JP4998082B2 - 反射型フォトマスクブランク及びその製造方法、反射型フォトマスク、並びに、半導体装置の製造方法 - Google Patents

反射型フォトマスクブランク及びその製造方法、反射型フォトマスク、並びに、半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、フォトリソグラフィー法において、半導体装置製造などに用いられる反射型フォトマスクブランク及びその製造方法、反射型フォトマスク、並びに、半導体装置の製造方法に関する。特に、軟X線領域の極端紫外光、すなわちEUV(Extreme Ultra Violet)光を使用したフォトリソグラフィー法に関するものである。
従来、半導体素子製造において、フォトリソグラフィー法によってSi基板上へ必要なパターン転写をする際には、光源として、ランプ光源(波長365nm)やエキシマレーザー光源(KrF:波長248nm、ArF:波長193nm)が使用されてきた。さらにその次世代技術として、ArFエキシマレーザーを用いた液浸露光技術が使用されている。しかしながら、ArFエキシマレーザを用いた液浸露光をもってしても、将来的に求められる32nm以下の線幅を有するデバイスを作製することは容易ではない。また、ArFエキシマレーザーを用いる液浸露光を32nm以下の線幅を有するデバイス作製用のリソグラフィ技術として適用するには露光装置やレジストの課題もある。このため、エキシマレーザー光より1桁以上も短い波長を有するEUV光(波長約13nm)を光源とするフォトリソグラフィー法の開発が望まれている。
EUV光を使用したEUVリソグラフィー法では、反射光学系による露光が用いられる。これはEUV光の波長領域における物質の屈折率が1よりわずかに小さい程度であり、従来の露光源で用いられるような屈折光学系が使用できないことによる。また、従来パターン転写には透過型フォトマスクが使用されているが、EUV光の波長域では、ほとんどの物質が高い光吸収性を持つため、反射型フォトマスクが使用される。
このようなEUVリソグラフィー法における反射型フォトマスクとしては、基板上に、EUV光を反射可能な多層反射膜と、多層反射膜上に形成されてEUV光の吸収率の高い材質の吸収膜とで構成された反射型フォトマスクブランクを使用したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。より詳しくは、多層反射膜は、EUV光の波長に対する屈折率が互いに大きく異なった2種類以上の材料層を周期的に積層させた構造となっている。また、吸収膜は、酸化タンタルを含んだ膜と、タンタルを含んだ膜との積層構造となっている。そして、この吸収膜を所定のパターンでエッチングすることで、EUV光が所定のパターンで多層反射膜に反射して、Si基板上へのパターン転写を可能とさせる。
特許文献等は以下の通り。
特開2004−342734号公報
しかしながら、特許文献1の反射型フォトマスクブランクでは、吸収膜の露光転写パターン形成のためのエッチングの後のマスク修正工程後に行われる緩衝膜エッチングの際に吸収膜上層も同時にエッチングされてしまう、または吸収膜の露光転写パターン形成のためのエッチングの際に緩衝膜もエッチングされてしまうなどの問題があった。例えば、Nb系の材料はTa系材料よりも塩素系やフッ素系のガスでのエッチングレートが同等程度、又はそれ以上であり、緩衝膜には適さない。また、Zr系材料もエッチング耐性があるのでマスク修正後に除去するのが難しい。また、フォトマスクブランク作製においては各成膜材料源数に応じた成膜チャンバー数が必要となるので成膜材料源は少ない方が望ましい。従来の材料選択では吸収膜、緩衝膜、保護膜それぞれ成膜材料源が異なっていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、前記保護膜と前記吸収膜上層、又は前記緩衝膜と前記吸収膜下層のどちらか又は両方の組み合わせにおいて同じスパッタ成膜材料源を使用することで必要な成膜チャンバー数を減らし、そして緩衝膜エッチングの条件に対してエッチング耐性の高い吸収膜上層を使用することによって、吸収膜の露光転写パターン形成の際に行われるエッチングの後のマスク修正工程後の緩衝膜エッチング工程の際に吸収体上層もエッチングされるのを防止することができるフォトマスクブランク及びその製造方法、また、このような反射型フォトマスクブランクに露光転写パターンを形成した反射型フォトマスク、並びに、半導体装置の製造方法を提供する。
