JP4994780B2 - 制御基板の接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば制御基板と操作基板とに分割構成された基板のような二つの基板を接続するのに適用可能な制御基板の接続構造に関する。
制御部を有する家電機器製品、特に、加熱調理器においては、世界各国向け製品の仕向地別設計生産を行う際に、販売価格帯に応じた操作部構造を採用せざるを得ないことがある。また、使用言語及び地域独特の料理メニューに対応する操作特性及び表示画面を実現する必要がある。こうした仕向地別の生産に対応するため、加熱調理器の制御部は、これら要素の組合せに対応する多種多様にわたる仕様を有している。
このような多種多様な仕様に対応するため、加熱調理器の制御部は、加熱調理器の主たる制御を行う制御基板と、使用者による操作及び動作表示を行うユーザーインタフェイスに関する制御を行う操作基板とに分離された構成となっている。こうした分離構成によって、特定の加熱容量、加熱室構造を実現する基本部分については共通の制御基板により実現し、操作部構造、操作特性及び表示画面については、専用の操作基板により実現することで、設計と生産の合理化が図られている。
即ち、このように構成された制御部によれば、個別の仕様の製品の生産に際しては、機種独特の或いは類似機種と共通した仕様の制御基板に対して個別の操作基板を接続することにより、機種に共通した制御基板に基づく基本制御を確保しつつ、個別の操作基板に基づいた個別の仕様を実現している。
このような操作基板の設計に当たって、操作基板の仕様、各国安全規格等の要求事項、及びコスト上の制約から、マイクロプロセッサ等の主要部を収容した制御基板に操作基板を接続する方法としては、操作基板の構造に合わせて、FPCコネクタによる接続方法と、ケーブルコネクタを使用した接続方法との二種類の接続方法が存在している。
FPCは、Flexible Printed Circuitの略称であり、「屈曲性のある回路基板」のことである。一般的に、エッチング等により回路形成された銅箔を、ポリイミド等のフィルムで挟み込んだ構造であり、柔軟性、屈曲性、省スペース性及び機能性が優れている。制御基板へ接続されるべきFPCコネクタの一例が斜視図として図9に示されている。FPCコネクタによる接続では、操作基板にはフラット基板を使用し、当該基板の延長部にフレキシブル端子部31が形成されており、フレキシブル端子部31がFPCコネクタ30に挿入される。FPCコネクタ30の接続ピン32(一部のみ、符号を付す)を図示しない制御基板に形成されているFPCコネクタ接続孔に挿入することにより、操作基板(フラット基板)と制御基板とが接続される。操作基板にフラット基板を使用することで、操作部にはフラット感が得られる。なお、FPCコネクタ30の接続ピン32は、2.5mm(1/10インチ)ピッチのピン32の6本を2列持ち、2列の配置は、平行であって、半ピッチに相当する1.25mm(1/20インチ)だけ互いにずらされている。
これに対して、操作用のディスクリート部品であるタクトスイッチやエンコーダを組み込んで操作部を構成する場合は、操作基板は印刷基板であり、通常の回路基板上に挿入、ハンダ付を行い、他基板との接続にはケーブルコネクタが用いられる。制御基板へ接続されるべきケーブルコネクタとコネクタ用リセプタクルの一例が図10に示されている。図10に示すように、操作基板に接続されたケーブル42の端末にケーブルコネクタ40が接続され、リセプタクル41に備わる接続ピン43を制御基板(図示せず)に設けられているリセプタクル接続孔に挿入してリセプタクル41を制御基板に接続させておく。その状態で、ケーブルコネクタ40をリセプタクル41に挿入・嵌合することにより、ケーブル42の各端子が接続ピン43と接続され、制御基板と操作基板とが接続される。ケーブルコネクタ40を使用して接続される操作基板が備わる操作部は、回転ダイアル、切り替えスイッチなど、機械的な操作感のある操作部である。なお、ケーブルコネクタ40は、7ピンであり、2.5mm(1/10インチ)ピッチで直線上に配置されている。
従来の基板の接続方法として、産業機器、民生機器等に仕様されるプリント基板において、部品の誤挿入を防止するものが提案されている(特許文献1)。この提案によれば、使用する機器の機能に応じて、コネクタの極数、挿入位置をシルク印刷によって色分け明示するとともに、使用するコネクタにより未使用のコネクタ挿入穴を塞ぐジャンパーセンのような誤挿入防止手段が設けられるので、機器に応じてプリント基板の確実なアセンブリを可能にしている。
また、端子間のピッチが大きい旧基板と端子間のピッチが小さい新基板とを接続する場合の基板共用コネクタが提案されている(特許文献2)。この提案によれば、新旧の基板を区別し、隣接する端子群のうち一部の端子のみを有効にすることで、旧基板は、新基板に設けられている検出器を検出するスイッチを備えているので、接続すべき相手基板が新基板であれば、イネーブルされたバッファを介して新基板の信号群を旧基板の信号群と電気的に接続可能としている。
上記のように、マイクロプロセッサなどの主要部を収容した制御基板と操作部のために用いられる操作基板との接続に二種類の接続方法を可能とすることにより、外観及び操作性の異なる2種類の操作基板が利用可能となった。しかしながら、両接続方法の接続ピン数及びピン配列が異なることから、両形式の操作基板に接続可能な制御基板には、基板上にそれぞれの接続に対応した接続孔が形成された接続部分を設ける必要がある。また、マイクロプロセッサなどの制御部回路要素から当該接続部分の接続孔までの配線を導電体パターンとして設ける必要がある。このように、制御基板においては、接続に必要な専有面積が大きく、使用していない接続方法に対応する部分はデッドスペースとなっていたため、基板の小型化が困難であった。
図8は、従来技術による制御基板の接続構造(コネクタの実装形態)の一例を斜めから撮った写真図である。制御基板20上に、FPCコネクタ(コネクタCN−A)及び周辺部品、並びにハーネス用コネクタ(コネクタCN−B)及び周辺部品の占有領域が設けられている。制御回路の仕様に対応して、FPC接続又はケーブルコネクタ接続が採用され、これに合わせて周辺部品が実装される。図8に示されている接続構造はFPC接続仕様で利用されているので、FPCコネクタ30が制御基板20上の接続部21に搭載されている。しかしながら、ケーブルコネクタ接続のリセプタクルは接続されないため、当該リセプタクル搭載用の接続部22が遊休化している。逆に、ケーブルコネクタ接続の場合は、FPCコネクタ11を搭載するのに利用される接続部21が遊休化する。このように、従来の制御基板では二種類のコネクタを別々の位置に実装する構成としているため、いずれか一方のコネクタを利用して接続しても、使用していないコネクタ用の専有面積が遊休化するので、制御基板20のレイアウトに不要部分が残り、制御部の省スペース化の要請に応えることができない。
特開平2−177588号公報 特開平2−288175号公報
そこで、制御基板の省スペース化を図るため、制御基板上において、接続部を上記のFPC接続とケーブルコネクタ接続との二種の接続方法に共用可能とする点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、制御基板上において、上記のFPC接続とケーブルコネクタ接続との二種の接続方法に対する接続部を個別に設けるのではなく、二種の接続方法に対して共用の接続部とすることで、制御基板の省スペース化を可能にする制御基板の接続構造を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明による制御基板の接続構造は、制御基板に、第一種コネクタ及び第一種コネクタとは倍のピッチ幅を有する第二種コネクタのどちらも接続可能な共用接続部を備えたことを特徴としている。
この制御基板の接続構造によれば、制御基板に対して接続される第一種コネクタと、第一種コネクタとは倍のピッチ幅を有する第二種コネクタは、どちらか一方が制御基板に接続されるが、どちらを接続する場合も共用接続部に接続され、使用しない側のコネクタ用の接続部分が遊休化することがない。
この制御基板の接続構造において、前記共用接続部は、前記第一種コネクタの接続ピンを受容する第一ピン孔配列と前記第二種コネクタの接続ピンを受容する第二ピン孔配列とが重複配置されたピン孔配列を有している。即ち、第二ピン孔配列は、その殆どのピンが第一ピン孔配列に含まれるので、全体としては、共用接続部の専有面積は、第一種ネクタ接続部と略等しい専有面積となる
この制御基板の接続構造において、前記共用接続部の前記ピン孔配列は、予め定められたピッチ間隔で並ぶ第一ピン孔列と、前記ピッチ間隔と同じピッチ間隔で並ぶとともに前記第一ピン孔列に対して前記ピッチ間隔の半分の長さでずれた状態で並行である第二ピン孔列とから成り、前記第一ピン孔配列は前記第一ピン孔列の一部と前記第二ピン孔列とから成り、前記第二ピン孔配列は前記第一ピン孔列から成っている。
例えば、第一ピン孔列はピッチ間隔を2.5mmとして7個が並ぶピン孔列とし、第二ピン孔列はピッチ間隔を同じく2.5mmとして、ピッチ間隔の半分である1.25mmずらして6個が第一ピン孔列と並行に並ぶピン孔列とすることができる。したがって、ピン孔配列は、合計13個のピン孔から成り、第一ピン孔列と第二ピン孔列とは千鳥状に等間隔で並ぶ。
第一種コネクタの接続において用いられる第一ピン孔配列は、第一ピン孔列の連続する6個のピン孔と、第二ピン孔列の全部である6個のピン孔とから成る、第一種コネクタのピン配列に対応した12個のピン孔から構成することができる。また、第二種コネクタの接続において用いられる第二ピン孔配列は、リセプタクルのピン7本が挿入される第一ピン孔列の7個すべてのピン孔から構成することができる。
第一種コネクタはFPCコネクタであり、第二種コネクタはケーブルコネクタ接続用リセプタクルとすることができる。
この制御基板の接続構造において、第一種コネクタはFPCコネクタであり、第二種コネクタはケーブルコネクタ接続用リセプタクルとすることができる。
また、この制御基板の接続構造において、FPC接続する仕様の基板は、FPC操作基板とし、ケーブルコネクタ接続する仕様の基板はコネクタ操作基板とすることができる。また、接続先及び信号レベルを変更することによって前記両操作基板の電気特性の差異を吸収することにより、前記共用接続部に接続されるべき前記FPC操作基板又は前記コネクタ操作基板に合わせて、前記制御基板又は前記各操作基板との電気的な接続を行うことができる。ケーブルコネクタを接続した際の接続先及び信号レベルはFPC接続の接続先と異なるものがあるため、接続先及び信号レベルを変更して、これらの差異を吸収することにより、制御基板と操作基板との電気的な接続が行われる。接続先及び信号レベルの変更は、例えば、ディップスイッチ切替え等によって行うことができる。
本発明による基板の接続構造は、上記のように構成されているので、次のような効果を奏する。即ち、制御基板の接続構造は、制御基板に、第一種コネクタ及び第一種コネクタとは倍のピッチ幅を有する第二種コネクタのどちらも接続可能な共用接続部を設けているので、制御基板に対して第一種コネクタと第二種コネクタとは、どちらの場合も共用接続部に接続可能である。当該共用接続部は、第一種コネクタの接続ピンを受容する第一ピン孔配列と第二種コネクタの接続ピンを受容する第二ピン孔配列とが重複配置されたピン孔配列を有しており、当該共用接続部のピン孔配列(第一ピン孔配列及び第二ピン孔配列)とは、第一種コネクタと第二種コネクタとに対応して、ピン孔が特定の配列で並ぶ第一及び第二のピン孔列とによって定めているので、このように共用接続部を設けることにより、制御基板上の遊休しているスペース、即ち、デッドスペースが解消され、その分、制御基板の小型化を実現することができる。
