JP4983693B2 - 過給機 - Google Patents

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Description

本発明は、過給機に関する。
自動車の排ガスと環境の問題が世界的にクローズアップされているなか、乗用車クラスの小型ディーゼルエンジン市場をはじめとして、エミッション規制への対応と低燃費化、性能向上のため過給機の使用が必須となりつつあり、低速から高速域まで広い範囲での性能向上を図ることができる可変容量型過給機が注目されている。
可変容量装置としては、マルチベーンノズル方式が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
マルチベーンノズル方式の可変容量装置では、ノズルベーンの開閉動作を抵抗なく行うために、ガス流路の通路壁、すなわちノズル支持リング及びシュラウドとノズルベーンの両端面との間には、若干の隙間を設けている。
上記隙間を大きくすると、タービン側へと流れる排気ガスがこの隙間から容易に漏れてしまうため、ノズルベーンを通過するガス流量が所望量に制御されにくくなり、過給機の効率が低下する。また、逆に上記隙間を小さくすると、熱膨張した際に、ノズルベーン29の端面がハウジングの内面、つまりガス通路内壁面に接触してスティックを起こしやすくなり、ノズルベーンが円滑に開閉動作しなくなる。
このため、ガス流路の通路壁のノズルベーンの所定開度位置に、ノズルベーンとの間の間隔を拡大する切欠き部が形成されたものが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2006−125588号公報 特開2004−052589号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の可変容量型過給機は、シュラウドが設けられておらず、ノズル支持リングにノズルベーンを片持ち状態に取り付けるものである。
このため、シュラウドとノズル支持リングとの間でノズルベーンを両持ち状態で支持する場合には、上述のようにタービンハウジングに空間を設けても、ノズルベーンとシュラウドが接触する不具合を防止できないという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、ノズルベーンの端面と第一環状部又は第二環状部との接触を好適に抑えて安定した運転を行うことができる過給機を提供することを目的とする。
本発明に係る過給機では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
本発明は、タービンインペラとタービンハウジングとの間に形成されるガス流路内に配されたノズルベーンと、該ノズルベーンに対して同一軸線上に接続された第一軸部及び第二軸部と、ベアリングハウジングと接続されて前記ガス流路の一部を形成するとともに、前記第一軸部が回動可能に接続された第一環状部と、該第一環状部と対向して前記タービンハウジング内に設けられて前記ガス流路の一部を形成するとともに、前記第二軸部が回動可能に接続された第二環状部と、を有する可変容量装置を備えた過給機であって、前記第一軸部が挿通される第一軸受孔が、前記第一環状部に設けられ、前記第二軸部が挿通される第二軸受孔が、前記第一軸受孔の中心軸線と同一の中心軸線を有して、前記第二環状部に設けられ、前記第二軸部と第二軸受孔との間に形成される第二隙間が、前記第一軸部と前記第一軸受孔との間に形成される第一隙間よりも大きいことを特徴とする
この発明は、熱変動の大きいタービンハウジングと冷却されているベアリングハウジングとの熱膨張差に伴い、第二環状部が第一環状部よりも熱変形して第一軸受孔と第二軸受孔との中心軸線がずれても、第二隙間がこれを吸収して第一環状部に対する第一軸部及び第二軸部の傾斜を好適に抑えることができる。
また、本発明に係る過給機は、前記第一軸部と前記第二軸部との外径が同一とされ、前記第一軸受孔の内径よりも前記第二軸受孔の内径のほうが大きいことを特徴とする。
この発明は、第一環状部に対する第一軸部及び第二軸部の傾斜をより好適に抑えることができる。
また、本発明に係る過給機は、前記第二環状部の前記ガス流路の一部を形成する通路壁に、該通路壁と前記ノズルベーンとの間隔を前記ガス流路の下流側に向かって漸次拡開させるテーパ部が設けられていることを特徴とする。
この発明は、熱変形に伴い第一環状部に対して第一軸部及び第二軸部が傾斜しても、第二環状部とノズルベーンとの接触を好適に抑えることができる。
また、本発明に係る過給機は、前記ノズルベーンが前記ガス流路に対して全閉したときの最下流端位置から全開したときの最下流端位置までの間に、前記テーパ部が設けられていることを特徴とする。
この発明は、第二軸受孔よりも径方向外方における通路壁とノズルベーンとの隙間を確保するとともに、第二軸受孔よりも径方向内方における通路壁とノズルベーンとの接触可能性を好適に低下させることができる。
本発明によれば以下の効果を得ることができる。
本発明に係る過給機によれば、ノズルベーンの端面と第一環状部又は第二環状部との接触を好適に抑えて安定した運転を行うことができる。
以下、本発明に係る過給機の実施形態について図面を参照して説明する。
本発明に係る一実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
可変容量型過給機1には、図1から図3に示すように、中心軸線CL1を有するハウジング3を備え、このハウジング3の一端部側には遠心式コンプレッサ5が設けられ、他端部側には遠心式タービン7が設けられている。
タービン7とコンプレッサ5との間には、ハウジング3に対して回転自在に、回転軸部材9がたとえば流体軸受11を介して設けられている。回転軸部材9の一端部には、コンプレッサ5を構成しているコンプレッサインペラ13が一体的に固定されており、回転軸部材9の他端部には、タービン7を構成しているタービンインペラ15が一体的に固定されている。
ハウジング3は、回転軸部材9を支持するベアリングハウジング17と、コンプレッサインペラ13を囲んでコンプレッサインペラ13側でベアリングハウジング17に一体的に設けられたコンプレッサハウジング19と、タービンインペラ15を囲んでタービンインペラ15側のベアリングハウジング17に一体に設けられたタービンハウジング21と、を備えている。
タービンハウジング21には、一端にガス入口(図示せず)を供えたスクロール通路23が設けられており、このスクロール通路23の内周部のタービンインペラ15との間には、環状のガス流路25が形成されている。
環状のガス流路25におけるタービンインペラ15の先端部側(コンプレッサ5とは反対側)には、マルチベーンノズル方式の可変容量装置27が設けられている。
このマルチベーンノズル方式の可変容量装置27は、図2(図1のII−II断面図)に示すように、環状のガス流路25の円周上に配置された複数のノズルベーン29によって構成されたベーンノズル31と、ノズルベーン29に対して同一軸線CL2上に接続された第一軸部37及び第二軸部39と、ベアリングハウジング17と接続されてガス流路25の一部を形成するとともに、第一軸部37が回動可能に接続された環状のノズル支持リング(第一環状部)33と、ノズル支持リング33から所定の間隔をあけてタービンインペラ15とタービンハウジング21との間に設けられてガス流路25の一部を形成するとともに、第二軸部39が回動可能に接続された環状のシュラウド(第二環状部)39と、を備えている。ガス流路25は、ノズル支持リング33とシュラウド35との間に形成されている。第一軸部37及び第二軸部39は、ともに同一の外径を有している。
ノズルベーン29は、例えば、図2に実線で示す姿勢から破線で示す姿勢の間で回動するようになっている。
なお、図2に実線で示す姿勢に各ノズルベーン29があるときには、ベーンノズル31におけるガス流路の幅W1が最も狭くなっており、図2に破線で示す姿勢に各ノズルベーン29があるときには、ベーンノズル31におけるガス流路の幅W3が最も広くなっている。すなわち、各ノズルベーン29のそれぞれを同一方向に回動することで、ベーンノズル31の流路の大きさを変え、タービン7(タービンインペラ15)に供給されるガスの流速を変えている。
ノズル支持リング33は、所定のシート厚さを備えてリング状に形成されており、スクロール通路23の内径よりも僅かに大きな外径、かつタービンインペラ15の外径よりも僅かに大きな内径を備えている。また、ノズル支持リング33は、中心軸線が回転軸部材9の回転中心軸線CL1と一致するように、タービンインペラ15の背面側(コンプレッサ5側)でタービンインペラ15の近傍に設置されている。
ノズル支持リング33には、図4に示すように、直径Dの同一円周上に所定間隔で離間して第一軸部37が挿通される第一軸受孔41が複数設けられている。各第一軸受孔41の内径は同一とされている。第一軸部37と第一軸受孔41とは、第一隙間SP1が形成されて嵌合されている。
シュラウド35は、図5及び図6に示すように、ノズル支持リング33と同様の環状部位35Aと、環状部位35Aの先端部側(タービンインペラ15の先端側)に一体に設けられて、環状部位35Aよりも小さい径の円筒状の部位35Bと、を備えている。この環状部位35Aとノズル支持リング33とが、各スペーサ43を間にして所定の間隔をあけて互いに平行に対向して配されている。
このシュラウド35には、図4に示すように、ノズル支持リング33と同じ直径Dの同一円周上に所定間隔で離間して第二軸部39が挿通される第二軸受孔45が複数設けられている。各第二軸受孔45の内径は同一とされている。第二軸部39と第二軸受孔45とは、第二隙間SP2が形成されて嵌合されている。
ここで、ノズル支持リング33の第一軸受孔41とシュラウド35の第二軸受孔45とは、中心軸線CL1から同一距離に離間して、第一軸受孔41の中心軸線CL21及び第二軸受孔45の中心軸線CL22が一致するように、かつ中心軸線CL1に対して平行に配されている。
さらに、第二軸受孔45の内径d2は、第二隙間SP2が第一隙間SP1よりも大きくなるように、第一軸受孔41の内径d1よりも大きく形成されている。第二隙間SP2は、シュラウド35の径方向の最大熱変形量以下となっている。
図7に示すように、シュラウド35のガス流路25の一部を形成する環状部位35Aの通路壁35aには、通路壁35aとノズルベーン29との間隔をガス流路25の下流側に向かって漸次拡開させるテーパ部47が設けられている。
このテーパ部47は、ノズルベーン29がガス流路25に対して全閉したときの最下流端位置A1から全開したときの最下流端位置A2までの間に、A2位置においてA1位置から距離D1に離間して設けられている。
ノズル支持リング33とシュラウド35とは、一端部側がノズル支持リング33に固定され、他端部側がハウジング3に固定されているとともに、薄い板状の素材から環状に形成された支持部材49を介して、ハウジング3に支持されている。
シュラウド35は、ノズル支持リング33に対してスペーサ43を介して固定されている。つまり、シュラウド35、ノズル支持リング33、スペーサ43、ノズルベーン29、支持部材49等によって、一つのユニット(組立品)が構成されている。このユニットは、支持部材49の外周縁部がベアリングハウジング17とタービンハウジング21との間に挟持されることにより、ハウジング3に支持されている。
ベーンノズル駆動機構51は、コンプレッサ5側でタービン7(ガス流路25、スクロール通路23)に隣接して設けられた環状の駆動機構設置室53内に設けられている。上記駆動機構設置室53を構成している上記コンプレッサ5側の壁は、タービンハウジング21側に形成されているベアリングハウジング17のフランジ状の部位17Aによって構成されている。
ベアリングハウジング17の壁(フランジ状の部位)17Aには、円筒状のブッシュ55が貫通して一体的に設けられており、このブッシュ55には、ベーンノズル駆動機構51を駆動するための駆動軸57が回動自在に係合されている。
この駆動軸57は、駆動機構設置室53内に一端部側が位置し、駆動機構設置室53内に設けられたベーンノズル駆動機構51に内側連結部材59を介して一端部側が連動連結され、ベアリングハウジング17の外に他端部側が配されている。駆動軸57の他端部側は、外側連結部材61を介して、たとえばダイヤフラムシリンダ(図示せず)のピストンロッドが係合されている。
そして、ダイヤフラムシリンダによって上記駆動軸57が回動し、内側連結部材59とベーンノズル駆動機構51とを介して、各ノズルベーン29が回動するようになっている。
次に、本実施形態に係る可変容量型過給機1の作用について説明する。
可変容量型過給機1の稼動時には、エンジンからの排ガスが、スクロール通路23、ガス流路25を通って、タービンインペラ15に供給され、タービンインペラ15が回転している。
このとき、タービンハウジング21及びノズル支持リング33とも加熱されて熱膨張する。ここで、ノズル支持リング33は、冷却されているベアリングハウジング17に接続されているので、稼動初期時には、ノズル支持リング33とシュラウド35との間に数百度の温度差が生じる。
そのため、シュラウド35がノズル支持リング33よりも径方向に膨張しようとして、第一軸部37の中心軸線CL21が、第二軸部39の中心軸線CL22よりも径方向外方へ変形する。
この際、第二隙間SP2は、第一隙間SP1より大きく、かつシュラウド35の径方向の最大熱変形量以下となっている。そのため、ベーンノズル駆動機構51を駆動したときに、第二軸部39が第二軸受孔45に対して相対移動して、中心軸線CL1と、中心軸線CL21及び中心軸線CL22との平行状態が維持されてノズルベーン29が回動する。
また、中心軸線CL1に対して中心軸線CL21及び中心軸線CL22が傾斜した場合には、環状部位35Aの通路壁35aのテーパ部47とノズル支持リング33とが平行に近い状態で対向することになる。
一方、第一軸受孔41よりもガス流路25の上流側の壁面は、ガス流路25の上流側に広がる状態となる。そのため、通路壁35aとノズルベーン29との間の隙間が維持される。
この可変容量型過給機1によれば、第一軸部37と第二軸部39との外径が同一とされ、第一軸受孔41の内径よりも第二軸受孔45の内径のほうが大きい。すなわち、第二軸部39と第二軸受孔45との間に形成される第二隙間SP2が、第一軸部37と第一軸受孔41との間に形成される第一隙間SP1よりも大きい。
したがって、熱変動の大きいタービンハウジング21と冷却されているベアリングハウジング17との熱膨張差に伴い、シュラウド35がノズル支持リング33よりも熱変形して第一軸受孔41と第二軸受孔45との中心軸線がずれても、第二隙間SP2がこれを吸収して、第一軸部37及び第二軸部39の中心軸線CL1に対する傾斜を好適に抑えることができる。
したがって、ノズルベーン29の端面とノズル支持リング33又はシュラウド35との接触を好適に抑えて安定した運転を行うことができる。
また、通路壁35aとノズルベーン29との間隔をガス流路25の下流側に向かって漸次拡開させるテーパ部47が通路壁35aに設けられている。そのため、熱変形に伴いノズル支持リング33に対して第一軸部37及び第二軸部39が傾斜しても、シュラウド35とノズルベーン29との接触を好適に抑えることができる。
特に、テーパ部47が、ノズルベーン29が全閉したときの最下流端位置A1から全開したときの最下流端位置A2までの間に設けられている。したがって、シュラウド35の熱変形量が大きくても、第二軸受孔45より径方向外方における通路壁35aとノズルベーン29との隙間を確保するとともに、第二軸受孔45よりも径方向内方における通路壁35aとノズルベーン29との接触可能性をより低下させることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第一軸部37及び第二軸部39の外径を同一としているが、同一である必要はなく、第一隙間よりも第二隙間のほうが大きくなっていれば構わない。
本発明の一実施形態に係る可変容量型過給機を示す概略構成図である。 可変容量装置を示す図(図1のII−II断面)である。 タービンハウジングと可変容量装置の連結部近傍を示す図(図1のIII拡大)である。 ノズル支持リングを示す正面図である。 シュラウドを示す正面図である。 シュラウドを示す断面図(図5のVI−VI断面)である。 シュラウドの環状部位に形成されたテーパ部を示す図(図6のVII拡大)である。
符号の説明
1…可変容量型過給機(過給機)、 15…タービンインペラ、 17…ベアリングハウジング、 21…タービンハウジング、 25…ガス流路、 27…可変容量装置、 29…ノズルベーン、 33…ノズル支持リング(第一環状部)、 35…シュラウド(第二環状部)、 35a…通路壁、 37…第一軸部、 39…第二軸部、 41…第一軸受孔、 45…第二軸受孔、 47…テーパ部、 d1…第一軸受孔径、 d2…第二軸受孔径、 SP1…第一隙間、 SP2…第二隙間

Claims (4)

  1. タービンインペラとタービンハウジングとの間に形成されるガス流路内に配されたノズルベーンと、
    該ノズルベーンに対して同一軸線上に接続された第一軸部及び第二軸部と、
    ベアリングハウジングと接続されて前記ガス流路の一部を形成するとともに、前記第一軸部が回動可能に接続された第一環状部と、
    該第一環状部と対向して前記タービンハウジング内に設けられて前記ガス流路の一部を形成するとともに、前記第二軸部が回動可能に接続された第二環状部と、
    を有する可変容量装置を備えた過給機であって、
    前記第一軸部が挿通される第一軸受孔が前記第一環状部に設けられ、
    前記第二軸部が挿通される第二軸受孔が前記第一軸受孔の中心軸線と同一の中心軸線を有して前記第二環状部に設けられ、
    前記第二軸部と第二軸受孔との間に形成される第二隙間が前記第一軸部と前記第一軸受孔との間に形成される第一隙間よりも大きいことを特徴とする過給機。
  2. 前記第一軸部と前記第二軸部との外径が同一とされ、
    前記第一軸受孔の内径よりも前記第二軸受孔の内径のほうが大きいことを特徴とする請求項1に記載の過給機。
  3. 前記第二環状部の前記ガス流路の一部を形成する通路壁に、該通路壁と前記ノズルベーンとの間隔を前記ガス流路の下流側に向かって漸次拡開させるテーパ部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の過給機。
  4. 前記ノズルベーンが前記ガス流路に対して全閉したときの最下流端位置から全開したときの最下流端位置までの間に、前記テーパ部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の過給機。
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