JP4986980B2 - 検針ターミナル及びこれを用いた検針システム - Google Patents

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本発明は、携帯が可能であり、電気、水道、ガス等の需要家である契約者の側に設置されている使用量計(電力量計、水道メータ、ガスメータ等)の指示数の入力と使用量のお知らせの印字発行とが可能な検針ターミナル、及びこの検針ターミナルを用いた検針システムに係り、特に、使用量計の指示数の入力ミスである誤検針、使用量のお知らせの配布ミスである誤配布の防止に有効な検針ターミナル及び検針システムに関する。
電気、水道、ガス等の需要家の家屋等には、その者の電気、水道、ガス等の使用量に応じた指示数を指し示す使用量計(電力量計、水道メータ、ガスメータ等)が設置されている。使用量計の検針員は、検針ターミナルを所持して個々の需要家の家屋等を毎月訪問し、その使用量計の指示数を検針ターミナルに入力する。これにより、個々の需要家の電気、水道、ガス等の使用量を把握して、その者に課金する電気料金、水道料金、ガス料金等の金額を求めることができる。
従来、そのような検針員による検針作業の効率化を図るための様々な発明がなされている。そのうちの一つとして、電気、水道、ガス等の使用量計よりその検針データを無線送信できるようにすることが提案されている(特許文献1参照)。使用量計より無線送信された検針データは、検針員が携帯所持する検針ターミナルにて受信でき、検針ターミナルに入力される。
特許文献1に記載された発明では、更に、検針ターミナルがGPS(全地球測位システム)装置を備え、GPS装置により常に更新される検針ターミナルの現在位置データとその検針ターミナルに予め登録されている各戸に設置された使用量計の位置データとから、検針ターミナルの現在位置に応じた検針対象の使用量計を順次選定し、選定した使用量計から送信される検針データを順次受信して自動検針できるようにすることが記載されている。
特開2001−222785公報
特許文献1に記載されているような検針システムを導入する場合、検針データを無線出力可能な使用量計が必須であることから、既存の使用量計をそのような使用量計に取り替える必要がある。このため、そのインフラ整備に莫大な費用及び時間がかかり、現実性に欠ける。
また、使用量計は屋外に設置されているのが通常であるため、汚れや傷等によって無線によるデータ送信ができなくなってしまうことも予想され、安定性に欠ける。
更に、狭い場所や遠い場所等、使用量計の設置場所によっては検針ターミナルとの間で通信不良が発生する可能性もあり、普遍性に欠ける。
このようなことから、特許文献1に記載されているようなシステムの導入には消極的とならざるを得ず、そうなると、検針員が使用量計の指示数を目視して検針ターミナルに入力するという従来からの検針手法を採用せざるを得ない。
ところが、検針員が使用量計の指示数を目視して検針ターミナルに入力するという従来からの検針手法を採用した場合に問題となるのが、誤検針である。誤検針は、使用量計の指示数の見間違いや入力間違い等によって発生し、検針作業を人間系に依存する限りは不可避な現象である。
また、検針員が使用量計の指示数を目視して検針ターミナルに入力するという従来からの検針手法を採用した場合のみならず、特許文献1に記載されているような検針データの自動取り込み手法を採用した場合であっても、需要家に配布するいわゆる「使用量のお知らせ」を誤配布することもある。このような誤配布が生じ易いのは、使用量計の位置と使用量のお知らせを投函すべき郵便ポストの位置とが離れている集合住宅である。このような使用量のお知らせの誤配布も、配布を人力に頼る以上、その根絶は困難であるといえよう。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、使用量計の指示数の入力ミスである誤検針、使用量のお知らせの配布ミスである誤配布に対する有効な防止策を提供することである。
本発明の検針ターミナルは、情報を表示するための表示部と、情報を入力するための入力部と、GPS(全地球測位システム)衛星からの信号を受信して地球上の現在位置を測位するGPSユニットと、無線通信を実行する無線通信ユニットと、情報処理を実行する情報処理部と、を携帯可能なハウジングに備える。前記情報処理部は、地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータと使用量計の検針作業ミスである誤作業情報(例えば、使用量計の指示数の入力ミスを特定する誤検針情報、使用量のお知らせの配布ミスを特定する誤配付情報等)とを対応付けて記憶する誤検針データベースにアクセスして現在位置のデータから誤作業情報を検索可能な事業者側のコンピュータに向けて、前記GPSユニットが測位した現在位置のデータを前記無線通信ユニットによって無線送信する処理と、前記コンピュータが検索して返信した誤作業情報を前記無線通信ユニットで受信して前記表示部に表示する処理と、前記入力部によって入力された需要家の識別コードに当該需要家の使用量計の指示数を対応付けて記憶保存する処理と、を実行する。
本発明の検針システムは、上記検針ターミナルと、地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータと使用量計の検針作業ミスである誤作業情報とを対応付けて記憶する誤検針データベースにアクセスして現在位置のデータから誤作業情報を検索可能な事業者側のコンピュータと、を備える。前記検針ターミナルの情報処理部は、前記コンピュータに向けて、前記GPSユニットが測位した現在位置のデータを前記無線通信ユニットによって無線送信する処理を実行する。前記コンピュータの情報処理部は、前記検針ターミナルから受信した現在位置のデータに対応付けられている誤作業情報を前記御検針データベースから検索して前記検針ターミナルに返信する処理を実行する。前記検針ターミナルの情報処理部は、前記コンピュータが検索して返信した誤作業情報を前記無線通信ユニットで受信して前記表示部に表示する処理を実行する。
本発明によれば、検針ターミナルから無線送信された現在位置のデータに対応つけられている誤作業情報を事業者側のコンピュータが検索して検針ターミナルに返信し、検針ターミナルの表示部に表示することができるので、検針ターミナルを携帯所持する検針員は、これから検針作業をしようとする需要家について過去に誤作業が発生したことを知ることができ、したがって、使用量計の指示数の入力ミスである誤検針、使用量のお知らせの配布ミスである誤配布の防止を図ることができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図13に基づいて説明する。本実施の形態は、電力の需要家Cの側に設置されている電力量計である使用量計11の指示数の入力と使用量のお知らせの印字発行とが可能な検針ターミナル101を用いた検針システムへの適用例である。
(検針システムの全体の概要)
図1は、検針システムの全体構成を示す模式図である。本検針システムは、電力の事業者Aとその営業所Bとを外部ネットワーク31を介して接続する通信環境を備えている。外部ネットワーク31には、検針ターミナル101が無線送信するデータを受信して中継する中継器51が接続されている。検針ターミナル101は、個々の需要家Cの側に設置されている使用量計11の指示数を入力して電力使用についての「使用量のお知らせ」を印字発行する。そのために、検針ターミナル101は、情報を表示するための表示部としてのLCD102と、情報を入力するための入力部としてのタッチパネル103及びキーボード104とをハウジング105に有しており、プリンタ106(図9参照)をハウジング105に内蔵している。タッチパネル103は、LCD102に積層配置されている。このような検針ターミナル101によって印字発行された「使用量のお知らせ」は、個々の需要家Cの郵便ポスト12に投函して需要家Cに配布する。図1に示すように、集合住宅の場合、各戸の使用量計11をまとめて一箇所に設置することがあり、郵便ポスト12もまとめて一箇所に設置することがある。
事業者Aには、コンピュータである第1のコンピュータ201、気象システム221、大容量記憶装置231、及びデータ通信コンピュータ241が設置されており、これらの機器はLAN等の構内ネットワーク251で接続されている。大容量記憶装置231は、契約者データベースDB1、交通情報データとしての交通情報データベースDB2、及び気象情報データとしての気象情報データベースDB3を格納している。
第1のコンピュータ201は、大容量記憶装置231に接続して契約者データベースDB1、交通情報データベースDB2、及び気象情報データベースDB3にアクセス可能なコンピュータである。第1のコンピュータ201は、検針ターミナル101からの要求に応じてそれらの契約者データベースDB1、交通情報データベースDB2、及び気象情報データベースDB3を検索し、検索によって得たデータを検針ターミナル101に返信する。このような処理を第1のコンピュータ201に実行させるためのプログラムコードとして、第1のコンピュータ201は報知ソフト202をインストールしている。
気象システム221は、気象庁及び各地の気象観測所のコンピュータ(図示せず)とデータ通信自在に接続されており、そのような気象庁及び気象観測所から気象に関するデータを定期的に取り込み、取り込んだデータを気象情報として気象情報データベースDB3に登録するシステムである。
データ通信コンピュータ241は、外部ネットワーク31を介して外部機器とデータ通信するためのコンピュータである。第1のコンピュータ201は、データ通信コンピュータ241を介して外部機器とのデータ通信を実行する。
営業所Bには、コンピュータである第2のコンピュータ301とデータ通信コンピュータ311とがデータ通信可能に接続されて設置されている。第2のコンピュータ301は、検針ターミナル101からの要求に応じて、需要家Cの電気使用状況等に関するデータを検針ターミナル101に返信する処理を実行する。この際、第2のコンピュータ301は、光通信装置321を利用して検針ターミナル101とデータ通信を実行する。このような処理を第2のコンピュータ301に実行させるためのプログラムコードとして、第2のコンピュータ301は検針ソフト302をインストールしている。
(事業者Aの第1のコンピュータ201)
図2は、第1のコンピュータ201のハードウェア構成を示すブロック図である。第1のコンピュータ201は、各種演算処理を実行して各部を制御するCPU203を有する。CPU203には、BIOS等の固定データを固定的に記憶するROM204と、可変データを書き換え自在に記憶するRAM205と、表示装置206に表示する表示画像を生成するVRAM207と、HDD208とがシステムバスSBを介して接続されている。システムバスSBには、キーボードやポインティングデバイス等(いずれも図示せず)の入力装置209及び通信インターフェース210も接続されている。入力装置209は、CPU203に対してデータ入力を行なうインターフェースである。通信インターフェース210は、CPU203による制御を受け、気象システム221、大容量記憶装置231、及びデータ通信コンピュータ241と第1のコンピュータ201との間のデータ通信を実現させる。
