JP4992667B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタ等の画像形成装置に関する。
レーザプリンタ等の画像形成装置として、例えば、複数の画像形成ユニットが用紙搬送用のベルトに沿って並んで配置されており、ベルト上に搬送される用紙に対して各画像形成ユニットから順次トナー像が転写される方式のものなどが知られている。こうした画像形成装置においては、各画像形成ユニット間で転写位置のずれ(色ずれ)が生じるのを防止し、高画質の画像形成を行うために、レジストレーションと呼ばれる技術が採用されている。
例えば、特許文献1に記載されたものでは、各画像形成ユニットによってベルト上に所定のマークを形成し、ベルトに光を照射して、その反射光をセンサで受光する。そして、そのセンサの出力に基づき、ベルト表面とマーク部分との反射率の違いを読み取ることでマークの位置(有無)を検出し、その結果に基づいて色ずれ補正を行う構成となっている。その際、ベルト表面に傷や汚れ等が存在すると、それに起因して受光信号にノイズ成分が発生する。そのため、特許文献1では、マーク位置の高精度検出を実現するための一手法として、前回のマーク検出から一定の期間は受光信号をマスキングして、そのノイズ成分を検出しないようにする技術が開示されている。
特開2001−265086公報
しかしながら、上記特許文献1に技術においては、先行するマーク検出が正常に行われているという前提を基に制御が行なわれている。そのため、先行するマーク自体を誤検出した場合には、その後において適正な制御が実現できないというおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、担持体上に形成されたマークの高精度検出を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成装置は、担持体に複数のマークを形成する形成手段と、前記担持体および前記複数のマークに光を照射する照射手段と、前記担持体および前記複数のマークからの反射光量に応じた受光信号を生成する受光手段と、前記受光手段に接続され、前記受光信号に基づいて前記複数のマークの位置を検出する検出手段とを備え、前記検出手段は、前記複数のマークのうち第1の条件下で検出したマークを通常マークと判断し、前記複数のマークのうち前記第1の条件より厳しい第2の条件下で検出したマークをトリガマークと判断し、かつ前記トリガマークの検出に応じて前記複数のマークの検出に係る所定期間を設定する。
第1の発明によれば、厳しい検出条件をクリアしないとトリガマークとして判断されないため、担持体上の傷や汚れ等(ノイズ)をトリガマークとして誤検出する可能性は低くなる。そのため、先行するマーク自体(トリガマーク)を誤検出することが好適に防止される。
ここで「厳しい」とは、ノイズの誤検出が少ないこと、すなわち、ノイズに対するマージン(余裕度)が大きいことを意味する。また「トリガマーク」とは、マーク検出の開始基準となるマークのことを言い、「通常マーク」とはトリガマーク以外のマークのことを言う。
また、複数のマークの検出に係る所定期間が、トリガマークの確実な検出に応じて設定される。そのため、その所定期間を、例えば、通常マークの検出周期に設定することによって、その間のノイズによる受光信号をマークとして検出することが防止される。その結果、通常マークの高精度検出も確保される。
さらに、所定期間として、受光信号をマスクするマスク期間を各マーク間に設定することによって、その間のノイズによる受光信号を確実に無視することができる。すなわち、本発明の構成によれば、担持体上に形成されたマークの高精度検出を確保することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記検出手段は、前記所定期間を、前記複数のマークの検出周期として設定する。
第2の発明によれば、各マーク間において、担持体上の傷や汚れ等のノイズをマークとして検出することが防止され、マークの高精度検出を確保することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記形成手段は、前記通常マークと前記トリガマークとを異なる形状で形成する。
第3の発明によれば、検出条件の強弱をマークの形状を利用して行うことができるため、トリガマークの検出に係る対処が容易に実現できる。
第4の発明は、第3の発明において、前記形成手段は、前記トリガマークを複数のマークによって形成する。
第4の発明によれば、厳しい検出条件を繰り返し満たさないとトリガマークとして検出されないため、トリガマークの検出精度が向上するとともに、検出ノイズに対する耐性が向上する。
第5の発明は、第4の発明において、前記担持体を支持するローラをさらに備え、前記形成手段は、前記トリガマークの前記複数のマークを、前記ローラの回転周期より長い時間内において形成する。
第5の発明によれば、ローラの凹凸に起因するノイズは該ローラの回転周期毎に発生するため、そのノイズを確実にマスクした状態でトリガマークの周期を確認することができる。すなわち、トリガマークおよび通常マークの周期を確実に特定できる。
第6の発明は、第1から第5のいずれか一つの発明において、前記形成手段は、複数の前記トリガマークを形成する。
第6の発明によれば、トリガマークを担持体上の複数箇所に設けることによって、マーク検出の信頼性が向上される。
第7の発明は、第1から第6のいずれか一つの発明において、前記複数のマークを検出するための前記受光信号のしきい値が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる。
第7の発明によれば、通常マークとトリガマークとを識別する第1の条件と第2の条件が、それぞれのマークを検出するための受光信号のしきい値を異なって設定することによって、容易に実現される。
第8の発明は、第1から第7のいずれか一つの発明において、前記受光手段の感度が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる。
第8の発明によれば、通常マークとトリガマークとを識別する第1の条件と第2の条件が、それぞれのマークに対する受光手段の感度を異なって設定することによって、容易に実現される。
第9の発明は、第1から第8のいずれか一つの発明において、前記照射手段の照射光量が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる。
第9の発明によれば、通常マークとトリガマークとを識別する第1の条件と第2の条件が、それぞれのマークに対する照射手段の照射光量を異なって設定することによって、容易に実現される。
第10の発明は、第7から第9のいずれか一つの発明において、前記トリガマークと後続する最初の前記通常マークとの間隔は、前記通常マーク同士の間隔よりも広い。
第10の発明によれば、受光信号レベルのしきい値、受光手段の感度、および照射手段の照射光量を変更するための時間を確保することができる。また、通常マーク同士の間隔を短くすることにより、マーク群全体の長さを短くすることができる。
第11の発明は、第1から第10のいずれか一つの発明において、前記担持体は、拡散反射率より大きい正反射率を有し、前記トリガマークは、前記通常マークの現像剤よりも低い照射光反射率を有する現像剤によって形成され、前記受光手段は、正反射光を受光する。
第11の発明によれば、例えば、黒色(ブラック)の反射率は、通常使用されるカラー色、すなわちシアン、マゼンタおよびイエローの反射率に比べて低いということを利用し、トリガマークをブラックの現像剤によって形成することで、拡散反射率よりも大きい正反射率を有する担持体上に形成されたトリガマークをより精度よく検出することができる。
第12の発明は、第1から第11のいずれか一つの発明において、前記形成手段は、前記トリガマークを先頭に形成する。
第12の発明によれば、トリガマークの検出が最初に確実に行われるため、マーク群全体の長さを短くすることができ、検出に要する時間も短縮される。
本発明によれば、マーク検出の開始基準となるトリガマークが厳しい検出条件をクリアして検出されるため、担持体上の傷や汚れ等(ノイズ)によってトリガマークを誤検出することが好適に防止される。また、複数のマークの検出に係る所定期間、例えばノイズマスク期間あるいはマーク検出周期等が、トリガマークの確実な検出に応じて設定される。そのため、通常マークの高精度検出も確保される。従って、本発明によれば、担持体上に形成されたマークの高精度検出を確保することができる。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図7を参照して説明する。
(プリンタの全体構成)
図1は、本発明のプリンタ1(画像形成装置の一例)の概略構成を示す図である。本実施形態のプリンタ1は、いわゆる直接転写タンデム方式のカラーレーザプリンタである。なお、以下の説明では、同図における左側を前方とする。
プリンタ1は、略箱形の本体ケーシング4を備えており、本体ケーシング4内の底部には、用紙5が複数枚積載される給紙トレイ6が設けられている。給紙トレイ6の前端上方には、給紙ローラ7が設けられ、この給紙ローラ7の回転により給紙トレイ6内の最上位に積載された1枚の用紙5が、給紙ローラ7の上方に設けられたレジストローラ8に送り出される。レジストローラ8では、その用紙5を所定のタイミングで、後方のベルトユニット11上へ送り出す。
本体ケーシング4内における給紙トレイ6の上方には、画像形成部10(形成手段の一例)が設けられている。画像形成部10は、ベルトユニット11と、4つの画像形成ユニット12M,12C,12Y,12Kと、4つのスキャナ部13と、定着器14とを備える。
ベルトユニット11は、前後一対の支持ローラ16,17間に搬送ベルト18(担持体の一例)を水平に架設してなる。搬送ベルト18は、ポリカーボネート等の樹脂材からなり、その表面は鏡面状に加工されている。そのため、搬送ベルト18は、拡散反射率より大きい正反射率を有する。搬送ベルト18は、後側のベルト支持ローラ17が回転駆動されることにより循環移動して、その上面に載せた用紙5を後方へ搬送する。搬送ベルト18の内側には、後述の画像形成ユニット12が有する各感光ドラム26と対向配置される4つの転写ローラ19が前後に並んで設けられている。さらに、搬送ベルト18の下側には、後述するように、搬送ベルト18表面のレジストレーション用マークを検出するためのセンサ部50が設けられている。本実施形態では、搬送ベルト18表面の左右両サイドにレジストレーション用マークが形成され、それぞれを検出するために搬送ベルト18の両サイドの下側にセンサ部50が設けられている。
スキャナ部13は、それぞれ画像データの一色分に対応するレーザ光Lを光源から出射し、そのレーザ光Lをポリゴンモータ21により回転駆動されるポリゴンミラー等を介して、感光ドラム26の表面上に高速走査にて照射する。