請求項1記載の発明は、順に、基板と、
多層反射膜と、
ZrとSiとを含んだ化合物、若しくは、Zr及びSiと、OまたはNのうち少なくともいずれか1つ以上を含む化合物よりなる保護膜と、
吸収膜の露光転写パターン形成の際に行われるエッチングに対して耐性を有する緩衝膜と、
吸収膜下層と、
ZrとSiとを含んだ化合物、若しくは、Zr及びSiと、OまたはNのうち少なくともいずれか1つ以上を含む化合物よりなる吸収膜上層より形成される2層構造の吸収膜と、よりなる反射型フォトマスクブランクとする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の反射型フォトマスクブランクにおいて、緩衝膜はTaとSiのどちらか若しくは両方とOのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む化合物よりなることを特徴とする反射型フォトマスクブランクとする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の反射型フォトマスクブランクにおいて、
前記緩衝膜は、前記吸収膜をエッチングして露光転写パターンを形成する際におけるエッチングレートが前記吸収膜に対して1/10以下であることを特徴とする反射型フォトマスクブランクとする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の反射型フォトマスクブランクの製造方法であって、
前記基板上に、前記多層反射膜を形成する多層反射膜形成工程と、
該多層反射膜上に、不活性ガス雰囲気、または、不活性ガスと、酸素または窒素の少なくともいずれか1つとを含む混合ガス雰囲気で、ZrSi合金をターゲットとしたスパッタリングを行って、保護膜を形成する保護膜形成工程と、
該保護膜上に、前記吸収膜の露光転写パターン形成の際に行われるエッチングに対して耐性を有する材質で形成されたものをターゲットとしたスパッタリングを行って、緩衝膜を形成する緩衝膜形成工程と、
該緩衝膜上に、前記吸収膜を形成する吸収膜形成工程と
を備えることを特徴とする反射型フォトマスクブランクの製造方法とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の反射型フォトマスクブランクの製造方法で製造された反射型フォトマスクブランクの吸収膜をエッチングして露光転写パターンを形成したことを特徴とする反射型フォトマスクとする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の反射型フォトマスクに、前記露光光として
極端紫外光を照射し、該反射型フォトマスクの前記多層反射膜に反射した反射光を半導体基板上に設けられたレジスト層に露光することで、該レジスト層に前記反射型フォトマスクの前記吸収膜のパターンを転写する転写工程を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法とする。
以上述べたように、本発明の反射型フォトマスクは保護膜と吸収膜上層で同じ成膜材料源を使い、緩衝膜と吸収膜下層で同じ成膜材料源を用いることによって成膜チャンバー数を少なくすることができる。また、吸収膜の露光転写パターン形成のためのエッチングの後のマスク修正工程後に行われる緩衝膜エッチングの際に吸収膜上層も大きくエッチングされてしまったり、または吸収体層の露光転写パターン形成のためのエッチングの際に緩衝膜もエッチングされてしまうなどの問題を解決できる。
