JP5386078B2 - ガスタービンエンジン組立体及びロータ組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、総括的にはガスタービンエンジンに関し、より具体的にはタービンエンジンで使用する軸受組立体に関する。
少なくとも幾つかの公知のエンジンは、複数の軸受組立体を含む。幾つかの公知の軸受組立体は、オイルで潤滑されており、その場合、オイルは潤滑用管路を用いて軸受組立体に供給される。潤滑用管路は一般に、エンジン全体にわたって延びて、エンジン内の利用可能スペースの量を減少させる。
さらに、少なくとも幾つかの公知のエンジンは、使用に先立ってある期間にわたり保管される。エンジン内のオイル潤滑式軸受組立体は、保管後に該軸受組立体が潤滑状態を保つようにするための保守整備を必要とすることになる。
米国特許第5,102,237号公報 米国特許第3,915,521号公報
1つの態様では、ガスタービンエンジン組立体を提供する。本ガスタービンエンジン組立体は、圧縮機ロータと、圧縮機ロータの上流に結合された圧縮機ステータと、軸受組立体と、第2の軸受組立体とを含む。軸受組立体は、圧縮機ロータを支持するように圧縮機ロータ及び圧縮機ステータ間に結合される。軸受組立体は、圧縮機ステータの一部分に結合された一対のフォイルスラスト軸受と、一対のフォイルスラスト軸受に対してほぼ同軸に結合された一対のばねパックとを含む。第2の軸受組立体は、軸受組立体の下流に結合されかつラジアルフォイル軸受を含む。
別の態様では、ガスタービンエンジン用のロータ組立体を提供する。本ロータ組立体は、圧縮機ロータと、圧縮機ロータの上流に結合された圧縮機ステータと、実質的に圧縮機ロータ及び圧縮機ステータ間に結合された軸受組立体とを含む。軸受組立体は、圧縮機ロータを支持するように構成される。軸受組立体は、圧縮機ステータの一部分に結合された一対のフォイルスラスト軸受と、一対のフォイルスラスト軸受に対してほぼ同軸に結合された一対のばねパックとを含む。
またここでは、ガスタービンエンジンを組立てる方法を開示する。本ガスタービンエンジンは、圧縮機ロータ及び圧縮機ステータを備えた圧縮機組立体を含む。本方法は、一対のフォイルスラスト軸受及び一対のばねパックを備えた軸受組立体を圧縮機組立体の一部分内に結合して、圧縮機ロータを支持するのを可能にする段階を含む。本方法はさらに、その一対のフォイルスラスト軸受を、第1のスラスト軸受がステータの上流に結合されかつ第2のスラスト軸受がステータの下流に結合されるように、該ステータの一部分に結合する段階を含む。本方法はさらに、その一対のばねパックを、第1のばねパックが第1のスラスト軸受の上流に位置しかつ第2のばねパックが第2のスラスト軸受の下流に位置するように、その一対のフォイルスラスト軸受に対してほぼ同軸に結合して、エンジンの運転時に第1及び第2のスラスト軸受間での荷重移動を可能にする段階を含む。
図1は、コアガスタービンエンジン10の概略図である。ガスタービンエンジン10は、高圧圧縮機14、燃焼器16、高圧タービン18及びシャフト20を含み、シャフト20は、高圧圧縮機14と高圧タービン18との間を結合する。圧縮機14は、第1の圧縮機ロータ22と該第1の圧縮機ロータ22の下流に結合された隣接する第2の圧縮機ロータ24とを含む。本明細書で使用する場合、第1及び第2の圧縮機ロータ22及び24は、圧縮機14内のあらゆる2つの隣接するロータセクションとすることができる。各ロータ22及び24は、ロータディスクを含む。第1及び第2の圧縮機ロータ22及び24のディスク間にギャップ25が形成される。この例示的な実施形態では、ギャップ25は、約0.8インチである。
エンジン10の運転時に、空気流50は、エンジン10に流入し、圧縮機14を通して送られる。空気流50は、第1の圧縮機ロータ22を通して送られる。空気流50の第1の部分52は、第2の圧縮機ロータ24を通して下流方向に送られ、そこで燃料と混合されかつ点火されて燃焼ガスを発生し、燃焼ガスは、最終的に吐出ノズル出口54を通して下流方向に吐出される。空気流50の第2の部分56は、ギャップ25を通して、かつ後で詳細に説明するような空気配向組立体内に送られる。
その上、この例示的な実施形態では、コアガスタービンエンジン10はさらに、後部フレーム26及び中心体28を含む。後部フレーム26は、コアガスタービンエンジン10の一部分の周りで円周方向に延びかつ高圧タービン18から下流方向に延びる。中心体28は、内部空気ダクト30の周りで円周方向に延びかつタービン18から下流方向に延びる。中心体28は、後部フレーム26から半径方向内側にかつダクト30から半径方向外側に間隔を置いて配置される。
コアガスタービンエンジン10はまた、ダクト30を含む。ダクト30は、該ダクト30がシャフト20内にほぼ同心に整列するように、該シャフト20内に形成される。ダクト30は、第1の圧縮機ロータ22からエンジン10の後方端部33に形成された出口32まで下流方向に延びる。この例示的な実施形態では、ダクト30は、ほぼ一定の直径34を有した状態で形成される。例えば、1つの実施形態では、直径34は、約5インチである。それに代えて、直径34は、エンジン10を可能にするあらゆる寸法とすることができる。この例示的な実施形態では、高圧タービン18は、高圧タービンディスク36を含み、ディスク36は、ダクト直径34よりも大きい内径38を有する。