ここで、OS(図示せず)や前述した報知ソフト202等のプログラムコードは、HDD208にインストールされている。HDD208にインストールされているOS(図示せず)は、第1のコンピュータ201の起動時にその全部又は一部がRAM205にコピーされる。同様に、報知ソフト202は、その起動時にはその全部又は一部がRAM205にコピーされる。そこで、CPU203を主体とするマイクロコンピュータは、CPU203がRAM205にコピーされたプログラムコードに従い各種情報処理を実行することから、情報処理部を構成する。
図3は、第1のコンピュータ201がアクセス可能な契約者データベースDB1に含まれている基本情報データベースDB1−1のデータ内容を示す模式図である。基本情報データベースDB1−1は、個々の需要家Cである契約者について、その基本的な情報を登録して管理するためのデータベースである。この目的を果たすために、基本情報データベースDB1−1は、契約者を特定する契約者ID(識別コード)に対応付けて、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、及び契約内容等のデータを登録している。したがって、基本情報データベースDB1−1を検索することで、契約者ID(識別コード)からその契約者の氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、及び契約内容を得ることができる。
図4は、第1のコンピュータ201がアクセス可能な契約者データベースDB1に含まれている検針データベースDB1−2のデータ内容を示す模式図である。検針データベースDB1−2は、個々の需要家Cである契約者毎に、検針員が検針したその契約者の使用量計11によって指示される検針情報を登録して管理するためのデータベースである。この目的を果たすために、検針データベースDB1−2は、契約者に対応付けて、検針日、検針値、電力使用量、及び電力使用料金等のデータを登録している。これらのうち、検針日及び検針値は、検針ターミナル101から送信された検針データをそのまま登録している。電力使用量は、第1のコンピュータ201が今回の検針値と前回の検針値との差を算出した値である。電力使用料金は、第1のコンピュータ201が、算出した電力使用量と基本情報データベースDB1−1に登録されているその契約者の契約内容とに基づいて算出した料金である。
図5は、第1のコンピュータ201がアクセス可能な契約者データベースDB1に含まれている誤検針データベースDB1−3のデータ内容を示す模式図である。誤検針データベースDB1−3は、個々の需要家Cである契約者について、検針作業ミスがあったことを登録して管理するためのデータベースである。この目的を果たすために、誤検針データベースDB1−3は、契約者を特定する契約者ID(識別コード)とその者の使用量計11の地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータとを対応付けて、更に、これらの契約者ID(識別コード)及びエリアデータに対応付けて、誤検針日、検針ミスの有無(誤検針情報)、及び配布ミスの有無(誤配布情報)を登録している。これらの誤検針日、検針ミスの有無、及び配布ミスの有無は、第1のコンピュータ201の入力装置209から手入力される。つまり、事業者Aは、需要家Cである契約者から検針作業ミスがあった旨の苦情を受けると、その検針作業ミスを確かめる。つまり、使用量計11の指示数の入力ミスなのか、使用量のお知らせの配布ミスなのかを契約者から聞き出す。そして、その契約者の契約者ID(識別コード)から誤検針データベースDB1−3中のレコード登録欄を見つけ出し、そのレコード欄に誤検針日と検針ミス又は配布ミスがあったことを登録する。なお、誤検針データベースDB1−3は、検針ミス又は配布ミスがないことをNULLデータとして表している。
図6は、第1のコンピュータ201がアクセス可能な交通情報データベースDB2(交通情報データ)のデータ内容を示す模式図である。交通情報データベースDB2は、検針員が検針ターミナル101を携帯所持して自分の割り当て範囲の需要家Cを訪問しようとする際、検針員が位置する場所周辺で発生した交通事故や交通渋滞等の情報を提供するためのデータである。その意味では、交通情報データベースDB2は必ずしもデータベースとして構築されている必要はない。交通情報データベースDB2をデータベースとして構築しているのは、履歴分析等、後々の分析目的のためであり、データベースに第一義的な意味合いはない。交通情報データベースDB2は、地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータに対応付けて、交通事故や交通渋滞等の発生年月日、発生時刻、及びその内容を登録している。これらの発生年月日、発生時刻、及び内容は、第1のコンピュータ201の入力装置209から手入力される。つまり、事業者Aは、交通事故や交通渋滞の情報を監視しており、それらの情報を得ると、その発生地点を特定し、生年月日、発生時刻、及びその内容を登録する。この際、報知ソフト202(図1参照)は、第1のコンピュータ201で特定された発生地点をその発生地点を含むより広域のエリアデータに変換して交通情報データベースDB2に登録する。これにより、検針ターミナル101から送信された現在位置のデータが交通情報データベースDB2に登録されているエリアデータの範囲に入ったならば、換言すると、検針ターミナル101を携帯所持する検針員がそのエリアデータで特定される地球上の位置座標範囲に入ったならば、その近辺で発生している交通事故や交通渋滞の情報を交通情報データベースDB2から検索可能となる。
図7は、第1のコンピュータ201がアクセス可能な気象情報データベースDB3(気象情報データ)のデータ内容を示す模式図である。気象情報データベースDB3は、検針員が検針ターミナル101を携帯所持して自分の割り当て範囲の需要家Cを訪問しようとする際、検針員が位置する場所周辺での気象情報を提供するためのデータである。その意味では、気象情報データベースDB3は必ずしもデータベースとして構築されている必要はない。気象情報データベースDB3をデータベースとして構築しているのは、履歴分析等、後々の分析目的のためであり、データベースに第一義的な意味合いはない。気象情報データベースDB3は、地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータに対応付けて、年月日、時刻、及びその年月日時刻に対応する気象情報を登録している。これらの年月日、時刻、及び気象情報は、気象システム221から自動入力される。つまり、気象システム221は、前述したように、気象庁及び各地の気象観測所のコンピュータ(図示せず)から各地の気象に関するデータを定期的に取り込み、取り込んだデータを気象情報として気象情報データベースDB3に登録する。この際、報知ソフト202(図1参照)は、気象庁及び各地の気象観測所のコンピュータから送信されて気象システム221に取り込まれた地域を特定するデータをエリアデータに変換して気象情報データベースDB3に登録する。これにより、検針ターミナル101から送信された現在位置のデータが気象情報データベースDB3に登録されているエリアデータの範囲に入ったならば、換言すると、検針ターミナル101を携帯所持する検針員がそのエリアデータで特定される地球上の位置座標範囲に入ったならば、その近辺の気象情報を気象情報データベースDB3から検索可能となる。
(営業所Bに設置されている第2のコンピュータ301)
図8は、事業者Aの営業所Bに設置されている第2のコンピュータ301のハードウェア構成を示すブロック図である。第2のコンピュータ301は、各種演算処理を実行して各部を制御するCPU303を有する。CPU303には、BIOS等の固定データを固定的に記憶するROM304と、可変データを書き換え自在に記憶するRAM305と、表示装置306に表示する表示画像を生成するVRAM307と、HDD308とがシステムバスSBを介して接続されている。システムバスSBには、キーボードやポインティングデバイス等(いずれも図示せず)の入力装置309及び通信インターフェース310も接続されている。入力装置309は、CPU303に対してデータ入力を行なうインターフェースである。通信インターフェース310は、CPU303による制御を受け、データ通信コンピュータ311と第2のコンピュータ301との間のデータ通信を実現させる。
ここで、OS(図示せず)や前述した検針ソフト302等のプログラムコードは、HDD308にインストールされている。HDD308にインストールされているOS(図示せず)は、第2のコンピュータ301の起動時にその全部又は一部がRAM305にコピーされる。同様に、検針ソフト302は、その起動時にはその全部又は一部がRAM305にコピーされる。そこで、CPU303を主体とするマイクロコンピュータは、CPU303がRAM305にコピーされたプログラムコードに従い各種情報処理を実行することから、情報処理部を構成する。
(検針ターミナル101)
図9は、検針員が携帯所持する検針ターミナル101のハードウェア構成を示すブロック図である。検針ターミナル101は、各種演算処理を実行して各部を制御するCPU107を有する。CPU107には、コンピュータプログラムを含む固定データを固定的に記憶するROM108と、可変データを書き換え自在に記憶するRAM109と、LCD102に表示する表示画像を生成するVRAM110とがシステムバスSBを介して接続されている。前述したLCD102及びタッチパネル103の他、GPSユニット111、無線通信ユニット112、及び光通信ユニット113も、システムバスSBを介してCPU107に接続され、CPU107による制御を受ける。
GPSユニット111は、人工衛星であるGPS(全地球測位システム)衛星を利用して地球上での位置を正確に割り出す全地球測位システムを構成するハードウェア構造物である。GPSユニット111は、複数個のGPS衛星からの情報をアンテナ(図示せず)によって受信し、GPSユニット111が内蔵する演算処理部(図示せず)によって現在位置を算出する。
無線通信ユニット112は、中継器51(図1参照)との間での無線通信を実行するデジタル回路を内蔵している。
光通信ユニット113は、営業所Bに設置されている第2のコンピュータ301に接続された光通信装置321との間で光通信を実行するデジタル回路を内蔵している。
ここで、CPU107を主体とするマイクロコンピュータは、CPU107がROM108に記憶されたコンピュータプログラムに従い各種情報処理を実行することから、情報処理部を構成する。
(システム上での各部の処理内容とシステムの動作説明)
図10は、検針ターミナル101が内蔵する情報処理部(CPU107等)が実行する処理内容を示すフローチャートである。検針ターミナル101を起動させると、そのCPU107がLCD102にメニュー表示を行なう(ステップS101)。メニューとしては、「検針用データの取得」(ステップS102参照)、「検針」(ステップS103参照)、「その他」(ステップS104参照)が用意されている。これらのメニューは、タッチパネル103でのタッチ指定によって選択指定可能である。
検針用データの取得というメニューは、検針ターミナル101を携帯所持する検針員が自己の検針範囲に含まれている需要家Cについて、検針作業に必要なデータ(検針データ)を取得するためのメニューである。検針員は、通常、営業所Bに勤務しているため、検針ターミナル101は、そのような検針データを営業所Bに設置されている第2のコンピュータ301から取得する。この場合の取得手法は、光通信である。
そこで、検針ターミナル101のCPU107は、メニュー表示(ステップS101)の後、タッチパネル103でのタッチ指定によって検針用データの取得というメニューの選択指定を判定すると(ステップS102のY)、光通信ユニット113を起動する(ステップS105)。そして、第2のコンピュータ301に向けて、光通信ユニット113での光通信によって検針用データのデータ送信要求を送信出力する(ステップS106)。この際、検針ターミナル101のCPU107は、データ送信要求にユーザIDを伴わせる。この場合のユーザIDは、直接的又は間接的に、その検針ターミナル101を携帯所持することになる検針員を特定するための識別コードである。この識別コードは、検針員に付与されたIDであっても(直接的な特定)、検針ターミナル101の自機コードであっても(間接的な特定)、その他のコードであっても良い。つまり、データ送信要求の送り先である第2のコンピュータ301において、当該検針員を特定するのに十分な識別コードであれば、その種類を問わない。
検針ターミナル101のCPU107は、データ送信要求の送信出力(ステップS106)の後、第2のコンピュータ301からの返信受信に待機している(ステップS107)。
図11は、第2のコンピュータ301が内蔵する情報処理部(CPU303等)が検針ソフト302に記述されているプログラムコードに従い実行する処理内容(検針用データのデータ送信)を示すフローチャートである。第2のコンピュータ301は、その営業所Bが管轄している需要家Cについて、事業者Aの検針データベースDB1−2に登録されている検針データを管理している。この場合の管理の手法としては、第2のコンピュータ301が設置されている営業所Bが管轄している需要家Cの検針データを、一例として、夜間バッチ処理等によって事業者Aの検針データベースDB1−2から取得して管理し、別の一例として、事業者Aの検針データベースDB1−2にリアルタイムアクセスで取得して管理している。更に、第2のコンピュータ301は、営業所Bが管轄している需要家Cの検針データのうち、個々の検針ターミナル101を携帯し所持することになる検針員が担当する需要家Cをも管理している。この管理は、一例として、契約者を特定する契約者IDと検針ターミナル101を携帯所持する検針員を特定するユーザIDとの対応関係を規定する対応付けデータをHDD308に保存しておき、その対応付けデータを参照することによってなされる。
第2のコンピュータ301のCPU303は、光通信装置321を介して、検針ターミナル101からの検針用データのデータ送信要求の受信に待機している。そこで、CPU303は、検針用データのデータ送信要求を判定すると(ステップS301のY)、受信したデータ送信要求に伴われているユーザIDに基づいて検針用データの絞込み処理を実行する。つまり、受信したユーザIDに対応付けられている契約者IDを持つ検針用データのみを抽出し、データ送信要求を送ってきた検針ターミナル101に光通信装置321によって返信する(ステップS303)。
図10に示すフローチャートの説明に戻る。検針ターミナル101のCPU107は、第2のコンピュータ301からの返信受信を判定すると(ステップS107のY)、取得した検針用データをRAM109に記憶する。これにより、検針ターミナル101は、検針処理を行なうことができる状態となる。
そこで、検針ターミナル101のCPU107は、メニュー表示(ステップS101)の後、タッチパネル103でのタッチ指定によって「検針」というメニューの選択指定を判定すると(ステップS103のY)、GPSユニット111及び無線通信ユニット112を起動し(ステップS109)、GPSユニット111での現在位置情報の取得処理を実行する(ステップS110)。そして、CPU107は、事業者Aの第1のコンピュータ201に向けて、交通情報及び気象情報の問い合わせを行なう(ステップS111)。この際、検針ターミナル101は、第1のコンピュータ201を宛先とし、GPSユニット111によって取得した現在位置情報を含む問合せ伝文を作成し、これを無線通信ユニット112から無線で送信出力する。すると、その問合せ伝文は中継器51に受信され、事業者Aのデータ通信コンピュータ241を介して第1のコンピュータ201に送信される。
図12は、第1のコンピュータ201が内蔵する情報処理部(CPU203等)が報知ソフト202に記述されているプログラムコードに従い実行する処理内容(問合せ返信)を示すフローチャートである。第1のコンピュータ201のCPU203は、検針ターミナル101からの交通情報及び気象情報の問い合わせの受信の判定(ステップS201)、誤検針情報の問い合わせ受信の判定(ステップS202)に待機している。そこで、CPU203は、検針ターミナル101からの交通情報及び気象情報の問い合わせの受信を判定すると(ステップS201のY)、交通情報データベースDB2及び気象情報データベースDB3を検索し、対応する交通情報及び気象情報を検索する(ステップS203)。この検索は、受信した問合せ伝文に含まれている現在位置情報によって特定される現在位置が含まれているエリアデータを有する交通情報及び気象情報のうち、当日の情報を交通情報データベースDB2及び気象情報データベースDB3から検索取得することによってなされる。
第1のコンピュータ201は、対応する交通情報を及び気象情報を交通情報データベースDB2及び気象情報データベースDB3から検索取得したならば、その検索結果を送信伝文として作成する(ステップS204)。そして、作成した送信伝文を問合せ元である検針ターミナル101に向けて返信する(ステップS205)。
図10に示すフローチャートの説明に戻る。検針ターミナル101のCPU107は、第1のコンピュータ201からの返信受信を判定すると(ステップS112のY)、取得した受信情報である交通情報及び気象情報をLCD102に表示する(ステップS113)。これにより、その検針ターミナル101を携帯所持してこれから個々の需要家Cを訪問しようとするに際して、検針員は、途中で生じた交通事故や交通渋滞の情報や、各種の気象情報を知ることができる。したがって、交通事故や交通渋滞を避けたルートで個々の需要家Cを訪問することができる。また、検針員は、雷雨や積雪等の気象情報を得たならば、その備えをして個々の需要家Cを訪問することができる。
続いて、検針ターミナル101のCPU107は、事業者Aの第1のコンピュータ201に向けて、誤検針情報の問い合わせを行なう(ステップS114)。この際、検針ターミナル101は、第1のコンピュータ201を宛先とし、GPSユニット111によって取得した現在位置情報を含む問合せ伝文を作成し、これを無線通信ユニット112から無線で送信出力する。すると、その問合せ伝文は中継器51に受信され、事業者Aのデータ通信コンピュータ241を介して第1のコンピュータ201に送信される。
図12に示すフローチャートを参照する。第1のコンピュータ201のCPU203は、検針ターミナル101からの誤検針情報の問い合わせの受信を判定すると(ステップS202のY)、誤検針データベースDB1−3を検索し、対応する誤検針データを検索する。この検索は、受信した問合せ伝文に含まれている現在位置情報によって特定される現在位置が含まれているエリアデータを有する誤検針情報のレコードを誤検針データベースDB1−3から検索取得することによってなされる(ステップS206)。
第1のコンピュータ201は、対応する誤検針情報を誤検針データベースDB1−3から検索取得したならば、その検索結果を送信伝文として作成する(ステップS207)。そして、作成した送信伝文を問合せ元である検針ターミナル101に向けて返信する(ステップS208)。
図10に示すフローチャートの説明に戻る。検針ターミナル101のCPU107は、第1のコンピュータ201からの返信受信を判定すると(ステップS115のY)、取得した受信情報である誤検針情報をLCD102に表示する(ステップS116)。この場合、検針ターミナル101のCPU107は、受信した誤検針情報中の検針ミス及び配布ミスのデータがいずれもNULLデータである場合、検針ミスも配布ミスもなかったことになるので、誤検針情報をLCD102に積極表示する必要はない。もっとも、実施に際しては、そのような場合であっても、検針ミス及び配布ミスがなかったことを示す情報をLCD102に表示しても良い。これに対して、CPU107は、誤検針情報中、検針ミスがあったことを示すデータが設定されている場合にはその旨を、配布ミスがあったことを示すデータが設定されている場合にはその旨、それぞれLCD102に表示する。
このような表示処理(ステップS116)が実行される結果、検針員がある需要家Cを訪問し、その使用量計11の前に立ってその指示数を読み取ろうとした場合、過去にその需要家Cについて検針ミス又は配布ミスがあれば、その旨が検針ターミナル101のLCD102に表示される。これにより、検針員に注意が喚起され、使用量計11の指示数の入力ミスである誤検針、使用量のお知らせの配布ミスである誤配布を未然に防止することができる。
検針ターミナル101のCPU107は、ステップS116での誤検針情報の表示処理の後、指示数入力の判定処理に待機している(ステップS117)。そこで、検針員がタッチパネル103やキーボード104によって需要家Cを特定した上で、その使用量計11の指示数を入力すると、CPU107はこれを判定し(ステップS117のY)、入力された指示数をRAM109に記憶保存し、プリンタ106によって使用量のお知らせをプリントアウトする処理を実行する(ステップS118)。
ステップS117で指示数入力を判定する際、検針ターミナル101では、需要家Cの契約者IDが特定されている。そこで、検針ターミナル101のCPU107は、無線通信ユニット112によってその契約者IDを第1のコンピュータ201に向けて無線送信する(ステップS119)。これは、事業者Aの第1のコンピュータ201において、誤検針データベースDB1−3における新規レコードの登録処理に資するためである。
