JPH0560104U - 電力機器の操作装置 - Google Patents

電力機器の操作装置

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JPH0560104U
JPH0560104U JP11345091U JP11345091U JPH0560104U JP H0560104 U JPH0560104 U JP H0560104U JP 11345091 U JP11345091 U JP 11345091U JP 11345091 U JP11345091 U JP 11345091U JP H0560104 U JPH0560104 U JP H0560104U
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JP
Japan
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box
brake
drive motor
inspection door
release
Prior art date
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Pending
Application number
JP11345091U
Other languages
English (en)
Inventor
和正 島田
正司 余語
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器ボックスを開閉することなくブレーキ付
き駆動モータのブレーキを解除できる電力機器の操作装
置とする。 【構成】 電力機器を開閉操作する駆動モータ6を収納
する機器ボックス1に操作ボックス2を併設する。駆動
モータ6のブレーキ解除レバー6dに操作ボックス2内
に延長するブレーキ解除手段17を連結し、操作ボック
ス2の点検扉20を開いて解除操作をする。また、解除
した状態では解除手段17の操作ハンドル22が点検扉
10と衝当して点検扉を閉じることができない

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、断路器,遮断器,開閉器などの電力機器の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
断路器等の電力機器の操作装置は、ブレードの動作の終了端にロックを確実な ものとするためブレーキ機構を内蔵した駆動モータにより駆動している。この駆 動モータは周知の通り動力操作時にはブレーキを解除して駆動軸を回動し、その 他の場合にはブレーキがかかって駆動軸を回動しないようにされている。そして 、この種駆動モータは手動によりブレーキを解除して駆動軸を回動できるように ブレーキ解除レバーが設けられている。従って、従来電力機器を点検する際には ブレーキ解除レバーによりブレーキを解除してから作業を行っていた。
【0003】 ここで、操作装置の機器ボックスには、駆動モータによる駆動部の他、補助開 閉器部、継電器部、及び手動操作部などの機器が収納されているため、近年では ほこりや湿気等からこれらを保護し、また特に機器ボックス内を乾燥状態に維持 して水分による凍結を防止するために密封化して、無保守によっても信頼性を高 めた操作装置が要求されるようになった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、電気機器を点検する際に機器ボックスを開いて行うのでは、煩雑であ るばかりか、その際収納された機器が外気に触れるなどの問題点があった。
【0005】 また、ブレーキを解除して点検作業を行ない、解除状態のままうっかり点検作 業を終了することがあると、電気機器の動作が不安定となって誤作動により事故 の原因となる場合がある。
【0006】 このため、請求項1の考案では簡単な構造でかつ機器ボックスを開閉すること なくブレーキを解除できる電力機器の操作装置とすることを目的としている。
【0007】 また、請求項2の考案では解除忘れを防止する電力機器の操作装置とすること を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の考案では、ブレーキ機構を内蔵する駆動モータを収納し て密封された機器ボックスと、機器ボックスに併設され、点検扉により開閉可能 とされた操作ボックスと、駆動モータのブレーキ解除レバーに連結され、操作ボ ックス内に延長された解除手段とを設けている。
【0009】 また請求項2の考案では、ブレーキ機構を内蔵する駆動モータ等の機器を収納 した機器ボックスと、機器ボックスに併設され、点検扉により開閉可能とされた 操作ボックスと、駆動モータのブレーキ解除レバーに連結され、操作ボックス内 に延長された解除手段と、解除手段にブレーキを解除した状態で点検扉の閉鎖を 妨げる閉鎖阻止手段とを設けている。
【0010】
【作用】
請求項1の考案では、機器ボックスとこれに併設された操作ボックスが設けら れている。この機器ボックスは操作スピンドルを駆動する駆動モータが収納され ている。そして機器ボックス内は密封されているため、外部から水分の浸入がな く、またほこり等から保護される。
【0011】 点検時に操作スピンドルを手動により回動可能とするためには、駆動モータの ブレーキを解除して行う。この際駆動モータのブレーキ解除レバーに解除手段が 連結され、その端部は操作ボックス内に延長されているため、操作ボックス内で ブレーキ解除操作を行うことができ、機器ボックスを開く必要がない。
【0012】 また、請求項2の考案では、請求項1の考案に加えて、解除手段はブレーキを 解除した状態で点検扉を閉じることができない閉鎖阻止手段を設けているので、 仮に点検終了後にブレーキを解除したままで終了しようとしても、点検扉を閉じ ることができず、ブレーキの解除忘れを防止することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上詳説したように、請求項1の考案はブレーキ機構を内蔵する駆動モータを 収納して密封された機器ボックスと、機器ボックスに併設され、点検扉により開 閉可能とされた操作ボックスと、駆動モータのブレーキ解除レバーに連結され、 操作ボックス内に延長された解除手段としているため、断路器を点検する際に機 器ボックスを開いて行う必要がなく、点検作業を簡単に行なうことができるとと もに、収納された機器が外気に曝されることもないため信頼性の高い操作装置と することができる。
【0014】 また請求項2の考案では、請求項1の考案に加え、解除手段にブレーキを解除 した状態で点検扉の閉鎖を妨げる閉鎖阻止手段を設けているので、ブレーキを解 除したままで点検を終了することが防止される。
【0015】
【実施例】
以下、この考案を断路器の操作装置に適用した例を図1から図5に基づいて詳 細に説明する。
【0016】 図1、図2はこの操作装置の概略を示し、断路器の架台(図示しない。)に機 器ボックス1が取付けられ、その機器ボックス1の横面には操作ボックス2が併 設されている。機器ボックス1の前面部には密封蓋3がボルト4により取付けら れ、パッキン5により機器ボックス1内を密閉している。これにより±0.3kg f/cm2の気密性を保持して温度変化による外気の侵入を防ぎ、収納している機器 をほこりや湿気等から保護している。機器ボックス1内には駆動モータ6が配設 されている他、補助開閉器7や継電器8等の必要な機材が配設されている。
【0017】 操作ボックス2は機器ボックス1の側板である区画板1a(図3参照)を底面 とし、右方に突出してロ字状の箱状に形成されて、開口部は点検扉10に覆着さ れている。この点検扉10は蝶番11aにより開閉可能とされ、ロック11bに よりロック可能とされている。そしてこの操作ボックス2内には端子台12、刃 形開閉器13、配線用遮断器14、押しボタンスイッチ15など操作に必要な器 具が配設されている。
【0018】 機器ボックス1内に配設された駆動モータ6は駆動軸6aの回動力をギヤ機構 6bにより減速させて機器ボックス1の上部から延出された操作スピンドル6c を回動して断路器の開閉をするようになっている。なお、機器ボックス1の上部 には操作スピンドル6cを手動により回動する手動操作部9が設けられている。
【0019】 また、駆動モータ6の底面にはブレーキ解除レバー6dが設けられ、このブレ ーキ解除レバー6dを図3に一点鎖線により示されているように約90゜回動す ることにより、ブレーキを解除することができる。
【0020】 ブレーキ解除レバー6dの先端には図3,図4に示されるように連結ピン16 により解除手段17が連結されている。解除手段17は連結ピン16に回動可能 に連結されたヒンジピース18、このヒンジピース18に連結された第1ロッド 19、第1ロッド19から直角方向に連結された第2ロッド20、第2ロッド2 0に再び直角方向に連結されて第1ロッド19の軸線方向とされた第3ロッド2 1、及び第3ロッド21の先端に取付けられた操作ハンドル22から形成されて いる。第3ロッド21は区画板1aに形成した取付孔1bをブッシュ23内を挿 通して操作ボックス2内に延長されている。
【0021】 ブッシュ23は図4に示されるようにパッキン24,25により機器ボックス 1の気密性を確保している。また区画板1aには取付ピン30によりコ字状のガ イド片26が取付けられている。このガイド片26に第3ロッド21が挿通され て、第3ロッド21を矢線a方向に引出すようにされている。また第3ロッド2 1には所定のストローク押し込めた際にストッパとなるストップリング27が固 定されている。このガイド片26に蝶ねじ29により操作ハンドル22が固定さ れ、操作ハンドル22が何かの拍子に抜けないようにされている。そして、蝶ね じ29を取り外して操作ハンドル22を抜き出すことができ、操作ハンドル22 を握って引張るとブレーキが解除されるブレーキ解除レバー6dの回動する範囲 まで引出される。 この操作ハンドル22が引き出されると、図5に示されるように、点検ボックス 2から突出し、点検扉10の蓋裏に操作ハンドル22が衝当して点検扉10を閉 じることができなくなって、閉鎖阻止手段を構成することになる。また、操作ハ ンドル22を押込むと、ブレーキ解除レバー6dが回動されてブレーキが掛かる 。
【0022】 次にこの実施例の作用について説明する。
【0023】 今、点検する際には、駆動モータ6を駆動する指令が伝達されると、駆動モー タ6が回転駆動し、操作スピンドル6cを回動させて断路器を開放する。
【0024】 この断路器の開放状態の下で、点検者は点検扉10を開いて、解除手段17に よりブレーキを解除する。解除するには、蝶ねじ29を取外して操作ハンドル2 2をガイド片26との係合を外してから、解除手段17の操作ハンドル22を握 って矢線a方向に引き出すと第3ロッド21はブッシュ23内を気密状態のまま 摺動し、ブレーキ解除レバー6dが約90゜回動する量だけ引出される。これに より、ブレーキが解除されて、駆動軸6aは回動可能となり、手動操作部9を操 作して、操作スピンドル6cを手動により回動させて断路器の点検することがで きる。この際図5に示されているように操作ハンドル22は操作ボックス2から 突出しているため、点検扉10を閉じることができず、開いたまま点検作業がな される。そして点検作業を終了する際には解除手段17の操作ハンドル22をス トッパ30が区画板1aに当接するまで押し込める。するとブレーキ解除レバー 6dは反時計方向に回動して駆動軸6aにブレーキが掛かる。そして点検扉10 を閉じればよい。
【0025】 仮にブレーキを解除したままの状態で点検作業を終了しようとしても、操作ハ ンドル22が点検扉10の内側に衝当して閉じることができない。このため、点 検者はブレーキを解除したままであることに気付き、必ず操作ハンドル22を押 し込めてから点検扉10を閉じることとなり、解除したままの状態で点検を終了 することが防止される。
【0026】 この実施例では、機器ボックス1の側面に操作ボックス2を併設しているが、 必ずしも側面である必要はなく、操作ボックスを機器ボックスの前面側に併設し たり、下側に併設してもよい。
【0027】 また、この実施例の解除手段17では、操作ハンドル22を引き出してブレー キを解除する例を示したが、操作ハンドル22を回転して解除する構成としても よい。なお、この際操作ハンドル22の先端が操作ボックス2の開口縁から外方 に突出して、点検扉10を閉じることを阻止する構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】密閉蓋の一部を切欠いた正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】解除手段を示す平断面図である。
【図4】解除手段を示す縦断面図である。
【図5】閉鎖阻止手段が点検扉に当接した状態を示す作
用図である。
【符号の説明】
1…機器ボックス 2…操作ボックス 3…密封蓋 6…駆動モータ 6d…ブレーキ解除レバー 10…点検扉 17…解除手段 22…操作ハンドル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ機構を内蔵する駆動モータを収
    納して密封された機器ボックスと、 該機器ボックスに併設され、点検扉により開閉可能とさ
    れた操作ボックスと、 駆動モータのブレーキ解除レバーに連結され、操作ボッ
    クス内に延長された解除手段とを設けたことを特徴とす
    る電力機器の操作装置。
  2. 【請求項2】 ブレーキ機構を内蔵する駆動モータ等の
    機器を収納した機器ボックスと、該機器ボックスに併設
    され、点検扉により開閉可能とされた操作ボックスと、 駆動モータのブレーキ解除レバーに連結され、操作ボッ
    クス内に延長された解除手段と、 該解除手段にブレーキを解除した状態で点検扉の閉鎖を
    妨げる閉鎖阻止手段とを設けたことを特徴とする電力機
    器の操作装置。
JP11345091U 1991-12-28 1991-12-28 電力機器の操作装置 Pending JPH0560104U (ja)

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JP11345091U JPH0560104U (ja) 1991-12-28 1991-12-28 電力機器の操作装置

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JP11345091U JPH0560104U (ja) 1991-12-28 1991-12-28 電力機器の操作装置

Publications (1)

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JPH0560104U true JPH0560104U (ja) 1993-08-06

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ID=14612543

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JP11345091U Pending JPH0560104U (ja) 1991-12-28 1991-12-28 電力機器の操作装置

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JP (1) JPH0560104U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930606B2 (ja) * 1980-03-28 1984-07-27 株式会社リコー シ−ト搬送装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930606B2 (ja) * 1980-03-28 1984-07-27 株式会社リコー シ−ト搬送装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970422