図1には、この発明による制御基板の接続構造の一実施例が示されている。図1に示す接続構造1は、第一種コネクタであるFPCコネクタ及び第二種コネクタであるケーブルコネクタ接続用リセプタクルのどちらも接続可能な共用接続部2となっている。即ち、共用接続部2は、FPCコネクタ接続ピンを受容する第一ピン孔配列3とケーブルコネクタ接続用リセプタクルの接続ピンを受容する第二ピン孔配列4とが重複配置されたピン孔配列を有している。即ち、第一ピン孔配列3と第二ピン孔配列4とは、部分的に重なっており、図示の例では各ピン孔配列において、6つのピン孔が共通となっている。
共用接続部2のピン孔配列は、予め定められたピッチ間隔pで並ぶ第一ピン孔列5と、同じピッチ間隔pで並ぶとともに第一ピン孔列5に対してピッチ間隔の半分の長さ(p/2)でずれた状態で並行である第二ピン孔列6とから成っている。ピン孔8の列である第二ピン孔列6は、ピン孔7の列である第一ピン孔列5に対してピッチ間隔の半分の長さでずれているので、ピン孔列5,6は合わせると千鳥状の配列となり、第一ピン孔配列3のピン孔のピッチ幅はP/2となる。したがって、第二ピン孔配列4のピン孔のピッチ幅Pは、第一ピン孔配列3のピン孔のピッチ幅P/2に対して倍のピッチ幅を有する。図示の例では、第一ピン孔列5はピッチ間隔pを2.5mmとして7個が並ぶピン孔7(一部にのみ、符号を付す)の列である。また、第二ピン孔列6はピッチ間隔pを同じく2.5mmインチとして、ピッチ間隔pの半分である1.25mmずらされて6個が第一ピン孔列と並行に並ぶピン孔8(一部にのみ、符号を付す)の列である。したがって、ピン孔配列は、合計13個のピン孔7,8から成り、第一ピン孔列5と第二ピン孔列6とは千鳥状に等間隔で並んでいる。
FPCコネクタの接続において用いられる第一ピン孔配列3は、第一ピン孔列5の一部(連続する6個のピン孔7)と第二ピン孔列6の全部(連続する6個のピン孔8)とを含んでおり、FPCコネクタのピン配列に対応した12個のピン孔から成っている。
また、ケーブルコネクタの接続において用いられる第二ピン孔配列4は、リセプタクルのピン7本が挿入される第一ピン孔列5の全部(連続する7個のピン孔7)から成っている。第二ピン孔配列4は、その殆どのピンが第一ピン孔配列3に含まれるので、全体としては、共用接続部2の専有面積はFPCコネクタ接続部である第一ピン孔配列3と略等しい専有面積とすることができる。
図2は、4×8のマトリックスの操作基板であるFPCを使用する場合において、制御基板であるマイコンを含めた周辺回路図である。図2において、G1〜G8はマイコン(制御基板)からの出力信号をFPC(操作基板)へ伝達するコネクタ端子番号であり、G9〜G12はFPCからの出力信号をマイコンへ伝達するコネクタ端子番号を表す。これは、n×mのマトリックスにした場合でも同様である。
コネクタCN−Aは、図1に示したように、ピンピッチが1.25mmのFPC用コネクタである。ピンが奇数番ピン及び偶数番ピンそれぞれが一列のピン配列となって併設されているため、奇数番ピン及び偶数番ピンはそれぞれピンピッチ(p)2.5mmで直線上に配列されている。図4の写真図に示されているように、制御基板10の共用接続部2に、FPCコネクタ(コネクタCN−A)11が装着されている様子が示されている。FPCコネクタ11は、図8及び図9に示すFPCコネクタ30と同等であってよい。操作基板であるFPC(図示せず)は、フレキシブル・フラット・ケーブルを介してFPCコネクタ11に接続され、FPCコネクタ11を経て制御基板10に接続されている。
図6に示すように、FPCのコネクタ端子番号G1〜G12とそのコネクタが制御基板に対して接続される接続ピンの行方との関係が示されている。即ち、G1〜G8は、マイコンにおいてピン番号1〜8に対応しており、G9〜G12はマイコンにおいてピン番号9〜12に対応している。なお、FPCにおいて、F1〜F9は、加熱調理器に適用された場合として、調理機能を設定するファンクションを行う専用キーに対応している。
図3は、操作部として、2×2のマトリックスのタクトスイッチ及びエンコーダを使用した場合の、ケーブルコネクタ接続によって接続されるマイコンを含めた周辺回路図である。図3において、コネクタ端子番号で、1番ピンはグランドであり、2、3番ピンはエンコーダからの出力信号をマイコンへ伝達する端子である。4、5番ピンはマイコンからの出力信号をタクトスイッチへ伝達するコネクタ端子番号であり、6、7番ピンはタクトスイッチが押されたときの出力信号をマイコンへ伝達する。これは、スイッチの数が増えた場合でも同様である。
写真図である図5に示すように、制御基板10の共用接続部2に、ハーネス用コネクタ(即ち、コネクタCN−B、或いはケーブルコネクタ接続用リセプタクル)12が装着されている様子が示されている。タクトスイッチ及びエンコーダを備える操作基板(図示せず)は、ケーブルコネクタを介してハーネス用コネクタ12に接続され、ハーネス用コネクタ12を経て制御基板10に接続されている。コネクタCN−Bは、ピンピッチが2.5mmのハーネスなど使用して接続するコネクタである。コネクタ端子番号GND、G2、G4、G6、G8、G10、G12に対して、順にピン番号1〜7が対応しており、図7には、タクトスイッチ及びエンコーダのコネクタ端子と制御基板に対して接続される接続ピン(ピン番号1〜7)の行方との関係が示されている。
本願発明により、FPCコネクタ(コネクタCN−A;図4に示す)11又はハーネス用コネクタ(コネクタCN−B;図5に示す)12は、選択によってどちらか一方が、制御基板10上の同位置に実装されるので、用途によってコネクタを使い分けることが可能となる。
本実施例では、コネクタCN−Bを実装する場合には、コネクタCN−Bピン配列に対応した実装孔を持つリセプタクル41(図10参照)を制御基板上に設ける。
コネクタCN−Bを実装する場合は、コネクタCN−Aの偶数番ピン配列の実装孔に実装してコネクタCN−Bのピンを制御基板に接続することにより、コネクタCN−Bの2〜7番ピンが、実装孔のコネクタCN−AのG2、G4、G6、G8、G10、G12の偶数ピンに対応した接続孔に接続される。即ち、コネクタCN−Bは図1に示されているように、極数が7ピンである第一ピン孔列5に接続される。GND端子は、コネクタCN−Bと使用する場合には、エンコーダを使用するため、基板上のGNDパターンと接続される。
コネクタCN−AとコネクタCN−Bのピン配列が、このような接続を行った際の接続互換性を考慮していない場合、いずれかのコネクタを使用して接続したとき、必要な信号が伝達されず、必要な動作をしない可能性が高い。本実施例では、制御基板の設計において、コネクタCN−AとコネクタCN−Bのピン配列を接続互換性に考慮して決定し、かつ、仕様に応じて部品実装を変更することにより、コネクタCN−AとコネクタCN−Bに対する接続互換性を実現する構成としている。
本実施例では、エンコーダ出力信号は2、3番ピンに出力される。ここで、R61、R63の抵抗は未実装であるため、出力された信号は、マイコンの入力用端子に伝達されない。
ここで、回路図にあるように端子G2とG11、G4とG9とを基板に予め準備しておいたJ16、J17の位置にジャンパーを実装し、またFPC使用時にジャンパーを接続していたJ14、J15に抵抗を実装し、さらに、FPC使用時に未実装だったC64、C65にコンデンサを実装することで、エンコーダ信号はG11、G9を介して、マイコンの入力用端子に伝達され、マイコンがエンコーダ信号を読み込むことができる。ここで、R68、R70の抵抗は未実装にする。
また、エンコーダ信号は、パルス波形であるので、マイコンで読み込む際には、通常の入力用端子から読み込むよりは、タイマ機能をもった入力用端子から読み込んだほうが処理しやすい。
ここで、エンコーダ信号について述べる。図11にあるように、エンコーダは、A相、B相の二つパルス波形を出力している。マイコンは、このパルス波形の位相差によって、エンコーダが正転か、逆転かを判断する。例えば、A相のパルス波形の立ち上がり時に、B相のパルス波形がHighレベルかであれば正転であり、Lowレベルであれば逆転であると判定する。
さらに、FPC同様のマトリックス形式に回路を組み、なるべく多くのタクトスイッチを実装できるように配慮している。
ここで、タクトスイッチの信号検出について述べる。図12にあるように、マイコンの出力端子は、一定間隔でストローク信号を出している。そこで、タクトスイッチが押されることで、接点がつながることになり、信号が伝達され、マイコンの入力用端子で読み込まれ、スイッチが入ったことを判定する。また、タクトスイッチが押されていないときは、マイコンの入力用端子側に接続されている抵抗によりプルアップされており、マイコンがHighレベルと判定し、スイッチが入っていないと判定する。
以上のように、仕様に合わせて選択した操作基板のFPCまたはリボンコネクタに対応したコネクタCN−AまたはコネクタCN−Bを制御基板の実装穴に実装し、同じく、仕様に応じて合わせてジャンパーを設けることで、基板面積を広げることなく、仕様に応じて必要になる抵抗およびコンデンサ部品の定数変更とジャンパーの変更をし、制御基板と操作基板を接続することにより、所望の仕様の制御回路を製造することができる。
この発明による制御基板の接続構造に用いられる共用接続部の平面図。 操作基板としてFPCを使用する場合の回路図。 操作部としてタクトスイッチ及びエンコーダを使用した場合の回路図。 図1に示す共用接続部に接続されるFPC用コネクタを撮った写真図。 図1に示す共用接続部に接続されるハーネス接続用コネクタを撮った写真図。 図2に示す制御基板の接続構造の12ピンコネクタの一例を示す配線図。 図3に示す制御基板の接続構造の7ピンコネクタの一例を示す配線図。 従来の制御基板へのFPCコネクタの接続例を斜めに撮った写真図。 制御基板に接続される従来の12ピンFPCコネクタの一例を示す斜視図。 制御基板に接続される従来の7ピンケーブルコネクタとコネクタ用リセプタクルの一例を示す斜視図。 エンコーダのパルス波形を示す図。 タクトスイッチの信号波形を示す図。
符号の説明
1 接続構造 2 共用接続部
3 第一ピン孔配列 4 第二ピン孔配列
5 第一ピン孔列 6 第二ピン孔列
7 ピン孔 8 ピン孔
10 制御基板 11 FPCコネクタ
12 ハーネス用コネクタ(ケーブルコネクタ接続用リセプタクル)
20 制御基板 21 接続部(FPCコネクタ搭載用)
22 接続部(リセプタクル搭載用)
30 FPCコネクタ 31 フレキシブル端子部
32 接続ピン
40 ケーブルコネクタ 41 リセプタクル
42 ケーブル 43 接続ピン
p ピッチ間隔

Claims (4)

  1. 第一種コネクタ及び第一種コネクタとは倍のピッチ幅を有する第二種コネクタのどちらも接続可能な共用接続部を備えており、
    前記共用接続部は、前記第一種コネクタの接続ピンを受容する第一ピン孔配列と前記第二種コネクタの接続ピンを受容する第二ピン孔配列とが重複配置されたピン孔配列を有しており、
    前記共用接続部の前記ピン孔配列は、予め定められたピッチ間隔で並ぶ第一ピン孔列と、前記ピッチ間隔と同じピッチ間隔で並ぶとともに前記第一ピン孔列に対して前記ピッチ間隔の半分の長さでずれた状態で並行である第二ピン孔列とから成り、前記第一ピン孔配列は前記第一ピン孔列の一部と前記第二ピン孔列とから成り、前記第二ピン孔配列は前記第一ピン孔列から成る
    ことを特徴とする制御基板の接続構造。
  2. 前記第一種コネクタはFPCコネクタであり、第二種コネクタはケーブルコネクタ接続用リセプタクルであることを特徴とする請求項1に記載の制御基板の接続構造。
  3. 前記制御基板に対して前記FPCコネクタで接続される仕様の基板はFPC操作基板であり、前記ケーブルコネクタ接続用リセプタクルで接続される仕様の基板はコネクタ操作基板であることを特徴とする請求項2に記載の制御基板の接続構造。
  4. 接続先及び信号レベルを変更することによって前記両操作基板の電気特性の差異を吸収することにより、前記共用接続部に接続されるべき前記FPC操作基板又は前記コネクタ操作基板に合わせて、前記制御基板又は前記各操作基板との電気的な接続がされていることを特徴とする請求項に記載の制御基板の接続構造。
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