JP4989368B2 - 表示部構造と該表示部構造が備えられている画像形成装置 - Google Patents

表示部構造と該表示部構造が備えられている画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、ケーシングの表示部に配設され所定の領域を発光させることが可能なLEDなどの発光素子による表示部構造と該表示部構造が備えられている画像形成装置に関する。
電子制御されているような装置は、装置本体の稼働時に、何らかの警告などを知らせるためのパイロット表示を備えたものがある。印刷機などの画像形成装置には、表示部が設けられ、表示部には装置の待ち受け状態、準備状態、データの受信状態を知らせたりしている。また、装置本体を使用することに支障があるような場合、例えば、紙詰まり状態、トナーの供給指令などをパイロット表示により知らせたりして、その後の装置本体の取り扱い方法を知らしめるようにしている。
また、パイロット表示部のみならず、作動スイッチ、切換スイッチなどとパイロット表示部とを合わせて用いることもしている。このようなパイロット表示を行うために、LED素子などの発光素子が広く使用されるようになっている。その理由は、電球などと異なり、小型化が容易で消費電力が低く、熱の発生量が低く、基板などに直接取付けることができ、経済的、取り扱いが容易だからである。
なお、下記の特許文献1には、ロータリ式スイッチをインジケータが配設された表示構造が開示されている。
特開2002−197946号公報
上述したような、パイロット表示を複数備えたものは、ユーザの認識を容易にするため、一個所にまとめて配設されることが多いが、このような場合、表示部が占める領域も広くなり、装置本体がコンパクト化される傾向にある装置では、取り付ける場所も狭くなり、ユーザが認識し易いように、かつ構造が複雑化することなくレイアウトする要請がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、表示部をコンパクト化し、組立も容易にし、さらには意匠的にも好感を有する表示部構造と該表示部構造が備えられている画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の表示部構造は、装置本体のケーシングに配設され光を透過させる表示用孔を形成した表示部と、該表示部の位置に対応させて前記ケーシングの内部側に配設された基板と、該基板に配設された複数の発光素子と、前記表示部の表面上に配設され前記発光素子から発光された光を導入し、前記表示用孔に対応する部分を実質的に発光させる発光面を有する導光部材とを備えた表示部構造において、前記導光部材で覆われる前記表示用孔の外周部には、発光素子の光漏れを防止するための複数の仕切壁が周方向に設けられ、該仕切壁間には帯状円弧形状の透光孔を形成し、各透光孔に対応する位置に、前記発光素子を配設して各透光孔に対応する前記導光部材の各発光面を帯状円弧形状に形成し、前記透光孔に対応する部位の前記導光部材の裏面には、前記透光孔の形状に対応させて、前記ケーシングの内部側へ突出する帯状円弧形状の複数の導光リブを形成し、該導光リブを前記透光孔に配設するようにした。
上記表示部構造の前記導光部材の前記発光面を含む外周面には、該導光部材の半径方向外側へ向かってかつ前記ケーシングの下方に傾斜する環状の外側傾斜面を形成することができる。
上記表示部構造の前記導光部材の外側傾斜面の内側には、環状の平坦面を形成し、さらに該平坦面の内側には該導光部材の半径方向内側へ向かってかつ前記ケーシングの内側に傾斜する環状の内側傾斜面を形成し前記外側傾斜面の傾斜方向の長さを内側傾斜面の長さより大きく形成することができる。
上記表示部構造は、前記帯状円弧形状の導光リブの外周円と内周円との中間を通る仮想円の位置よりも前記発光素子の中心部を内側に配設することができる。
上記表示部構造は、前記透光孔に対応する位置の前記導光部材の前記内側傾斜面の内部表面側にメッセージ表示を示す遮光表示板を配設することができる。
