JP4985415B2 - シートベルト取付構造 - Google Patents

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本発明は、ベルトウェービングと、該ベルトウェービングの一端を巻回格納するリトラクタとを車体に取り付けたシートベルト取付構造に関する。
従来より、車両の乗員をシートに拘束するベルトウェービングと、該ベルトウェービングの一端を巻回格納するリトラクタとを車体に取り付けたシートベルト取付構造がある(特許文献1等参照)。そして、リトラクタは、シート後方の車体のボディ部材であるクロスメンバーの後面に固定されている。
上記シートベルト取付構造においては、車両衝突時等に、乗員が前方へ移動する力が働いたときにベルトウェービングによって乗員の移動を拘束し、保護するよう構成されている。それ故、車両衝突時等においてベルトウェービングに生じる張力によって、リトラクタに大きな荷重がかかっても、リトラクタが外れることがないよう、クロスメンバーに強固に固定されている。
特開2006−298091号公報
しかしながら、車両におけるスペース的な制約のために、上記のようにシート後方のクロスメンバーの後面に固定することができない場合がある。かかる場合において、上記クロスメンバーの上方位置にリトラクタを配置することが考えられる。
ところが、クロスメンバーの上部にリトラクタを固定しようとすると、その固定部は、リトラクタの下部のみとなってしまうため、充分な固定強度を得ることが困難となるおそれがある。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、車体へのリトラクタの固定強度を向上させることができるシートベルト取付構造を提供しようとするものである。
本発明は、車両の乗員をシートに拘束するベルトウェービングと、該ベルトウェービングの一端を巻回格納するリトラクタとを車体に取り付けたシートベルト取付構造であって、
車両の左右一対のシートの後方に位置するボディ部材から、各シートの後方においてそれぞれ上方にロールバーが立設され、該一対のロールバーの間には両者を懸架するように固定された繋ぎブラケットが配設されており、
上記リトラクタは、該リトラクタを上記ボディ部材に取り付けるためのステーと一体化されており、
該ステーは、上記リトラクタの下方に形成した下方固定部と、上記リトラクタの上方に形成した上方固定部とを有し、
上記下方固定部を上記ボディ部材に固定し、上記上方固定部を上記繋ぎブラケットに固定することにより、上記リトラクタを上記ボディ部材の上方位置に固定してなることを特徴とするシートベルト取付構造にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記シートベルト取付構造においては、上記リトラクタが、上記下方固定部と上記上方固定部とを有するステーと一体化されている。そして、上記下方固定部を上記ボディ部材に固定し、上記上方固定部を上記繋ぎブラケットに固定してある。これにより、上記リトラクタは、その上下の複数箇所において車体に固定されることとなる。そのため、リトラクタを車体に安定して固定することができ、その固定強度を向上させることができる。
また、上記ステーの上方固定部を固定する上記繋ぎブラケットは、上記ボディ部材に固定された一対のロールバーの間に懸架されるものであるため、簡易な構成で上記リトラクタの上方に配置することができる。その結果、ステーの上方固定部を、繋ぎブラケットを介して、容易にボディ部材に間接的に固定することができる。すなわち、ステーを、下方固定部と上方固定部との双方において、ボディ部材に直接的あるいは間接的に、容易に固定することができる。
また、上記リトラクタは、上記ステーと一体化されているため、リトラクタの車体への組み付けを容易に行うことができる。
以上のごとく、本発明によれば、車体へのリトラクタの固定強度を向上させることができるシートベルト取付構造を提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記繋ぎブラケットは、上記一対のロールバーに対して、直接固定されていてもよいし、他部材を介して間接的に固定されていてもよい。
また、本明細書において、上方、下方、前方、後方等の語は、車両の上下前後を基準としており、各部材についても、車両に取り付けられる状態での上下前後を基準としている。以下においても同様である。