画像形成ユニット12M,12C,12Y,12Kは、それぞれマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラック(黒色)(K)のトナー(現像剤)を収容するトナー収容室23、供給ローラ24、現像ローラ25、感光ドラム26、スコロトロン型帯電器27等を備えている。
トナー収容室23から放出されたトナーは、供給ローラ24の回転により現像ローラ25に供給され、このとき、供給ローラ24と現像ローラ25との間で正に摩擦帯電される。感光ドラム26の表面は、その回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器27により一様に正帯電された後、スキャナ部13からのレーザ光Lにより露光され、用紙5に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ25の回転により、現像ローラ25上のトナーが感光ドラム26の表面に供給され、静電潜像が可視像化される。その後、感光ドラム26の表面上に担持されたトナー像は、用紙5が感光ドラム26と転写ローラ19との間を通過する間に、転写ローラ19に印加される転写バイアス電圧によって、用紙5に転写される。
定着器14は、熱源を有する加熱ローラ28と、用紙5を加熱ローラ28側へ押圧する加圧ローラ29とを備えており、用紙5上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、定着器14により熱定着された用紙5は、上方へ搬送され、本体ケーシング4の上面に設けられた排出トレイ30上に排出される。
(プリンタの電気的構成)
次にプリンタ1の電気的構成について説明する。図2は、プリンタ1の電気的構成を簡略に示すブロック図である。
プリンタ1は、図2に示すように、CPU40、ROM41、RAM42、NVRAM(不揮発性メモリ)43、ネットワークインターフェイス44等を備える。これらは、メインモータ45、前述の画像形成部10、およびセンサ部50等と電気的に接続される。
CPU40(検出手段の一例)は、ROM41に記憶されたプログラムに従って、その処理結果をRAM42またはNVRAM43に記憶させながら、各部の動作を制御する。CPU40は計時部46を備え、計時部46によって、後述するマーク位置検出に係る信号の変化時点、パルス幅、パルス間隔が計測される。CPU40は、ここではASIC(application specific integrated circuit)によって構成される。
ネットワークインターフェイス44には、通信回線を介して情報端末装置等が接続される。メインモータ45は、前述のベルト支持ローラ17や、感光ドラム26等の各部を駆動する。
(センサ部)
次にセンサ部50の回路構成について説明する。図3は、センサ部50の回路構成を示す図である。なお、図3には、搬送ベルト18の左右サイドの下側に設けられるセンサ部50の内、一方(左側)のセンサ部50のみを示し、構成が同一であるため他方(右側)は省略する。センサ部50は、図3に示すように、搬送ベルト18に向けて光を照射する投光素子51を有した投光回路50A(照射手段の一例)と、搬送ベルト18からの反射光を受光する受光素子52を有した受光回路50B(受光手段の一例)と、受光回路50Bからの出力をしきい値と比較する比較回路50Cとを備えている。
投光回路50Aは、LEDからなる投光素子51、トランジスタ56、抵抗53、および照射光量調整用の平滑回路57を備える。投光素子51のアノード側は電源ラインVccに接続され、そのカソード側はトランジスタ56のコレクタに接続される。トランジスタ56のエミッタは、抵抗53を介して接地されている。平滑回路57はCPU40とトランジスタ56のベースとの間に接続され、コンデンサC1と抵抗R1とからなる。平滑回路57は、投光素子51に流す電流を調整して投光素子51の照射光量を調整するための調整パルス信号LED_PWM_Lを平滑して直流電圧に変換する。すなわち、ここでは、投光素子51の照射光量の調整は、調整パルス信号LED_PWM_Lのパルス幅(デューティー比)の変更によって行われる。
受光回路50Bは、フォトトランジスタからなる受光素子52とデジタルポテンショメータ54(可変抵抗の一例)とを備える。受光素子52は、主に、搬送ベルト18からの正反射光を受光する。受光素子52のエミッタは接地され、そのコレクタはデジタルポテンショメータ54を介して電源ラインVccに接続される。受光素子52のコレクタ−エミッタ間には、その受光量に応じた電流が流れる。本実施形態では、受光素子52のコレクタから受光回路50Bのセンサ出力信号(本発明による「受光信号」に相当)Vsoが引き出されているため、受光量(反射光量)とセンサ出力信号Vsoとは反転関係にある。すなわち、搬送ベルト18からの反射光量が大きいほどセンサ出力信号Vsoの大きさは小さい。
デジタルポテンショメータ54は、CPU40によりレジスタに書き込まれる設定値に応じてその抵抗値が所定の範囲内で変更される。具体的には、デジタルポテンショメータ54は、例えば、抵抗値を0〜50kΩの範囲において256段階で変更することができる。なお、ROM41には、デジタルポテンショメータ54に与える設定値とその抵抗値との対応関係を示す式が記憶されている。デジタルポテンショメータ54の抵抗値が変更されると、受光手段の感度、即ち受光量の変化に対する受光回路50Bのセンサ出力信号Vsoの変化の割合が変更される。
