JP4983517B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
このようなインクジェットプリンタにおいて印刷を行う場合、用紙に吐出されたインク滴によって用紙が膨潤して波打つ、所謂、コックリングという現象が発生することがある。そして、このコックリングが生じると、用紙が印刷ヘッドに接触して用紙が汚れたりジャム障害が生じたりするおそれがある。
また、短冊状の無端ベルトを複数本並べ、無端ベルト間に設けた空気吸引口から空気を吸引することにより、用紙を無端ベルトに押し付けて搬送する印刷装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
前記搬送機構は、前記被印刷物の搬送方向に沿って配列され、前記被印刷物を搬送するための複数の搬送ベルトと、
それぞれの前記搬送ベルトの幅方向両側部に設けられ、前記搬送ベルトによる前記被印刷物の搬送面よりも前記印刷ヘッドから離れた位置で前記被印刷物を吸引する吸引口と、
それぞれの前記搬送ベルトの間で前記幅方向に隣り合う前記吸引口の間に形成され、前記吸引口よりも前記印刷ヘッドから離れた位置に底面を有する逃げ凹部と、を備えている。
また、吸引口が搬送ベルトの搬送面よりも印刷ヘッドから離れた位置であるため吸引口によって引き寄せられた被印刷物が吸引口に接触しない。さらに、搬送ベルトの間における隣接した吸引口の間では吸引による湾曲が大きくなり易いが、その位置では逃げ凹部の底面が吸引口よりも印刷ヘッドから離れた位置であるため、被印刷物が逃げ凹部の底面に接触することも防がれる。したがって、吸引口によって引き寄せられた被印刷物が吸引口及び逃げ凹部の底面に接触して搬送抵抗が増大するような不具合もなくすことができる。しかも、吸引口を被印刷物の良好な吸引に影響ない程度に搬送面に近接した位置とすることにより、コックリングを生じた被印刷物を確実に吸引して印刷ヘッドから離れる方向へ湾曲させることができる。
これにより、被印刷物の印刷ヘッドへの接触やジャム障害の発生を防止しつつ円滑かつ高精度に被印刷物を搬送し、良好に印刷を行うことができる。
なお、本実施形態では、印刷装置としてインクジェットプリンタを例示して説明する。
また、サブカセット6を装填したプリンタ1内の装填方向前方側の位置には、サブカセット6のプリンタ1に対する着脱によってON・OFFするサブカセット検出センサ5cが設けられている。
このメインカセット42は、その内部に、小判の用紙Pを積層して収容する収容空間Sを有しており、この収容空間S内には、用紙昇降機構43が設けられており、この用紙昇降機構43によって収容空間S内に積層状態で収容した小判の用紙Pの最上部が所定の高さ位置とされる。
また、この昇降板44には、メインカセット設置部41に対するメインカセット42の着脱により出没するピン45によってON・OFFするメインカセット検出センサ46が設けられている。
そして、メインカセット設置部41には、メインカセット42が給紙ポジションに配置されたことを検出する給紙ポジション検出センサ47及びメインカセット42が待機ポジションに配置されたことを検出する待機ポジション検出センサ48が設けられている。
図6から図9に示すように、搬送機構70は、上面が印刷基準面としてのプラテン71であってインクジェットヘッド22に対向した吸引ブロック72を有している。この吸引ブロック72は、内部に空間部S1が形成された箱状のもので、下部には、空間部S1内の空気を吸い出す吸引ブロア74が設けられている。
また、搬送ベルト80の下流側における上部には、搬送ベルト80の対向位置で搬送ベルト80に沿って間隔をあけて配置された複数対の送りローラ83,84及び各搬送ベルト80の間に設けられた押圧ローラ85が設けられている。送りローラ83,84及び押圧ローラ85は、ブラケット86に回転可能に支持されている。送りローラ83は、駆動プーリ79の直上に配置されており、搬送ベルト80を介して駆動プーリ79との間で用紙Pを挟持する。送りローラ84は、送りローラ83より上流側に配置され、搬送ベルト80の上で送りローラ83に到達する前の用紙Pの浮き上がりを防止する。また、押圧ローラ85は駆動プーリ79より上流側であって搬送ベルト80同士の間で用紙Pの浮き上がりを防止する。
すると、搬送ベルト80と押さえローラ81との間へ送り込まれた用紙Pが、搬送ベルト80及び押さえローラ81に挟持されて後方へ送り出され、さらに、搬送ベルト80によって下流側へ搬送され、その間に、インクジェットヘッド22によって印刷処理が行われる。
また、このとき、搬送ベルト80の中間に配置された押圧ローラ85によって、搬送ベルト80間で用紙Pが下方へ押圧される。これにより、コックリングが生じた用紙Pは、搬送ベルト80間でさらに確実に下方へ湾曲される。
また、搬送ベルト80としてタイミングベルトを用いることにより、搬送ベルト80の厚さによらず搬送を高精度に制御することが可能であり、搬送ベルト80の空回りもなく、用紙Pの搬送精度を高めて高精度に印刷を行うことができる。
図11に示すように、この搬送機構120では、搬送ベルト80の幅方向中央部の下方位置に、空間部S1と連通する複数の連通孔121が形成されている。そして、この連通孔121は、搬送ベルト80の歯80aの隙間を介して搬送ベルト80の両側部で外部に連通している。この外部に連通した開口が、搬送面80bより僅かに低い位置の吸引口102aとなっている。
この搬送機構120では、吸引ブロア74によって空間部S1内の空気が吸引されると、連通孔121及び搬送ベルト80の歯80aの隙間を介して搬送ベルト80の両側部の吸引口102aから空気が吸引される。
つまり、この搬送機構120では、搬送ベルト80の搬送方向に連続した吸引口102aが形成されており、搬送方向にわたってより均一な吸引効果を得やすくなっている。
Claims (4)
- シート状の被印刷物を一枚ずつ搬送する搬送機構と、前記搬送機構によって搬送される被印刷物に対してインクを吐出する印刷ヘッドとを備えた印刷装置であって、
前記搬送機構は、前記被印刷物の搬送方向に沿って配列され、前記被印刷物を搬送するための複数の搬送ベルトと、
それぞれの前記搬送ベルトの幅方向両側部に設けられ、前記搬送ベルトによる前記被印刷物の搬送面よりも低い位置に設けられた吸引面と、
前記吸引面に前記被印刷物を吸引するように設けられた吸引口と、
それぞれの前記搬送ベルトの間で前記幅方向に隣り合う前記吸引面の間に形成され、前記吸引面よりも低い位置に底面を有する逃げ凹部と、を備えている印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記搬送ベルトは前記幅方向に沿う複数の歯を有するタイミングベルトである印刷装置。 - 請求項2に記載の印刷装置において、
前記吸引口は、前記搬送ベルトの前記幅方向両側部で前記歯の隙間と連通して開口し、前記歯の隙間を介して前記搬送ベルトの内周面側に向けて吸引する構成である印刷装置。 - 請求項1から3の何れか一項に記載の印刷装置において、
前記搬送機構には、前記被印刷物の搬送方向の下流側における前記搬送ベルトの間に、前記被印刷物を押圧する押圧ローラが設けられている印刷装置。
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