図1から図3は、この発明に係る実施形態を示している。図1に示すように、この実施形態の反射型フォトマスクブランク10は、基板1と、基板上に形成された多層反射膜2と、多層反射膜2上に形成された保護膜3と、保護膜3上に形成された緩衝膜4と、緩衝膜4上に形成された吸収膜下層5aとその更に上層の吸収膜上層5bを備えている。より詳しくは、基板1はSi基板や、低熱膨張ガラス基板などである。また、多層反射膜2は、露光光であるEUV光(極端紫外光)を反射するもので、EUV光に対する屈折率の大きく異なる材料の組み合わせによる多層膜から構成されている。例えば、多層反射膜2としては、MoとSi、またはMoとBeといった組み合わせの層を40周期程度繰り返し積層することにより形成されている。
また、吸収膜下層5aは、後述のようにドライエッチングされて所定の露光転写パターンに形成された際に、照射されたEUV光を吸収するものであり、すなわち、EUV光に対する高吸収性を有する重金属から選択される。このような重金属としては、Taを主成分とした合金を好ましく用いることができる。また、このような吸収膜下層5aの結晶状態としては、平滑性の高い吸収体層表面を得るため、アモルファスの方が良い。例えば、Taの場合にはSiを適量含んだ合金(以下、TaSi系吸収体と表記する)とすることでアモルファス化が行える。
また、緩衝膜4は、吸収膜下層5aと上層5bの露光転写パターン形成の際に行われるドライエッチングに対して耐性を有する材質で形成されて、吸収膜下層5aをエッチングする際に、下層へのダメージを防ぐエッチングストッパーとして機能するものである。すなわち、例えば吸収膜下層5aと同じTaとSiとを含んだ化合物(以下、TaSiと表記)若しくは、Ta及びSiとOのうちの少なくともいずれか1つとを含む化合物(以下、TaSiOと表記)で形成されている。
また、保護膜3は、多層反射膜2を保護するためのものであり、緩衝膜4をエッチングして除去する際に、多層反射膜2へのダメージを防ぐエッチングストッパーとして機能するものである。保護膜3は、ZrとSiとを含んだ化合物(以下、ZrSiと表記)若しくは、Zr及びSiと、OまたはNのうちの少なくともいずれか1つとを含む化合物(以下、ZrSiO及びZrSiNで表記)で形成されている。吸収膜下層5aと吸収膜上層5bをドライエッチングする際にはエッチングレートの大きい塩素を主体としたエッチング雰囲気にて行われる。ただし、吸収膜上層5bをフッ素系ガスでエッチングし、吸収膜下層5aを塩素を主体としたガスでエッチングする場合のもある。緩衝膜4をエッチングする際にはフッ素系ガスを主体としたエッチング雰囲気にて行われる。そして、このエッチング環境下におけるZrSi、ZrSiO、ZrSiN化合物の耐性はいずれも良好である。図5にTaSi、TaSiO、ZrSi、ZrSiO、ZrSiNのエッチングレ
ートを示す。図1から、TaSiOのCl2でのエッチングレートはTaSiOの1/25以下である。また、C26でのエッチングにおいては、ZrSi、ZrSiO及びZrSiNのいずれの材料のエッチングレートはTaSiOの1/10以下であることがわかる。
このような保護膜3は、例えば、ZrSiで形成される場合には、Arなどの不活性ガス雰囲気においてZrSi合金をターゲットとしたスパッタリングを行うことで形成される。また、ZrSiO、あるいは、ZrSiNで形成される場合には、Arなどの不活性ガスと、O2またはN2の混合ガス雰囲気においてZrSi合金をターゲットとしたスパッタリングを行うことで形成される。
そして、図2に示すように、このような反射型フォトマスクブランク20のレジストパターニングの吸収膜上層5bを上述のように塩素ガス主体のエッチング雰囲気、若しくはフッ素系ガス主体のエッチング雰囲気でエッチングし、吸収膜5bをCl2ガス主体のエッチング雰囲気でドライエッチングすることによって、吸収膜5a、吸収膜5bに露光転写パターンを形成した反射型フォトマスク30を作製する。以下、実施例1に基づいて、本実施形態の反射型フォトマスクブランク10及びその製造方法の詳細、並びに、反射型フォトマスク30の製造の詳細について説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
図1に示す反射型フォトマスクブランク10において、基板1として、表面を研磨して平坦な面とした外形6インチ角、厚さ0.25インチの合成石英を用いた。そして、まず、多層反射膜形成工程として、基板1上にDCマグネトロンスパッタによりMoとSiを交互に40周期程度積層して、波長13〜14nm領域のEUV光に対して反射率が最大となるような多層反射膜2を作製した。このときのMoとSiからなる1周期の膜厚は7nmであり、そのうちMoの膜厚は2.8nm、Siの膜厚は4.2nmである。
次に、保護膜形成工程として、多層反射膜2上に、DCマグネトロンスパッタにより保護膜3を形成した。すなわち、スパッタリングターゲットとして、ZrとSiの比が1:2であるZrSi合金ターゲットを使用し、このZrSi合金ターゲットに、ガス圧0.25PaのArにO2を添加した雰囲気下にてDC300Wを印加して、ZrSiOからなる膜厚5nmの成膜を行った。
次に、緩衝膜形成工程として、保護膜3上にDCマグネトロンスパッタにより緩衝膜4を形成した。すなわち、DC300Wを印加したTaにSiが少量添加してあるターゲットを用い、ガス圧0.25PaのArにO2を添加した雰囲気下で、TaとSiの合金の酸化物からなる膜厚10nmの成膜を行った。
次に、吸収膜下層5aの形成工程として、緩衝膜4上にDCマグネトロンスパッタにより吸収膜下層5aを形成した。緩衝膜4を形成するときと同じTaSi合金ターゲットを用いたArガス雰囲気下にてDC300Wを印加して、膜厚76nmの成膜を行った。
さらに引き続いて、保護膜3形成用のZrSiターゲットを用いたArにO2を添加した雰囲気下でのスパッタにより膜厚16nmの吸収膜5bの成膜を行った。
以上により、反射型フォトマスクブランク10を得ることができたが、この際に、吸収膜5b表面における表面粗さは0.36nmRmsであり、良好な表面平滑性を有していた。また、吸収膜5b表面での反射率は、欠陥検査波長257nmで5.65%となり、検査用のDUV光波長域において十分な低反射率特性を得ることができた。
次に、反射型フォトマスクブランク10の吸収膜5a、5bに露光転写パターンを形成して、反射型フォトマスク30を製造する詳細について説明する。まず、図2に示すように、吸収膜上層5b上にポジ型電子線レジスト(FEP−171;富士フィルムエレクトロマテリアルズ製)を塗布し、EB描画、現像というリソグラフィーの工程によりレジストパターン6を形成する。更に、このレジストパターン6をマスクにして、吸収膜上層5bをICP放電方式のドライエッチング装置を用いてエッチングすることにより、図2に示すような吸収膜5a、5bのパターンを得た。
ここで、吸収膜5a、5bがレジストパターン6を除いて除去されることで、露出した領域の緩衝膜4の表面での波長257nmにおける反射率は55.23%であった。一方、レジストパターン6を剥離した後のエッチングされていない部分での吸収膜5bパターンでの波長257nmにおける反射率は5.85%であった。その結果、露出した領域の緩衝膜4の表面における反射光と、吸収体パターン5bの表面における反射光の間では、80.08%の良好なコントラスト値を得ることができた。
次に、欠陥修正を行った後の緩衝膜4を除去する。すなわち、吸収膜5bパターンをマスクとして、C26ガスでドライエッチングを行うことにより、パターンが形成され、図4に示す本発明の反射型フォトマスク40を得た。この際、露出した領域の緩衝膜4を、面内で均一に膜残りなく除去するため、50%オーバーエッチングを行ったが、下層の保護膜3におけるエッチング量は1nm以下で、ZrSi系の材料からなる保護膜3に対する緩衝膜4の選択比は図5より10以上であり、良好な耐性を有していた。
そして、吸収膜5b及び緩衝膜4が取り除かれた保護膜3及び吸収膜5bの表面で、波長257nmにおける反射率を測定した結果、それぞれ58.22%、5.65%であった。すなわち、露出した保護膜3の反射率は非常に高く、多層反射膜2及び吸収膜上層5bへのダメージの無いことが確認された。また、この結果、保護膜3の反射光と、吸収膜5aに形成されたパターンの表面の反射光との間では、82.3%の高いコントラスト値が得られ、検査波長(257nm)における光学特性も良好であった。
以上のように、本実験例の反射型フォトマスクブランク10によれば、吸収膜5bをエッチングして露光転写パターンを形成する際において、多層反射膜2の反射率低下を防止することが可能である。緩衝膜4をエッチング後吸収膜上層5bが少しエッチングされるが影響は少ない。また、反射型フォトマスクブランク10から作製された反射型フォトマスク30によれば、多層反射膜2のダメージを防いで良好な反射率を得ることができることで、良好なコントラストを有したパターン転写を可能とさせる。すなわち、このような反射型フォトマスク30では、EUV光を照射することによって、45nm以下となるような微細なパターン転写を可能とさせる。
実施例1の保護膜3をZrSiで形成したこと以外は実施例1同様にして反射型マスクブランクを作製した。保護膜3の形成工程として、多層反射膜2上に、DCマグネトロンスパッタにより保護膜3を形成した。すなわち、スパッタリングターゲットとして、ZrとSiの比が1:2であるZrSi合金ターゲットを使用し、このZrとSiの合金ターゲットに、ガス圧0.25PaのAr雰囲気下にてDC300Wを印加して、ZrSiからなる膜厚10nmの成膜を行った。
次に、反射型フォトマスクブランク10の吸収膜5a、5bに露光転写パターンを形成して、反射型フォトマスク30を製造する詳細について説明する。まず、図2に示すように、吸収膜上層5b上にポジ型電子線レジスト(FEP−171;富士フィルムエレクトロマテリアルズ製)を塗布し、EB描画、現像というリソグラフィーの工程によりレジス
トパターン6を形成する。更に、このレジストパターン6をマスクにして、吸収膜上層5bをICP放電方式のドライエッチング装置を用いてエッチングすることにより、図2に示すような吸収膜5a、5bのパターンを得た。
ここで、吸収膜5a、5bがレジストパターン6を除いて除去されることで、露出した領域の緩衝膜4の表面での波長257nmにおける反射率は57.24%であった。一方、レジストパターン6を剥離した後のエッチングされていない部分での吸収膜5bパターン表面での波長257nmにおける反射率は5.85%であった。その結果、露出した領域の緩衝膜4の表面における反射光と、吸収膜5bパターンの表面における反射光の間では、81.5%の良好なコントラスト値を得ることができた。
次に、欠陥修正を行った後の緩衝膜4を除去する。すなわち、吸収体パターン5bをマスクとして、C26ガスでドライエッチングを行うことにより、パターンが形成され、図4に示す本発明の反射型フォトマスク40を得た。この際、露出した領域の緩衝膜4を、面内で均一に膜残りなく除去するため、50%オーバーエッチングを行ったが、下層の保護膜3におけるエッチング量は2nm以下で、ZrSiの材料からなる保護膜3に対する緩衝膜4の選択比は図5より10以上であり、良好な耐性を有していた。
そして、吸収膜5b及び緩衝膜4が取り除かれた保護膜3及び吸収膜5bの表面で、波長257nmにおける反射率を測定した結果、それぞれ60.21%、5.75%であった。すなわち、露出した保護膜3の反射率は非常に高く、多層反射膜2及び吸収膜上層5bへのダメージの無いことが確認された。また、この結果、保護膜3の反射光と、吸収膜5aに形成されたパターンの表面の反射光との間では、83.2%の高いコントラスト値が得られ、検査波長(257nm)における光学特性も良好であった。
以上のように、本実験例の反射型フォトマスクブランク10によれば、吸収膜5a、5bをエッチングして露光転写パターンを形成する際において、多層反射膜2の反射率低下を防止することが可能である。緩衝膜4をエッチング後吸収膜上層5bが少しエッチングされるが影響は少ない。また、反射型フォトマスクブランク10から作製された反射型フォトマスク30によれば、多層反射膜のダメージを防いで良好な反射率を得ることができることで、良好なコントラストを有したパターン転写を可能とさせる。すなわち、このような反射型フォトマスク30では、EUV光を照射することによって、45nm以下となるような微細なパターン転写を可能とさせる。
実施例1の保護膜3をZrSiNで形成したこと以外は実施例1同様にして反射型マスクブランクを作製した。ZrSiN保護膜は多層反射膜2上に、DCマグネトロンスパッタにより保護膜3を形成した。すなわち、スパッタリングターゲットとして、ZrとSiの比が1:2であるZrSi合金ターゲットを使用し、このZrSi合金ターゲットに、ガス圧0.25PaのArにN2を添加した雰囲気下にてDC300Wを印加して、ZrSiNからなる膜厚7nmの成膜を行った。
次に、反射型フォトマスクブランク10の吸収膜5a、5bに露光転写パターンを形成して、反射型フォトマスク30を製造する詳細について説明する。まず、図2に示すように、吸収膜上層5b上にポジ型電子線レジスト(FEP−171;富士フィルムエレクトロマテリアルズ製)を塗布し、EB描画、現像というリソグラフィーの工程によりレジストパターン6を形成する。更に、このレジストパターン6をマスクにして、吸収膜上層5bをICP放電方式のドライエッチング装置を用いてエッチングすることにより、図2に示すような吸収膜5a、5bのパターンを得た。
ここで、吸収膜5a、5bがレジストパターン6を除いて除去されることで、露出した領域の緩衝膜4の表面での波長257nmにおける反射率は50.42%であった。一方、レジストパターン6を剥離した後のエッチングされていない部分での吸収膜5bパターン表面での波長257nmにおける反射率は5.75%であった。その結果、露出した領域の緩衝膜4の表面における反射光と、吸収膜5bパターンの表面における反射光の間では、79.5%の良好なコントラスト値を得ることができた。
次に、欠陥修正を行った後の緩衝膜4を除去する。すなわち、吸収体パターン5bをマスクとして、C26ガスでドライエッチングを行うことにより、パターンが形成され、図4に示す本発明の反射型フォトマスク40を得た。この際、露出した領域の緩衝膜4を、面内で均一に膜残りなく除去するため、50%オーバーエッチングを行ったが、下層の保護膜3におけるエッチング量は1nm以下で、ZrSiの材料からなる保護膜3に対する緩衝膜4の選択比は図5より10以上であり、良好な耐性を有していた。
そして、吸収膜5b及び緩衝膜4が取り除かれた保護膜3及び吸収膜5bの表面で、波長257nmにおける反射率を測定した結果、それぞれ48.22%、2.63%であった。すなわち、露出した保護膜3の反射率は非常に高く、多層反射膜2及び吸収膜上層5bへのダメージの無いことが確認された。また、この結果、保護膜3の反射光と、吸収膜5aに形成されたパターンの表面の反射光との間では、89.7%の高いコントラスト値が得られ、検査波長(257nm)における光学特性も良好であった。
以上のように、本実験例の反射型フォトマスクブランク10によれば、吸収膜5a、5bをエッチングして露光転写パターンを形成する際において、多層反射膜2の反射率低下を防止することが可能である。緩衝膜4をエッチング後吸収膜上層5bが少しエッチングされるが影響は少ない。また、反射型フォトマスクブランク10から作製された反射型フォトマスク30によれば、多層反射膜のダメージを防いで良好な反射率を得ることができることで、良好なコントラストを有したパターン転写を可能とさせる。すなわち、このような反射型フォトマスク30では、EUV光を照射することによって、45nm以下となるような微細なパターン転写を可能とさせる。
