JP4987061B2 - 制振材及び耐チッピング材 - Google Patents
制振材及び耐チッピング材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4987061B2 JP4987061B2 JP2009268022A JP2009268022A JP4987061B2 JP 4987061 B2 JP4987061 B2 JP 4987061B2 JP 2009268022 A JP2009268022 A JP 2009268022A JP 2009268022 A JP2009268022 A JP 2009268022A JP 4987061 B2 JP4987061 B2 JP 4987061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsion
- chipping
- drying
- monomer
- material according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
特開平11−29737号公報には、(a)脂肪族共役ジエン系単量体、(b)エチレン系不飽和カルボン酸単量体及び(c)これら単量体以外の他の単量体を特定重量割合でα−メチルスチレンダイマーの存在下に共重合して得られる共重合体ラテックスであって、損失係数(tanδ)やトルエン不溶分が特定された水系塗料用共重合体ラテックスが開示されている。
以下に本発明を詳述する。
上記加熱乾燥用エマルションは、水を連続相とし、不飽和カルボン酸単量体を必須とする重合体が分散している水系のものである。通常ではこのような加熱乾燥用エマルションを必須とする制振材配合物を塗布することにより制振材を形成し、チッピング材配合物を塗布することによりチッピング材を形成することになる。なおエマルションにより形成される制振材やチッピング材をそれぞれ水系制振材や水系チッピング材ともいう。なお、「加熱乾燥用エマルション」とは、加熱乾燥により塗膜を形成させる場合に好適に用いられるものであることを意味する。
なお上記質量割合は、全単量体混合物100質量%に対する質量割合である。
本発明の加熱乾燥用エマルションでは、これらの単量体から形成される単量体単位の相乗効果により、水系制振材において優れた加熱乾燥性と制振性とを、水系チッピング材において優れた加熱乾燥性とチッピング性とをより充分に発揮することが可能となる。
なお上記質量割合は、全単量体混合物100質量%に対する質量割合である。
本願発明の沸点は、常圧での沸点である。
ゲル分率(トルエン不溶分)の測定方法
加熱乾燥用エマルションを離型紙上、0.2cm厚みの型枠中に流し込み、厚さ0.2cmのフィルムを作製する。このフィルムを2cm(縦)×2cm(横)×0.2cmに切りだし試験フィルムとする。この試験フィルムをトルエン100mlに浸漬し、室温において、マグネチックスターラーで6時間攪拌する。その後、100メッシュ金網で濾過し、濾液の固形分を求め、ゲル分を算出する。
上記損失係数(tanδ)が0.15未満であると、水系制振材において優れた制振性を発揮することができなくなるおそれがある。より好ましくは、0.16以上であり、更に好ましくは、0.18以上である。
制振材配合物の組成
加熱乾燥用エマルション 100重量部
炭酸カルシウム:NN♯200(商品名、日東粉化工業社製) 250重量部
分散剤:デモールEP(商品名、花王社製) 1重量部
増粘剤:アクリセットAT−2(商品名、日本触媒社製) 2重量部
消泡剤:ノプコ8034L(商品名、サンノプコ社製) 0.3重量部
上記制振材配合物をカチオン電着塗装鋼板(15幅×250長さ×厚み0.8mm)上、3mm厚の型枠中に流し込み、150℃×30分乾燥し、試験片とした。この試験片について小野測器社製の損失係数測定システム・片持ち梁法を用いて25℃の測定環境の損失係数を測定する。
本発明の加熱乾燥用エマルションの製造方法としては、不飽和カルボン酸単量体を必須とする単量体混合物を重合した後、沸点が80℃以上のアミンで中和することにより行われることが好ましい。単量体混合物を重合する方法としては、例えば、乳化重合法を好適に適用することができる。乳化重合を行う形態としては特に限定されず、例えば、水性媒体中に単量体混合物、重合開始剤及び界面活性剤を適宜加えて重合することにより行うことができる。また、分子量調節のために重合連鎖移動剤等を用いてもよい。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けたセパラブルフラスコに脱イオン水170.5部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を70℃まで昇温した。一方上記滴下ロートにメチルメタアクリレート126.9部、スチレン253.9部、2−エチルヘキシルアクリレート147.3部、グリシジルメタクリレート5.4部、アクリル酸5.4部、予め25%水溶液に調整したノニポール200(商品名、ポリオキシエチレンフェニルエーテル:三洋化成工業社製)53.8部、20%水溶液に調整したハイテノールN−08(商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテルの硫酸エステル塩:第一工業製薬社製)21.5部及び脱イオン水129.3部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次にセパラブルフラスコの内温を70℃に維持しながら上記単量体乳化物を3時間かけて均一に滴下した。このとき同時に5%過硫酸カリウム水溶液53.9部、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液40部を3時間かけて均一に滴下した。滴下終了後、76℃で3時間熟成後、冷却して中和剤としてジメチルエタノールアミンを6.7部添加した。後にAZO−50(酸化亜鉛の分散体・50%酸化亜鉛含有物:日本触媒社製)31.4部を添加して30分間攪拌した。それら乳化物を冷却後100メッシュのステンレス金網によりろ過を行い取り出した。これにより水性樹脂(共重合エマルション)を得た。得られた水性樹脂(共重合エマルション)の不揮発分は55.0%、pHは9.1、粘度は900mPa・sであった。
