JP4984148B2 - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents
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Description
内燃機関のクランクシャフトに対して同期回転する駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材に対して同軸上に配置され、前記内燃機関の吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を開閉するカムシャフトに対して一体回転する従動側回転部材との相対位相を、可動する仕切りによって容積が相補的に可変する進角室及び遅角室のそれぞれに対する作動流体の給排によって変位させる位相変換機構と、
前記内燃機関の始動時の初期位相において前記相対位相を固定可能なロック機構と、
全ての前記進角室及び全ての前記遅角室を連通するバイパス流路と、
前記バイパス流路に設けられ、前記内燃機関が停止する際に開いて前記バイパス流路に前記作動流体を流通可能とする流体圧バルブである開閉機構と、
前記バイパス流路に設けられ、前記進角室及び前記遅角室の内の一方から他方への前記作動流体の流通を許容し、逆方向への流通を妨げる逆止機構と、
前記内燃機関が停止する際に、前記進角室及び前記遅角室に対する前記作動流体の給排による流体圧に加え、前記バイパス流路を流通する前記作動流体による流体圧を用いて前記相対位相を前記初期位相へ変位させる点にある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の弁開閉時期制御装置の構成を模式的に示す破断断面図である。図2は、図1のII−II断面図であり、1つの作動状態における位相変換機構の状態を模式的に示す平面図である。図中の符号7は、位相変換機構を示す。位相変換機構7は、内燃機関(エンジン)に対して同期回転する駆動側回転部材72と、駆動側回転部材72に対して同軸上に配置される従動側回転部材71とを有している。本例では、駆動側回転部材72の内側に従動側回転部材71が配置された場合を示している。駆動側回転部材72は、プーリや図示のようなスプロケットとなっている。駆動側回転部材72には、不図示のベルトやチェーンを介してエンジンのクランクシャフトからの回転が伝達される。カムシャフト8にボルト75で固定される従動側回転部材71が駆動側回転部材72と一体回転し、カムシャフト8を回転させてエンジンの吸気弁や排気弁を開閉する。
図10は、エンジンが停止する際に進角側へ移相させる場合の第2実施形態に係る油圧回路であり、第1実施形態の図8に対応する油圧回路である。本実施形態では、バイパス流路1の開閉機構としてのOCV2がECU4により制御される電動バルブである点において、第1実施形態と異なる。その他の構成及び作用については、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。OCV2を電動バルブとすることにより、油圧の低下を待つことなく、ECU4がIGOFF信号を取得した後、速やかにバイパス流路1を開くことができる。
図12は、本発明の弁開閉時期制御装置の他の構成例を模式的に示す破断断面図である。図13は、図12のXIII-XIII断面図であり、初期位相における位相変換機構の状態を模式的に示す平面図である。図12及び図13に示す位相変換機構では、ロック制御流路が遅角流路51と兼用化されている点において図1及び図2に示す構成と異なる。また、本実施形態における初期位相は、最進角位置である。従って、エンジンが停止する際には、位相変換機構7の相対位相は、必ず初期位相を含んで遅角側となる。第3実施形態のその他の構成及び作用については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
図16は、エンジンが停止する際に進角側へ移相させる場合の第4実施形態に係る油圧回路の一例である。図16は、第3実施形態の図15に対応する油圧回路である。その他の構成及び作用については、第3実施形態と同様であるので説明を省略する。本実施形態では、バイパス流路1の開閉機構としてのOCV2がECU4により制御される電動バルブである点において、第3実施形態と異なる。OCV2を電動バルブとすることにより、油圧の低下を待つことなく、ECU4がIGOFF信号を取得した後、速やかにバイパス流路1を開くことができる。
内燃機関には、吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を開弁する際の弁のリフト量を設定可能な可変動弁機構を有するものがある。上述したように、位相変換機構7を介して駆動される吸気弁や排気弁の反作用により、カムシャフトがカムトルクを発生し、位相変換機構7が回転トルクを受ける。反作用は、吸気弁や排気弁のリフト量に応じて変動するので、カムトルクも変動する。具体的には、リフト量が大きい場合にはカムトルクも大きくなり、リフト量が小さい場合にはカムトルクも小さくなる。従って、イグニッションスイッチがオフされてエンジンが停止する際に、位相変換機構7の相対位相に応じてリフト量を変更すると好適である。
2:オイルコントロールバルブ(開閉機構)
3:逆止弁(逆止機構)
4:ECU
5:遅角室、圧力室
6:進角室、圧力室
7:位相変換機構
8:カムシャフト
9:ロック機構
71:従動側回転部材
72:駆動側回転部材
73:ベーン(仕切り)
Claims (1)
- 内燃機関のクランクシャフトに対して同期回転する駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材に対して同軸上に配置され、前記内燃機関の吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を開閉するカムシャフトに対して一体回転する従動側回転部材との相対位相を、可動する仕切りによって容積が相補的に可変する進角室及び遅角室のそれぞれに対する作動流体の給排によって変位させる位相変換機構と、
前記内燃機関の始動時の初期位相において前記相対位相を固定可能なロック機構と、
全ての前記進角室及び全ての前記遅角室を連通するバイパス流路と、
前記バイパス流路に設けられ、前記内燃機関が停止する際に開いて前記バイパス流路に前記作動流体を流通可能とする流体圧バルブである開閉機構と、
前記バイパス流路に設けられ、前記進角室及び前記遅角室の内の一方から他方への前記作動流体の流通を許容し、逆方向への流通を妨げる逆止機構と、
前記内燃機関が停止する際に、前記進角室及び前記遅角室に対する前記作動流体の給排による流体圧に加え、前記バイパス流路を流通する前記作動流体による流体圧を用いて前記相対位相を前記初期位相へ変位させる弁開閉時期制御装置。
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JP2007187326A JP4984148B2 (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 弁開閉時期制御装置 |
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