JP3035066B2 - エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置 - Google Patents
エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置Info
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- JP3035066B2 JP3035066B2 JP9802192A JP9802192A JP3035066B2 JP 3035066 B2 JP3035066 B2 JP 3035066B2 JP 9802192 A JP9802192 A JP 9802192A JP 9802192 A JP9802192 A JP 9802192A JP 3035066 B2 JP3035066 B2 JP 3035066B2
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- Japan
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- governor
- motor
- elevator
- drive device
- operation test
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
- B66B5/04—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed
- B66B5/06—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions for detecting excessive speed electrical
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乗かごが設定値を越え
る速度で降下したときに作動してガバナロープの走行を
抑止するように構成されたエレベーターの調速機の動作
試験用駆動装置に関する。
る速度で降下したときに作動してガバナロープの走行を
抑止するように構成されたエレベーターの調速機の動作
試験用駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にエレベーターの調速機は、一対の
プーリ間に掛けられた無端状のガバナロープに連結した
乗かごが、設定値を越える速度で降下したときに作動し
て、上記ガバナロープの走行を抑止するように構成され
ており、従来のこのようなエレベーターの調速機の動作
試験用駆動装置としては、例えば実公昭４２−２１４６
８号公報に記載のように、調速機のプーリに押し当てる
ためにその先端部を円錐状とした回転部と、この回転部
を駆動するための電動機と、スイツチおよび速度調整機
構を備えて構成されていた。
プーリ間に掛けられた無端状のガバナロープに連結した
乗かごが、設定値を越える速度で降下したときに作動し
て、上記ガバナロープの走行を抑止するように構成され
ており、従来のこのようなエレベーターの調速機の動作
試験用駆動装置としては、例えば実公昭４２−２１４６
８号公報に記載のように、調速機のプーリに押し当てる
ためにその先端部を円錐状とした回転部と、この回転部
を駆動するための電動機と、スイツチおよび速度調整機
構を備えて構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置は、電動機
の電源として商用電源を用いるものであるため、調速機
のプーリ付近に商用電源のコンセントがないと使用でき
ず、また装置自体も大きくて使い難いものであつた。
エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置は、電動機
の電源として商用電源を用いるものであるため、調速機
のプーリ付近に商用電源のコンセントがないと使用でき
ず、また装置自体も大きくて使い難いものであつた。
【０００４】本発明の目的は、コンパクトでしかも取扱
が容易なエレベーターの調速機の動作試験用駆動装置を
提供することにある。
が容易なエレベーターの調速機の動作試験用駆動装置を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、一対のプーリ間に掛けられた無端状のガバ
ナロープに連結した乗かごが設定値を越える速度で降下
したときに作動して、上記ガバナロープの走行を抑止す
るように構成されたエレベーター用調速機の動作試験用
駆動装置において、モータと、その電源と、上記モータ
の回転数を調整する回転数調整手段とを筒状のケース内
に収納し、上記ケースから導出した上記モータの駆動軸
に、上記ガバナプーリに押圧する駆動リングを取り付け
たことを特徴とする。
するために、一対のプーリ間に掛けられた無端状のガバ
ナロープに連結した乗かごが設定値を越える速度で降下
したときに作動して、上記ガバナロープの走行を抑止す
るように構成されたエレベーター用調速機の動作試験用
駆動装置において、モータと、その電源と、上記モータ