また、半導体装置の製造において、これらの実施形態のような反射型フォトマスク40を使用すれば、45nm以下の微細なパターンを転写して半導体装置を製造することができる。すなわち、転写工程として、反射型フォトマスク40に、露光光としてEUV光を照射する。そして、反射型フォトマスク40の多層反射膜2に反射した反射光が、半導体基板上に設けられたレジスト層を露光することで、良好なコントラストを有して、照射したEUV光の波長と対応する範囲、すなわち45nm以下の微細なパターンを半導体基板に転写することができる。このため、このような転写工程を有する半導体装置の製造方法では、露光光であるEUV光の波長と対応した45nm以下の微細加工が施された半導体装置の製造が可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
この発明の実施形態の反射型フォトマスクブランク断面図である。 この発明の実施形態の反射型フォトマスク製造工程途中の断面図である。 この発明の実施形態の反射型フォトマスク製造工程途中の断面図である。 この発明の実施形態の反射型フォトマスク断面図である。 この発明の実施形態の反射型フォトマスクに用いる材料において、TaSi、TaSiO、ZrSi、ZrSiO、ZrSiNの各化合物を兼用膜として単層で使用ときの、2種類のガス条件における材料のエッチングレートである。
符号の説明
1……基板
2……多層反射膜
3……保護膜
4……緩衝膜
5a……吸収膜下層
5b……吸収膜上層
6……レジストパターン
10……反射型フォトマスクブランク
20……レジストパターニング済み反射型フォトマスクブランク
30……吸収膜パターニング済み反射型フォトマスク
40……反射型フォトマスク

Claims (6)

  1. 順に、基板と、
    多層反射膜と、
    ZrとSiとを含んだ化合物、若しくは、Zr及びSiと、OまたはNのうち少なくともいずれか1つ以上を含む化合物よりなる保護膜と、
    吸収膜の露光転写パターン形成の際に行われるエッチングに対して耐性を有する緩衝膜と、
    吸収膜下層と、
    ZrとSiとを含んだ化合物、若しくは、Zr及びSiと、OまたはNのうち少なくともいずれか1つ以上を含む化合物よりなる吸収膜上層より形成される2層構造の吸収膜と、よりなる反射型フォトマスクブランク。
  2. 請求項1に記載の反射型フォトマスクブランクにおいて、緩衝膜はTaとSiのどちらか若しくは両方とOのうちの少なくともいずれか1つ以上を含む化合物よりなることを特徴とする反射型フォトマスクブランク。
  3. 請求項1または請求項2に記載の反射型フォトマスクブランクにおいて、
    前記緩衝膜は、前記吸収膜をエッチングして露光転写パターンを形成する際におけるエッチングレートが前記吸収膜に対して1/10以下であることを特徴とする反射型フォトマスクブランク。
  4. 請求項1記載の反射型フォトマスクブランクの製造方法であって、
    前記基板上に、前記多層反射膜を形成する多層反射膜形成工程と、
    該多層反射膜上に、不活性ガス雰囲気、または、不活性ガスと、酸素または窒素の少なくともいずれか1つとを含む混合ガス雰囲気で、ZrSi合金をターゲットとしたスパッタリングを行って、保護膜を形成する保護膜形成工程と、
    該保護膜上に、前記吸収膜の露光転写パターン形成の際に行われるエッチングに対して耐性を有する材質で形成されたものをターゲットとしたスパッタリングを行って、緩衝膜を形成する緩衝膜形成工程と、
    該緩衝膜上に、前記吸収膜を形成する吸収膜形成工程と
    を備えることを特徴とする反射型フォトマスクブランクの製造方法。
  5. 請求項4記載の反射型フォトマスクブランクの製造方法で製造された反射型フォトマスクブランクの吸収膜をエッチングして露光転写パターンを形成したことを特徴とする反射型フォトマスク。
  6. 請求項5に記載の反射型フォトマスクに、前記露光光として極端紫外光を照射し、該反射型フォトマスクの前記多層反射膜に反射した反射光を半導体基板上に設けられたレジスト層に露光することで、該レジスト層に前記反射型フォトマスクの前記吸収膜のパターンを転写する転写工程を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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