また、上記シートベルト取付構造は、上記ベルトウェービングの一部を支承して該ベルトウェービングを乗員の肩口付近に案内するベルト支承体を、上記繋ぎブラケットに固定してあることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記ベルト支承体を適切な位置に容易に配置することができる。
また、上記ベルト支承体は、上記ステーと一体化されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記ベルト支承体を上記リトラクタと共に一度に車体に取り付けることができるため、組み付けが容易となる。また、ベルト支承体がステーと一体化されているということは、ベルト支承体はリトラクタと一体化されていることとなる。それ故、リトラクタとベルト支承体との互いの位置関係が、車体への組み付け前の状態において既に一定の状態に決まっているため、組み付け時に互いの位置合わせを行う必要がなく、組み付けが容易となる。
また、上記ベルト支承体は、上記繋ぎブラケットに固定する支承体固定部と、該支承体固定部の前端から上方へ屈曲すると共に上端に上記ベルトウェービングを支承する支承部を設けた支承体立設部とを有し、上記支承体固定部と上記支承体立設部とにわたる位置に開口部を設けてなることが好ましい(請求項4)。
この場合には、例えば、車両衝突時等においてベルトウェービングが前方へ引っ張られることによりベルト支承体に過大な荷重がかかったとき、支承体立設部を優先的に前方へ変形しやすくすることができる。これにより、ベルト支承体を固定した繋ぎブラケットがロール部材から外れることを防ぎ、確実に乗員を保護することができる。
すなわち、上記ベルト支承体の剛性が高すぎると、ベルト支承体に上記の荷重がかかったとき、ベルト支承体を固定した繋ぎブラケットにその荷重が作用することとなる。これにより、繋ぎブラケットとロールバーとの接合部において、繋ぎブラケットがロールバーから外れてしまうおそれがある。そうすると、繋ぎブラケットにその上部が固定されたベルト支承体及びリトラクタが一気に前方へ大きく移動してしまい、ベルトウェービングによる乗員の保護が困難となるおそれがある。
そこで、上記ベルト支承体における上記支承体固定部と上記支承体立設部とにわたる位置に開口部を設けることにより、支承体固定部と支承体立設部との間の屈曲部の剛性を小さくしている。これにより、衝撃時においてこの部分が優先的に変形することによって、その衝撃を緩和することができる。その結果、繋ぎブラケットに印加される荷重を抑制して、繋ぎブラケットがロールバーから外れることを充分に抑制することができる。
また、上記ベルト支承体は、上記繋ぎブラケットに固定する支承体固定部と、該支承体固定部の前端から上方へ屈曲すると共に上端に上記ベルトウェービングを支承する支承部を設けた支承体立設部とを有し、上記支承体固定部及び上記支承体立設部は金属の板状体からなり、上記支承部は、上記支承体立設部の上端部をインサートして成形した樹脂成形体からなることが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記支承部における上記ベルトウェービングとの間の滑性を向上させて、ベルトウェービングを円滑に案内することができる。
また、上記支承部は、上記ベルトウェービングを下方から支承する底面部と、該底面部の両端からそれぞれ上方へ立設すると共に内側へ屈曲した一対の側方鉤状部とを有し、上記底面部と一対の上記側方鉤状部との間に上記ベルトウェービングを挿通させていることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記ベルトウェービングが上記支承部からずれることを防ぎ、より円滑なベルトウェービングの案内を実現することができる。
(実施例1)
本発明のシートベルト構造につき、図1〜図5を用いて説明する。
本例のシートベルト構造1は、図1、図2に示すごとく、車両の乗員をシートに拘束するベルトウェービング11と、該ベルトウェービング11の一端を巻回格納するリトラクタ2とを車体に取り付けた構造である。
図1に示すごとく、車両の左右一対のシートの後方に位置するボディ部材であるクロスメンバー41からは、各シートの後方においてそれぞれ上方にロールバー42が立設されている。該一対のロールバー42の間には両者を懸架するように固定された繋ぎブラケット43が配設されている。
