JP4987900B2 - 廃液の処理装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、有機物又は有害物質を含有する廃液の処理を行う廃液の処理装置及びその方法に関する。
有機物が含有した廃液の処理方法において、廃液中の有機物はオゾンガスの酸化力により分解されることが知られている。また、オゾンガスによる有機物の分解反応は、鉄酸化物が触媒となって促進されることが知られている(例えば、特許文献1、5参照)。
また、有害物質で汚染された土壌、地下水の浄化方法において、六価クロムはα−鉄とマグネタイトからなる鉄複合粒子で三価クロムに還元できることが知られている。また、この複合粒子は三価クロムを吸着することが知られている(例えば、特許文献2、3参照)。
特開2008−175759号公報 特開2004−141812号公報 特開2006−167546号公報 特開2004−233156号公報 特開2008−89451号公報
上述した従来の有機物が含有した廃液の処理方法に関連して、例えば、原子力発電所の洗濯設備から排出される洗濯廃液の処理方法においては、鉄酸化物粒子を触媒としてオゾンガスにより洗濯廃液中の有機物を分解している。
しかし、有機物を分解した廃液は鉄酸化物を分離してから排出する必要があるので、鉄酸化物を分離するためのフィルターが放射性廃棄物となるという課題があった。
また、分解装置内の洗濯廃液は過流ポンプで循環又は移送されるために、このポンプ内に鉄酸化物が固着してポンプの故障の原因となるという課題があった。
次に、上述した従来の有害物質を含有する廃液の処理方法に関連して、原子力発電所から発生する六価クロムが含有した廃液を処理をするのに鉄複合粒子を適用した技術が知られている(例えば、特許文献4参照)。
しかし、有機物を分解した廃液は鉄複合粒子を分離してから排出する必要があるので、鉄複合粒子を分離するためのフィルターが放射性廃棄物となるという課題があった。
また、分解装置内の洗濯廃液は過流ポンプで循環又は移送されるために、このポンプ内に鉄複合粒子が固着してポンプの故障の原因となるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、鉄酸化物を除去するためのフィルターを不要とすることのできる廃液の処理装置及びその方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の廃液の処理装置は、有機物を含有する廃液中の有機物を鉄酸化物粒子を触媒としてオゾンガスにより分解する廃液の処理装置において、前記廃液を貯溜する貯溜槽と、前記オゾンガスを発生させるオゾン発生器と、前記貯溜槽から導出された前記廃液及び前記オゾンガスを循環して前記貯溜槽に導入する循環ラインと、この循環ラインに介在する循環ポンプと、この循環ラインにバイパスして設けられ、前記鉄酸化物粒子を保持する強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明の廃液の処理装置は、有害物質を含有する廃液中の六価クロムを鉄酸化物粒子により三価クロムに還元して無害化する廃液の処理装置において、前記廃液を貯溜する貯溜槽と、前記貯溜槽から導出された前記廃液を循環して前記貯溜槽に導入する循環ラインと、この循環ラインに介在する循環ポンプと、この循環ラインにバイパスして設けられ、前記鉄酸化物粒子を保持する強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明の廃液の処理方法は、有機物を含有する廃液中の有機物を鉄酸化物粒子を触媒としてオゾンガスにより分解する廃液の処理方法において、強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置により前記鉄酸化物粒子をこの金網に保持させるステップと、前記廃液及び前記オゾンガスを前記磁気保持装置に供給して前記有機物を分解するステップと、を有することを特徴とするものである。
本発明の廃液の処理装置及びその方法によれば、磁気保持装置に鉄酸化物粒子を保持して廃液中の有機物を分解処理することにより、鉄酸化物を除去するためのフィルターが不要となるために、鉄酸化物の除去に伴う廃棄物の発生量を大幅に低減することができる。
本発明の第1の実施の形態の有機物を含有する廃液の処理装置の概略構成を示す構成図。 図1の磁気保持装置を透視して示す斜視図。 図1の廃液中の有機物分解試験結果であるCODの経時変化を示すグラフ。 本発明の第2の実施の形態の有害物質を含有する廃液の処理装置の概略構成を示す構成図。
