JP4984087B2 - V型エンジンの補機駆動構造 - Google Patents

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Description

この発明は、V型エンジンの補機駆動構造に係り、特に補機駆動ベルトとベルトアイドラプーリとのレイアウトの変更を行うV型エンジンの補機駆動構造に関する。
図5に示すように、車両に搭載されるV型エンジン101は、V型の一方のシリンダバンクである右側シリンダバンク102・V型の他方のシリンダバンクである左側シリンダバンク103を有するシリンダブロック104と、この右側シリンダバンク102・左側シリンダバンク103の上部に配設される右側シリンダヘッド105・左側シリンダヘッド106と、この右側シリンダヘッド105・左側シリンダヘッド106の上部に載置された右側シリンダヘッドカバー107・左側シリンダヘッドカバー108と、シリンダブロック104及び右側シリンダヘッド105・左側シリンダヘッド106の正面に取り付けたタイミングチェーンカバー110から構成される。
V型エンジン101の正面視において、シリンダブロック104には、左右方向の略中央で且つ下部で、時計方向(図5の矢印方向で示す)に回転されるクランク軸111を配設する。このクランク軸111には、タイミングチェーンカバー110から正面側に突出した部位で補機駆動用プーリ113が取り付けられる。
また、V型エンジン101には、右側シリンダバンク102・左側シリンダバンク103の内側部と両外側部とに、補機駆動用プーリ113によって駆動される複数の補機として、エアコンコンプレッサ124とパワーステアリングポンプ125とオルタネータ126とウォータポンプ127とを配設する。
つまり、V型エンジン101の正面視において、シリンダブロック104の右側部には、下部でエアコンコンプレッサ124が配設されるとともに、このエアコンコンプレッサ124よりも上方でパワーステアリングポンプ125が配設される。また、シリンダブロック104の左側部には、下部でオルタネータ126が配設される。更に、シリンダブロック104の右側シリンダバンク102と左側シリンダバンク103とが分岐する略中央部位でクランク軸111の上方には、ウォータポンプ127が配設されている。
エアコンコンプレッサ124は、エアコンコンプレッサ軸128に支持したエアコンコンプレッサプーリ129を備えている。パワーステアリングポンプ125は、パワーステアリングポンプ軸131に支持したパワーステアリングポンププーリ132を備えている。オルタネータ126は、オルタネータ軸134に支持したオルタネータプーリ135を備えている。ウォータポンプ127は、ウォータポンプ軸137に支持したウォータポンププーリ138を備えている。
また、タイミングチェーンカバー110の前面には、後述する補機駆動ベルト165の張力を調整するオートテンショナ141が取り付けられる。このオートテンショナ141は、補機駆動用プーリ113とエアコンコンプレッサプーリ129とパワーステアリングポンププーリ132とウォータポンププーリ138との間に囲まれる部位に配設され、右側シリンダバンク102に取り付けられたテンショナ本体部142とこのテンショナ本体部142に連結したテンショナアーム部143とこのテンショナアーム部143の先端部に回転自在に取り付けられたテンショナプーリ144とから構成される。
シリンダブロック104には、オルタネータプーリ135近傍で、アイドラプーリ軸191で支持したベルトアイドラプーリ146が取り付けられる。
この場合、クランク軸111とアイドラプーリ軸191とは、所定のプーリ間距離L3で離間して配置される。また、アイドラプーリ軸191とオルタネータ軸134とは、前記プーリ間距離L3よりも小さな所定のプーリ間距離L4で離間して配置される。