の回転数を調整する回転数調整手段とを筒状のケース内
に収納し、上記ケースから導出した上記モータの駆動軸
に、上記ガバナプーリに押圧する駆動リングを取り付け
たことを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明によるエレベーターの調速機の動作試験
用駆動装置は、上述のように電源を含むと共に各構成機
器を筒状のケースに収納したため、コンパクトでしかも
筒状の外観形状によつて握り易く取扱が容易である。
用駆動装置は、上述のように電源を含むと共に各構成機
器を筒状のケースに収納したため、コンパクトでしかも
筒状の外観形状によつて握り易く取扱が容易である。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によつて説明す
る。図１は本発明の一実施例によるエレベーターの調速
機の動作試験用駆動装置の縦断面図を示すもので、筒状
たとえば輪郭が円形あるいは正多角形のケース１内の一
端部には、モータ２が収納され、ケース１外へ導出した
その出力軸２Ｂには図示しないガバナプーリに押圧する
ためのゴム製駆動リング２Ａが着脱可能に取り付けられ
ている。ケース１内にはその軸方向に沿つて複数本の通
しボルト１１が挿入され、その途中に複数の支持端板
３，４，５，６，７が適当な間隔をおいて固定されてい
る。つまり支持端板３にはモータ２が、また支持端板４
には制御部８が、また支持端板５には制御部８の一部で
あるパワートランジスタ８Ａが、また支持端板６には充
電型電池等の電源９が、更に支持端板７には電源スイツ
チ８Ｃ、モータ２の出力軸２Ｂの回転数を調節する可変
抵抗器等の回転数調整手段８Ｂおよび充電用コード接続
端子１０等が支持されている。この回転数調整手段８Ｂ
はスイツチ付きで、このスイツチが正逆転切替用の電源
スイツチ８Ｃとして働くように結線されている。また充
電型電池である電源９のための充電回路を具備している
が、図示を省略している。
る。図１は本発明の一実施例によるエレベーターの調速
機の動作試験用駆動装置の縦断面図を示すもので、筒状
たとえば輪郭が円形あるいは正多角形のケース１内の一
端部には、モータ２が収納され、ケース１外へ導出した
その出力軸２Ｂには図示しないガバナプーリに押圧する
ためのゴム製駆動リング２Ａが着脱可能に取り付けられ
ている。ケース１内にはその軸方向に沿つて複数本の通
しボルト１１が挿入され、その途中に複数の支持端板
３，４，５，６，７が適当な間隔をおいて固定されてい
る。つまり支持端板３にはモータ２が、また支持端板４
には制御部８が、また支持端板５には制御部８の一部で
あるパワートランジスタ８Ａが、また支持端板６には充
電型電池等の電源９が、更に支持端板７には電源スイツ
チ８Ｃ、モータ２の出力軸２Ｂの回転数を調節する可変
抵抗器等の回転数調整手段８Ｂおよび充電用コード接続
端子１０等が支持されている。この回転数調整手段８Ｂ
はスイツチ付きで、このスイツチが正逆転切替用の電源
スイツチ８Ｃとして働くように結線されている。また充
電型電池である電源９のための充電回路を具備している
が、図示を省略している。
【０００８】次に、上述したエレベーターの調速機の動
作試験用駆動装置による動作試験について説明する。先
ず、上述したエレベーターの調速機の動作試験用駆動装
置は、使用に先立つて適当な商用電源に充電用コード接
続端子１０を接続して、電源９を充電しておく。その後
充電用コード接続端子１０を商用電源から切離し、動作
試験を行うエレベーターの調速機まで持参する。そこ
で、一対のプーリ間に無端状に掛けられたガバナプーリ
に駆動リング２Ａを軽く押し当て、モータ２による回転
力をガバナプーリに与え、この状態で回転数調整手段８
Ｂによりモータ２の回転数を調節しながら回転数を徐々
に上昇させて行く。回転数が所定値に達すると、調速機
が動作してガバナロープの走行を抑止するようになる
が、このときのガバナプーリの速度を別の検出器により
計測し、正常値と比較して試験を終える。
作試験用駆動装置による動作試験について説明する。先
ず、上述したエレベーターの調速機の動作試験用駆動装
置は、使用に先立つて適当な商用電源に充電用コード接
続端子１０を接続して、電源９を充電しておく。その後
充電用コード接続端子１０を商用電源から切離し、動作
試験を行うエレベーターの調速機まで持参する。そこ
で、一対のプーリ間に無端状に掛けられたガバナプーリ
に駆動リング２Ａを軽く押し当て、モータ２による回転
力をガバナプーリに与え、この状態で回転数調整手段８
Ｂによりモータ２の回転数を調節しながら回転数を徐々
に上昇させて行く。回転数が所定値に達すると、調速機
が動作してガバナロープの走行を抑止するようになる
が、このときのガバナプーリの速度を別の検出器により
計測し、正常値と比較して試験を終える。
【０００９】このように、予め充電した電源９を用いて
いるため、試験するエレベーターの調速機の近くに商用
電源が無くても、試験を行うことができる。また、この
エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置は、筒状の
ケース１内に収納されているので、作業者が手で持つて
