JP4998730B2 - カートン - Google Patents

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Description

本発明は、紙器用の板紙等からなるカートンの技術分野に属し、詳しくは、菓子である粒状のガムを収納して販売するために用いられるカートンに関するものである。
従来、菓子である粒状のガムを販売する形態として、板紙製のカートンに複数個のガムを入れて包装したものがある。このようにガムをカートンに収納した販売形態では、ガムが個別に包装されていない場合があるが、噛み終えたガムを包んで捨てるための包装紙がなくて困るため、複数枚の包み紙を一体的に取り付けたカートンが知られている。
特開平6−67314号公報 特開平9−255035号公報
上記した特許文献に記載のカートンは、束にした複数枚の捨て紙をカートンの外側に貼着した形態をしているので、包み紙を一枚ずつ破ったり剥がしたりして使用することができるが、カートンに対して貼着により取り付けるには、包み紙の台紙に貼着加工を施す必要があるため、コストが掛かるという問題がある。また、きれいに所定の位置に貼るには貼着作業に高性能なシール機が必要であるし、また手作業でも慎重に貼らなければならないために作業効率が落ちるとともに、一旦間違えて貼ってしまった時には、剥がすこともできないという不便さがあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、包み紙を簡単な手作業できれいに取り付けることができるようにしたカートンを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のカートンは、ガムを収納して販売するためのカートンであって、カートン本体を形成するブランクに設けられた延長部分を内側に折り返してその先端を貼着することで受け板部が形成され、該受け板部の表側に切込線と該切込線に隣接する抜き孔とによって差込み部が設けられており、その差込み部に複数枚を束ねたガムの包み紙を取外し可能に挟み込んだことを特徴としている。
本発明のカートンは、複数枚を束ねたガムの包み紙を受け板部の表側にある差込み部に挟み込むようにしてあるので、従来のように粘着剤を用いることなく、簡単な手作業によって包み紙をきれいに取り付けることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係るカートンを構成する外箱と内箱をそれぞれ表向きとして離間状態で示す斜視図、図2は外箱を裏向きとして示す斜視図であり、これらの図に示す外箱10は図3にその展開図を示すブランクAから、内箱20は図4にその展開図を示すブランクBから組み立てられる。これらのブランクA,Bは、内箱20が外箱10の中に挿入可能でしかも外箱10の中をスライドできるように各部分のサイズが決められている。
図3に示すブランクAは、紙器用の板紙を打ち抜いて形成されたもので、カートン本体を形成するための側板11、上板12、側板13、下板14及び糊代板15が折線を介して順次連設されており、さらに下板14の下辺に折線を介して矩形状の延長部分16が設けられている。この延長部分16は、下板14より幅が僅かに狭く、長さは下板14の半分程度であり、先端寄りの押罫によって先端側の貼着部16aと根元側の支持部16bとに区画されている。また、下板14にはその下辺寄りのところを横断する切込線mが設けられ、その切込線mの上側に隣接して半円罫の抜き孔14aが設けられている。
また、上板12と各側板11,13との連設部における前方寄りのところにそれぞれ所定長さの切込線aが設けられている。この一対の切込線aは、上板12からそれぞれ側板11,13に向けて僅かに突き出た状態で形成されており、連設部を折り曲げると、図1及び図2に示すように上板12の両サイドに小幅の凸片12aが庇のように突き出るとともに、その凸片12aの下側にスリットが形成されるようになっている。また、上板12の前方には内箱を引き出しやすくするための切欠部12bが形成されている。
図4に示すブランクBは、ブランクAと同様に紙器用の板紙を打ち抜いて形成されたもので、側板21、天板22、側板23、底板24及び糊代板25が折線を介して順次連設されており、天板22の前後にそれぞれ折線を介して前方端板26と後方端板27が連設され、これら前方端板26と後方端板27の先端にはそれぞれ差込みフラップ28,29が連設されており、側板21の前後には折曲げフラップ21a,21bが、側板23の前後には折曲げフラップ23a,23bが連設されている。
そして、天板22と各側板21,23との連設部における中程のところにそれぞれ「フ」型とその反対向きの切込線bが向かい合って設けられており、連設部の折線を折り曲げるとこれらの切込線bによって図1に示すように2つの楔状突出部分22aが形成されるようになっている。これらの楔状突出部分22aは、外箱10の中に内箱20をセットした時に、外箱10の切込線aで形成されるスリットに入り込んだ状態となり、内箱20は外箱10から一定の距離だけ引き出すことができるようになっている。すなわち、天板22の楔状突出部分22aがスリットの前方端部に当接するところまで引き出すことができる。また、一方の側板23には中身取出し用の開口αが設けられており、この開口αは、内箱20を外箱10から一定の距離を引き出した時に外箱10から露出する位置に設けられている。
ブランクBの前方端板26は、横幅が天板22より僅かに大きくされており、内箱20を外箱10に挿入してスライドさせて閉じた時に、前方端板26の左右が外箱10における側板11,13の端縁外側に当たるようになっている。このようにカートンを閉じると内箱20の前方側板26が外箱10の側板11,13に当接するが、天板22の楔状突出部分22aがスリットの後方端部に当接するのと略同時である。
また、前方端板26と天板22との境界には天板22の方に向けて僅かに突き出た状態で切込線cが形成されており、境界部分の折線を折り曲げると図1に示すように前方端板26の上辺に小さな凸片26aが突き出るようになっており、切込線cはそれによって突き出る凸片26aが外箱10の上板12にある切欠部12aの前方に位置するように形成されている。
