JP4992392B2 - パネル装置の連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パネル装置をL字状に連結する連結構造に係わり、より詳しくは、外観性を向上でき、組立・施工も容易なパネル装置の連結構造に関する。
従来、パネル装置をL字状に連結する連結構造として、一方のパネル装置のパネルを支持する支柱を、パネルを側面で支持する断面略半円筒状の支持本体に、一対の接続片を突設して構成し、前記接続片に接続される連結杆を介して、他方のパネル装置の支柱内側面に接続して連結する構造が提案されている(例えば、特許文献1、図6参照。)。このような連結構造においては、一方のパネル装置のパネル表側からみたときに、パネル面に連続して当該パネル装置の支柱(支持本体)の表側面および他方のパネル装置の支柱外側面が現れ、その存在が外観性を低下させる原因となっていた。とくにパネル板が透明なガラスパネルの場合には、これら支柱の存在は外観上大きく影響することとなり、これら連結部の部材を目立たなくする工夫が求められていた。
また、単位間仕切パネルを直角に連結するコーナー部において、直線状に連結した単位間仕切パネルの端部の支柱を横幅が狭いものを用い、連結する他の単位間仕切パネルの内パネル板と側カバー間に形成された目地部を利用して横幅が狭い支柱を対応する支柱の側面に対してネジ止めして連結する構造が提案されている(例えば、特許文献2、図3参照。)。しかしながら、このような構造では、側カバーを取り付けている間仕切パネルをパネル表側から見たときには側カバーの比較的細い表面がパネルに連続して見え、横幅の狭い支柱を設けた間仕切パネルを同じくパネル表側から見たときには前記側カバーの比較的幅の広い側面がパネルに連続して見えることとなり、双方のパネルから見たときのカバー幅が異なることから外観デザイン上のバランスが低下する。また、特別な支柱を必要とするため部品点数が増加し、施工も複雑となる。
特開2004−211393号公報(図6) 特開2006−275610号公報(図3)
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、ガラスパネルであっても連結部分の存在を目立たなくして外観性を向上できるとともに、パネル装置自体に特別な構造を必要とせず、部品点数を抑えてコスト低減、組立・施工の容易化を実現できるパネル装置の連結構造を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、第1のパネル装置と第2のパネル装置を端部でL字状に連結するパネル装置の連結構造において、前記第1のパネル装置の表裏幅と略同じ幅寸法を有し、第1のパネル装置の連結側端面に沿って支持される第1の支持部と、前記第2のパネル装置の表裏幅と略同じ幅寸法を有し、第2のパネル装置の連結側端面に沿って支持される第2の支持部とを互いに略直角の方向に延設してなる断面視略L字状のコーナー連結カバーにより、前記第1のパネル装置と第2のパネル装置をL字状に連結したことを特徴とするパネル装置の連結構造を提供する。
ここで、前記第1の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みと、前記第2の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みを略同じ寸法に設定してなる構造が好ましい。
また、前記第1又は第2の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みを、支持されるパネル装置、またはその他端側に単または複数連結されるパネル装置のうち連結終端となるパネル装置の遊端面に装着される端カバーの同じくパネル面に平行な横方向の厚みと略同じ寸法に設定してなる構造が好ましい。
より具体的には、前記第1又は第2の支持部を、支持されるパネル装置の連結側端部に設けられる支柱に固定してなる構造が好ましい。
さらに、前記第1又は第2のパネル装置がガラスパネル装置であることが好ましい。
以上にしてなる本願発明に係るパネル装置の連結構造によれば、コーナー連結カバーの第1の支持部と第2の支持部をそれぞれパネル装置の側端面に取り付けるだけで、部品点数を増大させることなく容易にL字状連結を実現できるとともに、各パネル装置のパネルからは各支持部の細長い表側側面がパネル面に連続して見えるだけとなり、透過性を有するガラスパネルの場合であっても当該コーナー連結カバーの存在を目立たなくして外観性を高めることが可能となる。
また、第1の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みと、第2の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みを略同じ寸法に設定しているので、双方のパネルから見たときのカバー幅が同じとなり、外観デザイン上のバランスが維持することができる。
また、第1又は第2の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みを、支持されるパネル装置、またはその他端側に単または複数連結されるパネル装置のうち連結終端となるパネル装置の遊端面に装着される端カバーの同じくパネル面に平行な横方向の厚みと略同じ寸法に設定しているので、コーナー連結カバーと端カバーの外観デザイン上のバランスも保つことができる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係るパネル装置の連結構造を示す全体構成図であり、図1、2は第1実施形態、図3は第2実施形態、図4、5は第3実施形態、図6は第4実施形態、図7は第5実施形態を示し、図中符号1はコーナー連結カバー、2はパネル、3は支柱、4は端カバー、5は地レール、6は巾木部材、7は天レールをそれぞれ示している。
本発明のパネル装置の連結構造Sは、図1及び図2に示すように、第1のパネル装置P1と第2のパネル装置P2をコーナー連結カバー1により端部で略直角の方向にL字状連結した構造である。コーナー連結カバー1は、互いに略直角の方向に延設された第1の支持部11と第2の支持部12とよりなる断面視略L字状の部材であり、前記第1の支持部11が第1のパネル装置P1の連結側端面E1に沿って支持され、第2の支持部12が第2のパネル装置P2の連結側端面E2に沿って支持されている。このようなコーナー連結カバー1によりパネル装置同士を連結することにより、各パネル装置P1(P2)のパネル表側中央付近からは支持部11(12)の細長い表側側面がパネル側方に連続して見えるだけで、とくに透過性を有するガラスパネルの場合であってもコーナー連結の部分が目立たない美観性に優れた構造となる。
第1の支持部11の幅寸法a1は、図2に示すようにパネル装置P1の表裏幅a4と略同じに設定されており、同じく第2の支持部12の幅寸法a2はパネル装置P2の表裏幅a5と略同じに設定されている。そして、支持部11におけるパネル面に平行な横方向の厚みt1と、支持部12におけるパネル面に平行な横方向の厚みt2は、たがいに略同じ寸法に設定されている。
先ず、図1、2に基づき第1実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の連結構造Sは、表裏両側にガラス板を取り付けたガラスパネル装置P1、P2を、上記コーナー連結カバー1を用いて端部でL字状に連結したものである。本例では、すべてのパネル装置P1〜P4を同一構造としているが、他の構造のパネル装置を上記コーナー連結カバー1を用いて連結した構造や、他の構造のパネル装置を他端側に連結した構造でもよい。
パネル装置P1,・・・は、天井と床面に天レール7と地レール5を対向させて取付け、該地レール5に外嵌してレベル調整した巾木部材6の上に、間隔をおいて左右の支柱3を立設し、支柱3の上端部は天レール7内で固定金具で取付け、隣接する支柱3の間の上端部に、前記天レール7に上下スライド且つ固定可能に外嵌した笠木部材70の両端を仮止めし、支柱3の間の表裏から、それぞれ縦横の枠部材よりなる枠体21にガラス板20の周縁部を予め強固に保持させたガラスパネル2を取り付け、笠木部材70を固定して構成されている。
枠体21を構成する4辺の枠部材には、それぞれガラス板20の縁部20aを支持する断面略L字形の支持片22が長手方向に渡って突設されており、各々両面テープ23又はコーキング材にてガラス板周縁部20aに強固に固定されている。これら枠体21を構成する各枠部材は例えばアルミ押出し型材で作製される。
枠体21のパネル面に平行な横方向の厚みt4は、好ましくは後述するコーナー連結カバー1の厚みt1、t2、端カバーの厚みt3と略同じに設定され、これにより例えば図5に示すようなT字状連結の場合に枠体21の厚みt4が連結部分に現われても、他端側に設けられるコーナー連結カバーや端カバーの厚みと共通していることで美観性を損なわずバランスに優れたデザインのパネルシステムを構成することができる。
支柱3は、スチール製の板材を断面略M字形に折り曲げ成形した部材を組合せ、表裏両側にそれぞれ筒状部30、30を構成し、筒状部間の表裏に凹溝がそれぞれ形成された構造である。本実施形態では2部材を組み合わせた複合物で構成したが、一体物でもよく、アルミニウムの押出し成形品で構成してもよい。そして、各ガラスパネル2は、下枠を巾木部材6の上面に嵌合させるとともに、左右の縦枠外面に突設した突出片23,23の図示しない切欠き部を支柱3の内面に予め取り付けた取付金具31の取付片31aに掛止し、さらに上枠を支柱3の上端間に架設される笠木部材70の下面に嵌合することにより、支柱3,3の間の表裏両側にそれぞれ取り付けられている。
本実施形態のパネル装置P1,・・・は、支柱3,3の間の表裏両側にガラスパネル2をそれぞれ一枚づつ取り付けて構成したものであるが、複数分割されたガラスパネル又はガラス板を上下に連設したものや、横方向に枠体や支柱を介在させずにパネル板同士を目地具を用いて直接連結したものでも良い。また、ガラス以外のパネル板と組み合わせて構成してもよい。本例のパネル装置P2〜P4では、隣り合うパネルの支柱3を共有して構成されている。
コーナー連結カバー1は、前記パネル装置P1、P2をそれぞれ支持する支持部11、12を互いに略直角の方向に延設された断面視略L字状の部材であり、本実施形態ではアルミニウムの押出し型材で構成されている。支持部11は、より詳しくは、第1のパネル装置P1の連結側端面E1を構成する支柱3を受け入れる凹部11bが設けられ、支柱3に設けられた通孔32をパネル側内面から貫通した取付ネジ33を前記凹部11bの底面の取付孔11cに螺合して固定されている。支持部12についても同様に、第2のパネル装置P2の支柱3を受け入れる凹部12bが設けられ、支柱3の通孔32をパネル側内面から貫通した取付ネジ33を凹部12bの底面の取付孔12cに螺合して固定されている。
支持部11とパネル装置P1の枠体21との間には隙間が形成され、外部から支柱3が見えることとなるが、アルミニウム製の支持部11、枠体21に対し、スチール製の支柱3が外部から目立ってしまう虞がある。そこで、本例では予め支柱3の両側面にアルミニウム製の板材34、34が両面テープ等で貼り付けられており、これら板材34、34を支柱3とともに凹部11bに嵌め込み、支柱3の存在を目立たないように構成している。支持部12に支持されるパネル装置P2側の支柱3についても同様の板材34、34が設けられている。
なお、本実施形態では、同一構成のパネル装置P1、P2を連結するため、支持部11の幅寸法a1と支持部12の幅寸法a2は同じであるが、各パネル装置の表裏幅が異なればこれら支持部11、12の幅寸法も異なることは勿論である。また、支持部11の厚みt1と支持部12の厚みt2も本例では同じ寸法に設定されているが、本発明は必ずしもこのような寸法関係に限定されず、たとえば支持するパネル装置の表裏幅a4,a5が互いに異なる場合、大きい表裏幅のパネル装置を支持する支持部の方の厚みを大きく設定し、支持強度を維持するように構成することも可能である。本実施形態のコーナー連結カバー1に対するパネル装置P1の接続は、支持部11の凹部11bに支柱3を固定した後、該支柱3と他端側の支柱3の各内面側に設けられる取付金具31に対し、それぞれ表裏のガラスパネル2、2が取り付けられる。パネル装置P2の接続についても同様である。
第2のパネル装置P2の他端側には、パネル装置P3、P4が複数連結されており、連結終端となるパネル装置P4の遊端面E4には、端カバー4が装着されている。この端カバー4は、上記したコーナー連結カバー1の支持部11、12と同様、幅寸法a3が支持されるパネル装置P4の表裏幅a6と略同じに設定されており、パネル面に平行な横方向の厚みt3は、前記コーナー連結カバー1の支持部11、12の厚みt1、t2と略同じ寸法に設定されている。
端カバー4は、コーナー連結カバー1と同じくアルミニウムの押出し型材で構成されており、パネル装置P4の遊端面E1を構成する支柱3を受け入れる凹部41bが設けられ、支柱3に設けられた通孔32をパネル側内面から貫通した取付ネジ33を前記凹部41bの底面の取付孔41cに螺合して固定されている。端カバー4とパネル装置P4の枠体21との間にも隙間が形成されるため、支柱3の両側面にアルミニウム製の板材34、34が両面テープ等で貼り付けられ、これら板材34、34を支柱3とともに凹部41bに嵌め込み、支柱3の存在を目立たないように構成している。なお、このような端カバー4を設けるのはパネル装置の遊端部が存在する場合であり、壁面に連結する場合に省略してよいことは勿論である。
次に、図3に基づき第2実施形態を説明する。
本実施形態の連結構造Sは、ガラス板を表側にのみ取り付けたガラスパネル装置P1、P2を上記コーナー連結カバー1を用いて端部でL字状に連結した例である。パネル装置P1、P2は、それぞれ枠体21Aにガラス板20の周縁部を保持させたものであり、枠体21Aは、ガラス板20の縁部20aを支持する断面略L字形の支持片22が長手方向に渡って突設された表側枠体24と、4辺に対応する4本の裏側枠部材25とから構成されている。