比較回路50Cは、比較器55および、しきい値電圧用の平滑回路58を備える。比較器55の反転入力端子には、センサ出力信号Vsoが供給される。比較器55の出力端子は、CPU40のSEN_L端子に接続されている。比較器55の非反転入力端子は、平滑回路58を介してCPU40のしきい値設定信号TH_PWM端子に接続されている。平滑回路58はコンデンサC2と抵抗R2とからなり、しきい値設定パルス信号TH_PWMを平滑して、比較器55のしきい値電圧Vthを生成する。
ここで、しきい値電圧Vthの変更は、しきい値設定パルス信号TH_PWMのパルス幅(デューティー比)の変更によって行われる。なお、しきい値電圧Vthは、図示されない他方(右側)の比較器55の非反転入力端子にも共通に供給される。比較器55は、センサ出力信号Vsoと、しきい値電圧Vthとを比較し、その比較結果に応じた比較出力信号Vcomを生成し、比較出力信号VcomをCPU40に供給する。ここでは、センサ出力信号Vsoがしきい値電圧Vthより大きいとき、論理ハイ(H)レベルの比較出力信号Vcomが生成される。
(レジストレーション補正処理)
次に、色ずれの発生を防止するために実行されるレジストレーション(位置合わせ)処理について説明する。図4は、このレジストレーション処理の流れを示すフローチャートである。このレジストレーション処理は、プリンタ1の電源投入時などにCPU40の指令にしたがって実行される。
CPU40は、レジストレーション処理を開始すると、始めにセンサ校正処理(S100)を実行する。センサ校正処理では、センサLED素子51の発光量が調整される。このセンサLEDの発光量調整処理の流れを図5のフローチャートに示す。
図5のステップS110において、まず、比較器55のしきい値Vthが搬送ベルト18の検出時のしきい値Vth0に設定される。しきい値Vthの設定変更は、上記したように、しきい値パルス信号TH_PWMのデューティー比の変更によって行われる。ここでは、しきい値Vth0は、搬送ベルト18からの反射光によるセンサ出力の飽和レベルに近い値、すなわちここでは0Vに近い値として設定される。
次いでステップS120において、発光量調整パルス信号LED_PWM_Lのデューティー比を例えば5%増加し、LED発光量を増加させる。続いて、ステップS130において、センサ出力信号Vsoが、しきい値Vth0以下であるかどうか判定される。センサ出力信号Vsoが、しきい値Vth0以下でない場合には、ステップS120に戻って、発光量調整パルス信号LED_PWM_Lのデューティー比がさらに5%増加される。
また、ステップS130において、センサ出力信号Vsoがしきい値Vth0以下であると判定された場合、すなわち、LED51の発光量が所定の発光量に達した場合は、ステップS140において、比較器55のしきい値Vthがトリガマーク検出用のしきい値Vth2(「第2の条件」に相当)に設定変更される。ここで、しきい値Vth2は、後述する通常マーク検出用のしきい値Vth1(「第1の条件」に相当)よりも高い電圧値に設定される。すなわち、トリガマーク検出用のしきい値Vth2は、しきい値Vth1よりも厳しい条件であって、ノイズの誤検出に対するマージンがより大きい条件に設定される。
ここで、しきい値Vthが高いほうがノイズの誤検出に対するマージンがより大きくなる理由は、上記したように、本実施形態においては、受光量(反射光量)とセンサ出力信号Vsoとが反転関係にあることによる。すなわち、搬送ベルト18の傷や汚れ等に起因するノイズからの反射光量が少なくなるほど、言い換えれば、ノイズ度合いが大きくなるほど、ノイズによるセンサ出力信号Vsoが大きくなる。従って、しきい値Vthが高いほうがノイズの誤検出に対するマージンがより大きくなるといえる。
以上のようにしてセンサ校正処理を終了した後、図4のステップS200において、CPU40は、搬送ベルト18を駆動する。そして、各画像形成ユニット12M〜12Kによって、搬送ベルト18の表面の両側端部に、例えば、図7に示されるようなブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、およびシアン(C)の順にカラーレジスト補正用の各マーク(パッチ)を、所定の間隔を空けて形成する。なお、マーク(K)からマーク(C)までのマーク群の繰り返し形成回数は任意である。
なお、本発明において、トリガマークTgは、通常マークの現像剤(トナー)よりも低い照射光反射率を有する現像剤によって形成される。そのため、本実施形態においては、ブラックトナーによって形成されるブラックKのマークをトリガマークTgとし、それぞれのカラー色のトナーによって形成されるイエローY、マゼンタM、およびシアンCのマークを通常マークとする。また、トリガマークTg(K)は、全てのマーク群の先頭に形成される。
すなわち、ブラックKの反射率は、通常使用されるカラー色、イエローY、マゼンタMおよびシアンCの反射率に比べて低い。そのため、トリガマークTgをブラックKの現像剤によって形成し、通常マークをイエローY、マゼンタMおよびシアンCのそれぞれの現像剤によって形成した場合、トリガマークTg(K)が照射光の反射率の違いを利用して精度よく検出される。
次いで、CPU40は、図4のステップS300においてマーク測定処理を実行する。マーク測定処理を図6のフローチャートおよび図7のタイムチャートを参照して説明する。図7には、搬送ベルト18上のマーク(K〜Y)と傷や汚れ等(91〜93)、本実施形態によるセンサ出力信号Vso(1)、比較器出力信号Vcomおよび検出信号Sdが示される。
