JP4986808B2 - シートベルト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、緊急拘束時に搭乗者への衝撃を緩和する機能を有するエアバッグを備えたシートベルト装置に関するものである。
従来、車両の衝突等の緊急時に搭乗者の身体を座席シートに拘束するための各種シートベルト装置が使用されている。
近年、車両に大きな外力が加わる大事故が発生した場合、搭乗者の身体を拘束するシートベルト(以下、ウェビングという)に荷重が集中して搭乗者に衝撃を与えることのないよう、ウェビングにエアバッグを備えたシートベルト装置がすでに提唱されている(例えば、特許文献1参照)。このシートベルト装置は、搭乗者の肩から胸の前を通って斜め下に腰まで延びるショルダーウェビングと、腰の前を横断するラップウェビングとを一連に備えたいわゆる3点式シートベルトの構成のものである。
特開2003−312439号公報
近年、車両の側方からの衝突や車体横転などにより身体のあらゆる方向に作用する衝撃に対し、拘束性能のさらなる向上が求められつつある。ウェビングに設けたエアバッグについても、同様に、衝撃の緩和性能のさらなる向上が求められつつある。
本発明は、身体の拘束性能および衝撃の緩和機能を向上させたシートベルト装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明は、座席シートに4箇所の連結部で連結されている複数のウェビングと、前記座席シートに着座した搭乗者の身体を拘束するよう前記複数のウェビングを結合させるバックル装置と、前記複数のウェビングのうち前記搭乗者の上半身を拘束する上半身用ウェビング部の少なくとも一つに設けられているエアバッグと、 前記エアバッグを膨張させるための膨張用ガスを発生させるための膨張用ガス発生装置とを有し、前記エアバッグは、前記上半身用ウェビング部に下端を縫い付けて取り付けられており、前記上半身用ウェビング部の巻き取りにより、前記エアバッグが蛇腹状に折り畳んで前記座席シート内に収納されることを特徴とする。
これにより、バックル装置で結合された複数のウェビングは4箇所の連結部で座席シートに連結されたいわゆる4点式シートベルト装置として機能するため、3点式シートベルト装置と比較して搭乗者の身体に対するウェビングの受圧面積の増加と衝突荷重の分散性能が向上し、前方から衝撃を受ける前突の場合に対しては衝撃の緩和機能が向上する。また、3点式シートベルト装置と比較して搭乗者の身体に対するウェビングの拘束箇所が増えるため、側方から衝撃を受ける側突などに対しても身体の拘束性能が向上し、また上半身用ウェビング部に設けたエアバッグによる拘束もより安定する。すなわち、膨張用ガス発生装置から発生した膨張用ガスで膨張したエアバッグが安定して搭乗者の身体を拘束できるため衝撃の緩衝機能が向上する。
これにより、ウェビングを装着した搭乗者に対し、普段は上半身用ウェビング部のエアバッグ部分を隠しておいて、車両の衝突等の衝撃発生時に、座席シートからエアバッグを膨張展開して搭乗者の頭部等の保護に供することができる。
の発明は、上記第の発明において、前記座席シート内のエアバッグの収納部に、平板部に筒体を貫通するように立設したガイド部材を設け、前記上半身用ウェビングを前記筒体内に挿通し、前記筒体の外面に前記エアバッグの後端部を貫装して、前記上半身用ウェビング部の巻き取りにより、前記エアバッグの後端を前記平板部に当接させて、前記エアバッグを前記筒体上で蛇腹状に折り畳ませたことを特徴とする。
これにより、上半身用ウェビング部の巻き取ることによって、エアバッグを容易に蛇腹状に折り畳んで収納部に収納することができる。
の発明は、第又は第の発明において、前記エアバッグの内側に、低摩擦性のシート材を設けたことを特徴とする。
これにより、エアバッグが膨張展開する際、折り畳まれたエアバッグがショルダーウェビングに沿って円滑に伸長して、運転者の頭部の両側に容易に展開することができる。
本発明によれば、身体の拘束性能および衝撃の緩和機能を向上させることができる。
次に、本発明によるシートベルト装置の一実施の形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
図1は車両運転席用座席シートに設置した本発明の一実施の形態に係るシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図、図2はシートベルト装置を斜め後方から透視して見た斜視図である。なお、以下において、右ハンドル仕様の車両運転席に設置される座席シートへの適用例を示すものであり、図1中の左側及び図2中の右側(着座している運転者から見た右側)が窓側(車両外側)となっている。