攪拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けたセパラブルフラスコに脱イオン水170.5部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で攪拌しながら内温を70℃まで昇温した。一方上記滴下ロートにメチルメタアクリレート126.9部、スチレン253.9部、2−エチルヘキシルアクリレート147.3部、グリシジルメタクリレート5.4部、アクリル酸5.4部、予め25%水溶液に調整したノニポール200(ポリオキシエチレンフェニルエーテル:三洋化成工業社製)を53.8部及び20%水溶液に調整したハイテノールN−08(ポリオキシエチレンアルキルエーテルの硫酸エステル塩:第一工業製薬社製)を21.5部、脱イオン水129.3部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次にセパラブルフラスコの内温を70℃に維持しながら上記単量体乳化物を3時間かけて均一に滴下した。このとき同時に5%過硫酸カリウム水溶液53.9部、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液40部を3時間かけて均一に滴下した。滴下終了後、76℃で3時間熟成後、冷却して中和剤としてジメチルエタノールアミンを6.7部添加した。それら乳化物を冷却後100メッシュのステンレス金網によりろ過を行い取り出した。これにより水性樹脂(共重合エマルション)を得た。得られた水性樹脂(共重合エマルション)の不揮発分は55.1%、pHは9.0、粘度は430mPa・sであった。
攪拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けたセパラブルフラスコに脱イオン水170.5部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で攪拌しながら内温を70℃まで昇温した。一方上記滴下ロートにメチルメタアクリレート126.9部、スチレン253.9部、2−エチルヘキシルアクリレート147.3部、トリメチロールプロパントリメタクリレート5.4部、アクリル酸5.4部、予め25%水溶液に調整したノニポール200(ポリオキシエチレンフェニルエーテル:三洋化成工業社製)を53.8部及び20%水溶液に調整したハイテノールN−08(ポリオキシエチレンアルキルエーテルの硫酸エステル塩:第一工業製薬社製)を21.5部、脱イオン水129.3部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次にセパラブルフラスコの内温を70℃に維持しながら上記単量体乳化物を3時間かけて均一に滴下した。このとき同時に5%過硫酸カリウム水溶液53.9部、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液40部を3時間かけて均一に滴下した。滴下終了後、76℃で3時間熟成後、冷却して中和剤としてジメチルエタノールアミンを6.7部添加した。それら乳化物を冷却後100メッシュのステンレス金網によりろ過を行い取り出した。これにより水性樹脂(共重合エマルション)を得た。得られた水性樹脂(共重合エマルション)の不揮発分は55.0%、pHは8.8、粘度は380mPa・sであった。
攪拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けたセパラブルフラスコに脱イオン水170.5部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で攪拌しながら内温を70℃まで昇温した。一方上記滴下ロートにスチレン361.1部、2−エチルヘキシルアクリレート169.7部、トリメチロールプロパントリメタクリレート2.7部、アクリル酸5.4部、予め25%水溶液に調整したノニポール200(ポリオキシエチレンフェニルエーテル:三洋化成工業社製)を53.8部及び20%水溶液に調整したハイテノールN−08(ポリオキシエチレンアルキルエーテルの硫酸エステル塩:第一工業製薬社製)を21.5部、脱イオン水129.3部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次にセパラブルフラスコの内温を70℃に維持しながら上記単量体乳化物を3時間かけて均一に滴下した。このとき同時に5%過硫酸カリウム水溶液53.9部、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液40部を3時間かけて均一に滴下した。滴下終了後、76℃で3時間熟成後、冷却して中和剤としてジメチルエタノールアミンを6.7部添加した。それら乳化物を冷却後100メッシュのステンレス金網によりろ過を行い取り出した。これにより水性樹脂(共重合エマルション)を得た。得られた水性樹脂(共重合エマルション)の不揮発分は55.0%、pHは8.9、粘度は350mPa・sであった。