まず、図6のステップS310において、CPU40は、上記センサ校正処理において決定された発光量調整パルス信号LED_PWMを投光回路50Aに供給して、LED光を搬送ベルト18表面に照射させ、その反射光を受光回路50Bに受光させる。
次いで、ステップS320において、CPU40は、センサ出力信号Vsoがトリガマーク検出用のしきい値Vth2以下かどうかを判定する。ステップS320において、CPU40は、センサ出力信号Vsoがトリガマーク検出用のしきい値Vth2以下でない、すなわちセンサ出力信号Vsoがトリガマーク検出用のしきい値Vth2より大きいと判定したとき(図7の時刻T0に相当)、トリガマークTgが検出されたと判断してステップS330に移行する。トリガマーク検出の判断は、具体的には、図7に示す時刻T0において、比較器出力信号Vcomおよび検出信号Sdがハイレベルからローレベルへ変化したことを、マークの検出開始から最初に検出することによって行われる。
ステップS330において、CPU40は、トリガマークTg(K)の検出に応じて、マスク期間τmを設定する。マスク期間τmは、例えば図7に示されるように、比較器出力信号Vcomおよび検出信号Sdがローレベルからハイレベルに変化する時刻(例えば、図7の時刻T1)から開始する所定の期間である。マスク期間τmは、例えば計時部46のカウント時間として計時部46に設定される。計時部46は、マスク期間τmの設定に応じてマスク期間τmのカウントを開始する。マスク期間τm中の比較器出力信号Vcomが無効化されて(強制的にハイとされて)、検出信号Sdが生成される。そのため、図7に示されるように、マーク間の搬送ベルト18の傷や汚れ等92、93によるセンサ出力信号Vso(1)内のノイズ信号g2、g3は、検出信号Sdにおいて除去される。その結果、搬送ベルト18上に形成されたマークの高精度検出を確保することができる。ここで、検出信号Sdは、比較器出力信号Vcomおよびマスク期間τmを用いてCPU(ASIC)40内において生成される。
また、ステップS330において、CPU40は、トリガマークTgの検出に応じてさらに、トリガマーク検出用のしきい値Vth2を通常マーク検出用のしきい値Vth1に設定変更する(図7の時刻T2を参照)。ここで、図7に示されるように、トリガマーク検出用のしきい値Vth2の電圧レベルは、通常マーク検出用のしきい値Vth1の電圧レベルに比べて高い。すなわち、上記したように、トリガマーク検出用のしきい値Vth2は、通常マーク検出用のしきい値Vth1に比べてより厳しい検出条件として設定される。このとき、トリガマーク検出の際のノイズに対するマージンは、通常マーク検出の際のマージンに比べて大きい。そのため、厳しい検出条件をクリアしないとトリガマークTgとして判断されず、搬送ベルト18上の傷や汚れ等91〜93をトリガマークTgとして誤検出する可能性は低減される。
なお、図7に示されるセンサ出力信号Vsoは、フォトトランジスタ52のコレクタからの出力信号であるため、上記したように入力信号に対して反転した信号波形である。すなわち、図7に示されるセンサ出力信号Vsoにおいて、信号レベルが高いほど(波形が図面の上方に向かうほど)、反射受光量が小さいことを意味する。
続いて、ステップS340において、CPU40は、通常マーク検出用のしきい値Vth1を用いて、トリガマークTgと同様にして、通常マーク(Y、M、C)の検出を判断する。そして、生成されたマーク検出信号Sdに基づいて、イエローY、マゼンタM、およびシアンCの順にマーク(通常のマーク)の位置情報を得る。その位置情報から、各マーク間の位置ずれ等を検出する。
以上のようにしてマーク測定処理を終了した後、図4のステップS400の画像形成条件調整処理において、CPU40は、マークの検出結果に基づいて、各色のスキャナ部13による感光ドラム26に対する書き込み位置を補正する。そして、このレジストレーション処理を終了する。
(本実施形態の効果)
以上のように本実施形態によれば、通常マーク(Y、M,C)の検出しきい値Vth1より厳しい(ノイズに対するマージンがより大きい)検出しきい値Vth2を超えないと、マーク検出の開始基準となるトリガマークTg(K)が検出されない。そのため、搬送ベルト18上の傷や汚れ等91〜93のノイズをトリガマークTgとして誤検出する可能性は低減され、トリガマークTg(K)の高精度検出を確保することができる。
また、そのトリガマークTg(K)の高精度検出に応じて、マーク検出の間のノイズに起因する誤検出を防止するためのマスク期間τmが設定され、そのマスク期間τmの中の比較器出力信号Vcomが無効化される。そのため、通常マーク(Y、M,C)の高精度検出も確保される。従って、本実施形態によれば、搬送ベルト18上に形成されたマーク(K、Y、M,C)の高精度検出を確保することができる。
また、トリガマークTgの検出が最初に確実に行われる。そのため、マーク群全体の長さを短くすることができ、検出に要する時間も短縮することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2について図7を参照して説明する。なお、以下の説明では、実施形態1と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
実施形態2は、実施形態1と、通常マークを検出するための第1の条件およびトリガマークTgを検出するための第2の条件の形成の仕方のみが異なる。すなわち、実施形態1では、第1の条件および第1の条件より厳しい第2の条件を、センサ出力信号(受光信号)Vsoのしきい値Vthの違いによって形成した。それに対して実施形態2では、第1および第2の条件を、しきい値Vthは一定のままで、受光回路50Bの感度の違い、あるいは、投光素子(照射手段)51の照射光量の違いによって形成される。
これら、しきい値Vthは一定のままで、受光回路50Bの感度あるいは投光素子51の照射光量を変更して第1および第2の条件を形成した場合の、センサ出力信号Vsoの波形例を、図7のセンサ出力信号Vso(2)に示す。この場合、図7に示されるように、受光回路50Bの感度あるいは投光素子51の照射光量を変更してセンサ出力信号Vsoのレベルをシフトさせることによって、しきい値Vthを変更せずに、通常マーク用の第1の条件およびトリガマーク検出用の第2の条件を実現することができる。ちなみに、図7のセンサ出力信号Vso(2)における第2の条件下においては、搬送ベルト18からの反射光によって受光素子52の受光量が飽和状態となるように、投光素子51の照射光量が増加されるか、あるいは、受光回路50Bの感度が増加される。また、第1の条件下においては、照射光量あるいは感度が、第2の条件下に比べて低減される。このようにして、しきい値Vthを変更せずに、第1および第2の条件が好適に形成される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、図6のマーク測定処理のステップS330の処理において、トリガマークTgの検出に応じた複数のマークの検出に係る所定期間として、マスク期間τmを設定する例を示したが、これに限られない。例えば、上記所定期間として以下に説明するマーク検出周期τdを設定するようにしてもよいし、さらに、所定期間として、マスク期間τmおよびマーク検出周期τdの両方を設定するようにしてもよい。
マーク検出周期τdはマークの検出期間間隔に関連する所定時間である。マーク検出周期τdは、例えば、図7に示されるように、比較器出力信号Vcomおよび検出信号Sdがハイレベルからローレベルに変化する時刻(例えば、図7の時刻T0)から、次に比較器出力信号Vcomおよび検出信号Sdがハイレベルからローレベルに変化する時刻(例えば、図7の時刻3)までに対応する期間として設定される。
このマーク検出周期τdは、上記マスク期間τmと同様に、例えば計時部46のカウント時間として計時部46に設定される。計時部46は、マーク検出周期τdの設定に応じてマーク検出周期τdのカウントを開始する。そして、例えば、計時部46がマーク検出周期τdをカウントアップした後においてのみ、マーク検出を許可するようにする。この場合、各マークの検出の間において、搬送ベルト18上の傷等のノイズをマークとして検出することが防止される。そのため、マスク期間τmを設定する場合と同様に、図7に示すような、ノイズが除去された検出信号Sdが得られ、マークの高精度検出を確保することができる。なお、マーク検出周期τdの大きさは、各マーク間において一定である必要はなく、例えばトリガマークTg(K)と後続する最初の通常マークYとの間と、通常マーク(Y、M、C)同士の間(Y−M間、M−C間等)とにおいて異なった時間として設定されるようにしてもよい。
さらに、トリガマークTgの検出に応じて、複数のマークの検出に係る所定期間として、マスク期間τmおよびマーク検出周期τdの両方を設定するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、トリガマークTgと通常マークとを同一形状の形成する例を示したがこれに限定されず、トリガマークTgと通常マークとを異なる形状で形成するようにしてもよい。例えば、図8に示すように、トリガマークTg(K)の幅を通常マーク(Y、M、C)の幅に比べて広く形成するようにしてもよい。この場合、トリガマークTg(K)の検出は、センサ出力信号Vsoが同一のしきい値Vthを超える時間の長さの違いによって行われる。具体的には、トリガマークTg(K)に係るセンサ出力信号Vsoがしきい値Vthを超える時間(第2の条件)τ1は、通常マーク(Y、M、C)のそれ(第1の条件)τ2に比べて長く、より厳しい(ノイズに対するマージンがより大きい)条件となる。すなわち、この場合、検出条件の強弱を、しきい値Vth等の設定変更なしに単にマークの形状を利用して行うことができるため、トリガマークTgの検出に係る対処が容易に実現できる。
(3)上記実施形態では、トリガマークTgを1個のマークによって形成する例を示したがこれに限定されず、トリガマークTgを複数のマークによって形成するようにしてもよい。例えば、図9に示すように、トリガマークTgを4個のグラックマークKによって形成するようにしてもよい。この場合、厳しい検出条件を繰り返し満たさないとトリガマークTgとして検出されないため、トリガマークTgの検出精度が向上するとともに、検出ノイズに対する耐性が向上する。
さらにその際、図9に示すように、トリガマークTgの複数のマークKを支持ローラ16、17の回転周期τrより長い時間内において形成するようにしてもよい。この場合、支持ローラ16、17の凹凸に起因するノイズは該ローラ16、17の回転周期τr毎に発生するため、そのノイズを確実にマスクした状態でトリガマークTgの周期を確認することができる。すなわち、トリガマークTgおよび通常マークの周期を確実に特定できる。
(4)上記実施形態では、トリガマークTg(K)と後続する最初の通常マークYとの間隔を通常マーク(Y、M、C)同士の間隔(Y−M間、M−C間等)と等しくする例を示したが、これに限定されない。例えば、トリガマークTg(K)と後続する最初の通常マークYとの間隔を、通常マーク同士の間隔よりも広くするように各マークを形成するようにしてもよい。この場合、センサ出力信号Vsoのしきい値Vth、受光回路50Bの感度、または投光素子51の照射光量を変更するための時間を確実に確保することができる。また、通常マーク(Y、M、C)同士の間隔を短くすることにより、マーク群全体の長さを短くし、マーク検出時間を短縮することができる。
(5)上記実施形態では、マスク期間τmを比較器出力信号Vcomおよび検出信号Sdがローレベルからハイレベルに変化する時刻(例えば、図7の時刻T1)から開始する所定の期間である例を示したが、これに限定されない。例えば、マスク期間τmを比較器出力信号Vcomおよび検出信号Sdがハイレベルからローレベルに変化する時刻(例えば、図7の時刻T0)から開始する所定の期間としてもよい。また、マスク期間τmは所定の一定期間である必要もなく、例えばトリガマークTg(K)と後続する最初の通常マークYとの間と、通常マーク(Y、M、C)同士の間(Y−M間、M−C間等)とにおいて異なった時間として設定されるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、最初のブラックマークKを単一のトリガマークTgとして一回検出する例を示したが、これに限定されない。例えば、各マーク群のブラックマークKをトリガマークTgとして、その都度検出するようにしてもよい。すなわち、複数のトリガマークTgを形成するようにしてもよい。この場合、トリガマークTgの検出が各マーク群毎に行われるため、マーク検出の信頼性が向上される。
(7)上記実施形態では、ブラックトナー(ブラック現像剤)によって形成されるブラック(K)のマークをトリガマークTgとする例を示したが、特にこれに限定されない。すなわち、発光素子の照射光の波長が近赤外〜可視光領域においてはブラック(K)マークをトリガマークTgとすることは好適である。しかしながら、発光素子の照射光の波長に応じて、トリガマークTgが通常マークの現像剤よりも低い照射光反射率を有する現像剤によって形成されるように、トリガマークTgとして形成される現像剤(色)を適宜変更してもよい。
(8)上記実施形態では、マークの形成順序を、トリガマークTg(K)を先頭に、イエローY、マゼンタM、シアンCの順に形成する例を示したが、特にこれに限定されない。例えば、ブラックKの前に通常マークが形成されてもよいし、通常マークは、Y−C−Mの順序に形成されてもよい。
(9)上記実施形態では、検出信号Sdを、CPU(ASIC)40内において生成する例を示したがこれに限定されない。例えば、マスク期間τm中、比較器55の比較動作が、CPU40からの制御信号によって無効化されて(強制的にハイ出力とされて)形成されるようにしてもよい。この場合、比較器出力信号Vcomが検出信号Sdとなる。
(10)上記実施形態では、CPU40をASICで構成し、ASICは計時部46を含む構成としたが、これに限られない。CPU40を、例えば汎用のCPUで構成し、計時部46をCPUの外付けとしてもよい。
(11)上記実施形態では、本発明を直接転写方式のカラーレーザプリンタに適用した例を示したが、これに限らず、本発明は、例えば、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えた複合機にも適用することができる。また、本発明は、中間転写体(中間転写ベルトや中間転写ドラム)を用いた中間転写方式の画像形成装置や、モノクロの画像形成装置にも適用することができる。
(12)上記実施形態では、マークが形成される担持体として搬送ベルトを用いたものを示したが、本発明によれば、担持体として、例えば、感光ドラムや、中間転写ベルトなどを用いることもできる。さらに、担持体として用紙(被記録媒体)上にマークを形成しそのマークの有無を検出するように構成することも可能である。
本発明の実施形態1におけるプリンタの概略構成を示す断面図 プリンタの電気的構成を簡略に示すブロック図 センサ部の回路構成を概略的に示す回路図 レジストレーション処理の流れを示すフローチャート センサ校正処理の流れを示すフローチャート マーク測定処理の流れを示すフローチャート マーク測定に関連する信号のタイムチャート 別の実施形態のマーク測定に関連する信号のタイムチャート 別の実施形態のマーク測定に関連する信号のタイムチャート
符号の説明
1…カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
10…画像形成部(形成手段)
16、17…支持ローラ
18…搬送ベルト(担持体)
40…CPU(検出手段)
50…センサ部
50A…投光回路(照射手段)
50B…受光回路(受光手段)
51…投光素子
52…受光素子

Claims (12)

  1. 担持体に複数のマークを形成する形成手段と、
    前記担持体および前記複数のマークに光を照射する照射手段と、
    前記担持体および前記複数のマークからの反射光量に応じた受光信号を生成する受光手段と、
    前記受光手段に接続され、前記受光信号に基づいて前記複数のマークの位置を検出する検出手段と、
    前記担持体を支持するローラとを備え、
    前記検出手段は、
    前記複数のマークのうち第1の条件下で検出したマークを通常マークと判断し、前記複数のマークのうち前記第1の条件より厳しい第2の条件下で検出したマークをトリガマークと判断し、かつ前記トリガマークの検出に応じて前記複数のマークの検出に係る所定期間を設定し、
    前記通常マークと前記トリガマークとを異なる形状で形成し、かつ前記トリガマークを複数のマークによって形成し、
    前記トリガマークの前記複数のマークを、前記ローラの回転周期より長い時間において形成する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記検出手段は、前記所定期間を、前記複数のマークの検出周期として設定する、画像形成装置
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記形成手段は、複数の前記トリガマークを形成する、画像形成装置
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記複数のマークを検出するための前記受光信号のしきい値が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる、画像形成装置
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記受光手段の感度が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる、画像形成装置
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記照射手段の照射光量が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる、画像形成装置
  7. 請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記トリガマークと後続する最初の前記通常マークとの間隔は、前記通常マーク同士の間隔よりも広い、画像形成装置
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記担持体は、拡散反射率より高い正反射率を有し、
    前記トリガマークは、前記通常マークの現像剤よりも低い照射光反射率を有する現像剤によって形成され、
    前記受光手段は、正反射光を受光する、画像形成装置
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記形成手段は、前記トリガマークを先頭に形成する、画像形成装置
  10. 担持体に複数のマークを形成する形成手段と、
    前記担持体および前記複数のマークに光を照射する照射手段と、
    前記担持体および前記複数のマークからの反射光量に応じた受光信号を生成する受光手段と、
    前記受光手段に接続され、前記受光信号に基づいて前記複数のマークの位置を検出する検出手段とを備え、
    前記検出手段は、前記複数のマークのうち第1の条件下で検出したマークを通常マークと判断し、前記複数のマークのうち前記第1の条件より厳しい第2の条件下で検出したマークをトリガマークと判断し、かつ前記トリガマークの検出に応じて前記複数のマークの検出に係る所定期間を設定し
    前記複数のマークを検出するための前記受光信号のしきい値が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる、画像形成装置。
  11. 担持体に複数のマークを形成する形成手段と、
    前記担持体および前記複数のマークに光を照射する照射手段と、
    前記担持体および前記複数のマークからの反射光量に応じた受光信号を生成する受光手段と、
    前記受光手段に接続され、前記受光信号に基づいて前記複数のマークの位置を検出する検出手段とを備え、
    前記検出手段は、前記複数のマークのうち第1の条件下で検出したマークを通常マークと判断し、前記複数のマークのうち前記第1の条件より厳しい第2の条件下で検出したマークをトリガマークと判断し、かつ前記トリガマークの検出に応じて前記複数のマークの検出に係る所定期間を設定し
    前記受光手段の感度が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる、画像形成装置。
  12. 担持体に複数のマークを形成する形成手段と、
    前記担持体および前記複数のマークに光を照射する照射手段と、
    前記担持体および前記複数のマークからの反射光量に応じた受光信号を生成する受光手段と、
    前記受光手段に接続され、前記受光信号に基づいて前記複数のマークの位置を検出する検出手段とを備え、
    前記検出手段は、前記複数のマークのうち第1の条件下で検出したマークを通常マークと判断し、前記複数のマークのうち前記第1の条件より厳しい第2の条件下で検出したマークをトリガマークと判断し、かつ前記トリガマークの検出に応じて前記複数のマークの検出に係る所定期間を設定し、
    前記照射手段の照射光量が、前記第1の条件と前記第2の条件とにおいて異なる、画像形成装置。
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