JP4995337B1 - 手すり先行型足場養生システムおよびこれを用いた手すり先行型足場、ならびに手すり先行型足場養生方法 - Google Patents

手すり先行型足場養生システムおよびこれを用いた手すり先行型足場、ならびに手すり先行型足場養生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 足場に手すりを先行させる作業と、足場に養生を行う作業とを同時に進めて施工コストを低減するとともに施工期間を短縮し、極めて安全な足場を組み立てられる手すり先行型足場養生システムおよびこれを用いた手すり先行型足場、ならびに手すり先行型足場養生方法を提供する。
【解決手段】 作業現場で足場を組み立てる際に使用される足場養生システム1であって、足場を構成する建枠11に沿って設置される一対のガイドレール2,2と、一対のガイドレール2,2の間で各ガイドレール2,2に沿って下から上へスライドされて足場の外側に設置される手すり兼養生シャッター3と、手すり兼養生シャッター3を所定の高さで一対のガイドレール2,2間に固定するシャッター固定手段4とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、足場に手すりを先行させる作業と、足場に養生を行う作業とを同時に進めることができる手すり先行型足場養生システムおよびこれを用いた手すり先行型足場、ならびに手すり先行型足場養生方法に関するものである。
従来、厚生労働省において、足場からの墜落災害等を防止する有効な対策として、「手すり先行工法に関するガイドライン」が策定されている。この「手すり先行工法」とは、建設工事において、足場の組立て等の作業を行うに当たり、労働者が足場の作業床に乗る前に、当該作業床の端となる箇所に適切な手すりを先行して設置し、かつ、最上層の作業床を取りはずすときは、当該作業床の端の手すりを残置して行う工法をいう。
また、平成21年には、足場等に関する労働安全衛生規則が改正され、墜落防止措置および物体の落下防止措置に求められる基準が引き上げられた。墜落防止措置としては、例えば、枠組足場にあっては、交さ筋かいに下さんや幅木等を設けた上で、上さんや手すり枠を設けること、あるいは防音パネルやネットフレーム等を設置することとされた。また、落下防止措置としては、メッシュシートや安全ネット等を設置することとされた。
なお、上述した手すり先行工法に関する技術として、例えば、特開2006−226001号公報には、複数本の手摺柱とそれらの手摺柱を連結する少なくとも1本の手摺材からなる先送り方式の先行手摺枠であって、手摺柱が棒状部材の上にあずけることができる形状を有するあずけ金具を有し、かつ手摺材が手摺柱に対して回転可能に連結されている先行手摺枠が提案されている(特許文献1)。
特開2006−226001号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明を含め、従来の足場においては、手すりを先行して設置する作業と、メッシュシートや防音パネル等で足場の外面を養生する作業とが別個に独立して行われている。このため、施工期間が長期化するとともに、施工コストが嵩んでしまうという問題がある。
特に、メッシュシートは、一枚一枚手作業によって紐で結びつける必要があるため、極めて煩雑であり時間と手間がかかる。また、メッシュシートは単価が高く、定期的にクリーニング代金がかかる上、色あせや損傷等により5年程度で廃棄せざるを得ない。しかもその処分費用も高価である。さらに、メッシュシートはリサイクルが困難なため、現状では埋め立て処分されており、環境負荷の問題もある。なお、メッシュシートを結ぶ紐も使い捨てるため、削減したいコストである。
一方、防音パネルは、メッシュシート以上に単価が高い上、一旦破損すると修理が困難であるため経済的ではない。また、防音パネルは、一枚あたりの重量が重いため、高所になるほど持ち上げ作業および取り付け作業が難しくなり大変危険である。さらに、防音パネル自体の防音性は高くても、コーナー部等では隙間ができてしまうため、防音性や防塵性においても欠点が残っている。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、足場に手すりを先行させる作業と、足場に養生を行う作業とを同時に進めて施工コストを低減するとともに施工期間を短縮し、極めて安全な足場を組み立てられる手すり先行型足場養生システムおよびこれを用いた手すり先行型足場、ならびに手すり先行型足場養生方法を提供することを目的としている。
本発明に係る手すり先行型足場養生システムは、作業現場で足場を組み立てる際に使用される足場養生システムであって、足場を構成する建枠に沿って設置される一対のガイドレールと、前記一対のガイドレールの間で前記各ガイドレールに沿って下から上へスライドされて前記足場の外側に設置される手すり兼養生シャッターと、前記手すり兼養生シャッターを所定の高さで前記一対のガイドレール間に固定するシャッター固定手段とを有する。
また、本発明の一態様として、前記ガイドレールは、前記建枠の高さに相当する長さを有するとともに、他のガイドレールと上下方向に連結される連結部を有していてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記手すり兼養生シャッターは、複数枚の小形シャッターパネルを折り畳み自在に連結して構成されていてもよい。
また、本発明の一態様として、前記手すり兼養生シャッターは、採光性および通気性を有する複数のメッシュ部材を折り畳み自在に連結して構成されていてもよい。
また、本発明の一態様として、前記ガイドレールは、前記手すり兼養生シャッターを案内する案内面に沿ってレール防音材が取り付けられていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記手すり兼養生シャッターの内側面には、前記手すり兼養生シャッターと前記足場の布板との隙間を塞ぐ隙間閉塞パネルが、前記手すり兼養生シャッター内に収納される収納位置と、前記隙間を塞ぐ閉塞位置との間で出し入れ可能に設けられていてもよい。
また、本発明の一態様として、前記手すり兼養生シャッターの内側面には、伸縮自在なスライド式幅木を収納可能な幅木収納空間が設けられており、この幅木収納空間内に前記スライド式幅木が出し入れ可能に設けられていてもよい。
また、本発明に係る手すり先行型足場は、請求項1から請求項7のいずれかに記載の前記手すり先行型足場養生システムを備えてなる。
また、本発明に係る手すり先行型足場養生方法は、足場を構成する建枠に沿って設置される一対のガイドレールと、前記足場の外側に設置される手すり兼養生シャッターとを用いた手すり先行型足場養生方法であって、前記一対のガイドレールの各上端部が最上層に設置された布板よりも高い位置にある状態で、前記一対のガイドレールを前記建枠に固定するレール固定工程と、前記一対のガイドレールの間で前記各ガイドレールに沿って前記手すり兼養生シャッターを下から上へスライドさせて、前記手すり兼養生シャッターの上端部が前記ガイドレールの上端部近傍位置にある状態で、前記手すり兼養生シャッターを前記ガイドレール間に固定するシャッター固定工程とを有する。
また、本発明の一態様として、前記足場の増設に合わせて、前記ガイドレールおよび前記手すり兼養生シャッターを増設する場合、既設のガイドレールの上端部に新設のガイドレールの下端部を連結して前記建枠に固定する新設レール固定工程と、既設の手すり兼養生シャッターの固定を解除して上方にスライドさせるとともに、その上端部が前記新設ガイドレールの上端部近傍位置にある状態で、前記既設の手すり兼養生シャッターを前記新設ガイドレール間に固定する既設シャッター再固定工程と、前記既設のガイドレールの間に新設の手すり兼養生シャッターを最下層から挿入して上方にスライドし、その上端部を前記既設の手すり兼養生シャッターの下端部に連結するシャッター連結工程と、前記既設の手すり兼養生シャッターの下端部に連結された前記新設の手すり兼養生シャッターを前記既設のガイドレール間に固定する新設シャッター固定工程とを有していてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記シャッター固定工程、前記既設シャッター再固定工程または前記新設シャッター固定工程の後、前記手すり兼養生シャッターの内側面に設けられた隙間閉塞パネルによって、前記手すり兼養生シャッターと前記布板との隙間を塞ぐ隙間閉塞パネル設置工程を有していてもよい。
また、本発明の一態様として、前記シャッター固定工程、前記既設シャッター再固定工程または前記新設シャッター固定工程の後、前記手すり兼養生シャッターの内側面に設けられたスライド式幅木を取り出し、前記布板の内側に設置するスライド式幅木設置工程を有していてもよい。
本発明によれば、足場に手すりを先行させる作業と、足場に養生を行う作業とを同時に進めて施工コストを低減するとともに施工期間を短縮し、極めて安全な足場を提供することができる。