図13は、第1のコンピュータ201が内蔵する情報処理部(CPU203等)が報知ソフト202に記述されているプログラムコードに従い実行する処理内容(新規レコード登録)を示すフローチャートである。第1のコンピュータ201のCPU203は、検針ターミナル101から無線で送信出力された契約者IDを受信すると(ステップS251のY)、誤検針データベースDB1−3を検索し、その契約者IDで特定されるレコードの有無を判定する(ステップS252)。その結果、レコードが既にあれば(ステップS252のY)、そのまま処理を終了する。これに対して、レコードがなければ(ステップS252のN)、誤検針データベースDB1−3に、受信した契約者IDについての新規レコードを作成し登録する(ステップS253)。この場合、第1のコンピュータ201は、検針ターミナル101からの誤検針情報の問合せ(図10中のステップS114)によって、検針ターミナル101のGPSユニット111によって測位された現在位置情報を受信しているので、最新に受信した現在地位情報によって特定される地球上の座標位置を中心とする所定範囲座標をエリアデータとして登録する。これにより、手入力によることなく、誤検針データベースDB1−3中の個々のレコードを自動生成することができる。
図10に示すフローチャートの説明に戻る。検針ターミナル101のCPU107は、他の処理の実行指定の有無を判定し(ステップS120)、指定がなければ(ステップS120のN)、ステップS110〜ステップS119の処理を繰り返す。これに対して、他の処理の実行指定があれば(ステップS120のY)、ステップS104で他の処理の実行指定を判定した場合(ステップS104のY)と同様に、該当する他の処理を実行した後(ステップS121)、ステップS101のメニュー表示にリターンする。
そして、タッチパネル103やキーボード104によって業務終了が選択されるまでステップS101のメニュー表示にリターンし、業務終了が選択指定されれば(ステップS122のY)、業務を終了する。
以上説明したように、本実施の形態のシステムによれば、検針員がある需要家Cを訪問し、その使用量計11の前に立ってその指示数を読み取ろうとした場合、過去にその需要家Cについて検針ミス又は配布ミスがあれば、その旨を検針ターミナル101のLCD102に表示させることができる。これにより、検針員に注意が喚起され、使用量計11の指示数の入力ミスである誤検針、使用量のお知らせの配布ミスである誤配布を未然に防止することができる。
また、検針ターミナル101を携帯所持してこれから個々の需要家Cを訪問しようとするに際して、検針員は、途中で生じた交通事故や交通渋滞の情報や、各種の気象情報を知ることができる。したがって、検針員は、交通事故や交通渋滞を避けたルートで個々の需要家Cを訪問することができ、また、雷雨や積雪等の気象情報に応じた備えをして個々の需要家Cを訪問することができる。
本発明の実施の一形態である検針システムの全体構成を示す模式図である。 事業者のコンピュータである第1のコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 第1のコンピュータがアクセス可能な契約者データベースに含まれている基本情報データベースのデータ内容を示す模式図である。 第1のコンピュータがアクセス可能な契約者データベースに含まれている検針データベースのデータ内容を示す模式図である。 第1のコンピュータがアクセス可能な契約者データベースに含まれている誤検針データベースのデータ内容を示す模式図である。 第1のコンピュータがアクセス可能な交通情報データベース(交通情報データ)のデータ内容を示す模式図である。 第1のコンピュータがアクセス可能な気象情報データベース(気象情報データ)のデータ内容を示す模式図である。 事業者の営業所に設置されている第2のコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 検針員が携帯所持する検針ターミナルのハードウェア構成を示すブロック図である。 検針ターミナルが内蔵する情報処理部が実行する処理内容を示すフローチャートである。 第2のコンピュータが内蔵する情報処理部が実行する処理内容(検針用データのデータ送信)を示すフローチャートである。 第1のコンピュータが内蔵する情報処理部が実行する処理内容(問合せ返信)を示すフローチャートである。 第1のコンピュータが内蔵する情報処理部が実行する処理内容(新規レコード登録)を示すフローチャートである。
符号の説明
101 検針ターミナル
102 LCD(表示部)
103 タッチパネル(入力部)
104 キーボード(入力部)
105 ハウジング
107 CPU(情報処理部)
111 GPSユニット
112 無線通信ユニット
201 第1のコンピュータ(コンピュータ)
DB1−3 誤検針データベース
DB2 交通情報データベース(交通情報データ)
DB3 気象情報データベース(気象情報データ)

Claims (10)

  1. 情報を表示するための表示部と、
    情報を入力するための入力部と、
    GPS(全地球測位システム)衛星からの信号を受信して地球上の現在位置を測位するGPSユニットと、
    無線通信を実行する無線通信ユニットと、
    情報処理を実行する情報処理部と、
    を携帯可能なハウジングに備え、前記情報処理部は、
    地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータと使用量計の検針作業ミスである誤作業情報とを対応付けて記憶する誤検針データベースにアクセスして現在位置のデータから誤作業情報を検索可能な事業者側のコンピュータに向けて、前記GPSユニットが測位した現在位置のデータを前記無線通信ユニットによって無線送信する処理と、
    前記コンピュータが検索して返信した誤作業情報を前記無線通信ユニットで受信して前記表示部に表示する処理と、
    前記入力部によって入力された需要家の識別コードに当該需要家の使用量計の指示数を対応付けて記憶保存する処理と、
    を実行する検針ターミナル。
  2. 前記誤作業情報は、使用量計の指示数の入力ミスを特定する誤検針情報である、請求項1記載の検針ターミナル。
  3. 前記誤作業情報は、使用量のお知らせの配布ミスを特定する誤配付情報である、請求項1記載の検針ターミナル。
  4. 前記情報処理部は、
    前記コンピュータが受信した現在位置のデータから地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータと交通情報とを対応付けて記憶する交通情報データにアクセスして現在位置のデータから交通情報を検索可能な事業者側のコンピュータに向けて、前記GPSユニットが測位した現在位置のデータを前記無線通信ユニットによって無線送信する処理と、
    前記コンピュータが検索して返信した交通情報を前記無線通信ユニットで受信して前記表示部に表示する処理と、
    を実行する請求項1、2又は3記載の検針ターミナル。
  5. 前記情報処理部は、
    前記コンピュータが受信した現在位置のデータから地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータと気象情報とを対応付けて記憶する気象情報データにアクセスして現在位置のデータから気象情報を検索可能な事業者側のコンピュータに向けて、前記GPSユニットが測位した現在位置のデータを前記無線通信ユニットによって無線送信する処理と、
    前記コンピュータが検索して返信した気象情報を前記無線通信ユニットで受信して前記表示部に表示する処理と、
    を実行する請求項1、2又は3記載の検針ターミナル。
  6. 情報を表示するための表示部と、情報を入力するための入力部と、GPS(全地球測位システム)衛星からの信号を受信して地球上の現在位置を測位するGPSユニットと、無線通信を実行する無線通信ユニットと、を携帯可能なハウジングに備える検針ターミナルと、
    地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータと使用量計の検針作業ミスである誤作業情報とを対応付けて記憶する誤検針データベースにアクセスして現在位置のデータから誤作業情報を検索可能な事業者側のコンピュータと、
    を備え、
    前記検針ターミナルの情報処理部が、前記コンピュータに向けて、前記GPSユニットが測位した現在位置のデータを前記無線通信ユニットによって無線送信する処理を実行し、
    前記コンピュータの情報処理部が、前記検針ターミナルから受信した現在位置のデータに対応付けられている誤作業情報を前記御検針データベースから検索して前記検針ターミナルに返信する処理を実行し、
    前記検針ターミナルの情報処理部が、前記コンピュータが検索して返信した誤作業情報を前記無線通信ユニットで受信して前記表示部に表示する処理を実行し、
    前記検針ターミナルの情報処理部が、前記入力部によって入力された需要家の識別コードに当該需要家の使用量計の指示数を対応付けて記憶保存する処理を実行する、
    検針システム。
  7. 前記コンピュータの情報処理部が、地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータと交通情報とを対応付けて記憶する交通情報データにアクセスして、前記検針ターミナルから受信した現在位置のデータに対応付けられている交通情報を検索して前記検針ターミナルに返信する処理を実行し、
    前記検針ターミナルの情報処理部が、前記コンピュータが検索して返信した交通情報を前記無線通信ユニットで受信して前記表示部に表示する処理を実行する、
    請求項6記載の検針システム。
  8. 前記コンピュータの情報処理部が、地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータと気象情報とを対応付けて記憶する気象情報データにアクセスして、前記検針ターミナルから受信した現在位置のデータに対応付けられている気象情報を検索して前記検針ターミナルに返信する処理を実行し、
    前記検針ターミナルの情報処理部が、前記コンピュータが検索して返信した気象情報を前記無線通信ユニットで受信して前記表示部に表示する処理を実行する、
    請求項6記載の検針システム。
  9. 前記検針ターミナルの情報処理部が、前記コンピュータに向けて、前記入力部によって入力された需要家の識別コードを前記無線通信ユニットによって無線送信する処理を実行し、
    前記コンピュータの情報処理部が、前記検針ターミナルから受信した需要家の識別コードのレコードが前記誤検針データベースに登録されていない場合、当該識別コードと前記検針ターミナルから受信した現在位置のデータとを対応付けた新規レコードを前記誤検針データベースに作成する処理を実行する、
    請求項6、7又は8記載の検針システム。
  10. 前記誤検針データベースに作成される新規レコード中の現在位置のデータは、当該現在位置を含む地球上の位置座標範囲を規定するエリアデータである、請求項9記載の検針ステム。
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