図2、図3に示すごとく、リトラクタ2は、該リトラクタ2をクロスメンバー41に取り付けるためのステー3と一体化されている。ステー3は、リトラクタ2の下方に形成した下方固定部31と、リトラクタ2の上方に形成した上方固定部32とを有する。そして、下方固定部31をクロスメンバー41に固定し、上方固定部32を繋ぎブラケット43に固定することにより、リトラクタ2をクロスメンバー41の上方位置に固定している。
また、ベルトウェービング11の一部を支承して該ベルトウェービング11を乗員の肩口付近に案内するベルト支承体33が、繋ぎブラケット43に固定してある。図3に示すごとく、ベルト支承体33は、ステー3と一体化されており、上方固定部32と連続して形成されている。
ベルト支承体33は、繋ぎブラケット43に固定する支承体固定部331と、支承体固定部331の前端から上方へ屈曲すると共に上端にベルトウェービング11を支承する支承部333を設けた支承体立設部332とを有する。本例においては、支承体固定部331は、ステー3の上方固定部32でもある。すなわち、上方固定部32が支承体固定部331を兼ねている。
また、支承体固定部331(上方固定部32)と支承体立設部332とにわたる位置に開口部334が設けてある。
また、ベルト支承体33における支承部333は、ベルトウェービング11を送る方向から下方へ向かってカールするように湾曲してなる。
また、ステー3は、下方固定部31と上方固定部32との間の中間部35において、リトラクタ2を固定してなる。リトラクタ2は、ベルトウェービング11を巻回する巻回部21と、該巻回部21を保持するハウジング部22とからなる。ハウジング部22は、巻回部21における巻回軸方向の両側に形成された一対の側板部221と、該一対の側板部221の一辺同士を繋ぐように形成された背板部222とを有する。そして、リトラクタ2は、ハウジング部22の背板部222において、図2に示すごとく、リベット23によって、ステー3に固定されている。
図2、図3に示すごとく、ステー3における下方固定部31と中間部35とは鉛直方向に連続して配され、上方固定部32は、中間部35に対して略直角に屈曲して、略水平方向に形成されている。下方固定部31と上方固定部32とには、それぞれボルト131、141を挿通するためのボルト挿通孔311、321を形成してなる。また、上方固定部32には、ボルト挿通孔321よりも中間部35側において、ベルトウェービング11を挿通するためのベルト挿通孔322が形成されている。
なお、ステー3は、例えば熱間圧延鋼板等の金属板を加工することによって形成されている。
図2に示すごとく、ベルトウェービング11は、リトラクタ2の巻回部21からステー3の上方固定部32に設けたベルト挿通孔322から上方へ引き出され、更に、ベルト支承体33における支承部333に支承されつつ前方、すなわち乗員の肩口から胸部へかけて引き出される。
また、ベルト支承体33の上方及び前方位置には、意匠カバー部12が配設されており、該意匠カバー部12の一部に、ベルトウェービング11を通過させるベルト用開口部121が形成されている。
リトラクタ2及びベルト支承体33を一体化したステー3は、下方固定部31において、ボルト挿通孔311に挿通させたボルト131とナット132とによって、クロスメンバー41に固定されたボディブラケット411に締結されている。また、ステー3は、上方固定部32において、ボルト挿通孔321に挿通させたボルト141とナット142とによって、繋ぎブラケット43に締結されている。
図2、図4に示すごとく、繋ぎブラケット43は、水平方向に形成された上板部431と該上板部431の前端から下方へ屈曲した前板部432とを有する。
また、図1、図4に示すごとく、ロールバー42は、その下方部分を、前後から挟持するように一対の金属製のバーカバー421によって覆われている。該一対のバーカバー421は、互いにスポット溶接されることにより、ロールカバー42に固定され、また、クロスメンバー41に対してもスポット溶接されている。
そして、一対のロールバー42をそれぞれ覆うよう一対のバーカバー421に、繋ぎブラケット43が、その左右の固定端部433において固定されている。該固定端部433は、図4に示すごとく、上記前板部432に形成され、該前板部432の固定端部433において、スポット溶接によって、バーカバー421に固定されている。
また、繋ぎブラケット43の上板部431の上面に、ステー3の上方固定部32を重ねて固定してある。
なお、上述してきたシートベルト取付構造1は、図1に示すごとく、左右のシートに対応して、左右対称に二組配設されている。そして、リトラクタ2と一体化されたステー3は、左座席用のものと右座席用のものとの双方が、一つの繋ぎブラケット43に固定されている。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記シートベルト取付構造1においては、リトラクタ2が、下方固定部31と上方固定部32とを有するステー3と一体化されている。そして、下方固定部31をボディ部材であるクロスメンバー41に固定し、上方固定部32を繋ぎブラケット43に固定してある。これにより、リトラクタ2は、その上下の複数箇所において車体に固定されることとなる。そのため、リトラクタ2を車体に安定して固定することができ、その固定強度を向上させることができる。
また、ステー3の上方固定部32を固定する繋ぎブラケット43は、クロスメンバー41に固定された一対のロールバー42の間に懸架されるものであるため、簡易な構成でリトラクタ2の上方に配置することができる。その結果、ステー3の上方固定部32を、繋ぎブラケット43を介して、容易にクロスメンバー41に間接的に固定することができる。すなわち、ステー3を、下方固定部31と上方固定部32との双方において、クロスメンバー41に直接的あるいは間接的に、容易に固定することができる。
また、リトラクタ2は、ステー3と一体化されているため、リトラクタ2の車体への組み付けを容易に行うことができる。
また、シートベルト取付構造1は、ベルト支承体33を繋ぎブラケット43に固定しているため、ベルト支承体33を適切な位置に容易に配置することができる。
また、ベルト支承体33は、ステー3と一体化されているため、ベルト支承体33をリトラクタ2と共に一度に車体に取り付けることができ、組み付けが容易となる。また、ベルト支承体33がステー3と一体化されているということは、ベルト支承体33はリトラクタ2と一体化されていることとなる。それ故、リトラクタ2とベルト支承体33との互いの位置関係が、車体への組み付け前の状態において既に一定の状態に決まっているため、組み付け時に互いの位置合わせを行う必要がなく、組み付けが容易となる。
また、ベルト支承体33は、支承体固定部331と支承体立設部332とにわたる位置に開口部334を設けてなる。そのため、図5(A)、(B)の矢印Fに示すごとく、車両衝突時等においてベルトウェービング11が前方へ引っ張られることによりベルト支承体33に過大な荷重がかかったとき、図5(B)に示すごとく、支承体立設部332を優先的に前方へ変形しやすくすることができる。これにより、ベルト支承体33を固定した繋ぎブラケット43がロール部材42から外れることを防ぎ、確実に乗員を保護することができる。
すなわち、ベルト支承体33の剛性が高すぎると、ベルト支承体33に上記の荷重がかかったとき、ベルト支承体33を固定した繋ぎブラケット43にその荷重が作用することとなる。これにより、繋ぎブラケット43とロールバー42に固定されたバーカバー421との接合部(繋ぎブラケット43の固定端部433)において、繋ぎブラケット43がロールバー42から外れてしまうおそれがある。そうすると、繋ぎブラケット43にその上部が固定されたベルト支承体33及びリトラクタ2が一気に前方へ大きく移動してしまい、ベルトウェービング11による乗員の保護が困難となるおそれがある。
そこで、ベルト支承体33における支承体固定部331と支承体立設部332とにわたる位置に開口部334を設けることにより、支承体固定部331と支承体立設部332との間の屈曲部の剛性を小さくしている。これにより、衝撃時においてこの部分が優先的に変形することによって、その衝撃を緩和することができる。その結果、繋ぎブラケット43に印加される荷重を抑制して、繋ぎブラケット43がロールバー42から外れることを充分に抑制することができる。
なお、開口部334の大きさは、通常使用時においてベルト支承体33が変形することがなく、かつ、上記のような衝撃印加時にベルト支承体33の支承体立設部332が優先的に変形する程度に、適宜設定する。
以上のごとく、本例によれば、車体へのリトラクタの固定強度を向上させることができるシートベルト取付構造を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図6、図7に示すごとく、ベルト支承体33における支承部333を、支承体立設部332の上端部335をインサートして成形した樹脂成形体5によって構成した例である。
すなわち、ステー3と一体化された金属製のベルト支承体33における支承体立設部332の上端部335を覆うように樹脂成形体5を設け、これを支承部335としている。
