JP7015449B2 - 組電池の異常判定システム - Google Patents

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Description

本発明は、組電池の異常判定システムに関する。
例えば、特開2015-129677号公報には、電解液に部分的に浸された状態の電極体を有するセルと、セルを冷却する冷却機構とを含む二次電池の異常検出機構が開示されている。上記異常検出機構は、セルの内部抵抗の初期値からの変化率が判定値以上であり、かつ、セルの温度が閾値以上である場合に、セルが傾いていると判断するコントローラを備え、セルの傾きという異常を検出できるように構成されている。
また、特開2016-031876号公報には、モデル化温度分布と実測温度分布とを比較し、両者が離れている場合に冷却量を調整するバッテリ冷却状態判定装置が開示されている。上記文献に開示されたバッテリ冷却状態判定装置は、冷却調整前の実測温度分布に対して冷却調整後の実測温度分布が同温度分布形状をなしつつ温度域だけが変化している場合には冷却装置に異常はなく、温度分布形状が崩れて変化している場合には冷却装置に異常が生じていると判断する。
さらに、特開2016-052215号公報には、各セルの現在温度分布と前回温度分布とを比較するとともに、温度センサおよび冷却装置からの故障信号を受信し、現在温度分布と前回温度分布との差が許容値外であり、かつ、温度センサおよび冷却装置から故障信号を受けていない場合に、セルの故障と判断するバッテリ故障判定装置が開示されている。
特開2015-129677号公報 特開2016-031876号公報 特開2016-052215号公報
特開2015-129677号公報に開示された技術によれば、電池の温度異常の原因として電池の傾きを特定することができるが、組電池の電池の温度が異常値を示す原因は、電池の傾きの他にも種々考えられる。特開2016-052215号公報に開示された技術では、冷却装置の故障以外の原因による冷却異常がセルの故障と判断される恐れがある。また、特開2016-031876号公報に開示された技術では、冷却装置の故障以外の原因による冷却異常が冷却装置の異常と判断される恐れがある。冷却装置の故障以外の原因による冷却異常としては、例えば、冷却流路の異常が挙げられる。従来の技術では、冷却装置の異常に起因する電池の温度異常と、冷却流路の異常に起因する電池の温度異常とを区別することは困難であった。
ここに開示する組電池の異常判定システムは、第1温度センサと、第2温度センサと、電流計と、判定装置とを備えている。第1温度センサは、複数の電池と、複数の電池のそれぞれに対して配置された複数の冷却流路と、複数の冷却流路に送風する冷却ファンとを備えた組電池に設けられ、複数の電池の温度をそれぞれ測定する。第2温度センサは、冷却ファンが送風する空気の温度を測定する。電流計は、組電池に流れる電流を測定する。
判定装置は、第1取得部と、第2取得部と、第3取得部と、第1演算部と、第1判定部と、第2演算部と、第2判定部と、記憶部と、第3演算部と、第3判定部とを備えている。
第1取得部は、第1温度センサから複数の電池の温度をそれぞれ取得する。
第2取得部は、第2温度センサから冷却ファンが送風する空気の温度を取得する。
第3取得部は、電流計から組電池に流れる電流を取得する。
第1演算部は、組電池に入力または出力があり、かつ、冷却ファンが動作している状態において、第1取得部によって取得された温度のうち組電池の端部に配置された電池のうちの1つの電池の温度と組電池の中央部に配置された電池のうちの1つの電池の温度と間の温度差を計算する。
第1判定部は、第1演算部で計算された温度差が所定の第1閾値以上かどうかを判定する。
第2演算部は、第1判定部によって温度差が前記第1閾値以上と判定された場合、組電池に入力または出力があり、かつ、冷却ファンが停止している状態において、複数の電池のうちの所定の1つの電池の温度と他の電池の温度との間の温度差をそれぞれ計算する。
第2判定部は、第2演算部で計算された温度差が所定の第2閾値以下かどうかを判定する。
記憶部は、複数の電池のそれぞれの温度と、冷却ファンが送風する空気の温度と、組電池に流れる電流とに基づいて、組電池に入力または出力があり、かつ冷却ファンが動作している状態における複数の電池のそれぞれの温度変化を推定する演算式を記憶している。
第3演算部は、第2判定部によって上記温度差が第2閾値以下と判定された場合に、記憶部に記憶された演算式に基づいて、組電池に入力または出力があり、かつ、冷却ファンが動作している状態における複数の電池のそれぞれの温度変化を演算する。