本発明に係る手すり先行型足場養生システムの一実施形態を示す斜視図である。 本実施形態の手すり先行型足場養生システムを示す正面図である。 本実施形態の手すり先行型足場養生システムを示す平面図である。 本実施形態の手すり先行型足場養生システムを示す右側面図である。 本実施形態のガイドレールを示す(a)側面図、(b)斜視図、および(c)平面図である。 本実施形態の手すり兼養生シャッターを示す正面図である。 本実施形態の小形シャッターパネルの(a)連結構造を示す図および(b)折り畳んだ状態を示す図である。 本実施形態の隙間閉塞パネルおよびガイド部材を示す(a)正面図および(b)側面図である。 本実施形態の隙間閉塞パネルを収納位置から閉塞位置へスライドさせる動作を示す図である。 本実施形態のスライド式幅木を取り出して建枠へ設置する動作を示す図である。 本実施形態の手すり兼養生シャッターをジョイントプレートで連結する動作を示す図である。 本実施形態のシャッター固定手段が、(a)固定してない状態、および(b)固定している状態を示す図である。 本実施形態の手すり先行型足場養生方法により、本実施形態の手すり先行型足場養生システムを構築する様子を示す図である。 本実施形態の手すり先行型足場養生システムの最上部を示す図である。 本発明における手すり兼養生シャッターの他の実施形態を示す図である。 本発明における隙間閉塞パネルの他の実施形態を示す図である。 本発明におけるガイドレールの他の実施形態を示す図である。 本発明における手すり兼養生シャッターの他の実施形態を示す図である。
以下、本発明に係る手すり先行型足場養生システムおよびこれを用いた手すり先行型足場、ならびに手すり先行型足場養生方法の実施形態について図面を用いて説明する。
なお、本発明において、足場とは、建枠に布板を設けて構成される全ての足場を含む概念であり、枠組足場、くさび緊結式足場、単管足場、ブラケット一側足場、張出し足場、吊り足場、吊り棚足場、丸太足場等が挙げられる。また、手すり先行型足場とは、手すり先行工法に従って組み立てられる全ての足場を含む概念である。
本実施形態の手すり先行型足場養生システム1は、建築現場や解体現場等の作業現場で足場を組み立てる際に使用される足場養生システムであって、図1から図4に示すように、主として、建枠11に沿って設けられる一対のガイドレール2,2と、これら一対のガイドレール2,2の間で案内される手すり兼養生シャッター3と、この手すり兼養生シャッター3を一対のガイドレール2,2間に固定するシャッター固定手段4とを有している。以下、各構成部について詳細に説明する。
一対のガイドレール2,2は、手すり兼養生シャッター3の左右両端部を狭持し、上下方向へスライド動作をガイドするものである。各ガイドレール2は、図3および図5に示すように、断面略H字形状に形成されており、手すり兼養生シャッター3の各左右端部を案内する二つのレール溝21,21を備えている。各レール溝21は、図5に示すように、向かい合う案内面22を有しているとともに、これら各案内面22の一部あるいは全部に沿ってゴムマット等のレール防音材23が取り付けられている。
本実施形態において、各ガイドレール2は、図3および図5に示すように、略円筒状の先行支柱24と一体的に構成されている。この先行支柱24の上端部には、ジョイントピン25が設けられており、このジョイントピン25を他のガイドレール2の先行支柱24の下端部に差し込むことにより、各ガイドレール2が上下方向に連結される。また、本実施形態では、足場の増設に合わせてガイドレール2を連接し易くするため、各ガイドレール2は、建枠11の高さに相当する長さを有している。
また、各ガイドレール2は、図3から図5に示すように、先行支柱24の略中央よりやや下方位置に設けられる第1固定部材26と、この第1固定部材26より下方位置に設けられる第2固定部材27とを有している。第1固定部材26は、図5(c)に示すように、建枠11の上端部から突出する円筒部に上から嵌め入れる嵌入孔28を有している。第2固定部材27は、図4および図5(a)に示すように、建枠11を横から把持するクランプで構成されている。
以上の構成により、第1固定部材26および第2固定部材27によって各ガイドレール2を建枠11の外側に固定すると、図4に示すように、各ガイドレール2の上端部が、最上層に設置された布板12よりも高い位置にある状態で、各ガイドレール2が建枠11に固定される。
なお、ガイドレール2は、上記構成に限定されるものではなく、ガイドレール2を上下方向に連結する機能を有するものであれば、ジョイントピン25以外の連結部25を採用してもよい。また、軽量化のために連結部25や第1固定部材26および第2固定部材27をガイドレール2に直接取り付けてもよい。