以下、本発明に係る廃液の処理装置及びその方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の有機物を含有する廃液の処理装置21の概略構成を示す構成図であり、図2は、図1の磁気保持装置7を透視して示す斜視図であり、図3は、図1の廃液中の有機物分解試験結果であるCODの経時変化を示すグラフである。
本実施の形態の廃液の処理装置21は、有機物を含有する廃液中の有機物を鉄酸化物粒子を触媒としてオゾンガスにより分解する廃液の処理に係る装置である。ここでは、有機物を含有する廃液として、原子力発電所の洗濯設備から排出される洗濯廃液の処理について例示する。
本図に示すように、廃液の処理装置21は、有機物を含有する廃液である有機物含有廃液1を貯溜する貯溜槽2を備えている。また、オゾンガスを発生させるオゾン発生器5が設けられている。この貯溜槽2から導出された有機物含有廃液1が、循環して貯溜槽2に導入する循環ライン3が設けられている。この貯溜槽2には、排気ライン8が接続されている。
オゾン発生器5で発生したオゾンガスは、オゾンガス供給ライン6を経由して循環ライン3に供給される。この循環ライン3には循環ポンプである過流ポンプ4が介在している。また、この循環ライン3には、強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置7がバイパスして設けられている。
次に、磁気保持装置7について、図2を用いて説明する。
本図に示すように、磁気保持装置7は、反応容器9を備えている。この反応容器9内には、内挿管10が挿入されている。この内挿管2の外側には、強磁性体のステンレス鋼製であるSUS430製の金網11が覆うように設けられている。
また、内挿管10内には、永久磁石12が挿入されている。そして、この金網11の表面には、磁性物質である鉄酸化物13が設けられている。この鉄酸化物13は、永久磁石12の磁場により金網11が磁化されることにより、この金網11の表面に保持される。
なお、鉄酸化物粒子13は、マグネタイト、マグヘマタイト、ニッケルフェライト及びα−鉄とマグネタイトの複合粒子の少なくとも一種から作製される。
ここで、原子力発電所の洗濯廃液から排出される洗濯廃液を模擬した有機物含有水溶液1の分解試験を実施した結果について、図1、図3を用いて説明する。
貯溜槽1に有機物含有水溶液を40L投入して、過流ポンプ4を起動して循環させた。オゾン発生器5から過流ポンプ4にオゾンガスを4g/h供給して水溶液中の化学的酸素要求量(COD)の経時変化を測定した。
このCODの経時変化測定結果を図3に示す。本図に示すように、図中の鉄酸化物無し(△印)は、磁気保持装置7に洗濯廃液模擬液を通水しないで分解試験を実施した結果を示す。鉄酸化物有り(○印)は、マグネタイト粒子が保持された磁気保持装置7に洗濯廃液模擬液を通水して分解試験を実施した結果を示す。また、縦軸はCOD比(任意時間のCOD/初期COD)を示す。マグネタイト粒子と接触した洗濯廃液模擬液は、オゾンによるCODの分解が促進された。マグネタイト粒子と接触する場合(○印)のCODが20ppmから2ppm以下に低下する時間は、マグネタイト粒子と接触しない場合(△印)の約半分の時間に短縮できることが分かった。
また、分解処理終了後は、磁気保持装置7から永久磁石12を引き抜くことにより、金網11から鉄酸化物粒子13が脱離できるために、鉄酸化物粒子13を容易に回収することができる。なお、鉄酸化物粒子13は、マグネタイトの他に、マグヘマタイト、ニッケルフェライトでも同様の効果を得ることができた。
従来の洗濯廃液中に鉄酸化物粒子を添加する方法では、鉄酸化物を除去するのにフィルターが必要であり、このフィルターが放射性廃棄物として発生していた。さらに、過流ポンプ4内に鉄酸化物が固着してポンプが故障する等の原因になっていた。
本実施の形態によれば、磁気保持装置7にマグネタイト粒子を保持させた場合でも、洗濯廃液中のCOD成分の分解反応が促進され、分解時間を短縮できる。また、磁気保持装置7に鉄酸化物粒子13を保持させて洗濯廃液中のCODをオゾンに分解するために、鉄酸化物を除去するためのフィルターを不要とし、鉄酸化物を除去する際に発生する放射性廃棄物を従来に比較して大幅に低減することができる。さらに、磁気保持装置7に鉄酸化物粒子13を保持することにより、過流ポンプ4に鉄酸化物粒子13が固着して故障するなど等のトラブルを回避でき、廃液の処理装置21の安定した運転が可能である。また、廃液処理が終了した後は、磁気保持装置7から永久磁石12を引き抜くことにより、金網11から鉄酸化物粒子13が容易に脱離するため、鉄酸化物粒子13の回収時間の短縮化を図ることができる。
図4は、本発明の第2の実施の形態の有害物質を含有する廃液の処理装置22の概略構成を示す構成図である。
図1と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本実施の形態の廃液の処理装置22は、有害物質を含有する廃液中の六価クロムを鉄酸化物粒子により三価クロムに還元して無害化する廃液の処理に係る装置である。
本図に示すように、廃液の処理装置22は、有害物質を含有する廃液である六価クロム含有廃液14を貯溜する貯溜槽2を備えている。この貯溜槽2から導出された廃液14を循環して貯溜槽2に導入する循環ライン3を設けている。この循環ライン3には、循環ポンプ15が介在している。強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置7が、この循環ライン3にバイパスして設けられている。この磁気保持装置7は、図2と同様に構成される。
ここで、有害物質を含有する廃液中の六価クロムを鉄酸化物粒子により三価クロムに還元して無害化する廃液の処理試験の結果について、図4を用いて説明する。
六価クロム含有廃液を模擬して、クロム酸カリウム(KCrO)水溶液を用いて処理試験を実施した。貯溜槽1にクロム酸カリウム濃度373ppm(六価クロム濃度:100ppm)に調整した水溶液を8L投入した。循環ポンプ15を起動して磁気保持装置7に六価クロム含有廃液14を通水した。なお、磁気保持装置7に保持した鉄酸化物は、α−鉄とマグネタイトの複合粒子(鉄の表面がマグネタイトで覆われた粒子)である。
所定時間経過した後に水溶液中の六価クロム濃度はジフェニールカルバジッド吸光光度法で定量し、0.05ppm以下に低下していることを確認した。また、全クロム濃度は、誘導結合プラズマ発光分光分析装置で定量し、0.05ppm以下に低下していることを確認した。
また、還元・吸着処理した後は、磁気保持装置7から永久磁石12を引き抜くことにより、金網11から鉄酸化物13である複合粒子が脱離するために、この粒子を容易に回収することができる。
従来の有害物質を含有する廃液中に鉄酸化物を添加する方法では、鉄酸化物を除去するのにフィルターが必要であり、このフィルターが放射性廃棄物として発生していた。さらに、循環ポンプ15内に鉄酸化物粒子が固着してポンプが故障する等の原因になっていた。
本実施の形態によれば、磁気保持装置7にα−鉄とマグネタイトの複合粒子を保持させた場合でも、磁気保持装置7に保持した複合粒子は、六価クロムの還元及びこの還元された三価クロムを吸着することができる。また、磁気保持装置7にα−鉄とマグネタイトの複合粒子を保持させて六価クロムの還元及びこの還元された三価クロムの吸着をすることができるために、鉄酸化物粒子を除去するためのフィルターを不要とし、鉄酸化物粒子を除去する際に発生する放射性廃棄物を従来に比較して大幅に低減することができる。さらに、磁気保持装置7に鉄酸化物粒子13を保持することにより、循環ポンプ15に粒子が固着して故障するなど等のトラブルを回避でき、廃液の処理装置の安定した運転が可能である。また、廃液処理が終了した後は、磁気保持装置7から永久磁石12を引き抜くことにより、金網11から鉄酸化物粒子12が容易に脱離するため、粒子の回収時間の短縮化を図ることができる。
さらに、有機物を含有する廃液の処理方法は、図1に示すように、有機物含有廃液1の中の有機物を鉄酸化物粒子を触媒としてオゾンガスにより分解する廃液の処理方法において、強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置7により鉄酸化物粒子を金網に保持させるステップと、有機物含有廃液1及びオゾンガスを磁気保持装置7に供給して有機物を分解するステップと、を有する。
本実施の形態によれば、磁気保持装置7にマグネタイト粒子を保持させた場合でも、洗濯廃液中のCOD成分の分解反応が促進され、分解時間を短縮できる。また、磁気保持装置7に鉄酸化物粒子を保持させて洗濯廃液中のCODをオゾンに分解するために、鉄酸化物を除去するためのフィルターを不要とし、鉄酸化物を除去する際に発生する放射性廃棄物を従来と比較して大幅に低減させることができる。
また、有害物質を含有する廃液の処理方法は、六価クロム含有廃液14中の六価クロムを鉄酸化物粒子により三価クロムに還元して無害化する廃液の処理方法において、強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置7により鉄酸化物粒子を金網に保持させるステップと、六価クロム含有廃液14を磁気保持装置7に供給して六価クロム含有廃液14中の六価クロムを三価クロムに還元するステップと、を有する。
本実施の形態によれば、磁気保持装置7にα−鉄とマグネタイトの複合粒子を保持させた場合でも、磁気保持装置7に保持した複合粒子は、六価クロムの還元及びこの還元された三価クロムを吸着することができる。また、磁気保持装置7にα−鉄とマグネタイトの複合粒子を保持させて六価クロムの還元及びこの還元された三価クロムの吸着をすることができるために、鉄酸化物粒子を除去するためのフィルターを不要とし、鉄酸化物粒子を除去する際に発生する放射性廃棄物を従来と比較して大幅に低減させることができる。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、上述したような各実施の形態に何ら限定されるものではなく、各実施の形態の構成を組み合わせて、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1…有機物含有廃液、2…貯留槽、3…循環ライン、4…過流ポンプ、5…オゾン発生器、6…オゾンガス供給ライン、7…磁気保持装置、8…排気ライン、9…反応容器、10…内挿管、11…金網、12…永久磁石、13…鉄酸化物、14…六価クロム含有廃液、15…循環ポンプ、21,22…廃液の処理装置。

Claims (5)

  1. 有機物を含有する廃液中の有機物を鉄酸化物粒子を触媒としてオゾンガスにより分解する廃液の処理装置において、
    前記廃液を貯溜する貯溜槽と、
    前記オゾンガスを発生させるオゾン発生器と、
    前記貯溜槽から導出された前記廃液及び前記オゾンガスを循環して前記貯溜槽に導入する循環ラインと、
    この循環ラインに介在する循環ポンプと、
    この循環ラインにバイパスして設けられ、前記鉄酸化物粒子を保持する強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置と、
    を有する廃液の処理装置。
  2. 有害物質を含有する廃液中の六価クロムを鉄酸化物粒子により三価クロムに還元して無害化する廃液の処理装置において、
    前記廃液を貯溜する貯溜槽と、
    前記貯溜槽から導出された前記廃液を循環して前記貯溜槽に導入する循環ラインと、
    この循環ラインに介在する循環ポンプと、
    この循環ラインにバイパスして設けられ、前記鉄酸化物粒子を保持する強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置と、
    を有する廃液の処理装置。
  3. 前記磁気保持装置は、
    反応容器と、
    この反応容器内に挿入された内挿管と、
    この内挿管の外側に覆うように設けられたSUS430製の金網と、
    前記内挿管内に挿入された永久磁石と、
    この永久磁石の磁場により前記金網が磁化されてこの金網の表面に保持される磁性物質より作製される鉄酸化物粒子と、
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の廃液の処理装置。
  4. 前記鉄酸化物粒子は、マグネタイト、マグヘマタイト、ニッケルフェライト及びα−鉄とマグネタイトの複合粒子の少なくとも一種であること、を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の廃液の処理装置。
  5. 有機物を含有する廃液中の有機物を鉄酸化物粒子を触媒としてオゾンガスにより分解する廃液の処理方法において、
    強磁性体の金網及びこの金網を磁化させるマグネットを含む磁気保持装置により前記鉄酸化物粒子をこの金網に保持させるステップと、
    前記廃液及び前記オゾンガスを前記磁気保持装置に供給して前記有機物を分解するステップと、
    を有することを特徴とする廃液の処理方法。
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