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けたセパラブルフラスコに脱イオン水170.5部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を70℃まで昇温した。一方上記滴下ロートにメチルメタアクリレート132.6部、スチレン230.1、ブチルアクリレート170.8部、グリシジルメタクリレート5.4部、予め25%水溶液に調整したノニポール200(商品名、ポリオキシエチレンフェニルエーテル:三洋化成工業社製)53.8部、20%水溶液に調整したハイテノールN−08(商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテルの硫酸エステル塩:第一工業製薬社製)21.5部及び脱イオン水129.3部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次にセパラブルフラスコの内温を70℃に維持しながら上記単量体乳化物を3時間かけて均一に滴下した。このとき同時に5%過硫酸カリウム水溶液53.9部、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液40部を3時間かけて均一に滴下した。滴下終了後、76℃で3時間熟成後、冷却して25%のアンモニア水を5.1部添加した。後にAZO−50(酸化亜鉛の分散体・50%酸化亜鉛含有物:日本触媒社製)31.4部を添加して30分間攪拌した。それら乳化物を冷却後100メッシュのステンレス金網によりろ過を行い取り出した。これにより水性樹脂(共重合エマルション)を得た。得られた水性樹脂(共重合エマルション)の不揮発分は55.1%、pHは6.1、粘度は1500mPa・sであった。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けたセパラブルフラスコに脱イオン水170.5部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を70℃まで昇温した。一方上記滴下ロートにメチルメタアクリレート126.9部、スチレン253.9部、2−エチルヘキシルアクリレート147.3部、グリシジルメタクリレート5.4部、アクリル酸5.4部、予め25%水溶液に調整したノニポール200(商品名、ポリオキシエチレンフェニルエーテル:三洋化成工業社製)53.8部、20%水溶液に調整したハイテノールN−08(商品名、ポリオキシエチレンアルキルエーテルの硫酸エステル塩:第一工業製薬社製)21.5部及び脱イオン水129.3部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次にセパラブルフラスコの内温を70℃に維持しながら上記単量体乳化物を3時間かけて均一に滴下した。このとき同時に5%過硫酸カリウム水溶液53.9部、2%亜硫酸水素ナトリウム水溶液40部を3時間かけて均一に滴下した。滴下終了後、76℃で3時間熟成後、冷却して25%のアンモニア水を5.1部添加した。それら乳化物を冷却後100メッシュのステンレス金網によりろ過を行い取り出した。これにより水性樹脂(共重合エマルション)を得た。得られた水性樹脂(共重合エマルション)の不揮発分は55.3%、pHは8.6、粘度は680mPa・sであった。
(制振材配合物の組成)
アクリル共重合エマルション 185部
炭酸カルシウム:NN♯200(商品名、日東粉化工業社製) 250部
分散剤:デモールEP(商品名、花王社製) 1部
増粘剤:アクリセットAT−2(商品名、日本触媒社製) 2部
消泡剤:ノプコ8034L(商品名、サンノプコ社製) 0.3部
カチオン電着塗装板の上に、製造した制振材配合物をこの制振材配合物の乾燥膜厚が1.5mm、3.0mm、4.5mmとなるように塗布した。その後、熱風乾燥機を用いて、150℃で30分間乾燥し、得られた乾燥塗膜の膨れ・ワレ発生状態を以下の基準で評価した。
評価基準(目視評価)
○:膨れ・ワレの発生なし
△:膨れ・ワレが少し発生
×:膨れ・ワレが多数発生
カチオン電着塗装板(15幅×250長さ×厚み0.8mm)の上に、製造した制振材配合物を塗布し、熱風乾燥機を用いて、150℃で30分間乾燥し、試験片とした。塗布量は、この制振材配合物の乾燥膜厚が1.5mm、3.0mm、4.5mmとなるように調整した。
この試験片について、小野測器社製の損失係数測定システムを用いて25℃の測定環境において片持ち梁法のtanδを測定し、制振性を評価した。すなわち、損失係数の値が大きい程、制振性が良いことを示す。
実施例1〜4、比較例1〜2で得られた共重合エマルションを下記のとおり配合し、チッピング材配合物とした。このチッピング材配合物から次の物性を確認した。結果を表1及び表2に示した。
・アクリル共重合エマルション 100部
・炭酸カルシウム NN♯200(商品名、日東粉化工業社製) 100部
・分散剤 デモールEP(商品名、花王社製) 1部
・増粘剤 アクリセットAT−2(商品名、日本触媒社製) 2部
・消泡剤 ノプコ8034L(商品名、サンノプコ社製) 0.3部
チッピング性の測定は、このテスト板上の乾燥塗膜を水平面に対し60度の角度で立て、次いで乾燥塗膜の上に高さ2mのポリ塩化ビニル製パイプ(内径2cm)を立てた。その後、そのパイプを通して、M4ナットを2mの高さから乾燥塗膜面に連続的に落下させ、このテスト板の下地が露出するまでに落下したこのナットの総重量を測定した。その総重量をチッピング強度(Kg)として表し、それの大小により耐チッピング性を評価した。
Claims (16)
- 不飽和カルボン酸単量体を必須とする単量体混合物を重合してなる加熱乾燥用エマルションを含む配合物を塗布して形成される制振材であって、
該単量体混合物は、共役ジエン系単量体を含有せず、
該加熱乾燥用エマルションは、沸点が80℃以上のアミンにより中和されてなり、
該制振材は、加熱乾燥用エマルション含有配合物を乾燥時の被膜の膜厚が1.5〜4.5mmとなるように塗布して形成される
ことを特徴とする制振材。 - 前記制振材は、加熱乾燥用エマルション含有配合物を塗布した後、110〜160℃で加熱乾燥して形成されることを特徴とする請求項1に記載の制振材。
- 前記アミンは、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、モルホリンの1種又は2種以上の三級アミンである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の制振材。 - 前記アミンは、ジメチルエタノールアミンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の制振材。
- 前記単量体混合物は、全単量体混合物に対して官能基を有する不飽和単量体を0.5〜1.0質量%含有するものである
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の制振材。 - 前記官能基を有する不飽和単量体は、トリメチロールプロパントリメタクリレートであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の制振材。
- 前記制振材は、加熱乾燥用エマルション含有配合物を乾燥時の被膜の膜厚が3.0〜4.5mmとなるように塗布して形成される
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の制振材。 - 前記加熱乾燥用エマルションは、トルエン溶媒で測定したゲル分率が0〜45質量%である
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の制振材。 - 不飽和カルボン酸単量体を必須とする単量体混合物を重合してなる加熱乾燥用エマルションを含む配合物を塗布して形成される耐チッピング材であって、
該単量体混合物は、共役ジエン系単量体を含有せず、
該加熱乾燥用エマルションは、沸点が80℃以上のアミンにより中和されてなり、
該耐チッピング材は、加熱乾燥用エマルション含有配合物を乾燥時の被膜の膜厚が1.5〜4.5mmとなるように塗布して形成される
ことを特徴とする耐チッピング材。 - 前記耐チッピング材は、加熱乾燥用エマルション含有配合物を塗布した後、110〜160℃で加熱乾燥して形成されることを特徴とする請求項9に記載の耐チッピング材。
- 前記アミンは、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジエチルエタノールアミン、モルホリンの1種又は2種以上の三級アミンである
ことを特徴とする請求項9又は10に記載の耐チッピング材。 - 前記アミンは、ジメチルエタノールアミンであることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の耐チッピング材。
- 前記単量体混合物は、全単量体混合物に対して官能基を有する不飽和単量体を0.5〜1.0質量%含有するものである
ことを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の耐チッピング材。 - 前記官能基を有する不飽和単量体は、トリメチロールプロパントリメタクリレートであることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の耐チッピング材。
- 前記耐チッピング材は、加熱乾燥用エマルション含有配合物を乾燥時の被膜の膜厚が3.0〜4.5mmとなるように塗布して形成される
ことを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載の耐チッピング材。 - 前記加熱乾燥用エマルションは、トルエン溶媒で測定したゲル分率が0〜45質量%である
ことを特徴とする請求項9〜15のいずれかに記載の耐チッピング材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009268022A JP4987061B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 制振材及び耐チッピング材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009268022A JP4987061B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 制振材及び耐チッピング材 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002026885A Division JP4443089B2 (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 加熱乾燥用エマルション |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010043748A JP2010043748A (ja) | 2010-02-25 |
JP4987061B2 true JP4987061B2 (ja) | 2012-07-25 |
Family