つぎに、手すり兼養生シャッター3は、一対のガイドレール2,2の間で下から上へ持ち上げられて前記ガイドレール2,2に沿ってスライドされ、所定位置において先行手すりおよび養生の役割を果たすものである。本実施形態において、手すり兼養生シャッター3は、図6および図7に示すように、ヒンジ31によって複数枚の小形シャッターパネル32が折り畳み自在に連結された構造を有している。このため、図4に示すように、交互に折り畳んでコンパクト化でき収納ボックス33に収納し易くなっている。また、現場への運送の際にも便利である。
なお、本実施形態では、足場の増設に合わせて手すり兼養生シャッター3を連接し易くするため、各手すり兼養生シャッター3は、建枠11の高さに相当する長さを有している。また、各小形シャッターパネル32の素材としては、安価・軽量・高強度・リサイクル可能な素材が好ましいが、これに限定されるものではない。
また、手すり兼養生シャッター3の内側面には、手すり兼養生シャッター3と布板12との隙間を塞ぐ隙間閉塞パネル5が、適宜、出し入れ可能に設けられている。具体的には、図8および図9に示すように、布板12に向かい合うこととなる小形シャッターパネル32にパネル収納空間51が形成されており、このパネル収納空間51の両端部に一対のガイド部材52,52が固定されている。各ガイド部材52には、隙間閉塞パネル5の両端部に設けられたガイドピン53を案内するガイド溝54が逆L字形状に形成されている。これらの構成により、図9に示すように、隙間閉塞パネル5を引き出し、あるいは戻すことにより、手すり兼養生シャッター3内に収納される収納位置と、隙間を塞ぐ閉塞位置との間で、出し入れ可能に設けられる。
また、手すり兼養生シャッター3の内側面には、別途、布板12の内側に設置するためのスライド式幅木6が収納されている。このスライド式幅木6は、図10に示すように、第1幅木部材61と第2幅木部材62とから構成されており、第1幅木部材61の右端部に設けられた凹部63に、第2幅木部材62の左端部をスライドさせて出し入れすることで伸縮自在に構成されている。また、第1幅木部材61の右端部には係合孔64が形成されており、第2幅木部材62の左端部において突出方向に付勢された二つの固定ピン65を係合させるようになっている。さらに、第1幅木部材61および第2幅木部材62の各端部には、L字形状の引掛金具66が回転自在に収納されており、180度回転させると建枠11に引っ掛けられる状態となる。
本実施形態では、スライド式幅木6の取り出し易さを考慮して、手すり兼養生シャッター3を構成する小形シャッターパネル32のうち上方の小形シャッターパネル32に、スライド式幅木6を収納する幅木収納空間67が形成されている。この幅木収納空間67の開口部68は、スライド式幅木6の最短寸法より大きく、かつ、スライド式幅木6の最長寸法より小さく形成されており、スライド式幅木6を出し入れ可能に収納する。
なお、手すり兼養生シャッター3には、図6および図11に示すように、その上下端部にジョイントプレート7の差込口34が二つずつ形成されている。ジョイントプレート7は、突出方向に付勢された二つの係止ピン71を有している。また、各差込口34は、ジョイントプレート7の略半分を収容し、係止ピン71を係止させる係止孔35を有している。
この構成により、後述するように、手すり兼養生シャッター3の上端部の各差込口34にジョイントプレート7を差し込んだ状態でガイドレール2に沿って持ち上げると、各ジョイントプレート7が上方に既設されている手すり兼養生シャッター3の各差込口34に差し込まれ、各手すり兼養生シャッター3が上下方向に連結される。
シャッター固定手段4は、手すり兼養生シャッター3を所定の高さで一対のガイドレール2,2間に固定するものである。シャッター固定手段4は、図2および図6に示すように、操作のし易さを考慮して、下方の小形シャッターパネル32に設けられている。また、シャッター固定手段4は、図12に示すように、回転摘み41に連結された一対のロック棒42,42から構成されており、回転摘み41の回転に応じて、各ロック棒42が小形シャッターパネル32の左右端部から退避した状態と、突出した状態とに切り換え可能に構成されている。
また、本実施形態では、図12に示すように、各ガイドレール2の下方位置におけるレール溝21の内部に、各ロック棒42の先端部を係止する係止突起29が設けられている。この構成により、手すり兼養生シャッター3の上端部が、ガイドレール2の上端部近傍位置にある状態で回転摘み41を回転させると、左右のロック棒42が突出して係止突起29に係止し、手すり兼養生シャッター3がガイドレール2に固定される。