図1において、座席シート2に運転者(搭乗者;特に図示せず)が着座した際の両肩の近傍位置の2カ所、すなわち運転者の背面に位置する座席シート2のバックシート部2aの上方両側の2カ所にそれぞれ挿通孔3が形成されており、運転者から見て右側(図1中左側;以下運転者右側という)の挿通孔3からは運転者の右肩を拘束する右側ショルダーウェビング(上半身用ウェビング部)4が挿通し、運転者から見て左側(図1中右側;以下運転者左側という)の挿通孔3からは運転者の左肩を拘束する左側ショルダーウェビング(上半身用ウェビング部)5が挿通している。なお、図2に示すように、各ショルダーウェビング4,5の後方の端部は座席シート2内部に設けられた後述する調整移動板に固定されている。
また運転者の座面に位置する座席シートのラップシート部2bの下面の左右両側にはウェビングの引き出しと巻き取りが可能な2つのリトラクタ6が固定設置されており、運転者右側のリトラクタ6からは運転者の右側下半身を拘束する右側ラップウェビング7が連結され、運転者左側のリトラクタ6からは運転者の左側下半身を拘束する左側ラップウェビング8が連結されている。なお、これら2つのリトラクタ6は、座席シート2に対する各ラップウェビング7,8の連結部として機能する。
右側ショルダーウェビング4と右側ラップウェビング7のそれぞれの自由端は同一のタング9に連結されており、左側ショルダーウェビング5と左側ラップウェビング8のそれぞれの自由端は上記タング9と結合可能な同一のバックル部10に連結されている。運転者は、座席シート2に着座した際に各ショルダーウェビング4,5をそれぞれ同じ側の肩にかけ、身体の前面でタング9とバックル部10を結合させることによりシートベルト装置1を装着させることができる。その後に、各リトラクタ6が適宜各ラップウェビング7,8を巻き取ることで、各ウェビング4,5,7,8全体が余分な緩みをなくすよう装着される。
この装着状態において、4本のウェビング4,5,7,8がそれぞれの一端を座席シート2に連結固定されたまま協働して運転者の身体を拘束しているため、シートベルト装置1全体はいわゆる4点式シートベルト装置として機能する。
そして、各ショルダーウェビング4,5には、この装着状態で運転者の肩に接触する部分にエアバッグ11が設けられている。このエアバッグ11は、後述するインフレータ(図2参照)から燃焼圧縮ガスが供給されると運転者の頭部の側方で瞬発的に大きく膨張展開するものであり、公知の車両用エアバッグと同様に運転者の頭部に対して衝突などによる衝撃を緩和するものである。
図2において、座席シート2のバックシート部2aの内部には、上下方向に配置した2本のガイドレール12が対向して固定設置されている。上記各ショルダーウェビング4,5の後方端部はそれぞれ固定ブラケット(連結部)13で調整移動板14に固定されており、この調整移動板14が2つのガイドレール12の間に挟まれて上下に摺動可能に設けられている。
調整移動板14には、その上下移動方向に平行な配置でウォームギアラック15が設けられており、このウォームギアラック15に噛合するウォームギア16がバックシート部2a内部に別に固定されたモータボックス17の出力軸に軸設されている。
また調整移動板14には、上記エアバッグ11を膨張展開させるための燃焼圧縮ガス(膨張用ガス)を供給するインフレータ(膨張用ガス発生装置)18が設置されており、固定配管19を介して各エアバッグ11に連通している。
また各ショルダーウェビング4,5は、バックシート部2a内部にそれぞれ回転可能に設けられた支持ローラ20に支持されて挿通孔3に挿通している。
図3は、本発明に係るシートベルト装置1の制御系を表す制御ブロック図である。図3において、運転者が乗車する車体Aの適宜箇所に衝突物Bが衝突した際の衝撃を検出する衝撃センサ、例えば加速度センサ21と、衝突物Bと車体Aとの距離を計測する距離センサ、例えばレーダセンサ22とを備え、それらの各センサ21,22は、制御ユニット23に接続されている。
