JP4997132B2 - 圃場整地機 - Google Patents

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Description

本発明は田んぼ等圃場面の整地作業に用いられる圃場整地機に関するものである。
従来、この種の圃場整地機として、トラクタに取付枠を上下動可能に設け、取付枠に土運搬台を後方傾動可能に設け、すき体を保持機構により前下がり状に保持及び引き上げ回動可能に配設し、すき体の裏面に左右二個の補強板を固定し、補強板の前部間に渡板を架設し、補強板の後部に圃場面内に没入してすき体の前端部を下向き回動させる板材からなる抵抗受け部を設けてなる構造のものが知られている。
特許第3005601号公報
しかしながら上記従来構造の場合、上記すき体の裏面に左右二個の補強板を固定し、補強板の前部間に渡板を架設し、補強板の後部に圃場面内に没入してすき体の前端部を下向き回動させる板材からなる抵抗受け部を設けた構造となっているため、抵抗受け部の構造が複雑化すると共に製作コストの低減を図ることができないことがあるという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、トラクタに取付枠を上下動可能に設け、該取付枠に土運搬台を後方傾動可能に設け、すき体を保持機構により前下がり状に保持及び引き上げ回動可能に配設し、該すき体に圃場土や圃場面上の夾雑物に接触することにより該すき体の前端部を下向き回動させる抵抗受け部を設けてなり、上記抵抗受け部は上記すき体の裏面に突設された棒状体からなることを特徴とする圃場整地機にある。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、すき体に設けた抵抗受け部は圃場土や圃場面上の夾雑物に接触することによりすき体の前端部は下向き回動させられ、このためすき体の前端部の穿入を良好にでき、すき体の前端部の浮上がりを防ぐことができ、それだけすき作業能率を向上することができると共にこの抵抗受け部は上記すき体の裏面に突設された棒状体からなるので、抵抗受け部の構造を簡素化することができ、既存のすき体に抵抗受け部を容易に形成することができ、しかも、取付枠の底部分が接地するほどに取付枠を可及的下方位置に下げることができ、このため速やかに土を土運搬台内に導入することができる。
図1乃至図9は本発明の実施例を示し、1はトラクタであって、トラクタ1の後部には連結機構2により取付枠3を連結している。
この場合、上記連結機構2はトラクタ1の左右両側部下部に突設した下部リンク4と、トラクタの左右両側部上部に突設した揺動アーム5と、揺動アーム5と下部リンク4の中程部を連結する吊上リンク6と、トラクタの上部に突設した上部リンク7とで構成され、上記下部リンク4の先端部と上部リンク7の先端部を連結ピン8により取付枠3に連結し、取付枠3を油圧により揺動する揺動アーム5によって上下動可能にしている。
9は保持機構であって、上記取付枠3を側面L状、後面四角枠状に形成し、取付枠3の左右の縦杆3a・3a間に断面三角形状の取付体10の軸受部10aを左右両側のピン11により揺動可能に枢着し、取付体10の中央部にすき体12を前下がり状に取付け、すき体12の裏面左右両側に係止片13・13を突設し、取付枠3の水平杆3bの下面に係止片13・13の後部に当接可能なストッパー体14を設け、すき体12を前下がり状に保持及び引き上げ回動可能に構成している。
15は土運搬台であって、土運搬台15は長方形状の底板16の四辺部に左右側板17、前板18、後板19を立設して形成され、前板18のすき体12に対向する位置に土導入口部20を形成している。
また、上記土運搬台15の前板18及び底板16の外側に二個のL状の補強杆21を固定するとともに底板16のみに補強杆22を間隔を置いて固定し、かつ底板16の左右の辺部に他の補強杆23を固定し、補強杆21・22間に取付枠3の水平杆3bを位置し、水平杆3b及び補強杆21・22に支点軸24を挿通し、土運搬台15を支点軸24を中心として後方傾動可能に取付けている。
25は案内部材であって、上記土導入口部20の下部の左右の補強杆21・21間に配置固定され、上記すき体12の傾斜角度に合う案内面25aを形成している。
26は係止機構であって、係止機構26は取付枠3の上部の横杆3cに鉤状の係止アーム27を軸27bにより枢着し、係止アーム27にハンドル27aを突設し、土運搬台15の上部に係止部28を形成し、係止アーム27と係止部28とを係合し、バネ部材29によって係合状態を保持するようにしている。
30は引上機構であって、この場合、横杆3cに枢着軸31により操作レバー32を枢着し、上記取付体10の左右の軸受部10aに係止部10bを設け、一方のピン11に引上アーム33を枢着し、引上アーム33と操作レバー32とを連結ワイヤー34により連結し、引上アーム33に上記係止部10bに当接可能な押圧部33aを形成し、この係止部10bと押圧部33aとにより係脱機構35を形成し、しかして、図5の如く、操作レバー32を枢着軸31を中心に上向き回動すると、連結ワイヤー34の弛み降下によりすき体12はピン11を中心としてすき体12の自重で下向き回動して前下り状の使用位置aに配設され、図6の如く、操作レバー32を枢着軸31を中心に下向き回動して連結ワイヤー34を引き上げると係脱機構35を介してすき体12は略水平状態の不使用位置bまで引き上げられ、かつ、係脱機構35によりすき体12は前下り状の使用位置aから作業終了時の反転状態の非すき作業位置cまで上向きの自由回動が許容され、すなわち、連結ワイヤー34の操作に関係なく、すき体12のみを使用位置aから不使用位置b及び作業終了時の反転状態の非すき作業位置cまで手や外力によりピン11を中心として自由に上向き回動することが可能となっている。
36は抵抗受け部であって、この場合、図2、図8、図9の如く、上記すき体12の裏面にすき体12のすくい面とほぼ直交状態に突設された棒状体からなり、トラクタ1の走行及びこの棒状体からなる抵抗受け部36が圃場土や圃場面M上の夾雑物に接触することによってすき体12の前端部12aが下向き回動するように構成されている。
37はロック機構であって、この場合、図2の如く、上記他方の軸受部10aにロック板37aを固定し、ロック板37aに挿通穴37bを形成し、上記非すき作業位置cにおいて、取付枠3に形成した挿通穴3dと合致する挿通穴37bとの間に図示省略のロックピンを挿通することによりすき体12を位置固定可能に設けて構成している。
この実施例は上記構成であるから、図1の如く、すき体12を前下り状の使用位置aに保持してトラクタ1を前進走行し、圃場面Mの高い所の土をすき体12により削り取り、削り取られた土をすき体12により土運搬台15内に導入案内し、トラクタ1を圃場の低い所に移動し、その位置で作業者が人為的に係止機構26を解除し、土運搬台15を支点軸24を中心として自重で後方傾動させ、土運搬台15内の土を圃場面Mの低い所に排出し、この作業を繰り返すことにより圃場の整地作業を行うことになる。
この際、上記すき体12に圃場土や圃場面M上の夾雑物に接触することによりすき体12の前端部を下向き回動させる抵抗受け部36を設け、この抵抗受け部は上記すき体12の裏面に突設された棒状体からなるので、図8から図9の如く、上記すき作業時において、上記すき体12に設けた抵抗受け部36は圃場土や圃場面M上の夾雑物に接触することにより上記ピン11を中心としてすき体12の前端部12aは下向き回動させられ、このためすき体12の前端部12aの穿入を良好にでき、すき体12の前端部12aの浮上がりを防ぐことができ、それだけすき作業能率を向上することができると共にこの抵抗受け部は上記すき体12の裏面に突設された棒状体からなるので、抵抗受け部36の構造を簡素化することができ、既存のすき体12に抵抗受け部36を容易に形成することができ、しかも、取付枠3の底部分が接地するほどに取付枠3を可及的下方位置に下げることができ、このため速やかに土を土運搬台15内に導入することができる。
尚、本発明は上記実施例のものに限られるものではなく、例えば抵抗受け部36の構造等は適宜変更して設計される。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
本発明の実施の形態例の全体側面図である。 本発明の実施の形態例の拡大側断面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大断面図である。 本発明の実施の形態例の部分斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大側断面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大側断面図である。 本発明の実施の形態例の部分底面図である。 本発明の実施の形態例の部分側断面図である。 本発明の実施の形態例の部分側断面図である。
符号の説明
M 圃場面
1 トラクタ
3 取付枠
9 保持機構
12 すき体
12a 前端部
15 土運搬台
36 抵抗受け部

Claims (1)

  1. トラクタに取付枠を上下動可能に設け、該取付枠に土運搬台を後方傾動可能に設け、すき体を保持機構により前下がり状に保持及び引き上げ回動可能に配設し、該すき体に圃場土や圃場面上の夾雑物に接触することにより該すき体の前端部を下向き回動させる抵抗受け部を設けてなり、上記抵抗受け部は上記すき体の裏面に突設された棒状体からなることを特徴とする圃場整地機。
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