JP4984241B2 - 永久磁石式回転機 - Google Patents

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本発明は、永久磁石式回転機に関し、特に、漏れ磁束及びコギングトルクを低減することが可能な永久磁石式回転機に関する。
永久磁石式回転機では、永久磁石に減磁界が作用することにより、永久磁石が減磁するという問題がある。非特許文献1には、コイルに集中巻方式を採用し、更に電流波形の導通角を120度とした場合、互いに隣接するステータ歯(ティース)がそれぞれ異なる極を形成する箇所が存在するため、ステータ歯の先端部において高い磁束密度の磁気回路が形成され、局部減磁が発生しやすくなることが記載されている。
武田洋次、松井信行、森本茂雄、本田幸夫著、「埋込磁石同期モータの設計と制御」、2001年10月25日出版、オーム社
上記問題を解決するために、特許文献1では、ステータ(固定子)のティースの先端部の間隔Laと、ステータとロータ(回転子)との間のエアギャップLgとの関係を0.3Lg<La≦2.0Lgと設定することにより、ステータに減磁磁束が流れないようになり、減磁耐力が向上することが記載されている。
しかしながら、特許文献2では、特許文献1のように隣接するティースの先端部の間隔を狭くすると減磁耐力は向上するが、ティース間での漏れ磁束が大きくなってしまうことが記載されている。永久磁石式回転機におけるトルクは、磁束と電流によって決定されるため、漏れ磁束が大きくなると設計通りのトルクを得ることができなくなる。特許文献2では、隣接するティースの楔部の端部の間の距離(スロットオープニング)dと、隣接するティースの中心間の距離(1スロットピッチ)pとの関係を0.1≦d/p≦0.3と設定することにより、漏れ磁束を低減して、コイルインダクタンスを低減させ、永久磁石式回転機の回転数を向上させている。ここで、例えばステータとロータとの間のエアギャップを0.25mm、1スロットピッチを16.5mm、d/p=0.1とすると、スロットオープニングdは1.65mmとなる。すなわち、特許文献2のスロットオープニングdは、特許文献1におけるステータのティースの先端部の間隔Laと比較するとかなり大きく設定されていることになる。
特許第3076006号公報 特開2004−96803号公報
ところで、永久磁石式回転機では、コギングトルクと呼ばれる一種のトルク脈動が発生することが知られている。永久磁石式回転機においてコギングトルクが大きい場合、回転機の制御性能を悪化させたり、騒音を発生させるという問題が生じる。一般的に、永久磁石式回転機では、スロットオープニングを小さくすると回転機に発生するコギングトルクが小さくなるが、隣接するティース間での漏れ磁束が大きくなる。すなわち、特許文献1のように、減磁耐力を向上させるために隣接するティースの楔部の端部の間の距離を小さくすると、コギングトルクは低減されるが、漏れ磁束が増加し、回転機のトルクが設計通りに出力できない。
しかしながら、特許文献2のように、隣接するティースの楔部の端部の間の距離を大きくすると、漏れ磁束は少なくなり、トルクは設計値どおりに出力できるが、コギングトルクが大きくなるという問題がある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、隣接するティースの楔形部の先端部の間を流れる漏れ磁束を低減し、且つコギングトルクの発生を低減するような永久磁石式回転機を提供することである。
上記従来技術の有する課題を解決するために、請求項1の本発明では、永久磁石が配設された回転子コアを備えている回転子と、該回転子に間隙を介して配置されるとともに円環状の固定子コアを備えている固定子とを備えており、前記固定子コアは、円環状に形成されているヨークと、該ヨークから内周方向に延在するとともに周方向に楔形状に突出した楔形部を有する複数のティースとから構成され、前記ティースにはコイルが巻回されている永久磁石式回転機において、前記固定子は、板状の鋼板を積層して構成されており、前記ティースの前記楔形部の付け根の高さが、隣接する前記ティースの中心間の距離に対して0.13から0.16倍の範囲内に設定され、前記ティースの前記楔形部の先端部の高さが、隣接する前記ティースの中心間の距離に対して0.017から0.035倍の範囲内に設定され、隣接する前記ティースの前記楔形部の前記先端部の間の距離が、前記回転子と前記固定子との間の間隙に対して2倍より大きく設定されている。
請求項2の本発明では、前記永久磁石の極数が2n個(n:正の整数)であり、前記ティースの間に形成されているスロットの数が3n個(n:正の整数)であり、前記ティースのそれぞれは、1つのコイルが巻回されるような集中巻方式により構成され、前記固定子コアは、周方向に分割された複数の分割コアを連結してなるものである。
請求項3の本発明では、前記永久磁石は、磁束密度分布が台形波となるように着磁され、前記台形波の上底部分が電気角で125度から133度の範囲となるように設定されている。
請求項4の本発明では、前記永久磁石または前記固定子にはスキューが施されている。
上述の如く、本発明に係る永久磁石式回転機によれば、永久磁石が配設された回転子コアを備えている回転子と、該回転子に間隙を介して配置されるとともに円環状の固定子コアを備えている固定子とを備えており、前記固定子コアは、円環状に形成されているヨークと、該ヨークから内周方向に延在するとともに周方向に楔形状に突出した楔形部を有する複数のティースとから構成され、前記ティースにはコイルが巻回されている永久磁石式回転機において、前記固定子は、板状の鋼板を積層して構成されており、前記ティースの前記楔形部の付け根の高さが、隣接する前記ティースの中心間の距離に対して0.13から0.16倍の範囲内に設定され、前記ティースの前記楔形部の先端部の高さが、隣接する前記ティースの中心間の距離に対して0.017から0.035倍の範囲内に設定され、隣接する前記ティースの前記楔形部の前記先端部の間の距離が、前記回転子と前記固定子との間の間隙に対して2倍より大きく設定されているため、隣接するティースの楔形部の先端部の間を流れる漏れ磁束を低減し、且つコギングトルクの発生を低減することができる。これまでの一般的な永久磁石式回転機では、ティース間の漏れ磁束を少なくするために、隣接するティースの楔形部の先端部の間の距離が、回転子と固定子との間の間隙に対して2倍より大きく設定されているが、この設定は、漏れ磁束が抑えられる反面、コギングトルクが大きくなり、滑らかなトルクを得ることができなかった。本発明に係る永久磁石式回転機によれば、従来の漏れ磁束を低減する設定に加えて、ティースの楔形部の付け根の高さとティースの楔形部の先端部の高さとを調節することにより、漏れ磁束を低減し、且つコギングトルクの発生を低減することができる。
さらに、本発明に係る永久磁石式回転機によれば、前記永久磁石の極数が2n個(n:正の整数)であり、前記ティースの間に形成されているスロットの数が3n個(n:正の整数)であり、前記ティースのそれぞれは、1つのコイルが巻回されるような集中巻方式により構成され、前記固定子コアは、周方向に分割された複数の分割コアを連結してなるように構成されているため、コイルの巻線が複数のスロットにわたって巻かれるような分布巻方式に比べて、ティースの表面に巻回されるコイルの長さを削減することができる。
加えて、固定子コアは、周方向に分割された複数の分割コアを連結して構成されているため、各分割コアごとにコイルを巻回することができる。これにより、固定子コアの生産性が向上し、コストの削減が可能となる。
また、本発明に係る永久磁石式回転機によれば、前記永久磁石は、磁束密度分布が台形波となるように着磁され、前記台形波の上底部分が電気角で125度から133度の範囲となるように設定されているため、コギングトルクの発生が低減されることになり、滑らかなトルクを得ることができる。
また、本発明に係る永久磁石式回転機によれば、前記永久磁石または前記固定子にはスキューが施されているため、コギングトルクが低減されることになり、滑らかなトルクを得ることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る永久磁石式回転機1を示す断面図である。
本発明の実施形態に係る永久磁石式回転機1は、回転子2と、回転子2に間隙を介して配置される固定子3とを備えている。
回転子2は、回転子コア4と、回転子コア4の外周部に配設された永久磁石5とから構成されている。固定子3は、板状の鋼板を積層して構成されており、円環状の固定子コア6を備えている。
固定子コア6は、円環状に形成されているヨーク7と、ヨーク7から内周方向に延在するとともに周方向に楔形状に突出した楔形部9を有する複数のティース8とから構成されている。固定子コア6のティース8は、周方向に等角ピッチで配列されており、隣接するティース8の間には、内周方向に開口するスロット10が設けられている。また、ティース8のそれぞれは、1つのコイル11が巻回されるような集中巻方式により構成されている。
本実施形態では、回転子コア4には6個(2n)の永久磁石5が周方向に等角ピッチで配設されており、固定子コア6には9個(3n)のスロット10が周方向に等角ピッチで形成されている。すなわち、本実施形態の永久磁石式回転機1は、6極9スロットの回転機である。
そして、本実施形態では、ティース8の楔形部9の付け根の高さKtが、隣接するティース8の中心間の距離Pに対して0.13から0.16倍の範囲内に設定されている。ここで、ティース8の中心間の距離Pは、固定子コア6の内径を2Rとし、スロット10の数をSとすると、P=2・π・R/Sと表される。
また、本実施形態では、ティース8の楔形部9の先端部の高さKsが、隣接するティース8の中心間の距離Pに対して0.017から0.035倍の範囲内に設定されている。そして、隣接するティース8の楔形部9の先端部の間の距離Lが、回転子2と固定子3との間の間隙dに対して2倍より大きく設定されている。
本実施形態に係る永久磁石式回転機1は、ティース8に巻回されているコイル11に駆動電流が印加されることにより、回転子2が回転するように構成されている。
また、本実施形態では、永久磁石5は、磁束密度分布が台形波となるように着磁され、この台形波の上底部分が電気角で125度から133度の範囲となるように設定されている。
次に、上述の実施形態における各設定条件に関する解析結果を図面を参照しながら説明する。なお、図2、図3及び図5における解析では、固定子3の内径を32.5mmに固定して行っている。
図2は、ティース8の楔形部9の付け根の高さKtを隣接するティース8の中心間の距離Pに対して0.1倍から0.22倍まで変化させた場合におけるコギングトルクの磁界解析結果である。ここで、ティース8の楔形部9の先端部の高さKsは、隣接するティース8の中心間の距離Pの0.026倍に固定している。
図2より、Kt/Pが0.13より小さいと、コギングトルクは増大している。さらに、Kt/Pが0.13より小さいと、コギングトルクが増大する問題だけでなく、楔形部9の大きさが非常に小さくなることにより、製造上の誤差の影響が大きく出てしまうため、下限は0.13とするのが好ましい。
一方、Kt/Pが0.16より大きくなるとコギングトルクは増大し、そしてKt/Pが一定の値(約0.19)を超えるとコギングトルクの増加が落ち着くような結果となっている。ここで、Kt/Pが0.16より大きい場合はコギングトルクの増加が比較的緩やかであるが、ティースにおけるコイルを巻回する領域が狭くなり、コイルの巻数を増加させる場合に問題となる。したがって、Kt/Pの上限は0.16が好ましい。
図3は、ティース8の楔形部9の先端部の高さKsを隣接するティース8の中心間の距離Pに対して0.01倍から0.06倍まで変化させた場合におけるコギングトルクの磁界解析結果である。ここで、Kt/Pは、0.138に固定している。
図3より、Ks/Pの増加に伴いコギングトルクも増大する傾向にある。ここで、隣接するティース8の楔形部9の先端部同士の磁気抵抗を高め、漏れ磁束を減らすことを考慮すると、Ks/Pは0.035を上限とするのが好ましい。また、Ks/Pを小さくすると楔形部9の大きさが非常に小さくなり、製造上の問題があるため、下限は0.017とするのが好ましい。
図4は、回転子コア4の永久磁石5における磁束密度分布を示している。本実施形態において、回転子コア4の永久磁石5は、図4に示すように、磁束密度分布が台形波となるように着磁される。
図5は、図4に示している台形波の上底部分を電気角の118度から145度までの範囲に設定した場合において、それぞれの電気角におけるコギングトルクの磁界解析結果を示している。ここで、電気角とは、台形波の1周期を360度(2π)にとした場合における位相を表す。なお、図5に関し、Kt/Pは0.138に固定し、Ks/Pは0.026に固定している。
図5より、台形波の上底部分が125度より小さくなるとコギングトルクが増大している。また、上底部分が125度より小さいと、コギングトルクが増大するだけでなく、コイルとの鎖交磁束の減少により誘起電圧が低下することも問題となってくるため、台形波の上底部分の下限は125度とするのが好ましい。一方、図5より、電気角が133度より大きくなるとコギングトルクが増大している。また、電気角が133度より大きくなると、製造誤差の影響が大きく出てしまうため、台形波の上底部分の上限は133度とするのが好ましい。
このように本実施形態の永久磁石式回転機1によれば、以下の効果を奏する。
これまでの一般的な永久磁石式回転機では、ティース間の漏れ磁束を少なくするために、隣接するティース8の楔形部9の先端部の間の距離Lが回転子2と固定子3との間の間隙dに対して2倍より大きく設定されているが、この設定は、漏れ磁束が抑えられる反面、コギングトルクが大きくなり、滑らかなトルクを得ることができなかった。本発明に係る永久磁石式回転機1によれば、漏れ磁束を少なくする設定に加えて、ティース8の楔形部9の付け根の高さKtとティース8の楔形部9の先端部の高さKsとを調節することにより、漏れ磁束を低減し、且つコギングトルクの発生を低減することが可能となっている。
また、本発明に係る永久磁石式回転機1によれば、永久磁石7の極数とスロット10の数との比を2対3とし、更にコイル11が集中巻方式で構成されているため、コイル11の巻線が複数のスロット10にわたって巻かれるような分布巻方式に比べて、ティース8の表面に巻回されるコイル11の長さを大幅に削減することができる。
さらに、本発明に係る永久磁石式回転機1によれば、回転子コア4に配設された永久磁石5は、磁束密度分布が台形波となるように着磁され、この台形波の上底部分が電気角で125度から133度の範囲となるように設定されているため、コギングトルクの発生が低減され、滑らかなトルクを得ることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものでなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
上述の実施形態において、固定子コア6を周方向に分割された複数の分割コアを連結して構成することも可能である。これにより、各分割コアごとにコイル11を巻回することができ、固定子コア6の生産性が向上する。
また上述の実施形態において、永久磁石5または固定子3にスキューを施すことも可能である。スキューとは、電磁気的なトルク変動や振動を低減する構成である。永久磁石5にスキューを施す場合は、例えば、永久磁石5を周方向に傾斜する形状で形成したり、または、回転子2の軸方向に回転子コア4を分割し、この分割された回転子コア4を周方向にずらして積層するように構成する。また、固定子3にスキューを施す場合は、例えば、軸方向に鋼板を積層して構成される固定子3において、各鋼板毎にある角度分だけ回転させて積層するように構成する。以上の構成により、コギングトルクの発生を更に低減することができる。
本発明の実施形態に係る永久磁石式回転機を示している断面図である。 ティースの楔形部の付け根の高さKtと隣接するティースの中心間の距離Pとの比Kt/Pと、コギングトルクとの関係を示すグラフである。 ティースの楔形部の先端部の高さKsと隣接するティースの中心間の距離Pとの比Ks/Pと、コギングトルクとの関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る永久磁石における磁束密度分布の波形を示している図である。 台形波の上底部分における電気角とコギングトルクとの関係を示しているグラフである。
符号の説明
1 永久磁石式回転機
2 回転子
3 固定子
4 回転子コア
5 永久磁石
6 固定子コア
7 ヨーク
8 ティース
9 ティースの楔形部
10 スロット
11 コイル

Claims (4)

  1. 永久磁石が配設された回転子コアを備えている回転子と、該回転子に間隙を介して配置されるとともに円環状の固定子コアを備えている固定子とを備えており、前記固定子コアは、円環状に形成されているヨークと、該ヨークから内周方向に延在するとともに周方向に楔形状に突出した楔形部を有する複数のティースとから構成され、前記ティースにはコイルが巻回されている永久磁石式回転機において、
    前記固定子は、板状の鋼板を積層して構成されており、
    前記ティースの前記楔形部の付け根の高さが、隣接する前記ティースの中心間の距離に対して0.13から0.16倍の範囲内に設定され、
    前記ティースの前記楔形部の先端部の高さが、隣接する前記ティースの中心間の距離に対して0.017から0.035倍の範囲内に設定され、
    隣接する前記ティースの前記楔形部の前記先端部の間の距離が、前記回転子と前記固定子との間の間隙に対して2倍より大きく設定されていることを特徴とする永久磁石式回転機。
  2. 前記永久磁石の極数が2n個(n:正の整数)であり、前記ティースの間に形成されているスロットの数が3n個(n:正の整数)であり、
    前記ティースのそれぞれは、1つのコイルが巻回されるような集中巻方式により構成され、前記固定子コアは、周方向に分割された複数の分割コアを連結してなることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石式回転機。
  3. 前記永久磁石は、磁束密度分布が台形波となるように着磁され、前記台形波の上底部分が電気角で125度から133度の範囲となるように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石式回転機。
  4. 前記永久磁石または前記固定子にはスキューが施されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の永久磁石式回転機。
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