JP4146698B2 - エンジンのカバー取付構造 - Google Patents

エンジンのカバー取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、エンジンの本体部の外周面に形成される各種装置又は部品の収納室、たとえばジェネレータ室、クラッチ室あるいは弁腕室等を覆うカバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常のエンジンにおいて、クランクケース、シリンダ及びシリンダヘッド等で構成されるエンジン本体部内には、クランク軸、ピストン及びミッション機構等、エンジンを構成する各種の基本部品が収納されているが、エンジン本体部の外周面にも各種エンジン用装置又は部品を収納するための収納室がエンジン本体部と一体に形成されると共に、該収納室を覆うカバーがそれぞれボルトにより締着されている。
【0003】
各収納室を覆うカバーの取付構造は、従来、収納室の周囲にカバー締着用の合わせ面を形成し、該合わせ面にボルト螺着用のボス部を形成しており、合わせ面にカバーを合わせ、ボルトをボス部に螺着することにより、カバーをエンジン本体部に締着している(たとえば特許文献1又は2参照)。
【0004】
図5は従来のジェネレータカバー締着用合わせ面の一例を示しており、合わせ面115は、ジェネレータ室111を取り囲むようにクランクケース112の側壁113に一体形成されており、ジェネレータ室111内にはジェネレータ120及びオイルポンプ121が収納されている。上記合わせ面115には間隔を置いてカバー締着用のボス部122が複数個形成されており、図6のようにジェネレータカバー125の取付面(端面)を合わせ面115に合わせ、ボルト126により締着している。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−288214号公報(図6、図9)
【特許文献2】
特開2000−87714号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示すように合わせ面115にボス部122を形成する場合には、めねじ孔128の深さを一定深さ以上にする必要があるが、クランクケース112の側壁113は平面になっておらず、凹凸が存在しており、合わせ面115はそれら凹凸のある側壁113に形成されている。たとえば、図6の構造では、変速入力軸130がクランク室131よりもクランク軸芯O1方向の左方に張り出すように形成され、かつ、変速入力軸130の左端にはミッションへオイルを供給するためのオイル室133が左方張出し状に形成されており、かかる張出し部分にボス部122が形成されている。そのため、合わせ面115全体が高く左方に突出する形状となり、クランクケースが大型化し、重量も増加する。
【0007】
【発明の目的】
本願発明の目的は、エンジン用装置等を収納する収納室のカバー締着用のボス部の形成部材及び位置を工夫することにより、クランクケース等のエンジン本体部構成部材のコンパクト化及びカバー自体のコンパクト化を図ることである。また、カバーの締着強度を向上させることも目的の1つとしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願請求項1記載の発明は、エンジン本体部に、エンジン用装置又は部品を収納する開口状の収納室を形成し、該収納室の周囲にカバー締着用の合わせ面を形成してあるエンジンのカバー取付構造において、前記収納室を覆うカバーの取付ボルトを螺着するためのめねじ孔を有するボス部を、前記エンジン本体部の前記合わせ面と、前記エンジン本体部とは別体物で前記収納室に収納される前記エンジン用装置又は部品と、の両方に形成し、前記エンジン本体部の前記合わせ面に前記カバーに形成された取付面が当接した状態で、前記エンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用の前記ボス部と、該ボス部に対応する前記カバーのボス部と、の間に隙間が生じるように構成されている
【0009】
上記構造によると、収納室内に収納されるエンジン用装置又は部品に、一部のカバー締着用のボス部を形成するので、収納室周囲の合わせ面に形成されるボス部のうち、ボス高さが高くなりそうな個所にボス部を形成することを避けることができ、それにより合わせ面の高さを低く維持でき、エンジン本体部の大型化を防ぎ、重量の増加も防ぐことができる。
しかも、前記エンジン本体部の合わせ面に前記カバーに形成された取付面が当接した状態で、前記エンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用のボス部と、該ボス部に対応する前記カバーのボス部と、の間に隙間が生じるように構成されているので、ボルト締付時、カバーの内方側部分をエンジン本体側に強く押え付けることができ、カバーの取付強度が向上する。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のエンジンのカバー取付構造において、前記エンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用の前記ボス部を、前記エンジン本体部の前記収納室周囲の前記合わせ面に形成した前記ボス部よりも低く形成してある
【0011】
上記構造によると、ボルト締付時、カバーの内方側部分をエンジン本体側に強く押え付けることができ、カバーの取付強度が向上する。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のエンジンのカバー取付構造において、前記エンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用の前記ボス部に対応する前記カバーのボス部を、前記カバーに形成された取付面よりも低く形成してある。
【0013】
上記構造によると、ボルト締付時、カバーの内方側部分をエンジン本体側に強く押え付けることができ、カバーの取付強度が向上する。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載のエンジンのカバー取付構造において、前記収納室内に配置された前記エンジン用装置又は部品のボス部と該ボス部に対応する前記カバーのボス部とは、前記エンジン本体部の合わせ面及び前記カバーの取付面で囲まれる範囲の内部に配置されている
【0015】
上記構造によると、請求項2乃至3に記載の効果において、カバーの取付強度がさらに向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は、本願発明が適用された単気筒4サイクルエンジンであり、たとえばモトクロス用オートバイに搭載されており、これら図面に基づいて本願発明の一実施の形態を説明する。なお、説明の都合上、クランク軸芯方向を左右方向として説明する。
【0017】
図2は上記エンジンを、シリンダ中心線C、クランク軸芯O1及び変速入力軸芯O2を通る面で切断した断面展開図であり、クランクケース2は左右2つ割り構造となっており、シリンダ中心線Cを含みクランク軸芯O1と直角な面を合わせ面として、左右のクランクケース部材2a,2bが結合されている。
【0018】
クランクケース2内は、前部がクランク軸1を収納するクランク室4、後部がギヤ式ミッションを収納するミッション室5となっており、クランク室4のクランク軸芯O1方向の右側には、クランクケース2の右側壁9を隔ててクラッチ室10が形成され、左側にはクランクケース2の左側壁8を隔ててジェネレータ室11が形成されている。
【0019】
クランク軸1は、左右2分割構造となっており、クランクピン13により左右クランク軸部材が結合され、クランクケース2の左右の側壁8,9に嵌着された主軸受16,17により支持されている。
【0020】
クランク軸1の右端部は、右側主軸受17を貫通してクラッチ室10内に突出し、該右側突出部分には、車輪駆動用の一次ギヤ21及びポンプ駆動用のチェーンスプロケット22が設けられている。クランク軸1の左端部は、左側主軸受16を貫通してジェネレータ室11に突出し、左側突出端部にはジェネレータ25のロータ26が固定されている。該ロータ26と左側主軸受16の間のクランク軸1部分には、カム駆動用のチェーンスプロケット25とバランサ駆動ギヤ29が設けられている。
【0021】
ミッション室5に配置された変速入力軸6は、左右一対の軸受31を介してミッション室5の両側壁部分8a,9aに支持されると共に、右端部がクラッチ室10内に突出し、右側突出部分に多板式摩擦クラッチ14が取り付けられている。変速入力軸6の左端部はクランク室4よりも左方に張り出しており、該変速入力軸6の左端には、さらに左方に張り出すようにオイル供給用のオイル室34が形成されている。変速入力軸6内には変速ギヤ潤滑用のオイル通路33が形成され、該オイル通路33の左端開口は上記オイル室34に連通している。変速入力軸6上には、左側から順に、2速ギヤ36、4速ギヤ37、3速ギヤ38、5速ギヤ39及び1速ギヤ40が装着されており、最も左側の2速ギヤ36はクランク室4よりも左方に位置している。
【0022】
エンジンには一対のオイルポンプ41,42が備えられており、両オイルポンプ41,42は、クランクケース2の左右側壁8,9に振分け配置されている。左側のオイルポンプ41は、エンジン内の各注油個所からの戻りオイルをミッション室5の下部に形成されたオイルタンク室側へ汲み上げるいわゆるスカベンジングポンプであり、ポンプハウジング41aはクランクケース2の左側壁8に形成されているが、クランク室4よりもジェネレータ室11側に張り出すように形成されている。ポンプカバー43はジェネレータ室11内に配置されると共にポンプハウジング41aの左端面にボルトにより締着されている。
【0023】
右側のオイルポンプ42は、エンジン内の各注油個所にオイルを圧送するフィードポンプであり、ポンプハウジング42aはクランクケース2の右側壁9に一体に形成され、ポンプカバー44はクラッチ室10内に配置されると共にポンプハウジング42aの右端面にボルトにより締着されている。
【0024】
両オイルポンプ41,42のポンプ軸46,47は、クランク軸芯O1と平行な同一軸芯O3上に配置されると共に継手を介して連結されており、右側のポンプ軸47はクラッチ室10内に突出し、該突出部分に固着されたチェーンスプロケット48が、チェーン49を介して前記クランク軸1のポンプ駆動用チェーンスプロケット22に連動連結している。
【0025】
ジェネレータ室11の周囲には、ジェネレータ室11を取り囲むようにカバー締着用の合わせ面50がクランクケース2と一体に形成されており、該合わせ面50には複数のボス部51が一体に形成されている。上記合わせ面50のボス部51とは別に、左側のオイルポンプ41のポンプカバー43にも、左方に突出するジェネレータカバー締着用のボス部52がポンプカバー43と一体に形成されている。各ボス部51,52にはそれぞれめねじ孔53,54が形成されている。
【0026】
ジェネレータカバー18はジェネレータ室11を左方から覆うように配置されると共に右端取付面18aが前記合わせ面50に合わせられ、複数のボルト55,56を各ボス部51,52に螺着することにより、クランクケース2に締着されている。ジェネレータカバー18の内面の中央部には、クランク軸芯O1と同一芯上に円筒形のステータ取付台58が形成され、該取付台58にはジェネレータ25のロータ26に径方向の内方から対向するステータ(コイル)27が固着されている。
【0027】
図1はジェネレータカバー18(図2)を外して示すクランクケース2の左側面図であり、左側のオイルポンプ(スカベンジングポンプ)41は変速入力軸6の直下近傍に配置されており、ポンプカバー43は前下方に延びる吸込側オイル通路形成部43aを一体に備え、前述のように複数のボルト60によりクランクケース2の左側壁8に締着されている。
【0028】
図2に示すようにクランクケース2の左側壁8に形成されたカバー締着用の合わせ面50は、図1に示すようにジェネレータ25と、ジェネレータ25の前側に配置されたバランサ61と、左側オイルポンプ41を囲むように形成されており、合わせ面50の後部は、変速入力軸用のオイル室34の周壁に沿って形成されている。
【0029】
合わせ面50に形成されたカバー締着用のボス部51は、たとえば、前端部に上下2個所、上辺に2個所、下辺に3個所形成されており、後辺の変速入力軸用のオイル室34付近には形成されておらず、その代わり、前述のようにポンプカバー43にボス部52及びめねじ孔54が形成されているのである。
【0030】
合わせ面50の最前端部及び後下端部には、ボス部51と並んで、ジェネレータカバー位置決め用のピン穴65が形成されている。
【0031】
なお、図2のジェネレータカバー18の右端取付面18aの形状も、図1の合わせ面50の形状と同一形状に形成され、また、各めねじ孔53,54に対応する位置にはボルト挿通孔が形成されている。
【0032】
図3は図2の矢印III部分の分解拡大図であり、ポンプカバー43のボス部52の左端面52aは、クランクケース2の左側壁8に形成された合わせ面50よりも少し(差d)だけ低く形成されている。一方、上記ボス部52に対応するジェネレータカバー18のボス部70の右端面70aは、取付面18aと同じ高さに形成されている。
【0033】
【組立】
図2において、クランク軸1、ピストン、ミッション及びオイルポンプ41,42等のエンジン部品を、クランクケース2、シリンダ3及びシリンダヘッド等に組み込み、エンジン本体部を組み立てた後、クラッチカバー19、ジェネレータカバー18及びシリンダヘッドカバー等のカバー部材を取り付ける。
【0034】
ジェネレータカバー18は、ジェネレータ室11の周囲の合わせ面50に右端取付面18aが合わせられ、各ボルト55,56をジェネレータカバー18の各ボルト挿通孔に挿通し、各ボス部51,52のめねじ孔53,54に螺着する。
【0035】
この場合、ポンプカバー43に形成されたボス部52が、合わせ面50のボス部51よりも低く形成されているので、図3のポンプカバー43のボス部52の端面52aにジェネレータカバー18のボス部70の端面70aを密着させることにより、ジェネレータカバー18の締付強度を増加させることができる。
【0036】
また、図2の左方に大きく張り出すオイル室34の側壁部分8aにボス部を形成しなくて済むことにより、合わせ面50の高さ(左方突出量)が低く抑えられ、クランクケース2の大型化を防ぐことができる。
【0037】
【発明のその他の実施の形態】
(1)図4に示す実施の形態は、スカベンジングポンプ41のポンプカバー43に形成されたボス部52の高さを、ジェネレータ室周囲に形成されたボス部51と同じ高さ(合わせ面50の高さ)とし、一方、上記ポンプカバー43のボス部52に対応するジェネレータカバー18のボス部70の端面70aを、ジェネレータカバー18の取付面18aよりも少し(差d1)だけ低く形成してある。すなわち、ボルト56で締め付ける前においては、ポンプカバー43に形成されたボス部52の端面52aとジェネレータカバー18に形成されたボス部70の端面70aの間に隙間e(=d1)が存在するようになっている。
【0038】
したがって、ボルト56で締め付け、ボス部70の端面70aをボス部52の端面52aに密着させることにより、ジェネレータカバー18の締付強度を増加させることができる。
【0039】
(2)図1〜図4の実施の形態では、ジェネレータ室を囲む合わせ面とは別に、ジェネレータ室のポンプカバーに1個のボス部を形成した構造であるが、ジェネレータ室内のエンジン用部品に2個又はそれ以上のジェネレータカバー締着用ボス部を形成することも可能である。
【0040】
(3)クラッチカバーで覆われるクラッチ室又はシリンダヘッドカバーで覆われる弁腕室等のカバー取付構造に本願発明を適用することもできる。
【0041】
(4)図1〜図3の実施の形態では、ポンプカバーに形成したボス部を、カバー締着用の合わせ面に形成したボス部よりも低く形成し、また、図4の実施の形態では、ジェネレータカバーのボス部を取付面よりも低く形成してあるが、ポンプカバーに形成するボス部をカバー締着用の合わせ面と同じ高さとし、かつ、ジェネレータカバーに形成するボス部を取付面と同じ高さとすることもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本願発明によると、(1)エンジンの本体部の外周面に、エンジン用装置又は部品を収納する収納室を形成し、該収納室の周囲にカバー締着用の合わせ面を形成してあるエンジンのカバー取付構造において、収納室内に収納されるエンジン用装置又は部品に、一部のカバー締着用ボス部を形成するので、合わせ面に形成されるボス部は、ボス高さが高くなりそうな個所を避けて形成することができ、それによりカバー締着用の合わせ面の高さを低く維持でき、エンジン本体部の大型化を防ぎ、重量の増加も防ぐことができる。
【0043】
(2)エンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用のボス部を、収納室周囲の合わせ面に形成したボス部よりも低く形成し、又はエンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用のボス部に対応するカバーのボス部を、カバーに形成された取付面よりも低く形成してあると、ボルト締付時、カバーの内方側部分をエンジン本体側に強く押え付けることができ、カバーの取付強度が向上する。
【0044】
(3)収納室内にはジェネレータ及びオイルポンプを収納し、収納室を覆うジェネレータカバーの取付ボルトを螺着するためのボス部を、エンジン本体部の収納室周囲の上記合わせ面並びにオイルポンプに形成してあると、ジェネレータ室を覆うジェネレータカバーの取付構造において、エンジン本体部を構成する最も大物部材であるクランクケースの大型化及び重量増加を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を適用した4サイクルエンジンのクランクケースの左側面図である。
【図2】 図1のII-II断面展開図である。
【図3】 図2の矢印III部分の拡大図である。
【図4】 本願発明の別の実施の形態を示し、図3と同じ部分の断面図である。
【図5】 従来例のクランクケースの左側面図である。
【図6】 図5のVI-VI断面展開図である。
【符号の説明】
1 クランク軸
2 クランクケース
2a 左側クランクケース部材
2b 右側クランクケース部材
4 クランク室
5 ミッション室
8,9 クランクケースの側壁
8a,9a ミッション室両側の側壁部分
11 ジェネレータ室(収納室の一例)
25 ジェネレータ(エンジン用装置の一例)
41 オイルポンプ(エンジン用装置の一例)
43 ポンプカバー(ポンプ構成部材)
50 合わせ面
51 合わせ面に形成されたボス部
52 ポンプカバーに形成されたボス部
53,54 めねじ孔
55,56 ボルト
70 ジェネレータカバーに形成されたボス部

Claims (4)

  1. エンジン本体部に、エンジン用装置又は部品を収納する開口状の収納室を形成し、該収納室の周囲にカバー締着用の合わせ面を形成してあるエンジンのカバー取付構造において、
    前記収納室を覆うカバーの取付ボルトを螺着するためのめねじ孔を有するボス部を、前記エンジン本体部の前記合わせ面と、前記エンジン本体部とは別体物で前記収納室に収納される前記エンジン用装置又は部品と、の両方に形成し
    前記エンジン本体部の前記合わせ面に前記カバーに形成された取付面が当接した状態で、前記エンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用の前記ボス部と、該ボス部に対応する前記カバーのボス部と、の間に隙間が生じるように構成されていることを特徴とするエンジンのカバー取付構造。
  2. 前記エンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用の前記ボス部を、前記エンジン本体部の前記収納室周囲の前記合わせ面に形成した前記ボス部よりも低く形成してあることを特徴とする請求項1記載のエンジンのカバー取付構造。
  3. 前記エンジン用装置又は部品に形成してあるカバー締着用の前記ボス部に対応する前記カバーのボス部を、前記カバーに形成された取付面よりも低く形成してあることを特徴とする請求項1又は2記載のエンジンのカバー取付構造。
  4. 前記収納室内に配置された前記エンジン用装置又は部品のボス部と該ボス部に対応する前記カバーのボス部とは、前記エンジン本体部の合わせ面及び前記カバーの取付面で囲まれる範囲の内部に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のエンジンのカバー取付構造。
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