また、支承部333を構成する樹脂成形体5は、ベルトウェービング11を下方から支承する底面部51と、該底面部51の両端からそれぞれ上方へ立設すると共に内側へ屈曲した一対の側方鉤状部52とを有する。そして、底面部51と一対の側方鉤状部52との間にベルトウェービング11を挿通させている。
また、図7に示すごとく、支承体立設部332の上端部335は、幅方向の両端部に、上方へ突出した一対の突起部336を有している。そして、一対の突起部336が、樹脂成形体5における一対の側方鉤状部52の内部にそれぞれインサートされている。
また、樹脂成形体5は、例えば、ポリアミド等からなる。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、支承部333におけるベルトウェービング11との間の滑性を向上させて、ベルトウェービング11を円滑に案内することができる。
また、支承部333は、一対の側方鉤状部52を有するため、ベルトウェービング11が支承部333からずれることを防ぎ、より円滑なベルトウェービング11の案内を実現することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
実施例1における、前方から見た一対のシートベルト取付構造の説明図。 実施例1における、シートベルト取付構造の断面説明図。 実施例1における、ステーと一体化されたリトラクタの斜視図。 実施例1における、繋ぎブラケット周辺におけるシートベルト取付構造の斜視図。 実施例1における、(A)繋ぎブラケットに固定されたベルト支承体の断面図、(B)変形後のベルト支承体の断面図。 実施例2における、ベルト支承体の斜視図。 実施例2における、支承部の正面図。
符号の説明
1 シートベルト取付構造
11 ベルトウェービング
2 リトラクタ
3 ステー
31 下方固定部
32 上方固定部
41 クロスメンバー
42 ロールバー
43 繋ぎブラケット

Claims (6)

  1. 車両の乗員をシートに拘束するベルトウェービングと、該ベルトウェービングの一端を巻回格納するリトラクタとを車体に取り付けたシートベルト取付構造であって、
    車両の左右一対のシートの後方に位置するボディ部材から、各シートの後方においてそれぞれ上方にロールバーが立設され、該一対のロールバーの間には両者を懸架するように固定された繋ぎブラケットが配設されており、
    上記リトラクタは、該リトラクタを上記ボディ部材に取り付けるためのステーと一体化されており、
    該ステーは、上記リトラクタの下方に形成した下方固定部と、上記リトラクタの上方に形成した上方固定部とを有し、
    上記下方固定部を上記ボディ部材に固定し、上記上方固定部を上記繋ぎブラケットに固定することにより、上記リトラクタを上記ボディ部材の上方位置に固定してなることを特徴とするシートベルト取付構造。
  2. 請求項1において、上記ベルトウェービングの一部を支承して該ベルトウェービングを乗員の肩口付近に案内するベルト支承体を、上記繋ぎブラケットに固定してあることを特徴とするシートベルト取付構造。
  3. 請求項2において、上記ベルト支承体は、上記ステーと一体化されていることを特徴とするシートベルト取付構造。
  4. 請求項2又は3において、上記ベルト支承体は、上記繋ぎブラケットに固定する支承体固定部と、該支承体固定部の前端から上方へ屈曲すると共に上端に上記ベルトウェービングを支承する支承部を設けた支承体立設部とを有し、上記支承体固定部と上記支承体立設部とにわたる位置に開口部を設けてなることを特徴とするシートベルト取付構造。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項において、上記ベルト支承体は、上記繋ぎブラケットに固定する支承体固定部と、該支承体固定部の前端から上方へ屈曲すると共に上端に上記ベルトウェービングを支承する支承部を設けた支承体立設部とを有し、上記支承体固定部及び上記支承体立設部は金属の板状体からなり、上記支承部は、上記支承体立設部の上端部をインサートして成形した樹脂成形体からなることを特徴とするシートベルト取付構造。
  6. 請求項5において、上記支承部は、上記ベルトウェービングを下方から支承する底面部と、該底面部の両端からそれぞれ上方へ立設すると共に内側へ屈曲した一対の側方鉤状部とを有し、上記底面部と一対の上記側方鉤状部との間に上記ベルトウェービングを挿通させていることを特徴とするシートベルト取付構造。
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