JP4997421B2 - 可視光応答型光触媒の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、可視光応答型光触媒の製造方法に関する。
従来から、環境浄化の観点から光触媒が注目されている。光触媒とは、光が当たるとその表面に強力な酸化力が生じて、接触する有機化合物や細菌等の有害物質を分解するものである。このような光触媒のうち、触媒機能が優れている物質として酸化チタンを挙げることができる。
純粋な酸化チタンは、紫外光の照射によってのみ光触媒として機能し、紫外光域以外の可視光の照射には応答せず触媒機能を発揮することができない。このため、純粋な酸化チタンは室内や車内等の蛍光灯の光には応答せず、浄化を行うことができない。
このような不都合を解消するために、近年では、可視光応答型光触媒の研究が広く行われている(たとえば、特許文献1〜特許文献3参照)。
特開2001−205103号公報 特開2004−49969号公報 特許第3498739号公報
上記特許文献1には、酸化チタンであるTiO薄膜を窒素ガスおよび不活性ガスが導入された真空チャンバにおいて処理することで、TiO薄膜結晶中の酸素の一部を窒素で置換してTi−O−N構造を形成する方法が記載されている。このようにTiOの構造の一部を窒素で置換すると、可視光応答型光触媒となり室内等においても利用することができるようになる。
また、上記特許文献2には、四塩化チタンを原料としてTi−O−N構造を形成する方法が記載されており、詳しくは、四塩化チタンおよび酸素の混合ガスを気相において燃焼させることにより四塩化チタンを加水分解し、Ti−O−N構造を有する酸化チタンを製造する方法が記載されている。
また、上記特許文献3には、酸化チタンをアンモニアガスを含む雰囲気中で熱処理することで、Ti−O−N構造を有する酸化チタンを製造する方法が記載されている。
このように、酸化チタンを、Ti−O−N構造を有する構成とすることで可視光応答型光触媒とすることができる。しかしながら、上述した従来の可視光応答型光触媒の製造方法では、以下の問題点があった。
すなわち、上記特許文献1に記載の方法では、TiOの表面にTi−O−N膜を形成した後に550℃の高温で熱処理を行う必要がある。また、上記特許文献2に記載の方法では、製造された塩化チタンには、少量の塩化物が付着している場合があり、この付着塩化物を除去するためには、300℃〜500℃の温度で熱処理を施す必要がある。また、上記特許文献3に記載の方法では、酸化チタンを400℃〜700℃の温度で熱処理を行う必要がある。
このように、従来の技術によれば、酸化チタンを高温にさらすこととなる。そして、酸化チタンを冷却した後に、この酸化チタンを加工等して製品に取り付けることで最終的に製品が出来上がる。ここで、一般的に製造過程は効率的な作業であることが好ましく、この場合であれば、処理前の酸化チタンを製品に取り付けた後に、製品ごと酸化チタンを処理し、その後、製品ごと冷却するのが効率的な作業である。しかしながら、製品にプラスチック等の低融点物質を用いる場合には、プラスチック等が融解してしまうため、上述したような一連の作業を行うことができず、作業性が悪くなってしまうといった問題がある。また、酸化チタンを高温にさらすため、処理する際に必要なエネルギーが大きくなり、エネルギー効率が悪いといった問題もある。
また、酸素および窒素以外のガスを用いるため、純度の高いTi−O−Nの組成を得られない可能性もある。これらの問題点は、製品の実用化において大きな弊害となってしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、低温度領域で可視光応答型光触媒を製造することができ、かつ、質の高い光触媒を得ることができる可視光応答型光触媒の製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の可視光応答型光触媒の製造方法は、可視光の照射に応答して光触媒反応を起こす可視光応答型光触媒の製造方法であって、窒素ガスと窒素酸化物雰囲気中においてチタン材に対してプラズマ窒化処理を施し、当該プラズマ窒化処理中はチタン材の温度を100℃〜300℃に保つようにすることを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる発明は、チタン材を窒素酸化物雰囲気中においてプラズマ窒化処理するので、純度の高いTi−O−Nの組成を得ることができ、よって、質の高い光触媒を製造することができる。