容易に取り扱うことができると共に、全体をコンパクト
にまとめることができる。尚、本実施例では、ケース１
内に収納する各構成部品の配列を図示のようにしたが、
各構成部品の配列は図示の例に限らず種々の構成をとる
ことができ、いずれも同様の効果を得ることができ、ま
たエレベーターの調速機が動作したときの回転数を表示
する回転計をケース１に取り付けても良い。
いるため、試験するエレベーターの調速機の近くに商用
電源が無くても、試験を行うことができる。また、この
エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置は、筒状の
ケース１内に収納されているので、作業者が手で持つて
容易に取り扱うことができると共に、全体をコンパクト
にまとめることができる。尚、本実施例では、ケース１
内に収納する各構成部品の配列を図示のようにしたが、
各構成部品の配列は図示の例に限らず種々の構成をとる
ことができ、いずれも同様の効果を得ることができ、ま
たエレベーターの調速機が動作したときの回転数を表示
する回転計をケース１に取り付けても良い。
【００１０】
【発明の効果】上記説明したように本発明は、電源と、
これによつて作動するモータと、このモータに連結した
駆動リングの回転数を変える回転数調整手段等を筒状の
ケースに納めたため、全体をコンパクトにできると共
に、握り易く取扱が容易なエレベーターの調速機の動作
試験用駆動装置とすることができる。
これによつて作動するモータと、このモータに連結した
駆動リングの回転数を変える回転数調整手段等を筒状の
ケースに納めたため、全体をコンパクトにできると共
に、握り易く取扱が容易なエレベーターの調速機の動作
試験用駆動装置とすることができる。
【図１】本発明の一実施例によるエレベーターの調速機
の動作試験用駆動装置を示す縦断面図である。
の動作試験用駆動装置を示す縦断面図である。
１ ケース ２ モータ ８Ｂ 回転数調整手段 ９ 電源
Claims (1)
- 【請求項１】 一対のプーリ間に掛けられた無端状のガ
バナロープに連結した乗かごが、設定値を越える速度で
降下したときに作動して、上記ガバナロープの走行を抑
止するように構成したエレベーター用調速機の動作試験
用駆動装置において、モータと、その電源と、上記モー
タの回転数を調整する回転数調整手段とを筒状のケース
内に収納し、上記ケースから導出した上記モータの駆動
軸に、上記ガバナプーリに押圧する駆動リングを取り付
けたことを特徴とするエレベーターの調速機の動作試験
用駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9802192A JP3035066B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9802192A JP3035066B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05294579A JPH05294579A (ja) | 1993-11-09 |
| JP3035066B2 true JP3035066B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=14208225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9802192A Expired - Fee Related JP3035066B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | エレベーターの調速機の動作試験用駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3035066B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2169682A1 (en) * | 1995-03-10 | 1996-09-11 | Christoph Liebetrau | Method and equipment for testing a speed limiter of a lift installation |
| ES2530693T3 (es) * | 2005-03-30 | 2015-03-04 | Mitsubishi Electric Corp | Ascensor |
| JP4997313B2 (ja) * | 2010-04-12 | 2012-08-08 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータ調速機の駆動装置 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP9802192A patent/JP3035066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05294579A (ja) | 1993-11-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |