JP4997313B2 - エレベータ調速機の駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗かごの過速度状態を検出するエレベータ調速機の動作試験時に、プーリを回転駆動するために用いられるエレベータ調速機の駆動装置に関する。
一般にエレベータには、乗かごの過速度を検出するエレベータ調速機が備えられているが、このエレベータ調速機は、据付け完了時に、及びその後の一定期間毎に、動作試験を実施することが法令上義務付けられている。このエレベータ調速機の動作試験は、エレベータ調速機のプーリに巻き掛けられ非常停止装置に連結されている無端状のガバナロープを、プーリから取り外した状態にし、この状態においてプーリの回転が所定速度に至ったときのエレベータ調速機の動作状態を確認することによって行われている。したがって、エレベータ調速機の動作試験時には、ガバナロープをプーリから取り外した状態で、プーリを強制的に駆動させることが必要になる。
この種の従来技術として、電気ドリルに取り付けた円錐状のゴムローラをエレベータ調速機のプーリに当接した状態にし、電気ドリルによってゴムローラを回転させることにより強制的にプーリを回転駆動させる駆動装置や、外径寸法の異なる複数のローラを有する多段ローラを備え、エレベータ調速機のプーリの外径寸法に対応するローラを選択して、該当するローラにより強制的にプーリを回転駆動させる駆動装置が知られている。
特開平09−278308号公報 特開平09−132358号公報
前述した円錐状のゴムローラを備えた特許文献1に示される従来技術は、プーリに円錐状のゴムローラを当接させてエレベータ調速機の動作試験を行うことから、動作試験を行う作業者は優れた操作技術を持つことが要求される。したがって、このエレベータ調速機の動作試験が難しくなりやすい。また、特許文献2に示される従来技術は、複数のローラを有する多段ローラであるために、重量が重くなって取り扱いが煩雑になりやすい。また、構造が複雑であるために製造費用が高くなりやすい。また、特許文献1,2に示される従来技術は、プーリとの接触部分が摩耗してローラの外径寸法が小さくなってきたときには、プーリの回転速度が低下することから新しいものに交換することが必要になる。この場合、特許文献1,2に示される従来技術は、共にローラ一式を新しいものに交換しなければならない。このために、エレベータ調速機の動作試験のための保守費用が高くなりやすい。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、エレベータ調速機の動作試験を容易に行うことができ、また、エレベータ調速機の動作試験に要する費用を安く抑えることができるエレベータ調速機の駆動装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、ガバナロープが巻き掛けられるプーリを有し、このプーリの回転速度に基づいて乗かごの過速度状態を検出するエレベータ調速機の動作試験時に用いられ、前記動作試験時に前記プーリを回転駆動するエレベータ調速機の駆動装置において、外周面に取付溝が形成された円筒部を有する1つのローラ本体と、前記ローラ本体を回転駆動させる回転駆動手段と、前記ローラ本体の前記取付溝に装着され、前記動作試験時に前記回転駆動手段の回転力を前記プーリを回転させる回転力として伝えるとともに、前記ローラ本体との摩擦抵抗力以上の回転負荷が加えられると前記ローラ本体に対して相対的に滑動する弾性体リングとを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、エレベータ調速機の動作試験に際しては、プーリからガバナロープを取り外した状態でローラ本体の取付溝に装着した弾性体リングをプーリに当接させ、この状態において回転駆動手段を駆動させることによって行われる。この回転駆動手段の駆動によってローラ本体及び弾性体リングが回転し、その回転力によってプーリを所定速度で回転させることができる。このようにしてプーリを回転させている間、回転駆動手段の駆動によってプーリが所定速度を超える速度で回転しようとするときには、すなわち、ローラ本体との摩擦抵抗力以上の回転負荷が弾性体リングに加えられたときには、弾性体リングがローラ本体に対して相対的に滑動し、回転駆動手段の回転力のプーリへの伝達は遮断される。したがって、作業者の特別な操作技術が要求されることなく、プーリを所定速度で容易に回転させることができる。
また、本発明は、回転駆動手段の他に、1つのローラ本体と、このローラ本体に装着させた弾性体リングとによって構成されるので、比較的軽量で取り扱いやすい。また、製造費用を安く抑えることができる。
さらに、本発明は、プーリと当接する弾性体リングが摩耗して外径寸法が小さくなってきたときには、摩耗した弾性体リングのみを新しい弾性体リングに交換すればよい。したがって、新しいものに交換する際の保守費用を安く抑えることができる。
すなわち、本発明は、エレベータ調速機の動作試験を容易に行うことができ、また、動作試験に要する費用を安く抑えることができる。
また、本発明は、前記発明において、前記ローラ本体は、前記円筒部の外径寸法よりも小さな外径寸法を有し、前記回転駆動手段に取り付けられる取付軸と、この取付軸と前記円筒部との間に位置し、前記弾性体リングの径の拡大を可能にさせる円錐部とを有する構成にしてもよい。このように構成した本発明は、取付軸側から挿入させた弾性体リングを、円錐部によって徐々に径を拡大させるようにしてガイドさせ、円筒部の取付溝に装着させることができる。したがって、弾性体リングをローラ本体の円筒部の取付溝に容易に装着させることができる。
また、本発明は、前記発明において、前記ローラ本体の前記円筒部及び前記円錐部のうちの少なくとも前記円筒部の内部に、中空部を形成するようにしてもよい。このように構成した本発明は、ローラ本体の軽量化を実現できる。
また、本発明は、前記発明において、前記ローラ本体の前記円筒部に、複数の前記弾性体リングがそれぞれ個別に装着可能な複数の前記取付溝を設け、前記取付溝に装着させたことによって形成される隣合う前記弾性体リング間の溝に、別の前記弾性体リングを装着させたことを特徴としている。このように構成した本発明は、異なる複数の外径寸法を有する多段ローラとして活用させることができる。
本発明は、外周面に取付溝が形成された円筒部を有する1つのローラ本体と、このローラ本体を回転駆動させる回転駆動手段と、ローラ本体の取付溝に装着され、エレベータ調速機の動作試験時に回転駆動手段の回転力をプーリの回転として伝えるとともに、ローラ本体との摩擦抵抗力以上の回転負荷が加えられるとローラ本体に対して相対的に滑動する弾性体リングとを備えたことから、従来におけるようなエレベータ調速機の動作試験における作業者の特別な操作技術が要求されることなく、エレベータ調速機のプーリを所定速度で容易に回転させることができる。また、製造費、及び摩耗時の交換のための保守費用を安く抑えることができ、エレベータ調速機の動作試験に要する費用を従来に比べて安く抑えることができる。これらにより、優れた実用性を確保することができる。
本発明に係るエレベータ調速機の駆動装置の一実施形態の要部構成を示す斜視図である。 本発明に係るエレベータ調速機の駆動装置の一実施形態の要部構成を示す側面図である。 本実施形態に備えられるローラ本体を示す側面図である。 本実施形態の製造時にあって、ローラ本体に弾性体リングを装着させる過程を示す図である。 本実施形態を用いて行われるエレベータ調速機の動作試験時の準備手順を示す図である。 エレベータ調速機の動作試験時における本実施形態の変形態様を示す図である。 本実施形態に備えられる摩耗した弾性体リングの交換手順を示す図である。
以下、本発明に係るエレベータ調速機の駆動装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエレベータ調速機の駆動装置の一実施形態の要部構成を示す斜視図、図2は本発明に係るエレベータ調速機の駆動装置の一実施形態の要部構成を示す側面図、図3は本実施形態に備えられるローラ本体を示す側面図、図4は本実施形態の製造時にあって、ローラ本体に弾性体リングを装着させる過程を示す図である。
本実施形態に係る駆動装置は、ガバナロープが巻き掛けられる図示しないプーリを有し、このプーリの回転速度に基づいて図示しない乗かごの過速度を検出する図示しないエレベータ調速機の動作試験時に用いられ、動作試験時にプーリを回転駆動させるものである。
図1,2に示すように、本実施形態に係る駆動装置9は、1つのローラ本体1と、このローラ本体1を回転駆動させる回転駆動手段、例えば図示しない電気ドリルと、ローラ本体1に装着した弾性体リング2とによって構成される。弾性体リング2は、例えば合成樹脂製のOリングから成っている。
ローラ本体1は、図2,3に示すように、外周面1Aに複数の弾性体リング2がそれぞれ個別に装着される複数の取付溝3,3Bが形成された円筒部1aと、図示しない電気ドリルに取り付けられる取付軸4と、この取付軸4と円筒部1aとの間に位置し、弾性体リング2の径の拡大を可能にさせる円錐部5とを有している。また、図1に示すように、ローラ本体1は、円筒部1a及び円錐部5の内部に中空部1Bを形成してある。前述した取付軸4には、図示しない電気ドリルに固定される部位であるロック溝6を有する電気ドリル挿入部7を一体に連設させてある。
弾性体リング2をローラ本体1の取付溝3,3Bに装着するに際しては、図4に示すように、電気ドリル挿入部7及び取付軸4側から弾性体リング2が挿入される。この挿入された弾性体リング2は、円錐部5方向に押し込むことにより円錐部5で徐々に径が拡大されながらこの円錐部5によってガイドされる。さらに、弾性体リング2を押し込むと、径が拡大された状態で円筒部1aに至る。そして例えば1つ目の弾性体リング2は、円錐部5から最も遠い位置に形成された最先端の取付溝3に装着される。以下、同様にして他の弾性体リング2の装着が行われ、最後の弾性体リング2は円錐部5に最も近い位置に形成された図3に示す最末端の取付溝3Bに装着される。このようにして、図1,2に示すように、例えば5つの弾性体リング2が互いに併設されるようにして円筒部1aに装着される。このとき隣り合う弾性体リング2間には溝8が形成される。
図5は本実施形態を用いて行われるエレベータ調速機の動作試験時の準備手順を示す図である。
この図5に示すように、エレベータ調速機11の動作試験に際しては、まず、プーリ12に巻き掛けられたガバナロープ13が矢印14に示すように引き上げられ、プーリ12とガバナロープ13との間に隙間15が形成され、この隙間15を利用してガバナロープ13がプーリ12から取り外される。
次に、作業者16は矢印17に示すようにプーリ12を手で回転させる。このとき矢印18に示すように、プーリ12が惰性回転すれば、プーリ12は動作試験が可能な状態にあるものと確認される。
この状態において、プーリ12の一方側の周端に速度検出器18の測定部を当接させる。また、電気ドリル19に取り付けた駆動装置9をプーリ12の他方側に近づけ、ローラ本体1に装着した弾性体リング2をプーリ12に接触させる。このとき、プーリ12の周囲の作業空間の形態に応じて、駆動装置9の弾性体リング2をプーリ12の側端20に当接させる場合と、駆動装置9の弾性体リング2をプーリ12の周端20Aに当接させる場合のいずれかを選択することができる。
前述のようにプーリ12の一方側においてプーリ12の周端に速度検出器18の測定部を当接させ、プーリ12の他方側においてプーリ12に駆動装置9の弾性体リング2を当接させた状態において電気ドリル19を駆動すると、ローラ本体1及び弾性体リング2が回転し、その回転力によってプーリ12を所定速度で回転させることができる。プーリ12の回転速度は速度検出器18によって検出される。また、このようにしてプーリ12を回転させている間、電気ドリル19の駆動によってプーリ12が所定速度を超える速度で回転しようとするときには、すなわち、ローラ本体1との摩擦抵抗力以上の回転負荷が弾性体リング2に加えられたときには、弾性体リング2がローラ本体1に対して相対的に滑動し、電気ドリル19の回転力のプーリ12への伝達は遮断される。したがって、プーリ12の回転速度は所定速度に維持される。
なお、このエレベータ調速機11の動作試験に際して、電気ドリル19に取り付けた駆動装置9の弾性体リング2をプーリ12の周端20Aに当接させるようにして動作試験を行う場合には、プーリ12の大径部が弾性体リング2間の溝8に係合するようにして、弾性体リング2をプーリ12の周端20Aに当接させることにより、同図5の矢印21方向への駆動装置9の動きを阻止することができる。これにより安定した精度の高いプーリ12の速度測定を実現させることができる。
図6はエレベータ調速機の動作試験時における本実施形態の変形態様を示す図である。
前述したエレベータ調速機11の動作試験に際し、図6に示すように、ローラ本体1の円筒部1aに装着される弾性体リング2のうちの例えば円錐部5側に位置する弾性体リング22を、最先端方向へ押し込み、最先端の弾性体リング2と、この弾性体リング2と隣り合う弾性体リング2との間に形成される溝23(図1,2の溝8に相当)に位置させる態様としてもよい。弾性体リング2,22をこのように装着させた場合には、プーリ12の形状の大小等に応じて、プーリ12に当接させる弾性体リングを、弾性体リング2あるいは弾性体リング22のいずれか好適な方に選択することができる。すなわち、異なる複数の外径寸法を有する多段ローラとして活用させることができる。また、電気ドリル19の回転力を例えば一定に保った状態で弾性体リング2,22を選択的にプーリ12に当接させるようにすれば、容易にプーリ12の回転速度を調節することができる。
図7は本実施形態に備えられる摩耗した弾性体リングの交換手順を示す図である。
繰り返し実施されるエレベータ調速機11の動作試験に伴って、プーリ12に当接させていた弾性体リング2のうちの弾性体リング2Aが動作試験に支障を生じる程に摩耗したときには、図7に示すように、ローラ本体1の取付溝3Aから摩耗した弾性体リング2Aを取り外すことが行われる。次に、それまで装着されていた複数の弾性体リング2Bを順次最先端の方へ押し進める。最後に、新たな弾性体リング2Cを円錐部5に最も近い側に位置する取付溝3Bに装着させる。これにより、弾性体リング2(2A,2B,2C)の交換は終了し、駆動装置9のローラ本体1部分の外径を正常寸法に維持することができる。
以上のように構成した本実施形態に係る駆動装置9によれば、前述したように、駆動装置9の弾性体リング2をエレベータ調速機11のプーリ12に当接させてプーリ12を回転させている間、電気ドリル19の駆動によってプーリ12が所定速度を超えるように回転しようとするときには、弾性体リング2がローラ本体1に対して滑動し、これによりプーリ12の回転速度は所定速度に維持される。したがって、作業者16の特別な操作技術が要求されることなく、プーリ12を所定速度で容易に回転させることができる。
また、本実施形態は、電気ドリル19の他に、1つのローラ本体1と、このローラ本体1に装着される弾性体リング2とによって構成されるので、比較的軽量で取り扱いやすい。また、部材数が少ないので製造費を安くすることができる。
また、前述したように、繰り返し行われた動作試験に伴って、プーリ12と当接する弾性体リング2が摩耗して外径寸法が小さくなり、動作試験に支障を生じるようになったときには、摩耗した弾性体リング2のみを新しい弾性体リング2に交換すれば済む。したがって、新しいものに交換する際の保守費用を安く抑えることができる。
すなわち、本実施形態は、エレベータ調速機11の動作試験における作業者16の特別な操作技術が要求されることなく、エレベータ調速機11のプーリ12を所定速度で容易に回転させることができる。また、製造費、及び摩耗時の交換のための保守費用を安く抑えることができ、エレベータ調速機11の動作試験に要する費用を安く抑えることができる。これらより、優れた実用性を確保することができる。
また、本実施形態は、ローラ本体1の円筒部1a及び円錐部5に中空部1Bを形成してあることから、ローラ本体1の軽量化を実現できる。したがって、取り扱い易くなってプーリ12の安全な駆動操作を実現でき、また製造費の低減に貢献する。
また、本実施形態は、前述したように取付軸4側から挿入させた弾性体リング2を、円錐部5によって徐々に径を拡大させるようにしてガイドさせ、円筒部1aの取付溝3に装着させるようにしたことから、弾性体リング2をローラ本体1の円筒部1aの取付溝3に容易に装着させることができる。
なお、前述した実施形態にあっては、ローラ本体1の円筒部1a及び円錐部5の内部に中空部1Bを形成したが、円筒部1aの内部のみに中空部を形成してもよい。
また、前述した実施形態にあっては、ローラ本体1の円筒部1aの外周面1Aに複数の取付溝3を形成し、これらの取付溝3に個別に複数の弾性体リング2を装着させるように構成したが、ローラ本体1の円筒部1aの外周面1Aに単に1つの取付溝を形成し、この取付溝に1つまたは複数の弾性体リングを装着させる構成としてもよい。
1 ローラ本体
1a 円筒部
1A 外周面
1B 中空部
2 弾性体リング
2A 弾性体リング
2B 弾性体リング
2C 弾性体リング
3 取付溝
3A 取付溝
3B 取付溝
4 取付軸
5 円錐部
6 ロック溝
7 電気ドリル挿入部
8 溝
9 駆動装置(本実施形態)
11 エレベータ調速機
12 プーリ
13 ガバナロープ
18 速度検出器
19 電気ドリル(回転駆動手段)
22 弾性体リング
23 溝

Claims (4)

  1. ガバナロープが巻き掛けられるプーリを有し、このプーリの回転速度に基づいて乗かごの過速度状態を検出するエレベータ調速機の動作試験時に用いられ、前記動作試験時に前記プーリを回転駆動するエレベータ調速機の駆動装置において、
    外周面に取付溝が形成された円筒部を有する1つのローラ本体と、
    前記ローラ本体を回転駆動させる回転駆動手段と、
    前記ローラ本体の前記取付溝に装着され、前記動作試験時に前記回転駆動手段の回転力を前記プーリを回転させる回転力として伝えるとともに、前記ローラ本体との摩擦抵抗力以上の回転負荷が加えられると前記ローラ本体に対して相対的に滑動する弾性体リングとを備えたことを特徴とするエレベータ調速機の駆動装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ調速機の駆動装置において、
    前記ローラ本体は、前記円筒部の外径寸法よりも小さな外径寸法を有し、前記回転駆動手段に取り付けられる取付軸と、この取付軸と前記円筒部との間に位置し、前記弾性体リングの径を拡大させる円錐部とを有することを特徴とするエレベータ調速機の駆動装置。
  3. 請求項2に記載のエレベータ調速機の駆動装置において、
    前記ローラ本体の前記円筒部及び前記円錐部のうちの少なくとも前記円筒部の内部に、中空部を形成することを特徴とするエレベータ調速機の駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータ調速機の駆動装置において、
    前記ローラ本体の前記円筒部に、複数の前記弾性体リングがそれぞれ個別に装着可能な複数の前記取付溝を設け、
    前記取付溝に装着させたことによって形成される隣合う前記弾性体リング間の溝に、別の前記弾性体リングを装着させたことを特徴とするエレベータ調速機の駆動装置。
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