つぎに、以上の構成を備えた本実施形態の手すり先行型足場養生システム1および手すり先行型足場養生方法の作用について説明する。なお、本実施形態では、枠組足場を組み立てる場合の例について説明するが、他の足場にも適用可能であり、足場を解体する場合は、以下に示す工程を逆から進行すればよい。
まず、図13(a)に示すように、ジャッキベース13で立ち上げた建枠11をブレース(図示せず)で補強した後、布板12を設置して足場を組み立てる。このとき、当該布板12が最上層の布板12となるため、「手すり先行工法」に従うには、作業者が当該布板12に乗る前に、手すりを先行して設置する必要がある。
つぎに、図13(a)に示すように、左右に隣り合う建枠11の外面側に沿って一対のガイドレール2,2を固定する(レール固定工程)。このとき、第1固定部材26が、建枠11の上端部から突出する円筒部に上から嵌め入れられるため、ガイドレール2の自重を支持する。また、第2固定部材27は、クランプによって建枠11を横から把持し、ガイドレール2を略垂直方向に保持する。これにより、各ガイドレール2が建枠11の上方に固定されるため、図13(b)に示すように、各ガイドレール2の上端部が、最上層に設置された布板12よりも高い位置に配置される。
つづいて、図13(b)に示すように、手すり兼養生シャッター3を下から上へスライドさせながら持ち上げて、シャッター固定手段4によってガイドレール2に固定する(シャッター固定工程)。このとき、手すり兼養生シャッター3の上端部が各ガイドレール2の上端部近傍位置にある状態で固定すると、手すり兼養生シャッター3の上端部が最上層の布板12に先行するため、手すりの役割を果たす。同時に、手すり兼養生シャッター3が、足場の外側を覆うため養生の役割を果たす。これにより、先行手すりの設置作業と、養生ネット等の設置作業とが同時に行われるため、安全性を確保しつつ、施工コストの低減と施工期間の短縮が図れる。
また、本実施形態では、手すり兼養生シャッター3が、複数枚の小形シャッターパネル32を交互に折り畳んで収納ボックス33に収納されているため、取り扱いやすく、狭い現場でも施工しやすい。また、各ガイドレール2の案内面22に設けられたレール防音材23によって手すり兼養生シャッター3を上下にスライドする際の騒音を低減する。
なお、図13(b)に示すように、各ガイドレール2の上端部に、手すり兼養生シャッター3の上昇を規制するストッパー36を取り付ければ、手すり兼養生シャッター3の位置決めが容易になる。また、シャッター固定手段4は、図12に示すように、回転摘み41を回すだけでロック棒42を左右に突出させ、簡単かつ迅速にレール溝21内の係止突起29に係止し、手すり兼養生シャッター3をガイドレール2に固定する。
つぎに、図9および図13(b)に示すように、手すり兼養生シャッター3の内側面から隙間閉塞パネル5を引き出し、手すり兼養生シャッター3と布板12との隙間を塞ぐ(隙間閉塞パネル設置工程)。この隙間閉塞パネル5を設置することにより作業者の墜落や工具等の落下が防止される。また、隙間閉塞パネル5が手すり兼養生シャッター3と共に持ち上げられるため、作業者が隙間閉塞パネル5を別途、上方へ運ぶ手間が不要となり、作業が軽減されるとともに隙間閉塞パネル5自体の落下事故が防止される。さらに、本実施形態では、ガイド部材52によって隙間閉塞パネル5のガイドピン53を案内する構造であるため、簡単かつ迅速に収納位置と閉塞位置とに出し入れされる。
また、本実施形態では、図10および図13(b)に示すように、手すり兼養生シャッター3の内側面からスライド式幅木6を取り出し、布板12の内側に設置する(スライド式幅木設置工程)。このようにスライド式幅木6を設置することで、足場の内側方向の安全性が確保され、作業者の墜落や工具等の落下が防止される。また、スライド式幅木6が手すり兼養生シャッター3と共に持ち上げられるため、別途、作業者が幅木を上方へ運ぶ手間が不要となり、作業が軽減されるとともに幅木自体の落下事故が防止される。さらに、本実施形態では、スライド式幅木6が伸縮自在に構成されているため、簡単かつ迅速に幅木収納空間67から出し入れされる。なお、スライド式幅木6は、養生クランプ69等で上部を建枠11に固定することが好ましい。