ID=42015274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009268022A Expired - Lifetime JP4987061B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 制振材及び耐チッピング材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4987061B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08182961A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Nippon Tokushu Toryo Co Ltd | 自動車の制振性を有する耐チッピング塗膜形成方法 |
JPH11279242A (ja) * | 1998-03-27 | 1999-10-12 | Arakawa Chem Ind Co Ltd | 水性活性エネルギー線硬化性樹脂組成物およびその製造方法 |
JP2000178498A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-27 | Takeda Chem Ind Ltd | 制振材用共重合体ラテックス |
JP2000230146A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-08-22 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 制振塗料用水性樹脂組成物 |
JP2002256202A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Dainippon Toryo Co Ltd | 水性塗料用樹脂組成物 |
-
2009
- 2009-11-25 JP JP2009268022A patent/JP4987061B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010043748A (ja) | 2010-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5030779B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
KR20080036154A (ko) | 제진재용 에멀션 | |
KR100744980B1 (ko) | 제진재용 에멀션 및 내칩핑재용 에멀션 | |
JP3877066B2 (ja) | 制振材用エマルション及び多価金属酸化物 | |
JP5685001B2 (ja) | 制振材用エマルション及び制振材配合物 | |
JP4245829B2 (ja) | 制振材用共重合エマルション | |
JP4201626B2 (ja) | 加熱乾燥用塗料組成物 | |
JP4050058B2 (ja) | 制振材又は耐チッピング材用共重合エマルション | |
JP2004115665A (ja) | 水系制振材用エマルション | |
JP4210616B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
JP5815233B2 (ja) | 制振材用エマルション樹脂組成物及び制振材 | |
JP4443089B2 (ja) | 加熱乾燥用エマルション | |
JP5284914B2 (ja) | 制振材用樹脂組成物 | |
JP4262128B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
JP5770432B2 (ja) | 加熱乾燥用エマルション組成物、その製造方法及び制振材組成物 | |
JP5685002B2 (ja) | 制振材用エマルション及び制振材組成物 | |
JP4229730B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
JP2009270064A (ja) | 制振材用エマルション組成物 | |
JP4987061B2 (ja) | 制振材及び耐チッピング材 | |
JP4346267B2 (ja) | 制振材又は耐チッピング材用共重合エマルション | |
JP5828655B2 (ja) | 塗料用樹脂組成物 | |
JP3804956B2 (ja) | 制振材用エマルション | |
JP5679250B2 (ja) | 制振材用配合物 | |
JP2014156608A (ja) | 制振材用配合物 | |
JP5917969B2 (ja) | 加熱乾燥用樹脂 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100915 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110802 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20111003 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20111006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20111101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120424 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4987061 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |