JP4999892B2 - 自動販売機等の防盗ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機や駐車場の料金精算機等において使用される防盗ロック装置に関するものである。
一般に街頭設置の自動販売機等においては、防犯性の向上のために通常のメインロック装置に加えて防盗ロック装置を使用している。
典型的な防盗ロック装置は、自動販売機等の筐体の側面前端部に固着され、前端部に支持アーム部を設けてある固定ベースと、自動販売機等の扉前面に対面して配置され、基端部の連結アーム部を記支持アーム部に対し枢軸ピンで連結されたフロントガードと、支持アーム部に設けられ、連結アーム部を支持アーム部に対して回動不能に錠止するロック機構とからなるものである(特許文献1参照)。
この従来の防盗ロック装置では、フロントガードは、連結アーム部を支持アームに枢軸ピンで連結された1点固定方式の取付け構造であるため、扉に係止されていないフロントガードの先端部と扉前面間の隙間からバールの先端部を差し込み、バールによる抉じ開け動作を行なうことによって、基端部の枢軸ピンや軸受部が歪曲変形したり切断されることによって局部的に破壊され、フロントガードと固定ベースの連結が解除される危険性がある。
特開2007−332683号公報
本発明の課題は、扉前面側からのバール等による抉じ開け破壊に対して強化された自動販売機等の防盗ロック装置を提供することである。
本発明の自動販売機等の防盗ロック装置は、自動販売機等の筐体の側面前端部に固着され、前端部の支持アーム部にロック棒を進退可能に装備してある固定ベースと、
自動販売機等の扉前面に対面して配置され、前記固定ベースの前記支持アーム部に対してスライド可能であり、基端部に前記支持アーム部に対面する連結アーム部を有し、前記連結アーム部に前記ロッ棒が係脱するロック孔を設けてあり、先端部側の背面部に前記支持アーム部に向かって長いガイド溝を設けてあるフロントガードと、
自動販売機等の扉に固着され、扉前面に突出した抜止め頭部を前記フロントガードの前記ガイド溝に嵌合した係止部材と、
前記フロントガード又は固定ベースに設けられ、前記ロック棒を前記ロック孔より脱出させて前記固定ベースに対する前記フロントガードの連結を解除させるロック機構とからなるものである。
このように本発明の防盗ロック装置は、フロントガードを基端部の連結アーム部においてロック棒により固定ベースの前端部の支持アーム部に連結する一方、先端部側において係止部材により扉に錠止するようにした二点固定方式の取付け構造を採用しているため、バール等の抉じ開け破壊に対してフロントガードが強化され、自動販売機等の防盗性を高めることができる。
また、ロック機構の操作によって固定ベースに対するフロントガードの連結を解除した後、ロック棒がロック孔に対面しない位置までフロントベースをスライドさせることによって、扉を開放操作することができるのであるが、フロントガードは係止部材によって扉に保持されているため、フロントガードの落下損傷や紛失の恐れがない。
図1は本発明の一実施例に係る自動販売機等の防盗ロック装置の装着状態の正面図であり、扉は閉鎖施錠位置にある。 図1の防盗ロック装置の平面図である。 図1の防盗ロック装置の左側面図である。 図1の防盗ロック装置の右側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1の防盗ロック装置の分離状態の斜視図である。
図示の実施例では、自動販売機の扉2は左側においてヒンジ(図示していない)によって自動販売機の筐体1に枢着されている。固定ベース3は、ボルト54によって筐体1の右側の側面前端部に固着されている。固定ベース3の前端部には前方に伸びる上下一対の支持アーム部4,5が形成されている。支持アーム部4,5には垂直方向に受孔6,7が対向位置に形成されており、受孔6,7には圧縮コイルバネ8,9によって突出方向に付勢されたロック棒10,11が嵌め込まれている。ロック棒10,11の側面より突出した位置決めピン12,13は、支持アーム部4,5に形成した縦長のガイドスロット14,15に挿入されている。
ロック棒10,11の突出量は位置決めピン12,13によって決定されており、ロック棒10,11の先端部にはカム斜面部16,17が形成されている。フロントガード18の基端部には、後ろ向きに連結アーム部19が形成されており、連結アーム部19の左側面凹部20には、解錠機構用ケース21が嵌め込まれ、ボルト22によって連結アーム部19に締付け固着されている。
解錠機構用ケース21の後端部の結合用ノーズ部23は、前記一対の支持アーム4,5の間の結合用溝部24に嵌め込まれている。結合用ノーズ部24には、上下一対のロック孔25,26を設けてあり、ロック孔25,26には前記ロック棒10,11の先端部が係脱する。解錠機構用ケース21には、前後方向に長いガイドスペース27が形成され、ガイドスペース27には、解錠用スライド板28が収容されている。
解錠用スライド板28の後端部には、スライド方向に平行な平行面部29,30が形成され、平行面部29,30の基端から斜面部31,32が形成されている。平行面部29,30には、ロック棒10,11がロック位置にあるとき、ロック棒10,11の先端部が当接する。ロック解除のためにスライド板28が後方にスライドするとき、斜面部31,32がロック棒10,11を押すため、ロック棒10,11は、ロック孔25,26から脱出して受孔6,7に退没する。これによって、固定ベース3に対するフロントガード18の連結が解除される。
上側の受孔6の上端は支持アーム部4の上面壁部33によって閉じられており、下側の受孔7の下端開口は、連結アーム部19の張り出し壁部34によって被覆されている。連結アーム部19には、張り出し壁部34に近接した部位にロッ機構用スペース35が形成されており、ロック機構用スペース35に収容されたシリンダー錠36は、固定本体の周面溝37に係合するビス55によって抜脱不能に固定されている。シリンダー錠36のロータ38の小判型軸部39は、解錠機構用ケース21の前記ガイドスペース27に突出しており、一部切欠円形状のカム円盤40が嵌合されている。カム円盤40の偏心突起41には、前記スライド板28の前端部のカムスロット42が挿入されている。
シリンダー錠36のロータ38の鍵孔に所定の鍵(図示していない)を挿入し、ロータ38を所定方向に回すと、カム円盤40、偏心突起41、カムスロット42を介してスライド板28が、後方に駆動され、ロック棒10,11がロック孔25,26から脱出する。これによって、フロントガード18は固定ベース3との連結を解除される。ロック棒10,11がロック孔25,26に対面しない位置まで、フロントカバー18を横方向にスライドさせれば、扉2は開放可能な状態となる。
したがって、本実施例では、ロック棒10,11の駆動操作に関与するロック機構は、シリンダー錠36、カム円盤40、偏心突起41、スライド板28で構成されていることになる。
フロントガード18の抉じ開け破壊に対する抵抗要素の一つである係止部材43は、扉2の前面壁44の透孔45を軸部が貫通したボルトによって構成されている。このボルト型の係止部材43にはカラー46が嵌められ、ナット47によって前面壁44に締付け固着されている。係止部材43は前面壁44に溶接してもよく、あるいは前面壁44に一体物として形成してもよい。係止部材43の頭部48が嵌め込まれるガイド溝49は、断面T字状であり、固定ベース3の支持アーム部4,5に向かって長く形成されてある。ガイド溝49の先端開口は、係止部材43の頭部48の嵌め込み後、塞ぎ材50によって閉塞され、塞ぎ材50はビス51によってフロントガード18に締付け固着される。
本実施例では、ロック棒10,11がロック孔25,26と対面しない位置までフロントガード18がスライドしたとき、ロック棒10,11は、圧縮コイルバネ8,9の付勢によって、先端部のカム斜面部16,17が受孔6,7から突出した位置に即座に復帰している。扉2を閉鎖してからフロントガード19を元の位置にスライドさせたとき、結合用ノーズ部23のエッジ部がカム斜面部16,17を押すことによって、ロック棒10,11は再び受孔6,7内に戻され、フロントガード18が正規位置までスライドして、受孔6,7がロック孔25,26に対面したとき、ロック棒10,11がロック孔25,26に押し込まれる。すなわち、本実施例では、フロントガード18の再錠止がフロントガード18の逆方向スライドによってワンタッチで成立し、操作が簡便に行なえる。
連結アーム部19の後端部の突出壁部52は、固定ベース3の段差肩部53に係合し、また、連結アーム部19の前記張り出し壁部34は支持アーム部4の下面部に係合しており、フロントガード18の抉じ開け破壊の抵抗要素になっている。
1 筐体
2 扉
3 固定ベース
4 支持アーム部
5 支持アーム部
6 受孔
7 受孔
8 圧縮コイルバネ
9 圧縮コイルバネ
10 ロック棒
11 ロック棒
12 位置決めピン
13 位置決めピン
14 ガイドスロット
15 ガイドスロット
16 カム斜面部
17 カム斜面部
18 フロントガード
19 連結アーム部
20 連結アーム部の左側面凹部
21 解錠機構用ケース
22 ボルト
23 結合用ノーズ部
24 支持アームの結合用溝部
25 ロック孔
26 ロック孔
27 解錠機構用ケースのガイドスペース
28 解錠用スライド板
29 解錠用スライド板平行面部
30 解錠用スライド板平行面部
31 解錠用スライド板の斜面部
32 解錠用スライド板の斜面部
33 支持アーム部の上面壁部
34 連結アーム部の張り出し壁部
35 連結アーム部のロッ機構用スペース
36 シリンダー錠
37 シリンダー錠の周面溝
38 シリンダー錠のロータ
39 ロータの小判型軸部
40 カム円盤
41 偏心突起
42 解錠用スライド板のカムスロット
43 係止部材
44 扉の前面壁
45 前面壁の透孔
46 係止部材のカラー
47 ナット
48 係止部材の頭部
49 フロントガードのガイド溝
50 塞ぎ材
51 ビス
52 連結アーム部の突出壁部
53 固定ベースの段差肩部
54 ボルト
55 ビス

Claims (1)

  1. 自動販売機等の筐体の側面前端部に固着され、前端部の支持アーム部にロック棒を進退可能に装備してある固定ベースと、
    自動販売機等の扉前面に対面して配置され、前記固定ベースの前記支持アーム部に対してスライド可能であり、基端部に前記支持アーム部に対面する連結アーム部を有し、前記連結アーム部に前記ロック棒が係脱するロック孔を設けてあり、先端部側の背面部に前記支持アーム部に向かって長いガイド溝を設けてあるフロントガードと、
    自動販売機等の扉に固着され、扉前面に突出した抜止め頭部を前記フロントガードの前記ガイド溝に嵌合した係止部材と、
    前記フロントガード又は固定ベースに設けられ、前記ロック棒を前記ロック孔より脱出させて前記固定ベースに対する前記フロントガードの連結を解除させるロック機構とからなる自動販売機等の防盗ロック装置。
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