JP4992373B2 - 温度検出手段の診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温度検出手段の短絡故障を検出する温度検出手段の診断装置に関する。
従来、組電池を構成する複数のモジュールに温度センサを設け、複数の温度センサで検出される温度の平均温度を組電池の温度として検出する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−165380号公報
温度センサを複数設けるシステムにおいて、温度センサの信号出力線が短絡する故障が生じると、組電池の検出温度に誤差が生じるが、従来の技術では、このような短絡故障を検出することができなかった。
本発明による温度検出手段の診断装置は、冷媒によって冷却可能な温度検出対象物の各部位のうち、冷媒の上流側の部位の温度を第1の温度検出手段で検出するとともに、冷媒の下流側の部位の温度を第2の温度検出手段で検出し、冷媒が流れている状態で、第1の温度検出手段によって検出される第1の温度と、第2の温度検出手段によって検出される第2の温度とに基づいて、第1の温度検出手段および第2の温度検出手段の短絡故障を検出することを特徴とする。
本発明による温度検出手段の診断装置によれば、2つ以上の温度検出手段の短絡故障を検出することができる。
図1は、一実施の形態における温度検出手段の診断装置の構成を示す図である。以下では、一実施の形態における温度検出手段の診断装置をハイブリッド車に搭載して使用する例を挙げて説明する。バッテリパック7は、ケース内部にモジュール8を内蔵している。モジュール(組電池)8は、複数の単電池(セル)から構成されており、図示しない車両駆動用モータに電力を供給するとともに、モータの回生運転時に発電される電力によって、充電される。
バッテリパック7のケースは、ダクト10およびダクト9を介して、車室内と通じている。車室内とダクト9との間には、ダクト9内への異物の流入を防ぐために、網目状の吸入口12が設けられている。バッテリパック7のケースは、また、ダクト11を介して、車外と通じている。車外とダクト11との間には、ダクト11内への異物の流入を防ぐために、網目状の排出口13が設けられている。
ダクト9とダクト10との間には、バッテリファン2が設けられている。バッテリファン2は、後述するバッテリコントローラ1からの指示に基づいて作動して、モジュール8を冷却する。バッテリファン2の作動時には、車室内の空気が吸入口12を介して、ダクト9内に入り、ダクト10、ダクト11、および、排出口13を介して、車外に抜けていく。
室内空気温度センサ3は、室内空気温度Trを検出して、バッテリコントローラ1に出力する。吸入空気温度センサ4は、ダクト9内の吸入空気温度Tiを検出して、バッテリコントローラ1に出力する。電流センサ14は、モジュール8の充放電電流Iを検出して、バッテリコントローラ1に出力する。回転数センサ15は、バッテリファン2の回転数Rbを検出して、バッテリコントローラ1に出力する。
バッテリ温度センサ5およびバッテリ温度センサ6は、それぞれモジュール8の異なる部位の温度を計測する。具体的には、バッテリ温度センサ5は、吸入口12から排出口13の方向に流れる冷却風(冷媒)の上流側の部位の温度TbAを検出し、バッテリ温度センサ6は、冷却風の下流側の部位の温度TbBを検出する。
バッテリコントローラ1は、CPU1a、メモリ1b、および、カウンタ1cを備え、モジュール8の入力/出力可能パワーや、SOC等を算出して、モジュール8の充放電を制御する。また、バッテリコントローラ1は、バッテリ温度センサ5,6によってそれぞれ検出されるバッテリ温度TbAおよびTbBのうち、高い方のバッテリ温度に応じて、バッテリファン2を作動させる。すなわち、バッテリ温度が高くなるほど、バッテリファン2の作動速度(ファン回転数)を速くする。
また、バッテリコントローラ1は、後述する方法によって、バッテリ温度センサ5,6の短絡故障を検出する。ここで、短絡故障とは、バッテリ温度センサ5,6の検出温度が同一値で固定される故障であり、例えば、バッテリ温度センサ5およびバッテリコントローラ1の間を結ぶ信号線25と、バッテリ温度センサ6およびバッテリコントローラ1の間を結ぶ信号線26との間が短絡する故障や、バッテリコントローラ1の信号入力端子のうち、信号線25の入力端子と信号線26の入力端子との間が接触する故障などが含まれる。
図2は、一実施の形態における温度検出手段の診断装置によって行われる処理内容を示すフローチャートである。車両が起動すると、バッテリコントローラ1は、ステップS10の処理を開始する。ステップS10では、カウンタ1cのカウンタ値Ct、および、後述する電流積算値Isをリセットして、ステップS20に進む。
ステップS20では、電流センサ14によって検出される充放電電流I、バッテリ温度センサ5によって検出されるバッテリ温度TbA、バッテリ温度センサ6によって検出されるバッテリ温度TbB、室内空気温度センサ3によって検出される室内空気温度Tr、吸入空気温度センサ4によって検出される吸入空気温度Ti、および、回転数センサ15によって検出される回転数Rbを取得して、ステップS30に進む。
ステップS30では、バッテリ温度センサ5によって検出されるバッテリ温度TbAと、バッテリ温度センサ6によって検出されるバッテリ温度TbBとの差の絶対値が所定温度T1より小さいか否かを判定する。所定温度T1は、バッテリ温度TbAおよびTbBがほぼ同一とみなせる値であるか否かを判定するためのしきい値であり、温度センサ5,6の検出精度誤差や、バッテリコントローラ1の分解能等を考慮して、適切な値を予め設定しておく。バッテリ温度TbAおよびTbBの差の絶対値が所定温度T1以上であると判定すると、ステップS10に戻り、所定温度T1未満であると判定すると、ステップS40に進む。
ステップS40では、次式(1)により、電流センサ14によって検出される充放電電流Iの電流積算値Isを求める。
Is=Is+|I| (1)
ステップS40に続くステップS50では、次式(2)および(3)が成り立つか否かを判定する。
Rb>Rb1 (2)
|Tr−Ti|<Tbr (3)
ここで、式(2)におけるRbは、回転数センサ15によって検出される回転数であり、Rb1は所定のしきい値である。所定のしきい値Rb1は、バッテリファン2の作動時に、バッテリ温度TbAとTbBとの間で温度差が生じるような回転数に設定しておく。すなわち、式(2)では、バッテリファン2が所定の回転数Rb1より大きい回転数で作動しているか否かを判定している。
また、式(3)におけるTrは、室内空気温度センサ3によって検出される室内空気温度、Tiは、吸入空気温度センサ4によって検出される吸入空気温度、Tbrは、所定のしきい値温度である。バッテリファン2が作動していれば、室内空気温度Trと吸入空気温度Tiとの差の絶対値は小さくなるが、吸入口12またはダクト9の詰まりが発生している場合には、室内空気温度Trと吸入空気温度Tiとの差の絶対値は大きくなる。すなわち、式(3)では、吸入口12またはダクト9の詰まりが発生していないかを判定しており、室内空気温度Trと吸入空気温度Tiとの差の絶対値が所定のしきい値温度Tbrより低ければ、吸入口12またはダクト9の詰まりは発生していないと判定する。
上式(2)および(3)は、モジュール8が冷却される状態にあるか否かを判定するための式である。式(2)または式(3)の関係が成り立たないと判定すると、ステップS20に戻る。一方、式(2)および(3)の関係が成り立つ、すなわち、モジュール8が冷却される状態にあると判定すると、ステップS60に進む。ステップS60では、カウンタ1cのカウンタ値Ctを1つカウントアップして、ステップS70に進む。
ステップS70では、次式(4)および(5)の関係が成り立つか否かを判定する。
Ct>C1 (4)
Is>Is1 (5)
ここで、式(4)におけるCtは、カウンタ1cのカウンタ値であり、C1は所定のしきい値である。式(4)は、ステップS30の判定およびステップS50の判定を肯定する状態が所定時間以上継続したか否かを判定するための式である。また、式(5)におけるIsは、ステップS40で算出した電流積算値であり、Is1は、所定のしきい値である。所定のしきい値Is1は、充放電によるモジュール8の発熱量が所定量以上であるか否かを判定するためのしきい値であり、実験等を行うことにより、予め適切な値に設定しておく。
ステップS70において、式(4)または(5)の関係が成り立たないと判定すると、ステップS20に戻る。一方、式(4)および(5)の関係が成り立つと判定すると、ステップS80に進む。
ステップS80では、バッテリ温度センサ5,6の短絡故障が生じていると判定する。モジュール8が発熱している状態で、バッテリファン2の冷却風によってモジュール8が冷却されている場合、冷却風の上流側に設けられているバッテリ温度センサ5によって検出される温度TbAと、冷却風の下流側に設けられているバッテリ温度センサ6によって検出されるバッテリ温度TbBとの間には、温度差が生じる。しかし、検出温度TbAと検出温度TbBとの間の温度差が所定のしきい値温度T1より低い場合には、バッテリ温度センサ5,6の短絡故障が生じていると判定する。
図3は、モジュール8の温度を算出する処理内容を示すフローチャートであり、図2に示すフローチャートの処理と並行して、バッテリコントローラ1によって行われる。なお、モジュール8の温度は、モジュール8の容量(SOC)の算出、劣化度の算出等の各種制御時に用いられる。具体的には、例えば、充放電電流(I)と電圧(V)とから内部抵抗を算出し、算出した内部抵抗を下記のように算出したモジュール8の温度に基づく係数で補正して劣化度を求めたり、補正した内部抵抗を用いてSCOを算出し、算出した劣化度やSOCに基づいてモジュールの充放電制御を行う。なお、これらの制御は、電池の制御として一般的に行われる公知の制御内容であり、ここでは詳述しない。
ステップS100では、バッテリ温度センサ5,6の短絡故障が生じているか否かを判定する。この判定は、図2のフローチャートのステップS80の処理を行ったか否かに基づいて行う。バッテリ温度センサ5,6の短絡故障が生じていないと判定すると、ステップS120に進む。
ステップS120では、次式(6)より、バッテリ温度センサ5,6によって検出されるバッテリ温度TbAおよびTbBの平均温度Tbavを、モジュール8の温度として算出する。
Tbav=(TbA+TbB)/2 (6)
一方、ステップS100において、バッテリ温度センサ5,6の短絡故障が生じていると判定すると、ステップS110に進む。ステップS110では、次式(7)に基づいて求められる温度Tbavを、モジュール8の温度として算出する。
Tbav=(TbA+TbB)/2×k1 (7)
ただし、k1(0<k1<1)は、所定の係数であり、バッテリ温度センサ5,6の短絡故障が生じた場合の実温度と、センサ検出温度との関係に基づいて、予め定めておく。すなわち、式(7)では、バッテリ温度センサ5の検出温度TbAおよびバッテリ温度センサ6の検出温度TbBに基づいて、平均温度Tbavを推定している。
一実施の形態における温度検出手段の診断装置によれば、冷媒である冷却風によって冷却可能な温度検出対象物の各部位のうち、冷媒の上流側の部位の温度を温度センサ5で検出するとともに、冷媒の下流側の部位の温度を温度センサ6で検出し、冷媒が流れている状態で、温度センサ5によって検出される第1の温度と、温度センサ6によって検出される第2の温度とに基づいて、温度センサ5および温度センサ6の短絡故障を検出する。これにより、温度センサ5,6の短絡故障を検出することができる。
特に、一実施の形態における温度検出手段の診断装置によれば、温度検出対象物が発熱しており、かつ、冷媒が流れている状態で、温度センサ5によって検出される第1の温度と、温度センサ6によって検出される第2の温度とに基づいて、温度センサ5および温度センサ6の短絡故障を検出する。冷媒が流れているだけの状態に比べて、さらに、温度検出対象物が発熱している場合には、温度センサ5,6によって検出される温度にさらに偏差が生じやすくなるため、温度センサ5,6の温度検出値に基づいて、より確実に、温度センサ5および温度センサ6の短絡故障を検出することができる。
特に、一実施の形態における温度検出手段の診断装置によれば、温度検出対象物の発熱量が所定値以上であり、かつ、冷媒が流れている状態で、温度センサ5によって検出される第1の温度と、温度センサ6によって検出される第2の温度とに基づいて、温度センサ5および温度センサ6の短絡故障を検出する。温度検出対象物の発熱量が所定値以上であり、かつ、冷媒が流れている状態では、温度センサ5,6によって検出される温度にさらに偏差が生じやすくなるため、温度センサ5,6の温度検出値に基づいて、より確実に、温度センサ5および温度センサ6の短絡故障を検出することができる。
一実施の形態における温度検出手段の診断装置によれば、冷媒の流路(ダクト)に詰まりが発生していないと判定すると、温度センサ5および温度センサ6の短絡故障診断を行う。冷媒流路に詰まりが発生している場合には、温度検出対象物を効果的に冷却することができないため、温度センサ5,6の温度検出値に偏差が生じにくくなり、短絡故障を正確に判定することができなくなる。従って、冷媒流路に詰まりが発生していない時に短絡故障診断を行うことにより、短絡故障診断を正確に行うことができる。
一実施の形態における温度検出手段の診断装置によれば、温度センサ5によって検出される温度TbAと、温度センサ6によって検出される温度TbBとの差の絶対値が所定温度T1より低い状態が所定時間以上継続すると、温度センサ5および温度センサ6が短絡故障していると判定するので、短絡故障が発生しているか否かを精度良く判定することができる。
また、一実施の形態における温度検出手段の診断装置によれば、温度センサ5,6の短絡故障時には、バッテリ温度センサ5の検出温度TbAおよびバッテリ温度センサ6の検出温度TbBに基づいて、平均温度Tbavを推定するので、温度センサ5,6の短絡故障時でも、温度検出対象物の温度を推定することができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、温度検出対象物として、モジュール8を例に挙げたが、モジュールに限られることはない。また、温度検出対象物であるモジュールを冷却するための冷媒として、冷却風を用いたが、冷媒が冷却風に限定されることはなく、例えば、水やオイルなどを用いることもできる。
上述した一実施の形態では、温度検出手段の診断装置をハイブリッド車に搭載して使用する例を挙げて説明したが、電気自動車や燃料電池車に搭載して使用することもできるし、車両以外のシステムに適用することもできる。
また、本発明が温度検出手段である温度センサの種類によって限定されることもない。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、温度センサ5が第1の温度検出手段を、温度センサ6が第2の温度検出手段を、バッテリコントローラ1が故障診断手段、詰まり判定手段、および、温度算出手段をそれぞれ構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
一実施の形態における温度検出手段の診断装置の構成を示す図 一実施の形態における温度検出手段の診断装置によって行われる処理内容を示すフローチャート モジュールの温度を算出する処理内容を示すフローチャート
符号の説明
1…バッテリコントローラ、2…バッテリファン、3…室内空気温度センサ、4…吸入空気温度センサ、5…バッテリ温度センサ、6…バッテリ温度センサ、7…バッテリパック、8…モジュール、9…ダクト、10…ダクト、11…ダクト、12…吸入口、13…排出口、14…電流センサ、15…回転数センサ、25,26…信号線

Claims (7)

  1. 冷媒によって冷却可能な温度検出対象物の温度を検出する温度検出手段の診断装置において、
    前記温度検出対象物の各部位のうち、前記冷媒の上流側の部位の温度を検出する第1の温度検出手段と、
    前記温度検出対象物の各部位のうち、前記冷媒の下流側の部位の温度を検出する第2の温度検出手段と、
    前記冷媒が流れている状態で、前記第1の温度検出手段によって検出される第1の温度と、前記第2の温度検出手段によって検出される第2の温度とを用いて、前記第1の温度と前記第2の温度とが同一値であるとみなせる場合には、前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段が短絡故障していると判定する故障診断手段とを備えることを特徴とする温度検出手段の診断装置。
  2. 冷媒によって冷却可能な温度検出対象物の温度を検出する温度検出手段の診断装置において、
    前記温度検出対象物の各部位のうち、前記冷媒の上流側の部位の温度を検出する第1の温度検出手段と、
    前記温度検出対象物の各部位のうち、前記冷媒の下流側の部位の温度を検出する第2の温度検出手段と、
    前記冷媒が流れている状態で、前記第1の温度検出手段によって検出される第1の温度と、前記第2の温度検出手段によって検出される第2の温度とに基づいて、前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の短絡故障を検出する故障診断手段とを備え、
    前記故障診断手段は、前記第1の温度検出手段によって検出される第1の温度と、前記第2の温度検出手段によって検出される第2の温度との差の絶対値が所定温度より低ければ、前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段が短絡故障していると判定することを特徴とする温度検出手段の診断装置。
  3. 請求項1または2に記載の温度検出手段の診断装置において、
    前記故障診断手段は、前記温度検出対象物が発熱しており、かつ、前記冷媒が流れている状態で、前記第1の温度検出手段によって前記第1の温度を、前記第2の温度検出手段によって前記第2の温度を検出し、前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の短絡故障を検出することを特徴とする温度検出手段の診断装置。
  4. 請求項に記載の温度検出手段の診断装置において、
    前記故障診断手段は、前記温度検出対象物の発熱量が所定値以上であり、かつ、前記冷媒が流れている状態で、前記第1の温度検出手段によって前記第1の温度を、前記第2の温度検出手段によって前記第2の温度を検出し、前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の短絡故障を検出することを特徴とする温度検出手段の診断装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の温度検出手段の診断装置において、
    前記冷媒の流路に詰まりが発生していないか判定する詰まり判定手段をさらに備え、
    前記故障診断手段は、前記詰まり判定手段によって、前記冷媒の流路に詰まりが発生していないと判定されると、前記前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の短絡故障診断を行うことを特徴とする温度検出手段の診断装置。
  6. 請求項に記載の温度検出手段の診断装置において、
    前記故障診断手段は、前記第1の温度検出手段によって検出される第1の温度と、前記第2の温度検出手段によって検出される第2の温度との差の絶対値が所定温度より低い状態が所定時間以上継続すると、前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段が短絡故障していると判定することを特徴とする温度検出手段の診断装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の温度検出手段の診断装置において、
    前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の短絡故障が発生していない場合には、前記第1の温度検出手段によって検出される第1の温度および前記第2の温度検出手段によって検出される第2の温度の平均温度を、前記温度検出対象物の温度として算出する温度算出手段をさらに備え、
    前記温度算出手段は、前記故障診断手段によって、前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の短絡故障が検出されると、前記第1の温度検出手段によって検出される第1の温度および前記第2の温度検出手段によって検出される第2の温度に基づいて、前記平均温度を推定することを特徴とする温度検出手段の診断装置。
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