以上の工程により、手すり先行型足場養生システム1の1ユニットが構築されるため、これを作業現場に必要な分だけ左右方向に連接する。このとき、本実施形態では、各ガイドレール2が、隣り合う手すり兼養生シャッター3をそれぞれ左右のレール溝21に受け入れる。このため、各手すり兼養生シャッター3が左右方向に隙間なく連接され、防音性や防塵性が高い上、外観も美しい。
つづいて、最上層の布板12における作業が完了した後、さらに上方での作業が必要な場合には、既設の足場の上層に別途、足場を増設する。そして、当該足場の増設に合わせて、手すり先行型足場養生システム1を上方向に増設する。
具体的には、まず、図13(c)に示すように、既設のガイドレール2の上端部に新設のガイドレール2の下端部を連結し、建枠11に固定する(新設レール固定工程)。このとき、各ガイドレール2の上下寸法が建枠11の高さに相当するため、増設を繰り返しても布板12に対するガイドレール2の上端部の高さ位置が一定となる。また、足場の増設に合わせて手すり先行型足場養生システム1を増設しやすい。さらに、既設ガイドレール2のジョイントピン25が、新設ガイドレール2に差し込まれるため、簡単に連結される。
つぎに、既設の手すり兼養生シャッター3の固定を解除して上方にスライドさせるとともに、その上端部が新設ガイドレール2の上端部近傍位置にある状態で、既設の手すり兼養生シャッター3を新設ガイドレール2の間に固定する(既設シャッター再固定工程)。このとき、複数枚の手すり兼養生シャッター3が連接されている場合は、既設の手すり兼養生シャッター3を上から一枚ずつ順番に持ち上げるため、人力でも容易に作業が可能となる。また、手すり兼養生シャッター3の上下寸法が建枠11の高さに相当するため、増設を繰り返しても布板12に対する手すり兼養生シャッター3の上端部の高さ位置が一定となり、先行手すりとしての役割を担保する。また、足場の増設に合わせて手すり先行型足場養生システム1を増設しやすい。
つづいて、既設のガイドレール2の間に新設の手すり兼養生シャッター3を最下層から挿入してスライドさせながら持ち上げ、その上端部を既設の手すり兼養生シャッター3の下端部に連結する(シャッター連結工程)。本実施形態では、新設の手すり兼養生シャッター3における上端部側の差込口34にジョイントプレート7を差し込んだ状態で持ち上げる。これにより、各ジョイントプレート7が、既設の手すり兼養生シャッター3における下端部側の差込口34に差し込まれて連結し仮留めされた状態となる。このため、新設の手すり兼養生シャッター3の固定作業に際し、既設の手すり兼養生シャッター3を保持しておく必要がなく、作業効率が向上する。
つぎに、既設の手すり兼養生シャッター3の下端部に連結された新設の手すり兼養生シャッター3を既設のガイドレール2の間に固定する(新設シャッター固定工程)。これにより、各手すり兼養生シャッター3が上下方向に隙間なく連接され、防音性や防塵性が高い上、外観も美しい。
その後、新設した手すり兼養生シャッター3のそれぞれについて、上述した隙間閉塞パネル設置工程およびスライド式幅木設置工程を実施する。
以上の工程を繰り返し実施することにより、図1に示すように、左右方向および上下方向に連接された手すり先行型足場養生システム1が構築される。なお、足場が必要な高さまで組み立てられた場合、図14(a)に示すように、最上部の足場の上部が開放されたままとなる。このため、建枠11の半分の高さに相当する長さを有する最上部用ガイドレール2および最上部用手すり兼養生シャッター3を別途用意し、図14(b)に示すように、最上部まで養生することが好ましい。
以上のような本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1.足場に手すりを先行させる作業と、足場に養生を行う作業とを同時に進行させて、施工コストを低減するとともに施工期間を短縮することができ、極めて安全性の高い足場を構築できる。
2.手すり先行型足場養生システム1を簡単に上下方向および/または左右方向に連接することができ、大規模な手すり先行型足場養生システム1を迅速に構築することができる。
3.手すり兼養生シャッター3が折り畳みできるため、狭い作業現場にも簡単に持ち込むことができ、作業効率を向上することができる。
4.ガイドレール2には、レール防音材23が設けられているため、手すり兼養生シャッター3の上下動による騒音を低減することができる。
5.手すり兼養生シャッター3に隙間閉塞パネル5を収納して一緒に持ち上げられるため、別途、持ち上げる必要が無く、落下事故を防止することができる。
6.手すり兼養生シャッター3にスライド式幅木6を収納して一緒に持ち上げられるため、別途、持ち上げる必要が無く、落下事故を防止することができる。