そして、表側枠体24を周縁部20aに取り付けたガラスパネル2を表側から左右の支柱3の間に挿入し、ガラス板20を支持している支持片22を両支柱3の表面側に当接した状態で、該支柱3の内面側に沿って延びた内面部26を該支柱3の内側面に取付ネジ27によりネジ止めするとともに、前記裏側枠部材25をそれぞれ裏側から両支柱3の間に挿入し、表側枠体24の内面部26に弾性嵌合して支柱3の裏面側に当接して装着したものである。
裏側枠部材25には、前記支柱3の裏側面に当止する中実部28を有し、該中実部28の内側からパネル厚さ方向に延びた内面板29を有し、該内面板29の先端は、表側枠部材24の係合凹部24aに嵌合し、該内面板29と内面部26とは面一になり、また前記中実部28には表側枠部材24の内面部26の先端片80を受け入れる係合段部81を形成するとともに、前記中実部28と内面板29の基部との間に溝部82を形成し、該溝部82に板ばね83を嵌着できるように構成されている。板ばね83は先端部が外側に断面へ字状に屈曲しており、この屈曲部が裏側枠部材25を表側枠体24に嵌合したときに、表側枠部材24の内面部の先端片80の内面に形成した係合溝84に弾性的に係合するようになっている。表側枠体24を構成する各枠部材、および裏側枠部材25は、それぞれアルミ押出し型材で作製されている。その他、各パネル装置の支柱3などの構造やコーナー連結カバー1の構造、変形例等については、上記第1実施形態と同様であるため、同一構造については同一符号を付してその説明を省略する。
次に、図4、5に基づき第3実施形態を説明する。
本実施形態の連結構造Sは、ガラス板20を隣り合う支柱3の間の中央位置にのみ取り付けたガラスパネル装置P1、P2を上記コーナー連結カバー1を用いて端部でL字状に連結した例である。パネル装置P1、P2は、それぞれ枠体21Bにガラス板20の周縁部を保持させたものであり、枠体21Bは、ガラス板20の縁部20aを支持する凹溝85を内面側に設けた表側枠体24と、4辺に対応する4本の裏側枠部材25とから構成されており、上記した第2実施形態の表側枠体24の支持片22の代わりに、後述する中実部86部と前記凹溝85を設けてガラス板20を支持したものであり、表側枠体24のその他の構成は基本的には上記第2実施形態と同様である。
そして、表側枠体24を周縁部20aに取り付けたガラスパネル2を表側から左右の支柱3の間に挿入し、中実部86を両支柱3の表面側に当接した状態で、該支柱3の内面側に沿って延びた内面部26を該支柱3の内側面に取付ネジ27によりネジ止めするとともに、前記裏側枠部材25をそれぞれ裏側から両支柱の間に挿入し、表側枠体24の内面部26に弾性嵌合して支柱3の裏面側に当接して装着したものである。裏側枠部材25も基本的には上記第2実施形態の裏側枠部材と同様の構成を有し、内面板29の先端が表側枠部材24の係合凹部24aに嵌合し、該内面板29と内面部26とは面一になり、また前記中実部28に係合段部81を形成するとともに溝部82に板ばね83を嵌着できるように構成されている。
図5は本実施形態に係る3枚のパネル装置P5〜7を支柱3を介して略T字状に連結した構造を示している。このT字状連結は、まずパネル装置P5、P6がそれぞれ表側枠体24を貫通する上記取付ネジ27を用いて支柱3の両面に固定され、直線状に連結される。そして、直線状に連結されたパネル装置P5、P6の裏面側からパネル装置P7が連結部材35を介してT字状に連結される。
連結部材35は、パネル装置P5、P6の裏側枠部材25、25の裏側面の間に渡って当接されるとともに、その両側からパネル装置P7の枠体21Bに向かってL字状に延設され、該枠体21Bの外側面に当接する支持片87a、87aを備えた連結カバー部材87と、その内面側に設けられる取付部材88とより構成されており、連結カバー部材87は枠体21Bと同様のアルミ押出し型材よりなる。
連結部材35は貫通する取付ネジ89を支柱3の内側面に螺合してパネル装置P5、P6の枠体21B、21Bに当接した状態に取付けられ、この連結部材35に対し、パネル装置P7の表側枠体24Bを取付ネジ27を用いて前記取付部材88にネジ止めし、裏側枠部材25を表側枠体24に弾性嵌合して装着される。その他、各パネル装置の支柱3などの構造やコーナー連結カバー1の構造、変形例等については、上記第1実施形態と同様であるため、同一構造については同一符号を付してその説明を省略する。
次に、図6に基づき第4実施形態を説明する。
本実施形態の連結構造Sは、ガラス板ではなく非透過性のパネル2、たとえば金属板や木製板材の表面に織布を張設したクロス板を、隣り合う支柱3の間の表裏両側に取り付けたパネル装置P1、P2を上記コーナー連結カバー1を用いて端部でL字状に連結した例である。具体的には、パネル2の枠体21Cの縦枠部92に上下に所定間隔をおいて図示しない切欠溝または係合孔を設け、支柱3の内面側に設けた取付金具9に掛止されることで各パネル2を支柱の間に取り付けられる。前記取付金具9は、表側及び裏側の両端部にそれぞれ前記縦枠部92の切欠溝に係合する係止片90、90を有する部材であり、取付ネジ91、91により予め支柱3の内面側に取付けられる。その他、各パネル装置の支柱3などの構造やコーナー連結カバー1の構造、変形例等については、上記第1実施形態と同様であるため、同一構造については同一符号を付してその説明を省略する。
次に、図7に基づき第5実施形態を説明する。
本実施形態の連結構造Sは、ドアパネル装置P1と、ガラス板を表側にのみ取り付けた第2実施形態のガラスパネル装置P2とを上記コーナー連結カバー1を用いて端部でL字状に連結した例である。ドアパネル装置P1は、ドアパネル13のヒンジ側の端部16に対向してアルミ押出し型材より構成された枠部材14が設けられ、該枠部材14は取付ネジ17により支柱3に取付けられている。端部16の内側にはヒンジ部15が設けられ、該ヒンジ15によりドアパネル13が回動可能に支持されている。その他、各パネル装置の支柱3などの構造やコーナー連結カバー1の構造、変形例等については、上記第1実施形態と同様であるため、同一構造については同一符号を付してその説明を省略する。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の第1実施形態に係るパネル装置の連結構造を示す全体簡略図。 同じく連結構造を示す要部の横断面図。 本発明の第2実施形態の連結構造を示す要部の横断面図。 本発明の第3実施形態の連結構造を示す要部の横断面図。 T字状連結の構造を示す横断面図。 本発明の第4実施形態の連結構造を示す要部の横断面図。 本発明の第5実施形態の連結構造を示す要部の横断面図。
符号の説明
1 コーナー連結カバー 2 ガラスパネル
3 支柱 4 端カバー
5 地レール 6 巾木部材
7 天レール 9 取付金具
11 支持部 11b 凹部
11c 取付孔 12 支持部
12b 凹部 12c 取付孔
13 ドアパネル 14 枠部材
15 ヒンジ部 16 端部
20 ガラス板 20a 縁部
21 枠体 21A 枠体
21B 枠体 21C 枠体
22 支持片 23 突出片
24 表側枠体 24a 係合凹部
24B 表側枠体 25 裏側枠部材
26 内面部 27 取付ネジ
28 中実部 29 内面板
30 筒状部 31 取付金具
31a 取付片 32 通孔
33 取付ネジ 34 板材
35 連結部材 41b 凹部
41c 取付孔 70 笠木部材
80 先端片 81 係合段部
82 溝部 84 係合溝
85 凹溝 86 中実部
87 連結カバー部材 87a 支持片
88 取付部材 89 取付ネジ
90 係止片 91 取付ネジ
92 縦枠部 P1-P7 パネル装置
S 連結構造

Claims (3)

  1. 第1のパネル装置と第2のパネル装置を端部でL字状に連結するパネル装置の連結構造において、前記第1のパネル装置の表裏幅と略同じ幅寸法を有し、第1のパネル装置の連結側端面に沿って支持される第1の支持部と、前記第2のパネル装置の表裏幅と略同じ幅寸法を有し、第2のパネル装置の連結側端面に沿って支持される第2の支持部とを互いに略直角の方向に延設してなる断面視略L字状のコーナー連結カバーにより、前記第1のパネル装置と第2のパネル装置をL字状に連結した構造であり、前記第1又は第2のパネル装置がガラスパネル装置であり、前記第1又は第2の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みを、支持されるパネル装置、またはその他端側に単または複数連結されるパネル装置のうち連結終端となるパネル装置の遊端面に装着される端カバーの同じくパネル面に平行な横方向の厚みと略同じ寸法に設定してなり、前記ガラスパネル装置である第1又は第2のパネル装置においてガラス板周縁部を保持している枠体の縦枠部材のパネル面に平行な横方向の厚みを、前記第1又は第2の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚み、及び前記端カバーの同じくパネル面に平行な横方向の厚みと略同じ寸法に設定してなることを特徴とするパネル装置の連結構造。
  2. 前記第1の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みと、前記第2の支持部におけるパネル面に平行な横方向の厚みを略同じ寸法に設定してなる請求項1記載のパネル装置の連結構造。
  3. 前記第1又は第2の支持部を、支持されるパネル装置の連結側端部に設けられる支柱に固定してなる請求項1又は2に記載のパネル装置の連結構造。



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