この例示的な実施形態では、コアガスタービンエンジン10は、高圧タービン18の下流に回転可能に結合された制御弁組立体40を含む。この例示的な実施形態では、制御弁組立体40はまた、アクチュエータ42及び該アクチュエータ42と弁本体46との間で延びるステム44を含む。この例示的な実施形態では、弁本体46は、バタフライ弁41である。別の実施形態では、弁本体46は、ボール弁である。この例示的な実施形態では、アクチュエータ42は、後部フレーム26の半径方向外側面43に結合されかつ油圧で作動する。別の実施形態では、アクチュエータ42は、制御弁組立体40が例えばそれに限定されないが電気的に又は空圧的に作動された状態で本明細書に記載するように機能するのを可能にする他のあらゆる手段によって作動する。この例示的な実施形態では、アクチュエータ42は、自動的に作動する。別の実施形態では、アクチュエータ42は、手動で作動させられる。この例示的な実施形態では、弁本体46は、ステム44に結合されて、該ステム44の回転により弁本体46の移動が制御されるようになる。ステム44は、後部フレーム26、中心体28及びダクト30を貫通して延びる。この例示的な実施形態では、本体46は、ダクト30内に回転可能に結合されて該ダクト30を通る空気の流量を選択的に制御する。この例示的な実施形態では、本体46は、ダクト30の直径34よりも僅かに小さい直径39を有する。より具体的には、この例示的な実施形態では、制御弁組立体40の作動は、空気配向組立体100の作動に電気的に結合される。
図2は、空気配向組立体100を備えたコアガスタービンエンジン10の一部分の拡大断面図である。図3は、空気配向組立体100の拡大斜視図である。この例示的な実施形態では、空気配向組立体100は、圧縮機ロータ22及び24間に結合されて、ロータ22から吐出された空気流を半径方向内向きに導いて内部空気ダクト30を通るようにする。より具体的には、この例示的な実施形態では、組立体100は、ロータ22の下流側47が組立体100に結合されまたロータ24の上流側49が組立体100に結合されるような、ギャップ25内における所定の位置に結合される。
この例示的な実施形態では、空気配向組立体100は、一対の環状リング102及び104とそれらリング間で延びる本体106とを含む。この例示的な実施形態では、リング102及び104は、それぞれ第1の圧縮機ロータ22及び隣接する第2の圧縮機ロータ24に結合される。リング102は、上流面107及び下流面108を含み、また同様に、リング104は、上流面110及び下流面112を含む。この例示的な実施形態では、リング102は、上流面107が第1の圧縮機ロータ22に対して結合されるように該第1の圧縮機ロータ22に結合される。この例示的な実施形態では、リング104は、下流面112が第2の圧縮機ロータ24に対して結合されるように該第2の圧縮機ロータ24の一部分に結合される。この例示的な実施形態では、下流面108及び上流面110は、空気が空気配向組立体100を通って流れるための流路を形成する。リング102及び104は各々、該リングを貫通して延びる複数の開口部113を含む。より具体的には、開口部113は、上流面107及び110からそれぞれの下流面108及び112まで延びる。各開口部113は、該開口部を通して少なくとも1つの締結機構114を受けるような寸法にされて、複数のボルト又はファスナを使用してそれぞれリング102及び104をロータ22及び24に結合するのを可能にする。この例示的な実施形態では、リング102における開口部113は、製造時にリング104における開口部113と同心に整列している。
この例示的な実施形態では、リング102、104及び本体106は、互いに機械的に組立てるか又は溶接して空気配向組立体100を形成する。この例示的な実施形態では、組立体100は、互いに結合されて360°リングを形成する複数のリングセグメント130を含む。リングセグメント130は、単一本体106、リング102の部分132及びリング104の部分134を含む。例えば、360°リングは、その各々が10°の角度を有する36個のリングセグメント130を含むことができる。この例示的な実施形態では、リング102、104及び本体106は、リングセグメント130が遠心荷重の下で方向転換及び/又は回転しないように互いに固定される。
この例示的な実施形態では、本体106は、空気力学的形状である。より具体的には、この例示的な実施形態では、本体106は、リング102及び104間で延びかつ該リング102及び104に取り付けられた複数の翼形形状部材で形成される。さらに、この例示的な実施形態では、翼形形状部材106は、円周方向に間隔を置いて配置されて環状リング116を形成し、リング116がリング102及び104間で延びるようになる。この例示的な実施形態では、リング102及び104は、リング116と一体形に形成される。別の実施形態では、リング102及び104は、リング116に結合され、及び/又は翼形部形状部材106が、リング116に結合される。
この例示的な実施形態では、本体106の各部材は、ほぼ同一でありかつその各々は、翼形部前縁118及び翼形部後縁120を含む。さらに、各本体106は、第1の側壁122及び第2の側壁124を含む。第1の側壁122は、凸面形でありかつ各本体106の負圧側面を形成し、また第2の側壁124は、凹面形でありかつ各本体106の正圧側面を形成する。側壁122及び124は、各本体106の前縁118及び後縁120において互いに接合される。第1及び第2の側壁122及び124は、上流側リング102から下流側リングまでのスパンにわたって延びる。
コアガスタービンエンジン10の組立て時に、高圧圧縮機14は、シャフト20に結合される。この例示的な実施形態では、空気配向組立体100は、第1及び第2の圧縮機ロータ22及び24間に結合される。空気配向組立体100は、ロータ22及び24に結合されるので、空気配向組立体100は、圧縮機ロータ22及び24と共に回転する。
図2を参照すると、運転時に、空気流50は、エンジン10に流入しかつ第1の圧縮機ロータ22を通して送られる。空気流50の第1の部分52は、第2の圧縮機ロータ24を通して下流方向に送られ、そこで燃料と混合されかつ点火されて燃焼ガスを発生し、燃焼ガスは、最終的に吐出ノズル出口54を通して下流方向に吐出される。空気流50の第2の部分56は、ギャップ25を通してかつ空気配向組立体100内に送られる。空気配向組立体100は、空気流56をダクト30内に送る。この例示的な実施形態では、空気配向組立体100は、空気流56をそれぞれリング102及び104の表面108及び110にわたって送る。さらに、空気流56は、側壁122及び124を通り過ぎるように導かれ、側壁122及び124は、空気流56をダクト30内に導く。空気流56は、該空気流がダクト30を通って流れる時にエンジン10の構成部品を冷却する。空気流56は、エンジン10の作動及び効率に悪影響を与えずに該エンジン10がより高いサイクル温度で運転するのを可能にする。より高いサイクル温度でエンジン10を運転させることにより、一定のエンジン効率を維持しながらエンジン10を縮小したエンジン寸法で製作することが可能になる。
エンジン10の運転時に、弁組立体40は、第1の作動位置48(図1に示す)と第2の作動位置(図示せず)との間で移動可能である。この例示的な実施形態では、アクチュエータ42は、油圧で駆動されかつ弁組立体40を第1の作動位置48と第2の作動位置との間で回転させるように自動的に作動する。第1の作動位置48においては、空気ダクト30を通って流れる空気流56は、弁組立体40の本体46によって妨げられず、空気流56が出口32(図1に示す)を通って吐出されるようになる。この例示的な実施形態では、弁組立体40は、エンジン10が巡航状態で運転している間は、第1の作動位置48に位置しており、
エンジン10が大きなスラストを供給するようになる。
図4は、別の空気配向組立体200を備えたコアガスタービンエンジン10の一部分の拡大断面図である。図5は、空気配向組立体200の拡大斜視図である。空気配向組立体200は、第1及び第2の圧縮機ロータ22及び24間に結合されて、第1の圧縮機ロータ22から吐出された空気流が内部空気ダクト30を通るように半径方向内向きに送られるのを可能にする。空気配向組立体200は、空気配向組立体100と同様であり、従って図2の構成部品と同じである図4の構成部品は、図2で使用したのと同じ参照符号を使用して図4において説明している。
空気配向組立体200は、第1及び第2の圧縮機ロータ22及び24間に結合される。この例示的な実施形態では、空気配向組立体200は、リング102及び104を含みかつそれらリング間で延びる本体206を有する。本体206は、環状でありかつリング102及び104に対してほぼ垂直に配向される。この例示的な実施形態では、リング102及び104は、本体206と一体形に形成される。それに代えて、リング102及び104は、本体206に結合される。具体的には、この例示的な実施形態では、本体206は、該本体206を貫通して延びる複数の開口部208を含む。開口部208は、空気配向組立体200を通して内部空気ダクト30内に空気を導くような寸法及び配向にされる。この例示的な実施形態では、開口部208は、円形形状を有している。別の実施形態では、開口部208は、方形形状を有する。さらに別の実施形態では、開口部208は、空気配向組立体200を通して空気56を送るのを可能にするあらゆる好適な形状を有する。
コアガスタービンエンジン10の組立て時に、高圧圧縮機14は、シャフト20に結合される。この例示的な実施形態では、空気配向組立体200は、第1及び第2の圧縮機ロータ22及び24間に結合されて第1の圧縮機ロータ22から吐出された空気が内部空気ダクト30を通るように内向きに送られるのを可能にする。空気配向組立体200はロータ22及び24に結合されるので、空気配向組立体200は、圧縮機ロータ22及び24と共に回転する。この例示的な実施形態では、空気配向組立体200は、ボルト又はファスナのような複数の締結機構114を用いて第1及び第2の圧縮機ロータ22及び24に結合される。各開口部113は、少なくとも1つの締結機構114を受けるような寸法にされる。この例示的な実施形態では、少なくとも1つのスリーブ220が、リング102の開口部113とリング104の同心に整列した開口部113との間に結合される。この例示的な実施形態では、スリーブ220は、リング102及び104間に溶接される。この例示的な実施形態では、締結機構114は、リング102の開口部113、リング104の同心に整列した開口部113及びスリーブ220を貫通して延び、スリーブ220が、締結機構114に生じるおそれがある曲げ応力を減少させる。
図4を参照すると、運転時に、空気流50は、エンジン10に流入しかつ第1の圧縮機ロータ22を通して送られる。空気流50の第1の部分52は、第2の圧縮機ロータ24を通して下流方向に送られ、そこで燃料と混合されかつ点火されて燃焼ガスを発生し、燃焼ガスは、最終的に吐出ノズル出口54を通して下流方向に吐出される。空気流50の第2の部分56は、ギャップ25を通してかつ空気配向組立体200内に送られる。空気配向組立体200は、空気流56をダクト30内に送る。この例示的な実施形態では、空気配向組立体200は、空気流56をそれぞれリング102及び104の表面108及び110にわたって送る。さらに、空気流56は、開口部208を通して導かれ、開口部208は、空気流56をダクト30内に導く。空気流56は、該空気流がダクト30を通って流れる時にエンジン10の構成部品を冷却する。空気流56は、エンジン10の運転及び効率に悪影響を与えずに該エンジン10がより高いサイクル温度で運転するのを可能にする。より高いサイクル温度でエンジン10を運転させることにより、一定のエンジン効率を維持しながらエンジン10を縮小したエンジン寸法で製作することが可能になる。
エンジン10の運転時に、弁組立体40は、第1の作動位置48(図1に示す)と第2の作動位置(図示せず)との間で移動可能である。この例示的な実施形態では、アクチュエータ42は、油圧で駆動されかつ弁組立体40を第1の作動位置48と第2の作動位置との間で回転させるように自動的に作動する。第1の作動位置48においては、空気ダクト30を通って流れる空気流56は、弁組立体40の本体46によって妨げられず、空気流56が出口32(図1に示す)を通って吐出されるようになる。この例示的な実施形態では、弁組立体40は、エンジン10が巡航状態で運転している間は、第1の作動位置48に位置しており、
エンジン10が大きなスラストを供給するようになる。
図6は、軸受組立体300を備えたコアガスタービンエンジン10の一部分の拡大断面図である。この例示的な実施形態では、エンジン10はさらに、該エンジン10の前方端部の一部分内に配置された軸受組立体300を含む。
この例示的な実施形態では、エンジン10はさらに、圧縮機14(図1に示す)を実質的に囲むケーシング302を含む。エンジン10はさらに、ケーシング302及び中央ハブ308間で延びる入口案内ベーン304及び前方フレーム306を含む。入口案内ベーン304は、エンジン10の入口内に配置されかつエンジン10に流入する空気流を圧縮機14に導く。
前方フレーム306及び中央ハブ308は、軸受組立体300を支持し、軸受組立体300は次に、圧縮機14をその回転を可能にするように支持する。図6に示すように、この例示的な実施形態では、軸受組立体300は、実質的に圧縮機ステータ312と圧縮機ロータ314との間に結合される。圧縮機ロータ314は、圧縮機ステータ312の下流に結合される。ステータ312及びロータ314は、ほぼT字状断面を有する交差部316を形成する。
具体的には、圧縮機ロータ314は、圧縮機ロータ22の前方シャフト333と一体形に形成され、この前方シャフト333は次に、圧縮機14を回転させる。シャフト333は、半径方向外側面329及び対向する半径方向内側面331を含む。
具体的には、ステータ312は、第1の部分320及び該第1の部分320の半径方向内側に結合された第2の部分322を含む。この例示的な実施形態では、ステータ312の第1の部分320は、ステータ312が非回転部材となるように結合機構318を用いてハブ308の一部分に結合される。第1の部分320は、締結機構324を用いて第2の部分322に結合される。第2の部分322は、第1の部分326及びほぼ垂直な第2の部分328を含む。第2の部分328は、軸方向上流面330及び対向する軸方向下流面332を含む。
この例示的な実施形態では、軸受組立体300は、実質的に圧縮機ステータ312とロータ314との間に結合されかつエンジン10の前方端部におけるエンジン間隙を保持するのを可能にする。具体的には、軸受組立体300は、一対のアキシャルフォイルスラスト軸受を有し、この一対のアキシャルフォイルスラスト軸受は、第2の部分328の上流面330に隣接して結合された第1のアキシャルフォイルスラスト軸受334と、第2の部分328の下流面332に隣接して結合された第2のアキシャルフォイルスラスト軸受336とを含む。以下でより詳細に説明するように、この一対のアキシャルフォイルスラスト軸受は、前方及び後方スラスト荷重を制御する。軸受組立体300はさらに、軸受334及び336に結合された一対のばねパックを含む。この一対のばねパックは、第1の軸受334に結合された第1のばねパック338と第2の軸受336に結合された第2のばねパック340とを含む。軸受組立体300はさらに、ばねパック338及び340に結合されて軸受組立体300を収容したハウジングを含む。ハウジングは、ばねパック338に結合された第1の部分352とばねパック340に結合された第2の部分354とを含む。例えばスパナナットのような結合機構355により、ハウジング、ばねパック及びアキシャルフォイルスラスト軸受はロータ314の一部分に結合される。軸受組立体300はまた、ロータ314の半径方向外側に結合されたラジアルフォイル軸受356を含む。
図7は、アキシャルフォイルスラスト軸受334及び336の拡大斜視図である。具体的には、アキシャルフォイルスラスト軸受334は、スラストランナ335及び環状ばね板339を含む。この例示的な実施形態では、ばね板339は、その形状が環状でありかつ複数のばね部分349、すなわちフォイル部分とノッチ347とを含む。この例示的な実施形態では、スラストランナ335及び環状ばね板339は、それらの間に間隔が形成された状態で結合される。同様に、アキシャルフォイルスラスト軸受336は、スラストランナ337及び環状ばね板343を含む。この例示的な実施形態では、ばね板343は、その形状が環状でありかつ複数のばね部分349、すなわちフォイル部分とノッチ347とを含む。この例示的な実施形態では、スラストランナ337及び環状ばね板343は、それらの間に間隔が形成された状態で互いに結合される。
より具体的には、図7に示すように、環状ばね板339は、第2の部分328の上流面330に結合され、またスラストランナ335は、上流側で環状ばね板339に結合される。この例示的な実施形態では、環状ばね板343は、第2の部分328の下流面332に結合され、またスラストランナ337は、下流側で環状ばね板343に結合される。
図8は、ばねパック338及び340並びにハウジングの拡大断面図である。具体的には、各ばねパック338及び340は、一対のカップ状ばねワッシャを含む。各ばねパック338及び340は、ばねワッシャ342及び344を含む。この例示的な実施形態では、ワッシャは、Bellevilleばねワッシャである。具体的には、各ワッシャ342及び344は、微円錐形形状を有しかつ第1の表面346及び対向する第2の表面348を含む。第1の表面346は、互いに隣接させて順次に(連続的に)結合されて軸受組立体300に対して予荷重を与える。第1のばねパック338のワッシャ344の第2の表面348は、軸受334のスラストランナ337に結合され、また第2のばねパック340のワッシャ342の第2の表面348は、軸受344のスラストランナ335に結合される。ワッシャ342及び344を連続的に結合することは、一対のばねを直列に結合することに類似しており、より大きな撓みを有する小さいばね定数を生じるようになる。さらに、ワッシャ342及び344を連続的に結合することにより、様々な用途に合わせて特定のばね定数及び撓み特性を設計することができるような、設計の自由度が得られる。
軸受組立体300はさらに、ばねパック338及び340に結合されて軸受組立体300を収容するハウジングを含む。ハウジングは、ばねパック338に結合された第1の部分352とばねパック340に結合された第2の部分354とを含む。結合機構355は、それらを貫通して延びることによってハウジング、ばねパック及びアキシャルフォイルスラスト軸受を互いに隣接させて同軸に結合する。この例示的な実施形態では、結合機構355は、ボルト又はスパナナットである。結合機構355はさらに、ハウジング、ばねパック及びアキシャルフォイルスラスト軸受を所定の予荷重でロータ314のシャフト333の一部分に結合して軸受組立体300に対してスラストを与える。予荷重は、荷重を加えて、軸受組立体300があらゆる運転状態時に適正に作動することになるようにする。
さらに、軸受組立体300は、ステータ312及びロータ314の一部分間に結合されたラジアルフォイル軸受356を含む。軸受356は、半径方向外側面358及び対向する半径方向内側面360を含む。この例示的な実施形態では、外側面358は、ステータ312の第1の部分320の半径方向外側にかつ該第1の部分にほぼ隣接して配置される。内側面360は、例えばスパナナットのような締結機構362を用いてシャフト333の一部分に結合される。
ハウジングの第1の部分352は、ばねパック338に結合され、またハウジングの第2の部分354は、ばねパック340に結合される。具体的には、第1及び第2の部分352及び354は、ワッシャ342の第2の表面348に結合される。ハウジングは、軸受組立体300を収容し、また結合機構355は、ハウジング、ばねパック及びアキシャルフォイルスラスト軸受をロータ314の一部分に結合する。結合機構355は、軸受組立体を押圧状態に保持する。
図9は、ラジアルフォイル軸受356の拡大正面図である。軸受356は、締結機構362を用いてロータ314に結合される。具体的には、この例示的な実施形態では、フォイル軸受356は、対になったレース430及び少なくとも1つのフォイル要素432を含む。対になったレース430は、外側レース434及び該外側レース434から半径方向内側に位置する内側レース436を含む。フォイル要素432は、内側レース436及び外側レース434間で延びかつその各々は、各々が外側レース434に取り付けられて該外側レース434に対して内側レース436が回転するのを可能にする複数のコンプライアス性金属フォイル要素432を含む。この例示的な実施形態では、フォイル軸受356は、ロータ上に作用する動作荷重の影響を低減すると同時に、ロータ間の間隙制御及びシールを向上させるのを可能にする。さらに、ガスタービンエンジン10内でフォイル軸受を使用することにより、該フォイル軸受が、潤滑を必要とせず、DN速度限界(Dは、ミリメータデ表わした軸受ボアの直径と定義され、またNは、毎分当りの回転数で表わした軸受の最高速度と定義される)が全くなく、保守整備を全く必要とせず、また自動式の流体力学的「フロートオンエア」装置であるので、ガスタービンエンジンの製作コストを低減するのを可能にする。
図1に示すように、軸受組立体400は、軸受組立体300の軸受356とほぼ同じである軸受402を含む。ラジアルフォイル軸受402は、例えばスパナナットのような締結機構442を用いて高圧タービンディスク36の一部分に結合される。
軸受組立体300及び400は、エンジン10が最小制御要件で運転することができるように該エンジン内で共同して機能する。軸受組立体300及び400は、エンジン10の複雑さ及びコストを軽減する無給油軸受組立体である。軸受組立体300及び400内でのオイルの必要性を排除することにより、軸受組立体300及び400が潤滑状態を保つのに必要な保守整備を回避することによって、エンジン10は該エンジンの寿命要件を満たすことが可能になる。さらに、軸受組立体300及び400内でのオイルの必要性を排除することにより、あらゆる潤滑用管路が除去されかつダクト30内の利用可能スペースが増加する。さらに、軸受組立体300及び400は、より弾性があり、従って他の公知の軸受組立体ほど簡単には損傷しない。
軸受組立体300の組立て時に、ロータ314を含むロータ22は、シャフト20に結合され、またステータ312の第1の部分320は、ハブ308と一体形に形成される。結合機構355は、軸受組立体300をステータ312の第2の部分322の一部分328に結合する。具体的には、結合機構355は、それぞれ軸受334及び336をステータ312の第2の部分322に結合し、ばねパック338及び340を軸受334及び336に結合し、またハウジングの一部分352及び354をばねパック338及び340に結合する。結合機構355は、所定の予荷重で軸受組立体300を結合して、該軸受組立体300に対してスラストを与える。予荷重は、荷重を加えて、軸受組立体300があらゆる運転状態時に適正に作動することになるようにする。軸受組立体300の一部分及びステータ312の第2の部分322を互いに結合した後に、ステータ312の第2の部分322は、機構324によりステータ312の第1の部分320に結合される。
さらに、次に、フォイル軸受356が、締結機構362を用いてロータ314のシャフト333の一部分に対して半径方向外側で結合され、フォイル軸受356の外側面358が、ステータ312の一部分320にほぼ隣接して配置されるようになる。
軸受組立体400の組立て時に、ラジアルフォイル軸受402は、例えばスパナナットのような締結機構442を用いて高圧タービンディスク36の一部分に結合される。
運転時に、エンジン10は、軸受組立体300及び400を潤滑するオイルがない状態で運転する。アキシャルフォイルスラスト軸受334及び336は、エンジン10のスラストに対して反作用する。具体的には、各軸受334及び336の部材間に形成された間隔は、運転時に例えば空気のような流体で満たされる。スラストランナ335は、ばね板339に対して高速度で回転するので、各軸受34及び336を通して流体圧力が発生して流体フィルムを形成する。同様に、スラストランナ337は、ばね板343に対して高速度で回転するので、各軸受334及び336を通して流体圧力が発生して流体フィルムを形成する。フォイルスラスト軸受334及び336の荷重能力は、それぞれスラストランナ335及び337間に形成された流体フィルムによって作用する流体力学的圧力を有する軸受のコンプライアンス性に応じて決まる。ばね板339及び343は、軸受334及び336に高い流体力学的特性を与える。軸受334及び336は、安定かつ制御した荷重の下で最も良好に機能する。ばねパック338及び340は、実質的に軸受334及び336と同時に回転して軸受334及び336全体にわたって一定のスラスト荷重を発生させ、軸受組立体300の流体力学的特性をさらに向上させる。ばねパック338及び340並びに軸受334及び336は、前方及び後方方向350及び351(図6に示す)の両方向においてクッション作用及び/又は減衰作用をもたらすことによって運転時における変化に適応する。具体的には、様々な運転状態時に、前方スラストが発生すると、軸受336が前方荷重を受け、軸受334の荷重は減少する。例えば、軸受336は、全スラスト時に前方荷重を受ける。同様に、後方スラストが発生すると、軸受334が荷重を受け、軸受336の荷重は減少する。さらに、軸受334及び336と共にばねパック338及び340は、初期エンジン始動時に生じる大きなG荷重に対する高い耐性がある。流体力学的特性を高めることにより、極めて大きな荷重状態の下での作動の改善が得られる。
さらに、エンジン10の運転時に、軸受組立体300のフォイル軸受356は、ロータ314及び次に圧縮機14がステータ312に対して一定の相対半径方向位置を維持するように、ロータ22の回転時に発生する半径方向力を吸収する。より具体的には、運転時にロータ314及び圧縮機14は強制的に半径方向外向きに押されるので、ロータ314のあらゆる半径方向移動はステータ312に伝達されて、該ロータ314及び圧縮機14が、ステータ312に対して一定の相対半径方向位置内に保持されるようになる。
エンジン10の運転時に、フォイル軸受組立体400及び軸受402は、軸受356とほぼ同様に作動して、軸受組立体400が、タービン18の回転時に発生する半径方向力を吸収するようになる。軸受組立体300及び400は、それぞれエンジン10の前方及び後方端部におけるエンジン間隙を可能にするように作動する。
本明細書に説明したエンジン10を組立てる方法は、1つの実施形態では、一対のフォイルスラスト軸受及び一対のばねパックを備えた軸受組立体を圧縮機組立体の一部分内に結合して、圧縮機ロータを支持するのを可能にする段階を含む。本方法はさらに、その一対のフォイルスラスト軸受を、第1のスラスト軸受がステータの上流に結合されかつ第2のスラスト軸受がステータの下流に結合されるように、該ステータの一部分に結合する段階を含む。本方法はさらに、その一対のばねパックを、第1のばねパックが第1のスラスト軸受の上流に位置しかつ第2のばねパックが第2のスラスト軸受の下流に位置するように、その一対のフォイルスラスト軸受に対してほぼ同軸に結合して、エンジンの運転時に第1及び第2のスラスト軸受間での荷重移動を可能にする段階を含む。
上述の軸受組立体は、エンジンのダクト内のスペースを増大させると同時に、エンジン効率を維持するのを可能にする。上述の軸受組立体はまた、他の公知の軸受組立体よりも損傷及び荷重に対してよりも対応力がある。さらに、本明細書に説明した軸受組立体は、エンジンの寿命要件に適合する。本軸受組立体はさらに、エンジンを組立てるコスト及び複雑さを低減するのを可能にする。
以上、軸受組立体の例示的な実施形態を詳細に説明している。各軸受組立体は、本明細書に説明した特定の実施形態での使用に限定されるものではなく、むしろ、各軸受組立体は、本明細書に記載した他の構成要素から独立してかつ別個に利用することができる。さらに、本発明は、詳細に上述した軸受組立体の実施形態に限定されるものではない。むしろ、特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内で、その他の軸受組立体の変形形態を利用することができる。
本発明を様々な特定の実施形態に関して説明してきたが、本発明が特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の変更で実行することができることは当業者には明らかであろう。
例示的なコアガスタービンエンジンの断面図。 図1に示す例示的なコアガスタービンエンジンの一部分の拡大断面図。 図2に示すコアガスタービンエンジンで使用する空気配向組立体の拡大斜視図。 別の空気配向組立体を備えた、図1に示すコアガスタービンエンジンの一部分の拡大断面図。 図4に示す空気配向組立体の拡大斜視図。 図1に示すコアガスタービンで使用する軸受組立体の拡大断面図。 図6に示す軸受組立体の一部分の拡大斜視図。 図6に示すスラスト軸受の一部分の拡大断面図。 図6に示すラジアル軸受組立体の一部分の拡大正面図。
符号の説明
10 コアガスタービンエンジン
14 高圧圧縮機
16 燃焼器
18 高圧タービン
20 シャフト
22 第1の圧縮機ロータ
24 第2の圧縮機ロータ
25 ギャップ
26 後部フレーム
28 中心体
30 ダクト
32 出口
33 後方端部
34 直径
36 高圧タービンディスク
38 内径
39 直径
40 弁組立体
41 バタフライ弁
42 アクチュエータ
43 半径方向外側面
44 ステム
46 弁本体
47 下流側
48 第1の作動位置
49 上流側
50 空気流
52 第1の部分
54 吐出ノズル出口
56 第2の部分
100 空気配向組立体
102 リング
104 リング
106 単一本体
107 上流面
108 下流面
110 上流面
112 下流面
113 開口部
114 締結機構
116 リング
118 翼形部前縁
120 翼形部後縁
122 第1の側壁
124 第2の側壁
130 リングセグメント
132 部分
134 部分
200 空気配向組立体
206 本体
208 開口部
220 スリーブ
300 軸受組立体
302 ケーシング
304 入口案内ベーン
306 前方フレーム
308 ハブ
312 ステータ
314 圧縮機ロータ
316 交差部
318 結合機構
320 第1の部分
322 第2の部分
324 締結機構
326 第1の部分
328 第2の部分
329 半径方向外側面
330 上流面
331 半径方向内側面
332 下流面
333 前方シャフト
334 軸受
335 スラストランナ
336 軸受
337 スラストランナ
338 ばねパック
339 環状ばね板
340 ばねパック
342 ばねワッシャ
343 環状ばね板
344 ワッシャ
346 第1の表面
347 ノッチ
348 第2の表面
349 ばね部分
350 後方方向
351 前方方向
352 第1の部分
354 第2の部分
355 結合機構
356 ラジアルフォイル軸受
358 外側面
360 内側面
362 締結機構
400 軸受組立体
402 フォイル軸受
430 対になったレース
432 フォイル要素
434 外側レース
436 内側レース
442 締結機構

Claims (10)

  1. 圧縮機ロータ(314)と、
    前記圧縮機ロータの上流に結合された圧縮機ステータ(312)と、
    前記圧縮機ロータ及び圧縮機ステータ間に結合されて該圧縮機ロータを支持するようになった軸受組立体(300)と、
    を含み、前記軸受組立体が、
    前記圧縮機ステータの一部分に結合された一対のフォイルスラスト軸受(334、336)と、
    前記一対のフォイルスラスト軸受に対してほぼ同軸に結合された一対のばねパック(338、340)と、
    前記軸受組立体の下流に結合されかつラジアルフォイル軸受(402)を備えた第2の軸受組立体(400)と、を含む、
    ガスタービンエンジン組立体。
  2. 前記圧縮機ステータ(312)が、第1の部分(320)及び前記第1の部分の半径方向内側に結合された第2の部分(322)を含み、
    前記第の部分が、軸方向に延びる部分(326)と該軸方向に延びる部分からほぼ垂直に半径方向に延びる部分(328)とを含み、
    前記半径方向に延びる部分(328)が、軸方向上流面(330)及び対向する軸方向下流面(332)を含み、
    前記圧縮機ロータが、半径方向外側面(329)及び対向する半径方向内側面(331)を含む、
    請求項1記載のガスタービンエンジン組立体。
  3. 前記一対のフォイルスラスト軸受(334、336)が、
    前記半径方向に延びる部分(328)前記軸方向上流面(330)に結合された第1のフォイルスラスト軸受(334)と、
    前記半径方向に延びる部分(328)前記軸方向下流面(332)に結合された第2のフォイルスラスト軸受(336)と
    からなる、請求項2記載のガスタービンエンジン組立体。
  4. 前記軸受組立体(30)が、
    前記第1のフォイルスラスト軸受(334)の上流に結合された第1のばねパック(338)と、
    前記第2のフォイルスラスト軸受(336)の下流に結合された第2のばねパック(340)と、をさらに含む、
    請求項3記載のガスタービンエンジン組立体。
  5. 各前記ばねパック(338、340)が、少なくとも第1のワッシャ(342)及び第2のワッシャ(344)を含み、
    前記第1のワッシャ及び第2のワッシャの各々が、第1の表面(346)及び対向する第2の表面(348)を含む、
    請求項4記載のガスタービンエンジン組立体。
  6. ケーシング(302)と、
    中央ハブ(308)と、
    前記ケーシング(302)及び前記中央ハブ(308)との間で延び該中央ハブ(308)と共に前記軸受組立体(300)を支持する前方フレーム(306)と、
    前記圧縮機ステータ(312)が非回転部材となるように該圧縮機ステータ(312)の前記第1の部分(320)を前記ハブ(308)の一部分に結合するようになった結合機構(318、353)と
    をさらに含む、請求項記載のガスタービンエンジン組立体。
  7. 前記軸受組立体(30)が、第2の半径方向外側面(358)及び第2の半径方向内側面(360)を備えたラジアルフォイル軸受(356)をさらに含み、
    前記軸受組立体が、前記ラジアルフォイル軸受を前記圧縮機ロータ(314)の一部分に結合するスパナナット(355)をさらに含み、
    前記第2の半径方向外側面が、前記圧縮機ステータ(312)の第の部分(320)に隣接して結合される、
    請求項1記載のガスタービンエンジン組立体。
  8. ガスタービンエンジン用のロータ組立体であって、
    圧縮機ロータ(314)と、
    前記圧縮機ロータの上流に結合された圧縮機ステータ(312)と、
    前記圧縮機ロータ及び圧縮機ステータ間に結合されて該圧縮機ロータを支持するようになった軸受組立体(30)と、を含み、
    前記軸受組立体が、前記圧縮機ステータの一部分に結合された一対のフォイルスラスト軸受(334、336)と、前記一対のフォイルスラスト軸受に対してほぼ同軸に結合された一対のばねパック(338、340)とを含む、
    ロータ組立体。
  9. 前記圧縮機ステータ(312)が、第1の部分(320)及び前記第1の部分の半径方向内側に結合された第2の部分(322)を含み、
    前記第の部分が、軸方向に延びる部分(326)と該軸方向に延びる部分からほぼ垂直に半径方向に延びる部分(328)とを含み、
    前記半径方向に延びる部分(328)が、軸方向上流面(330)及び対向する軸方向下流面(332)を含み、
    前記圧縮機ロータが、半径方向外側面(329)及び対向する半径方向内側面(331)を含む、
    請求項8記載のロータ組立体。
  10. 前記一対のフォイルスラスト軸受(334、336)が、
    前記半径方向に延びる部分(328)前記軸方向上流面(330)に結合された第1のフォイルスラスト軸受(334)と、
    前記半径方向に延びる部分(328)前記軸方向下流面(332)に結合された第2のフォイルスラスト軸受(336)と
    からなる、請求項9記載のロータ組立体。
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