上記表示部構造の前記ケーシングの仕切壁の半径方向内側には、環状板が配設され、環状板の中心部には円形の孔が形成され、該孔の一縁部には、キー溝が形成され、前記導光部材には、前記内側傾斜面の内部側に前記遮光表示板を配設する円形の平板部を設け、該平板部の裏面側の中央部には、前記孔に配設される円形突部を形成し、該円形突部の一外周部分には、円形突部の半径方向外側へ突出する位置決め突部を形成し、該位置決め突部を前記キー溝に合わせて、前記導光部材を前記表示部に位置決めするようにし、前記平板部と前記内側傾斜面との境界部には、遮光表示板の位置決めをする位置決め用孔を形成し、前記遮光表示板の一外周縁部には、該遮光表示板の半径方向外側へ突出する突部を形成し、該突部を前記位置決め用孔に差し込むことによって、前記導光部材と前記遮光表示板との位置決めをすることができる。
また、本発明の画像形成装置は、感光体ドラム、帯電部、クリーニング部、現像部、給紙部、転写部及び定着部をケーシング内に備えた画像形成装置であって、該ケーシングに前記表示部構造が備えることができる。
本発明の表示部構造は、導光部材で覆われる前記表示用孔を環状に形成するとともに該表示用孔を周方向に複数仕切って帯状円弧孔を形成し、各帯状円弧孔に対応する位置に発光素子を配設して各発光面を帯状円弧形状に形成するようにしたので、各発光面を環状に配設することによって、1つの導光部材で複数の発光面を形成することができる。
上記表示部構造の前記帯状円弧孔に対応する部位の導光部材には、前記帯状円弧孔に挿通されて前記ケーシングの内部側へ突出する帯状円弧形状の導光リブを形成したので、導光リブを介して、導光部材の表面側に発光素子の光を案内することができる。
上記の表示部構造の前記導光部材の前記発光面を含む外周面には、該導光部材の半径方向外側へ向かってかつ前記ケーシングの内側に傾斜する環状の外側傾斜面を形成したので、発光素子が点灯する際にユーザが見やすくなった。
上記表示部構造の前記導光部材の外側傾斜面の内側には、環状の平坦面を形成し、さらに該平坦面の内側には該導光部材の半径方向内側へ向かってかつ前記ケーシングの内側に傾斜する環状の内側傾斜面を形成し前記外側傾斜面の傾斜方向の長さを内側傾斜面の長さより大きく形成したので、外側傾斜面の長さをより長くすることによって、発光素子の点灯時により、ユーザが発光状態の認識しやすくなった。
また、上記表示部構造は、前記帯状円弧形状の導光リブの外周円と内周円との中間を通る仮想円の位置よりも前記発光素子の中心部を内側に配設するようにしたので、発光素子の光をより上記外側傾斜面側に集光させることができるようになった。
さらに、上記表示部構造は、前記帯状円弧孔に対応する位置の前記内側傾斜面の内部側にメッセージ表示を示す遮光表示板を配設するようにしたので、外側に遮光表板を配置するよりも、よりコンパクトすることができる。
以下、本発明の実施形態の表示部構造と該表示部構造が備えられている画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による画像形成装置の斜視図であり、図2はその断面図である。これらの図を参照して、画像形成装置であるレーザプリンタ1(以下、単に「プリンタ1」と略称する)は、ほぼ直方体形状の装置本体であるプリンタ本体2を備えている。プリンタ本体2の上面には、排紙トレイ4が形成されている。
プリンタ本体2の排紙トレイ4の前側には、手差し用給紙トレイ蓋である前部リッド6が、図示しない下端にある支持部を回動軸として、上側の先端部を前側にして開放するように形成されている。
プリンタ本体2内のほぼ中央領域には、像担持体である感光体ドラム7が図2において時計方向に回転駆動されるよう配設されている。感光体ドラム7の周囲には、主帯電ローラ8、現像装置の現像スリーブ9、転写ローラ10、クリーニングローラ11及びクリーニングブレード12、図示しない除電器などが備えられている。プリンタ本体2内の上部位置には、入力された画像情報をレーザ光に変換し、感光体ドラム7の表面に照射するレーザスキャニングユニットLSUが配設されている。
感光体ドラム7の感光体としては、a−Si系又はOPC等が使用される。図示しない帯電バイアス電源装置により主帯電ローラ8に帯電バイアスが印加されると、感光体ドラム7の表面が一様に帯電させられる。実施形態においては正極性の帯電バイアスが印加され、感光体ドラム7の表面は一様に正帯電させられる。
現像装置は、現像ハウジング13内に配設された現像スリーブ9及び現像ハウジング13内にトナーを補給するトナーカートリッジ14を備えている。現像バイアス電源装置により、現像スリーブ9に現像バイアスが印加されると、レーザスキャニングユニットLSUによって露光されることにより感光体ドラム7の表面に形成された静電潜像が現像される。実施形態においては、帯電バイアスの極性と同じ正極性の現像バイアスが印加され、磁性を有する一成分現像剤であるトナーが、感光体ドラム7の表面に形成された静電潜像に対し反転現像させられるよう構成されている。
プリンタ本体2内における上下方向のほぼ中央部には用紙を搬送するための搬送路15が配設され、下端部には給紙カセット16が装着されている。搬送路15は、感光体ドラム7と転写ローラ10との間を通ってそれらの接線方向にほぼ水平に延在している。搬送路15の上流端領域は、下方に反転して上記給紙カセット16に接続されている。搬送路15における、感光体ドラム7の上流側には、分離ローラ対18、搬送ローラ対19及びレジストローラ対20が搬送路15に沿ってかつ、上流から下流に向ってその順に配設されている。搬送路15の、レジストローラ対20の上流側には、搬送される用紙Pを検知することができる用紙検知センサSが配設されている。
給紙カセット16内には、一端が軸21まわりに回動自在に支持された用紙載置板であるボトム板22、ボトム板22の他端を上方に押し上げる図示しない圧縮コイルばね28などが配設されている。ボトム板22上に積層・収容された用紙Pの先端部における上面は、プリンタ本体2内に配設されたピックアップローラ23に圧接される。
搬送路15における感光体ドラム7の下流側には、定着装置24が配設されている。定着装置24は、熱ローラ25と、熱ローラ25に下方から圧接された圧ローラ26とを備えている。搬送路15における定着装置24の下流側には、搬送ローラ対27が配設されている。搬送ローラ対27は、駆動ローラ30と、駆動ローラ30に圧接された従動ローラ31とを備えている。搬送ローラ対27の下流側には排出搬送路29が配設されている。排出搬送路29は、プリンタ本体2の後壁の内側に沿って上方に延在し、上端部においてプリンタ本体2の前方側にカーブして上記排出口5に接続されている。排出搬送路29の、上下方向におけるほぼ中央位置には、搬送ローラ対32が配設され、上端(下流端)には排出ローラ対33が配設されている。搬送ローラ対32及び排出ローラ対33は、それぞれ、駆動ローラと、駆動ローラに圧接された従動ローラとを備えている。
プリンタ本体2の上面には、上述した排紙トレイ4が設けられている。排紙トレイ4は、後方側から前方側に向かって高くなるように、緩く傾斜した傾斜部と、この傾斜部の前方に続く平面部とによって形成され、平面部は開閉自在の上部リッド40が設けられている。画像形成装置は、画像形成後に、後方側に形成された縦壁に設けられたシート排出口5から前方に向けて排出された用紙を下方から支持するようになっている。
図1及び図3に示すように、ケーシング2aの上面の排紙トレイ4の右側部には、プリンタ1の前方に向かうにつれて、下側へ傾斜する傾斜面が形成され、傾斜面に表示部36が配設されている。表示部36の前側には、キャンセルボタン37と進行ボタン38とが配設されている。表示部36は、搬送路における用紙Pの紙詰まりや、トナーの交換時期等をユーザに知らせる役割を果たすものである。
表示部36には、図4に示すように、ケーシング2aの内部側に樹脂製の基板取付部材40と基板41を配設し、表示部36の表面側に導光部材42と遮光表示板43が配設される。遮光表示板43には、絵記号と文字を併設して表示し、絵記号は、装置前面から見た場合に正規となる方向で表示し、文字は放射状に表示している。
以下、これらの部材の詳細について説明する
図5に示すように、略L字形状の基板41は、前側基板部41aが幅狭に形成され後側基板部41bが幅広に形成されている。前側基板部41aには、ケーシング2a側の面に、プッシュスイッチ46a,46bが2個設けられ、後側基板部41bには、LED素子45が同一円周上に、同周角度間隔を空けて配設されている。本実施形態では、LED素子45は2種類のLED素子45が使用され、赤に点灯するLED素子45aを4個と緑色に点灯するLED素子45bの2種を使用している。したがって、LED素子45は60度の周角度間隔で配設されている。基板41の後端部には、コネクタ47が取付けられ、LED素子45、プッシュスイッチ46a,46bにプリント配線によって連結されている。
図6は、ケーシング2aの表示部36の周辺を装置本体の内側から見た斜視図である。図4及びこの図6を参照にして、表示部36には、外周側に環状の表示用孔49が形成され、表示用孔49は周方向に等角度間隔で上下方向に形成された仕切壁49aが設けられ、仕切壁間49a間に帯状円弧形状の透光孔49bを形成している。本実施形態では、仕切壁49a及び透光孔49bは6個所形成され、仕切壁49aの半径方向内側には、環状板50が配設されている。したがって、仕切壁49aは、表示部36の外周部と環状板50間を懸架するように配設されている。環状板50の中心部には円形の孔50aが形成され、孔50aの一縁部には、キー溝50bが形成されている。仕切壁49aは導光リブ56より基板41に近い距離まで伸ばし、隣接するLED素子45からの光を防いでいる。
上述した、円周方向に配設したLED素子45は、1つの透光孔49bに対応させて1つのLED素子45が配設される。
表示部36の前方には、前後方向に間隔を空けてスイッチ孔52a,52bが形成されており、このスイッチ孔52a52bには、プッシュスイッチ45の頭部が位置付けられる。プッシュスイッチ45の前方及び表示部36の後方には、ボス部53a,53bが形成され、ボス部53a,53bの内部にはネジ孔51a,51bが形成されている。図4に示す基板41は、基板取付部材40に組み付けられた後、該基板取付部材40に形成されたビス孔40a,40bに図示しないスクリューを通して、スクリューをネジ孔51a,51bに螺着させて、ケーシング2aの裏面に取付けられる。
図7は、導光部材42を上面から見た斜視図、図8は導光部材42を下面から見た斜視図である。これらの図を参照にして、導光部材42は、表面側の外周部に環状突出部54、中央に円形平板部55が形成されている。環状突出部54は、外側に導光部材42の半径方向外側に向かって下方に傾斜する環状の外傾斜面54aを形成し、外傾斜面54aの内側に環状の水平面54bを形成し、水平面54bの内側に導光部材42の半径方向内側に向かって下向きに傾斜する環状の内傾斜面54cを形成している。外傾斜面54aの傾斜面の長さは、内傾斜面54cの長さよりも大きく形成している。
円形平板部55は、内傾斜面54cの内側に形成され、これらの平板部55と内傾斜面54cとの境界部には、遮光表示板43の位置決めをする位置決め用孔55aが形成されている。円形の遮光表示板43の外径は、平板部55の外径にほぼ一致又は若干小さめに形成され、遮光表示板43の一外周縁部には、遮光表示板43の半径方向外側へ突出する突部43a(図4参照)を形成している。この突部43aは、導光部材42の位置決め用孔55aに差し込むことによって、導光部材42と遮光表示板43との位置決めをする役割を果たす。
導光部材42の裏面側には、裏面上に突出する複数の導光リブ56が形成されている。導光リブ56は、導光部材42の外周側の円周方向に延在し、本実施形態では、透光孔49bに対応させて6個所に形成されている。導光リブ56の形状は、透光孔49bの形状に対応するように形成され、表示用孔49の仕切壁49aに対応する部分には導光リブ56が形成されておらず、透光孔49bに対応する部分に導光リブ56が形成されている。
各々が同形状の導光リブ56は、導光部材42の表面側(上側)の発光部で帯状円弧形状であって、裏面側(下側)の光導入部もまた帯状円弧形状である。そして、下側の光導入部よりも上側の発光部が裾拡がりになるような形状に形成されることによって、導光リブ56の導光部材42における径方向断面は台形形状に形成されている。光導入部は平面形状に形成されている。
