JP4985204B2 - テーピング電子部品の製造装置およびそれを用いたテーピング電子部品の製造方法 - Google Patents
テーピング電子部品の製造装置およびそれを用いたテーピング電子部品の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4985204B2 JP4985204B2 JP2007208379A JP2007208379A JP4985204B2 JP 4985204 B2 JP4985204 B2 JP 4985204B2 JP 2007208379 A JP2007208379 A JP 2007208379A JP 2007208379 A JP2007208379 A JP 2007208379A JP 4985204 B2 JP4985204 B2 JP 4985204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- tape
- thermocompression
- thermocompression bonding
- electronic component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Package Closures (AREA)
Description
そして、テープ本体53へのカバーテープ51の接合強度(熱圧着強度)の強い部分のピッチが大きくなると、全体としての接合強度が不十分になって信頼性が低下するとともに、長さ方向におけるカバーテープの剥離強度の脈動が大きくなり、実装工程でカバーテープを剥離する際の作業性にも悪影響を与えるという問題が発生する。
長手方向に沿って、チップ型電子部品を収納する複数の収納穴が配設され、前記収納穴にチップ型電子部品が収納された状態で間欠搬送されるテープ本体に、前記収納穴の開口部を封止するためのカバーテープを熱圧着する熱圧着機構部を備えたテーピング電子部品の製造装置において、
前記熱圧着機構部が、
前記テープ本体の搬送方向に所定の長さを有し、加熱された状態で、前記カバーテープを介して前記テープ本体に、前記搬送方向の一方端から他方端に至るように押圧されることにより、間欠搬送される前記テープ本体に前記カバーテープを、前記搬送方向に所定距離だけ位置をずらして繰り返し熱圧着するメインアイロンと、
加熱された状態で、前記カバーテープを介して前記テープ本体に押圧されることにより、所定の位置において、前記カバーテープを前記テープ本体に熱圧着するサブアイロンとを具備し、かつ、
前記メインアイロンにより搬送方向に所定距離だけずれた位置に形成される各熱圧着領域のうちの一つの熱圧着領域の最強熱圧着部分と、該熱圧着領域と隣り合う熱圧着領域の最強熱圧着部分の間に、前記サブアイロンによる熱圧着領域の最強熱圧着部分が位置するように、前記メインアイロンおよび前記サブアイロンによる熱圧着が行われること
を特徴としている。
そして、サブアイロン30は、テープ本体1の搬送方向についてみた場合に、メインアイロン20の下流側に配置されている。
なお、図2,図3では、発明を理解しやすいように、メインアイロンによる一回の熱圧着工程で形成される熱圧着領域Hmと、その次の熱圧着工程で形成される熱圧着領域Hmとを間隔をおいて示しているが、実際には各熱圧着領域Hmは連続して形成されている。
すなわち、メインアイロン20の、テープ本体1の搬送方向に沿う方向の寸法は、テープ本体1の間欠搬送ピッチよりも長いため、間欠搬送の停止のタイミングでメインアイロン20により熱圧着を繰り返して行った場合、間欠搬送ピッチ分だけずれた位置で複数回繰り返して熱圧着が行われることになり、熱圧着領域Hmも連続することになる。ただし、その場合もメインアイロン20による最強熱圧着領域Aはテープ本体1の間欠搬送ピッチと同じ間隔をおいて形成されることになる。
なお、図3に示すように、間欠搬送の搬送ピッチ毎に形成された、サブアイロン30による各熱圧着領域Hsの、サブアイロン30の熱圧着用こて部32の、搬送方向の下流側端部32aに対応する圧着部分が最強熱圧着部分Bとなる。
図4は上記実施例1のテーピング電子部品の製造装置の熱圧着機構部の変形例を示す図である。
なお、図4において、図1(a)と同一符号を付した部分は同一部分または相当する部分を示している。
この図4の熱圧着機構部10は、メインアイロン20として、実施例1のメインアイロンと同様の構成を有するものが用いられている。
一方、サブアイロン30としては、熱圧着用こて部32を下面側に備え、昇降手段35に保持されて、上下に動作することにより、所定の位置でサブアイロン30による熱圧着が行われるように構成されている。
なお、熱圧着用こて部32のテープ本体1の搬送方向の寸法が、テープ本体1の間欠搬送ピッチよりも小さく形成されており、メインアイロン20による最強圧着部Aを避けて、サブアイロン30による熱圧着を行うことができるように構成されている。
その他の構成は実施例1の場合と同様である。
また、この変形例の場合、メインアイロン20の最強熱圧着部分Aを避けて局所的にサブアイロン30による熱圧着を行うことができるため、メインアイロンによる最強圧着部が、サブアイロン30によりさらに熱圧着されることを回避して、カバーテープ5のテープ本体1への接合強度をより高精度に制御することができる。
したがって、本発明は、チップ型電子部品がテープ本体の収納穴に収納され、収納穴の開口部がカバーテープにより封止された構造を有するテーピング電子部品の製造技術の分野に広く適用することが可能である。
3 ガイド
4 収納穴
4a 収納穴の開口部
5 カバーテープ
6 チップ型電子部品
10 熱圧着機構部
20 メインアイロン
21 メインアイロンを構成する駆動アーム
22 メインアイロンの熱圧着用こて部
22a メインアイロンの熱圧着用こて部の下流側端部
22b メインアイロンの熱圧着用こて部の上流側端部
23 メインアイロン用駆動アームの回転軸
30 サブアイロン
31 サブアイロンを構成する駆動アーム
32 サブアイロンの熱圧着用こて部
32a サブアイロンの熱圧着用こて部の下流側端部
32b サブアイロンの熱圧着用こて部の上流側端部
33 サブアイロン用駆動アームの回転軸
35 昇降手段
A,A1,A2 メインアイロンによる最強熱圧着部分
B サブアイロンによる最強熱圧着部分
Hm メインアイロンによる熱圧着領域
Hs サブアイロンによる熱圧着領域
Y 搬送方向を示す矢印
Claims (7)
- 長手方向に沿って、チップ型電子部品を収納する複数の収納穴が配設され、前記収納穴にチップ型電子部品が収納された状態で間欠搬送されるテープ本体に、前記収納穴の開口部を封止するためのカバーテープを熱圧着する熱圧着機構部を備えたテーピング電子部品の製造装置において、
前記熱圧着機構部が、
前記テープ本体の搬送方向に所定の長さを有し、加熱された状態で、前記カバーテープを介して前記テープ本体に、前記搬送方向の一方端から他方端に至るように押圧されることにより、間欠搬送される前記テープ本体に前記カバーテープを、前記搬送方向に所定距離だけ位置をずらして繰り返し熱圧着するメインアイロンと、
加熱された状態で、前記カバーテープを介して前記テープ本体に押圧されることにより、所定の位置において、前記カバーテープを前記テープ本体に熱圧着するサブアイロンとを具備し、かつ、
前記メインアイロンにより搬送方向に所定距離だけずれた位置に形成される各熱圧着領域のうちの一つの熱圧着領域の最強熱圧着部分と、該熱圧着領域と隣り合う熱圧着領域の最強熱圧着部分の間に、前記サブアイロンによる熱圧着領域の最強熱圧着部分が位置するように、前記メインアイロンおよび前記サブアイロンによる熱圧着が行われること
を特徴とするテーピング電子部品の製造装置。 - 前記メインアイロンは、
回転軸を回転中心として動作する駆動アームと、
前記駆動アームに配設され、所定の温度に加熱された状態で、前記カバーテープを介して前記テープ本体に押圧される熱圧着用こて部とを具備し、
前記駆動アームを、前記回転軸を回転中心として動作させることにより、前記熱圧着用こて部が、前記搬送方向の一方端から他方端に至るように、前記カバーテープを介して前記テープ本体に押圧されるように構成されていること
を特徴とする請求項1に記載のテーピング電子部品の製造装置。 - 前記メインアイロンおよび前記サブアイロンによる熱圧着は、前記テープ本体の間欠搬送における停止のタイミングで行われることを特徴とする請求項1または請求項2記載のテーピング電子部品の製造装置。
- 前記メインアイロンが、前記カバーテープを前記テープ本体に押圧する押圧力よりも、前記サブアイロンが、前記カバーテープを前記テープ本体に押圧する押圧力の方が小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のテーピング電子部品の製造装置。
- 前記テープ本体の搬送方向についてみた場合に、前記サブアイロンが、前記メインアイロンの下流に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のテーピング電子部品の製造装置。
- 前記サブアイロンは、所定の温度に加熱された状態で前記カバーテープを介して前記テープ本体に押圧される熱圧着用こて部を備えているとともに、前記熱圧着用こて部の前記テープ本体の搬送方向の寸法が、前記テープ本体の間欠搬送ピッチよりも短いことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のテーピング電子部品の製造装置。
- 請求項1から請求項6のいずれかに記載のテーピング電子部品の製造装置を用い、チップ型電子部品が前記収納穴に収納された前記テープ本体に、前記収納穴の開口部を封止するためのカバーテープを熱圧着する工程を備えていることを特徴とするテーピング電子部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007208379A JP4985204B2 (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | テーピング電子部品の製造装置およびそれを用いたテーピング電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007208379A JP4985204B2 (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | テーピング電子部品の製造装置およびそれを用いたテーピング電子部品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009040475A JP2009040475A (ja) | 2009-02-26 |
JP4985204B2 true JP4985204B2 (ja) | 2012-07-25 |
Family
ID=40441658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007208379A Active JP4985204B2 (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | テーピング電子部品の製造装置およびそれを用いたテーピング電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4985204B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219217A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-23 | Nippon Chemicon Corp | キャリアテープのシール方法 |
JP2005138868A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品連の製造方法および圧着治具 |
-
2007
- 2007-08-09 JP JP2007208379A patent/JP4985204B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009040475A (ja) | 2009-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2151862A1 (en) | Semiconductor device and its manufacturing method, and display and its manufacturing method | |
JP2009147103A5 (ja) | ||
US20160365306A1 (en) | Package module and method of fabricating the same | |
JP2009049272A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP3829940B2 (ja) | 半導体装置の製造方法及び製造装置 | |
JP4985204B2 (ja) | テーピング電子部品の製造装置およびそれを用いたテーピング電子部品の製造方法 | |
JP2006032775A (ja) | 電子装置 | |
US20130083492A1 (en) | Power module package and method of manufacturing the same | |
JP5991540B2 (ja) | フレキシブル基板の実装方法 | |
JP2009038375A (ja) | 半導体パッケージ装置及びその製造方法 | |
WO2015125671A1 (ja) | 半導体装置の製造方法及びワイヤボンディング装置 | |
JP6211441B2 (ja) | 電子部品連及びその製造方法 | |
JP2009164240A (ja) | 半導体装置 | |
TWI543284B (zh) | 半導體裝置的製造方法以及打線裝置 | |
JP5245276B2 (ja) | 電子部品の実装構造及びその実装方法 | |
JP4337898B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5317068B2 (ja) | 包装体の製造方法 | |
JP3746719B2 (ja) | フリップチップ実装方法 | |
JP2006245108A (ja) | フレキシブル配線基板の接続方法および接続構造 | |
JP2005209805A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2009272542A (ja) | 半導体製造装置 | |
JP2009054950A (ja) | バンプ形成方法 | |
JP2007012674A (ja) | 基板パッド接続構造及び基板パッド接続用ボンディングツール | |
JP5309937B2 (ja) | 電子部品のテーピング方法 | |
JP2007095929A (ja) | 半導体装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4985204 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |