JP4999146B2 - インナーフィン及びこのインナーフィンを備えたヒートシンク - Google Patents

インナーフィン及びこのインナーフィンを備えたヒートシンク Download PDF

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本発明は、ヒートシンク等の熱交換器に設けられるインナーフィン及びこのインナーフィンを備えたヒートシンクに関する。
一般に、パソコンのCPU(Central Processing
Unit)、サイリスタや電力用コンデンサのような電子部品等の熱源には、該熱源から発生した熱を放出させるため、ヒートシンクが設けられており、このヒートシンクは、扁平な箱状のタンク本体の内部空間を流通する冷却流体によって該タンク本体の外面に装着された熱源を冷却するようになっている。
従来、この種のヒートシンクには、プレートを積層して形成されるプレート式熱交換器が用いられることがあり、このプレート式熱交換器は、部品点数が少なく組立性に優れていることが知られている。また、プレート式熱交換器には、熱交換効率を高めるため、積層されるプレートの表面に凹凸加工が施されることがあり、特に、ヘリンボーンと呼ばれる魚の骨形状の凹凸加工をプレートの表面に施したタイプのプレート式熱交換器は、冷却流体の乱流効果がプレートの全幅に渡って生じるため、他のタイプのものと比べて、熱交換効率が高くなることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このようにプレートの表面にヘリンボーン状の凹凸加工を施したプレート式熱交換器をヒートシンクに使用した場合には、熱源の装着面が平坦でないため、熱伝達効率を高めることができず、却って熱交換効率が低下するといった問題があった。そのため、プレート式熱交換器をヒートシンクに使用する場合には、熱源の装着面に凹凸加工を施さずに、プレートの表面を平坦に形成させると共に、タンク本体の内部空間にインナーフィンを挿入し、熱源とタンク本体間の熱伝達効率を高めるようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−153396号公報 特開平10−209359号公報
しかしながら、上記した特許文献2に記載されたヒートシンクでは、インナーフィンが複雑な形状を成しているため、製造過程において高価な金型が必要となり、製造コストが嵩むといった問題があった。
また、上記したようにプレート式熱交換器をヒートシンクに使用した場合には、タンク本体への冷却流体の出入口の取り付け位置が、プレート式熱交換器の構造上、タンク本体の両端部に限定され、タンク本体の内部空間に形成できる流路パターンが特定のパターンに限られてしまうため、ヒートシンクの設計の自由度を高めることができないといった問題もあった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、単純な形状を成し、製造コストの低減化を図ることができると共に、流路パターンの設計の自由度を高めることができるインナーフィン及びこのインナーフィンを備えたヒートシンクを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、熱交換器に設けられるインナーフィンであって、中骨部の両側に枝骨部が形成されたヘリンボーン状部材を、枝骨部同士が交差するように互いに逆向きに積重することにより構成されていることを特徴とする。
そして、前記ヘリンボーン状部材の周りには外枠部が形成されており、該外枠部はヒートシンクのタンク本体の一部を構成していてもよい。
また、前記互いに逆向きに積重される各ヘリンボーン状部材は、それぞれ、略相似形状を成す複数のヘリンボーン状相似部材を同一向きに積重することにより構成されており、該積重されたヘリンボーン状相似部材は内側に向かって次第に外形が小さくなるように形成されていてもよい。
さらに、前記互いに逆向きに積重される各ヘリンボーン状部材は、それぞれ、内側に向かって細くなる形状を有していてもよい。
さらにまた、前記ヘリンボーン状部材の枝骨部の交差部には、該各枝骨部同士が面接合可能なように接合部が形成されていてもよい。
また、本発明は、扁平な箱状のタンク本体の内部空間を流通する冷却流体によって該タンク本体の外側平坦面に装着された熱源を冷却するヒートシンクであって、前記タンク本体の内部空間には、上記したインナーフィンが設けられていることを特徴とする。