また、プラズマ窒化処理中はチタン材の温度を100℃〜300℃に保つので、チタン材を用いて製品を製造する場合であっても一連の作業を行うことができる。たとえば、製品にプラスチック等の低融点物質を用いていても、チタン材を製品に取り付けた後に製品ごと処理することができるので効率の良い作業を行うことができる。また、チタン材の温度を低く保つので使用するエネルギーを少なくすることができる。従来の可視光応答型光触媒の製造方法は、被処理物の温度が300℃以上の高温度領域となるものであり低温度領域にするという観点が無かったため、上述した利点を得ることができなかった。そこで、チタン材の温度を低温に保つことによりこのような点を改善しつつ、質の高い光触媒を製造することができる。
なお、プラズマ窒化処理では、チタンの温度を150℃〜250℃に保つのが好ましく、さらには、チタンの温度を200℃付近に保つことがより好ましい。
また、請求項2に記載の可視光応答型光触媒の製造方法は、請求項1に記載の可視光応答型光触媒の製造方法において、前記窒素酸化物が、二酸化窒素、一酸化窒素または亜酸化窒素のいずれかであることを特徴とする。
すなわち、請求項2にかかる発明は、効率的な条件のもとでチタン材に対してプラズマ窒化処理を行うことができる。
なお、窒素酸化物雰囲気は、二酸化窒素であることがより好ましい。
また、請求項3に記載の可視光応答型光触媒の製造方法は、請求項1または2に記載の可視光応答型光触媒の製造方法において、前記プラズマ窒化処理が、圧力150Pa〜250Paの真空炉内にチタン材を保持し、チタン材と真空炉との間に550V〜650Vの電圧を印加し、電源の入/切を繰り返すことによりチタン材の温度を100℃〜300℃に保つものであることを特徴とする。
すなわち、請求項3にかかる発明は、より効率的な条件のもとでチタン材に対してプラズマ窒化処理を行うことができる。
なお、プラズマ窒化処理では、圧力200Paの真空炉内にチタン材を保持し、チタン材と真空炉との間に590Vの電圧を印加し、電源の入/切を繰り返すことによりチタン材の温度を200℃に保つのがより好ましい。
以上のように、本発明(請求項1)によれば、低温度領域で可視光応答型光触媒を製造しつつ、質の高い光触媒を製造することができる。また、本発明(請求項2)によれば、効率的な条件のもとでチタン材に対してプラズマ窒化処理を行うことができる。また、本発明(請求項3)によれば、より効率的な条件のもとでチタン材に対してプラズマ窒化処理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる可視光応答型光触媒の製造方法を実施するための製造装置の構成を模式的に示した図である。
製造装置1は、被処理物をプラズマ窒化処理するための装置であって、真空チャンバ2と、ガス供給部3と、プラズマ電源4と、排気パイプ5とを備えている。
真空チャンバ2は、内部を所定の圧力に保つための真空管21と、真空管21内に設けられた基台22と、真空チャンバ2内の圧力を調整する圧力調整部23と、真空チャンバ2内の被処理物の温度を調整する温度調整部24とを備えている。
真空管21は、陽極側の電極として機能するものである。
基台22は、陰極側の電極として機能するものであり、かつ、上面に被処理物を載置しておくためのものである。
圧力調整部23は、ガス供給部3の動作を制御して真空管21内を所定の圧力に保つものである。
温度調整部24は、基台22に載置された被処理物の温度を随時検知して後述のプラズマ電源4の動作を制御している。
ガス供給部3は、圧力調整部23の制御に応じて真空チャンバ2内に所定のガスを供給しつつ、真空チャンバ2内のガス濃度を所定の濃度に保ち、併せて真空チャンバ2内を所定の圧力に保つものである。
プラズマ電源4は、真空管21と基台22との間に所定の電圧を印加して真空チャンバ2内でグロー放電を発生させるものである。