これらのブランクA,Bから図5に示す如きカートンCを形成するが、まずブランクA,Bで外箱10と内箱20を別々に組み立てる。
ブランクAで外箱10を組み立てるには、延長部分16を折り返してその先端の貼着部16aを下板14の裏側に貼着し、その状態で糊代板15を側板11の裏側に貼着することでサック貼りし、これを角筒状に起こせばよい。これにより外箱10には、図2に示すように、下板14の裏側に貼着した延長部分16により受け板部が形成され、その受け板部の表側に切込線mとそれに隣接する抜き孔14aとによって差込み部が設けられることになる。
一方、ブランクBを組み立てて内箱20を形成するには、まず、糊代板25を側板21の裏側に貼着してサック貼りし、これを角筒状に起こした状態から、折曲げフラップ21b、23bを内側に折り曲げて差込みフラップ29を差し込むようにして後方端板27で蓋をする。このように後部を閉じてから開いている前部から内容物を充填し、折曲げフラップ21a、23aを内側に折り曲げて差込みフラップ28を差し込むようにして前方端板26で蓋をする。
外箱10と内箱20を組み立てた後、内容物を充填した内箱20を外箱10の一端より差し込むことで図5に示す如く両者を一体化する。このとき、外箱10の前方から内箱20を差し込むことにより、内箱20はその天板22両サイドにある楔状突出部分22aが外箱10の凸片12aのところにある各スリットにそれぞれ入り込んだ状態で外箱10の中にセットされる。すなわち、内箱20の楔状突出部分22aは、僅かに変形した状態で外箱10の内面に接しながらスリットのところまで到達し、スリットに入り込むと変形が元に戻るように拡がった状態となり、これによって内箱20は外箱10の中に摺動可能な状態でセットされ、図5に示すカートンCが完成する。
このようにカートンCを形成した後、図6に示すように、外箱10の下板14における切込線mの下側に束になった包み紙Pを差し込んで取り付ける。このとき、切込線mとそれに隣接する抜き孔14aとによって形成される差込み部に包み紙Pを差し込むが、その下には延長部分16により受け板部が形成されているので、包み紙Pは中に落ちることなく保持された状態となる。そして、このように包み紙Pを取り付けた状態で、外装フィルムによって全体をオーバーラップすることで販売形態とされる。
なお、包み紙Pのセット時点は、上述のようにカートンCを形成した後で外箱10に取り付ける場合に限らない。例えば、サック貼りした状態の外箱10に取り付け、起こした外箱10に内箱20を挿入するようにしてもよい。
図5のカートンCから内容物を取り出すには、外箱10の上板12における切欠部12bに指先を入れ、前方端板26の上部に形成された凸片26aを前方へ押し出すことで内箱20を引き出す。或いは、前方端板26の両サイドを摘んで内箱20を引き出す。或いは、後方端板27を前方に向けて押すことで内箱20を押し出す。これにより、図7に示すように、楔状突出部分22aがスリットの前端部に当接するところまで内箱20が引き出され、その時、図7の如く内箱20の開口αが露出するので、ここから内容物を振り出すことができる。また、内容物の取出し後や包み紙Pの取外し後に内箱20を閉じる時は、前方端板26を押して内箱20を外箱10の中に押し込むと、前方側板26が外箱10の側板11,13に当接するか、これと略同時に天板22の楔状突出部分22aがスリットの後方端部に当接して図5に示す状態に戻る。
そして、噛み終えたガムを捨てるときは、外箱10の下板14における切込線mのところから束状の包み紙Pを引き出して使用する。この場合、包み紙Pの束から一枚を剥がして使用し、残った分はまた切込線mのところに差し込んで戻す。したがって、カートンCの中身のガムがなくなるまで、バラけやすいシート状の束である包み紙Pをしっかりと保持することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるカートンは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、上記の例では、カートンを外箱と内箱の組合せで構成したが、カートン本体を形成するブランクに内側に折返し可能な延長部分があり、これによって受け板部が形成され、その受け板部の表側に切込線とそれに隣接する抜き孔によって差込み部が設けられさえすれば、1ピースのサック箱でも可能である。
本発明に係るカートンを構成する外箱と内箱をそれぞれ表向きとして離間状態で示す斜視図である。 本発明に係るカートンを構成する外箱を裏向きとして示す斜視図である。 図1に示すカートンの外箱を形成するブランクの展開図である。 図1に示すカートンの内箱を形成するブランクの展開図である。 組み立てたカートンを表側から見た状態で示す斜視図である。 組み立てたカートンを裏側から見た状態で示す斜視図である。 開けたカートンを表側から見た状態で示す斜視図である。
符号の説明
A,B ブランク
C カートン
P 包み紙
a,b,c,m 切込線
α 開口
10 外箱
11 側板
12 上板
12a 凸片
12b 切欠部
13 側板
14 下板
14a 抜き孔
15 糊代板
16 延長部分
16a 貼着部
16b 支持部
20 内箱
21 側板
21a,22b 折曲げフラップ
22 天板
22a 楔状突出部分
23 側板
23a,23b 折曲げフラップ
24 底板
25 糊代板
26 前方端板
26a 凸片
27 後方端板
28,29 差込みフラップ

Claims (1)

  1. ガムを収納して販売するためのカートンであって、カートン本体を形成するブランクに設けられた延長部分を内側に折り返してその先端を貼着することで受け板部が形成され、該受け板部の表側に切込線と該切込線に隣接する抜き孔とによって差込み部が設けられており、その差込み部に複数枚を束ねたガムの包み紙を取外し可能に挟み込んだことを特徴とするカートン。
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