この制御ユニット23は、リトラクタ6に対して各ラップウェビング7,8の巻き取り動作と引き出し動作の切り換えを制御できるよう接続され、インフレータ18に対してその内部で膨張用ガス発生のための燃焼開始を制御できるよう接続され、例えばカメラやポジションセンサを用いて座席シート2に着座した運転者の体型及びシートベルト装置1の装着を検出する特に図示しない体型センサ24に接続され、モータボックス17に対してウォームギア16の正回転、逆回転及び停止を制御できるよう接続されている。
制御ユニット23は、体型センサ24からシートベルト装置1の装着と着座した運転者の体型の大きさが入力されると、リトラクタ6に対して所定の張力により各ラップウェビング7,8を巻き取るよう制御信号を出力するとともに、モータボックス17に対して調整移動板14を移動させるよう制御信号を出力する。
ここで、各ショルダーウェビング4,5に設けられているエアバッグ11は、インフレータ18から供給される限られた燃焼圧縮ガスにより瞬発的に膨張展開させる必要があることから所定の限られた長さ(限られた容積)で形成されるものとなっている。そのため、シートベルト装置1を装着する運転者の個人の体型差に対応してエアバッグ11が常にその運転者の所定の身体部分(主に肩の前面)に位置するよう、各ショルダーウェビング4,5の移動調整を行う。
つまりリトラクタ6を巻き取り作動させて各ウェビング4,5,7,8の余分な緩みをなくしつつ、調整移動板14を移動させて各ショルダーウェビング4,5及び各エアバッグ11の移動を行う。
図4は座席シート2を透視して調整移動板14および各ショルダーウェビング4,5の移動の様子を説明する前後方向の断面図である。この図4において、制御ユニット23は、モータボックス17を駆動してウォームギア16の正回転と逆回転を制御することで、ウォームギア16に噛合するウォームギアラック15とともに調整移動板14を上下方向に移動させ、調整移動板14に一端が固定されている各ショルダーウェビング4,5の前後方向の移動(つまり挿通孔3からの引き込みと引き出し)を制御できる。
これにより、制御ユニット23は体型センサ24から検出された運転者の体型(座高や上半身の厚みなど)に応じてエアバッグ11を対応した位置に配置させることができる。なお、2つのショルダーウェビング4,5の移動が同時にかつ同じ移動量で行われるため、各ウェビング4,5,7,8の装着状態のバランスを良好に維持したままの調整が行える。またこのとき、調整移動板14に固定されているインフレータ18及び固定配管19も調整移動板14とともに移動するため、各ショルダーウェビング4,5及び各エアバッグ11との配置関係が変わらずに安定した膨張用ガスの供給性能が維持される。
また、図3において、車体Aに向けて車体側方から他の車両Bが接近してくると、車両Bがレーダセンサ22によって検出される。そして、レーダセンサ22からの信号に基づいて制御ユニット23によって車両Bの位置、接近速度等が計測され、それによって衝突可能性が判断される。
そして、制御ユニット23において、衝突可能性が大であると判断された場合には、リトラクタ6にさらに強い張力で各ラップウェビング7,8を巻き取るよう制御信号を出力し、衝突による衝撃に備えて運転者の身体をより強く拘束させる。この状態は、車両Bの衝突可能性が小さくなるまで維持される。
一方、車体Aに車両Bが衝突した場合には、その衝撃は加速度センサ21を介して制御ユニット23によって検出される。すると、制御ユニット23によってインフレータ18の発火剤が点火され、それによって燃焼圧縮ガスが発生される。この燃焼圧縮ガスは、固定配管19を介して各エアバッグ11内に噴出され、それによって各エアバッグ11が運転者の頭部の両側で膨張展開する。
以上において、タング9とバックル部10とがバックル装置を構成する。また、調整移動板14、ウォームギアラック15、ガイドレール12、ウォームギア16、及びモータボックス17が連結部移動装置を構成する。
以上説明した構成である本実施形態のシートベルト装置1によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、本実施形態のシートベルト装置1においては、タング9とバックル部10で結合された4本のウェビング4,5,7,8は4箇所の連結部(固定ブラケット13、リトラクタ6)で座席シート2に連結されたいわゆる4点式シートベルト装置として機能するため、運転者の身体に対するウェビングの受圧面積の増加と衝突荷重の分散性能がさらに向上し、前方から衝撃を受ける前突の場合に対しては衝撃の緩和機能が向上する。また、運転者の身体に対するウェビングの拘束箇所が増えるため、側方から衝撃を受ける側突などに対しても身体の拘束性能がさらに向上し、また各ショルダーウェビング4,5に設けたエアバッグ11による拘束もより安定する。すなわち、インフレータ18から発生した燃焼圧縮ガスにより膨張したエアバッグ11が安定して搭乗者の身体を拘束できるため衝撃の緩衝機能が向上する。
なお、同じ側のショルダーウェビング4,5とラップウェビング7,8どうしは一体のウェビングで形成してもよく、その場合にはそれらのウェビングの所定の位置にタング9とバックル部10を固定して設ければよい。
また、本実施形態においては、ショルダーウェビング4,5は運転者の両肩をそれぞれ拘束する2カ所に配置されていることにより、各ショルダーウェビング4,5が側突などによる側方からの衝撃に対して特に頭部の拘束を安定させることができる。さらに車両等の窓側に位置するショルダーウェビング4,5にエアバッグ11が設けられていることにより、その窓側に位置するエアバッグ11が車両等の外側からの衝撃を緩和することができる。
なお、エアバッグ11は少なくとも窓側に位置するショルダーウェビング(本実施形態の例では右側ショルダーウェビング4)に設けていることが必要であるが、必ずしも上半身を拘束する全てのウェビングにエアバッグ11を設ける必要はない。例えば図1に対応する図5に示すように、窓側の右側ショルダーウェビング4にエアバッグ11を設けている一方で、逆側の左側ショルダーウェビング5にはエアバッグ11を設けずにリトラクタ6で引き込み可能に連結するようにしてもよい。このように構成した場合、さらに各ウェビング4,5,7,8の緩みを除いた安定した装着が可能となる。
また、本実施形態においては、エアバッグ11の位置を調整するようショルダーウェビング4,5が連結している固定ブラケット13を移動させる調整移動板14、ウォームギアラック15、ガイドレール12、ウォームギア16、及びモータボックス17を座席シート2に設けていることにより、運転者の体型に合わせてショルダーウェビング4,5に設けたエアバッグ11を対応する位置に移動するよう調整することができる。
なお、エアバッグ11を膨張展開させるガスの発生装置は発火燃焼を行うインフレータ18に限られず、他にも例えばエアポンプを用いることもできる。図6は、膨張用ガスの発生装置としてエアポンプをシートベルト装置1に設けた構成で、図2に対応する図である。この図6において、エアポンプ25は調整移動板14にではなくバックシート部2a内部に固定設置されている。これは、一般的なエアポンプ25の重量が大きいために上下方向に移動させる調整移動板14に固定することが困難なためである。しかし、弾性材料からなり十分に長く形成された弾性配管26を用いてエアポンプ25と各エアバッグ11とを連通接続させることで、調整移動板14及び各ショルダーウェビング4,5が移動しても弾性配管26が変形してエアポンプとエアバッグ11の連通を維持させることができる。
そしてガスの排出動作と吸引動作の両方が可能なエアポンプ25を用いた場合には、エアバッグ11の膨張と収縮を繰り返してリピータブルに動作させることができ、さらにその周期を短く小刻みに行うことでエアバッグ11を脈動させることもできる。これを利用して運転者に何らかの運転操作異常や衝突可能性の変化を体感的に警告することもできる。
また、本実施形態においては、エアバッグ11が設けられているショルダーウェビング4,5以外のラップウェビング7,8を座席シート2に連結する箇所にそれらラップウェビング7,8を巻き取り可能なリトラクタ6を有しているため、各ウェビング4,5,7,8を運転者の身体に容易に装着させることができる。なお、リトラクタ6の固定位置は座席シート2に限られず、車体などに固定することもできる。
なお、本実施形態では2本のラップウェビング7,8の各端部を2つの独立したリトラクタ6でそれぞれ巻き取り可能に連結しているが、これに限られず例えば、図1に対応する図7に示すように、2本のラップウェビング7,8の各端部をラップシート部2bの下面に固定した一つの一体型リトラクタ31で巻き取り可能に連結してもよい。
図8は、上記図7中に示した一体型リトラクタ31の内部構成を表す図であり、筐体を透視して示した図である。この図8において、点線で表す略立方体形状の筐体32の内部には車両前後方向と平行な配置の回転軸33周りに回転可能な共通ローラ34が軸設されている。また2つのラップウェビング7,8の両端が、それぞれ筐体32の左右両側に形成されたスリット35を介して筐体32内部の上記共通ローラ34の外周側面で互いに逆側に対向する位置にそれぞれ結合されている。
そしてこのような構成の一体型リトラクタ31において、図示しないモータなどの駆動装置により上記共通ローラ34を一方の回転方向(例えば図中のA方向)に回転させることで、2つのラップウェビング7,8が同時にかつ同じ巻き取り量で共通ローラ34周りに巻き取られることになる。また、2つのラップウェビング7,8が共通ローラ34にある程度の巻き取り量で巻き取られた状態で、それから共通ローラ34を逆の回転方向(例えば図中のB方向)に回転させる(又は各ラップウェビング7,8の自由な引き出しを許容する)ことにより各ラップウェビング7,8を共通ローラ34から引き出すことができる。
このような一体型リトラクタ31を用いることにより、駆動装置を含めた全体の構成の簡易化、及び設置スペースの省略化を図ることができるとともに、左右2つのラップウェビング7,8の同時かつ同量分の巻き取りと引き出しが行えるため4つのウェビング4,5,7,8全体の装着バランスが良好となる。また、この一体型リトラクタは、例えば図1に対応する図9に示すように、一体型リトラクタ31A内部の共通ローラ34Aの回転軸33Aを車両上下方向と平行な配置で軸設することにより、共通ローラ34Aの径を大きく形成して各ラップウェビング7,8の巻き取り可能な量を増加させることができる。
また、本実施形態においては、タング9及びこのタング9に結合可能なバックル部10とを各ウェビング4,5,7,8に接続して有していることにより、各ウェビング4,5,7,8を運転者の身体に容易に装着させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)タングとバックル部を座席シートのラップシート部に固定する場合
上記実施の形態ではタング9とバックル部10とを結合させてそのまま位置を固定せずに自由に移動できるようにしていたが、ラップシート部2bに固定させるようにしてもよい。
すなわち、図1に対応する図10に示すように、ラップシート部2bの上面で運転者が着座した際の両脚部の間の位置に下方固定部(固定部)27を設けるようにしてもよい。特に詳しく図示しないが、この下方固定部27の上方の先端部分は、タング9と結合したバックル部10を把持して固定できる構成となっている。運転者はタング9とバックル部10を結合して各ウェビング4,5,7,8を装着した後に、この下方固定部27にバックル部10を把持させて位置固定させることができる。
以上において、タング9、バックル部10、及び下方固定部27がバックル装置を構成する。
このようにバックル部10を運転者の両脚部の間の位置に固定した状態では、左右2つのショルダーウェビング4,5がどちらも同じ十分な長さで挿通孔3から引き出されている状態となり、運転者の上半身に対し十分かつ左右のバランスのよい受圧面積を確保できる拘束状態となってそれを維持することができる。
(2)下方固定部を介して膨張用ガスをエアバッグに供給する場合
また、以上においては、エアバッグ11の後方から膨張展開用のガスを供給させていたが、これに限られない。すなわち、図1に対応する図11に示すように、上記第1の変形例の構成においてさらにインフレータ18をバックシート部2a内ではなくラップシート部2bの下方に設け、そこから下方固定部27及びそれに固定したバックル部10とタング9を介してエアバッグ11に連通させる前方供給経路28を設けて燃焼圧縮ガスをエアバッグ11の前方から供給するようにしてもよい。
この場合には、下方固定部27及びそれに固定したバックル部10とタング9を介してエアバッグ11に連通する前方供給経路28の配置が完全に固定されているため、インフレータ18からエアバッグ11までの間の燃焼圧縮ガスの供給が安定し、エアバッグ11の膨張を安定して行うことができる。
本発明の他の実施形態について説明する。前記した実施形態では、右側、左側のショルダーウェビング4,5に設けたエアバッグ11は、座席シート2のバックシート部2aの前部の上半部両側に位置するようにしていたが、エアバッグ11は折り畳んでバックシート部2aに収納して置くようにしてもよい。
図12は車両運転席用座席シートに設置した本発明の他の実施形態に係るシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図、図13はシートベルト装置を斜め前方から透視して見た斜視図である。
本実施形態において、右側、左側のエアバッグ11は、それぞれのショルダーウェビング4,5に下端を縫い付けて取り付けられており、座席シート2のバックシート部2aの内のリトラクタ36によってショルダーウェビング4,5を引き込むことにより、エアバッグ11を蛇腹状に折り畳んでバックシート部2aの上部両側部に区画された収納部2a1内に収納するようになっている。エアバッグ11は、バックシート部2aの収納部2a1内で、燃焼圧縮ガス流入端がインフレータ18からのフレキシブルな弾性配管25の先端の接続端部25aに接続されている。
バックシート部2aの内部には、上記のインフレータ18とリトラクタ36とが固定設置され、その間に調整移動板(ウェビング分配板)37が上下方向に移動自在に設置されている。調整移動板37は、図示しない一対のガイド部材により両端部を上下方向に移動自在に支持された横長の板で、ショルダーウェビング4,5の後端部が移動調整板37の両先端部に連結され、リトラクタ36に接続された押し引き用ウェビング38が移動調整板37の中央部に連結されている。
したがって、リトラクタ36で押し引き用ウェビング38を巻き取って移動調整板37を降下することにより、ショルダーウェビング4,5がバックシート部2aの挿通孔3を通って後方に引き込まれ、これに伴い、ショルダーウェビング4,5に下端を固定したエアバッグ11がバックシート部2aの挿通孔3を通って後方に引き込まれて、バックシート部2aの上部両側部の収納部2a1内に収納される。逆に、リトラクタ36で押し引き用ウェビング38を巻き出して移動調整板37を上昇することにより、ショルダーウェビング4,5がバックシート部2aの挿通孔3を通って前方に押し出され、ショルダーウェビング4,5に下端を固定したエアバッグ11がバックシート部2aの挿通孔3を通って、バックシート部2aの上部両側部のエアバッグ収納部2a1から引き出される。
一方、座席シート2のラップシート部2bの内部には、固定設置したリトラクタ39と、移動可能に設置した三角形状のウェビング分配板40とが配置され、右側、左側のラップウェビング7,8の後端部は、支持ローラ41を介して導かれてウェビング分配板40に連結されている。リトラクタ39とウェビング分配板40とは、押し引き用の42を介して接続されている。
したがって、リトラクタ39による押し引き用ウェビング42の巻き取りで、ウェビング分配板40が引かれて、ラップウェビング7,8が後方に引き込まれ、逆に、リトラクタ39による押し引き用ウェビング42の巻き出しで、ウェビング分配板40が押し出されて、ラップウェビング7,8が前方に押し出される。
バックシート部2aのエアバッグ収納部2a1内には、図14に示すように、ショルダーウェビング4,5の引き込みによって、エアバッグ11を蛇腹状に折り畳ませるためのガイド部材43が設置されている(なお、煩雑を避けるために、図14には右側のショルダーウェビング4だけを示している。以下同様である)。
このガイド部材43は、図15(b)に示すように、一体に形成された平板部43aとラッパ状のガイド筒43bとからなり、平板部43aにガイド筒43bが貫通するように立設している。このガイド筒43内にショルダーウェビング4,5が挿通され、ガイド筒43の外面にエアバッグ11の後端部が貫装される。ガイド部材43の平板部43aには装着孔44が設けられ、この装着孔44にインフレータ18からの弾性配管25の先端の接続端部25aが取り付けられている。接続端部25aには、上記したようにエアバッグ11の燃焼圧縮ガス流入端が接続される。
エアバッグ11は、図14のA−A線断面を示す図15(a)に詳細に示されるように、複数層断面のエアバッグ組み立て体11Aに形成されている。このエアバック組み立て体11Aは、エアバッグ11の内側に低摩擦性のシート材としてプラスチックシート46を添わせて設け、これによって、エアバッグ11とそのショルダーウェビング4との間の滑りを良くしている。また、エアバッグ11の外面を破断可能なカバー45で包んで、エアバッグ11の外面を保護している。
ガイド部材43のガイド筒43bに貫装されたエアバッグ11は、リトラクタ36による押し引き用ウェビング38の巻き取りによって、バックシート部2aの前部の上部両側の挿通孔3を通ってショルダーウェビング4,5がバックシート部2aの上部両側部内へ引き込まれると、これに伴い挿通孔3を通ってバックシート部2aの上部両側部内に引き込まれるが、このとき、エアバッグ11の後端部がガイド部材43の平板部43aに当たって後方への移動を阻止される。かくして、図16中の部分拡大図に示すように、エアバッグ11がガイド筒43bの外面上で蛇腹状に折り畳まれた状態で、バックシート部2aの上部両側部のエアバッグ収納部2a1内に収納される。
そして図3の制御ユニット23が、車体Aに車両Bが衝突したときの衝撃を加速度センサ21を介して検出すると、制御ユニット23によってインフレータ18の発火剤が点火され、それによって燃焼圧縮ガスが発生される。この燃焼圧縮ガスは弾性配管25を介して、バックシート部2aの上部両側部のエアバッグ収納部2a1内に収納されているエアバッグ11内に噴出され、それによって折り畳まれていたエアバッグ11がバックシート部2aの挿通孔3を通って膨張しながら、図17に示すように、ショルダーウェビング4,5に沿って伸張する。このとき、エアバッグ11の内側にプラスチックシート46を設けているので、エアバッグ11をショルダーウェビング4,5に沿って円滑に伸長することができる。これにより、膨張したエアバッグ11を座席シート部2に着座した運転者の頭部の両側に容易に展開して、運転者の頭部等を保護することができる。
図15(a)に示したエアバッグ組み立て体は、図18に示すように製造することができる。まず、図18(a)に示すように、2枚の基布の周囲を縫合して、燃焼圧縮ガス流入端48を突出させたエアバッグ11を作成し、ついでエアバッグ11上にプラスチックシート46を重ね、重ねたエアバッグ11とプラスチックシート46とをプラスチックシート46を内側にして幅方向に2つ折りにして重ね合わせる。ついで18(b)に示すように、2つ折りに重ね合わせたエアバッグ11とプラスチックシート46の開放端側を二点鎖線Lで示すように長手方向に縫合する。そしてこのように縫製したものの全体を図15(a)のカバー45で被覆すれば、図15(a)に示すエアバッグ組み立て体11Aが得られる。
このエアバッグ組み立て体11Aは、内側にショルダーウェビング4(5)を通し、エアバッグ11の下端をショルダーウェビング4(5)に縫い付けて、ショルダーウェビング4(5)に設けられる。
本実施形態では、上記のエアバッグ組み立て体11Aの他に、エアバッグを異形に形成したエアバッグ組み立て体を使用することもできる。図19(a)に異形のエアバッグ組み立て体の製造方法を示し、図19(b)に図19(a)のB−B線断面を示す。
この異形のエアバッグ組み立て体11Bを作成するには、まず、2枚の基布の裁断及び周囲の縫合によって、図19(a)に示すように、エアバッグ11の長手方向の一端側を幅方向中央部から先端に向けて次第に狭くした狭幅部11aを有する異形状に作成し、これに対応するように、プラスチックシート46も同形状の狭幅部46aを有する異形状に裁断し、このエアバッグ11上にプラスチックシート46を重ねる。そして重ねたエアバッグ11の広幅部11bとプラスチックシート46の広幅部46bとを幅方向に2つ折りにして重ね合わせ、上記に準じて、2つに折りに重ね合わせた広幅部11bと広幅部46bの開放端側を長手方向に縫合する。一方、エアバッグ11の狭幅部11aとプラスチックシート46aは、2つ折りにせず重ねたままとし、その重ね合わせた狭幅部11aと狭幅部46aを下端部を残して両端部を縫合する。このようにエアバッグ11とプラスチックシート46を縫製したものの全体をカバー45で被覆すれば、エアバッグ11を異形に形成した異形のエアバグ組み立て体11Bが得られる。
この異形のエアバッグ組み立て体11Bは、上記のエアバッグ組み立て体11Aと同様、内側にショルダーウェビング4を通し、エアバッグ11の下端をショルダーウェビング4に縫い付けて、ショルダーウェビング4に設置される。異形のエアバッグ組み立て体11Bの広幅部の断面構造は、エアバッグ組み立て体11Aの断面構造と同一に現れ、エアバッグ組み立て体11Bの狭幅部の断面構造は、図19(b)に示した通りである。
エアバッグ組み立て体11Bによっても、上記したエアバッグ組み立て体11Aと同様な作用効果を奏する。特に本エアバッグ組み立て体11Bによれば、エアバッグ11の先端部が先細りの筒状体になるので、エアバッグ11が直線的な筒状体となるエアバッグ組み立て体11Aのときよりもエアバッグ11が運転者の頭部等の身体に密着しやすく、運転者の身体の保護性能を向上することができる。
車両運転席用座席シートに設置した本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図である。 シートベルト装置を斜め後方から透視して見た斜視図である。 制御系を表す制御ブロック図である。 座席シートを透視して調整移動板および各ショルダーウェビングの移動の様子を説明する前後方向の断面図である。 左側ショルダーウェビングをリトラクタで連結した場合のシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図である。 エアポンプを設けたシートベルト装置を斜め後方から見た斜視図である。 共通ローラの回転軸が前後方向にある一体型リトラクタを設けたシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図である。 一体型リトラクタの内部構成を表す透視図である。 共通ローラの回転軸が上下方向にある一体型リトラクタを設けたシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図である。 下方固定部を設けたシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図である。 ラップシート部の下方にインフレータを設けたシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図である。 車両運転席用座席シートに設置したエアバッグを折り畳んでバックシート部に収納可能とした本発明の他の実施形態に係るシートベルト装置を斜め前方から見た斜視図である。 シートベルト装置を斜め前方から透視して見た斜視図である。 シートベルト装置のエアバッグを収納する前の状態を示す説明図である。 エアバッグを示す断面図(a)及びシートバック部のエアバッグ収納部に設けられたガイド部材を示す斜視図(b)である。 エアバッグが蛇腹状に折り畳まれてエアバッグ収納部に収納されるところを示す説明図である。 蛇腹状に折り畳まれたエアバッグが膨張してエアバッグ収納部から展開したところを示す説明図である。 エアバッグ組み立て体の製造方法を示す説明図である。 エアバッグ組み立て体の他の例を示す図で、製造方法の説明図(a)及び(a)のB−B線断面図(b)である。
符号の説明
1 シートベルト装置
4 右側ショルダーウェビング(上半身用ウェビング部)
5 左側ショルダーウェビング(上半身用ウェビング部)
6 リトラクタ(連結部)
7 右側ラップウェビング
8 左側ラップウェビング
9 タング(バックル装置)
10 バックル部(バックル装置)
11 エアバッグ
12 ガイドレール(連結部移動装置)
13 固定ブラケット(連結部)
14 調整移動板(連結部移動装置)
15 ウォームギアラック(連結部移動装置)
16 ウォームギア(連結部移動装置)
17 モータボックス(連結部移動装置)
18 インフレータ(膨張用ガス発生装置)
25 エアポンプ(膨張用ガス発生装置)
27 下方固定部(固定部)
2a1 エアバッグ収納部
11A,11B エアバッグ組み立て体
36,39 リトラクタ
37 移動調整板(ウェビング分配板)
38,42 押し引き用ウェビング
40 ウェビング分配板
43 ガイド部材
43a 平板部
43b ガイド筒
45 カバー
46 プラスチックシート

Claims (3)

  1. 座席シートに4箇所の連結部で連結されている複数のウェビングと、
    前記座席シートに着座した搭乗者の身体を拘束するよう前記複数のウェビングを結合させるバックル装置と、
    前記複数のウェビングのうち前記搭乗者の上半身を拘束する上半身用ウェビング部の少なくとも一つに設けられているエアバッグと、
    前記エアバッグを膨張させるための膨張用ガスを発生させるための膨張用ガス発生装置とを有し、
    前記エアバッグは、前記上半身用ウェビング部に下端を縫い付けて取り付けられており、前記上半身用ウェビング部の巻き取りにより、前記エアバッグが蛇腹状に折り畳んで前記座席シート内に収納される
    ことを特徴とするシートベルト装置。
  2. 前記座席シート内のエアバッグの収納部に、平板部に筒体を貫通するように立設したガイド部材を設け、前記上半身用ウェビングを前記筒体内に挿通し、前記筒体の外面に前記エアバッグの後端部を貫装して、前記上半身用ウェビング部の巻き取りにより、前記エアバッグの後端を前記平板部に当接させて、前記エアバッグを前記筒体上で蛇腹状に折り畳ませたことを特徴とする請求項に記載のシートベルト装置。
  3. 前記エアバッグの内側に、低摩擦性のシート材を設けたことを特徴とする請求項又は2に記載のシートベルト装置。
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