JP2007126921A - パネルユニット及びカーテンウォール構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガラスと、このガラスを支持する、上枠、下枠及び左右縦枠からなるフレーム枠6とからなるパネルユニット1であって、前記ガラスは室外側ガラス4と室内側ガラス3とが接着膜5によって接合された合わせガラス2とされ、前記室内側ガラス3に前記フレーム枠6を取り付けた構造とする。
【選択図】図8
Description
以下、具体的に本カーテンウォール構造について詳述する。
先ず最初に、本カーテンウォール構造に好適に使用されるパネルユニット1について、図8〜図10に基づき詳述する。なお、図8はパネルユニット1の縦断面図、図9はパネルユニット1の横断面図、図10は下枠8と縦枠9、10との連結部構造を示す斜視図である。
前記上枠7、下枠8と、左右縦枠9,10との接合は、図10に示されるように、上枠7又は下枠8に設けたビスホールに対して、左右縦枠9,10の外面側からビスを螺入し両者の連結が図られている。
次に、上記パネルユニット1を用いたカーテンウォール構造について具体的に詳述する。
建物の外壁部分には、図2及び図3に示されるように、水平方向に間隔を空けて方立20,20…を配設するとともに、方立20,20間に上下方向に間隔を空けて無目21、21…を配設し、これら方立20…、無目21…によって構成される各枠部に対して前記パネルユニット1、1…が取り付けられるようになっている。
前記方立20は、詳細には図5に示されるように、断面形状が室内外方向に長い矩形状とされ、室外側寄り位置に隔壁20aを有し、この隔壁20aを境に室内側の中空部20Aと、室外側の中空部20Bとが構成されている。前記室外側中空部20Bの幅寸法は室内側中空部20Aより後述するパネル側縁支持部材22の厚み分だけ小幅となっている。前記室外側中空部20Bの両側面には夫々、断面略L字状のパネル側縁支持部材22、22が配設され、室外側中空部20Bを横方向に貫通するボルト24及びナット25によって固定されている。前記パネル側縁支持部材22は、パネル方向に突出するブラケット部分が前記左右縦枠9,10の取付用係合溝部9b、10bに嵌合されることによってパネルユニット1を支持するようになっている。
(1)上記形態例では、上下方向及び横方向に隣接するパネルユニット1,1間において、前記室外側ガラスと面一でシール材が充填されるようにしたが、図11に示されるように、室外側ガラス4部位のバックアップ材32とシール材33とを省略し目地部が凹状に形成されていてもよい。
(2)上記形態例では、下枠8において、室外側ガラス4の自重を支持するための水平突出フランジ片8dを設けるようにしたが、図12に示されるように、前記水平突出フランジ片8dを省略するようにしてもよい。この場合、室外側ガラス4は室内側ガラス3との接着力によって保持されることになるが、前記接着膜5や接着剤によっても耐力的に十分な強度で保持することが可能である。なお、前記室内側ガラス3は前記室外側ガラス4よりも下枠8の厚み及びスペーサ11相当分だけ若干小寸とされ、取付け状態で室外側ガラス4下面と下枠8の下面とは面一となっている。
(4)上記形態例では、上枠7、下枠8及び左右縦枠9,10と室内側ガラス3との係合部の構造は、ガラス側に傾斜状カット面3aを形成し、枠材側に前記カット面に係止する係止爪7c〜10cを形成するようにしたが、室内側ガラス3と室外側ガラス4とを接着する接着膜5の厚みは6〜7mm程度まで厚くすることが可能であるため、室内側ガラス3側にカット面を形成することなくガラスを支持することも可能である。具体的には、図14(A)、(B)に示されるように、室内側ガラス3と室外側ガラス4との間の周縁部に、例えば挿入溝を有するようにゴム系係止部材40を介装しておき、フレーム枠として室外側に断面L字状の係止部41a〜44aを備えた上枠41、下枠42及び左右縦枠43,44を使用し、前記断面L字状の係止部41a〜44aの屈曲フランジ部分を前記ゴム系係止部材40の挿入溝に差し込んで室内側ガラス3を支持するようにする。なお、図示例では室内側ガラス3の寸法を枠材41〜44の厚み相当分だけ小寸とし、取付け状態で室外側ガラス4の外面と前記枠材41〜44の外面とが面一となっているが、もちろん室内側ガラス3と室外側ガラス4とを同寸としてもよい。
(5)上記形態例では、室内側ガラス3をフレーム枠6によって支持するようにしたが、従来のDPG工法に対応させるために、図15に示されるように、室内側ガラス3のガラス四隅(及び側辺)に形成された通孔に貫通状態で取り付けられた支持ボルト45によって支持するようにしてもよい。
Claims (6)
- ガラスと、このガラスを支持する支持材とからなるパネルユニットであって、前記ガラスは室外側ガラスと室内側ガラスとが接着膜又は接着剤によって接合された合わせガラスとされ、前記室内側ガラスに前記支持材を取り付けたことを特徴とするパネルユニット。
- 前記支持材が、上枠、下枠及び左右縦枠からなるフレーム枠、又はガラス四隅に形成された通孔に貫通状態で取り付けられた支持ボルトである請求項1記載のパネルユニット。
- 前記支持材が、上枠、下枠及び左右縦枠からなるフレーム枠とされ、前記下枠に対して室外側に突出する水平突出フランジを形成し、この水平突出フランジ片上に前記室外側ガラスを直接的に或いは介在物を介して載置させるようにしてある請求項1記載のパネルユニット。
- 前記室内側ガラスと室外側ガラスとは外形寸法をほぼ同寸、又は前記支持材を含めた室内側ガラスの外形寸法を室外側ガラスとほぼ同寸としてある請求項1〜3いずれかに記載のパネルユニット。
- カーテンウォールパネルは、室外側ガラスと室内側ガラスとが接着膜又は接着剤によって接合された合わせガラスとされ、前記室外側ガラス及び室内側ガラスの内、前記室内側ガラスが上枠、下枠及び左右縦枠からなるフレーム枠又はガラス四隅に形成された通孔に貫通状態で取り付けられた支持ボルトによって支持されるとともに、前記フレーム枠又は支持ボルトが方立及び/又は無目によって直接的に、或いは他部材を介して間接的に支持されていることを特徴とするカーテンウォール構造。
- 前記カーテンウォールパネル間の縦目地及び横目地に対して、前記室外側ガラスと面一でシール材が充填されていることを特徴とする請求項5記載のカーテンウォール構造。
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