ
り一方の管（たとえばａ）のみが偏って大きな伸縮運動
を起すと、この管の端部がジョイントｂから脱出し、こ
のために漏水が生じるおそれがある。そこで、このよう
な管ａのジョイントｂからの脱管による漏水の対策とし
て、ジョイントｂの外側に配置された鋼製の外筒ｃと管
ａ、ａ′に嵌合する押えリングｄを備える漏水補修伸縮
可撓継手ｅが使用されている。この漏水補修伸縮可撓継
手ｅの外筒ｃの両端に設けられたフランジｆと押えリン
グｄに設けられたフランジｇに形成された複数のボルト
穴に貫通されたボルトｈによって外筒ｃと押えｄとが相
互に固定されており、また外筒ｃと管ａ、ａ′との間に
はシールリングｉが設けられている。
継手ｅを設けることにより、ジョイントｂから管ａまた
はａ′が脱管しても外部への漏水は一応防止することが
できる。しかしこの継手ｅにしても、管ａ、ａ′がその
内側を伸縮摺動する構造となっているため、管の一方が
大幅に伸縮移動する場合はこの管の端部がジョイントｂ
のみならず漏水補修伸縮可撓継手ｅからも脱出するおそ
れがあり、完全な漏水防止を期待できない。また漏水補
修伸縮可撓継手ｅは管ａ、ａ′の軸方向の伸縮摺動は許
容するが、管を支える橋桁の沈下等の理由により管ａ、
ａ′が傾いた場合にはこれに追随することができず、こ
の場合は継手の破壊と漏水を生じるおそれがある。
縮可撓継手の問題点にかんがみなされたものであって、
管の一方が大幅に伸縮移動した場合でも脱管による漏水
のおそれがなく、また管が傾いた場合にもこれに追随し
て変形が可能で、破壊と漏水を生じるおそれがない新規
な管路用漏水補修伸縮可撓継手を提供しようとするもの
である。
明の管路用漏水補修伸縮可撓継手は、隣り合う管の端部
どうしを接続するジョイントに隣接する各管の部分に嵌
合する環状端部と該環状端部から該ジョイント上方に延
長する環状拡径部とを備える１対の外管部材と、該１対
の外管部材の環状拡径部の間に伸縮可能に跨設されたゴ
ム・合成樹脂等からなる可撓部材と、該外管部材の各環
状端部を各管に固定する固定手段と、該外管部材の各環
状端部と各管表面の間に配設されたシール部材とを有す
ることを特徴とするものである。
管に固定されており、かつ外管部材の環状拡径部の間に
可撓部材が伸縮可能に跨設されているので、管の伸縮摺
動に追随して継手も伸縮することができ管が大幅に移動
しても管が継手から脱出することがない。また管が傾斜
した場合にも継手はこれに追随して変形することができ
るので継手が破壊するおそれがない。
いて説明する。図１〜図３は本発明の管路用漏水補修伸
縮可撓継手の１実施例を示すもので、図１は上半部を断
面で示し、下半部を外観で示す正面図、図２はその側面
の半分を示す側面図、図３は図２のＡ−Ａ矢視図であ
る。
る管２、２′の端部どうしを接続する公知のジョイント
３に隣接する管の部分２ａ、２ａ′に嵌合する環状端部
４、４′と、これら環状端部４、４′から立上ってジョ
イント３と間隔をおいてその上方の中央附近まで延長す
る環状拡径部５、５′とからなる１対の外管部材６、
６′を備えている。これら１対の外管部材６、６′の環
状拡径部５、５′の間には補強コード入りゴム製の環状
可撓部材７がその中央部が上方に膨出するような形状で
跨設され、その両端部は断面Ｌ字状の環状押え板８、
８′を介して環状拡径部５、５′のフランジ５ａ、５
ａ′にボルト止めされている。図１および図２から明ら
かなように、拡径部５、５′の端部に沿って等間隔に複
数の起立板９、９′が設けられており、対応する起立板
９、９′のボルト挿入孔には可撓部材７の伸びを所定の
値に制限するためのストッパーボルト１０が挿入されて
いる。
環状端部４、４′は、それぞれ、拡径部５、５′に連続
する環状部１１、１１′と、これとは別体の押えリング
１２、１２′とで構成されている。これら環状部１１、
１１′と押えリング１２、１２′とはそれぞれフランジ
１１ａ、１１ａ′、１２ａ、１２ａ′を備えており、各
フランジにはボルト挿通孔が穿孔されている。各フラン
ジ１１ａと１２ａ、および１１ａ′と１２ａ′のボルト
挿通孔にはボルト１３、１４が挿通されており、フラン
ジ１１ａ、１２ａおよび１１ａ′、１２ａ′を介して環
状部１１と押えリング１２、環状部１１′と押えリング
１２′が相互に固定さている。
間隔に穿孔されたボルト孔にそれぞれ固定ボルト１５、
１６が挿通されている。これらの固定ボルト１５、１６
は外管部材６、６′の環状端部４、４′を管２、２′に
固定する固定手段を構成している。
形成されており、その下面と管２、２′の表面との間に
は環状のシールゴム１７、１８が配設されている。
立て作業を容易にするため、外管部材６、６′は４分割
構成とされている。外管部材６、６′の各構成部分の円
周方向端部には各構成部分を接合するためのボルト挿通
孔を有する接合用フランジ１９、１９′が設けられてお
りこれらのフランジ１９、１９′のボルト挿通孔にボル
ト２０を挿通し、隣接するフランジどうしを固定するこ
とにより継手１を組立てることができる。なお、図１に
おいて２１はエア抜き孔、２２は水抜き孔を示す。
明する。図１の状態において、温度変化等により管２、
２′が伸縮すると、継手１は、その押えリング１２、１
２′が固定ボルト１５、１６にｆり管２、２′に固定さ
れているので、管２、２′の伸縮に追随して伸縮する。
２）が偏って大きな伸縮運動を起し、このため管２の端
部がジョイント３から脱出した場合は拡径部５、５′と
管との間の空間に漏水が生じるが、継手１はこの場合で
も管２に追随して変位するので、水が継手１の外部に漏
出することはない。
がともに沈下しこのため管２、２′が傾斜した場合で
も、継手１の可撓部材７がこの傾斜に追随して変形する
ことにより継手の破壊および漏水を防止することができ
る。
５、１６に限らず、種々の固定手段を使用することがで
きる。また可撓部材は補強コード入りゴムに限らず、種
々のゴム・合成樹脂の中から充分な可撓性と強度を有す
るものを選ぶことができる。可撓部材の形状も上記実施
例のものに限らず、継手１の伸縮を許容するものであれ
ば他の形状でもよい。
対の外管部材の環状端部は固定手段により各管に固定さ
れており、かつ外管部材の環状拡径部の間に可撓部材が
伸縮可能に跨設されているので、管の伸縮摺動に追随し
て継手も伸縮することができ管が大幅に移動しても管が
継手から脱出することがない。また管が傾斜した場合に
も継手はこれに追随して傾斜することができるので継手
が破壊するおそれがない。したがっていかなる状況下に
おいても継手からの漏水の懸念のない安全な継手を提供
することができる。
正面図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 隣り合う管の端部どうしを接続するジョ
イントに隣接する各管の部分に嵌合する環状端部と該環
状端部から該ジョイント上方に延長する環状拡径部とを
備える１対の外管部材と、該１対の外管部材の環状拡径
部の間に伸縮可能に跨設されたゴム・合成樹脂等からな
る可撓部材と、該外管部材の各環状端部を各管に固定す
る固定手段と、該外管部材の各環状端部と各管表面の間
に配設されたシール部材とを有してなる管路用漏水補修
伸縮可撓継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5291357A JP2652336B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 管路用漏水補修伸縮可撓継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5291357A JP2652336B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 管路用漏水補修伸縮可撓継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139684A true JPH07139684A (ja) | 1995-05-30 |
| JP2652336B2 JP2652336B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=17767882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5291357A Expired - Fee Related JP2652336B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | 管路用漏水補修伸縮可撓継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2652336B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012201361A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Boeing Co:The | ジョイントシーリングシステム |
| JP2015045383A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 六菱ゴム株式会社 | 可撓継手の止水構造 |
| JP2017133589A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 日本ヴィクトリック株式会社 | 補修用継手 |
| JP2021011883A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | コスモ工機株式会社 | 補修装置 |
-
1993
- 1993-10-27 JP JP5291357A patent/JP2652336B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012201361A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Boeing Co:The | ジョイントシーリングシステム |
| JP2015045383A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 六菱ゴム株式会社 | 可撓継手の止水構造 |
| JP2017133589A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 日本ヴィクトリック株式会社 | 補修用継手 |
| JP2021011883A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | コスモ工機株式会社 | 補修装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2652336B2 (ja) | 1997-09-10 |
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| JPH0257176B2 (ja) |
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