なお、本発明に係る手すり先行型足場養生システム1およびこれを用いた手すり先行型足場、ならびに手すり先行型足場養生方法は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、上述した本実施形態では、手すり先行型足場養生システム1を左右方向に連接し易くするため、二つのレール溝21を有するガイドレール2を使用しているが、この構成に限定されるものではない。例えば、左右いずれかの端部に設けられるガイドレール2は、一つのレール溝21を有していればよい。
また、上述した本実施形態では、ガイドレール2に先行支柱24が一体化されているが、この構成に限定されるものではない。例えば、先行支柱24を設けずに、ガイドレール2同士が直接連結される構成とし、連結部25、第1固定部材26および第2固定部材27を直接ガイドレール2に取り付けてもよい。
さらに、上述した本実施形態では、複数枚の小形シャッターパネル32を連結して手すり兼養生シャッター3を構成しているが、この構成に限定されるものではなく、一枚のパネル状に形成されていてもよい。また、現場やユーザの希望に応じて、図15に示すように、採光窓37を有する手すり兼養生シャッター3を使用してもよい。
また、本実施形態では、ガイド部材52を用いて隙間閉塞パネル5をスライド移動させているが、この構成に限定されるものではない。例えば、図16に示すように、隙間閉塞パネル5の左右下端部に回転軸55を設け、この回転軸55周りに隙間閉塞パネル5を開閉させるようにしてもよい。
さらに、上述した本実施形態では、枠組足場を組み立てる場合の例について説明したが、いずれの手すり先行型足場にも適用可能である。例えば、くさび緊結式足場の場合には、建枠11に沿ってポケット部14が所定間隔で設けられている。このため、図17に示すように、ガイドレール2の第1固定部材26および第2固定部材27をくさび形状とし、ポケット部14に打ち込んで固定するようにしてもよい。
また、上述した本実施形態では、主として、新築工事に適用することを想定して、複数枚の小形シャッターパネル32を連結して手すり兼養生シャッター3を構成しているが、この構成に限定されるものではない。例えば、住人がいるマンションやテナントが入ったビルディング等の補修工事や改修工事を行う場合、太陽光を遮ったり、塵埃がこもってしまうと苦情が出るおそれがある。
そこで、図18に示すように、金属やリサイクル可能なネット等をメッシュ状に形成してなるメッシュ部材38を用いて手すり兼養生シャッター3を構成してもよい。具体的には、メッシュ部材38の上下端に、断面略コの字形状のフレーム39を設け、このフレーム39に設けたヒンジ31によって折り畳み自在に連結すればよい。この構成により、安全性を確保しつつ、高い採光性や通気性が得られるため、上述した補修工事や改修工事にも好適である。なお、メッシュ部材38は、採光性および通気性を確保しうるものであれば、パンチングメタル等のように、複数のパンチ穴を形成してなる金属板でもよい。
さらに、上述した本実施形態では、標準的な足場に合わせて、横幅が1800mmの手すり兼養生シャッター3を使用しているが、足場のサイズやその他の条件に応じて、様々なサイズの手すり兼養生シャッター3を採用してもよい。例えば、横幅を半分にした900mmの手すり兼養生シャッター3や、横幅を二倍にした3600mmの手すり兼養生シャッター3を使用することもできる。
1 手すり先行型足場養生システム
2 ガイドレール
3 手すり兼養生シャッター
4 シャッター固定手段
5 隙間閉塞パネル
6 スライド式幅木
7 ジョイントプレート
11 建枠
12 布板
13 ジャッキベース
14 ポケット部
21 レール溝
22 案内面
23 レール防音材
24 先行支柱
25 ジョイントピン(連結部)
26 第1固定部材
27 第2固定部材
28 嵌入孔
29 係止突起
31 ヒンジ
32 小形シャッターパネル
33 収納ボックス
34 差込口
35 係止孔
36 ストッパー
37 採光窓
38 メッシュ部材
39 フレーム
41 回転摘み
42 ロック棒
51 パネル収納空間
52 ガイド部材
53 ガイドピン
54 ガイド溝
55 回転軸
61 第1幅木部材
62 第2幅木部材
63 凹部
64 係合孔
65 固定ピン
66 引掛金具
67 幅木収納空間
68 開口部
69 養生クランプ
71 係止ピン

Claims (12)

  1. 作業現場で足場を組み立てる際に使用される足場養生システムであって、
    足場を構成する建枠に沿って設置される一対のガイドレールと、