そして、補機駆動用プーリ113とエアコンコンプレッサプーリ129とパワーステアリングポンププーリ132とウォータポンププーリ138とオルタネータプーリ135とベルトアイドラプーリ146とテンショナプーリ144とには、補機駆動ベルト165が巻き掛けられる。この場合、補機駆動用プーリ113とエアコンコンプレッサプーリ129とパワーステアリングポンププーリ132とウォータポンププーリ138とオルタネータプーリ135とには、補機駆動ベルト165の内周面としてのリブ面166が当接する。一方、ベルトアイドラプーリ146とテンショナプーリ144とには、補機駆動ベルト165の外周面としての背面167が当接する。
この図5の補機駆動構造においては、一方のシリンダバンクである右側シリンダバンク102の外側部に配設される補機プーリであるエアコンコンプレッサプーリ129を駆動した補機駆動ベルト165を、補機駆動用プーリ113の下部に引き込んで補機駆動用プーリ113の上部から右側シリンダバンク102側に配設されたテンショナプーリ144に向けて送り出し、このテンショナプーリ144によって補機駆動ベルト165の走行方向を反転させて補機駆動ベルト165を他方のシリンダバンクである左側シリンダバンク103の外側部に配設される補機プーリであるオルタネータプーリ135ヘ導くとともに、テンショナプーリ144を通過した補機駆動ベルト165を上方に湾曲させるベルトアイドラプーリ146を左側シリンダバンク103側に配設している。
このような補機駆動用ベルト165のレイアウトにおいて、ベルトアイドラプーリ146は、各補機プーリ(129、132、135、138)に対する補機駆動ベルト165の巻き角を確保するとともに、補機駆動ベルト165の軌道を調整している。この際、各プーリ間距離が不足していると補機駆動ベルト165のズレ挙動を誘発し、補機駆動ベルト165の脱落不具合に至る可能性が高まるため、各プーリ間距離を確保することが肝要である。
一方、実際の部品レイアウトにおいては、他部品との干渉等の理由によりベルトアイドラプーリ146を理想的な配置とすることが困難であることが多く、他部品を締結するための補機取付部(図5において、オルタネータ取付部(ブラケット))にベルトアイドラプーリ146のプーリ設置用ボスを設けることで対処している。
従来、オートテンショナと補機とが隣接配置されるV型エンジンには、オートテンショナのハウジングをエンジン本体に装着し、そして、このオートテンショナのハウジングを介して補機をエンジン本体に装着したものがある。
V型エンジンのカム軸駆動構造には、アイドラスプロケットとクランクギヤ(クランクスプロケット)とを連動する1次タイミングチェーンを、シリンダ列の後方へオフセットしたバンク側の2段型アイドラスプロケットの前側及び他方のバンク側の2段型アイドラスプロケットの後側に連繋させるように、2段型アイドラスプロケットを配設したものがある。
特開2002−115558号公報 実開平1−102403号公報
ところで、従来、V型エンジンの補機駆動構造においては、ベルトアイドラプーリを締結構造とすると、プーリ間距離の確保が極めて困難となる。上記の図5の構造においては、ベルトアイドラプーリとオルタネータプーリとの間が近接せざるを得ず、つまり、プーリ間距離L4が不足してしまい、補機駆動ベルトのズレ挙動が顕著となるという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、構造を簡素化するとともに、補機駆動ベルトの外れを防止するV型エンジンの補機駆動構造を提供することにある。
この発明は、V型のシリンダバンクを有するシリンダブロックの下部にクランク軸を配設し、前記各シリンダバンクの上部に配設される各シリンダヘッドに各カム軸を配設し、前記クランク軸と前記各カム軸との間に一対の中間軸を配設し、前記クランク軸から前記各中間軸に1次タイミングチェーンを介して回転を伝達するとともに前記各中間軸から前記各カム軸に2次タイミングチェーンを介して回転を伝達し、前記1次タイミングチェーン及び前記2次タイミングチェーンをタイミングチェーンカバーで覆うとともに、前記クランク軸の前記タイミングチェーンカバーから突出させた部位に補機駆動用プーリを配設し、この補機駆動用プーリによって駆動される補機類を前記各シリンダバンクの内側部と両外側部に配設し、前記補機駆動用プーリと前記各補機の各補機プーリとに1本の補機駆動ベルトを巻き掛け、一方のシリンダバンクの外側部に配設された補機プーリを駆動した前記補機駆動ベルトを前記補機駆動用プーリの下部に引き込んで前記補機駆動用プーリの上部から前記一方のシリンダバンク側に配設されたテンショナプーリに向けて送り出し、このテンショナプーリによって前記補機駆動ベルトの走行方向を反転させて前記補機駆動ベルトを他方のシリンダバンクの外側部に配設された補機プーリヘ導くとともに、前記テンショナプーリを通過した前記補機駆動ベルトを上方に湾曲させるベルトアイドラプーリを前記他方のシリンダバンク側に配設したV型エンジンの補機駆動構造において、前記ベルトアイドラプーリの回転軸を前記他方のシリンダバンク側の前記中間軸と同軸とし、クランク軸線方向から見た場合、前記中間軸を前記他方のシリンダバンクの外側部に配設された前記補機プーリの回転軸よりも前記補機駆動用プーリの回転軸に近い位置に配設したことを特徴とする。
この発明のV型エンジンの補機駆動構造は、ベルトアイドラプーリの取付位置とその取付構造を変更として、構造を簡素化するとともに、補機駆動ベルトの外れを防止することができる。
この発明は、V型エンジンの構造を簡素化するとともに、補機駆動ベルトの外れを防止する目的を、ベルトアイドラプーリの取付位置とその取付構造を変更して実現するものである。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。図1、図2において、1は車両に搭載されるV型エンジンである。
図1に示すように、V型エンジン1は、V型の一方のシリンダバンクである右側シリンダバンク2・V型の他方のシリンダバンクである左側シリンダバンク3を有するシリンダブロック4と、この右側シリンダバンク2・左側シリンダバンク3の上部に配設された右側シリンダヘッド5・左側シリンダヘッド6と、この右側シリンダヘッド5・左側シリンダヘッド6の上部に載置された右側シリンダヘッドカバー7・左側シリンダヘッドカバー8と、シリンダブロック4の下部に取り付けられたオイルパン9と、シリンダブロック4及び右側シリンダヘッド5・左側シリンダヘッド6の前面側としての正面側に取り付けられたタイミングチェーンカバー10から構成される。
図1、図2に示すように、V型エンジン1の正面視において、シリンダブロック4には、左右方向の略中央且つ下部で、時計方向(図1の矢印方向で示す)に回転するクランク軸11を配設する。このクランク軸11には、図2に示すように、タイミングチェーンカバー10内でクランクスプロケット12が取り付けられるとともに、図1に示すように、タイミングチェーンカバー10から正面側に突出した部位で補機駆動用プーリ13が取り付けられる。
図2に示すように、右側シリンダヘッド5には、右側カム軸14が配設される。この右側カム軸14は、内側部の右側吸気カム軸15と外側部の右側排気カム軸16とからなる。右側吸気カム軸15の正面側に突出した部位には、右側吸気カムスプロケット17が取り付けられる。また、右側排気カム軸16の正面側に突出した部位には、右側排気カムスプロケット18が取り付けられる。
また、左側シリンダヘッド6には、左側カム軸19が配設される。この左側カム軸19は、内側部の左側吸気カム軸20と外側部の左側排気カム軸21とからなる。左側吸気カム軸20の正面側に突出した部位には、左側吸気カムスプロケット22が取り付けられる。また、左側排気カム軸21の正面側に突出した部位には、左側排気カムスプロケット23が取り付けられる。
V型エンジン1には、図1に示すように、シリンダブロック4の右側シリンダバンク2・左側シリンダバンク3の内側部と両外側部とで、補機駆動用プーリ13によって駆動される複数の補機として、エアコンコンプレッサ24とパワーステアリングポンプ25とオルタネータ26とウォータポンプ27とを配設する。
具体的には、図1に示すように、V型エンジン1の正面視において、シリンダブロック4の右方の外側部には、下部でエアコンコンプレッサ24が配設され、また、このエアコンコンプレッサ24よりも上方でパワーステアリングポンプ25が配設される。また、シリンダブロック4の左方の外側部には、下部でオルタネータ26が配設される。更に、シリンダブロック4の右側シリンダバンク2と左側シリンダバンク3とが分岐する略中央部位で且つクランク軸11の上方には、ウォータポンプ27が配設される。
図1、図2に示すように、エアコンコンプレッサ24は、エアコンコンプレッサ軸28に支持した補機プーリとしてのエアコンコンプレッサプーリ29を備え、エアコンコンプレッサ取付部30に取り付けられる。パワーステアリングポンプ25は、パワーステアリングポンプ軸31に支持した補機プーリとしてのパワーステアリングポンププーリ32を備え、パワーステアリングポンプ取付部33に取り付けられる。オルタネータ26は、オルタネータ軸34に支持した補機プーリとしてのオルタネータプーリ35を備え、オルタネータ取付部(ブラケット)36に取り付けられる。ウォータポンプ27は、ウォータポンプ軸37に支持した補機プーリとしてのウォータポンププーリ38を備え、ウォータポンプ取付部39に取り付けられる。
ウォータポンププーリ38の外周面には、図4に示すように、4列でベルト用の溝部40が形成されている。なお、図示しないが、補機駆動用プーリ13とエアコンコンプレッサプーリ29とパワーステアリングポンププーリ32とオルタネータプーリ35との夫々外周面には、前記ウォータポンププーリ38の外周面に形成した4列の溝部40と同様な溝部が形成されている。
図1に示すように、タイミングチェーンカバー10の前面には、後述する補機駆動ベルト65の張力を調整するオートテンショナ41が取り付けられる。このオートテンショナ41は、補機駆動用プーリ13とエアコンコンプレッサプーリ29とパワーステアリングポンププーリ32とウォータポンププーリ38との間に囲まれる部位に配設され、右側シリンダバンク2に取り付けられたテンショナ本体部42とこのテンショナ本体部42に連結したテンショナアーム部43とこのテンショナアーム部43の先端部に回転自在に取り付けられて補機駆動ベルト65に当接するテンショナプーリ44とから構成される。
また、シリンダブロック4には、図1に示すように、クランク軸11と左側カム軸19との間として、補機駆動用プーリ13とオルタネータプーリ35とウォータポンププーリ38との間に囲まれる部位で、一対の中間軸の一方である第1の中間軸(スタッドボルト)45で支持したベルトアイドラプーリ46が取り付けられる。
図3に示すように、この第1の中間軸45の一端部は、シリンダブロック4の左側シリンダバンク3の前面でタイミングチェーンカバー10側に突出したブロックボス部47のねじ穴48にねじ止めして固定されている。また、第1の中間軸45の他端部は、タイミングチェーンカバー10の厚肉部位として形成したプーリ設置用ボス49に支持され、このプーリ設置用ボス49よりも前方に突出して配設される。そして、このプーリ設置用ボス49よりも前方に突出した第1の中間軸45の他端部には、ベルトアイドラプーリ46が取り付けられる。
この場合、図1に示すように、ベルトアイドラプーリ46とテンショナプーリ44とは、補機駆動用プーリ13とウォータポンププーリ38との間の高さ部位で略同一高さ位置に配設され、且つ補機駆動用プーリ13の上側で左右方向に略対称に配設されている。また、ベルトアイドラプーリ46及びテンショナプーリ44の上側の各外周面は、ウォータポンププーリ38の下側の外周面と略同一高さ位置に配設されている。また、ベルトアイドラプーリ46の外径Dは、図3に示すように、後述する補機駆動ベルト65のリブ面66がウォータポンププーリ38の下側部の溝部40と積極的に接するように選定されている。
これにより、テンショナプーリ44とベルトアイドラプーリ46との間を走行する補機駆動ベルト65のリブ面66を、各シリンダバンク2、3の内側部に配設される補機であるウォータポンプ27の補機プーリであるウォータポンププーリ38の外周面に積極的に当接させることができる。
図3に示すように、ベルトアイドラプーリ46は、プーリ組付用スペーサ50を介して第1の中間軸45に配設される。このプーリ組付用スペーサ50は、第1の中間軸45にスプライン結合等で固定されて軸方向に延びる筒部51と、プーリ設置用ボス49の前面49Aに接して径方向に延びる環状部52とから形成される。そして、このプーリ組付用スペーサ50には、軸受部53を嵌装し、この軸受部53にプーリ外周部54を回転自在に嵌装する。また、プーリ設置用ボス49の前面49Aには、第1の中間軸45に嵌装したオイルシール材55を設ける。更に、軸受部53の前面は、径方向に延びる保持部材56を介して第1の中間軸45の他端部に取り付けた保持ナット57で保持されている。
また、第1の中間軸45の外周面には、タイミングチェーンカバー10のプーリ設置用ボス49の裏面49Bとブロックボス部47との間で、後述する1次タイミングチェーン73と左側2次タイミングチェーン74とを巻き掛ける第1の2段アイドラスプロケット58を配設する。
この第1の2段アイドラスプロケット58は、第1の中間軸45にスプライン結合等で固定した円環状のスプロケット用スペーサ59上に回転可能に取り付けられ、シリンダブロック4側の第1の1次チェーン用スプロケット60とこの第1の1次チェーン用スプロケット60よりも小径でタイミングチェーンカバー10側の第1の2次チェーン用スプロケット61とを一体的に備えている。
第1の2段アイドラスプロケット58の第1の1次チェーン用スプロケット60側の一端部は、スプロケット用スペーサ59の端部で切り欠きした段差部62に設置され且つブロックボス部47の先端に当接した環状の鍔部材63で保持されている。第1の2段アイドラスプロケット58の第1の2次チェーン用スプロケット61側の他端部は、タイミングチェーンカバー10側でスプロケット用スペーサ59の径方向に突出形成した突出鍔部64で保持されている。つまり、前記スプロケット用スペーサ59は、シリンダブロック4とタイミングチェーンカバー10との間で挟み込まれて保持され、且つ、第1の2段アイドラスプロケット58と第1の中間軸45との間で、第1の2段アイドラスプロケット58の軸方向の移動を規制する鍔部としての鍔部材63及び突出鍔部64を有する。
このように、第1の中間軸45の外周部に装着されるスプロケット用スペーサ59を、シリンダブロック4とタイミングチェーンカバー10との間に挟み込んで保持したことにより、重量が重いベルトアイドラプーリ46が端部に取り付けられた第1の中間軸45の振動をスプロケット用スペーサ59によって抑制して後述する補機駆動ベルト65の外れを防止できる。また、スプロケット用スペーサ59によって、タイミングチェーンカバー10内のオイルがタイミングチェーンカバー10の外部へ漏れることを防止できる。
補機駆動用プーリ13とエアコンコンプレッサプーリ29とパワーステアリングポンププーリ32とウォータポンププーリ38とオルタネータプーリ35とベルトアイドラプーリ46とテンショナプーリ44とには、1本の補機駆動ベルト65が巻き掛けられる。
この場合、補機駆動用プーリ13とエアコンコンプレッサプーリ29とパワーステアリングポンププーリ32とウォータポンププーリ38とオルタネータプーリ35とには、補機駆動ベルト65の内周面としてのリブ面66が当接する。一方、ベルトアイドラプーリ46とテンショナプーリ44とには、補機駆動ベルト65の外周面としての平坦面の背面67が当接する。そして、ベルトアイドラプーリ46の外径Dは、テンショナプーリ44とベルトアイドラプーリ46との間を走行する補機駆動ベルト65のリブ面66を、各シリンダバンク2、3の内側部に配設される補機であるウォータポンプ27の補機プーリであるウォータポンププーリ38の外周面に当接させるように形成されている。
また、補機駆動ベルト65のリブ面66には、図4に示すように、各プーリの外周面の各溝部40に互いに係合する突部として、4列のリブ68が形成されている。
これにより、各シリンダバンク2、3の内側部に配設されたウォータポンプ27のウォータポンププーリ38によって、テンショナプーリ44とベルトアイドラプーリ46との間を走行するベルト幅方向の位置ズレを抑制し、補機駆動ベルト65が外れにくい構造にできる。
このV型エンジン1の補機駆動構造においては、一方のシリンダバンクである右側シリンダバンク2の外側部に配設される補機プーリであるエアコンコンプレッサプーリ29を駆動した補機駆動ベルト65を、補機駆動用プーリ13の下部に引き込んで補機駆動用プーリ13の上部から右側シリンダバンク2側に配設されたテンショナプーリ44に向けて送り出し、このテンショナプーリ44によって補機駆動ベルト65の走行方向を反転させて補機駆動ベルト65を他方のシリンダバンクである左側シリンダバンク3の外側部に配設される補機プーリであるオルタネータプーリ35ヘ導くとともに、テンショナプーリ44を通過した補機駆動ベルト65を上方に湾曲させるベルトアイドラプーリ46を左側シリンダバンク3側に配設している。
この場合、図1に示すように、クランク軸11と第1の中間軸45とは、所定のプーリ間距離L1で離間して配置される。また、第1の中間軸45とオルタネータ軸34とは、前記プーリ間距離L1よりも大きな所定のプーリ間距離L2で離間して配置される。つまり、ベルトアイドラプーリ46の回転軸を他方のシリンダバンクである左側シリンダバンク3側の第1の中間軸45と同軸とし、クランク軸線方向から見た場合(正面視)、第1の中間軸45を左側シリンダバンク3の外側部に配設されたオルタネータプーリ35の回転軸であるオルタネータ軸34よりも補機駆動用プーリ13の回転軸であるクランク軸11に近い位置に配設し、プーリ間距離L2を十分に確保してこのプーリ間距離L2が不足するのを回避している。
この結果、ベルトアイドラプーリ46の回転軸を第1の中間軸45と同軸としたことで、V型エンジン1の前面部に配設される回転軸の数を減少させ、V型エンジン1の構造を簡素化することができる。また、第1の中間軸45を他方のシリンダバンクである左側シリンダバンク3の外側部に配設された補機プーリであるオルタネータプーリ35の回転軸であるオルタネータ軸34よりも補機駆動用プーリ13の回転軸であるクランク軸11に近い位置に配設したので、ベルトアイドラプーリ46を補機プーリであるオルタネータプーリ35から所定距離L2離れた位置に配設することができ、ベルトアイドラプーリ46の製造誤差や組付誤差の影響によって補機駆動ベルト65がこじられてオルタネータプーリ35から外れることを防止できる。
また、この実施例においては、図3、図4に示すように、補機駆動ベルト65のリブ面66がウォータポンププーリ38の溝部40と積極的に接するように、ベルトアイドラプーリ46の外径Dを選定している。ベルトアイドラプーリ46とオートテンショナ41のテンショナプーリ44との間は補機駆動ベルト64の背面67同士で接しているため、補機駆動ベルト64が滑りやすく、補機駆動ベルト64のズレ挙動に対して不利な構造であるが、図4に示すように、補機駆動ベルト64のリブ面66のリブ68がウォータポンププーリ35の下側部の溝部40と積極的に接することにより、ズレ挙動の抑制効果を生させることができる。
図2に示すように、シリンダブロック4には、クランク軸11と右側カム軸14との間として、左側の前記第1の中間軸45に対応する位置の右側シリンダバンク2で、一対の中間軸の他方の第2の中間軸(スタッドボルト)69で支持した第2の2段アイドラスプロケット70が取り付けられる。この第2の2段アイドラスプロケット70は、第1の2段アイドラスプロケット58と同様に、第2の1次チェーン用スプロケット71とこの第2の1次チェーン用スプロケット71よりも小径の第2の2次チェーン用スプロケット72とを一体的に備えている。
クランクスプロケット12と第1の2段アイドラスプロケット58の第1の1次チェーンスプロケット60と第2の2段アイドラスプロケット70の第2の1次チェーン用スプロケット71には、1次タイミングチェーン73が巻き掛けられる。また、第1の2段アイドラスプロケット58の第1の2次チェーン用スプロケット61と左側吸気カムスプロケット22と左側排気カムスプロケット23とには、左側2次タイミングチェーン74が巻き掛けられる。更に、第2の2段アイドラスプロケット58の第2の2次チェーン用スプロケット72と右側吸気カムスプロケット17と右側排気カムスプロケット18とには、右側2次タイミングチェーン75が巻き掛けられる。
これら1次タイミングチェーン73と左側2次タイミングチェーン74と右側2次タイミングチェーン75とは、シリンダブロック4及び右側シリンダヘッド5・左側シリンダヘッド6の正面に配設したタイミングチェーンカバー10で覆われる。
よって、このV型エンジン1では、クランク軸11から第1の中間軸45と第2の中間軸69に1次タイミングチェーン73を介して回転を伝達するとともに、第1の中間軸45・第2の中間軸69から左側カム軸19・右側カム軸14に左側2次タイミングチェーン74・右側2次タイミングチェーン75を介して回転を伝達する。
シリンダブロック4の下部には、クランク軸11と第1の中間軸45との間で、1次タイミングチェーン73の弛み側の張力を調整する1次チェーンテンショナ76が取り付けられる。この1次チェーンテンショナ76は、1次テンショナ本体77とこの1次テンショナ本体77によって作動されて1次タイミングチェーン73の背面に当接する1次テンショナ当接部78とからなる。
また、左側シリンダヘッド3には、第1の中間軸45と左側排気カム軸21との間で、左側2次タイミングチェーン74の弛み側の張力を調整する左側2次チェーンテンショナ79が取り付けられる。この左側2次チェーンテンショナ79は、左側2次テンショナ本体80とこの左側2次テンショナ本体80によって作動されて左側2次タイミングチェーン74の背面に当接する左側2次テンショナ当接部81とからなる。
更に、右側シリンダヘッド2には、第2の中間軸69と右側吸気カム軸15との間で、右側2次タイミングチェーン75の弛み側の張力を調整する右側2次チェーンテンショナ82が取り付けられる。この右側2次チェーンテンショナ82は、右側2次テンショナ本体83とこの右側2次テンショナ本体83によって作動されて右側2次タイミングチェーン75の背面に当接する右側2次テンショナ当接部84とからなる。
即ち、この実施例においては、補機駆動ベルト65が脱落する不具合を回避するように、図1に示すような位置にベルトアイドラプーリ46を配置し、プーリ間距離L2を確保する。そして、ベルトアイドラプーリ46の中心位置は、第1の2段チェーンスプロケット58の中心位置と一致される。この際、ベルトアイドラプーリ46の締結用ボスであるプーリ設置用ボス49は、タイミングチェーンカバー10に設けられている。シリンダブロック4に加工されたねじ穴48には、長尺の第1の中間軸(スタッドボルト)45を組み付ける。この第1の中間軸45には、第1の2段アイドラスプロケット58を嵌装し、タイミングチェーンカバー10を介してベルトアイドラプーリ46を保持ナット57で締め付ける。よって、このような各部品のレイアウトにおいては、ベルトアイドラプーリ46を第1の2段アイドラスプロケット58の中心位置と一致させるように配置することから、プーリ間距離L2を最適に確保することができ、また、ベルトアイドラプーリ46と第1の2段アイドラスプロケット58とを保持ナット57で共締めすることが可能となり、締結要素の数を削減することができる。
この発明に係るベルトアイドラプーリの取付位置とその取付構造を変更を、、他のエンジンにも適用できる。
エンジンの正面図である。 タイミングチェーンカバーを取り外した状態のエンジンの正面図である。 図1のIII−III線によるベルトアイドラプーリの取付部位の拡大断面図である。 図1のIV−IV線によるウォータポンププーリの拡大断面図である。 従来においてエンジンの正面図である。
符号の説明
1 V型エンジン
2 右側シリンダバンク
3 左側シリンダバンク
4 シリンダブロック
5 右側シリンダヘッド
6 左側シリンダヘッド
10 タイミングチェーンカバー
11 クランク軸
12 クランクスプロケット
13 補機駆動用プーリ
14 右側カム軸
19 左側カム軸
24 エアコンコンプレッサ
25 パワーステアリングポンプ
26 オルタネータ
27 ウォータポンプ
29 エアコンコンプレッサプーリ
32 パワーステアリングポンププーリ
35 オルタネータプーリ
38 ウォータポンププーリ
41 オートテンショナ
44 テンショナプーリ
45 第1の中間軸
46 ベルトアイドラプーリ
50 プーリ組付用スペーサ
57 保持ナット
58 第1の2段アイドラプーリ
60 第1の1次チェーンスプロケット
61 第1の2次チェーンスプロケット
63 鍔部材
64 突出鍔部
65 補機駆動ベルト
69 第2の中間軸
70 第2の2段アイドラプーリ
71 第2の1次チェーンスプロケット
72 第2の2次チェーンスプロケット
73 1次タイミングチェーン
74 左側2次タイミングチェーン
75 右側2次タイミングチェーン
76 1次チェーンテンショナ
79 左側2次チェーンテンショナ
82 右側2次チェーンテンショナ

Claims (3)

  1. V型のシリンダバンクを有するシリンダブロックの下部にクランク軸を配設し、前記各シリンダバンクの上部に配設される各シリンダヘッドに各カム軸を配設し、前記クランク軸と前記各カム軸との間に一対の中間軸を配設し、前記クランク軸から前記各中間軸に1次タイミングチェーンを介して回転を伝達するとともに前記各中間軸から前記各カム軸に2次タイミングチェーンを介して回転を伝達し、前記1次タイミングチェーン及び前記2次タイミングチェーンをタイミングチェーンカバーで覆うとともに、前記クランク軸の前記タイミングチェーンカバーから突出させた部位に補機駆動用プーリを配設し、この補機駆動用プーリによって駆動される補機類を前記各シリンダバンクの内側部と両外側部に配設し、前記補機駆動用プーリと前記各補機の各補機プーリとに1本の補機駆動ベルトを巻き掛け、一方のシリンダバンクの外側部に配設された補機プーリを駆動した前記補機駆動ベルトを前記補機駆動用プーリの下部に引き込んで前記補機駆動用プーリの上部から前記一方のシリンダバンク側に配設されたテンショナプーリに向けて送り出し、このテンショナプーリによって前記補機駆動ベルトの走行方向を反転させて前記補機駆動ベルトを他方のシリンダバンクの外側部に配設された補機プーリヘ導くとともに、前記テンショナプーリを通過した前記補機駆動ベルトを上方に湾曲させるベルトアイドラプーリを前記他方のシリンダバンク側に配設したV型エンジンの補機駆動構造において、前記ベルトアイドラプーリの回転軸を前記他方のシリンダバンク側の前記中間軸と同軸とし、クランク軸線方向から見た場合、前記中間軸を前記他方のシリンダバンクの外側部に配設された前記補機プーリの回転軸よりも前記補機駆動用プーリの回転軸に近い位置に配設したことを特徴とするV型エンジンの補機駆動構造。
  2. 前記1次タイミングチェーンと前記2次タイミングチェーンとを巻き掛ける2段アイドラスプロケットを前記中間軸の外周部に配設し、この2段アイドラスプロケットと前記中間軸との間に前記2段アイドラスプロケットの軸方向の移動を規制する鍔部を有する円環状のスプロケット用スペーサを配設し、このスプロケット用スペーサを前記シリンダブロックと前記タイミングチェーンカバーとの間に挟み込んで保持したことを特徴とする請求項1に記載のV型エンジンの補機駆動構造。
  3. 前記各補機の各補機プーリの外周面に溝部を備えるとともに前記補機駆動ベルトの内周面には前記補機プーリの前記溝部に係合する突部を備え、前記テンショナプーリと前記ベルトアイドラプーリとの間を走行する前記補機駆動ベルトの内周面を前記シリンダバンクの内側部に配設された補機の補機プーリの外周面に当接させたことを特徴とする請求項1に記載のV型エンジンの補機駆動構造。
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