JP4991384B2 - 接近物検知装置及び接近物検知プログラム - Google Patents

接近物検知装置及び接近物検知プログラム Download PDF

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本発明は、車両に設けられた撮像装置による撮像結果を用いて、車両に接近する接近物を検知する接近物検知装置及び接近物検知プログラムに関する。
従来、見通しの悪い交差点、信号が設置されていない交差点等に自車両を進入させる場合に、自車両の左右から接近してくる接近物(他車両等)を運転者に知らせるために、自車両の左右を撮像装置で撮像し、撮像結果を自車両内部に設置されたディスプレイに表示する装置が開発されている。このような技術として、特許文献1には、撮像結果を処理して接近物を検知し、接近物が検知された場合に運転手に対して警報を発生する技術が開示されている。
しかし、自車両の走行中に、障害物(樹木、電柱等)の後方を走行する遠方の接近物を検知するときには、接近物だけでなく障害物も相対的に移動するため、接近物を検知するのが困難な場合がある(図18参照)。このように接近物が存在するにも関わらず検知することができない状態が発生すると、運転手による装置への信頼性が低下してしまうおそれがある。
このような問題を解決するための技術として、特許文献2には、画像を用いて接近物を検知する画像処理手段と、画像を用いて接近物の検知が可能であるか否かを判定する判定手段と、を備え、判定手段による判定結果が不可能である場合に、画像処理手段による接近物検知を停止する技術が開示されている。
また、特許文献3には、カメラで撮像した画像を処理して対象物を抽出する対象物抽出手段と、対象物の視認難易度を判定する視認難易度判定手段と、を備え、視認難易度が所定値を超えた場合に、対象物の拡大画像をカメラで撮像した画像に合成して表示する技術が開示されている。
特開平11−353565号公報 特開2000−251998号公報 特開2006−42147号公報
しかしながら、特許文献2に開示された技術は、画像処理手段が接近物を検知することができていたとしても、判定手段が検知不可能であると判定した場合には、接近物の検知を運転手に知らせることができないという問題を有している。
また、特許文献3に開示された技術は、対象物を検知することができない場合に対応することができないという問題を有している。
本発明は、前記した問題を解決すべく創案されたものであり、接近物を検知可能な場合に加えて、接近物を検知不能な場合であっても運転者による的確な安全確認作業を可能とする接近物検知装置及び接近物検知プログラムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の接近物検知装置は、車両の周辺に関する周辺データを取得する周辺データ取得部と、前記周辺データに含まれる撮像データに基づいて、車両に接近する接近物を検知する接近物検知部と、前記撮像データが接近物検知に好適であるか否かを判定する好適判定部と、接近物が検知された場合には、接近物を検知した旨を通知するデータを出力し、接近物が検知されず、かつ、前記撮像データが接近物検知に不適であると判定された場合には、接近物を検知することができない旨を通知するデータを出力する通知データ出力部と、を備え、前記好適判定部は、前記撮像データから縦エッジを抽出した縦エッジ画像を生成し、前記縦エッジ画像に基づいて、水平座標の濃度値を垂直座標方向に累積した縦エッジプロファイルを生成し、前記縦エッジプロファイルと判定基準との交差数に基づいて複雑度を算出し、前記複雑度が閾値未満である場合に、前記撮像データが接近物検知に好適であると判定し、前記複雑度が閾値以上である場合に、前記撮像データが接近物検知に不適であると判定するものであって、前記撮像データを複数の領域に分割して領域ごとに好適であるか不適であるかを判定し、前記接近物を検知することができない旨を通知するデータは、接近物検知に不適であると判定された領域を強調する画像データを含むことを特徴とする。
また、本発明の接近物検知プログラムは、コンピュータを、車両の周辺に関する周辺データを取得する周辺データ取得部、前記周辺データに含まれる撮像データに基づいて、車両に接近する接近物を検知する接近物検知部、前記撮像データが接近物検知に好適であるか否かを判定する好適判定部、及び、接近物が検知された場合には、接近物を検知した旨を通知するデータを出力し、接近物が検知されず、かつ、前記撮像データが接近物検知に不適であると判定された場合には、接近物を検知することができない旨を通知するデータを出力する通知データ出力部、として機能させ、前記好適判定部は、前記撮像データから縦エッジを抽出した縦エッジ画像を生成し、前記縦エッジ画像に基づいて、水平座標の濃度値を垂直座標方向に累積した縦エッジプロファイルを生成し、前記縦エッジプロファイルと判定基準との交差数に基づいて複雑度を算出し、前記複雑度が閾値未満である場合に、前記撮像データが接近物検知に好適であると判定し、前記複雑度が閾値以上である場合に、前記撮像データが接近物検知に不適であると判定するものであって、前記撮像データを複数の領域に分割して領域ごとに好適であるか不適であるかを判定し、前記接近物を検知することができない旨を通知するデータは、接近物検知に不適であると判定された領域を強調する画像データを含むように前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、接近物を検知可能な場合に加えて、接近物を検知不能な場合であっても運転者による的確な安全確認作業を可能とすることができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。同様の部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
<接近物検知システム>
図1は、本発明の実施形態に係る接近物検知装置が適用された接近物検知システムを示すブロック図である。図1に示すように、接近物検知システムは、車両に設けられるシステムであり、撮像装置11と、ナビゲーションシステム12と、ワイパースイッチ13と、フォグランプスイッチ14と、車速センサ15と、接近物検知装置20と、出力装置30と、を備えている。
撮像装置11は、車両の左右を撮像し、撮像データを接近物検知装置20に出力する装置(例えば、ビデオカメラ)である。図2は、撮像装置の設置例を説明するための図である。図2(a)の例では、撮像装置11は、車両Cの前部左右にそれぞれ設けられたカメラ11a,11bである。カメラ11aは車両Cの左からの接近物を撮像し、カメラ11bは車両Cの右からの接近物を撮像する。図2(b)の例では、撮像装置11は、車両Cの前部に設けられた広視野角のカメラ11cである。図2(a)(b)におけるハッチング領域が、各カメラ11a,11b,11cの視野を表している。
図1に示すように、ナビゲーションシステム12は、自車両Cの周辺の地図情報に関する地図データと、交通情報に関する交通データと、天候に関する天候データと、を接近物検知装置20に出力する装置である。
ワイパースイッチ13は、運転手の操作によりワイパーを動作させるスイッチである。ワイパースイッチ13のON/OFF信号は、接近物検知装置20に出力される。
フォグランプスイッチ14は、運転手の操作によりフォグランプを動作させるスイッチである。フォグランプスイッチ14のON/OFF信号は、接近物検知装置20に出力される。
車速センサ15は、自車両Cの車両速度を検出するセンサである。検出された車両速度は、接近物検知装置20に出力される。
≪接近物検知装置20≫
接近物検知装置20は、例えば、CPU、RAM、ROM及び入出力回路を備えており、接近物が検知された場合には、接近物を検知した旨を運転手に通知し、接近物が検知されず、かつ、周辺データが接近物検知に不適であると判定された場合には、接近物を検知することができない旨を運転手に通知する装置である。接近物検知装置20は、機能部として、周辺データ取得部21と、接近物検知部22と、好適判定部23と、汚れ判定部24と、天候判定部25と、通知データ出力部26と、閾値設定部27と、撮像データ記憶部28と、動作開始部29と、を備えている。
周辺データ取得部21は、自車両Cの周辺に関する周辺データを取得するものであり、撮像データ取得部21aと、地図データ取得部21bと、天候データ取得部21cと、を備えている。
撮像データ取得部21aは、撮像装置11により得られた撮像データを取得する。この撮像データは、周辺データの一例である。取得された撮像データは、接近物検知部22、好適判定部23、汚れ判定部24及び通知データ出力部26に出力される。
地図データ取得部21bは、ナビゲーションシステム12から自車両C周辺の地図データと、交通データと、を取得する。この地図データ及び交通データは、周辺データの一例である。取得された地図データ及び交通データは、好適判定部23に出力される。
天候データ取得部21cは、天候データとして、撮像装置11により得られた撮像データ、ナビゲーションシステム12からの自車両C周辺の天候データ、ワイパースイッチ13のON/OFF信号及びフォグランプスイッチ14のON/OFF信号の少なくとも一つを取得する。この天候データは、周辺データの一例である。取得された天候データは、天候判定部25に出力される。
接近物検知部22は、撮像データに基づいて接近物を検知する。接近物の検知手法については後記する。検知結果は、通知データ出力部26に出力される。
好適判定部23は、撮像データの複雑度に基づいて、撮像データが接近物検知に好適であるか否かを判定する。複雑度の判定手法については後記する。判定結果は、通知データ出力部26に出力される。なお、好適判定部23は、地図データの複雑度に基づいて、撮像データが接近物検知に好適であるか否かを判定してもよい。
また、好適判定部23は、複雑度が閾値以上である撮像データを撮像データ記憶部28に記憶させる。
汚れ判定部24は、撮像データに基づいて、撮像装置11に汚れが付着しているか否かを判定する。汚れの判定手法については後記する。判定結果は、通知データ出力部26に出力される。
天候判定部25は、撮像装置11により得られた撮像データ、ナビゲーションシステム12からの自車両C周辺の天候データ、ワイパースイッチ13のON/OFF信号及びフォグランプスイッチ14のON/OFF信号の少なくとも一つに基づいて、天候が不良であるか否かを判定する。例えば、天候判定部25は、天候が雨又は霧の場合に、不良であると判定し、それ以外の場合に、良好であると判定する。天候の判定手法については後記する。判定結果は、通知データ出力部26に出力される。
通知データ出力部26は、接近物検知部22の検知結果、好適判定部23の判定結果、汚れ判定部24の判定結果及び天候判定部25の判定結果に基づいて、通知データを生成する。生成された通知データは、出力装置30に出力される。
閾値設定部27は、利用者(運転手等)によるナビゲーションシステム12(ディスプレイ32)からの入力に基づいて、好適判定部23における複雑度判定の閾値又は判定基準を設定・変更する。
撮像データ記憶部28は、複雑度が閾値以上である撮像データを記憶する。
動作開始部29は、撮像装置11の撮像データ、ナビゲーションシステム12の地図データ及び車速センサ15の検出結果の少なくとも一つに基づいて、接近物検知装置20の他の機能部の動作を開始させる。
例えば、動作開始部29は、自車両Cが交差点に接近した場合、又は、自車両Cが交差点に接近し、かつ、車両速度が所定速度(例えば、10km/h)以下である場合に、動作を開始させる。
出力装置30は、通知データを運転手に知らせるための装置であり、スピーカ31と、ディスプレイ32と、を備えている。出力装置30は、前記したナビゲーションシステム12と一体化されていてもよい。
≪接近物の検知手法≫
続いて、接近物検知部22による接近物の検知手法について説明する。図3は、接近物検知部による接近物の検知手法を説明するための図であり、(a)は画像を示す図、(b)は縦エッジ画像を示す図、(c)は縦エッジプロファイルを示す図である。図4は、接近物検知部による接近物の検知手法を説明するための図であり、テンプレートマッチングを説明するための図である。図5は、接近物検知部による接近物の検知手法を説明するための図であり、移動量と接近物領域との関係を示す図である。図6は、接近物検知部による接近物の検知手法を説明するための図であり、接近物領域を示す図である。
接近物検知部22は、撮像装置11により撮像された撮像画像51の処理範囲52内の画像(図3(a)参照)から縦エッジを抽出した縦エッジ画像53(図3(b)参照)を生成し、処理範囲52内において水平座標xの濃度値を垂直座標y方向に累積した縦エッジプロファイル54(図3(c)参照)を生成する。図3(c)に示すように、縦エッジプロファイル54は、横軸が撮像画像の水平座標x、縦軸が濃度累積値を示す1次元の波形であり、縦エッジに対応する部分が、大きい値を有する。
続いて、図4に示すように、接近物検知部22は、縦エッジプロファイル54のうち、水平座標xから長さmの波形をテンプレート55とし、所定時間Δt前の縦エッジプロファイル56の水平座標xの前後nを探索範囲57としてテンプレート55と類似する波形を探索する。類似度r(x)は、下記式(1)により表される。
r(x)=Σ{f(x0+i−x)−t(x0+i)} …式(1)
ここで、t(x0+i)はテンプレート55の波形を表し、f(x0+i−x)は時刻t−Δtにおける縦エッジプロファイル56の探索範囲57の波形を表す。ここで、類似度r(x)が最小となるxが、テンプレート55に最も近い波形が存在する水平座標を表す。接近物検知部22は、このxを用いて、移動量d(x)=x−xを算出する。続いて、接近物検知部22は、座標xを変更してテンプレートを決定し、このテンプレートに最も近い波形を時刻t−Δtの縦エッジプロファイルから探索する。接近物検知部22は、このテンプレートマッチングを繰り返し、全てのxについての移動量d(x)を算出する。
自車両Cの右方向を撮像する撮像装置11b(図2参照)の場合には、接近物は画像上を右から左に移動するので、接近物検知部22は、左移動すなわち移動量が負の領域を算出すればよい。図5の場合には、(x,x)が接近物領域58となる。
図6に示すように、接近物検知部22は、接近物領域58(x,x)について、横エッジを抽出して横エッジプロファイル59を算出する。接近物検知部22は、横エッジプロファイル59が所定値以上となるy座標の上下端を接近物のy座標(y,y)とし、これら(x,x)(y,y)に囲まれた領域を最終的な接近物領域60とする。
接近物検知部22は、接近物の有/無(1/0)と、接近物領域座標(x,x)(y,y)を通知データ出力部26に出力する。なお、接近物検知部22による接近物の検知手法は、前記した手法に限定されず、特開2005−251198号公報に開示された、接近物の移動ベクトルを算出するオプティカルによる手法を用いてもよい。
≪複雑度の判定手法≫
続いて、好適判定部23による複雑度の判定手法について説明する。図7は、好適判定部による複雑度の判定手法を説明するための図であり、(a)は縦エッジプロファイルを示す図、(b)は縦エッジプロファイルと判定基準との交差数と、複雑度との関係を示す図、(c)は複雑度と最終複雑度との関係を示す図、(d)は画像の領域と最終複雑度との関係を示す図である。
まず、好適判定部23は、接近物検知部22と同様の手法により、撮像装置11により撮像された撮像画像の画像から縦エッジを抽出した縦エッジ画像を生成し、水平座標xの濃度値を垂直座標y方向に累積した縦エッジプロファイル61を生成する。この縦エッジプロファイル61は、接近物だけでなく樹木、電柱、標識等の縦エッジを含むので、多くのピークを有する。
続いて、好適判定部23は、縦エッジプロファイル61と判定基準との交差数を算出する。好適判定部23は、交差数を複雑度としてもよく、図7(b)に示すグラフ(所定の関数)を用いて複雑度を算出してもよい。
なお、好適判定部23は、撮像画像を複数の領域に分割し、領域ごとに複雑度を判定してもよい。図7(a)では、(0,x)を領域1、(x,x)を領域2、(x,x)を領域3というように、撮像画像が三つの領域に分割されている。
図8は、撮像画像の領域決定手法を説明するための図であり、(a)は撮像装置とマーカとの関係を示す図、(b)は撮像画像を示す図、(c)は道路交差角と、車両回転角と、撮像装置11の光軸と道路とがなす角と、の関係を示す図である。
図7(a)における各領域の境界x,xは、撮像装置11からの距離に基づいて決定することができる。
まず、図8(a)に示すように、撮像装置11(ここでは、撮像装置11b)の光軸と角度θをなす直線道路上において、例えば、撮像装置11から20m、60mの距離のマーカ62,63を設置する。撮像装置11によるマーカ62,63の撮像結果をパソコンに取り込み、ディスプレイに表示する。続いて、図8(b)に示すように、マウスのカーソル64をマーカ62,63上に移動させてクリックすることにより、マーカ62,63のx座標を取得する。このように、各マーカ62,63のx座標を取得することにより、各領域の境界x,xを設定することができる。
ここで、図8(c)に示すように、撮像装置11の光軸と道路とがなす角θは一定ではなく、道路の交差角βと自車両Cの回転角δとに応じて変化する。ナビゲーションシステム12に道路の交差角βが記憶されている場合には、好適判定部23aは、ヨーレートセンサ、操舵角センサ等の検出結果に基づいて算出された自車両Cの回転角δと撮像装置11bの設置角度αとから、角θを、下記式(2)により算出することができる。
θ=α−β+δ …式(2)
好適判定部23は、θとx,xとを関連付けたテーブルを予め作成して記憶していれば、式(2)により算出されたθごとに領域を設定することができる。
好適判定部23は、前記したように算出された複雑度をそのまま利用することもできるが、撮像データの複雑度が小さくても接近物検知が困難な場合や、交差道路が渋滞しており、渋滞車両C1,C1,…により縦エッジプロファイル65に多くのピークができ(図9(a)(b)参照)、複雑度が大きくなる場合がある。
これらの場合にも好適判定部23の好適な動作を確保するため、ナビゲーションシステム12による自車両C近辺の地図情報に関するデータ及び交通情報に関する交通データを利用することが考えられる。図10は、好適判定部の動作例を説明するためのフローチャートである。
まず、好適判定部23が、撮像データに基づいて複雑度を算出する(ステップS1)。具体的には、好適判定部23は、撮像データから縦エッジプロファイルを算出し、領域1,2,3ごとに複雑度(交差数)を算出する。図7(a)の例では、領域1の複雑度は2、領域2の複雑度は4、領域3の複雑度は12となる。領域ごとに複雑度をまとめると、{(0,x),2},{(x,x),4},{(x,x),12}となる。
続いて、好適判定部23が、地図データ取得部21bを介してナビゲーションシステム12から車線情報に関する車線データを取得する(ステップS2)。
続いて、好適判定部23が、撮像データが自車両Cの左を撮像する撮像装置11aのものであり、かつ、交差点で交差する道路が2車線以上であるか否かを判定する(ステップS3)。このステップは、車両が左側通行である場合のものであり、交差点で交差する道路が2車線以上である場合には、対向車両(接近物)が小さく撮像されることと、中央分離帯にブッシュが存在して対向車両を撮像することができない場合等に、複雑度が小さくても接近物検知部22が接近物検知に失敗するおそれがあること、を考慮したものである。
ステップS3でNoの場合には、好適判定部23が、地図データ取得部21bを介してナビゲーションシステム12から交通情報に関する交通データを取得する(ステップS4)。続いて、好適判定部23が、交通データに基づいて、交差点で交差する道路が渋滞であるか否かを判定する(ステップS5)。
ステップS3でYesの場合と、ステップS5でYesの場合とには、好適判定部23が、複雑度を最大値に設定する(ステップS6)。ステップS1において領域ごとに複雑度を算出した場合には、全ての領域の複雑度を最大値に設定する。ここで、最大値を255とする。
{(0,x),2}→{(0,x),255}
{(x,x),4}→{(x,x),255}
{(x,x),12}→{(x,x),255}
ステップS6の実行後、又は、ステップS5でNoの場合に、好適判定部23が、閾値設定部27により設定された閾値と複雑度とを比較し(ステップS7)、複雑度が閾値以上である場合(ステップS7でYes)には最終複雑度を1とし(ステップS8)、複雑度が閾値よりも小さい場合(ステップS7でNo)には最終複雑度を0とする(ステップS9)。そして、好適判定部23は、領域の座標と最終複雑度とを組み合わせた領域データ(判定結果){(0,x),0},{(x,x),0},{(x,x),1}を通知データ出力部26に出力する。
好適判定部23は、撮像データを複数の領域に分割し、領域ごとに複雑度を判定していたが、縦エッジプロファイル61と判定基準との交差が密な部分を複雑度が大きい領域(図7(a)の(x,x))としてもよい。
この場合、好適判定部23は、xの座標をxの方向に移動させ、最初に縦エッジプロファイル61と判定基準とが交差する座標をxとする。この場合、領域(x,x)(x,x)(x,x)が新たに設定され、前記した領域データは、{(0,x),0},{(x,x),0},{(x,x),1}となる。
なお、本実施形態に係る好適判定部23は、撮像データから算出された縦エッジプロファイル61に基づいて複雑度を算出したが、参考例として、以下の手法により複雑度を算出してもよい。
他の手法では、好適判定部23は、三上直樹著,はじめて学ぶディジタルフィルタと高速フーリエ変換,CQ出版,2005年4月に記載された手法を用いて、縦エッジプロファイルの波形をフーリエ変換して周波数分布を算出して周波数ごとのパワースペクトルを算出する。そして、好適判定部23は、算出されたパワースペクトルと、複雑ではない画像から予め算出しておいたパワースペクトルとを比較することにより、複雑度を算出する。
さらに他の手法では、好適判定部23は、特開平6−343140号公報に開示された手法を用いて、撮像データに関して、図形の複雑さを表すフラクタル次元を算出することにより、複雑度を算出する。
≪閾値の設定手法≫
続いて、閾値設定部27による閾値の設定手法について説明する。図11は、閾値を設定するためのディスプレイの画面例を説明するための図である。
図11に示すように、ディスプレイ32の画面には、接近物が枠66に囲まれて強調表示されており、右上には「接近物あり」という文字が表示されている。また、左上には閾値を設定するためのボタン67が表示されている。ディスプレイ32はタッチパネルであり、利用者(運転者等)が、ボタン67を操作することにより、閾値変更指示が出力される構成となっている。具体的には、左矢印ボタン67aが操作されると、閾値を小さくする旨の閾値変更指示が出力され、右矢印ボタン67bが操作されると、閾値を大きくする旨の閾値変更指示が出力される。閾値設定部27は、この閾値変更指示を取得し、閾値変更指示に基づいて好適判定部23の閾値を設定する。
また、閾値設定部27は、閾値変更指示に基づいて、好適判定部23の判定基準を設定する構成であってもよい。
閾値が小さく設定される場合には、接近物検知装置20は、接近物を検知することができなかった場合において撮像データがあまり複雑ではない場合であっても、後記する接近物確認用の画面を表示することができる。
≪汚れの判定手法≫
続いて、汚れ判定部24による汚れの判定手法について説明する。図12は、汚れ判定部による汚れの判定手法を説明するための図であり、(a)は汚れが付着した場合の画像を示す図、(b)は縦エッジプロファイルを示す図である。
撮像装置11の光学系に泥ハネ、昆虫等の汚れ69が付着した場合には、図12(a)に示すように、撮像画像68に汚れ69が映ってしまうので、接近物検知、複雑度判定に支障をきたすおそれがある。まず、汚れ判定部24は、接近物検知部22と同様の手法により、撮像データに基づいて縦エッジプロファイル70を算出する。図12(b)に示すように、縦エッジプロファイル70の汚れ69に対応する部分は、大きなピークを有する。続いて、汚れ判定部24は、大きなピークの移動量を算出する。汚れ判定部24は、移動量が常にゼロである場合に、汚れ69が付着していると判定し、汚れの有/無(1/0)(判定結果)を通知データ出力部26に出力する。
≪天候の判定手法≫
続いて、天候判定部25による天候の判定手法について説明する。
天候判定部25は、例えば、特開2005−195566号公報に開示されているように、撮像装置11による撮像データを用いて、光源から照射された光の反射光を計測することにより、撮像装置11の光学系に付着した雨滴を検知することができる。
また、天候判定部25は、特開2001−28746号公報に開示されているように、撮像データ全体の平均輝度と判定用閾値との大小関係に基づいて、霧による画像ぼけが生じているか否かを判定することができる。
また、天候判定部25は、ワイパースイッチ13のON/OFF信号又は車両Cに設置された雨滴センサの検出結果に基づいて、雨を判定してもよく、フォグランプスイッチ14のON/OFF信号に基づいて霧を判定してもよい。
天候判定部25は、天候が雨又は霧である場合に、接近物検知に不適であると判定し、それ以外である場合に、接近物検知に好適であると判定し、天候不良/良(1/0)(判定結果)を通知データ出力部26に出力する。
≪通知データ出力部26の詳細構成≫
続いて、通知データ出力部26の詳細について説明する。図13は、通知データ出力部を示す詳細ブロック図である。
図13に示すように、通知データ出力部26は、選択データ決定部26aと、接近物強調処理部26bと、確認領域強調処理部26cと、音声データ出力部26dと、画像データ出力部26eと、を備えている。
選択データ決定部26aは、各判定部23,24,25の判定結果に基づいて、選択データ決定部26a内に予め記憶されたテーブル(図14参照)を用いて、音声選択データと画像選択データとを決定する。図14のテーブルで用いられる最終複雑度は、好適判定部23から取得された領域データ{(0,x),0},{(x,x),0},{(x,x),1}における最終複雑度の最大値(ここでは、1)である。すなわち、選択データ決定部26aは、撮像装置11から取得された撮像データの中に複雑な領域が含まれていれば、その撮像データは接近物検知に不適であるとみなす。
(1)撮像装置11に汚れが付着している場合(汚れ:1)には、選択データ決定部26aは、他のデータに関わらず汚れを通知することができるように、音声選択データを4、画像選択データを1とする。
(2)汚れがなく、かつ、天候が不良である場合には(汚れ:0,天候:1)、選択データ決定部26aは、他のデータに関わらず天候不良を通知することができるように、音声選択データを3、画像選択データを1とする。
(3)汚れがなく、かつ、天候が良好である場合には(汚れ:0,天候:0)、選択データ決定部26aは、接近物検知結果と最終複雑度の値とによって音声選択データと画像選択データとを決定する。接近物が検知された場合には(接近物:1)、選択データ決定部26aは、最終複雑度の値によらずに接近物検知を通知することができるように、音声選択データを1とし、接近物を強調した画像を表示することができるように、画像選択データを0とする。
(4)接近物が検知されず、かつ、最終複雑度が1である場合には(接近物:0,最終複雑度:1)、選択データ決定部26aは、撮像装置11による撮像データが複雑で接近物を検知することができないことを通知することができるように、音声選択デ−タを2とし、確認用画像を表示することができるように、画像選択データを1とする。
(5)接近物が検知されず、かつ、最終複雑度が0である場合には(接近物:0,最終複雑度:0)、選択データ決定部26aは、音声選択データを0とし、画像選択データを0とする。
音声選択データは音声データ出力部26dに出力され、画像選択データは画像データ出力部26eに出力される。
接近物強調処理部26bは、撮像装置11により撮影された画像と、接近物領域を強調した画像(例えば、接近物領域を所定色の矩形枠で囲んだ画像)と、を合成した、合成画像71を表示させるための合成画像データを生成する(図15参照)。合成画像データは画像データ出力部26eに出力される。
確認領域強調処理部26cは、撮像装置11により撮影された画像と、汚れがある領域又は最終複雑度が1である領域を強調した画像と、を合成した、合成画像72を表示させるための合成画像データを生成する(図16参照)。合成画像データは、画像データ出力部26eに出力される。なお、画像を強調する手法としては、例えば、接近物領域とは異なる色の矩形枠で囲んだり、この矩形枠を所定周期で点滅させたり、強調する領域を拡大したり、という手法が可能である。
音声データ出力部26dは、音声選択データに基づいて、音声データ出力部26d内に予め記憶されたテーブル(図17参照)を用いて、音声データを決定する。
音声選択データが4である場合には、撮像装置11に汚れが付着しているので、音声データ出力部26dは、汚れの付着により接近物を好適に検出することができない旨を伝える警報(例えば「カメラが汚れています。画面を確認ください。」という警報)を、スピーカ31を介して出力する。
音声選択データが3である場合には、天候が不良であるので、音声データ出力部26dは、天候不良により接近物を好適に検出することができない旨を伝える警報(例えば「天候が不良です。画面を確認ください。」という警報)を、スピーカ31を介して出力する。
音声選択データが2である場合には、接近物が検知されておらず、かつ、撮像装置11による撮像データが接近物検知に不適であるので、音声データ出力部26dは、撮像データが接近物検知に不適である旨を伝える警報(例えば、「接近物が検知できません。画面を確認ください。」という警報)を、スピーカ31を介して出力する。
音声選択データが1である場合には、接近物が検知されているので、音声データ出力部26dは、接近物が検知された旨を伝える警報(例えば、「接近物がいます。」という警報)を、スピーカ31を介して出力する。
音声選択データが0である場合には、接近物が検知されず、かつ、撮像装置11による撮像データが接近物検知に好適であるので、音声データ出力部26dは、スピーカ31を介して警報を出力しない(無音)。
画像データ出力部26eは、画像選択データに基づいて、各処理部26b,26cから出力された画像データを出力する。画像選択データが0の場合には、接近物強調処理部26bによる合成画像データが出力され、画像選択データが1の場合には、確認領域強調処理部26cによる合成画像データ(接近物確認用の画面に対応)が出力される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。本発明は、コンピュータを前記した接近物検知装置として機能させるプログラムとして具現化することも可能である。
本発明の実施形態に係る接近物検知装置が適用された接近物検知システムを示すブロック図である。 撮像装置の設置例を説明するための図である。 接近物検知部による接近物の検知手法を説明するための図であり、(a)は画像を示す図、(b)は縦エッジ画像を示す図、(c)は縦エッジプロファイルを示す図である。 接近物検知部による接近物の検知手法を説明するための図であり、テンプレートマッチングを説明するための図である。 接近物検知部による接近物の検知手法を説明するための図であり、移動量と接近物領域との関係を示す図である。 接近物検知部による接近物の検知手法を説明するための図であり、接近物領域を示す図である。 好適判定部による複雑度の判定手法を説明するための図であり、(a)は縦エッジプロファイルを示す図、(b)は縦エッジプロファイルと判定基準との交差数と、複雑度との関係を示す図、(c)は複雑度と最終複雑度との関係を示す図、(d)は画像の領域と最終複雑度との関係を示す図である。 撮像画像の領域決定手法を説明するための図であり、(a)は撮像装置とマーカとの関係を示す図、(b)は撮像画像を示す図、(c)は道路交差角と、車両回転角と、撮像装置11の光軸と道路とがなす角と、の関係を示す図である。 (a)は渋滞した交差道路の撮像画像を示す図、(b)は縦エッジプロファイルを示す図である。 好適判定部の動作例を説明するためのフローチャートである。 閾値を設定するためのディスプレイの画面例を説明するための図である。 汚れ判定部による汚れの判定手法を説明するための図であり、(a)は汚れが付着した場合の画像を示す図、(b)は縦エッジプロファイルを示す図である。 通知データ出力部を示す詳細ブロック図である。 選択データ決定部に記憶されたテーブルである。 接近物強調処理部による合成画像を示す図である。 確認領域強調処理部による合成画像を示す図である。 音声データ出力部に記憶されたテーブルである。 障害物の後方を走行する車両の撮像画像を示す図である。
符号の説明
20 接近物検知装置
21 周辺データ取得部
22 接近物検知部
23 好適判定部
24 汚れ判定部
25 天候判定部
26 通知データ出力部

Claims (8)

  1. 車両の周辺に関する周辺データを取得する周辺データ取得部と、
    前記周辺データに含まれる撮像データに基づいて、車両に接近する接近物を検知する接近物検知部と、
    前記撮像データが接近物検知に好適であるか否かを判定する好適判定部と、
    接近物が検知された場合には、接近物を検知した旨を通知するデータを出力し、接近物が検知されず、かつ、前記撮像データが接近物検知に不適であると判定された場合には、接近物を検知することができない旨を通知するデータを出力する通知データ出力部と、
    備え、
    前記好適判定部は、前記撮像データから縦エッジを抽出した縦エッジ画像を生成し、前記縦エッジ画像に基づいて、水平座標の濃度値を垂直座標方向に累積した縦エッジプロファイルを生成し、前記縦エッジプロファイルと判定基準との交差数に基づいて複雑度を算出し、前記複雑度が閾値未満である場合に、前記撮像データが接近物検知に好適であると判定し、前記複雑度が閾値以上である場合に、前記撮像データが接近物検知に不適であると判定するものであって、前記撮像データを複数の領域に分割して領域ごとに好適であるか不適であるかを判定し、
    前記接近物を検知することができない旨を通知するデータは、接近物検知に不適であると判定された領域を強調する画像データを含む
    ことを特徴とする接近物検知装置。
  2. 前記周辺データ取得部は、ナビゲーションシステムから地図データを取得する地図データ取得部を備えており、
    前記好適判定部は、前記撮像データが自車両の非中央線側を撮像したものであり、前記地図データが交差点で交差する道路が2車線以上であることを示す場合には、全ての領域の前記複雑度を最大値に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接近物検知装置。
  3. 前記地図データ取得部は、前記ナビゲーションシステムから交通情報に関する交通データを取得し、
    前記好適判定部は、前記交通データが交差点で交差する道路が渋滞であることを示す場合には、全ての領域の前記複雑度を最大値に設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の接近物検知装置。
  4. 前記閾値を設定する閾値設定部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の接近物検知装置。
  5. 前記周辺データ取得部は、天候に関する天候データを取得する天候データ取得部を備えており、
    さらに、前記天候データに基づいて、当該天候が不良であるか否かを判定する天候判定部を備えており、
    前記通知データ出力部は、当該天候が不良であると判定された場合に、その旨を通知するデータを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接近物検知装置。
  6. さらに、前記撮像データに基づいて、前記撮像装置に汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定部を備えており、
    前記通知データ出力部は、汚れが付着していると判定された場合に、その旨を通知するデータを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接近物検知装置。
  7. 前記好適判定部は、前記撮像データを撮影する撮影装置からの距離に基づいて前記複数の領域を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接近物検知装置。
  8. コンピュータを、
    車両の周辺に関する周辺データを取得する周辺データ取得部、
    前記周辺データに含まれる撮像データに基づいて、車両に接近する接近物を検知する接近物検知部、
    前記撮像データが接近物検知に好適であるか否かを判定する好適判定部、及び、
    接近物が検知された場合には、接近物を検知した旨を通知するデータを出力し、接近物が検知されず、かつ、前記撮像データが接近物検知に不適であると判定された場合には、接近物を検知することができない旨を通知するデータを出力する通知データ出力部、
    として機能させ、
    前記好適判定部は、前記撮像データから縦エッジを抽出した縦エッジ画像を生成し、前記縦エッジ画像に基づいて、水平座標の濃度値を垂直座標方向に累積した縦エッジプロファイルを生成し、前記縦エッジプロファイルと判定基準との交差数に基づいて複雑度を算出し、前記複雑度が閾値未満である場合に、前記撮像データが接近物検知に好適であると判定し、前記複雑度が閾値以上である場合に、前記撮像データが接近物検知に不適であると判定するものであって、前記撮像データを複数の領域に分割して領域ごとに好適であるか不適であるかを判定し、
    前記接近物を検知することができない旨を通知するデータは、接近物検知に不適であると判定された領域を強調する画像データを含む
    ように前記コンピュータを機能させることを特徴とする接近物検知プログラム。
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