導光リブ56とLED素子との位置関係は、図10に示すように、各導光リブ56の光導入部の下に各LED素子が配置されるようにしている。このLED素子が配設される部位は、LED素子の中央部の直下でもよいが、本実施形態では、帯状円弧形状の外周円と内周円との中間位置を通る円(以下仮想円とする)C1よりも、各々のLED素子の中心C2が内側にくるように配設している。
図8に示すように、導光部材42の円形平板部55の裏面側の中央部には、円形突部55bを形成し、円形突部55bの一外周部分には、円形突部55bの半径方向外側へ突出する位置決め突部55cを形成している。
表示部36に導光部材42及び遮光表示板43を組み付けるときは、遮光表示板43に形成した突部43aを、導光部材42の位置決め用孔55aに差し込むことによって、導光部材42と遮光表示板43との位置決めができる。遮光表示板43の固定は接着剤などの通常の固定方法が用いられる。また、導光部材42を表示部36に組み付けるときは、導光部材42の円形突部55bを、孔50aに合わせ、さらに位置決め突部55cをキー溝50bに合わせる。こうして、遮光表示板43を導光部材42に位置決めし、さらに導光部材42を表示部36に位置決めすることによって、遮光表示板43に記載されている表示と、基板41に取付けられている赤に点灯するLED素子45aと緑色に点灯するLED素子45bとの位置決めができる。
このような、表示部36は、例えば、異常のない通常時の動作、例えば、待ち受け状態の「Ready」表示、データの受信状態の「Data」表示では、緑のLED素子が点灯し、その他の紙欠乏状態の「Paper」表示などの異常状態にあるときは、赤のLED表示が点灯し、ユーザは導光部材42が赤色に点灯されていなければ、装置本体に異常がないことを認識することができる。
表示用孔49に形成された6個所の仕切壁49aは、LED素子45の光の漏れを防止し、導光部材42の環状突出部54における発光面を円周方向へ6分割することができる。また、遮光表示板43は、導光部材42の円形平板部55におけるLED素子45から発光される光の漏れを防止することができる。
このように、本実施形態では、1つの導光部材42によって、該導光部材42の発光面を複数に分割することができる。したがって、複数(6個)の導光部材を必要としなくなったので、導光部材42の取付けを容易にすることができる。
図10に示すように、導光部材42の環状突出部54の形状について、外傾斜面54aの長さを、内傾斜面54cの長さよりも大きく形成し、外傾斜面54aを見やすくした。また、環状に並べられた導光リブ56の外周側と内周側との中心を通る仮想円C1よりも、LED素子45の中心C2を導光部材42の中心側に配置するようにした。したがって、LED素子45が点灯したときは、外傾斜面54a側に光りが行き渡り、面積を広くしたこの外傾斜面54a及び水平面54bが目立って発光するようになる。また、内傾斜面54cの長さを小さくすることによって、目立って発光する水平面54b及び外傾斜面54aと、遮光表示板43の各表示部までの距離感を、実際よりも短くすることができる。
このように、本実施形態の表示部構造は、表示部36における形状を円形にしたので、コンパクト化が可能となり、表示部が複数あることによって、一方向に基板が長くなるようなことを防止できるようになった。
以上、本発明を実施形態に基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、更に他の変形あるいは修正が可能である。
例えば、上記実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例にあげて説明したが、コピー機、FAX、それらの複合機、その他の表示部を有する家電製品やパーソナルコンピュータなどにも適用することができる。
また、本実施形態では、表示部のみの構成で説明したが、ロータリスイッチなどを設けた表示部にも適用が可能である。
本発明の実施形態による表示部構造を採用しているプリンタの斜視図である。 図1のプリンタの内部構造を示す断面図である。 図1のプリンタの表示部の拡大図である。 図1のプリンタの表示部周辺の拡大分解図である。 図1のプリンタの内部に配設されている基板の拡大断面図である。 図1のプリンタの表示部周辺の裏面側を示す拡大斜視図である。 図1のプリンタの表示部に配設される導光部材を上面側から見た拡大斜視図である。 図7の導光部材を下面側から見た拡大斜視図である。 図5に示す基板と図7に示す導光部材との位置関係を示す拡大側面図である。 図8に示す導光部材の導光リブと基板のLED素子との位置関係を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 プリンタ
2 ケーシング
36 表示部
41 基板
42 導光部材
43 遮光表示板
45 LED素子
49 表示用孔
49a 仕切壁
49b 透光孔
54a 外傾斜面
54b 内傾斜面
56 導光リブ

Claims (7)

  1. 装置本体のケーシングに配設され光を透過させる表示用孔を形成した表示部と、該表示部の位置に対応させて前記ケーシングの内部側に配設された基板と、該基板に配設された複数の発光素子と、前記表示部の表面上に配設され前記発光素子から発光された光を導入し、前記表示用孔に対応する部分を実質的に発光させる発光面を有する導光部材とを備えた表示部構造において、
    前記導光部材で覆われる前記表示用孔の外周部には、発光素子の光漏れを防止するための複数の仕切壁が周方向に設けられ、該仕切壁間には帯状円弧形状の透光孔を形成し、各透光孔に対応する位置に、前記発光素子を配設して各透光孔に対応する前記導光部材の各発光面を帯状円弧形状に形成し、
    前記透光孔に対応する部位の前記導光部材の裏面には、前記透光孔の形状に対応させて、前記ケーシングの内部側へ突出する帯状円弧形状の複数の導光リブを形成し、
    該導光リブを前記透光孔に配設するようにしたことを特徴とする表示部構造。
  2. 前記導光部材の前記発光面を含む外周面には、該導光部材の半径方向外側へ向かってかつ前記ケーシングの下方に傾斜する環状の外側傾斜面を形成したことを特徴とする請求項に記載の表示部構造。
  3. 前記導光部材の外側傾斜面の内側には、環状の平坦面を形成し、さらに該平坦面の内側には該導光部材の半径方向内側へ向かってかつ前記ケーシングの内側に傾斜する環状の内側傾斜面を形成し前記外側傾斜面の傾斜方向の長さを内側傾斜面の長さより大きく形成したことを特徴とする請求項に記載の表示部構造。
  4. 前記帯状円弧形状の導光リブの外周円と内周円との中間を通る仮想円の位置よりも前記発光素子の中心部を内側に配設するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示部構造。
  5. 前記透光孔に対応する位置の前記導光部材の前記内側傾斜面の内部表面側にメッセージ表示を示す遮光表示板を配設するようにしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の表示部構造。
  6. 前記ケーシングの仕切壁の半径方向内側には、環状板が配設され、環状板の中心部には円形の孔が形成され、該孔の一縁部には、キー溝が形成され、
    前記導光部材には、前記内側傾斜面の内部側に前記遮光表示板を配設する円形の平板部を設け、該平板部の裏面側の中央部には、前記孔に配設される円形突部を形成し、該円形突部の一外周部分には、円形突部の半径方向外側へ突出する位置決め突部を形成し、該位置決め突部を前記キー溝に合わせて、前記導光部材を前記表示部に位置決めするようにし、
    前記平板部と前記内側傾斜面との境界部には、遮光表示板の位置決めをする位置決め用孔を形成し、
    前記遮光表示板の一外周縁部には、該遮光表示板の半径方向外側へ突出する突部を形成し、該突部を前記位置決め用孔に差し込むことによって、前記導光部材と前記遮光表示板との位置決めをするようにした請求項5に記載の表示部構造。
  7. 感光体ドラム、帯電部、クリーニング部、現像部、給紙部、転写部及び定着部をケーシング内に備えた画像形成装置であって、該ケーシングに前記請求項1〜6のいずれか1項に記載された前記表示部構造が備えられていることを特徴とする画像形成装置。
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