第3判定部は、組電池に入力または出力があり、かつ、冷却ファンが動作している状態において、第3演算部によって演算された温度変化に沿って温度が変化する電池が前記複数の電池の中にあるかどうかを判定する。
上記組電池の異常判定システムによれば、冷却ファンの異常に起因する電池の温度異常と、冷却流路の異常に起因する電池の温度異常とを区別することができる。
図1は、二次電池システム10の模式図である。 図2は、組電池30の断面図である。 図3は、異常判定システム100のブロック図である。 図4は、異常判定システム100による異常判定の流れを示すフローチャートである。
以下、組電池の異常判定システムの一実施形態を説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、各図は模式図であり、必ずしも実際の実施品が忠実に反映されたものではない。以下では、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、二次電池システム10の模式図である。二次電池システム10は、例えば、電池の放電によって車両を走行させ、車両の回生制動により電池に充電を行う車載の二次電池システムである。図1に示すように、この実施形態に係る二次電池システム10は、電池パック20と、モータジェネレータ70と、制御回路80と、電子制御ユニット(ECU:Electric Control Unit)90と、組電池の異常判定システム100とを備えている。
電池パック20は、複数の組電池30を組み合わせて大容量化した電池である。図1に示すように、電池パック20は、複数の組電池30を備えている。
図2は、組電池30の断面図である。図2に示すように、組電池30は、複数の電池41~45と、複数の冷却流路51~55と、冷却ファン60とを備えている。組電池30は、複数の電池41~45が組み合わされた電池である。図2では、組電池30は、第1電池41、第2電池42、第3電池43、第4電池44、および第5電池45の5つの電池が組み合わされて構成されている。ただし、組電池30が備える電池の数量は特に限定されない。組電池30が備える電池の数量は5つより多くてもよく、少なくてもよい。複数の電池41~45は、組電池30のケース31に収納されている。
ケース31は、略直方体に形成されている。ケース31には、吸気口31aと、排気口31bの2つの開口が設けられている。吸気口31aは、ケース31の1つの隅(図2では右上の隅)付近に設けられている。排気口31bは、吸気口31aと対角の隅(図2では左下の隅)付近に設けられている。
複数の電池41~45は、ここでは密閉型のセル電池である。例えば、第1電池41は、電池ケース41aを備え、電池ケース41aの内部に電極体と電解液とを収納している。電池ケース41aは、扁平な略直方体の形状を有している。そこで、図2に示すように、第1電池41は、対向する一対の幅広面41a1と、対向する一対の幅狭面41a2とを有している。第1電池41は、ここでは、充電および放電可能に構成された二次電池であり、例えば、リチウムイオン電池である。ただし、第1電池41の種類は特に限定されない。第2電池42~第5電池45は、ここでは、第1電池41と同じ電池である。
ケース31内において、第1電池41~第5電池45は、一方向(図2では左右方向)に並ぶように配置されている。第1電池41~第5電池45は、幅広面同士が向かい合うように並べられている。図2に示すように、ケース31の内部において、複数の電池41~45の間にはスペーサ32が挟まれている。電池41~45は、スペーサ32によって互いに離間されている。スペーサ32は、第5電池45の第4電池44と反対側にも設けられ、第5電池45とケース31とを離間している。スペーサ32は、内部を風が通り抜けできるように構成されている。スペーサ32によって電池41~44同士の間に形成された4つの隙間と、スペーサ32によって第5電池45とケース31との間に形成された隙間とは、5つの冷却流路51~55を形成している。
複数の冷却流路51~55は、複数の電池41~45のそれぞれに対して配置された流路である。複数の冷却流路51~55は、冷却ファン60が送る風が通過しうるように構成されている。第1電池41に対応する第1冷却流路51は、第1電池41と第2電池42との間に形成されている。同様に、第2電池42に対応する第2冷却流路52は、第2電池42と第3電池43との間に形成されている。第3電池43に対応する第3冷却流路53は、第3電池43と第4電池44との間に形成されている。第4電池44に対応する第4冷却流路54は、第4電池44と第5電池45との間に形成されている。第5電池45に対応する第5冷却流路55は、第5電池45とケース31との間に形成されている。