排気パイプ5は、真空チャンバ2内のガスを排気して真空にするためのものであり、図示しないコックにより開閉可能となっている。通常は、排気パイプ5のコックは閉められていて、真空チャンバ2は密閉された状態となっている。
そして、製造装置1を使用する際には、まず、基台22上に被処理物を載置し、排気パイプ5により真空チャンバ2内を真空に保つ。そして、ガス供給部3から真空チャンバ2内に所定のガスを供給する。このとき、圧力調整部23がガス供給部3の動作を制御して真空チャンバ2内の圧力を一定に保つ。
次いで、プラズマ電源4により真空管21および基台22に所定の電圧を加え、真空管21内でグロー放電を発生させる。このとき、基台22上の被処理物の温度を温度調整部24が検知し、被処理物の温度が一定となるようにプラズマ電源4の入/切を繰り返す。グロー放電が所定時間行われた後、再度排気パイプ5により真空チャンバ2内を真空に保し、被処理物を冷却する。このようにして、被処理物にプラズマ窒化処理が行われる。
以下の実施例では、真空チャンバ2内に窒素酸化物雰囲気を供給し、被処理物としてチタン基板(Ti基板)を用いた。また、プラズマ窒化処理は、真空チャンバ2内に供給するガスの種類、ガスの濃度、被処理物の温度を種々に変更して行った。また、製造装置1として産業用金属表面処理装置(山陰酸素工業株式会社製)を用いてTi基板をプラズマ窒化処理し、処理後のTi基板の光触媒の性能を調べた。
(実施例1)
基台22にTi基板(20×20mm)を載置し、真空チャンバ2内に二酸化窒素(NO)を供給し、希釈ガスとして窒素ガス(N)を用いてその濃度を33%に保った。また、真空チャンバ2内の圧力は、200Paとした。そして、Ti基板の温度を100℃としてプラズマ窒化処理を行ったもの、150℃としてプラズマ窒化処理を行ったもの、200℃としてプラズマ窒化処理を行ったもの、250℃としてプラズマ窒化処理を行ったもの、300℃としてプラズマ窒化処理を行ったものおよび550℃としてプラズマ窒化処理を行ったものの6種類を作成した。また、各プラズマ窒化処理はそれぞれ3時間行った。
そして、処理後のTi基板(以下、サンプルという)の吸収波長領域を調べるために、紫外可視分光光度計(日本分光 V−550型)を用いて光吸収を調べた。測定条件は、バンド幅(UV)0.1nm、測定波長200nm〜800nm、データ間隔0.5nm、走査速度20nm/minとした。この結果をグラフにしたものを図2に示した。
このグラフから、各サンプルは、作成温度が上昇するのに伴い、スペクトルの吸収端が長波長側にシフトしているのが確認できる。また、可視光領域であるλ>380nmの波長の光を吸収していることも確認でき、Ti−O−N構成を有していることも確認できる。
また、各サンプルの光触媒性能を調べるためにアセトアルデヒド分解能測定を行った。具体的には、各サンプルをそれぞれ反応層(250×400×300mm)の中に設置し、さらに、液体アセトアルデヒド1.4ulをシリンジに入れて揮発させて各反応層の中に注入して充満させた。そして、各サンプルに対して光源(12V,100W)からの距離を50mmとして可視光を150分間照射した。除去できたアセトアルデヒドの量を除去率とし、その結果を図3に示した。これより、温度を200℃に保ったサンプルの除去率が最も高くなったことが確認できた。よって、Ti基板をプラズマ窒化処理する際には、Ti基板の温度を150℃〜250℃とすることが好ましく、さらには200℃に保つことがより好ましいと考えられる。
(実施例2)
真空チャンバ2内に二酸化窒素(NO)を供給し、その濃度を、10%、20%および50%の3種類として、実験例1と同様の方法でサンプルを作成した。なお、各サンプルの温度は、常時200℃に保った。そして、実験例1と同様に、各サンプルについて光吸収を調べ、さらに、アセトアルデヒド分解能測定を行った。図4には、光吸収の結果を、図5には、アセトアルデヒド分解能測定の結果を示した。
図4より、二酸化窒素の濃度を変化させてもスペクトルの吸収端に大きな変化は見られないことが確認できる。また、図5より、二酸化窒素の濃度を変化させてもアセトアルデヒドの除去率に大きな変化は見られないことが確認できる。よって、Ti基板をプラズマ窒化処理する際の窒素酸化物雰囲気の濃度の違いは、製造する光触媒の質にそれほど影響を及ぼすものではないと考えられる。
(実験例3)
真空チャンバ2内に供給するガスの種類を二酸化窒素(NO)、一酸化窒素(NO)および亜酸化窒素(NO)の3種類としてそれぞれにおいてサンプルを作成した。さらに、各ガスを用いた場合において、サンプルの温度を200℃に保ったもの、300℃に保ったものおよび500℃に保ったものの3種類を作成した。また、各ガスの濃度は33%に保った。そして、実験例1と同様に、各サンプルについて光吸収を調べ、さらに、アセトアルデヒド分解能測定を行った。なお、実験例3では、光を全く照射しない暗条件下と可視光領域の光を照射した明条件下とに切替えて実験を行った。
図6(a)は、ガスの種類が二酸化窒素(NO)の場合の光吸収の結果を示したグラフであり、図6(b)は、ガスの種類が二酸化窒素(NO)の場合のアセトアルデヒド分解能測定の結果を示した表である。また、図7(a)は、ガスの種類が一酸化窒素(NO)の場合の光吸収の結果を示したグラフであり、図7(b)は、ガスの種類が一酸化窒素(NO)の場合のアセトアルデヒド分解能測定の結果を示した表である。また、図8(a)は、ガスの種類が亜酸化窒素(N0)の場合の光吸収の結果を示したグラフであり、図8(b)は、ガスの種類が亜酸化窒素(N0)の場合のアセトアルデヒド分解能測定の結果を示した表である。
図6〜図8から、ガスの種類が二酸化窒素(NO)の場合に最もアセトアルデヒドを除去できていることが確認できる。また、サンプルの温度が上昇するのに伴い、スペクトルの吸収端が長波長側にシフトしているのが確認できる。また、温度を200℃に保ったサンプルの除去率が最も高くなったことが確認できる。また、暗条件下ではアセトアルデヒドの除去が少なく、明条件下において顕著にアセトアルデヒドが除去できていることが確認できる。よって、Ti基板をプラズマ窒化処理すると処理後のTi基板は可視光に応答して活性すると考えられる。また、Ti基板をプラズマ窒化処理する際には雰囲気が二酸化窒素(NO)であることが好ましいと考えられる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項に記載の範囲内において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態にかかる可視光応答型光触媒の製造方法を実施するための製造装置の構成を模式的に示した図である。 実施例1の結果を示したグラフである。 実施例1の結果を示した表である。 実施例2の結果を示したグラフである。 実施例2の結果を示した表である。 実施例3においてガスの種類を二酸化窒素とした場合の結果を示した図である。 実施例3においてガスの種類を一酸化窒素とした場合の結果を示した図である。 実施例3においてガスの種類を亜酸化窒素とした場合の結果を示した図である。
符号の説明
1 製造装置
2 真空チャンバ
3 ガス供給部
4 プラズマ電源
23 圧力調整部
24 温度調整部

Claims (3)

  1. 可視光の照射に応答して光触媒反応を起こす可視光応答型光触媒の製造方法であって、
    窒素ガスと窒素酸化物雰囲気中においてチタン材に対してプラズマ窒化処理を施し、当該プラズマ窒化処理中はチタン材の温度を100℃〜300℃に保つようにすることを特徴とする可視光応答型光触媒の製造方法。
  2. 前記窒素酸化物は、二酸化窒素、一酸化窒素または亜酸化窒素のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の可視光応答型光触媒の製造方法。
  3. 前記プラズマ窒化処理は、圧力150Pa〜250Paの真空炉内にチタン材を保持し、チタン材と真空炉との間に550V〜650Vの電圧を印加し、電源の入/切を繰り返すことによりチタン材の温度を100℃〜300℃に保つものであることを特徴とする請求項1または2に記載の可視光応答型光触媒の製造方法。


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