    前記一対のガイドレールの間で前記各ガイドレールに沿って下から上へスライドされて前記足場の外側に設置される手すり兼養生シャッターと、
    前記手すり兼養生シャッターを所定の高さで前記一対のガイドレール間に固定するシャッター固定手段と
    を有する、手すり先行型足場養生システム。
  2. 前記ガイドレールは、前記建枠の高さに相当する長さを有するとともに、他のガイドレールと上下方向に連結される連結部を有する、請求項1に記載の手すり先行型足場養生システム。
  3. 前記手すり兼養生シャッターは、複数枚の小形シャッターパネルを折り畳み自在に連結して構成されている、請求項1または請求項2に記載の手すり先行型足場養生システム。
  4. 前記手すり兼養生シャッターは、採光性および通気性を有する複数のメッシュ部材を折り畳み自在に連結して構成されている、請求項1または請求項2に記載の手すり先行型足場養生システム。
  5. 前記ガイドレールは、前記手すり兼養生シャッターを案内する案内面に沿ってレール防音材が取り付けられている、請求項1から請求項4のいずれかに記載の手すり先行型足場養生システム。
  6. 前記手すり兼養生シャッターの内側面には、前記手すり兼養生シャッターと前記足場の布板との隙間を塞ぐ隙間閉塞パネルが、前記手すり兼養生シャッター内に収納される収納位置と、前記隙間を塞ぐ閉塞位置との間で出し入れ可能に設けられている、請求項1から請求項5のいずれかに記載の手すり先行型足場養生システム。
  7. 前記手すり兼養生シャッターの内側面には、伸縮自在なスライド式幅木を収納可能な幅木収納空間が設けられており、この幅木収納空間内に前記スライド式幅木が出し入れ可能に設けられている、請求項1から請求項6のいずれかに記載の手すり先行型足場養生システム。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の前記手すり先行型足場養生システムを備えてなる、手すり先行型足場。
  9. 足場を構成する建枠に沿って設置される一対のガイドレールと、前記足場の外側に設置される手すり兼養生シャッターとを用いた手すり先行型足場養生方法であって、
    前記一対のガイドレールの各上端部が最上層に設置された布板よりも高い位置にある状態で、前記一対のガイドレールを前記建枠に固定するレール固定工程と、
    前記一対のガイドレールの間で前記各ガイドレールに沿って前記手すり兼養生シャッターを下から上へスライドさせて、前記手すり兼養生シャッターの上端部が前記ガイドレールの上端部近傍位置にある状態で、前記手すり兼養生シャッターを前記ガイドレール間に固定するシャッター固定工程と
    を有する、手すり先行型足場養生方法。
  10. 前記足場の増設に合わせて、前記ガイドレールおよび前記手すり兼養生シャッターを増設する場合、
    既設のガイドレールの上端部に新設のガイドレールの下端部を連結して前記建枠に固定する新設レール固定工程と、
    既設の手すり兼養生シャッターの固定を解除して上方にスライドさせるとともに、その上端部が前記新設ガイドレールの上端部近傍位置にある状態で、前記既設の手すり兼養生シャッターを前記新設ガイドレール間に固定する既設シャッター再固定工程と、
    前記既設のガイドレールの間に新設の手すり兼養生シャッターを最下層から挿入して上方にスライドし、その上端部を前記既設の手すり兼養生シャッターの下端部に連結するシャッター連結工程と、
    前記既設の手すり兼養生シャッターの下端部に連結された前記新設の手すり兼養生シャッターを前記既設のガイドレール間に固定する新設シャッター固定工程と
    を有する、請求項9に記載の手すり先行型足場養生方法。
  11. 前記シャッター固定工程、前記既設シャッター再固定工程または前記新設シャッター固定工程の後、前記手すり兼養生シャッターの内側面に設けられた隙間閉塞パネルによって、前記手すり兼養生シャッターと前記布板との隙間を塞ぐ隙間閉塞パネル設置工程を有する、請求項9または請求項10に記載の手すり先行型足場養生方法。
  12. 前記シャッター固定工程、前記既設シャッター再固定工程または前記新設シャッター固定工程の後、前記手すり兼養生シャッターの内側面に設けられたスライド式幅木を取り出し、前記布板の内側に設置するスライド式幅木設置工程を有する、請求項9から請求項11のいずれかに記載の手すり先行型足場養生方法。
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