ケース31の内部において、電池41~45の一対の幅狭面の先(図2では、電池41~45の上と下)には、それぞれ空間が設けられている。上記空間のうちの一方の空間は、ケース31の吸気口31aと連通し、入口側流路50aを構成している。上記空間のうち他方の空間は、ケース31の排気口31bと連通し、出口側流路50bを構成している。入口側流路50aと出口側流路50bとは、第1冷却流路51~第5冷却流路55によって連通されている。
冷却ファン60は、複数の冷却流路51~55に送風するように構成されている。冷却ファン60は、組電池30のケース31に開口した吸気口31aに面して設けられている。冷却ファン60は、吸気口31aに風を送るように構成されている。冷却ファン60が送る風は、吸気口31aからケース31内に入り、入口側流路50aを通過して、第1冷却流路51~第5冷却流路55に分岐される。第1冷却流路51~第5冷却流路55を通過した風は、出口側流路50bにおいて再び集約され、排気口31bから排出される。冷却ファン60の構成は限定されないが、ここでは、電動モータ61を備えている。電動モータ61は、制御装置62によって制御されている。制御装置62は、電池41~45の温度が所定の第1温度以上になると冷却ファン60を動作させ、電池41~45の温度が所定の第2温度以下になると冷却ファン60を停止させる。第1温度と第2温度とは、同じであってもよく、異なっていてもよい。また、冷却ファン60は、送風する空気から異物を取り除くフィルタ63を備えている。
図1に示すように、組電池30において、複数の電池41~45は直列に接続されている。複数の電池41~45は、例えば、バスバーによって電気的に接続されている。直列に接続された複数の電池41~45において、第1電池41の正極は、他の電池42~45のいずれの端子とも接続されず、組電池30の外部に取り出されている。第1電池41の正極は、組電池30の正極を構成している。また、第5電池45の負極は、他の電池41~44のいずれの端子とも接続されず、組電池30の外部に取り出されている。第5電池45の負極は、組電池30の負極を構成している。
電池パック20は、複数の組電池30を備えている。電池パック20において、複数の組電池30は、並列に接続されている。電池パック20においては、組電池30の正極同士が接続され、電池パック20の正極を構成している。また、組電池30の負極同士が接続され、電池パック20の負極を構成している。組み合わされた複数の組電池30は、ケース21に収容されている。ケース21の外側には、電池パック20の正極および負極が取り出されている。
電池パック20の正極および負極は、制御回路80を介してモータジェネレータ70に接続されている。モータジェネレータ70は、電池パック20の放電により車両を走行させるための駆動力を生成するとともに、車両の回生制動時には、回生制動に伴う運動エネルギーを電気エネルギーに変換する部位である。
制御回路80は、電池パック20が放電する電力によってモータジェネレータ70を駆動する際、および、モータジェネレータ70が生成した電力によって電池パック20に充電が行われる際に、直流/交流の変換や電圧の変換などを行う部位である。制御回路80は、例えば、インバータなどを備えている。
電子制御ユニット90は、モータジェネレータ70と制御回路80とを制御して、放電/充電の切り替えや出力の制御を行う部位である。電子制御ユニット90は、モータジェネレータ70と制御回路80とを制御して放電/充電の管理を行うだけでなく、電池パック20の放電/充電の履歴を記録している。
図3は、組電池30の異常判定システム100(以下では、単に異常判定システム100と呼ぶ。)のブロック図である。図3に示すように、異常判定システム100は、第1温度センサ110と、第2温度センサ120と、電流計130と、判定装置140とを備えている。なお、この実施形態では、異常判定システム100は、1つの組電池30につき1つ設けられているが、構成は共通である。そこで、1つの異常判定システム100について説明を行うこととし、1つの異常判定システム100を除いて図示は省略する。
第1温度センサ110は、組電池30に設けられ、複数の電池41~45の温度をそれぞれ測定する部材である。図2に示すように、第1温度センサ110は、第1電池41~第5電池45にそれぞれ対応する5つの温度センサから構成されている。第1温度センサ110の機構は特に限定されないが、第1温度センサ110は、例えば、熱電対やサーミスタを備えているとよい。
第2温度センサ120は、冷却ファン60が送風する空気の温度を測定する部材である。図1に示すように、この実施形態では、第2温度センサ120は、冷却ファン60が組電池30の外部から空気を吸い込む吸込口付近の空気の温度を測定している。ただし、第2温度センサ120が設置される場所は限定されず、例えば、冷却ファン60が風を送出する送出口付近でもよい。第2温度センサ120も、例えば、熱電対やサーミスタを備えているとよい。
電流計130は、組電池30に流れる電流を測定する部材である。電流計130は、組電池30の正極が他の組電池30の正極と接続される前の回路、または、組電池30の負極が他の組電池30の負極と接続される前の回路のいずれかに設けられる。図2では、電流計130は、組電池30の正極が他の組電池30の正極と接続される前の回路に設けられている。ただし、電流計130は、負極が他の組電池30の負極と接続される前の回路に設けられていてもよい。
図3に示すように、判定装置140は、第1取得部141と、第2取得部142と、第3取得部143と、第1演算部144と、第1判定部145と、第2演算部146と、第2判定部147と、記憶部148と、第3演算部149と、第3判定部150と、出力部151とを備えている。
判定装置140は、例えば、予め定められたプログラムに沿って駆動するコンピュータによって具現化されうる。具体的には、判定装置140の各機能は、判定装置140を構成する各コンピュータの演算装置(プロセッサ、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-processing unit)とも称される)や記憶装置(メモリーやハードディスクなど)と、ソフトウエアとの協働によって処理される。例えば、判定装置140の各構成および処理は、コンピュータによって具現化されるデータを予め定められた形式で記憶するデータベース、データ構造、予め定められたプログラムに従って所定の演算処理を行う処理モジュールなどとして、または、それらの一部として具現化されうる。
第1取得部141は、第1温度センサ110から複数の電池41~45の温度をそれぞれ取得する。この実施形態では、第1取得部141は、一定の時間間隔で、複数の電池41~45の温度をそれぞれ取得している。
第2取得部142は、第2温度センサ120から、冷却ファン60が送風する空気の温度を取得する。この実施形態では、第2取得部142は、第1取得部141と同じタイミングで、冷却ファン60が送風する空気の温度を取得している。ただし、第2取得部142が冷却ファン60が送風する空気の温度を取得するタイミングは、第1取得部141と同じタイミングでなくともよい。
第3取得部143は、電流計130から組電池30に流れる電流を取得する。この実施形態では、第3取得部143は、第1取得部141および第2取得部142と同じタイミングで、組電池30に流れる電流の値を取得している。ただし、第3取得部143が電流値を取得するタイミングは、第1取得部141および第2取得部142と同じタイミングでなくともよい。
第1演算部144は、組電池30に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が動作している状態において、第1取得部141によって取得された温度のうち組電池30の端部に配置された電池のうちの1つの電池の温度と組電池30の中央部に配置された電池のうちの1つの電池の温度と間の温度差を計算するように設定されている。ここでは、第1演算部144は、第1取得部141によって取得された温度Taのうち、第1電池41の温度Ta1と第3電池43の温度Ta3と間の温度差ΔTaを計算する。このとき、組電池30は充電または放電されており、かつ、冷却ファン60は動作している。「組電池30に入力または出力がある」とは、ここでは、組電池30が充電または放電されていることを意味する。また、「組電池30の端部に配置された電池のうちの1つの電池」は、ここでは第1電池41である。「組電池30の中央部に配置された電池のうちの1つの電池」は、ここでは第3電池43である。
なお、ここで言う「組電池30の端部」とは、例えば、電池の並びのうち末端から所定の割合(例えば、10%)に入る部位のことなどであってもよい。また、ここで言う「組電池30の中央部」とは、例えば、電池の並びのうち真ん中から所定の割合(例えば、両側にそれぞれ5%)に入る部位のことなどであってもよい。ここでの端部および中央部は、電気的な接続順に関するものではなく、ケース31内部における電池の配置順に関するものである。
第1判定部145は、第1演算部144で計算された温度差ΔTaが所定の第1閾値V1以上かどうかを判定する部位である。第1判定部145では、温度差ΔTaと第1閾値V1の大小が比較される。
第2演算部146は、第1判定部145によって温度差ΔTaが第1閾値V1以上と判定された場合、組電池30に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が停止している状態において、複数の電池41~45のうちの所定の1つの電池の温度と他の電池の温度との間の温度差をそれぞれ計算する。ここでは、第2演算部146は、複数の電池41~45の温度Tbのうち、第3電池43の温度Tb3と、他の4つの電池41、42、44、45の温度Tb1、Tb2、Tb4、Tb5との間の温度差ΔTb1、ΔTb2、ΔTb4、ΔTb5をそれぞれ計算する。このとき、組電池30は充電または放電されており、かつ、冷却ファン60は停止している。なお、この実施形態では、温度差の基準となる電池は第3電池43に設定されているが、どの電池であってもよい。また、以下では、温度差ΔTb1、ΔTb2、ΔTb4、ΔTb5を総称して、温度差ΔTbと称することがある。
第2判定部147は、第2演算部146で計算された温度差ΔTbが所定の第2閾値V2以下かどうかを判定する部位である。第2判定部147では、温度差ΔTb1と第2閾値V2の大小、温度差ΔTb2と第2閾値V2の大小、温度差ΔTb4と第2閾値V2の大小、温度差ΔTb5と第2閾値V2の大小が、それぞれ比較される。
記憶部148は、組電池30に入力または出力があり、かつ冷却ファン60が動作している状態における複数の電池41~45のそれぞれの温度変化を推定する演算式を記憶している。上記演算式は、複数の電池41~45のそれぞれの温度と、冷却ファン60が送風する空気の温度と、組電池30に流れる電流とに基づいて、複数の電池41~45のそれぞれの温度変化を推定する演算式である。複数の電池41~45のそれぞれの温度は、第1温度センサ110によって測定され、第1取得部141によって取得される温度である。冷却ファン60が送風する空気の温度は、第2温度センサ120によって測定され、第2取得部142によって取得される温度である。組電池30に流れる電流は、電流計130によって測定され、第3取得部143によって取得される電流値である。
上記複数の電池41~45のそれぞれの温度変化を推定する演算式は、例えば、電池41~45の温度、組電池30に流れる電流、冷却ファン60が吸い込む吸気の温度を様々に変えて電池41~45の温度変化を確認することによって得られる。ここでは、上記演算式は、予め測定された電池の温度変化に基づいて設定されたものである。この演算式の演算結果は、冷却流路51~55と冷却ファン60とが全て正常である場合の電池41~45の温度変化を推定したものである。演算結果は、例えば、時間軸に沿って変化する電池41~45の推定温度という形で出力される。ただし、このような出力形式は1つの好適な例であり、これに限定されない。例えば、演算結果は、予め定められた時間が経過した後の電池41~45の推定温度であってもよい。また、この演算結果は幅を持っていてもよい。
第3演算部149は、第2判定部147によって温度差ΔTbが第2閾値V2以下と判定された場合に、記憶部148に記憶された演算式に基づいて、組電池30に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が動作している状態における複数の電池41~45のそれぞれの温度変化ΔTp1~ΔTp5を演算する。第3演算部149は、記憶部148に記憶された演算式に電池41~45の温度、組電池30に流れる電流、冷却ファン60が吸い込む吸気の温度を入力することによって、複数の電池41~45のそれぞれの推定温度変化ΔTp1~ΔTp5を演算する。なお、以下では、複数の電池41~45のそれぞれの推定温度変化ΔTp1~ΔTp5を総称して、ΔTpと称することがある。
第3判定部150は、組電池30に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が動作している状態において、第3演算部149によって演算された温度変化ΔTpに沿って温度Tcが変化する電池が複数の電池41~45の中にあるかどうかを判定する。ここでは、「電池の温度Tcが演算された温度変化ΔTpに沿って変化する」とは、電池の実際の温度Tcの変化が、演算された温度変化ΔTpに対して、所定の値または割合以内に収まることを意味する。上記所定の値または割合は、任意に設定されてよい。
出力部151は、第3判定部150の判定結果に対応する信号を発信する。出力部151が発信する信号は、例えば、電子制御ユニット90に送信され、電子制御ユニット90は、受信した信号に対応するダイアグを立てる。詳しくは、電子制御ユニット90は、複数の電池41~45の温度Tcのうちに第3演算部149によって推定された温度変化ΔTpに沿って変化したものがあることを示す信号を受け取った場合には、冷却流路51~55の一部が異常であるというダイアグを立てる。また、電子制御ユニット90は、複数の電池41~45の温度Tcのうちに第3演算部149によって推定された温度変化ΔTpに沿って変化したものがないことを示す信号を受け取った場合には、冷却ファン60が異常であるというダイアグを立てる。
図4は、異常判定システム100による異常判定の流れを示すフローチャートである。ステップS01において、異常判定システム100は、複数の電池41~45の温度Taを取得する。上記温度Taの取得は、電池41~45に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60の制御装置62が冷却ファン60を動作させているタイミングで行われる。
ステップS02では、ステップS01で取得された温度Taのうち第1電池41の温度Ta1と第3電池43の温度Ta3との温度差ΔTaが計算される。例えば、組電池30における電池41~45の温度が端部において高く、中央部において低い傾向が見られる場合、温度差ΔTa=Ta1-Ta3となる。
続くステップS03では、ステップS02で計算された温度差ΔTaが第1閾値V1以上かどうかが判定される。温度差ΔTaが第1閾値V1よりも小さい場合(ΔTa<V1)、ステップS03の判定結果はNOであり、ステップS01に戻る。ステップS03の判定結果がNOの場合は、冷却に異常がないと判定された場合である。比較される温度は組電池30の端部に配置された第1電池41の温度と中央部に配置された第3電池43の温度であるが、両者の温度差が所定の値よりも小さければ、組電池30の複数の電池41~45の温度のばらつきは所定の値よりも小さいと判断される。温度差ΔTaが第1閾値V1以上の場合(ΔTa≧V1)、ステップS03の判定結果はYESであり、ステップS04に進む。ステップS03の判定結果がYESの場合は、冷却異常の可能性があると判定された場合である。
ステップS04では、組電池30の複数の電池41~45の温度Tbが取得される。この温度Tbの取得は、電池41~45に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が停止されているタイミングで行われる。この実施形態では、温度Tbの取得は、電池41~45の温度が下がり、冷却ファン60の制御装置62が冷却ファン60を停止させるのを待って行われる。
ステップS05では、複数の電池41~45のうちの所定の1つの電池の温度と他の電池の温度との間の温度差ΔTbが計算される。この実施形態では、第3電池43の温度Tb3と、他の4つの電池41、42、44、45の温度Tb1、Tb2、Tb4、Tb5との間の温度差ΔTb1、ΔTb2、ΔTb4、ΔTb5がそれぞれ計算される。
ステップS06では、ステップS05で計算された温度差ΔTbが第2閾値V2以下であるかどうかが判定される。ステップS06では、温度差ΔTb1、ΔTb2、ΔTb4、ΔTb5のいずれかが第2閾値V2よりも大きい(ΔTb1>V2、または、ΔTb2>V2、または、ΔTb4>V2、または、ΔTb5>V2)場合、ステップS06の判定結果はNOとなり、ステップS01に戻る。ステップS06の判定結果がNOの場合は、冷却に異常がないと判定された場合である。冷却ファン60が停止している状態において複数の電池41~45の間の温度のばらつきが所定の値よりも大きい場合、冷却ファン60動作時における電池41~45の温度のばらつきの原因は、複数の電池41~45の発熱のばらつきであり、冷却の異常ではないと判断される。温度差ΔTb1、ΔTb2、ΔTb4、ΔTb5の全てが第2閾値V2以下(ΔTb1≦V2、かつ、ΔTb2≦V2、かつ、ΔTb4≦V2、かつ、ΔTb5≦V2)の場合、ステップS06の判定結果はYESであり、ステップS07に進む。ステップS06の判定結果がYESの場合は、冷却に異常があると判定された場合である。冷却ファン60が停止している状態において複数の電池41~45の間の温度のばらつきが所定の値よりも小さい場合、冷却ファン60動作時における電池41~45の温度のばらつきの原因は、冷却の異常であると判断される。
ステップS07では、記憶部148に記憶された演算式に基づいて、電池41~45の推定温度変化ΔTpが演算される。
続くステップS08では、電池41~45の推定温度変化ΔTpと、電池41~45の実際の温度Tcの変化とが比較される。具体的には、推定温度変化ΔTpに沿って温度Tcが変化する電池が複数の電池41~45の中にあるかどうかが判定される。電池41~45の実際の温度Tcは、電池41~45に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が動作している状態で取得される。推定温度変化ΔTpに沿って温度Tcが変化する電池が複数の電池41~45の中にある場合(YESの場合)には、複数の冷却流路51~55の一部が異常であると判断される。複数の冷却流路51~55の一部が異常な場合とは、例えば、複数の冷却流路51~55のうちの一部が目詰まりし、目詰まりした冷却流路に隣接する電池に冷却風が届かない場合などである。推定温度変化ΔTpに沿って温度Tcが変化する電池が複数の電池41~45の中にない場合(NOの場合)には、冷却ファン60が異常であると判断される。冷却ファン60が異常な場合とは、例えば、冷却ファン60のフィルタ63が目詰まりし、冷却風が電池41~45に届かない場合などである。
ステップS08の判定結果がYESの場合、ステップはステップS09Aに進む。ステップS09Aでは、複数の電池41~45の温度Tcのうちに推定温度変化ΔTpに沿って変化したものが存在することを示す信号Sg1が電子制御ユニット90に発信される。このとき、複数の電池41~45の温度Tcのうちのいずれの温度が推定された温度変化ΔTpから外れて変化したかを特定する信号が発信されてもよい。ステップS08の判定結果がNOの場合、ステップはS09Bに進む。ステップS09Bでは、複数の電池41~45の温度Tcのうちに推定温度変化ΔTpに沿って変化したものが存在しないことを示す信号Sg2が電子制御ユニット90に発信される。
このように、この実施形態に係る組電池の異常判定システム100は、組電池30の複数の電池41~45の温度をそれぞれ測定する第1温度センサ110と、冷却ファン60が送風する空気の温度を測定する第2温度センサ120と、組電池30に流れる電流を測定する電流計130と、判定装置140を備えている。判定装置140は、第1取得部141と、第2取得部142と、第3取得部143と、第1演算部144と、第1判定部145と、第2演算部146と、第2判定部147と、記憶部148と、第3演算部149と、第3判定部150とを備えている。第1取得部141は、第1温度センサ110から複数の電池41~45の温度をそれぞれ取得する。第2取得部142は、第2温度センサ120から冷却ファン60が送風する空気の温度を取得する。第3取得部143は、電流計130から組電池30に流れる電流を取得する。第1演算部144は、組電池30に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が動作している状態において、第1取得部141によって取得された温度のうち組電池30の端部に配置された電池のうちの1つの電池の温度と組電池30の中央部に配置された電池のうちの1つの電池の温度と間の温度差を計算する。第1判定部145は、第1演算部144で計算された温度差が所定の第1閾値以上かどうかを判定する。第2演算部146は、第1判定部145によって温度差が第1閾値以上と判定された場合、組電池30に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が停止している状態において、複数の電池41~45のうちの所定の1つの電池の温度と他の電池の温度との間の温度差をそれぞれ計算する。第2判定部147は、第2演算部146で計算された温度差が所定の第2閾値以下かどうかを判定する。記憶部148は、複数の電池41~45のそれぞれの温度と、冷却ファン60が送風する空気の温度と、組電池30に流れる電流とに基づいて、組電池30に入力または出力があり、かつ冷却ファン60が動作している状態における複数の電池41~45のそれぞれの温度変化を推定する演算式を記憶している。第3演算部149は、第2判定部147によって温度差が第2閾値以下と判定された場合に、記憶部148に記憶された演算式に基づいて、組電池30に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が動作している状態における複数の電池41~45のそれぞれの温度変化を演算する。第3判定部150は、組電池30に入力または出力があり、かつ、冷却ファン60が動作している状態において、第3演算部149によって演算された温度変化に沿って温度が変化する電池が複数の電池41~45の中にあるかどうかを判定する。
このような組電池の異常判定システム100によれば、冷却ファン60を動作させた状態における複数の電池41~45の間の温度のばらつきと、冷却ファン60を停止させた状態における複数の電池41~45の間の温度のばらつきとを比較することにより、複数の電池41~45の間の温度のばらつきの原因が、電池41~45のばらつきによるものなのか、冷却によるものなのかを判別することができる。さらに、この組電池の異常判定システム100によれば、複数の電池41~45の間の温度のばらつきの原因が冷却によるものだった場合に、複数の電池41~45のうちに実測温度が予想温度に沿って変化するものが存在するのかしないのかによって、さらに異常の原因を判別できる。具体的には、複数の電池41~45のうちに実測温度が予想温度に沿って変化するものがある場合には冷却流路51~55の一部の異常であり、実測温度が予想温度に沿って変化するものがない場合には冷却ファン60の異常であることが分かる。
以上、ここで提案される組電池の異常判定システムについて、種々説明した。特に言及されない限りにおいて、ここで挙げられた組電池の異常判定システムの実施形態などは、本発明を限定しない。
10 二次電池システム
20 電池パック
21 ケース
30 組電池
31 ケース
31a 吸気口
31b 排気口
32 スペーサ
41 第1電池
41a 電池ケース
41a1 電池ケースの幅広面
41a2 電池ケースの幅狭面
42 第2電池
43 第3電池
44 第4電池
45 第5電池
50a 入口側流路
50b 出口側流路
51 第1冷却流路
52 第2冷却流路
53 第3冷却流路
54 第4冷却流路
55 第5冷却流路
60 冷却ファン
61 電動モータ
62 制御装置
63 フィルタ
70 モータジェネレータ
80 制御回路
90 電子制御ユニット
100 異常判定システム
110 第1温度センサ
120 第2温度センサ
130 電流計
140 判定装置
141 第1取得部
142 第2取得部
143 第3取得部
144 第1演算部
145 第1判定部
146 第2演算部
147 第2判定部
148 記憶部
149 第3演算部
150 第3判定部
151 出力部

Claims (1)

  1. 複数の電池と、前記複数の電池のそれぞれに対して配置された複数の冷却流路と、前記複数の冷却流路に送風する冷却ファンとを備えた組電池に設けられ、前記複数の電池の温度をそれぞれ測定する第1温度センサと、
    前記冷却ファンが送風する空気の温度を測定する第2温度センサと、
    前記組電池に流れる電流を測定する電流計と、
    判定装置と
    を備え、
    前記判定装置は、
    前記第1温度センサから前記複数の電池の温度をそれぞれ取得する第1取得部と、
    前記第2温度センサから前記冷却ファンが送風する空気の温度を取得する第2取得部と、
    前記電流計から前記組電池に流れる電流を取得する第3取得部と、
    前記組電池に入力または出力があり、かつ、前記冷却ファンが動作している状態において、前記第1取得部によって取得された温度のうち前記組電池の端部に配置された電池のうちの1つの電池の温度と前記組電池の中央部に配置された電池のうちの1つの電池の温度と間の温度差を計算する第1演算部と、
    前記第1演算部で計算された温度差が所定の第1閾値以上かどうかを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部によって前記温度差が前記第1閾値以上と判定された場合、前記組電池に入力または出力があり、かつ、前記冷却ファンが停止している状態において、前記複数の電池のうちの所定の1つの電池の温度と他の電池の温度との間の温度差をそれぞれ計算する第2演算部と、
    前記第2演算部で計算された温度差が所定の第2閾値以下かどうかを判定する第2判定部と、
    前記複数の電池のそれぞれの温度と、前記冷却ファンが送風する空気の温度と、前記組電池に流れる電流とに基づいて、前記組電池に入力または出力があり、かつ前記冷却ファンが動作している状態における前記複数の電池のそれぞれの温度変化を推定する演算式を記憶する記憶部と、
    前記第2判定部によって前記温度差が前記第2閾値以下と判定された場合に、前記記憶部に記憶された演算式に基づいて、前記組電池に入力または出力があり、かつ、前記冷却ファンが動作している状態における前記複数の電池のそれぞれの温度変化を演算する第3演算部と、
    前記組電池に入力または出力があり、かつ、前記冷却ファンが動作している状態において、前記第3演算部によって演算された温度変化に沿って温度が変化する電池が前記複数の電池の中にあるかどうかを判定する第3判定部と
    を備えている、組電池の異常判定システム。
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