そして、前記ヒートシンクのインナーフィンは、前記タンク本体の略中央に配置され、前記インナーフィンの周囲には、環状の冷却流体用流通路が形成されており、前記タンク本体の対角位置には、前記冷却流体用流通路に連通するように冷却流体入口部及び冷却流体出口部がそれぞれ設けられていてもよい。
また、前記ヒートシンクのインナーフィンは、前記中骨部が前記タンク本体の側壁に当接するように配置され、前記インナーフィンの周囲には、U字状の冷却流体用流通路が形成されており、前記タンク本体には、前記冷却流体用流通路の両端部に連通するように冷却流体入口部及び冷却流体出口部がそれぞれ設けられていてもよい。
さらに、前記タンク本体の外側平坦面に対向する面には、前記タンク本体の内部空間側に突出するヘリンボーン状突部が前記ヘリンボーン状部材と同一形状を成すように形成されており、該ヘリンボーン状突部には、枝骨部同士が交差するように前記ヘリンボーン状突部と逆向きに前記ヘリンボーン状部材が積重されていてもよい。
さらにまた、前記熱源が装着される外側平坦面を有する第1のプレート部材と、該第1のプレート部材に重合し、該第1のプレート部材と共に前記タンク本体を形成する樹脂製の第2のプレート部材とを備え、該第2のプレート部材には、前記タンク本体の内部空間側に突出するヘリンボーン状突部が前記ヘリンボーン状部材と同一形状を成すように前記第2のプレート部材と一体成形されており、該ヘリンボーン状突部には、枝骨部同士が交差するように逆向きに前記ヘリンボーン状部材が積重されていてもよい。
本発明によれば、枝骨部同士が交差するように互いに逆向きにヘリンボーン状部材を積重することによりインナーフィンが構成されているため、冷却流体は、枝骨部により十分に攪拌され、全体に渡って均等に流通するようになるため、熱交換効率の向上を図ることができる。
また、インナーフィンの形状が単純なヘリンボーン状を成しているため、金型費が安価となり、製造コストの低減化を図ることができる。
さらに、ヒートシンクに上記インナーフィンを設けた場合には、インナーフィンによりタンク本体の内部空間を簡単に仕切ることができるため、タンク本体への冷却流体の出入口の配置が容易となり、冷却流体用流通路の流路パターンの設計の自由度を高めることもできる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1を参照しつつ、本発明の第1の実施の形態に係るヒートシンクについて説明する。ここで、図1は本実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。
本実施の形態に係るヒートシンク1は、扁平な矩形箱状のタンク本体2の内部空間にインナーフィン3が設けられて構成されている。
タンク本体2は、プレス成形品である2枚のプレート部材4,5の外周縁部に形成された立ち上がり部6,7同士を重合することにより箱状に形成されている。そして、タンク本体2の外面のうちの少なくとも一方の外面8(図1では下面)は平坦に形成され、該平坦面8に、電子部品等の熱源が密着可能なようになっている。また、タンク本体2の平坦面8に対向する面9には対角位置に、それぞれ冷却流体入口10及び冷却流体出口11が接続され、さらに、タンク本体2の外周部には、立ち上がり部6,7により側壁12が形成されている。
インナーフィン3は、プレス打ち抜き加工により魚の骨状に形成された2個一対のヘリンボーン状部材13,13によって構成されている。各ヘリンボーン部材13は、直線状に形成された中骨部14と、中骨部14の両側に形成され、くの字状を成す複数の枝骨部15とから構成されており、中骨部14同士が一致すると共に枝骨部15,15同士が交差するように互いに逆向きに積重されている。そして、インナーフィン3は、タンク本体2の内部空間の略中央に配置されており、その厚みはタンク本体2の内部空間の高さに等しく、インナーフィン3によってタンク本体2の内部空間が仕切られるようになっている。これにより、インナーフィン3の周囲には、環状の冷却流体用流通路16が形成され、この冷却流体用流通路16に冷却流体入口10及び冷却流体出口11がそれぞれ連通するようになっている。
このように構成されたヒートシンク1において、冷却流体は、冷却流体入口10からタンク本体2の内部空間に流入し、冷却流体用流通路16を流通する。この時、ヘリンボーン状部材13の枝骨部15同士が交差するように配置されているため、冷却流体は、枝骨部15により十分に攪拌されながら冷却流体用流通路16全体に渡って均等に流通し、タンク本体2の平坦面8に密着された熱源から効率良く熱を吸収した後、冷却流体出口11を通って、外部に流出する。
次に、図2を参照しつつ、本発明の第2の実施の形態に係るヒートシンクについて説明する。ここで、図2は本実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。なお、以下の説明では、説明の簡略化のため、上記した第1の実施の形態の場合と同様の構成については、図2中、図1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係るヒートシンク21において、インナーフィン22は、プレス打ち抜き加工により魚の骨状に形成された2個一対のヘリンボーン状部材23,23により構成されている。各ヘリンボーン部材23は、直線状に形成された中骨部24と、中骨部24の両側に形成され、くの字状を成す複数の枝骨部25とから構成されており、中骨部24同士が一致すると共に枝骨部25,25同士が交差するように互いに逆向きに積重されている。
そして、インナーフィン22は、各中骨部24の一方の端部がそれぞれ延出し、該各延出部26がタンク本体2の側壁12に当接するようにタンク本体2の内部空間に配置されており、その厚みはタンク本体2の内部空間の高さに等しく、インナーフィン22によってタンク本体2の内部空間が仕切られるようになっている。これにより、インナーフィン22の周囲には、U字状を成す2パスの冷却流体用流通路27が形成されている。また、タンク本体2には、この冷却流体用流通路27の両端部にそれぞれ連通するように冷却流体入口10及び冷却流体出口11が接続されている。
このように構成されたヒートシンク21において、冷却流体入口10からタンク本体2の内部空間に流入した冷却流体は、枝骨部15により十分に攪拌されながら冷却流体用流通路16全体に渡って均等に流通し、タンク本体2の平坦面8に密着された熱源から効率良く熱を吸収した後、冷却流体出口11を通って、外部に流出する。
次に、図3を参照しつつ、本発明の第3の実施の形態に係るヒートシンクについて説明する。ここで、図3は本実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。なお、以下の説明では、説明の簡略化のため、上記した第1の実施の形態の場合と同様の構成については、図3中、図1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係るヒートシンク31は、2枚のプレート部材32,33の間に2枚のインナーフィン34,34を互いに逆向きに積重して介装することにより形成されている。そして、プレート部材32,33の外面のうちの少なくとも一方の外面(図3では下面)は平坦に形成され、該平坦面35に、電子部品等の熱源が密着可能なようになっている。
インナーフィン34は、プレス打ち抜き加工により魚の骨状に形成されたヘリンボーン状部材36と、ヘリンボーン状部材36の周りに形成された矩形状の外枠部37とから構成されており、外枠部37はタンク本体2の一部を構成するようになっている。すなわち、各インナーフィン34,34の外枠部37,37とプレート部材32,33とによりタンク本体2が構成されている。また、各ヘリンボーン部材36は、直線状に形成された中骨部38と、中骨部38の両側に形成され、くの字状を成す複数の枝骨部39とから構成されており、中骨部38同士が一致すると共に枝骨部39同士が交差するようになっている。
このように本実施の形態に係るヒートシンク31によれば、プレート部材32,33とインナーフィン34,34をそれぞれプレス加工により成形した後、それらを積重してロウ付けするだけで、簡単にヒートシンク31を製造することができるため、製造コストの低減化を図ることができる。
次に、図4及び図5を参照しつつ、本発明の第4の実施の形態に係るヒートシンクについて説明する。ここで、図4は本実施の形態に係るヒートシンクのインナーフィンを示す平面図、図5はヒートシンクの断面図である。なお、以下の説明では、説明の簡略化のため、上記した第1の実施の形態の場合と同様の構成については、図4及び図5中、図1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係るヒートシンク41において、インナーフィン42は、プレス打ち抜き加工により魚の骨状に形成されたヘリンボーン状部材43,43を互いに逆向きに積重することにより構成されている。各ヘリンボーン部材43は、それぞれ、略相似形状を成す複数(図4及び図5では2枚)のヘリンボーン状相似部材44,45を同一向きに積重することにより構成されており、該積重されたヘリンボーン状相似部材44,45は内側に向かって次第に外形が小さくなるように形成されている。
また、各ヘリンボーン状相似部材44,45は、それぞれ、直線状に形成された中骨部46,47と、中骨部46,47の両側に形成され、くの字状を成す複数の枝骨部48,49とから構成されており、中骨部47同士が一致すると共に枝骨部49同士が交差するように設けられている。
このように本実施の形態に係るヒートシンク41によれば、タンク本体2の内部空間に流入した冷却流体は、枝骨部48,49により十分に攪拌されながら冷却流体用流通路16全体に渡って澱むことなく、円滑に流通するようになる。したがって、ヒートシンク41に密着された熱源から効率良く熱を吸収することができ、熱交換効率の向上を図ることができる。
次に、図6を参照しつつ、本発明の第5の実施の形態に係るヒートシンクについて説明する。ここで、図6は本実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。なお、以下の説明では、説明の簡略化のため、上記した第1の実施の形態の場合と同様の構成については、図6中、図1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係るヒートシンク51は、熱源が装着される外側平坦面52を有するアルミニウム又は銅製の第1のプレート部材53と、第1のプレート部材53に重合し、第1のプレート部材53と共に扁平な矩形箱状のタンク本体2を形成する樹脂製の第2のプレート部材54と、タンク本体2の内部空間に配置されるアルミニウム又は銅製のヘリンボーン状部材13とを備えている。
第2のプレート部材54には、タンク本体2の内部空間側に突出するヘリンボーン状突部56がヘリンボーン状部材13と同一形状を成すように第2のプレート部材54と一体成形されており、ヘリンボーン状突部56には、枝骨部15同士が交差するようにヘリンボーン状突部56の逆向きにヘリンボーン状部材13が積重されている。
このように本実施の形態に係るヒートシンク51によれば、ヘリンボーン状突部56が第2のプレート部材54と一体成形されるようになっているため、部品点数及び製造工数を削減することができ、製造コストをより一層低減させることができる。
なお、上記した第5の実施の形態においても、前記第2の実施の形態のように、ヘリンボーン状部材13及びヘリンボーン状突部56の各中骨部14をタンク本体2の内側壁に当接するように延出させ、タンク本体2の内部空間にU字状を成す2パスの冷却流体用流通路が形成されるように構成することもできる。
次に、図7を参照しつつ、本発明の第6の実施の形態に係るヒートシンクについて説明する。ここで、図7は本実施の形態に係るヒートシンクのインナーフィンを示す斜視図である。
本実施の形態に係るヒートシンクでは、各ヘリンボーン状部材61,62は、それぞれ、内側に向かって細くなる形状、例えば、三角柱形状を有しており、両側(図7では上下)の平坦面63(図7では、上面のみ図示)を介して上下の各プレート部材(図示省略)にロウ付け接合されるようになっている。また、ヘリンボーン状部材61,62の枝骨部64,65の交差部には、各枝骨部64,65同士が面接合可能な形状、例えば、四角柱形状を成す接合部66,67が形成されており、各枝骨部64,65の接合部66,67同士はロウ付け接合されるようになっている。そして、このようなヘリンボーン状部材61,62を製造するには、先ず、プレス打ち抜き加工により四角柱形状に形成した後、所要部分を鍛造により三角柱形状に形成することにより行う。
上記したように、各枝骨部64,65同士が面接合可能なように接合部66,67を設けることにより、各ヘリンボーン状部材61,62間において伝熱がし易くなり、前記各プレート部材間における伝熱性が向上し、ヒートシンクの放熱性能を高めることができる。また、各ヘリンボーン状部材61,62が内側に向かって次第に外形が小さくなる三角柱形状を有しているため、冷却流体がヘリンボーン状部材61,62間を円滑に流通するようになり、熱交換性能の向上を図ることができる。
このように、上記した第1〜第6の各実施の形態に係るヒートシンク1,21,31,41,51によれば、冷却流体は、冷却流体用流通路16,27全体に渡って均等に流通するようになるため、熱源から効率良く吸熱し、熱交換効率の向上を図ることができる。また、インナーフィン3,22,34,42を構成するヘリンボーン状部材13,23,36,43は単純な形状を成しており、プレス打ち抜き加工で製造することができ、製造過程において高価な金型を必要としないため、製造コストの低減化を図ることができる。
なお、上記各実施の形態では、インナーフィン3,22,34,42をヒートシンク1,21,31,41,51に設置した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明に係るインナーフィン3,22,34,42は、プレート式熱交換器等、他のタイプの熱交換器に使用することもできる。
本発明の第1の実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係るヒートシンクのインナーフィンを示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るヒートシンクを示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るヒートシンクを示す分解斜視図である。 本発明の第6の実施の形態に係るヒートシンクのインナーフィンを示す斜視図である。
符号の説明
1 ヒートシンク
2 タンク本体
3 インナーフィン
8 平坦面
9 対向する面
10 冷却流体入口
11 冷却流体出口
12 側壁
13 ヘリンボーン状部材
14 中骨
15 枝骨
16 冷却流体用流通路
21 ヒートシンク
22 インナーフィン
23 ヘリンボーン状部材
24 中骨
25 枝骨
27 冷却流体用流通路
31 ヒートシンク
34 インナーフィン
36 ヘリンボーン状部材
37 外枠部
41 ヒートシンク
43 ヘリンボーン状部材
44,45 ヘリンボーン状相似部材
51 ヒートシンク
53 第1のプレート部材
54 第2のプレート部材
56 ヘリンボーン状突部
61 ヘリンボーン状部材
62 ヘリンボーン状部材
64 枝骨部
65 枝骨部
66 接合部
67 接合部

Claims (7)

  1. 熱交換器に設けられるインナーフィンであって、
    プレス打ち抜き加工により中骨部の両側に枝骨部が形成されたヘリンボーン状部材を、枝骨部同士が交差するように互いに逆向きに積重することにより構成され、該互いに逆向きに積重される各ヘリンボーン状部材は、それぞれ、略相似形状を成す複数のヘリンボーン状相似部材を同一向きに積重することにより構成されており、該積重されたヘリンボーン状相似部材は内側に向かって次第に外形が小さくなるように形成されていることを特徴とするインナーフィン。
  2. 熱交換器に設けられるインナーフィンであって、
    中骨部の両側に枝骨部が形成されたヘリンボーン状部材を、枝骨部同士が交差するように互いに逆向きに積重することにより構成され、前記互いに逆向きに積重される各ヘリンボーン状部材は、それぞれ、内側に向かって細くなる三角柱形状を有しており、前記ヘリンボーン状部材の枝骨部の交差部には、該各枝骨部同士が面接合可能なように四角柱形状を成す接合部が形成されていることを特徴とするインナーフィン。
  3. 前記ヘリンボーン状部材の周りには外枠部が形成されており、該外枠部はヒートシンクのタンク本体の一部を構成している請求項1又は2に記載のインナーフィン。
  4. 扁平な箱状のタンク本体の内部空間を流通する冷却流体によって該タンク本体の外側平坦面に装着された熱源を冷却するヒートシンクであって、
    前記タンク本体の内部空間に請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載のインナーフィンが設けられていることを特徴とするヒートシンク
  5. 前記インナーフィンは、前記タンク本体の略中央に配置され、前記インナーフィンの周囲には、環状の冷却流体用流通路が形成されており、前記タンク本体の対角位置には、前記冷却流体用流通路に連通するように冷却流体入口部及び冷却流体出口部がそれぞれ設けられている請求項4に記載のヒートシンク。
  6. 前記インナーフィンは、前記中骨部が前記タンク本体の側壁に当接するように配置され、前記インナーフィンの周囲には、U字状の冷却流体用流通路が形成されており、前記タンク本体には、前記冷却流体用流通路の両端部に連通するように冷却流体入口部及び冷却流体出口部がそれぞれ設けられている請求項4に記載のヒートシンク。
  7. 前記熱源が装着される外側平坦面を有する第1のプレート部材と、該第1のプレート部材に重合し、該第1のプレート部材と共に前記タンク本体を形成する樹脂製の第2のプレート部材とを備え、該第2のプレート部材には、前記タンク本体の内部空間側に突出するヘリンボーン状突部が前記ヘリンボーン状部材と同一形状を成すように前記第2のプレート部材と一体成形されており、前記ヘリンボーン状突部には、枝骨部同士が交差するように逆向きに前記ヘリンボーン状部材が積重されている請求項4〜6のいずれか1の請求項に記載のヒートシンク。
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