JPS5930606B2 - シ−ト搬送装置 - Google Patents
シ−ト搬送装置Info
- Publication number
- JPS5930606B2 JPS5930606B2 JP4084680A JP4084680A JPS5930606B2 JP S5930606 B2 JPS5930606 B2 JP S5930606B2 JP 4084680 A JP4084680 A JP 4084680A JP 4084680 A JP4084680 A JP 4084680A JP S5930606 B2 JPS5930606 B2 JP S5930606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- belt
- sheet conveyance
- suction
- conveyance device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子写真装置あるいは印刷装置等に使用され
るシート搬送装置に関する。
るシート搬送装置に関する。
例えば、電子写真装置のシート搬送経路は、転写位置を
中心として配置された給紙部と定着部の位置によつて決
つて＜るが、第１図に見られるように、複数の給紙カセ
ット６、６を装填するようにした近年の電子写真装置に
あつては、給紙部の占めるスペースが大きくなる関係上
、特に転写部から定着部にかけての経路を長くしたわあ
るいは傾斜を持たせたクしなければならなくなる。
中心として配置された給紙部と定着部の位置によつて決
つて＜るが、第１図に見られるように、複数の給紙カセ
ット６、６を装填するようにした近年の電子写真装置に
あつては、給紙部の占めるスペースが大きくなる関係上
、特に転写部から定着部にかけての経路を長くしたわあ
るいは傾斜を持たせたクしなければならなくなる。
このようなことは、電子写真装置に限らず一般の印刷装
置等にも見られるところであり、通常このような場合に
は、吸引装置２によりシートを搬送ベルト１上に密着さ
せて搬送する手段が構じられている。なお、第１図中符
号３は感光体ドラム、４はレジストローラ、５は給紙ロ
ーラ、７は転写、分離チャージャ、８は定着ユニット、
９は分離爪をそれぞれ示している。第２図に示したもの
は、このシート搬送装置の代表的なものの一つであり、
多数の孔１ａを列設した数条の平ベルト１、・・・をバ
キューム・チエンバ２の通気孔２ａ上に沿わせて張架、
駆動し、通気孔２ａを介して孔１ａに作動する吸引力に
よつてシートを平ベルト１上に密着させて搬送するもの
である。
置等にも見られるところであり、通常このような場合に
は、吸引装置２によりシートを搬送ベルト１上に密着さ
せて搬送する手段が構じられている。なお、第１図中符
号３は感光体ドラム、４はレジストローラ、５は給紙ロ
ーラ、７は転写、分離チャージャ、８は定着ユニット、
９は分離爪をそれぞれ示している。第２図に示したもの
は、このシート搬送装置の代表的なものの一つであり、
多数の孔１ａを列設した数条の平ベルト１、・・・をバ
キューム・チエンバ２の通気孔２ａ上に沿わせて張架、
駆動し、通気孔２ａを介して孔１ａに作動する吸引力に
よつてシートを平ベルト１上に密着させて搬送するもの
である。
ところが、このように、平ベルト１自体に孔１ａを設け
ると、その縁が通気孔２ａの縁などに触れてじきに破損
するので、通常は強靭な商人わベルト等が使用されてい
るが、これらのベルトは一般に弾力性に欠けるため、駆
動ローラ、従動ローラ以外にテンションローラを設けて
平ベルト１に常時張力を持たせなければならなくなり、
装置をいたずらに複雑かつ大型にしてしまう不都合があ
つた。また、第３図に示した装置は、バキューム・チエ
ンバ２の通気孔２ｂを弾性平ベルト１の間に設けたもの
で、これまた広〈使用されている装置であるが、この装
置ではベルト間に大きな吸引力が働く反面、肝賢な平ベ
ルト１上での吸引力は小さく、摩擦力として効かされる
割合が低くなつてその分吸引ファンの容量を大きくしな
ければならない。
ると、その縁が通気孔２ａの縁などに触れてじきに破損
するので、通常は強靭な商人わベルト等が使用されてい
るが、これらのベルトは一般に弾力性に欠けるため、駆
動ローラ、従動ローラ以外にテンションローラを設けて
平ベルト１に常時張力を持たせなければならなくなり、
装置をいたずらに複雑かつ大型にしてしまう不都合があ
つた。また、第３図に示した装置は、バキューム・チエ
ンバ２の通気孔２ｂを弾性平ベルト１の間に設けたもの
で、これまた広〈使用されている装置であるが、この装
置ではベルト間に大きな吸引力が働く反面、肝賢な平ベ
ルト１上での吸引力は小さく、摩擦力として効かされる
割合が低くなつてその分吸引ファンの容量を大きくしな
ければならない。
本発明は上述した装置の欠点に鑑み、弾性ベルトが使用
できしかも格別大きな吸引装置を必要としないで、ハガ
キ等の厚口紙あるいは摩擦力の小さなシートも支障なく
搬送し得る新たなシート搬送装置を提供することを目的
とするものである。
できしかも格別大きな吸引装置を必要としないで、ハガ
キ等の厚口紙あるいは摩擦力の小さなシートも支障なく
搬送し得る新たなシート搬送装置を提供することを目的
とするものである。
以下、本発明の詳細を図面に基づいて説明する。第４図
は本発明の一実施例を示すものであジ、１０はバキユー
ム・チエンバ１３上に間隔を置いて配設された数条の平
ベルトで、駆動プーリ１１と従動プーリ１２間に自己の
弾性により緊張状態を保つて張架している。上記したバ
キユーム・チエンバ１３の上面は、第５，６図に見られ
るように、平ベルト１０の移動経路に沿つて段差１４が
形成されていて、シート搬送面は可及的に平坦にされて
いる。また、この段差１４の底面には適所に吸引孔１５
が穿成され、さらに、これらの吸弓孔１５からは平ベル
ト１０の巾方向に向けて導通路１６が延び、この導通路
１６の先端は、平ベルト１０の側面でその長手方向に開
いた開口１ｒに達し、平ベルト１０の両側部表面に吸引
力を作用？せている。な訃、図中符号１８は、バキユー
ム・チエンバ一１８の側面に取付けられた側板で、駆動
プーリ１１と従動プーリ１２の各軸端はこの側板１８に
軸支されている。
は本発明の一実施例を示すものであジ、１０はバキユー
ム・チエンバ１３上に間隔を置いて配設された数条の平
ベルトで、駆動プーリ１１と従動プーリ１２間に自己の
弾性により緊張状態を保つて張架している。上記したバ
キユーム・チエンバ１３の上面は、第５，６図に見られ
るように、平ベルト１０の移動経路に沿つて段差１４が
形成されていて、シート搬送面は可及的に平坦にされて
いる。また、この段差１４の底面には適所に吸引孔１５
が穿成され、さらに、これらの吸弓孔１５からは平ベル
ト１０の巾方向に向けて導通路１６が延び、この導通路
１６の先端は、平ベルト１０の側面でその長手方向に開
いた開口１ｒに達し、平ベルト１０の両側部表面に吸引
力を作用？せている。な訃、図中符号１８は、バキユー
ム・チエンバ一１８の側面に取付けられた側板で、駆動
プーリ１１と従動プーリ１２の各軸端はこの側板１８に
軸支されている。
上述した実施例に｝いて、バキユーム・チエンバ一１３
内は、直接またはダクトを介して図示しない吸引フアン
による吸引作用を受けて卦り、この作用はさらに吸引孔
１５、導通路１６を介して平ベルト１０の両側に延びた
開口１７にまで及んでいる。
内は、直接またはダクトを介して図示しない吸引フアン
による吸引作用を受けて卦り、この作用はさらに吸引孔
１５、導通路１６を介して平ベルト１０の両側に延びた
開口１７にまで及んでいる。
したがつて、いま、転写を終えたシートＰが分離爪９に
剥され、感光体ドラム１０から押し出されるようにして
バキユーム・チエンバ一１３上に乗り移つてくると、平
ベルト１０の両側部に位置する開口１７がこのンートＰ
を吸引して平ベルト１０士に密着させる。この結果、シ
ートＰはベルト１０との間の摩擦によつて所定の位置ま
で確実に搬送されることになる。以上は電子写真装置の
シート搬送装置についての説明であるが、本発明はこの
種の装置に限定されるものでなく、例えば印刷機等に施
されるシート搬送装置にも適用し得ることは云うよでも
ない。
剥され、感光体ドラム１０から押し出されるようにして
バキユーム・チエンバ一１３上に乗り移つてくると、平
ベルト１０の両側部に位置する開口１７がこのンートＰ
を吸引して平ベルト１０士に密着させる。この結果、シ
ートＰはベルト１０との間の摩擦によつて所定の位置ま
で確実に搬送されることになる。以上は電子写真装置の
シート搬送装置についての説明であるが、本発明はこの
種の装置に限定されるものでなく、例えば印刷機等に施
されるシート搬送装置にも適用し得ることは云うよでも
ない。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、ベルト
に近接した部分でシートを吸引し、吸引したシートをそ
のままベルト上に密着するようにしているので、長いシ
ート搬送経路を持つもの、あるいは上向きのシート搬送
経路を持つものに卦いても、シートとベルトとの間に生
じる大きな摩擦力によつて確実に搬送することができる
ぱかりでなく、吸引フアン等を可及的に小さくして装置
の小型化を図ることができ、さらに、低温低湿時のよう
に摩擦力の低下する環境下に卦いても、あるいは・・カ
ギのように小さくしかも厚手のものに対しても、確実な
搬送機能を発揮する。また、ベルト下方の吸引孔によつ
てベルト自体の浮きを抑えることができるので、たとえ
ベルトの張力が十分でなくても気室士に完全に密着した
状態で移動させることができる。さらに、ベルト自体に
何らの加工も要しないから、一般的な弾性ベルトを使用
してもその耐久性は損われず、かつベルトにテンシヨン
を作用させる特別の装置も要しないから、装置を簡素化
させることが可能となる。気温２９゜Ｃ１湿度５０Ｃ！
）の環境下で、同一吸引装置（最大静圧９．５ｍｍＡｇ
１５０Ｈｚ）を使用して実験を行つたところ、従来装置
によるシート搬送力は４〜９９であつたのに対し、本発
明装置のシート搬送力は１５〜２２ｇであつた。
に近接した部分でシートを吸引し、吸引したシートをそ
のままベルト上に密着するようにしているので、長いシ
ート搬送経路を持つもの、あるいは上向きのシート搬送
経路を持つものに卦いても、シートとベルトとの間に生
じる大きな摩擦力によつて確実に搬送することができる
ぱかりでなく、吸引フアン等を可及的に小さくして装置
の小型化を図ることができ、さらに、低温低湿時のよう
に摩擦力の低下する環境下に卦いても、あるいは・・カ
ギのように小さくしかも厚手のものに対しても、確実な
搬送機能を発揮する。また、ベルト下方の吸引孔によつ
てベルト自体の浮きを抑えることができるので、たとえ
ベルトの張力が十分でなくても気室士に完全に密着した
状態で移動させることができる。さらに、ベルト自体に
何らの加工も要しないから、一般的な弾性ベルトを使用
してもその耐久性は損われず、かつベルトにテンシヨン
を作用させる特別の装置も要しないから、装置を簡素化
させることが可能となる。気温２９゜Ｃ１湿度５０Ｃ！
）の環境下で、同一吸引装置（最大静圧９．５ｍｍＡｇ
１５０Ｈｚ）を使用して実験を行つたところ、従来装置
によるシート搬送力は４〜９９であつたのに対し、本発
明装置のシート搬送力は１５〜２２ｇであつた。
第１図は電子写真装置の例で示したシート搬送経路の説
明図、第２，３図は従来のシート搬送装置の上面図、第
４図は本発明の一実施例を示す装置の斜視図、第５図は
同上装置の要部を示す上面図、第６図は第５図のＡ−Ａ
線での断面図である。 １０・・・平ベルト、１３・・・バキユーム●チエンバ
、１４・・・段差、１５・・・吸引孔、１６・・・導通
路、１７・・・長形溝。
明図、第２，３図は従来のシート搬送装置の上面図、第
４図は本発明の一実施例を示す装置の斜視図、第５図は
同上装置の要部を示す上面図、第６図は第５図のＡ−Ａ
線での断面図である。 １０・・・平ベルト、１３・・・バキユーム●チエンバ
、１４・・・段差、１５・・・吸引孔、１６・・・導通
路、１７・・・長形溝。
Claims (1)
- １ 負圧発生手段を備えた気室表面をシート摺接面とし
て形成し、該摺接面に複数のシート搬送ベルトを間隔を
置いて張架したシート搬送装置において、上記摺接面に
シート搬送ベルトの各側縁に沿つて開口する長形溝を形
成するとともに、該長形溝をシート搬送ベルトの下方に
穿設した気体吸引孔に導通させたことを特徴とするシー
ト搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4084680A JPS5930606B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | シ−ト搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4084680A JPS5930606B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | シ−ト搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56136713A JPS56136713A (en) | 1981-10-26 |
| JPS5930606B2 true JPS5930606B2 (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=12591945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4084680A Expired JPS5930606B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | シ−ト搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930606B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0560104U (ja) * | 1991-12-28 | 1993-08-06 | 日本碍子株式会社 | 電力機器の操作装置 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2128953B (en) * | 1982-10-28 | 1986-04-09 | Bishopbarn Ltd | Conveyor with suction means for holding articles in contact therewith |
| JPS62136471A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電印刷装置の用紙搬送装置 |
| GB8800720D0 (en) * | 1988-01-13 | 1988-02-10 | Xerox Corp | Plural belt document feeder |
| JP4983517B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-07-25 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
| JP5163156B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2013-03-13 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
| JP5163157B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2013-03-13 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
| JP2014122999A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 搬送装置及び画像形成装置 |
| KR101651253B1 (ko) * | 2014-05-29 | 2016-08-26 | 주식회사 탑 엔지니어링 | 스크라이브 장치용 이송 밸트 및 이를 갖는 스크라이브 장치 |
-
1980
- 1980-03-28 JP JP4084680A patent/JPS5930606B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0560104U (ja) * | 1991-12-28 | 1993-08-06 | 日本碍子株式会社 | 電力機器の操作装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56136713A (en) | 1981-10-26 |
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